JP2014077699A - 携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法 - Google Patents

携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロケータの位置を容易に特定することができる携帯端末を提供すること。
【解決手段】携帯端末100は、ロケータから送信された無線信号を受信する無線部130と、受信された無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部150と、測定された受信信号強度に基づいて、無線部130とロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部211と、決定された距離情報を出力する報知部240とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ロケータの位置を探査するための携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法に関する。
紛失を防ぎたい物品などに、ロケータを取り付けることが広く行われている。ロケータは、音の出力などによって自己の位置を報知することが可能なデバイスである(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシステム(以下「従来技術」という)において、ロケータは、携帯端末などから送信される特定の無線信号を受信したときに、その携帯端末との近接性を示す音を出力する。これにより、ユーザは、無線信号の届く範囲(以下「検出エリア」という)内にロケータが位置するか否かを判定することができる。
特開平10−45221号公報
ところで、ロケータのより具体的な位置を特定すべき場合がある。例えば、ユーザが、ロケータを取り付けた物品を即座に使用したい場合である。しかしながら、上記従来技術では、検出エリア内にロケータが位置するか否かを判別することしかできない。
本発明の目的は、ロケータの位置を容易に特定することができる、携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法を提供することである。
本開示の携帯端末は、ロケータから送信された無線信号を受信する無線部と、受信された前記無線信号の受信信号強度を決定するRSSI検知部と、決定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
本開示の無線通信システムは、ロケータと携帯端末とを含む無線通信システムであって、前記ロケータは、無線信号を送信するロケータ無線部を備え、前記携帯端末は、前記ロケータから送信された前記無線信号を受信する無線部と、受信された前記無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部と、測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
本開示のロケータ位置報知方法は、ロケータから送信された無線信号を無線部において受信するステップと、受信した前記無線信号の受信信号強度を測定するステップと、測定した前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定するステップと、決定した前記距離情報を出力するステップとを有する。
本開示の携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法によれば、ロケータの位置を容易に特定することができる。
本実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示すシステム構成図 本実施の形態に係る親機の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態に係る無線通信システムの通常状態における、親機、携帯端末、および動作の例を示すタイミングチャート 本実施の形態に係る携帯端末の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態における距離情報テーブルの一例を示す模式図 本実施の形態におけるロケータ距離とRSSI値との関係を示す模式図 本実施の形態に係るロケータの構成の一例を示すブロック図 本実施の形態に係る携帯端末の動作の一例を示すフローチャート 本実施の形態に係るロケータの動作の一例を示すフローチャート 本実施の形態に係る携帯端末における距離情報の出力状態の一例を示す模式図
以下、本発明の無線通信システムの一実施の形態として、携帯端末、親機およびロケータから成る親子電話システムについて、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
図1において、無線通信システム10は、親機600、携帯端末100、携帯端末700、およびロケータ400から構成される。
親機600は、親機600と携帯端末100および携帯端末700との間の同期の基準となる装置である。携帯端末100および携帯端末700は、親機600の同期基準に従うスレーブ装置である。ロケータ400は、携帯端末100(ここでは図中左側の携帯端末100)の同期基準に従うスレーブ装置である。携帯端末100は、移動可能な通信端末であり、例えばコードレス電話機の無線ハンドセット、または携帯情報端末(PDA)などである。
なお、本実施の形態において、親機600と携帯端末100および携帯端末700との間(実線矢印)では、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)プロトコルを用いた無線通信が行われるものとする。また、携帯端末100とロケータ400との間(破線矢印)では、DECT用の無線フォーマットを用いた、ロケータ400用のプロトコルを用いた無線通信が行われるものとする。
また、携帯端末700の構成は、例えば携帯端末100の構成と同一である。したがって、以下の説明においては、携帯端末700についての説明を適宜省略する。
以上で、無線通信システム10の構成についての説明を終える。
次に、親機600の構成について説明する。
図2は、親機600の構成の一例を示すブロック図である。
親機600は、親機操作部611、親機表示部612、回線制御部613、親機無線部614、登録情報記憶部615、親機制御部616、および親機フレーム処理部617を備える。また親機600は、親機ROM(Read Only Memory)618、親機RAM(Random Access Memory)619、親機EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)620、親機報知部621、親機電源部622、および親機クロック生成部623を備える。
