JP2014078320A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014078320A
JP2014078320A JP2012223852A JP2012223852A JP2014078320A JP 2014078320 A JP2014078320 A JP 2014078320A JP 2012223852 A JP2012223852 A JP 2012223852A JP 2012223852 A JP2012223852 A JP 2012223852A JP 2014078320 A JP2014078320 A JP 2014078320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting device
rod
organic
surface light
light emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012223852A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiichiro Miwa
泰一郎 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2012223852A priority Critical patent/JP2014078320A/ja
Publication of JP2014078320A publication Critical patent/JP2014078320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】面発光体を有するものの、既存の直管型の蛍光灯用の取付機構に対して容易に取り付けることできる照明装置を提供すること。
【解決手段】一対の支持部によって支持される照明装置であって、面発光体と、前記一対の支持部に着脱自在な一対の接続部が両端に配置された棒状体と、前記面発光体を前記棒状体から吊り下げるとともに、前記面発光体への電力供給路をなす電力配線と、を有し、前記電力配線は、前記棒状体の周方向において移動自在であること。
【選択図】図1

Description

本発明は、面発光体を有する照明装置に関する。
照明用機器として白熱電球や蛍光灯が、従来から広く使用されている。これに対し、近年の面発光照明機器が、そのソフトな印象の光を照射できることや省エネルギー性能に優れていることなどの理由から次世代照明として注目を浴びており、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL(Electro Luminescence)、OEL:Organic Electro Luminescence)、無機エレクトロルミネッセンス、或いは発光ダイオードと導光板とを組合せたものが開発されている。これらの中において、有機ELは、機器の小型軽量化が可能であり、発熱量も小さいといった点で注目されている。
有機ELは有機物質からなる発光材料に電圧を印可してエネルギーを付与し、励起された当該発光材料が元の状態に戻る際に、光としてエネルギーを放出する現象のことをいう。有機EL技術を用いた発光素子である有機EL素子には、有機物質からなる発光材料を含む有機層と、当該有機層を挟むように対向した2個の電極(陰極及び陽極)と、を基板上に順次積層した構造が一般的に用いられている。
有機ELは、発光材料の種類を変えることによって発光波長を変更することができるため、例えば赤色、緑色、青色の3種類の発光材料を混合することにより、有機EL素子から白色光を得ることができる。また、例えば異なる発光材料を含んだ2種類以上の有機EL素子をストライプ状に交互に形成することにより、各々の有機EL素子に独立して電流を供給する可変色の照明パネルを得ることができる。
このような照明パネルは、一般的な照明用途に用いることができる他、建屋内、乗物内のインテリア、またはエクステリアなどに用いることも可能である。有機EL素子を用いた発光パネルを一般的な照明として用いた例が、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2011−18483号公報
しかしながら、有機EL素子を用いた照明装置の開発は進んでいるものの、従来の照明装置は依然として様々な場所に使用されており、特に、直管型の蛍光灯は屋内及び屋外に多く使用されている。このため、屋内及び屋外には直管型の蛍光灯用の取付機構が設けられているが、有機EL素子を用いた照明装置は蛍光灯とは外形が異なるため、当該取付機構を介して当該照明装置をそのまま設置することができず、既存の蛍光灯に代えて当該照明装置を容易に取り付けることができなかった。
また、蛍光灯用の取付機構を取り外し、有機EL素子を用いた照明装置を設置することができる取付機構を設けようとすると、比較的に大がかりな工事となり、高い工事費用が必要となる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、面発光体を有するものの、既存の直管型の蛍光灯用の取付機構に対して容易に取り付けることできる照明装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の照明装置は、一対の支持部によって支持される照明装置であって、面発光体と、前記一対の支持部に着脱自在な一対の接続部が両端に配置された棒状体と、前記面発光体を前記棒状体から吊り下げるとともに、前記面発光体への電力供給路をなす電力配線と、を有し、前記電力配線は、前記棒状体の周方向において移動自在であることを特徴とする。
本発明によれば、従来の直管型の蛍光灯とは異なる光出射特性を有する面発光体を光源としつつも、従来の直管型の蛍光灯の取付機構に対して容易に着脱することができる照明装置を提供することができる。
実施例に係る照明装置の概略構成斜視図である。 実施例に係る照明装置の構成部材である面発光体の正面図である。 実施例に係る照明装置の構成部材である面発光体の裏面図である。 実施例に係る照明装置の構成部材である有機ELパネルの斜視図である。 実施例に係る照明装置の構成部材である有機ELパネルの断面図である。 XY平面にて一部を切断した状態の棒状体の内部を示した平面図である。 XZ平面における図6の棒状体の拡大断面図である。 図6の棒状体の一端部分の拡大図である。 実施例に係る照明装置の部分的な電気回路図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 実施例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 図8と同様にして示す、変形例に係る棒状体の一端部分の拡大図である。 図8と同様にして示す、変形例に係る棒状体の一端部分の拡大図である。 図7と同様にして示す、変形例に係る棒状体のXZ平面における拡大断面図である。 変形例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。 変形例に係る照明装置を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について、実施例及び変形例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施例及び変形例の説明に用いる図面は、いずれも本発明による照明装置及びその構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、各構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。更に、実施例及び変形例で用いる様々な数値は、いずれも一例を示すものであり、必要に応じて様々に変更することが可能である。
<照明装置の全体構成>
