JP2016006744A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016006744A
JP2016006744A JP2014127274A JP2014127274A JP2016006744A JP 2016006744 A JP2016006744 A JP 2016006744A JP 2014127274 A JP2014127274 A JP 2014127274A JP 2014127274 A JP2014127274 A JP 2014127274A JP 2016006744 A JP2016006744 A JP 2016006744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting element
light
white
white light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014127274A
Other languages
English (en)
Inventor
泰一郎 三輪
Taiichiro Miwa
泰一郎 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2014127274A priority Critical patent/JP2016006744A/ja
Publication of JP2016006744A publication Critical patent/JP2016006744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】合成光である照明光の色温度を広範囲で調整でき、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を良好に行うことができる照明装置を提供すること。【解決手段】基板と、前記基板上に互いに離間して形成された複数の帯状の白色発光素子からなる白色発光素子群と、互いに離間して形成された複数の帯状の1種類以上の単色発光素子からなる単色発光素子群と、を有し、該白色発光素子群全体の発光面積が、該単色発光素子群全体の発光面積よりも大きいこと。【選択図】図3

Description

本発明は、発光色の異なる複数の有機EL素子を備える照明装置に関する。
従来から、照明装置として白熱電球や蛍光灯が広く用いられている。これに対し、近年においては、面発光タイプの照明装置がそのソフトな印象の光や省エネルギー性能などの理由から次世代照明として注目を浴びており、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL(Electro Luminescence)、OEL:Organic Electro Luminescence)、無機エレクトロルミネッセンス、又は発光ダイオードと導光板とを組合せたものが開発されている。中でも有機ELは非常に薄く、機器の小型軽量化が可能であり、発熱も小さいといった点で注目されている。
有機ELとは、有機発光材料に電圧を印可してエネルギーを付与し、励起された当該発光材料が元の状態に戻る際に、光としてエネルギーを放出する現象のことをいう。有機EL技術を用いた発光素子である有機EL発光素子には、有機発光材料を含む有機層と、当該有機層を挟むように対向した2つの電極(陰極及び陽極)と、を基板上に順次積層した構造が一般的に用いられている。
有機ELは発光材料の種類を変えることによって発光波長を変更することができるので、例えば赤色、緑色、青色の3種類の発光材料を混合することで白色光を得ることができる。例えば、赤色光を出射する赤色発光素子、緑色光を出射する緑色発光素子、及び青色光を出射する青色発光素子をストライプ状に順次並置し、各々の発光素子に独立して電流を流すことで、合成光として所望の白色光を照射する面発光タイプの照明装置を形成することができる。このような構造を有する照明装置の一例として、特許文献1には照明用の有機発光デバイスが開示されている。
このような面発光タイプの照明装置は、薄さや軽量性、ソフトな発光などの特性を生かして、照明用途を始め、建屋内、乗物内のインテリア、又はエクステリアなどに用いることも可能である。例えば、特許文献2には、有機ELを用いた面発光タイプの照明装置を一般的な照明として用いた例が開示されている。
特許5241783号公報 特開2011−18483号公報
上述したようなストライプ状に並置された複数の発光素子から照明装置を構成した場合、各発光色の発光素子への供給電力をそれぞれ独立して制御することにより、照明装置から照射される照明光の色温度を広範囲で調整することができる。例えば、赤みかがった白色の照明光を照射する場合、赤色、緑色、及び青色のうちから赤色の比率を他の色よりも高めるために、赤色発光素子の点灯輝度を他の発光素子の点灯輝度よりも高くなるように供給電力が調整される。
