JP5321123B2 - ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 - Google Patents
ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5321123B2 JP5321123B2 JP2009039313A JP2009039313A JP5321123B2 JP 5321123 B2 JP5321123 B2 JP 5321123B2 JP 2009039313 A JP2009039313 A JP 2009039313A JP 2009039313 A JP2009039313 A JP 2009039313A JP 5321123 B2 JP5321123 B2 JP 5321123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- processed product
- processing
- pair
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
(1) 軸受の軌道輪である被加工物及び加工完了品を給排位置と加工位置との間で交換搬送可能なワークチェンジャであって、
中心軸が水平に配置された前記被加工物及び前記加工完了品をそれぞれ保持可能であり、前記被加工物及び前記加工完了品の外形より大きく且つ相似形状とされた略C字溝状の一対の保持部が両端部に設けられ、水平に配置された回転軸回りに180°づつ間欠回転することによって、一方の前記保持部に保持された前記被加工物を前記給排位置近傍から前記加工位置近傍へ搬送すると同時に、他方の前記保持部に保持された前記加工完了品を前記加工位置近傍から前記給排位置近傍へ搬送可能な板状の旋回アームと、
モータによって前記旋回アームを前記加工位置から離間または接近する方向に移動させ、前記加工位置及び加工位置近傍において前記被加工物及び前記加工完了品を前記保持部とワーク支持装置との間で受け渡しする直線移動機構と、
前記旋回アームの一対の保持部に臨むように揺動自在にそれぞれ取り付けられ、ばねの弾性力によって揺動して前記保持部に挿入された前記被加工物及び前記加工完了品に当接して保持可能な腕部をそれぞれ有する一対のクランプレバーと、
前記給排位置に対応して配設され、前記クランプレバーを前記ばねの弾性力に抗して揺動させて前記被加工物及び前記加工完了品の前記クランプレバーによる保持を解除するシリンダ装置と、
前記加工位置に対応して配設され、前記直線移動機構による前記旋回アームの前記加工位置への接近移動に伴って前記クランプレバーに当接し、前記ばねの弾性力に抗して揺動させて前記被加工物及び前記加工完了品の前記クランプレバーによる保持を解除するストッパと、
を備え、
前記旋回アームの間欠回転時には、前記旋回アームの前記保持部は、前記被加工物及び前記加工完了品を、前記クランプレバーによって保持可能であることを特徴とするワークチェンジャ。
(2) 上記(1)に記載のワークチェンジャを備えることを特徴とする加工ユニット。
(3) 上記(1)に記載のワークチェンジャをそれぞれ備える第1及び第2の加工ユニットと、
互いに接近または離間して前記被加工物及び前記加工完了品を狭持する一対の把持腕、前記一対の把持腕を退避位置及び作動位置に移動させるアクチュエータ、及び前記一対の把持腕を前記アクチュエータと共に水平方向に移動させる水平移動機構、を有し、該各加工ユニットの給排位置にアクセス可能なワーク搬送装置と、を備え、
前記被加工物及び前記加工完了品を前記一対の把持腕で狭持して前記旋回アームの前記保持部に搬送し、また前記保持部から搬出することを特徴とする加工装置。
なお、図2では、便宜上、旋回アーム21の上側の保持部25が給排位置SPに位置し、下側の保持部25が加工位置WP近傍に位置した状態を示す。また、下側の被加工物(または加工完了品)のみについては、破線で加工位置WPにある場合についても示している。
なお、この被加工物11Aの供給と並行して、下側の保持部25の側では、先に挿入された被加工物の加工が行われている。
旋回アーム21の間欠回転中、軌道輪11A、11Bは、いずれもクランプレバー28の他方の腕28bが引っ張りばね32の弾性力によって当接するので、確実に保持されている。
なお、水平移動機構63は、3本のねじ軸66をそれぞれモータで独立に駆動しているか、同期運転可能であれば、各移動基台65を1本のねじ軸66によって移動するようにしてもよい。第1の移動基台65が搬入位置IPから給排位置SP1への搬送を、第2の移動基台65が給排位置SP1から給排位置SP2への搬送を、第3の移動基台65が給排位置SP2から搬出位置OPへの搬送を、それぞれ受け持つ。
特に、3台の移動基台65による搬送を同時に並行して行うことができ、しかもこれらの作業は超仕上加工部10A,10Bによる加工と並行して行うことができるので、さらなるサイクルタイム短縮を可能とする。
例えば、上記の実施形態において、超仕上盤は、2台の超仕上加工部を備えたものとして説明したが、これに限定されず、3台以上の超仕上加工部を有するものであっても1台だけであってもよく、同様に構成することができる。
また、被加工物供給装置は前工程の加工装置とすることができ、更に、搬出装置は後工程の加工装置としてもよい。
さらに、加工ユニットとして超仕上加工部を、加工装置として超仕上盤とする場合を示したが、これに限らず、研削加工装置や切削加工装置などにも適用可能である。さらにまた、ワーク搬送装置としてボールねじ機構を用いているが、例えば、リニアモータを用いてもよく、その場合、搬入位置IPから搬出位置OPに渡る1つの固定子上に、3つの独立に移動可能な移動子を組合せるようにしてもよい。