先ず、図1を参照しつつ、本発明の実施例に係る照明装置の全体構成を説明する。図1は、本実施例に係る照明装置1の概略構成斜視図である。図1において、照明装置1の伸長方向をX方向、照明装置1の幅方向(当該伸長方向に直交する方向)をY方向、照明装置1の高さ方向をZ方向と定義する。
図1から分かるように、照明装置1は、光照射面側全体で発光(すなわち、面発光)する面発光体2、従来から存在する公知の蛍光灯を取り付けるための1対の支持部(蛍光灯の口金が差し込まれる部材であるソケット)に対して着脱自在な棒状体3、及び面発光体2を棒状体3から吊り下げるとともに面発光体2への電力供給路をなす電力配線4を有している。従って、本実施例に係る照明装置1においては、当該1対の支持部を介して棒状体3に供給される外部電力が、電力配線4を経由して面発光体2に供給され、これによって面発光体2から所望の光が照射され、照明装置1の周囲が当該光によって照らされることになる。
以下に、おいて、照明装置1を構成する面発光体2、棒状体2、電力配線4について、図1乃至図9を参照しつつ詳細に説明する。
(面発光体)
先ず、図1乃至図3を参照しつつ面発光体2の全体的な構造について詳細に説明する。ここで、図2は本実施例に係る面発光体2の正面図(すなわち、発光面側の平面図)であり、図3は本実施例に係る面発光体2の裏面図(すなわち、非発光面側の平面図)である。なお、図2及び図3におけるX方向及びY方向は、図1におけるX方向及びY方向に対応している。
図1乃至図3から分かるように、面発光体2は、板状に形成された2枚の有機エレクトロルミネッセンスパネル(有機ELパネル)2aがヒンジ2bによって接続された構造を有している。より具体的には、X方向に延在する長辺と、Y方向に延在する短辺とからなる長方形状の有機ELパネル2aの長辺同士がヒンジ2bによって接続され、2枚の有機ELパネル2aは、ヒンジ2bを回動軸として自在に回動する。ここで、ヒンジ2bにはバネ等からなる回動抑制機構が設けられており、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を0度から180度の範囲において自在に変更することができる。また、ヒンジ2bは、面発光体2の発光面とは反対側(すなわち、非発光面側)に取り付けられている。このような構造から、面発光体2は、全体として平坦な形状を形成することができ、更には全体として2枚の有機ELパネル2aの境界で折り曲げられた形状を形成することもできる。
また、図3に示すように、有機ELパネル2aのそれぞれの裏面には、2個の外部接続パッド2c、2dが形成されている。外部接続パッド2c、2dには電力配線4が電気的に接続されている。ここで、外部接続パッド2cが有機ELパネル2aの陽極と電気的に接続しており、外部接続パッド2dが有機ELパネル2aの陰極と電気的に接続している。これにより、有機ELパネル2aに所望の電力を供給することが可能となり、有機ELパネル2aを面発光させることができる。なお、外部接続パッド2c、2dと電力配線4とは、半田等により接合されてもよく、着脱自在とする機械的な接続機構によって接続されてもよい。
次に、照明装置1の面発光体2を構成する有機ELパネル2aについて、図4及び図5を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図4は本実施例に係る有機ELパネル2aの斜視図であり、図5は本実施例に係る有機ELパネル2aの断面図である。なお、図4及び図5におけるX方向、Y方向、及びZ方向は、図1におけるX方向、Y方向、及びZ方向に対応している。
図4に示すように、有機ELパネル2aは、透明基板11、有機EL素子12、光拡散部13、及び封止部14から構成されている。また、有機EL素子12は、発光色が赤色である有機EL素子12R、発光色が緑色である有機EL素子12G、発光色が青色である有機EL素子12Bの3種類に分類される。
本実施例において、透明基板11は、ガラス製の基板である。なお、透明基板11は、可視光を透過する特性を有する基板であればよく、例えば、ポリエステル、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート又はポリスルホン等の透明な樹脂;セラミックスなどから構成されてもよい。
より具体的な有機ELパネル2aの構成として、透明基板11の有機EL素子形成面11a上には、有機EL素子12R、有機EL素子12G、及び有機EL素子12Bが各々複数個ずつ、隣接する素子同士が互いに離間してストライプ状に並設されている。これらの有機EL素子は、有機EL素子12R、12G、12Bの順序で繰り返して並置されている。このような構成により、有機EL素子12Rから放射される赤色の光、有機EL素子12Gから放射される緑色の光、及び有機EL素子12Bから放射される青色の光を合成し、有機ELパネル2aから全体的に均一色の合成光を放射することになる。なお、各色の光を放射する有機EL素子12R、12G、12Bのそれぞれの個数は1個ずつであってもよいが、発光面の拡大化及び有機ELパネル2aの高輝度化及び良好な光の混合を図る場合には、多くの有機EL素子12R、12G、12Bを並置することが好ましい。なお、本実施例において、有機EL素子12R、12G、12Bは、空隙18によって分断されているが、空隙18の代わりに、樹脂等による隔壁(図示せず)を設けて各素子を分断してもよい。
図5に示すように、発光色が赤色である有機EL素子12Rは、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)15R、陽極15R上に形成された有機層16R、及び有機層16R上に形成された陰極(金属電極)17Rから構成されている。同様に、発光色が緑色である有機EL素子12Gは、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)15G、陽極15G上に形成された有機層16G、有機層16G上に形成された陰極(金属電極)17Gから構成され、発光色が青色である有機EL素子12Bは、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)15B、陽極15B上に形成された有機層16B、有機層16B上に形成された陰極(金属電極)17Bから構成されている。なお、陽極15R、15G、15Bのいずれかを選択しない場合には単に陽極15と称し、有機層16R、16G、16Bのいずれかを選択しない場合には単に有機層16と称し、陰極17R、17G、17Bのいずれかを選択しない場合には単に陰極17と称する場合がある。すなわち、本実施例において、透明基板11上には、各有機EL素子12を構成する陽極15、有機層16及び陰極17が順次積層されている。
また、陽極15、有機層16及び陰極17の平面形状(すなわち、面積)は略同一である。従って、陽極15、有機層16及び陰極17の側面は同一平面であり、有機EL素子12の形状は、直方体である。
本実施例においては、陽極15は、インジウム錫酸化物(ITO)から構成されている。このため、陽極15は、有機層16に正孔を注入する機能を有し、且つ有機層16からの発光に対して透光性を備えている。すなわち、陽極15は、透明電極として機能する。陽極15の形成は、スパッタリング法や真空蒸着法等により行われる。陽極15の表面には、陽極15上の不純物除去や、イオン化ポテンシャルの調整による正孔注入性向上の点から、紫外線照射やオゾン処理をしてから有機層16を形成することが好ましい。
なお、陽極15は、インジウム錫酸化物から構成されていることに限定されることなく、有機層16に正孔を注入する機能を有し、且つ有機層16からの発光に対して透光性を備えていれば、例えば、インジウム亜鉛酸化物等の金属酸化物、アルミニウム、金、銀、ニッケル、パラジウム、白金等の金属、ヨウ化銅等のハロゲン化金属、カーボンブラック、ポリ(3−メチルチオフェン)、ポリピロール等の導電性高分子等から構成されてもよい。また、陽極15は、有機EL素子12R、12G、12B毎に異なる材料から構成されてもよい。