しかしながら、このような赤みがかった白色の照明光を照射した状態から、合成光である照明光の点灯輝度を増加させる場合に、赤色発光素子の点灯輝度が上限に達してしまうと、他の発光色の発光素子の点灯輝度とのバランス維持のために、照明光の点灯輝度を所望の値まで増加することができなくなってしまう。すなわち、上述したようなストライプ状に並置された複数の発光素子から照明装置を構成した場合、合成光である照明光の色温度を広範囲で調整することができるものの、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を十分に行うことが困難であった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、合成光である照明光の色温度を広範囲で調整でき、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を良好に行うことができる照明装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明の第1の態様は、基板と、前記基板上に互いに離間して形成された複数の帯状の白色発光素子からなる白色発光素子群と、互いに離間して形成された複数の帯状の1種類以上の単色発光素子からなる単色発光素子群と、を有し、該白色発光素子群全体の発光面積が、該単色発光素子群全体の発光面積よりも大きい照明装置である。
本発明に係る照明装置においては、白色発光素子群全体の発光面積が、単色発光素子群全体の発光面積よりも大きくなっているため、照明装置から照射される照射光の合成比率は単色発光素子から放射される単色光の比率よりも白色発光素子から放射される白色光の比率が高くなる。すなわち、照射光の輝度及び色温度は、白色光及び単色光の輝度及び色温度から決定されるものの、白色光の輝度及び色温度が大きく影響することになる。従って、照明光の輝度を調整は、白色光の輝度を変化させることで容易に行うことができるため、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を容易に実現することができる。また、本発明に係る照明装置は、単色発光素子を有するため、単色光を利用することで照射光の色温度を広範囲で調整することができる。
本発明の第2の態様は、上述した第1の態様において、前記白色発光素子及び前記1種類以上の単色発光素子が、互いに異なる発光色の発光素子同士が隣接して帯幅方向に並列されており、前記白色発光素子の帯幅が、前記単色発光素子の帯幅よりも広くなっている。このようにすることで、合成光である照明光の色温度をより広範囲で調整でき、各発光色のバランスをより良好に維持しつつ照明光としての輝度の調整をより良好に行うことができる。
本発明の第3の態様は、上述した第1の態様において、前記白色発光素子の帯幅が、前記単色発光素子の帯幅の2.5倍以上である。このようにすることで、照明装置から照射する照明光に対する白色発光素子から放射する白色光の影響をより大きくすることができ、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度をより広範囲で調整することができる。
本発明の第4の態様は、上述した第2又は第3の態様において、前記白色発光素子の帯長は、前記白色発光素子の帯幅の3倍以上であり、前記単色発光素子の帯長は、前記単色発光素子の帯幅の5倍以上である。このようにすることで、白色発光素子の帯幅がより広くなり、単色発光素子の帯幅がより狭くなる。そして、照明装置から照射する照明光に対して、白色発光素子から放射する白色光の影響をより大きくすることができ、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度をより広範囲で調整することができる。
本発明の第5の態様は、上述した第1乃至第4の態様のいずれかにおいて、前記複数の帯状の単色発光素子は、第1発光色の光を放射する第1発光素子、及び前記第1発光色とは異なる第2発光色の光を放射する第2発光素子の2種類を有することである。このようにすることで、照射光の色温度を2色の単色の発光色によって調整することができ、照射光の色温度をより広範囲で調整することができる。
本発明の第6の態様は、上述した第5の態様において、前記第1発光素子は、青色光を放射する青色発光素子であり、前記第2発光素子は、赤色光を放射する赤色発光素子である。このようにすることで、照明装置から照射する照明光を、青みがかった白色光から赤みがかった白色光の範囲で自在に調整することができる。例えば、照明装置から照射する照明光の色温度は、約3000Kから4500Kの範囲内で自在に調整することができる。
本発明の第7の態様は、上述した第1乃至第6の態様のいずれかにおいて、前記白色発光素子は、3000K以上5000K以下の色温度を備える白色光を放射することである。このようにすることで、照射光の色温度をより広範囲で調整することができる。
本発明の第8の態様は、上述した第1乃至第7の態様のいずれかにおいて、前記白色発光素子及び前記単色発光素子は、同一の色の光を放射する発光素子ごとに、点灯輝度を制御する電力制御回路に接続されていることである。このようにすることで、白色発光素子と単色発光素子とを独立して制御することができ、照明装置から照射させる照明光の輝度及び色温度を広範囲においてより正確に調整することが可能になる。
本発明に係る照明装置によれば、合成光である照明光の色温度を広範囲で調整でき、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を良好に行うことができる。
実施例に係る照明装置の正面図である。 図1の線II-IIに沿った照明装置の断面図である。 実施例に係る照明装置を構成する有機ELパネルの正面図である。 実施例に係る照明装置を構成する有機ELパネルの拡大部分断面図である。 実施例に係る照明装置の回路構成を示す概略回路図である。
以下、図面を参照し、本発明による照明装置の実施の形態について、実施例に基づき詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施例の説明に用いる図面は、いずれも本発明による照明装置又はその構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、又は省略等を行っており、各構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。更に、実施例で用いる様々な数値は、いずれも一例を示すものであり、必要に応じて様々に変更することが可能である。