また、被加工物も転がり軸受の軌道輪としたが、円筒状のものなら適用可能である。さらに、旋回アームの間欠回転は180°ずつ周方向の旋回でも、180°づつ反転させるようにしてもよい。
10A 第1の超仕上加工部
10B 第2の超仕上加工部
11 軌道輪(ワーク)
11A 軌道輪(被加工物)
11B 軌道輪(加工完了品)
11C 加工素材
11D 半加工品
11E 加工完了品
13 ワークチェンジャ
15 シュー(ワーク支持装置)
21、21A、21B 旋回アーム
25 保持部
28 クランプレバー
28b 他方の腕(腕部)
32 引っ張りばね
34 シリンダ装置
36 ストッパ
40 直線移動機構
50 超仕上盤
60 ワーク搬送装置
61 把持腕
62 アクチュエータ
63 水平移動機構
HP 作動位置
RP 退避位置
SP(SP1、SP2) 給排位置
WP(WP1、WP2) 加工位置
Claims (3)
- 軸受の軌道輪である被加工物及び加工完了品を給排位置と加工位置との間で交換搬送可能なワークチェンジャであって、
中心軸が水平に配置された前記被加工物及び前記加工完了品をそれぞれ保持可能であり、前記被加工物及び前記加工完了品の外形より大きく且つ相似形状とされた略C字溝状の一対の保持部が両端部に設けられ、水平に配置された回転軸回りに180°づつ間欠回転することによって、一方の前記保持部に保持された前記被加工物を前記給排位置近傍から前記加工位置近傍へ搬送すると同時に、他方の前記保持部に保持された前記加工完了品を前記加工位置近傍から前記給排位置近傍へ搬送可能な板状の旋回アームと、
モータによって前記旋回アームを前記加工位置から離間または接近する方向に移動させ、前記加工位置及び加工位置近傍において前記被加工物及び前記加工完了品を前記保持部とワーク支持装置との間で受け渡しする直線移動機構と、
前記旋回アームの一対の保持部に臨むように揺動自在にそれぞれ取り付けられ、ばねの弾性力によって揺動して前記保持部に挿入された前記被加工物及び前記加工完了品に当接して保持可能な腕部をそれぞれ有する一対のクランプレバーと、
前記給排位置に対応して配設され、前記クランプレバーを前記ばねの弾性力に抗して揺動させて前記被加工物及び前記加工完了品の前記クランプレバーによる保持を解除するシリンダ装置と、
前記加工位置に対応して配設され、前記直線移動機構による前記旋回アームの前記加工位置への接近移動に伴って前記クランプレバーに当接し、前記ばねの弾性力に抗して揺動させて前記被加工物及び前記加工完了品の前記クランプレバーによる保持を解除するストッパと、
を備え、
前記旋回アームの間欠回転時には、前記旋回アームの前記保持部は、前記被加工物及び前記加工完了品を、前記クランプレバーによって保持可能であることを特徴とするワークチェンジャ。 - 請求項1に記載のワークチェンジャを備えることを特徴とする加工ユニット。
- 請求項1に記載のワークチェンジャをそれぞれ備える第1及び第2の加工ユニットと、
互いに接近または離間して前記被加工物及び前記加工完了品を狭持する一対の把持腕、前記一対の把持腕を退避位置及び作動位置に移動させるアクチュエータ、及び前記一対の把持腕を前記アクチュエータと共に水平方向に移動させる水平移動機構、を有し、該各加工ユニットの給排位置にアクセス可能なワーク搬送装置と、を備え、
前記被加工物及び前記加工完了品を前記一対の把持腕で狭持して前記旋回アームの前記保持部に搬送し、また前記保持部から搬出することを特徴とする加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009039313A JP5321123B2 (ja) | 2009-02-23 | 2009-02-23 | ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009039313A JP5321123B2 (ja) | 2009-02-23 | 2009-02-23 | ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010194625A JP2010194625A (ja) | 2010-09-09 |
JP5321123B2 true JP5321123B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=42819901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009039313A Active JP5321123B2 (ja) | 2009-02-23 | 2009-02-23 | ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5321123B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11426783B2 (en) | 2019-03-12 | 2022-08-30 | Nsk Ltd. | Workpiece changer, workpiece conveyor device, processing device, method for manufacturing ring bearing, method for manufacturing machine, and method for manufacturing vehicle |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002215A (zh) * | 2014-05-28 | 2014-08-27 | 浙江正威机械有限公司 | 双道式同基准铝排转接装置 |