親機無線部614は、携帯端末100および携帯端末700との間において、TDMA(Time Division Multiple Access)/TDD(Time Division Duplex)の通信プロトコルを用いて無線通信を行う。本実施の形態では、例えばDECTプロトコルを用いて無線通信を行う。また親機600の回線制御部613は、有線の電話回線網との間で通信を行う。
親機クロック生成部623は、親機600の中で各部を動作させ、また親機無線部614の通信タイミングを決めるための基準クロックを生成する。
親機無線部614に設けられた親機同期制御部614aは、親機クロック生成部623の基準クロックに基づいて、親機無線部614による通信信号の通信タイミングを決定する。
次に、本実施に形態で用いるTDMA通信における通信フレームの構成の一例について説明する。
図3は、通常状態における親機600、携帯端末100、およびロケータ400の動作の例を示す。
DECTにおける無線通信は、例えば、図3示すように10msecを1フレームとし、1フレームを24スロットに区切って通信をする時分割方式を用いている。親機600は制御信号によって親機IDを送信し、携帯端末100は制御信号を受信しながら親機IDを取得し、待ち受ける親機(登録した親機)のIDと比較して同期すべき親機を選択する。なお、携帯端末100は、待機時では、携帯端末100から親機600へ毎フレームで送信することはない。携帯端末100にて何かイベント(発呼など)が発生したり、通話状態になった場合にのみ、携帯端末100から親機600への送信が行われる。その場合、携帯端末100は、自ら何れかのスロットを選択し、その上りと下りのスロットを使って通信を行う。
親機600は、常時、フレーム毎にある決まったスロットで制御信号を送信している。同期信号としての役割を持つ制御信号は同期データ(例えばSyncword)を含む。Syncwordは、タイミング同期用の予め決定された既知の数字列であり、携帯端末100が同期するための同期情報となる。受信側は、この既知の数字列を見つけた時点でフレームの切り出しと取り込みを始める。
DECT方式では、全ての通信に固有のSyncwordが割り当てられ、各端末が送信する信号にはそのSyncwordが共通して含まれている。後で説明するロケータ用プロトコルにおいても、同期の方法は同じである。携帯端末100が送信するロケータ呼出信号には、Syncwordが含まれており、ロケータ400は、携帯端末100に同期することができる。
以上で、親機600の構成についての説明を終える。
次に、携帯端末100の構成について説明する。
図4は、携帯端末100の構成の一例を示すブロック図である。
図4において、携帯端末100は、電源部110、クロック生成部120、無線部130、フレーム処理部140、RSSI(Received Signal Strength Indication)検知部150、ロケータ情報記憶部160、距離情報テーブル格納部170、表示部180、操作部190、ROM200、制御部210、RAM220、EEPROM230、および報知部240を備える。また、携帯端末100は、音声通話のための音声増幅器、スピーカおよびマイクロホンなどから成る通話部250を備える。
電源部110は、携帯端末100が動作するための電源を供給する。電源部110は、例えば、繰り返し充電が可能な電池パックを含む。
クロック生成部120は、電源部110から供給される電源に基づいて、携帯端末100の各部が動作するのに用いられるクロック信号を生成する。クロック生成部120は、例えば、水晶発振回路を含む。
無線部130は、ロケータ(図示せず)から送信された無線信号を受信する。無線部130は、例えば、無線アンテナを含む。
無線部130に設けられた同期制御部131は、クロック生成部120の基準クロックに基づいて、無線部130による通信信号の通信タイミングを決定する。
フレーム処理部140は、その時の動作モードに合うフレーム送信情報を埋め込み、無線部130へ渡す。また、フレーム処理部140は、親機600との間で通信を行う場合はDECTのフレーム構成を用い、ロケータとの間で通信を行う場合はロケータ用のフレーム構成を用いる。更に、フレーム処理部140は、ロケータと通信を行う場合は、DECT方式をベースに一部をロケータの使用に合わせて変えたロケータ用プロトコルにより通信を行う。
フレーム処理部140は、操作部190を介して、ユーザから、ロケータの探索を行うモード(以下「ロケータモード」という)の起動操作および終了操作を受け付ける起動操作があったとき、フレーム処理部140は、ロケータに対して、応答信号の返信を求めるロケータ呼出信号を送信する。この際、フレーム処理部140は、後述のロケータ選択部214によって選択されたロケータの識別情報を、ロケータ呼出信号に含める。更に、フレーム処理部140は、後述のロケータ動作選択部213によって選択されたロケータでの鳴動の有無を指示する指示情報を、ロケータ呼出信号に含める。
RSSI検知部150は、ロケータモードにおいて、無線部130において受信されたロケータからの無線の応答信号(以下「ロケータ応答信号」という)の、受信信号強度を測定する。
ロケータ情報記憶部160は、無線信号の受信の対象となる各ロケータの識別情報(以下「ロケータ情報」という)を、予め格納する。
距離情報テーブル格納部170は、距離情報テーブルを予め格納している。距離情報テーブルは、上述の無線信号の受信信号強度と、無線部130とロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報とを対応付けて記述したテーブルである。距離情報は、無線部130とロケータとの間の距離(以下「ロケータ距離」という)のレベルの差異を示す情報である。距離情報は、例えば、画像情報、および音情報に大別される。画像情報は、ロケータ距離のレベルの差異を、テキストあるいは図形の差異により示す情報である。音情報は、ロケータ距離のレベルの差異を音の差異により示す情報である。
図5は、距離情報テーブルの一例を示す模式図である。
図5に示すように、距離情報テーブル310は、例えば、受信信号強度であるRSSI値311に対応付けて、距離レベル312、レベル値313、レベルメータ314、およびビープ音315を定義している。距離レベル312は、ロケータ距離のレベルであり、テキスト情報として用いられなければ必ずしも必要ではない。レベル値313およびレベルメータ314は、画像情報である。ビープ音315は、音情報である。
ここで、ロケータ距離とRSSI値311との関係について簡単に説明する。