<実施例>
(照明装置の構造)
先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施例に係る照明装置1の全体的な構成を説明する。図1は、本実施例に係る照明装置1の正面図である。また、図2は、図1の線II-IIに沿った照明装置1の断面図である。
図1及び図2から分かるように、本実施例に係る照明装置1は、光源である面発光部として機能する有機ELパネル2と、有機ELパネル2の発光面側に配設された導光部3と、有機ELパネル2への供給電力を制御する電力制御回路4と、これらの構成部材を収納する筐体5と、を有している。このような構成から、照明装置1は、有機ELパネル2から出射された照明光を導光部3を経由して、外部に照射することになる。
また、図1及び図2から分かるように、導光部3は、平板状に形成されており、筐体5の内部において有機ELパネル2に対して平行となるように配設されている。本実施例において、導光部3は、透光性を備えるガラス基板から構成されている。なお、導光部3は、ガラス基板のみならず、一般的な光学シートから構成されてもよい。また、導光部3は、筐体5の内部に配置されることなく、筐体5の開口を覆うように筐体5の外側表面に配設されてもよい。
本実施例において、導光部3は、有機ELパネル2から入射した照明光を透光するだけなく、有機ELパネル2の破損及び劣化等を防止する観点から設けられている。また、導光部3は、単に照明光を透過させるだけでなく、当該照明光を拡散する機能を備えていてもよく、或いは集光させる機能を備えていてもよい。ここで、照明光を拡散させる場合には、導光部3の表面に微細な凹凸形成し、照明光を集光させる場合には、導光部3がフレネルレンズ、マイクロレンズ、レンチキュラーレンズ、又はシリンドリカルレンズを構成するように導光部3の構造を適宜変更することになる。
更に、図1及び図2から分かるように、筐体5は、直方体状の外形を有するとともに、有機ELパネル2、導光部3及び電力制御回路4を収納するための開口5aが形成されている。筐体5は、比較的に強固な材料から形成されていることが好ましく、例えば、プラスチック、樹脂、金属、又はガラス等から構成されている。また、開口5aの深さは、有機ELパネル2、導光部3及び電力制御回路4の合計厚みよりも厚くなっている。これにより、有機ELパネル2と電力制御回路4又は筐体5との間、及び有機ELパネル2と導光部3との間に隙間を設けることができる。例えば、有機ELパネル2と電力制御回路4又は筐体5との間の隙間には所望の配線等が収納され、有機ELパネル2と導光部3との間の隙間は焦点距離等を調整するために設けられている。なお、有機ELパネル2及び導光部3は、接着剤やネジ止め等により、筐体5に対して強固に固定されることになる。
そして、図2に示すように、電力制御回路4は、筐体5の開口5aの底部に配設されている。ここで、電力制御回路4は、所望の配線(図示せず)を介して有機ELパネル2と電気的に接続されている。なお、電力制御回路4の構成及び回路配線については、後述する。
次に、図3及び図4を参照しつつ、照明装置1の構成部材である有機ELパネル2の構造について説明する。ここで、図3は有機ELパネル2の正面図である。また、図4は、図3の線IV-IVに沿った断面の部分的な拡大図である。
図3及び図4から分かるように、有機ELパネル2は、透明基板11、複数の白色発光素子12、複数の赤色発光素子13、複数の青色発光素子14、及び封止体15から構成されている。ここで、有機ELパネル2においては、合成光として白色光を出射する複数の白色発光素子12から白色発光素子群16が構成され、単色光である赤色光を出射する複数の赤色発光素子13、及び単色光である青色光を出射する複数の青色発光素子14から単色発光素子群17が構成されている。すなわち、本実施例の単色発光素子には、第1発光色である赤色光を放射する赤色発光素子13と、第1発光色とは異なる第2発光色である青色光を放射する青色発光素子14との2種類が用いられている。そして、本実施例においては、単色光発光素子の一方である赤色発光素子13が第1発光素子に該当し、他方である青色発光素子14が第2発光素子に該当することになる。
本実施例において、透明基板11は、ガラス製の基板である。なお、透明基板11は、可視光を透過する特性を有する基板であればよく、例えば、ポリエステル、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート若しくはポリスルホン等の透明な樹脂、又はセラミックスなどから構成されてもよい。このような構成から、図4に示すように、各発光素子から放射された光は、透明基板11を透過して、有機ELパネル2から外部へ放射される。
より具体的な有機ELパネル2の構成として、透明基板11の有機EL発光素子形成面11a上には、帯状の白色発光素子12、赤色発光素子13、及び青色発光素子14が各々複数個ずつ、隣接する素子同士が互いに離間してストライプ状に並設されている。これらの発光素子は、白色発光素子12、赤色発光素子13、青色発光素子14の順序で繰り返して並置されている。このような構成により、白色発光素子12から放射される白色の光、赤色発光素子13から放射される赤色光、及び青色発光素子14から放射される青色光を合成し、所望の色温度を備える合成光を有機ELパネル2から照明光として放射することになる。なお、各色の光を放射する発光素子の個数は1個ずつであってもよいが、発光面の拡大化、有機ELパネル2の高輝度化及び良好な光の混合を図る場合には、多くの発光素子を並置することが好ましい。また、各発光素子は、本実施例のように空隙18によって離間させられてもよいが、各発光素子の間に絶縁性の樹脂等からなる隔壁(図示せず)を設けることによって離間させられてもよい。ここで、空隙18又は空隙の代わりとなる隔壁を出る限り狭くすることで、有機ELパネル2における発光領域(発光面積)を増大させ、発光効率の高い照明装置1を実現することができる。
ここで、帯状の各発光素子の長手方向の長さを帯長、短手方向の長さを帯幅とする。図3に示すように、白色発光素子12の帯幅は、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅よりも広くなっている。特に、白色発光素子12の帯幅は、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅の約2.5倍以上であることが好ましい。更に、白色発光素子12の帯長は、白色発光素子12の帯幅の約3倍以上であることが好ましい。そして、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯長は、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅の約5倍以上であることが好ましい。このようにすることで、白色発光素子12の帯幅がより広くなり、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅がより狭くなり、結果として、白色発光素子群16全体の発光面積を、単色発光素子群17全体の発光面積よりも大きくすることができ、照明装置から照射する照明光に対して、白色発光素子12から放射する白色光の影響をより大きくすることができる。
本実施例においては、白色発光素子12の帯幅は、赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅よりも広くなっているが、白色発光素子12の帯幅が、赤色発光素子13又は青色発光素子14の帯幅よりも狭く設定した場合は、白色発光素子12の数を相対的に赤色発光素子13及び青色発光素子14の数より増やすことによって、白色発光素子群16全体の発光面積を、単色発光素子群17全体の発光面積よりも大きくしてもよい。
一方、本実施例において、赤色発光素子13と青色発光素子14との帯幅は同一であるが、白色発光素子12から放射する白色光の色温度、或いは照明装置1から照射させる照明光の色温度の調整範囲に応じて適宜変更することができる。例えば、照明装置1から照射させる照明光により赤みを持たせる場合には、赤色発光素子13の帯幅をより広くし、照明装置1から照射させる照明光により青みを持たせる場合には、青色発光素子14の帯幅をより広くすることになる。
各発光素子の構造としては、図4に示すように、白色発光素子12は、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)12a、陽極12a上に形成された青色発光有機層12b、緑色発光有機層12c、赤色発光有機層12d、及び赤色発光有機層12d上に形成された陰極(金属電極)19から構成されている。これに対して、単色発光素子である赤色発光素子13は、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)13a、陽極13a上に形成された赤色発光有機層13b、及び赤色発光有機層13b上に形成された陰極(金属電極)19から構成されている。同様に、青色発光素子14は、透明基板11上に形成された陽極(透明電極)14a、陽極14a上に形成された青色発光有機層14b、及び青色発光有機層14b上に形成された陰極(金属電極)19から構成されている。なお、白色発光素子12については、各有機層が透光性を備える中間層(図示せず)によって隔てられている。また、白色発光素子12における有機層の積層順序は上述した順序に限定されることなく、適宜変更することができる。
このような各発光素子の構造により、本実施例においては、白色発光素子12、赤色発光素子13、及び青色発光素子14の陰極19が共通化され、陰極19は共通電極として機能する。陰極19を共通化することにより、各発光素子から外部への電極の引き出しを容易に行うことができ、陰極19自体の形成も容易に行うことができる。一方、各発光素子の陽極12a、13、14aは電気的に独立しており、各発光素子に対して、独立した電力供給を行うことが可能になっている。また、上述した白色発光素子12の構造により、本実施例における白色発光素子12は、青色発光有機層12bから放射する青色光、緑色発光有機層12cから放射する緑色光、及び赤色発光有機層12dから放射する赤色光を合成し、合成光として白色光を出射することになる。
更に、図3及び図4から分かるように、各発光素子の陽極12a、13a、14a、及び各有機層(具体的には、青色発光有機層12b、緑色発光有機層12c、赤色発光有機層12d、赤色発光有機層13b、青色発光有機層14b)は、平面形状は略同一である。従って、陽極12a、13a、14a、及び各有機層の側面は同一平面に位置している。一方、陰極19は共通化されているため、陽極12a、13a、14a、及び各有機層を覆うように陰極19が形成されていることになる。
本実施例においては、各発光素子の陽極12a、13a、14aは、インジウム錫酸化物(ITO)から構成されている。このため、陽極12a、13a、14aは、各発光素子の有機層に正孔を注入する機能を有し、且つ当該有機層からの発光に対して透光性を備えている。すなわち、陽極12a、13a、14aは、透明電極として機能する。陽極12a、13a、14aの形成は、スパッタリング法や真空蒸着法等により行われる。陽極12a、13a、14aの表面には、陽極12a、13a、14a上の不純物除去や、イオン化ポテンシャルの調整による正孔注入性向上の点から、紫外線照射やオゾン処理をしてから各有機層を形成することが好ましい。
なお、陽極12a、13a、14aは、インジウム錫酸化物から構成されていることに限定されることなく、各発光素子の有機層に正孔を注入する機能を有し、且つ当該有機層からの発光に対して透光性を備えていれば、例えば、インジウム亜鉛酸化物等の金属酸化物、アルミニウム、金、銀、ニッケル、パラジウム、白金等の金属、ヨウ化銅等のハロゲン化金属、カーボンブラック、ポリ(3−メチルチオフェン)、ポリピロール等の導電性高分子等から構成されてもよい。また、陽極12a、13a、14aは、発光素子ごとに異なる材料から構成されてもよい。
図4において図示されていないが、各発光素子の有機層は、更に正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層及び/又は電子注入層を有してもよい。その場合、各発光素子の陽極側から正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層の順に積層された構造を有していることが好ましい。なお、このような積層構造の場合、各発光素子の有機層は正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層から構成されてもよく、これらの一部の層から構成されてもよい。すなわち、各層の材料に有機材料を用いるか否かによって、各有機層を構成する層が異なってくる。
上記正孔注入層及び正孔輸送層は、正孔輸送性の材料から形成されることが好ましく、芳香族アミン誘導体、フタロシアニン誘導体、ポルフィリン誘導体、オリゴチオフェン誘導体、ポリチオフェン誘導体、ベンジルフェニル誘導体、フルオレン基で3級アミンを連結した化合物、ヒドラゾン誘導体、シラザン誘導体、シラナミン誘導体、ホスファミン誘導体、キナクリドン誘導体、ポリアニリン誘導体、ポリピロール誘導体、ポリフェニレンビニレン誘導体、ポリチエニレンビニレン誘導体、ポリキノリン誘導体、ポリキノキサリン誘導体、カーボン等が挙げられる。また、電子輸送層は、電子輸送性の材料から形成されることが好ましく、例えば、8−ヒドロキシキノリンのアルミニウム錯体などの金属錯体、10−ヒドロキシベンゾ[h]キノリンの金属錯体、オキサジアゾール誘導体、ジスチリルビフェニル誘導体、シロール誘導体、3−ヒドロキシフラボン金属錯体、5−ヒドロキシフラボン金属錯体、ベンズオキサゾール金属錯体、ベンゾチアゾール金属錯体、トリスベンズイミダゾリルベンゼン、キノキサリン化合物、フェナントロリン誘導体、2−t−ブチル−9,10−N,N’−ジシアノアントラキノンジイミン、n型水素化非晶質炭化シリコン、n型硫化亜鉛、n型セレン化亜鉛などが挙げられる。電子注入層は、仕事関数の低い金属からなることが好ましい。例としては、ナトリウムやセシウム等のアルカリ金属、バリウムやカルシウムなどのアルカリ土類金属などが挙げられる。
各発光素子の有機層に用いられる発光材料としては、以下のものが挙げられる。青色発光有機層12b、14bに用いられる発光材料としては、例えば、ナフタレン、ペリレン、ピレン、アントラセン、クマリン、p−ビス(2−フェニルエテニル)ベンゼン及びそれらの誘導体等が挙げられる。また、緑色発光有機層12cに用いられる発光材料としては、例えば、キナクリドン誘導体、クマリン誘導体、Al(C96NO)3等のアルミニウム錯体等が挙げられる。更に、赤色発光有機層12d、13bに用いられる発光材料としては、例えば、DCM(4−(dicyanomethylene)−2−methyl−6−(p−dimethylaminostyryl)−4H−pyran)系化合物、ベンゾピラン誘導体、ローダミン誘導体、ベンゾチオキサンテン誘導体、アザベンゾチオキサンテン等が挙げられる。なお、上述した発光材料は、各有機層ごとに、いずれか1種類のみを用いてもよく、2種類以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
本実施例においては、陰極19は、透光性を有する必要がないため、アルミニウムから構成されている。すなわち、陰極19は金属電極である。陰極19の形成は、スパッタリング法や真空蒸着法等により行われる。なお、陰極19は、アルミニウムに限定されること無く、例えば、スズ、マグネシウム、インジウム、カルシウム、銀等の金属又はそれらの合金等が用いられる。具体例としては、マグネシウム−銀合金、マグネシウム−インジウム合金、アルミニウム−リチウム合金等の低仕事関数の合金電極等が挙げられる。
図4に示すように、封止体15は、白色発光素子12、赤色発光素子13、及び青色発光素子14を離間して覆い、各発光素子の発光材料が大気によって酸化劣化すること等を防止する機能がある。本実施例において、封止体15は、エポキシ樹脂である。なお、封止体15は、各発光素子と離間することなく、陰極19と接触しつつ発光素子全体を覆うように形成されてもよい。
なお、本実施例においては、ボトムエミッションタイプの有機ELパネル2を用いたが、トップエミッションタイプの有機EL面発光パネルを用いてもよい。この場合には、各発光素子を支持する透明基板11に代えて不透明な各種の支持基板を用いることができる。この際に封止体15は、透光性を備えるエポキシ樹脂とする。なお、封止体15は、エポキシ樹脂以外にもシリコーン樹脂等の透光性を備える他の透明樹脂であってもよい。層構成は陽極から陰極までをボトムエミッションタイプとは逆向きに形成すればよい。また、封止体15は、上述したような樹脂から構成されていることに限定されることはない。例えば、封止体15は、白色発光素子12、赤色発光素子13、及び青色発光素子14を全体的に覆うようなプラスチックや硝子等の透光性部材であってもよい。
また、上述した実施例においては、白色発光素子12には、発光色の異なる有機層の積層体(すなわち、青色発光有機層12b、緑色発光有機層12c、赤色発光有機層12d)が用いられていたが、赤色光用の発光材料、緑色光用の発光材料、及び青色光用の発光材料が均一に分散された高分子分散型のEL材料を白色発光素子12の有機層に用いてもよい。更に、白色発光素子12の有機層は、3色の発光色のうちのいずれか2色の発光材料を混合させた層と残りの1色の発光材料を含む層とを積層させた2層構造を備えてもよい。この場合、燐光に適した赤色光用の発光材料及び緑色光用の発光材料を混合して一方の層を形成し、蛍光材料である青色光用の発光材料から他方の層を形成することが好ましい。
そして、本実施例において、有機ELパネル2の発光面の形状は長方形であるが、その形状は限定されるものではなく、正方形、円形、楕円形、三角形、又はその他の形状であってもよい。
(照明装置の回路構成)
次に、図5を参照しつつ、本実施例に係る照明装置1に回路構成を説明する。図5は、本実施例に係る照明装置1の概略的な回路図である。
図5に示すように、白色発光素子12、赤色発光素子13、及び青色発光素子14は、電力制御回路4に接続されている。より具体的な接続構成として、白色発光素子12は電力制御回路4を構成する白色発光素子用電流源21に接続され、赤色発光素子13は電力制御回路4を構成する赤色発光素子用電流源22に接続され、青色発光素子14は電力制御回路4を構成する青色発光素子用電流源23に接続されている。すなわち、各発光素子は専用の電流源に接続されることで、発光素子ごとに発光輝度を独立に制御可能とし、有機ELパネル2の調光及び調色を実現している。なお、各発光素子の陽極12a、13a、14aが各電流源の正極に接続され、共通電極である陰極19が各電流源の負極に接続されるとともに接地されている。
また、電力制御回路4は、中央演算処理装置(CPU)から構成される制御部24を有している。当該制御部24は、外部から入力される指令信号(例えば、照明装置1のオンオフ信号、又は調光信号)に応じて、白色発光素子用電流源21、赤色発光素子用電流源22、及び青色発光素子用電流源23を制御し、各発光素子への電流値を所望の値に調整する。本実施例において、白色発光素子用電流源21、赤色発光素子用電流源22、及び青色発光素子用電流源23には外部電源から電流が供給されるため、当該外部電源から供給された電流から各発光素子に供給するための所望の電流を生成するように、制御部24が各電流源に対して制御信号を供給して制御することになる。
なお、電力制御回路4は、外部電源から供給される電圧値を制御することで、各発光素子に供給される電力を制御してもよい。また、電力制御回路4は、外部電源から供給される電圧又は電流をパルス幅変調(PWM:pulse width modulation)によって供給し、デューティー比を変化させることで各発光素子への供給電力を制御してもよい。
(照明装置の使用態様)
次に、本実施例に係る照明装置1の使用態様において、具体的にどの程度照射光の色温度を調整することができるかについての一例を示す。本実施例においては、赤色発光素子13の発光波長を約630nmとし、青色発光素子14の発光波長が約450nmとする。また、白色発光素子12は、青色発光有機層12b、緑色発光有機層12c、及び赤色発光有機層12dを有しているため、白色発光素子12は、波長が約450nm、約525nm、及び約630nmの光源を有することとする。
ここで、白色発光素子12を構成する各発光素子において、赤色光の光束を約50.0ルーメンとし、緑色光の光束を約31.3ルーメンとし、青色光の光束を11.0ルーメンとする。また、赤色発光素子13の光束を12.5ルーメン、青色発光素子14の光束を7.5ルーメンとする。
この場合、白色発光素子12のみを発光させると、照明装置1から照射される照射光の色温度は約3800Kとなる。
次に、青色発光素子14を発光させず、白色発光素子12及び赤色発光素子13を発光させると、照明装置1から照射される照射光の色温度は約3000Kとなる。すなわち、照明装置1から照射される照明光は、白色発光素子12のみを発光させた場合と比較して、赤みがかった白色光となる。ここで、赤色発光素子13の光束を12.5ルーメンより小さい値に調整すれば、照射光の色温度を3000Kから3800Kの間で調節することが可能である。また、12.5ルーメンより更に大きな光束を発生可能な赤色発光素子13を準備すれば、照射光の色温度を3000Kより小さくすることも可能である。
次に、赤色発光素子13を発光させず、白色発光素子12及び青色発光素子14を発光させると、照明装置1から照射される照射光の色温度は約4500Kとなる。すなわち、照明装置1から照射される照明光は、白色発光素子12のみを発光させた場合と比較して、青みがかった白色光となる。ここで、青色発光素子14の光束を7.5ルーメンより小さい値に調整すれば、照射光の色温度を3800Kから4500Kの間で調節することが可能である。また、7.5ルーメンより更に大きな光束を発生可能な青色発光素子14を準備すれば、照射光の色温度を4500Kより大きくすることも可能である。
本実施例に係る照明装置1は、上述した各発光状態において、白色発光素子12、赤色発光素子13及び青色発光素子14の発光する光束を調整することにより、照明光の色温度を維持したまま、照明光自体の発光輝度を容易に調整することができる。
もちろん、白色発光素子12から出射する白色光の色温度も約3800Kに限定されることはなく、各色の光束を調整することで、中心となる色温度を調節することが可能であり、結果として、色温度の調節範囲を更に広くすることが可能である。
従って、白色発光素子12から出射する白色光の色温度は約3800Kに限定されることはないが、3000K以上5000K以下の範囲内に設定することが好ましい。このようにすることで、照射光の色温度をより広範囲で調整することができる。
本実施例において、色温度の調整幅よりも照射光の輝度の大きさを重視したい場合は、白色発光素子12の帯幅を相対的に大きくすればよい。また、照射光の輝度の大きさよりも、低色温度側の調整幅を大きくすることを重視したい場合は、青色発光素子14の帯幅を大きくすればよいし、照射光の輝度の大きさよりも、高色温度側の調整幅を大きくすることを重視したい場合は、赤色発光素子13の帯幅を大きくすればよい。
また、本実施例においては、単色発光素子として赤色発光素子13及び青色発光素子14を用いたが、要求される照明光の色温度の幅に応じて、赤色発光素子、青色発光素子、緑色発光素子のなかから少なくとも1つを適宜選択することができる。例えば、有機ELパネル2の発光素子として、上述した3色全ての発光素子を使用してもよい。また、2種類以上の単色発光素子を用いた方が、照明装置1から照射される照明光の色温度を広範囲で調整することができるが、照明装置1の設置場所又は使用態様に応じては、2種類(例えば、白色発光素子及び青色発光素子)の発光素子を使用してもよい。そして、各発光素子を規則的に並置することが好ましいが、ランダムに並置してもよい。
(実施例の効果)
本実施例に係る照明装置1においては、白色発光素子12の帯幅が赤色発光素子13及び青色発光素子14の帯幅よりも狭くなっているため、照明装置1から照射される照射光の合成比率は、赤色発光素子13及び青色発光素子14から放射される赤色光及び青色光の比率よりも白色発光素子12から放射される白色光の比率が高くなる。すなわち、照射光の輝度及び色温度は、白色光、赤色光及び青色光の輝度及び色温度から決定されるものの、白色光の輝度及び色温度が大きく影響することになる。従って、照明光の輝度の調整は、白色光の輝度を変化させることで容易に行うことができるため、各発光色のバランスを維持しつつ照明光としての輝度の調整を容易に実現することができる。また、本実施例に係る照明装置1は、赤色発光素子13及び青色発光素子14を有するため、赤色光及び青色光を利用することで照射光の色温度を広範囲で調整することができる。
1 照明装置
2 有機ELパネル
3 導光部
4 電力制御回路
5 筐体
5a 開口
11 透明基板
12 白色発光素子
12a 陽極
12b 青色発光有機層
12c 緑色発光有機層
12d 赤色発光有機層
13 赤色発光素子(第1発光素子)
13a 陽極
13b 赤色発光有機層
14 青色発光素子(第2発光素子)
14a 陽極
14b 青色発光有機層
13 光拡散部
15 封止体
16 白色発光素子群
17 単色発光素子群
18 空隙
19 陰極
21 白色発光素子用電流源
22 赤色発光素子用電流源
23 青色発光素子用電流源
24 制御部

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板上に
    互いに離間して形成された複数の帯状の白色発光素子からなる白色発光素子群と、
    互いに離間して形成された複数の帯状の1種類以上の単色発光素子からなる単色発光素子群と、を有し、
    該白色発光素子群全体の発光面積が、該単色発光素子群全体の発光面積よりも大きい照明装置。
  2. 前記白色発光素子及び前記1種類以上の単色発光素子は、互いに異なる発光色の発光素子同士が隣接して帯幅方向に並列されており、
    前記白色発光素子の帯幅は、前記単色発光素子の帯幅よりも広い、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記白色発光素子の帯幅は、前記単色発光素子の帯幅の2.5倍以上である請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記白色発光素子の帯長は、前記白色発光素子の帯幅の3倍以上であり、
    前記単色発光素子の帯長は、前記単色発光素子の帯幅の5倍以上である請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記複数の帯状の単色発光素子は、第1発光色の光を放射する第1発光素子、及び前記第1発光色とは異なる第2発光色の光を放射する第2発光素子の2種類を有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第1発光素子は、青色光を放射する青色発光素子であり、
    前記第2発光素子は、赤色光を放射する赤色発光素子である請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記白色発光素子は、3000K以上5000K以下の色温度を備える白色光を放射する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記白色発光素子及び前記単色発光素子は、同一の色の光を放射する発光素子ごとに、点灯輝度を制御する電力制御回路に接続されている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明装置。