図5において図示されていないが、有機EL素子は、更に正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層及び/又は電子注入層を有していてもよい。その場合、陽極15側から正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層の順に積層された構造を有していることが好ましい。なお、このような積層構造の場合、有機層16は正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層から構成されてもよく、これらの一部の層から構成されてもよい。すなわち、各層の材料に有機材料を用いるか否かによって、有機層16を構成する層が異なってくる。
上記正孔注入層及び正孔輸送層は、正孔輸送性の材料から形成されることが好ましく、芳香族アミン誘導体、フタロシアニン誘導体、ポルフィリン誘導体、オリゴチオフェン誘導体、ポリチオフェン誘導体、ベンジルフェニル誘導体、フルオレン基で3級アミンを連結した化合物、ヒドラゾン誘導体、シラザン誘導体、シラナミン誘導体、ホスファミン誘導体、キナクリドン誘導体、ポリアニリン誘導体、ポリピロール誘導体、ポリフェニレンビニレン誘導体、ポリチエニレンビニレン誘導体、ポリキノリン誘導体、ポリキノキサリン誘導体、カーボン等が挙げられる。また、電子輸送層は、電子輸送性の材料から形成されることが好ましく、例えば、8−ヒドロキシキノリンのアルミニウム錯体などの金属錯体、10−ヒドロキシベンゾ[h]キノリンの金属錯体、オキサジアゾール誘導体、ジスチリルビフェニル誘導体、シロール誘導体、3−ヒドロキシフラボン金属錯体、5−ヒドロキシフラボン金属錯体、ベンズオキサゾール金属錯体、ベンゾチアゾール金属錯体、トリスベンズイミダゾリルベンゼン、キノキサリン化合物、フェナントロリン誘導体、2−t−ブチル−9,10−N,N’−ジシアノアントラキノンジイミン、n型水素化非晶質炭化シリコン、n型硫化亜鉛、n型セレン化亜鉛などが挙げられる。電子注入層は、仕事関数の低い金属からなることが好ましい。例としては、ナトリウムやセシウム等のアルカリ金属、バリウムやカルシウムなどのアルカリ土類金属などが挙げられる。
上記発光層に用いられる発光材料としては、以下のものが挙げられる。赤色発光を与える発光材料としては、例えば、DCM(4−(dicyanomethylene)−2−methyl−6−(p−dimethylaminostyryl)−4H−pyran)系化合物、ベンゾピラン誘導体、ローダミン誘導体、ベンゾチオキサンテン誘導体、アザベンゾチオキサンテン等が挙げられる。また、緑色発光を与える発光材料としては、例えば、キナクリドン誘導体、クマリン誘導体、Al(C96NO)3等のアルミニウム錯体等が挙げられる。更に、青色発光を与える発光材料としては、例えば、ナフタレン、ペリレン、ピレン、アントラセン、クマリン、p−ビス(2−フェニルエテニル)ベンゼン及びそれらの誘導体等が挙げられる。なお、上述した発光材料は、いずれか1種類のみを用いてもよく、2種類以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
本実施例においては、陰極17は、透光性を有する必要がないため、アルミニウムから構成されている。すなわち、陰極17は金属電極である。陰極17の形成は、スパッタリング法や真空蒸着法等により行われる。なお、陰極17は、アルミニウムに限定されること無く、例えば、スズ、マグネシウム、インジウム、カルシウム、銀等の金属又はそれらの合金等が用いられる。具体例としては、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウム合金、アルミニウム−リチウム合金等の低仕事関数の合金電極等が挙げられる。また、陰極17は、有機EL素子12R、12B、12G毎に異なる材料から構成されてもよい。
図4及び図5に示すように、光拡散部13は、透明基板11の有機EL素子非形成面11bの全面を覆うように形成されている。光拡散部13は、有機EL素子12から放射される各色の光を拡散させ、均一に混色させる効果がある。このような効果により、ガラス基板である透明基板11と光拡散部13とからなる部材は、全体が単一の光源として機能する。本実施例において、光拡散部13は透明樹脂に微粒子を分散したフィルムから構成されている。なお、光拡散部13は、このフィルムに限定されることなく、例えば、基板表面を粗面化することによっても形成できる。
上述したように、透明基板11は各有機EL素子12から放射された各色の光を透過する特性を備えている。このため、図5に示すように、各有機EL素子12から放射された光は、透明基板11及び光拡散部13を透過して、有機EL面発光パネル2から外部へ放射される。
図4及び図5に示すように、封止部14は、各有機EL素子12を覆い、各有機EL素子12の発光材料が大気によって酸化劣化すること等を防止する機能がある。また、封止部14は空隙18を充填し、透明基板11の有機EL素子形成面11aが露出しないように形成されている。本実施例において、封止部14は、透光性を備えるエポキシ樹脂である。なお、封止部14は、エポキシ樹脂以外にもシリコーン樹脂等の透光性を備える他の透明樹脂であってもよい。
また、封止部14は、上述したような樹脂から構成されていることに限定されることはない。例えば、封止部14は、複数の有機EL素子12を全体的に覆うようなプラスチック等の透光性部材であってもよい。このような場合には、空隙18は、封止部14によって充填されることがない。
本実施例においては、ボトムエミッションタイプの有機ELパネル2aを用いたが、トップエミッションタイプの有機ELパネルを用いてもよい。この場合には、複数の有機EL素子12を支持する透明基板11に代えて不透明な各種の支持基板を用いることができるが、この場合、陰極はITO等の透明電極にすることが好ましい。また、上述した実施例においては、有機EL発光素子12ごとに発光色の異なる有機層16が用いられていたが、全ての有機EL発光素子12の有機層16が、赤色光用の発光材料、緑色光用の発光材料、及び青色光用の発光材料が均一に分散された高分子分散型のEL材料から構成されてもよい。また、赤色光用の発光材料からなる層、緑色光用の発光材料からなる層、及び青色光用の発光材料からなる層を積層した積層型の有機EL発光素子を用いてもよい。更に、本発明に係る面発光体2は、有機ELパネル2aから構成されることに限定されることなく、比較的に小型且つ軽量であれば、他の種類の面発光パネルから構成されていてもよい。
(棒状体)
次に、図1、及び図6乃至図8を参照しつつ、棒状体3の構成について詳細に説明する。図6は、XY平面にて一部を切断した状態の棒状体3の内部を示した平面図である。図7は、XZ平面における棒状体3の拡大断面図である。図8は、棒状体3の一端部分の拡大図である。なお、図6乃至図8におけるX方向、Y方向、及びZ方向は、図1におけるX方向、Y方向、及びZ方向に対応している。
図1、図6及び図7から分かるように、棒状体3は、環状の筐体部21、筐体部21の両端に回動自在に取付られた2個の回動体部22、回動体部22のそれぞれに取付られた接続部23、筐体部21の内部に配置され接続部23と電気的に接続された電力制御回路24、筐体部21の内部の両端に配置された電力配線収納部25から構成されている。棒状体3は、その全体的な形状が既知の蛍光灯と同一の形状であるものの、発光することはない。また、棒状体3は、既知の蛍光灯が嵌め込まれている一対の支持部(すなわち、蛍光灯用のソケット)に接続部23を嵌め込むことにより、既知の蛍光灯と同様に取り付けることができる。
筐体部21は、その外形が円柱であって、内部に空洞21aが形成された、いわゆる管状体である。筐体部21は、外部から加わる外力によっても破損等が生じないように、比較的に強固な材料から構成されている。例えば、筐体部21は、ガラス又はプラスチック等の材料から構成されている。なお、筐体部21は、透明であってもよく、内部が目視できないような着色されていてもよい。また、筐体部21は、電力制御回路24及び電力配線収納部25を配置したのちに、空洞21aを樹脂等の封止部材によって充填してもよい。更には、筐体部21は、電力制御回路24及び電力配線収納部25を内部に配置することができれば管状体に限られることなく、一部に空洞が形成されているような棒状の材料から構成されてもよい。