図6は、ロケータ距離とRSSI値311との関係を示す模式図である。
RSSI値は、送信電力と周囲環境が一定であるとき、通常、無線電波の発生源からの距離の二乗に反比例する。したがって、ロケータ400から一定の送信電力で無線信号401が送信されているとき、携帯端末100におけるRSSI値は、図6Aに示すように携帯端末100がロケータ400の近くに位置するとき、高い値となる。そして、図6Bに示すように携帯端末100がロケータ400から少し離れているとき、RSSI値は、中程度の値となる。更に、図6Cに示すように携帯端末100がロケータ400から遠くに位置するとき、RSSI値は、低い値となる。
このようなロケータ距離とRSSI値311との間の関係性により、RSSI値からロケータ距離のレベルを推定することが可能である。
図4の表示部180は、ロケータ情報記憶部160に格納されたロケータ情報を、選択肢として表示する。また、表示部180は、距離情報の出力にも用いられ得る。表示部180は、例えば、液晶ディスプレイを含む。
操作部190は、ユーザから各種操作を受け付ける。操作部190は、例えば、上記液晶ディスプレイの表面に配置されたタッチパネルを含む。
ROM200は、制御部210が使用する制御プログラムおよび各種データを格納する。
制御部210は、クロック生成部120において生成されるクロック信号に基づいて動作し、携帯端末100全体の動作を制御する。制御部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む。制御部210は、ROM200に格納された制御プログラムを実行することにより、例えば、距離情報決定部211、出力選択部212、ロケータ動作選択部213、およびロケータ選択部214、の機能を実現する。
距離情報決定部211は、距離情報テーブル格納部170に格納された距離情報テーブルを参照して、RSSI検知部150において測定された受信信号強度に対応する距離情報を決定する。
出力選択部212は、操作部190を介して、ユーザから、前記距離情報の出力を、画像情報の画面表示によって行うか、音情報の出力によって行うか、または両方によって行うかの選択を受け付ける。
ロケータ動作選択部213は、操作部190を介して、ユーザから、ロケータ400において鳴動を行うか否かの選択を受け付け、受け付けた選択を示す指示情報を、フレーム処理部140を介して、ロケータ400へ送信する。
ロケータ選択部214は、操作部190を介して、ユーザから、識別情報の選択を受け付ける。
RAM220およびEEPROM230は、制御部210の作業用メモリである。
報知部240は、RSSI検知部150において測定された受信信号強度に基づいて、出力選択部212が受け付けた選択に従って、距離情報を出力する。
なお、後述するが、上述のロケータ呼出信号に対するロケータ応答信号は、そのロケータ呼出信号に含められた識別情報に対応するロケータ400からのみ返信される。したがって、報知部240は、ロケータ選択部214により選択されたロケータ400についての距離情報のみを、出力することになる。
このような携帯端末100は、無線部130と任意のロケータ400との間の距離(つまり携帯端末100と任意のロケータ400との距離)のレベルを、ユーザに報知することができる。したがって、ユーザは、携帯端末100を持って移動しながら距離のレベルの変化を確認することにより、ロケータ400が位置する方向とロケータ距離とを容易に特定することができる。すなわち、携帯端末100を用いることにより、ユーザは、ロケータ400の位置を容易に特定することができる。
以上で、携帯端末100の構成についての説明を終える。
次に、ロケータ400の構成について説明する。図7は、ロケータ400の構成の一例を示すブロック図である。
図7において、ロケータ400は、ロケータ電源部410、第1クロック生成部420、タイマ部430、スイッチ440、および通信ブロック450を備える。通信ブロック450は、第2クロック生成部460、ロケータ無線部480、ロケータフレーム処理部470、ロケータROM490、ロケータ制御部500、ロケータRAM510、ロケータEEPROM520、および鳴動部530を備える。
ロケータ電源部410は、ロケータ400が動作するための電源を供給する。ロケータ電源部410は、例えば、乾電池を含む。
第1クロック生成部420は、ロケータ電源部410から常時供給される電源に基づいて、タイマ部430が動作するのに用いられるクロック信号を生成する。第1クロック生成部420は、例えば、水晶発振回路を含む。
タイマ部430は、通信ブロック450のスリープ期間として予め定められた時間をカウントし、かかる期間が満了するごとに、スイッチ440をオフからオンに切り替える。すなわち、第1クロック生成部420からタイマ部430へ低速クロックが供給され、タイマ部430はこの低速クロックによってカウント処理を行う。
タイマ部430はそのレジスタ(図示せず)の中にスリープ期間を決める為の値(満了値)を記録している。そして、タイマ部430は、スリープ状態の時に第1クロック生成部420からのクロックに従ってカウントアップし、そのカウント値が満了値に達することによってカウントを終了する。その際、タイマ部430は、スイッチ440に対してカウントが終了したことを通知する。
スイッチ440は、オン状態にあるとき、通信ブロック450をロケータ電源部410の電源に接続し、オフ状態にあるとき、通信ブロック450をロケータ電源部410の電源から遮断する。ロケータ400は間欠的な受信動作を行っており、所定の周期でスリープ期間から復帰し、所定期間の受信動作をしてスリープに戻るという動作を切り返している。スイッチ440は、前述のタイマ部430からのカウント終了の通知に従ってオフ状態からオン状態に切り替わり、通信ブロック450への電源供給を開始する。
第2クロック生成部460は、スイッチ440を介してロケータ電源部410から供給される電源に基づいて、通信ブロック450の各部が動作するのに用いられるクロック信号を生成する。第2クロック生成部460は、例えば、水晶発振回路を含む。この第2クロック生成部460は、第1クロック生成部420の低速クロックよりも速い高速クロックを通信ブロック450の各部へ供給し、通信の為の動作はこの高速クロックによって制御される。
ロケータ無線部480は、携帯端末100に対する無線信号を送信する。ロケータ無線部480は、例えば、無線アンテナを含む。
ロケータ無線部480に設けられたロケータ同期制御部481は、第2クロック生成部460の基準クロックに基づいて、ロケータ無線部480による通信信号の通信タイミングを決定する。