JP2014127274A 2014-06-20 2014-06-20 照明装置 Pending JP2016006744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127274A JP2016006744A (ja) 2014-06-20 2014-06-20 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014127274A JP2016006744A (ja) 2014-06-20 2014-06-20 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016006744A true JP2016006744A (ja) 2016-01-14

Family

ID=55225075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014127274A Pending JP2016006744A (ja) 2014-06-20 2014-06-20 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016006744A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017220433A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社Gsユアサ 照明装置
KR20180124953A (ko) * 2016-06-13 2018-11-21 구글 엘엘씨 각도 범위를 스윕하기 위한 발광 소자의 스태거형 어레이
US10598482B2 (en) 2016-06-13 2020-03-24 Google Llc Curved array of light-emitting elements for sweeping out an angular range

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017220433A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社Gsユアサ 照明装置
KR20180124953A (ko) * 2016-06-13 2018-11-21 구글 엘엘씨 각도 범위를 스윕하기 위한 발광 소자의 스태거형 어레이
US10598482B2 (en) 2016-06-13 2020-03-24 Google Llc Curved array of light-emitting elements for sweeping out an angular range
KR102113752B1 (ko) 2016-06-13 2020-05-21 구글 엘엘씨 각도 범위를 스윕하기 위한 발광 소자의 스태거형 어레이

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101135541B1 (ko) 유기 발광 장치
CN107579097B (zh) 白色有机发光装置
TW201428962A (zh) 有機發光顯示裝置及其製造方法
CN107180847B (zh) 像素结构、有机发光显示面板及其制作方法、显示装置
JP2009224274A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子及び照明装置
KR20120042038A (ko) 유기 발광 장치
JP2007294402A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子及び表示装置
CN103996792A (zh) 有机发光器件及制造方法和有机发光显示装置及驱动方法
KR101877195B1 (ko) 유기 일렉트로루미네센스 소자의 구동 방법
WO2016026223A1 (zh) 发光结构、显示装置和光源装置
JP2014220450A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2016006744A (ja) 照明装置
KR20160061363A (ko) 광전자 컴포넌트 디바이스 및 광전자 컴포넌트를 동작시키기 위한 방법
JP2012209504A (ja) 有機el照明装置
KR20110036076A (ko) 유기 발광 다이오드 조명기구
JP2007329176A (ja) 有機エレクトロルミネッセンス素子
KR101844327B1 (ko) 가시광 파장 가변형 적층 고분자 발광소자 및 그 제조방법
KR20160084282A (ko) 탠덤형 유기발광소자
KR20070101516A (ko) 백색 유기 전계 발광 소자 및 그 제조방법
KR100760901B1 (ko) 백색 유기 전계 발광 소자
Levermore et al. Phosphorescent OLEDs: Enabling energy‐efficient lighting with improved uniformity and longer lifetime
JP2016207740A (ja) 二面発光装置
WO2015079524A1 (ja) 発光装置、表示灯及び表示システム
JP2011034872A (ja) 照明装置
JP2015012113A (ja) 有機el照明