図8に示すように、回動体部22は、筐体部21に対して相対的に回動自在に取付けられている。具体的な構造として、回動体部22の外形は略円柱状であって、その内部がくり抜かれている。また、回動体部22は、筐体部21との連結部分側に、内部に向かって突出した凸部22aを有している。一方、筐体部21は、回動体部22との連結部分側に、回動体部22に向かって突出し且つ外側に向かっても突出している凸部21bを有している。そして、回動体部22は、樹脂又はプラスチックから形成されているため、回動体部22を筐体部21の先端に向けて押し込むことで、筐体部21の凸部21bと回動体部22の凸部22aとが互いに接触しつつ連結されることになる。このような連結により、摩擦は生じるものの、回動体部22を筐体部21に対して相対的且つ自在に回動させることができる。なお、筐体部21の両端にボールベアリングを設け、当該ボールベアリングを介して回動体部22を連結してもよい。
接続部23は、円柱状に形成された金属部材である。接続部23は、回動体部22のそれぞれの中央部に対をなすように2個設けられている。これは、既存の蛍光灯用のソケットに対応するためであり、蛍光灯ソケットの形状が異なれば、それに対応するように接続部23を設けることになる。また、接続部23は、回動体部22を貫通するように設けられ、回動体部22の内側にまで到達している。これは、接続部23と電力制御回路24とを接続配線(図示せず)を介して電気的に接続するためである。
電力制御回路24は、筐体部21の内部に収納されており、筐体部21の内面に接着剤又はネジ等を用いて固定されている。また、電力制御回路24は、接続部23と接続配線(図示せず)を介して電気的に接続されている。電力制御回路24は、面発光体2から照射される光の色、色度、輝度等の発光特性を制御すべく、接続部23を介して供給される外部電力を調整し、電力配線4を介して調整後の所望の電力を面発光体2に供給する。なお、電力制御回路24の具体的な回路構成については後述する。
電力配線収納部25は、電力配線4を収納し、且つ収納された電力配線4を自在に出し入れすることができる、いわゆるワイヤー巻き取り装置から構成されている。電力配線収納25は、内部にゼンマイ式のバネ(図示せず)からなる巻き取りドラム(図示せず)が収納されており、当該バネの復元力を利用して電力配線4を引き込み且つ収納している。すなわち、本実施例において、電力配線収納部25は、電力配線4を引き込む巻き上げ機構として、当該巻き取りドラムを内部に備えていることになる。また、当該巻き取りドラムにはバネと接触してバネの復元力による電力配線4の引き込みを防止するラチェット式のツメ(図示せず)が設けられており、これによって電力配線4が引き出された状態を保持することができる。すなわち、本実施例において、電力配線収納部25は、引き出された電力配線4の長さ(棒状体3から面発光体2までの距離)を一定に保持するストッパ機構として、当該ツメを内部に備えていることになる。更に、本実施例においては、電力配線4を再度下方(−Z方向)に引っ張ることにより、当該バネと当該ツメとの接触が解除され、電力配線4が電力配線収納部25に引き込まれる(すなわち、巻き上げられる)ことになる。以上のような構成によって電力配線4の引き出し長さを調整することができるため、面発光体2から棒状体3までの距離を自在に変更することができる。換言すれば、電力配線4は伸縮自在であり、また面発光体2から棒状体3までの距離は可変である。
ここで、筐体部21の電力配線収納部25が設けられた領域(すなわち、電力収納配線部25の直下)の一部には貫通孔21cが設けられており、電力配線4の一端が当該貫通孔21cを経由して電力配線収納部25の内部に導かれている。
なお、電力配線収納部25における巻き上げ機構及びストッパ機構は、上述したものが一例に過ぎず、ワイヤー又はコード等を自在に引き出し且つその長さを調整することができる既知の巻き取り装置を用いることができる。
(電力配線)
次に、図7及び図8を参照しつつ、電力配線4について説明する。図7及び図8において、電力配線4は、一方の配線として示されているが、電力配線4は、複数の個別配線の束である。すなわち、電力配線4は、有機ELパネル2aを構成する各色の有機EL素子に対して独立して電力を供給するための個別配線を有している。そして、電力配線4は、これらの個別配線をポリ塩化ビニルの柔軟性に富む絶縁体によって被覆する構造を有している。
また、図7に示すように、電力配線収納部5に収納される電力配線4の一端は、接続配線27を介して電力制御回路24上に設けられた接続端子28に接続されている。これにより、電力制御回路24から送出される電力が、接続配線27及び電力配線4を介して面発光体4に供給されることになる。
更に、図8において示すように、棒状体3の両端に回動体部22が設けられることによって筐体部21と回動体部22とが相対的に回転する。このような筐体部21と回動体部22との相対的に回転により、筐体部21か吊り下げられた電力配線4は、棒状体3の伸長方向(X方向)を回動軸として回動自在となる。換言すれば、電力配線4は、棒状体3の周方向において移動自在であるといえる。
<照明装置の電気回路構成>
本実施例に係る照明装置1を構成する電気回路の具体的構成について、図9を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図9は本実施例に係る照明装置1の部分的な電気回路図である。なお、図9においては、2枚の有機ELパネル2aの一方のみを示した電気回路構成を説明するが、他方の有機ELパネル2aについても同様の電気回路構成となるため、その説明は省略する。
図9から分かるように、有機ELパネル2aは、赤色光を発する複数の有機EL素子12R、緑色光を発する複数の有機EL素子12G、及び青色光を発する複数の有機EL素子12Bから構成されている。また、図9に示すように、電力制御回路24は、複数のスイッチSW1〜SW6から構成される素子切替回路31と、複数の定電流回路CA1〜CA3から構成される定電流回路群32と、素子切替回路31及び定電流回路群32を制御する制御部33から構成されている。なお、図9に示されている有機EL素子12、スイッチSW1〜SW6、及び定電流回路CA1〜CA3は、有機ELパネル2a、素子切替回路31、及び定電流回路32を構成する一部である。また、有機ELパネル2aの大型化を図ることにより、有機ELパネル2aを構成する有機EL素子12の素子数が増加すれば、スイッチ及び定電流回路の数量も増加することになる。
より具体的な電気的な接続として、図5に示すように、発光色が赤色の有機EL素子12Rのアノード(陽極15)同士は、スイッチSW1及びスイッチSW4を介して電気的に接続され、且つそれぞれのアノードが定電流回路CA1に接続されている。また、有機EL素子12Rのカソード(陰極17)は、接地されている(すなわち、グランド電位に接続されている)。このような接続構成により、2個の有機EL素子12Rによって1つの素子群が構成されている。発光色が緑色の有機EL素子12Gのアノード同士は、スイッチSW2及びスイッチSW5を介して電気的に接続され、且つそれぞれのアノードが定電流回路CA2に接続されている。また、有機EL素子12Gのカソードは、接地されている。このような接続構成により、2個の有機EL素子12Gによって1つの素子群が構成されている。発光色が青色の有機EL素子12Bのアノード同士は、スイッチSW3及びスイッチSW6を介して電気的に接続され、且つそれぞれのアノードが定電流回路CA3に接続されている。また、有機EL素子12Bのカソードは、接地されている。このような接続構成により、2個の有機EL素子12Bによって1つの素子群が構成されている。そして、各定電流源回路CA1〜CA3は外部電源Vccに接続されている。なお、図9では、説明の便宜上2つずつの有機EL素子12で各素子群を構成しているが、各素子群における有機EL素子12の数はこれに限定されるものではなく、より多くの有機EL素子12よって各素子群を構成してもよい。