ロケータフレーム処理部470は、ロケータ無線部480を介して、携帯端末100との間で通信を行う。ロケータフレーム処理部470は、例えば、携帯端末100との間でDECT(登録商標)通信を行うための通信モジュールを含む。
また、ロケータフレーム処理部470は、携帯端末100から、ロケータ400自身のロケータ情報が含まれたロケータ呼出信号を受信したとき、ロケータ応答信号を返信する。
ロケータROM490は、ロケータ制御部500が使用する制御プログラムおよび各種データを格納する。
ロケータ制御部500は、第2クロック生成部460において生成されるクロック信号に基づいて動作し、通信ブロック450全体の動作を制御する。ロケータ制御部500は、例えば、CPUを含む。ロケータ制御部500は、ロケータROM490に格納された制御プログラムを実行することにより、例えば、鳴動コントロール部501の機能を実現する。
鳴動コントロール部501は、フレーム処理部140を介して、携帯端末100からロケータ呼出信号に含めて送信された指示情報を受信する。そして、鳴動コントロール部501は、受信した指示情報に従って、鳴動部530の動作を制御する。
ロケータRAM510およびロケータEEPROM520は、ロケータ制御部500の作業用メモリである。
鳴動部530は、ロケータ400の位置を報知するための鳴動を行う。鳴動部530は、例えば、小型スピーカを含む。
このようなロケータ400は、携帯端末100から自己宛のロケータ呼出信号を受信したとき、無線のロケータ応答信号を返信することができる。このロケータ応答信号は、携帯端末100側で受信信号強度の測定に用いられることになる。すなわち、ロケータ400は、携帯端末100に対して、距離情報の出力に必要な情報を与えることができる。
また、通信ブロック450のオンオフを制御する機能部を備えているので、ロケータ400は、通信ブロック450の稼動を必要なときにのみ制限することができ、消費電力を抑えることができる。
また、ロケータ400は、スリープ期間中は、速度が遅い低速クロックによってカウント処理を行い、通信の為の高速クロックを作る第2クロック生成部460は動作させないようにすることができる。これにより、ロケータ400は、消費電力をより抑えることができる。
以上で、ロケータ400の構成についての説明を終える。
以上のような各装置の構成により、携帯端末100は、ロケータ400との間でロケータ用プロトコルにより無線通信を行う。ロケータ400はマスタである携帯端末100からのロケータ呼出信号(同期信号)に応じて同期し、ロケータ呼出信号の受信タイミングに応じて、通信タイミングを補正する。
次に、携帯端末100の動作について説明する。ここでは、距離情報の出力手法の選択、ロケータで鳴動の有無の選択、およびロケータの選択の処理については、既に完了しているものとし、その説明を省略する。
図8は、携帯端末100の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1010において、電源が投入されて動作を開始した携帯端末100の制御部210は、電話モードを起動する。制御部210は、無線部130に指示を出して親機600からの制御信号を受信させ、携帯端末100を親機600の待ち受け状態に制御する。
なお、電話モードは、親子電話システムにおいて親機600と携帯端末100は無線による音声通話を行うためのモードである。携帯端末100は、電話モードにあるとき、親機600を介して、公衆電話回線網でつながった他の電話機と通話を行うことができる。なお、電話機能に関する機能部は、通話部250だけでなく、ロケータ400との通信に関する機能部と兼用であってもよい。
そして、ステップS1020において、フレーム処理部140は、ロケータモードの起動操作があったか否かを判断する。フレーム処理部140は、ロケータモードの起動操作がない場合(S1020:NO)、後述のステップS1120へ進む。また、フレーム処理部140は、ロケータモードの起動操作があった場合(S1020:YES)、ステップS1030へ進む。また、この際、フレーム処理部140は、タイマ(図示せず)を起動し、ロケータモード起動操作からの経過時間のカウントを開始する。
ステップS1030において、フレーム処理部140は、ロケータ呼出信号を送信する。
そして、ステップS1040において、フレーム処理部140は、ロケータ400からの応答(ロケータ応答信号)があったか否かを判断する。フレーム処理部140は、応答がない場合(S1040:NO)、ステップS1050へ進む。また、フレーム処理部140は、応答があった場合(S1040:YES)、ステップS1060へ進む。
ステップS1050において、フレーム処理部140は、タイマのカウント時間が所定の値に到達(タイマ満了)したか否かを判断する。フレーム処理部140は、タイマがまだ満了していない場合(S1050:NO)、ステップS1030へ戻って、ロケータ呼出信号の送信とその応答待機を繰り返す。また、フレーム処理部140は、応答がないままタイマが満了となった場合(S1050:YES)、後述のステップS1110へ進む。
前述のように、ロケータ400は、間欠的な受信動作を行っており、所定の周期でスリープ期間から復帰し、所定期間の受信動作をしてスリープ状態に戻ると言う動作を切り返している。携帯端末100のフレーム処理部140がロケータ呼出信号を繰り返し送信するのは、携帯端末100はロケータ400がスリープ期間から復帰するタイミングを把握できないためである。そして、携帯端末100のフレーム処理部140がロケータ呼出信号を繰り返し送信するのは、ロケータ400が受信動作を行っている間にロケータ呼出信号を受信させる可能性を上げるためである。したがって、携帯端末100のフレーム処理部140のタイマ長さは、ロケータ400のタイマ部430のタイマ長さよりも長いことが望ましい。
ステップS1060において、フレーム処理部140は、ロケータ呼出信号を送信する。
そして、ステップS1070において、RSSI検知部150は、ロケータ400の応答信号から、受信信号強度であるRSSI値を測定する。
そして、ステップS1080において、距離情報決定部211は、距離テーブル(図5参照)を参照して、測定されたRSSI値に対応する距離情報を決定する。
そして、ステップS1090において、報知部240は、選択された、距離情報の出力手法の選択およびロケータ400の選択に従って、RSSI値に対応する距離情報を出力する。
そして、ステップS1100において、フレーム処理部140は、ロケータモードの終了操作があったか否かを判断する。フレーム処理部140は、ロケータモードの終了操作がない場合(S1100:NO)、ステップS1060に戻ってロケータ呼出信号の送信および距離情報の出力を繰り返す。また、フレーム処理部140は、ロケータモードの終了操作があった場合(S1100:YES)、ステップS1110へ進む。