CN106826478A (zh) * | 2016-07-08 | 2017-06-13 | 深圳市普盛旺科技有限公司 | 砂带抛光机 |
WO2020183768A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日本精工株式会社 | ワークチェンジャ、ワーク搬送装置、加工装置、及び、リング軸受の製造方法、機械の製造方法、車両の製造方法 |
CN113520223B (zh) * | 2021-06-29 | 2022-10-25 | 上海高仙自动化科技发展有限公司 | 晶面机、调节工装及间隙调节方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553355Y2 (ja) * | 1978-02-07 | 1980-12-10 | ||
JPH066251B2 (ja) * | 1985-06-20 | 1994-01-26 | 株式会社日研工作所 | マシニングセンターの加工物マガジン |
JPH03196936A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-28 | Nippon Seiko Kk | アンローディング装置 |
JP2002370135A (ja) * | 2001-06-19 | 2002-12-24 | Kojima Engineering:Kk | 芯取り機のワーク交換装置 |
JP2007000943A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Toyo Seiki Kogyo Co Ltd | 機械加工システム |
-
2009
- 2009-02-23 JP JP2009039313A patent/JP5321123B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11426783B2 (en) | 2019-03-12 | 2022-08-30 | Nsk Ltd. | Workpiece changer, workpiece conveyor device, processing device, method for manufacturing ring bearing, method for manufacturing machine, and method for manufacturing vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010194625A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6459524B2 (ja) | 複合研削盤および研削方法 | |
US8360819B2 (en) | Method for grinding a machine part, and grinding machine for carrying out said method | |
JP5321123B2 (ja) | ワークチェンジャ、加工ユニット、及び加工装置 | |
KR20120033307A (ko) | 연삭 지지 장치 | |
JP5257065B2 (ja) | 被加工物支持体および機械加工装置 | |
RU2697533C1 (ru) | Круглошлифовальный станок | |
JP2010115749A (ja) | 球面加工機 | |
JP2017124484A (ja) | 研削・研磨複合加工装置及び研磨装置 | |
JP2009297842A (ja) | ワーク外周部の研磨装置および研磨方法 | |
JP2011241983A (ja) | ボールねじのスピンドルナットにおけるボール溝の加工方法及び装置 | |
JP2016203357A (ja) | 複合研削盤及び複合研削方法 | |
JP7021455B2 (ja) | 加工装置 | |
JP6540243B2 (ja) | 超仕上げ装置、及び超仕上げ装置を備えた複合研削盤 | |
JP6943691B2 (ja) | 加工装置及びそれを用いた加工方法 | |
JPH09285927A (ja) | ワーククランプ装置 | |
JP2000263393A (ja) | 研削装置 | |
JP5006008B2 (ja) | 研削盤 | |
JP3323435B2 (ja) | 薄板状工作物の両面研削方法 | |
JP2004025375A (ja) | 超仕上げ盤 | |
JP2014008547A (ja) | 軸状のワークの研削盤 | |
JP2005262342A (ja) | 振れ止め装置を備えた工作機械 | |
JP5290084B2 (ja) | 研削装置 | |
JP6927779B2 (ja) | 加工装置及びそれを用いた加工方法 | |
JP6107348B2 (ja) | 内面研削盤 | |
JP2000317799A (ja) | 外径鍔2面同時研削方法およびその研削盤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5321123 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |