JP2006311392A - 携帯電話端末、制御プログラム及び無線通信システム - Google Patents

携帯電話端末、制御プログラム及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 状況に応じて着信音再生に係る消費電力を抑制する携帯電話端末を提供する。
【解決手段】 携帯電話端末のCPUは、電圧検出回路を制御してバッテリの電圧値を測定する(S601)。電圧検出回路から読み出されるバッテリの電圧値が所定値以上であれば(S602のYes)、所定時間の経過を待ち(S603)、S601の処理を行う。電圧検出回路から読み出されるバッテリの電圧値が所定値未満であれば、着信コマンド送信モードに設定する。着信コマンド送信モードでは、携帯電話無線通信部への着信があった際に、ACLリンクで着信コマンドをBluetooth通信部から送信する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えばBluetooth等の無線通信を行う機能を有する携帯電話端末、この携帯電話端末を制御する制御プログラム、及びこの携帯電話端末と無線通信を行う装置及びこの携帯電話端末から構成される無線通信システムに関する。
近年、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を行う情報機器において、動作可能時間を延ばすために、省電力化が求められている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、バッテリの残量に応じて、データ転送を間欠的に行うスニフモードに移行するBluetooth通信を行う情報通信装置が記載されている。
一方、近年ヘッドセットプロファイルやハンズフリープロファイルに対応した携帯電話端末が普及しつつある。例えばヘッドセットプロファイルやハンズフリープロファイルに対応した携帯電話端末とヘッドセットから構成される無線通信システムでは、携帯電話端末に着信があった際、携帯電話端末で予め設定された着信音を送信し、ヘッドセット側でこの着信音を再生することができる。即ち、例えばユーザが携帯電話端末で設定した着信メロディをヘッドセット側でも再生することができる。このような着信音の伝送は通常、Bluetooth通信ではSCO(Synchronous Connection−Oriented)リンクにより行われる。
特開2003−087172号公報
しかしながらこのような着信音の伝送は、ユーザが携帯電話端末に設定した着信音を流すことができるが、その一方でこのような着信音はデータ量が多く、例えば64kbps等の比較的高い伝送レートで伝送する必要があるので消費電力が大きい。これにより、携帯電話端末やヘッドセットのバッテリの動作時間が短くなることがある。
また、Bluetooth規格のSCOリンクでは、データ通信を間欠的に行うスニフモードは認められておらず、着信音の転送に対して特許文献1記載の手法を適用することはできない。
そこで本発明は、状況に応じて着信音再生に係る消費電力を抑制する携帯電話端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の携帯電話端末は、バッテリの残容量を検出する検出手段と、他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信手段と、前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の携帯電話端末は、他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を前記他の機器から受信する無線通信手段と、前記無線通信手段で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段とを備えることを特徴とする。
請求項6記載の制御プログラムは、音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより他の機器と無線通信を行う携帯電話端末を制御する制御プログラムにおいて、バッテリの残容量を検出する検出機能と、他の電話端末からの着信を受ける電話通信機能と、前記他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機能と、前記検出機能により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記電話通信機能で前記他の電話端末からの着信があった際に前記無線通信機能で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換機能とを備えることを特徴とする。
請求項8記載の制御プログラムは、音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより他の機器と無線通信を行う携帯電話端末を制御する制御プログラムにおいて、他の電話端末からの着信を受ける電話通信機能と、他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を前記他の機器から受信する無線通信機能と、前記無線通信機能で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信機能への着信があった際に前記無線通信機能で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換機能とを備えることを特徴とする。
請求項10記載の無線通信システムは、携帯電話端末と、前記携帯電話端末と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機器とを備える無線通信システムにおいて、前記携帯電話端末は、バッテリの残容量を検出する検出機能と、他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、前記無線通信機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信手段と、前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記無線通信機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記無線通信機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段とを備え、前記無線通信機器は、前記携帯電話端末から前記着信音若しくは前記着信コマンドを受信する通信手段と、前記通信手段により前記着信音を受信した際にこれを出力し、前記通信手段により着信コマンドを受信した際に所定の着信音を出力するスピーカ部とを備えることを特徴とする。