ステップS1110において、携帯端末100は、ロケータモードの終了処理を行い、次いで電話モードの起動処理を行う。
そして、ステップS1120において、フレーム処理部140は、ユーザ操作などにより処理の終了が指示されたか否かを判断する。フレーム処理部140は、処理の終了が指示されていない場合(S1120:NO)、ステップS1020へ戻る。また、フレーム処理部140は、処理の終了が指示された場合(S1120:YES)、一連の処理を終了する。
このような動作により、携帯端末100は、ロケータ距離のレベルを、適切な手法でユーザに報知することができる。
以上で、携帯端末100の動作についての説明を終了する。
次に、ロケータ400の動作について説明する。
図9は、ロケータ400の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS2010において、タイマ部430は、スイッチ440を制御して通信ブロック450への電源供給をオンにし、間欠受信の動作を開始する。前述のようにロケータ400は、所定の周期で所定期間の受信動作をし、この受信動作中はロケータフレーム処理部470がタイマ(図示せず)を起動し、通信ブロック450の受信開始からの経過時間のカウントを開始する。ロケータ400は、この受信動作の中で、携帯端末100からのロケータ呼出信号を受信するための動作を行う。
そして、ステップS2020において、ロケータフレーム処理部470は、ロケータ400自身のロケータ情報(自ID)が含まれたロケータ呼出信号を受信したか否かを判断する。ロケータフレーム処理部470は、自IDが含まれたロケータ呼出信号を受信していない場合(S2020:NO)、ステップS2030へ進む。また、ロケータフレーム処理部470は、自IDが含まれたロケータ呼出信号を受信した場合(S2020:YES)、ステップS2040へ進む。
ステップS2030において、ロケータフレーム処理部470は、タイマのカウント時間が所定の値に到達(受信タイマ満了)したか否かを判断する。ロケータフレーム処理部470は、タイマがまだ満了していない場合(S2030:NO)、ステップS2020へ戻って、自IDが含まれたロケータ呼出信号の受信の待機を継続する。また、ロケータフレーム処理部470は、自IDが含まれたロケータ呼出信号の受信がないままタイマが満了した場合(S2030:YES)、後述のステップS2100へ進む。
ステップS2040において、ロケータフレーム処理部470は、送受信タイミングの切り替えを行い、TDMA同期を確立する。前述のように、携帯端末100が送信するロケータ呼出信号は、Syncwordを含んでおり、ロケータを同期させる為の同期信号としての役割を持つ。ロケータ用プロトコルでは、ロケータ400は、携帯端末100が送信するロケータ呼出信号により、携帯端末100に同期する。
そして、ステップS2050において、鳴動コントロール部501は、受信したロケータ呼出信号が、ロケータ400で鳴動しないことを示す指示情報を含むもの(消音呼出)か否かを判断する。鳴動コントロール部501は、受信したロケータ呼出信号が消音呼出ではない場合(S2050:NO)、ステップS2060へ進む。また、鳴動コントロール部501は、受信したロケータ呼出信号が消音呼出である場合(S2050:YES)、後述のステップS2070へ進む。
ステップS2060において、鳴動コントロール部501は、鳴動部530に対し、鳴動を開始させる。なお、ステップS2060を経ない場合、鳴動部530の鳴動は開始されないことになる。
次に、ステップS2070において、ロケータフレーム処理部470は、ロケータ呼出信号に対する応答を意味する応答信号を送信する。そしてロケータ400は、電源供給開始後、所定期間の間は受信動作を続け、ステップS2070〜S2090の処理を継続する。
すなわちステップS2080において、ロケータフレーム処理部470は、ロケータ呼出信号の受信を行う。そして、ステップS2090において、ロケータフレーム処理部470は、ロケータ呼出信号の連続受信エラーが発生したか否かを判断する。
ロケータフレーム処理部470は、連続受信エラーが発生していない場合(S2090:NO)、ステップS2050へ戻り、応答信号の送信とロケータ呼出信号の受信を繰り返す。また、ロケータフレーム処理部470は、連続受信エラーが発生した場合(S2090:YES)、ステップS2100へ進む。なお、ロケータ呼出信号がそもそも送信されていないことによって受信されない場合も、ロケータフレーム処理部470は、連続受信エラーと同様に判断し、ステップS2100へ進む。
ステップS2100において、ロケータ制御部500は、タイマ部430を起動させるとともに、ロケータ400をスリープ状態に遷移させる。この結果、タイマ部430は第1クロック生成部420からの低速クロックをカウントする処理を開始するとともに、スイッチ440をオフにし、通信ブロック450への電源供給をオフにする。
そして、ステップS2110において、タイマ部430は、カウント時間がスリープ期間の長さとして予め設定された値に到達(タイマ満了)したか否かを判断する。タイマ部430は、タイマがまだ満了となっていない場合(S2110:NO)、タイマの確認を繰り返す。この結果、スリープ状態が継続される。
ユーザ操作などにより処理の終了が指示される前にタイマが満了となった場合(S2110:YES)、タイマ部430は、ステップS2010へ進み、通信ブロック450への電源供給をオンにする。この結果、ロケータ400の通信ブロック450は、受信の動作を開始する。また、タイマ部430は、通信ブロック450の動作中に(タイマが満了となる前に)ユーザ操作などにより処理の終了が指示された場合、一連の処理を終了する。
このような動作により、ロケータ400は、携帯端末100から自己宛のロケータ呼出信号を受信したとき、応答信号を返信することができる。
また、ロケータ400は、携帯端末100より、ID情報に基づいて、そのロケータ400に対してのみ送られるロケータ呼出信号を区別することができる。そして、ロケータ400は、該当するロケータ呼出信号が消音呼出であるか否かを判断することにより、携帯端末100からの指示に従って鳴動をオンオフすることができる。
例えば、携帯端末100側でロケータ鳴動をオフにする設定を行ったとする。この場合、携帯端末100は、呼び出し対象のロケータ400に対して、当該ロケータ固有のID情報を含んだロケータ呼出信号を送信する。そして、その際、携帯端末100は、そのロケータ呼出信号が「消音呼出」であることを意味する情報を、そのロケータ呼出信号に含めて送信する。