制御部33は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)等の一般的な半導体集積回路から構成され、有機ELパネル2aの発光を制御している。すなわち、制御部33は、定電流回路CA1〜CA3を独立して制御し、各有機EL発光素子12に供給される駆動電流の電流値を調整する。これにより、各有機EL発光素子12から放射される各色の光の量が調整され、有機ELパネル2aから放射される合成光の輝度及び色(すなわち、発光色)を自在に変化させることができる。
また、制御部33は、スイッチSW1〜SW6独立してオン・オフ駆動することにより、素子群単位又は素子単位で駆動電流の供給先を選択的に変更し、有機ELパネル2aの発光色を制御する。例えば、スイッチSW1及びスイッチSW4のみをオン状態にすることにより、有機EL素子12Rのみに駆動電流が供給され、有機ELパネル2aから放射される光は赤色となる。また、スイッチSW2及びスイッチSW5のみをオン状態にすることにより、有機EL素子12Gのみに駆動電流が供給され、有機ELパネル2aから放射される光は緑色となる。更に、スイッチSW3及びスイッチSW6のみをオン状態にすることにより、有機EL素子12Bのみに駆動電流が供給され、有機ELパネル2aから放射される光は青色となる。すなわち、有機ELパネル2aからは、白色光等の合成光だけでなく、有機EL素子12R、12G、12Bのそれぞれの発光色の光を単独で放射することもできる。そして、上述した3つの素子群のうちから2つを選択して駆動電流を供給することで、有機ELパネル2aから選択した2色の合成光(例えば、シアン或いはマゼンダの発光色の光)を放射することも可能である。
なお、上記の制御例は定電流値の制御を主とした制御方式例であるが、図9において各スイッチSW1からスイッチSW12を周期的にオン・オフ駆動させ、DUTYを可変するPWM制御としてもよい。
更に、本実施例においては、2枚の有機ELパネル2aを同時且つ同様に駆動させていたが、2枚の有機ELパネル2aを独立して駆動させてもよい。例えば、各有機ELパネル2aの素子群ごとに別々のスイッチ及び定電流回路を設け、2枚の有機ELパネル2aを独立して駆動させてもよい。このような独立駆動を行うことにより。2枚の有機ELパネル2aの発光タイミング、発光色、色度、色温度等の発光特性を変化させることができる。具体的には、有機ELパネル2aのすべてを白色又は有色で発光させることもでき、或いは一方の有機ELパネル2aを赤色で発光させ、他の方の有機EL面発光体2aを緑色で発光させることもできる。これにより、照明装置1による光の照射を多彩にし、且つ照明装置の利用者に対して優れた演出効果を奏することになる。
<照明装置の取り付け>
次に、図10乃至図17を参照しつつ、様々な形状の照明装置用取付部に対して、本実施例に係る照明装置1の取付方法を詳細に説明する。図10乃至図17は、本実施例に係る照明装置1を照明装置用取付部に取り付けた際のYZ平面図である。なお、図10乃至図17におけるY方向及びZ方向は、図1におけるY方向及びZ方向に対応している。
先ず、図10乃至図13を参照しつつ、照明装置用取付部の一例である一灯式の富士型取付部41への照明装置1の取付方法を説明する。図10乃至図13に示すように、一灯式の富士型取付部41は、既知の蛍光灯を取り付けるために天井板42に以前から固定されていた蛍光灯用の支持装置である。すなわち、本実施例に係る照明装置1のために新たに設置された支持装置ではなく、既存の支持装置である。また、一灯式の富士型取付部41は、天井板42に固定された本体部(図示せず)、当該本体部を覆う反射板43、当該本体部及び反射板43から−Z方向に突出した一対の支持部であるソケット44を有している。ここで、反射板43は、従来の蛍光灯を取り付けた場合に、当該蛍光灯から照射される光を反射するために設けられているため、本実施例に係る照明装置1を取り付ける際には取り外してもよい。一方、ソケット44は、本実施例に係る照明装置1の棒状体3を支持するための部材であり、接続部23を介して電力制御回路24に外部電力を供給できる構造を有している。具体的に、ソケット44は、接続部23と接触する部分が金属等の導電性部材から構成されている。
棒状体3の外形が従来の蛍光灯と同様であるため、照明装置1の棒状体3の取付方法は、従来の蛍光灯と同様に行うことができる。具体的には、先ず、電力配線4を引っ張り、電力配線4を所望の長さだけ引き出す。これは、棒状体3をソケット44に取り付ける作業の際に、面発光体2が邪魔にならないようにするためである。次に、ソケット44が回転型の場合には、棒状体3の両端に位置する接続部23をソケット44の開口部(すなわち、電気的な接続口)に嵌め込み、面発光体22が棒状体3の直下に位置するように回動体部22を回転させ、棒状体3をソケット44に取り付ける。一方、ソケット44が差込型の場合には、接続部23をソケット44の開口部に挿入して棒状体3の一端をソケット44の一方に差込む。この際、面発光体22が棒状体3の直下に位置するように、必要に応じて回動体部22を回動させて、接続部23とソケット44の開口部との相対的な位置関係を調整する。その後、棒状体3の他端も同様に、ソケット44の他方に差込む。この際も同様に、回動体部22を回動させて、接続部23とソケット44の開口部との相対的な位置関係を調整する。ソケット44が回転型又は差込型のいずれであっても、このような取付作業により、面発光体2が棒状体3の直下に位置するように配置され、外部電源から供給される外部電力が電力制御回路24、更には制御後の電力が面発光体2に供給可能になる。このような棒状体3がソケット44によって支持されている状態を図10に示す。
棒状体3がソケット44によって支持されている状態において、ヒンジ2bを調整することにより、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を調整する。例えば、電力配線4が巻上げられた際に、面発光体2の中央部が棒状体3に接触し、且つ面発光体2の端部が天井板42に接触するように調整してもよい。その後、面発光体2を下方(−Z方向)に引っ張り、電力配線収納部25のストッパ機構を解除し、電力配線4を電力配線収納部25に引き込ませ、面発光体2を上方(+Z方向)に移動させる。そして、面発光体2の中央部が棒状体3に接触すると同時に、面発光体2の端部が天井板42に接触し、電力配線4の巻き上げが止まる。このような照明装置1の状態を、図11に示す。
なお、上述した2枚の有機ELパネル2aの接合角度の調整が不十分な場合や、当該調整を行わなかった場合には、電力配線4の巻き上げ後に2枚の有機ELパネル2aの接合角度を調節してもよい。例えば、図12に示すように、面発光体2の端部が天井板42に接触しているものの、面発光体2の中央部が棒状体3から離間している場合には、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を大きくするように調整し、更なる電力配線4の巻き上げを行って面発光体2を棒状体3及び天井板42に適合(フィット)させる。また、図13に示すように、面発光体2の中央部が棒状体3に接触しているものの、面発光体2の端部が天井板42から離間している場合には、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を小さくするように調整し、面発光体2の端部を天井板42に接触させる。このような調整を行うことで、面発光体2を富士型取付部41及び天井板42に適合させ、照明装置1の外観をより好ましい状態にすることが可能になる。