これにより、携帯端末100は、ロケータ400に対して、そのロケータ400が呼び出された場合でも応答信号を返信するのみで鳴動しないように制御することができる。したがって、ユーザは、状況に応じて、ロケータ400に鳴動させないまま、ロケータ400を探すことができる。
以上で、ロケータ400の動作についての説明を終える。
次に、携帯端末100における距離情報の出力状態について説明する。図10は、携帯端末100における距離情報の出力状態の一例を示す模式図である。図10Aは、ロケータ距離が短い場合の例である。図10Bは、ロケータ距離が中程度の場合の例である。図10Cは、ロケータ距離が長い場合の例である。
図10A〜図10Cに示すように、携帯端末100は、例えば、距離情報を、画面表示710および音720により出力する。携帯端末100は、画面表示710において、例えば、ロケータ情報711、RSSI値712、およびレベルメータ713を表示する。
図10Aの例では、ロケータ情報711として「Locator1」と表示し、RSSI値712として「86」と表示している。図10Bの例では、ロケータ情報711として「Locator1」と表示し、RSSI値712として「42」と表示している。また図10の例では、横バーの長さおよび本数を変化させるレベルメータ713により、ロケータ400までの距離を視覚的に表している。
また、携帯端末100は、音720において、ビープ音を鳴動させる。携帯端末100は、図10Aの例では、0.2秒毎にビープ音を鳴動させ、図10Bの例では、0.5秒毎にビープ音を鳴動させ、図10Cの例では、1.0秒毎にビープ音を鳴動させる。なお、以上のように出力される距離情報の内容は、距離情報テーブル(図5参照)で定義された内容に基づいている。すなわち、携帯端末100は、ロケータ距離のレベルを示す距離情報を出力する。
このような情報出力が行われることにより、ユーザは、携帯端末100を持って移動しながら距離のレベルの変化を確認することにより、ロケータ400が位置する方向とロケータ距離とを容易に特定することができる。
なお、携帯端末100の報知部240は、ユーザから、ロケータ400において鳴動を行わない選択を受け付けた状態では、距離のレベルの差異を示す音情報を出力しないようにしてもよい。すなわち、携帯端末100は、距離情報の出力を、画像情報のみを用いて、距離のレベルを表すようにしてもよい。これにより、ユーザは、状況に応じて、ロケータ400だけでなく携帯端末100にも鳴動させないまま、ロケータ400を探すことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る無線通信システム10は、携帯端末100側で、ロケータ400から送信された無線信号の受信信号強度を測定し、その測定結果に基づき、距離情報を決定して出力する。これにより、ユーザは、移動しながら距離情報の変化を確認することにより、移動方向とロケータ距離の変化とを関連付けることができる。これにより、ユーザは、ロケータ400が検出エリア内に位置するか否かだけでなく、ロケータ400が位置する方向を容易に特定して、ロケータ400に近付くことができる。すなわち、本実施の形態に係る無線通信システム10は、ユーザに対して、ロケータ400の位置を容易に特定することを可能にする。
また、本実施の形態に係る無線通信システム10は、ロケータ400での鳴動をオフにし、距離情報の出力手法に音を用いないようにすることができる。すなわち、本実施の形態に係る無線通信システム10では、携帯端末100側でロケータ鳴動をオフにする設定をすると、呼び出し対象のロケータに対しては「消音呼出」であることを意味する情報を含めたロケータ呼出信号を送信する。そして、ロケータ400はこの「消音呼出」に応じて鳴動をオフする。これにより、本実施の形態に係る無線通信システム10によれば、音を鳴動させることなくロケータ400の位置を特定することが可能となる。
また、本実施の形態に係る無線通信システム10は、距離情報の出力手法を、画面表示と出力とから選択することができるとともに、ロケータ400での鳴動のオンオフを選択することができる。これにより、周囲環境やユーザの状況により適した状態で、ロケータ400の位置を特定することが可能となる。
また、本実施の形態に係る無線通信システム10は、距離情報としてRSSI値を表示する場合、ロケータ距離の変化が良く表れるため、特にロケータ距離が短い場合に、ロケータ400の位置を特定し易くすることができる。
また、本実施の形態に係る無線通信システム10は、距離情報としてレベル値やレベルメータを表示する場合、ロケータ距離の変化を直感的に捉え易くすることができる。したがって、本実施の形態に係る無線通信システム10は、距離情報としてレベル値やレベルメータを表示する場合、特にロケータ距離が長い状態において、ロケータ400の位置を特定し易くすることができる。
また、本実施の形態に係る無線通信システム10は、距離情報として音を出力する場合、ロケータ距離の変化を直感的に捉え易くするだけなく、画面を見る必要がなくなるため、ロケータ400の位置を素早く特定することを可能にする。
なお、携帯端末100のロケータ動作選択部213は、ロケータ距離が所定値以下であることを条件として(つまり、RSSI値が所定値以上であることを条件として)、鳴動を行うことを選択するようにしてもよい。なお、この場合、ロケータ400の鳴動部530は、ロケータ距離が所定値以下であることを条件として鳴動を行うということになる。
通常、ロケータ400が遠くに位置する場合、鳴動を行っても携帯端末100のユーザには聞こえないことがある。したがって、このように、近くにあるときに限定してロケータ400での鳴動を行うことにより、無駄な鳴動を抑えることができ、周囲の音環境に配慮しかつロケータ400の消費電力を抑えたシステムとすることができる。
以上のように、本開示の携帯端末は、ロケータから送信された無線信号を受信する無線部と、受信された前記無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部と、測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
このような携帯端末は、ロケータまでの距離のレベルを示す距離情報を出力することができるので、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末は、前記受信信号強度と前記距離情報とを対応付けた距離情報テーブルを格納する距離情報テーブル格納部、を更に備え、前記距離情報決定部は、前記距離情報テーブルを参照して、測定された前記受信信号強度に対応する前記距離情報を決定してもよい。
このような携帯端末は、適切な距離情報を出力することができるので、ユーザがロケータの位置を更に容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末において、距離情報は、前記距離のレベルの差異をテキストあるいは図形の差異により示す画像情報であり、前記報知部は、前記画像情報を画面に表示してもよい。
このような携帯端末は、距離のレベルの差異をテキストあるいは図形の差異で出力することができるので、音情報がなくてもユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末において、前記距離情報は、前記距離のレベルの差異を音声の差異により示す音情報であり、前記報知部は、前記音情報を出力してもよい。
このような携帯端末は、距離のレベルの差異を音の差異で出力することができるので、画像情報がなくてもユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末において、前記距離情報は、前記距離のレベルの差異をテキストあるいは図形の差異により示す画像情報と、前記距離のレベルの差異を音声の差異により示す音情報と、を含んでもよい。そして、上記携帯端末は、ユーザから操作を受け付ける操作部と、前記操作部を介して、前記ユーザから、前記距離情報の出力を、前記画像情報の画面表示によって行うか、音情報の出力によって行うか、または両方によって行うかの選択を受け付ける出力選択部を更に備え、前記報知部は、前記出力選択部が受け付けた選択に従って前記距離情報を出力してもよい。
このような携帯端末は、周囲環境やユーザ状況などの条件に適した手法で距離情報の出力を行うことができるので、各種条件による制約を抑えた状態で、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末は、ユーザから操作を受け付ける操作部と、前記操作部を介して、ユーザから、前記ロケータにおいて鳴動を行うか否かの選択を受け付け、受け付けた前記選択を示す指示情報を、前記フレーム処理部を介して、前記ロケータへ送信するロケータ動作選択部と、を更に備えてもよい。
このような携帯端末は、周囲の音環境が大きい場合にはロケータ鳴動をオフにし、それ以外ではロケータ鳴動を補助的に用いることができるので、周囲の音環境に配慮した状態で、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末において、前記報知部は、ユーザから前記ロケータにおいて鳴動を行わない選択を受け付けた状態では、前記報知部は前記距離のレベルの差異を示す音情報を出力しないようにしてもよい。
このような携帯端末は、携帯端末を鳴動させずにロケータの距離情報を出力することができるので、周囲の音環境に配慮した状態で、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記携帯端末は、前記ロケータの識別情報を予め格納するロケータ情報記憶部と、格納された前記識別情報の選択肢を表示する表示部と、ユーザから操作を受け付ける操作部と、前記操作部を介して、前記ユーザから、前記識別情報の選択を受け付けるロケータ選択部とを更に備え、前記報知部は、選択された前記ロケータについての前記距離情報を出力してもよい。
このような携帯端末は、ロケータを任意に指定して距離情報を出力することができるので、ロケータが複数存在する場合でも、ユーザが個々のロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
本開示に係る無線通信システムは、ロケータと携帯端末とを含む無線通信システムであって、前記ロケータは、無線信号を送信するロケータ無線部を備え、前記携帯端末は、前記ロケータから送信された前記無線信号を受信する無線部と、受信された前記無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部と、測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
このような無線通信システムは、携帯端末から、ロケータまでの距離のレベルを示す距離情報を出力することができるので、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
また、上記無線通信システムにおいて、前記ロケータは、前記ロケータと前記携帯端末との距離が所定値以下であることを条件として鳴動を行う鳴動部を更に備えてもよい。
このような無線通信システムは、ユーザに聞こえないような無駄な鳴動を抑えることができるので、周囲の音環境に配慮しつつロケータでの消費電力を抑えた状態で、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
本開示に係るロケータ位置報知方法は、ロケータから送信された無線信号を無線部において受信するステップと、受信した前記無線信号の受信信号強度を測定するステップと、測定した前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定するステップと、決定した前記距離情報を出力するステップとを有する。
このようなロケータ位置報知方法は、携帯端末から、ロケータまでの距離のレベルを示す距離情報を出力することができるので、ユーザがロケータの位置を容易に特定することを可能にする。
本発明は、ロケータの位置を容易に特定することができる、携帯端末、無線通信システム、およびロケータ位置報知方法として有用である。
10 無線通信システム
100、700 携帯端末
110 電源部
120 クロック生成部
130 無線部
131 同期制御部
140 フレーム処理部
150 RSSI検知部
160 ロケータ情報記憶部
170 距離情報テーブル格納部
180 表示部
190 操作部
200 ROM
210 制御部
211 距離情報決定部
212 出力選択部
213 ロケータ動作選択部
214 ロケータ選択部
220 RAM
230 EEPROM
240 報知部
250 通話部
400 ロケータ
410 ロケータ電源部
420 第1クロック生成部
430 タイマ部
440 スイッチ
450 通信ブロック
460 第2クロック生成部
470 ロケータフレーム処理部
480 ロケータ無線部
481 ロケータ同期制御部
490 ロケータROM
500 ロケータ制御部
510 ロケータRAM
520 ロケータEEPROM
530 鳴動部
600 親機
611 親機操作部
612 親機表示部
613 回線制御部
614 親機無線部
614a 親機同期制御部
615 登録情報記憶部
616 親機制御部
617 親機フレーム処理部
618 親機ROM
619 親機RAM
620 親機EEPROM
621 親機報知部
622 親機電源部
623 親機クロック生成部