上述した実施例においては、面発光体2の中央部を棒状体3に接触させつつ、面発光体2の端部を天井板42に接触させることで、面発光体2と天井板42との適合を図っていたが、面発光体2と天井板42又は棒状体3との間に隙間を意図的に設けても良い。すなわち、図12又は図13の状態で照明装置1の取付作業を終了してもよい。更には、面発光体2を天井板42から離間し、棒状体3から面発光体2から吊り下げた状態(図10の状態)で、照明装置1の取付作業を終了してもよい。すなわち、照明装置1の取付場所の環境に応じて、最適な取付形態を実現することができる。
次に、図14乃至図16を参照しつつ、照明装置取付部の一例である一灯式の天井埋込型取付部51への照明装置1の取付方法を説明する。図14乃至図16に示すように、一灯式の天井埋込型取付部51は、既知の蛍光灯を取り付けるために天井板52に以前から固定されていた蛍光灯用の支持装置である。すなわち、本実施例に係る照明装置1のために新たに設置された支持装置ではなく、既存の支持装置である。また、一灯式の天井埋込型取付部51は、天井板52の開口部に嵌め込まれた本体部(図示せず)、当該本体部を覆う反射板53、当該本体部及び反射板53から−Z方向に突出した一対の支持部であるソケット54を有している。従って、一灯式の天井埋込型取付部51は、天井板52の開口によって形成された天井裏空間55に設置されていることになる。ここで、反射板53は、上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に、本実施例に係る照明装置1を設置する際には取り外してもよい。一方、ソケット54は、上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に、本実施例に係る照明装置1の棒状体3を支持するための部材であり、接続部23を介して電力制御回路24に外部電力を供給できる構造を有している。上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に、ソケット54は、接続部23と接触する部分が金属等の導電性部材から構成され、その形態は、回転型又は差込型のいずれであってもよい。
照明装置1の棒状体3の取付方法は、従来の蛍光灯の場合及び上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に行うことができるため、その取付方法の説明は省略する。照明装置1の棒状体3をソケット54に取り付けた状態において、ヒンジ2bを調整することにより、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を180度にする。すなわち、2枚の有機ELパネル2aによって外形が平坦な面発光体2を形成する。この状態を図14に示す。
その後、面発光体2を下方(−Z方向)に引っ張り、電力配線収納部25のストッパ機構を解除し、電力配線4を電力配線収納部25に引き込ませ、面発光体2を上方(+Z方向)に移動させる。そして、面発光体2が天井板52に接触すると、電力配線4の巻き上げが止まり、照明装置1の取付作業が完了する。このような照明装置1の状態を、図15に示す。
また、図16に示すように、面発光体2の非発光面側(ヒンジ2bが設置されている側9に、固着部56を設けてもよい。このように固着部56は、磁性体又は粘着テープ等の固定部材からなり、面発光体2を天井板42に良好に固定するために用いられる。なお、磁性体を固着部56として用いる場合には、天井板42の一部も磁性体である必要がある。
ここで、回動体部22は、筐体部21に対して回動することになるため、回動体部22が接続部23を介して固定されている場合であっても、筐体部21を回動体部22に対して回動することができ、電力配線収納部25から鉛直下方(−Z方向)に吊り下がる電力配線を容易にZ方向から傾けることができる。従って、上述したような固着部56を設けることにより、天井空間55を覆うことができる範囲内において、面発光体2の取付位置を自在に変更することが可能になる。これにより、複数の照明装置1が取り付けられる空間内において、照明装置1同士の配置関係を調整することが可能になり、当該空間内おける照明効果をより向上させることができる。
次に、図17を参照しつつ、照明装置取付部の一例である二灯式の天井埋込型取付部61への照明装置1の取付方法を説明する。図17に示すように、二灯式の天井埋込型取付部61は、既知の蛍光灯を取り付けるために天井板62に以前から固定されていた蛍光灯用の支持装置である。すなわち、本実施例に係る照明装置1のために新たに設置された支持装置ではなく、既存の支持装置である。また、二灯式の天井埋込型取付部61は、天井板62の開口部に嵌め込まれた本体部63、及び本体部によって囲まれた空間を2つの照明取付領域64に分ける反射板65を有している。更に、二灯式の天井埋込型取付部61は、本体部63及び反射板65から−Z方向に突出した一対の支持部であるソケット66を2組有している。従って、二灯式の天井埋込型取付部61は、天井板62の開口によって形成された天井裏空間67に設置されていることになる。ソケット66は、上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に、本実施例に係る照明装置1の棒状体3を支持するための部材であり、接続部23を介して電力制御回路24に外部電力を供給できる構造を有している。上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に、ソケット66は、接続部23と接触する部分が金属等の導電性部材から構成され、その形態は、回転型又は差込型のいずれであってもよい。
照明装置1の棒状体3の取付方法は、従来の蛍光灯の場合及び上述した一灯式の富士型取付部41の場合と同様に行うことができるため、その取付方法の説明は省略する。2個の照明装置1の各棒状体3をソケット66に取り付けた状態において、ヒンジ2bを調整することにより、2枚の有機ELパネル2aの接合角度を180度に調整する。すなわち、2枚の有機ELパネル2aによって外形が平坦な面発光体2を2個形成する。
その後、各面発光体2を下方(−Z方向)に引っ張り、電力配線収納部25のストッパ機構を解除し、電力配線4を電力配線収納部25に引き込ませ、面発光体2を上方(+Z方向)に移動させる。そして、各面発光体2が天井板62及び反射板65に接触すると、電力配線4の巻き上げが止まり、照明装置1の設置が完了する。このように、照明取付領域64を覆うようにして2個の照明装置1を設置した状態を図17に示す。
<本実施例の効果>
本実施例において、照明装置1は、面発光体2と、一対の支持部であるソケットに着脱自在な一対の接続部23が両端に配置された棒状体3と、面発光体2を棒状体3から吊り下げるとともに、面発光体2への電力供給路をなす電力配線4と、を有している。そして、棒状体3が回動自在な回動体部22を有しているため、当該電力配線4は棒状体3の周方向において移動自在となる。換言すれば、当該電力配線4は棒状体3の伸長方向を回動軸として回動自在である。このような構造により、照明装置1は、特殊な工具又は専用の取付機構を新たに設けることなく、既存の蛍光灯のソケットに容易に着脱することができる。
また、本実施例においては、比較的に軽量な光源である面発光体2を用い、且つ従来の蛍光灯と同様な外形の棒状体3を用いているため、照明装置1自体の取付作業の負荷が低減され、従来の蛍光灯と同様に簡単に取り付けることができる。
更に、本実施例においては、棒状体3の内部に電力配線4を収納し且つその取り出し長さ自在に調整することができる電力配線収納部25が設けられている。このため、棒状体3から面発光体2までの距離を自在に変更することができるため、照明装置1の取付環境に適合した取り付けを行うことが可能になる。そして、照明装置1を視認する者に対して、美観を起こさせることになる。
そして、本実施例においては、面発光体2として有機ELパネル2aを用いることにより、広い範囲にわたる放熱が可能となり、照明装置1自在の温度上昇を防止することができる。
<変形例>
上述した照明装置1の構造は一例に過ぎず、各種の構成部材の構造及び形状は、本発明の要旨を変更しない範囲において任意に変更することが可能である。以下において、照明装置1の構成部材の変形例を説明する。
(棒状体)
上述した実施例においては、棒状体3の両端に回動体部22が設けられることによって筐体部21と回動体部22とが相対的に回転するため、筐体部21から吊り下げられた電力配線4を棒状体3の伸長方向(X方向)を回動軸として回動自在とすることができたが、回動体部22の位置は上述した実施例に限られることはない。回動体部22の位置を変更し、筐体部21から吊り下げられた電力配線4を棒状体の伸長方向を回動軸として回動自在とすることができる棒状体103について、図18を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図18は、図8と同様にして示す、棒状体103の一端部分の拡大図である。なお、上述した実施例と同一の構成部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、図18においては棒状体103の一端の構造のみを示しているが、他端の構造も同一であるため、その説明は省略する。
図18に示すように、棒状体103は、筐体部21、筐体部21の両端に設けられた第1回動体部171、及び棒状体103の両端に位置し、接続部23が取り付けられた第2回動体部172を有している。すなわち、棒状体103は、上述した実施例に係る棒状体3とは異なり、3つの部材(筐体部21、第1回動体部171、及び第2回動体部172)が連結されることによって構成されている。ここで、第2回動体部172は、上述した実施例に係る棒状体3の回動体部22に対応している。従って、第1回動体部171は、棒状体103及び第2回動体部172に対して回動自在であり、第2回動体部172は第1回動体部171に対して回動自在である。なお、棒状体103と第1回動体部171との連結するための構造、及び第1回動体部171と第2回動体部172との連結するための構造は、上述した実施例における棒状体3と回動体部22との連結するための構造と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
また、図18に示すように、電力配線4は、第2回動体部172に設けられた貫通孔(図示せず)を経由して、棒状体103の内部に設けられた電力配線収納部25と接続している。従って、第1回動体部171が回動することにより、棒状体103から吊り下げられた電力配線4が棒状体103の伸長方向を回動軸として回動自在となる。すなわち、電力配線4が、棒状体103の周方向において移動自在となる。このような第1回動体部171の回動により、棒状体103から電力配線4によって吊り下げられた面発光体2と棒状体103との配置関係を自在に調整することができる。
上述した実施例及び上述した変形例においては、回動体部を設けることにより、電力配線4を棒状体3、103の伸長方向を回動軸として回動自在としていたが、回動体部を設けることなく、電力配線4を棒状体の伸長方向を回動軸として回動自在にしてもよい。図19を参照しつつ、このような変形例に係る棒状体203を詳細に説明する。ここで、図19は、図8と同様にして示す、棒状体203の一端部分の拡大図である。なお、上述した実施例と同一の構成部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、図19においても棒状体203の一端の構造のみを示しているが、他端の構造も同一であるため、その説明は省略する。
図19に示すように、棒状体203は、筐体部221、及び筐体部221の両端に取付られた接続部23を有している。すなわち、本変形例に係る棒状体203は、上述した実施例及び変形例に係る棒状体3、103とは異なり、単一の筐体から構成されている。そして、筐体部221には筐体部221の周方向に沿って貫通孔221aが形成され、貫通孔221aから電力配線4が吊り下げられている。このような構造から、電力配線4は、貫通孔221aに沿って移動自在となる。すなわち、電力配線4は、棒状体203の伸長方向を回転軸として回動自在となる。
上述した実施例においては、接続部23を介して外部電力を電力制御回路24に供給していたが、棒状体3の両端に位置する接続部23を単なる接続機構の一部とし、電力制御回路24に外部電力を供給するための経路を別途設けてもよい。このような変形例について、図20を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図20は、図7と同様にして示す、XZ平面における棒状体303の拡大断面図である。なお、上述した実施例と同一の構成部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図20から分かるように、棒状体303は、環状の筐体部21、筐体部21の両端に回動自在に取付られた回動体部22、回動体部22に取付られた接続部323、筐体部21の内部に配置された電力制御回路24、筐体部21の両端に配置された電力配線収納部25、筐体部21に表面部分に設けられた電源端子(電気的接続部)381、及び電源端子381と電力制御回路24とを接続する接続配線382から構成されている。
電源端子381には、外部電力を供給するための専用のコネクタ383が接続される。これにより、外部電源から送出される外部電力が、電源端子381及び接続配線382を介して、電力制御回路24に供給されることになる。
一方、接続部323は、導電性を有する部材から構成されている必要はなく、棒状体3をソケットによって支持させるために設けられている。接続部323は、例えば、プラスチック等の材料から構成されてもよいが、金属等の材料から構成されてもよい。
(面発光体)
上述した実施例においては、2枚の板状の有機ELパネル2aをヒンジ2bによって連結することによって面発光体2を構成していたが、1枚のフィルム状の有機ELパネルを面発光体として用いてもよい。このような面発光体を備える照明装置401について、図21及び図22を参照しつつ説明する。ここで、図21及び図22は、変形例に係る照明装置401を富士型取付部41に取り付けた際のYZ平面図である。なお、図21及び図22におけるY方向及びZ方向は、図1におけるY方向及びZ方向に対応している。
本変形例に係る照明装置401に用いられる面発光体402は、上述した実施例の面発光体2及びそれを構成する有機ELパネル2aとは異なり、有機ELパネルを構成する透明基板がフィルム状であってポリイミド又はポリエチレンナフタレート等の可撓性を備える部材から構成されている。従って、面発光体402は、可撓性を備える有機ELパネルから構成され、フィルム状の一枚構造を有している。例えば、面発光体402を構成するフィルム状の透明基板には、樹脂等の薄く加工を施すことができる材料が用いられる。
このような可撓性を備える面発光体402を照明装置401に用いることにより、図21に示すように、富士型取付部41及び天井板42の外形に沿って湾曲させて面発光体402を取り付けることができる。また、図22に示すように、面発光体402の両端のみを天井体42に接触させ、YZ平面の形状が略U字状となるようにしてもよい。この場合には、面発光体402の全体的な形状は、棒状体3の外側を覆うような樋状となる。
このように、可撓性を備える面発光体402を照明装置401に用いることにより、様々な形状の照明装置取付部及び天井板に応じて、照明装置401の発光面の形状を変形することができ、取付環境に応じた照明装置401の最適な取り付けを行うことが可能になる。
1、401 照明装置
2、402 面発光体
2a 有機エレクトロルミネッセンスパネル(有機ELパネル)
2b ヒンジ
3、103、203、303 棒状体
4 電力配線
11 透明基板
12、12R、12G、12B 有機EL素子
13 光拡散部
14 封止部
15、15R、15G、15B 陽極
16、16R、16G、16B 有機層
17、17R、17G、17B 陰極
21、221 筐体部