本開示の携帯端末は、親機と各携帯端末との間で無線通信を行う親子電話システムの携帯端末であって、前記親機から送信された所定の無線フォーマットを用いた第1の無線信号を受信すると共に、ロケータから送信された前記所定の無線フォーマットと同一の無線フォーマットを用いた第2の無線信号を受信する無線部と、受信された前記第2の無線信号の受信信号強度を測定する検知部と、測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
本開示の無線通信システムは、親機と各携帯端末との間で無線通信を行う親子電話システムにロケータを含む無線通信システムであって、前記親機は、所定の無線フォーマットを用いて第1の無線信号を送信する親機無線部を備え、前記ロケータは、前記所定の無線フォーマットと同一の無線フォーマットを用いて第2の無線信号を送信するロケータ無線部を備え、前記携帯端末は、前記親機から送信された前記第1の無線信号を受信すると共に前記ロケータから送信された前記第2の無線信号を受信する無線部と、受信された前記第2の無線信号の受信信号強度を測定する検知部と、測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、決定された前記距離情報を出力する報知部とを備える。
本開示のロケータ位置報知方法は、親機と各携帯端末との間で無線通信を行う親子電話システムの携帯端末におけるロケータ位置報知方法であって、前記親機から送信された所定の無線フォーマットを用いた第1の無線信号を無線部において受信するステップと、ロケータから送信された前記所定の無線フォーマットと同一の無線フォーマットを用いた第2の無線信号を前記無線部において受信するステップと、受信した前記第2の無線信号の受信信号強度を測定するステップと、測定した前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定するステップと、決定した前記距離情報を出力するステップとを有する。

Claims (11)

  1. ロケータから送信された無線信号を受信する無線部と、
    受信された前記無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部と、
    測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、
    決定された前記距離情報を出力する報知部と、を備える、
    携帯端末。
  2. 前記受信信号強度のレベルと前記距離情報とを対応付けた距離情報テーブルを格納する距離情報テーブル格納部、を更に備え、
    前記距離情報決定部は、
    前記距離情報テーブルを参照して、測定された前記受信信号強度に対応する前記距離情報を決定する、
    請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記距離情報は、前記距離のレベルの差異をテキストあるいは図形の差異により示す画像情報であり、
    前記報知部は、
    前記画像情報を画面に表示する、
    請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記距離情報は、前記距離のレベルの差異を音声の差異により示す音情報であり、
    前記報知部は、
    前記音情報を出力する、
    請求項2記載の携帯端末。
  5. 前記距離情報は、前記距離のレベルの差異をテキストあるいは図形の差異により示す画像情報と、前記距離のレベルの差異を音声の差異により示す音情報と、を含み、
    ユーザから操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を介して、前記ユーザから、前記距離情報の出力を、前記画像情報の画面表示によって行うか、前記音情報の出力によって行うか、または両方によって行うかの選択を受け付ける出力選択部、を更に備え、
    前記報知部は、
    前記出力選択部が受け付けた選択に従って前記距離情報を出力する、
    請求項2記載の携帯端末。
  6. ユーザから操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を介して、ユーザから、前記ロケータにおいて鳴動を行うか否かの選択を受け付け、受け付けた前記選択を示す指示情報を、前記無線部を介して、前記ロケータへ送信するロケータ動作選択部と、を更に備える、
    請求項2記載の携帯端末。
  7. 前記報知部は、
    ユーザから前記ロケータにおいて鳴動を行わない選択を受け付けた状態では、前記距離のレベルの差異を示す音情報を出力しない、
    請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記ロケータの識別情報を予め格納するロケータ情報記憶部と、
    格納された前記識別情報の選択肢を表示する表示部と、
    ユーザから操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部を介して、前記ユーザから、前記識別情報の選択を受け付けるロケータ選択部と、を更に備え、
    前記報知部は、
    選択された前記識別情報に対応する前記ロケータについての前記距離情報を出力する、
    請求項2記載の携帯端末。
  9. ロケータと携帯端末とを含む無線通信システムであって、
    前記ロケータは、無線信号を送信するロケータ無線部を備え、
    前記携帯端末は、
    前記ロケータから送信された前記無線信号を受信する無線部と、
    受信された前記無線信号の受信信号強度を測定するRSSI検知部と、
    測定された前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定する距離情報決定部と、
    決定された前記距離情報を出力する報知部と、を備える、
    無線通信システム。
  10. 前記ロケータは、
    前記ロケータと前記携帯端末との距離が所定値以下であることを条件として鳴動を行う鳴動部、を更に備える、
    請求項9に記載の無線通信システム。
  11. ロケータから送信された無線信号を無線部において受信するステップと、
    受信した前記無線信号の受信信号強度を測定するステップと、
    測定した前記受信信号強度に基づいて、前記無線部と前記ロケータとの間の距離のレベルを示す距離情報を決定するステップと、
    決定した前記距離情報を出力するステップと、を有する、
    ロケータ位置報知方法。
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