21a 空洞
21b 凸部
21c 貫通孔
22 回動体部
22a 凸部
23、323 接続部
24 電力制御回路
25 電力配線収納部
27 接続配線
28 接続端子
31 素子切替回路
32 定電流回路群
33 制御部
41 富士型取付部
42、52、62 天井板
43、53、65 反射板
44、54、66 ソケット
51 天井埋込型取付部
55、67 天井空間
56 固着部
61 天井埋込型取付部
63 本体部
64 照明取付領域
17 1第1回動体部
172 第2回動体部
221a 貫通孔
323 接続部
381 電源端子(電気的接続部)
382 接続配線
383 コネクタ
SW1〜SW6 スイッチ
CA1〜CA3 定電流回路
Vcc 外部電源

Claims (16)

  1. 一対の支持部によって支持される照明装置であって、
    面発光体と、
    前記一対の支持部に着脱自在な一対の接続部が両端に配置された棒状体と、
    前記面発光体を前記棒状体から吊り下げるとともに、前記面発光体への電力供給路をなす電力配線と、を有し、
    前記電力配線は、前記棒状体の周方向において移動自在であることを特徴とする照明装置。
  2. 前記電力配線は、前記棒状体の伸長方向を回動軸として回動自在であることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記棒状体から前記面発光体までの距離は、可変であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記電力配線を前記棒状体の内部に引き込む巻き上げ機構を有することを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記電力配線は、伸縮自在であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  6. 前記棒状体から前記面発光体までの距離を一定に保持するストッパ機構を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記棒状体は、前記面発光体に供給する電力を制御する電力制御回路を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記接続部は、前記電力制御回路と外部電源とを電気的に接続することを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記棒状体は、前記電力制御回路と外部電源とを電気的に接続する電気的接続部を有することを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  10. 前記面発光体は、前記面発光体の表面の一部分を前記一対の支持部の周辺に固着する固着部を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 前記固着部は、磁性体であることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記固着部は、粘着テープであることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  13. 前記面発光体は、回動自在に接続された複数の面発光パネルからなることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. 前記面発光体は、可撓性を備える面発光パネルからなることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の照明装置。
  15. 前記面発光パネルは、一枚構造を有することを特徴とする請求項14に記載の照明装置。
  16. 前記面発光体は、有機エレクトロルミネッセンスパネルであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の照明装置。
JP2012223852A 2012-10-09 2012-10-09 照明装置 Pending JP2014078320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012223852A JP2014078320A (ja) 2012-10-09 2012-10-09 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012223852A JP2014078320A (ja) 2012-10-09 2012-10-09 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014078320A true JP2014078320A (ja) 2014-05-01

Family

ID=50783492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012223852A Pending JP2014078320A (ja) 2012-10-09 2012-10-09 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014078320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012462A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 パイオニア株式会社 発光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012462A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 パイオニア株式会社 発光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8215787B2 (en) Organic light emitting diode products
JP5226899B2 (ja) エレクトロルミネッセントランプ及び照明システム
WO2011083620A1 (ja) 複数の発光パネルを有する照明装置
JP2006228557A (ja) El光源装置
JP4884849B2 (ja) 照明装置
WO2016026223A1 (zh) 发光结构、显示装置和光源装置
JP4987177B1 (ja) 照明装置および発光制御方法
JP2014078320A (ja) 照明装置
KR100794244B1 (ko) 빛 방출각도 조절기능을 갖는 엘이디 모듈
JP2016006744A (ja) 照明装置
JP2019216011A (ja) 表示装置、電気装置および車両
US9472598B2 (en) Light emitting device comprising organic light-emitting elements electrically connected in series
JP2014032757A (ja) 面発光パネル、面発光パネル群および面発光パネルの製造方法
JP2014135231A (ja) 面発光照明装置
JP2015012113A (ja) 有機el照明
WO2015118591A1 (ja) 平面発光体、平面発光モジュール及び照明装置
WO2014024919A1 (ja) 階段照明装置及び階段
JP2015028853A (ja) 照明システム
JP6286838B2 (ja) 面発光モジュール
WO2020226051A1 (ja) 有機el発光装置
KR101412011B1 (ko) 발광소자 어레이 및 이를 포함하는 조명장치
JP2011034872A (ja) 照明装置
JP2014203666A (ja) 有機el照明及びその取付け方法
JP2014154365A (ja) 面発光モジュール
JP2012174559A (ja) 面状光源及び照明装置