請求項12記載の無線通信システムは、携帯電話端末と、前記携帯電話端末と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機器とを備える無線通信システムにおいて、前記携帯電話端末は、他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、前記無線通信機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更すsる要求を前記無線通信機器から受信する無線通信手段と、前記無線通信手段で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記無線通信機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段とを備え、前記無線通信機器は、前記携帯電話端末から前記着信音若しくは前記着信コマンドを受信する通信手段と、前記通信手段により前記着信音を受信した際にこれを出力し、前記通信手段により着信コマンドを受信した際に所定の着信音を出力するスピーカ部と、前記無線通信機器で電力を供給するバッテリの残容量を検出する検出手段とを備え、前記通信手段は、前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を送信することを特徴とする。
本発明によれば、状況に応じて着信音再生に係る消費電力を抑制する携帯電話端末を提供することができる。
以下、本発明の携帯電話端末及び無線通信システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の無線通信システムの実施例を含む携帯電話通話システムの構成を示す図である。無線通信システム1は、携帯電話2及びヘッドセット3(他の機器、無線通信機器)から構成される。携帯電話2及びヘッドセット3は、ハンズフリープロファイルに対応したBluetooth通信を行うことができる。また、携帯電話端末2は、電話回線網4を介して携帯電話端末5と通信することができる。携帯電話端末5から携帯電話端末2への着信があった場合には、携帯電話端末2はこの着信をヘッドセット3へ転送し、ヘッドセット側で着信音が再生される。通話開始後は、携帯電話端末2を介してヘッドセット3と携帯電話端末5との間で通話が行われる
まず、携帯電話端末2への着信時の動作の概略について説明する。図2は、携帯電話端末2への着信時の動作について示す図である。図2(a)は携帯電話端末2のバッテリ残量が所定量以上の場合、図2(b)は携帯電話端末2のバッテリ残量が所定量未満の場合である。
携帯電話端末2のバッテリ残量が所定量以上であれば、携帯電話端末2に携帯電話端末5からの着信があった場合に、携帯電話端末2は着信メロディを再生し、これをSCOリンクでヘッドセット3へ送信する。ヘッドセット3は、この着信メロディをスピーカから出力し、ユーザに着信を知らせる。
携帯電話端末2のバッテリ残量が所定量未満であれば、携帯電話端末2に携帯電話端末5からの着信があった場合に、携帯電話端末2はACL(Asynchronous Connection−Less)リンクで着信コマンド(RING alert)をヘッドセット3に送出する。ヘッドセット3は、着信コマンドの受信を受け、所定の着信音を再生する。
図3は、携帯電話端末2の構成を示す図である。携帯電話端末2は、各構成要素を制御するCPU(Central Processing Unit)21(切換手段)、バッテリ22、バッテリ22の電圧を検出する電圧検出回路23(検出手段)、電話回線網4を介して携帯電話端末5と通信を行う携帯電話無線通信部24(電話通信手段)、マイクロフォン25、スピーカ26、ヘッドセット3とのBluetooth通信を行うBluetooth通信部27(無線通信手段)、携帯電話無線通信部24からの音声通信の切換を行う音声パス切換部28から構成される。
CPU21は、制御プログラム21aにより携帯電話端末2の各構成要素を制御する。また後述するが、制御プログラム21aは、Bluetooth通信部27から着信音を送信するか、着信コマンドを送信するかを切り換える機能を有する。
バッテリ22は、携帯電話端末2の各構成要素に対して電力を供給する。また、電圧検出回路23はバッテリ22の電圧を計測し、バッテリ22の残容量を調べることができる。
マイクロフォン25及びスピーカ26は、携帯電話端末2で通話を行う際に、ユーザの声の集音及び、携帯電話端末5から送信されてきた音声の出力を行う。
Bluetooth通信部27は、ヘッドセット3との間でBluetooth通信を行うための無線通信インタフェースである。ユーザがヘッドセット3で通話している際には、携帯電話端末5からの音声データはBluetooth通信部27からヘッドセット3に向けて送信され、ヘッドセット3からの音声データはBluetooth通信部27から受信されて携帯電話無線通信部24から送信される。また、携帯電話端末5からの着呼時には、ユーザの設定した着信メロディ若しくは着信コマンドがBluetooth通信部27からヘッドセット3に向けて送信される。
音声パス切換部28は、携帯電話無線通信部24から携帯電話端末5への通話を行っている際に、この通話にかかる音声データをマイクロフォン25及びスピーカ26との間で入出力するか、若しくはBluetooth通信部27での無線通信によりヘッドセット3との間で入出力するかを切り換える。
図4は、ヘッドセット3の構成を示す図である。ヘッドセット3は、各構成要素を制御するCPU31と、バッテリ32と、バッテリ32の電圧を検出する電圧検出回路33(検出手段)と、携帯電話端末2と無線通信を行うBluetooth通信部34(通信手段)と、マイクロフォン35と、スピーカ36(スピーカ部)とから構成される。
バッテリ32は、ヘッドセット3の各構成要素に対して電力を供給する。また、電圧検出回路33はバッテリ32の電圧を計測し、バッテリ32の残容量を調べることができる。
Bluetooth通信部34は、携帯電話端末2のBluetooth通信部27との間でBluetooth通信を行うための無線通信インタフェースである。Bluetooth通信部34は、携帯電話端末2からの音声データを受信し、またマイクロフォン25で集音したユーザの音声を携帯電話端末2へ向けて送信する。さらに、着呼時には、携帯電話端末2からの着信メロディ若しくは着信コマンドがBluetooth通信部34で受信される。
マイクロフォン35及びスピーカ36は、通話時にユーザの声の集音及び携帯電話端末から送信されてきた音声の出力を行う。また、スピーカ36は着信時に着信メロディ若しくは着信音を出力し、ユーザに着信を知らせる。
次に、図5及び図6を参照しながら、携帯電話端末2及びヘッドセット3間の通信について説明する。図5は、SCOリンクでの通信時における携帯電話端末2とヘッドセット3との間でのデータ通信を示す図である。
Bluetooth通信では、625μsを基本単位とするタイムスロットを用いて、通信周波数を所定のシーケンスでホッピングさせながら通信を行う。特にSCOリンクでは、一定周期の時間間隔で通信スロットが提供される。例えば図5の例では、1スロット毎に交互に携帯電話端末2とヘッドセット3とが通信している。SCOリンクは回線交換型のリンクであり、主に音声伝送が行われる。着信メロディを携帯電話端末2からヘッドセット3へ転送する際には、SCOリンクで着信メロディのデータが転送される。
一方、Bluetooth通信のデータ伝送に対しては、パケット交換型のACLリンクが定義される。ACLリンクでは、所定の間隔をあけて通信を行うスニフモードが認められている。図6は、ACLリンクでのスニフモード時における携帯電話端末2とヘッドセット3との通信の例を示す図である。図6に示すように、スニフモードではパケット送受信が間欠的に行われるため、パケット送受信を行わない時間(時間T2)は、Bluetooth通信部27やBluetooth通信部34の動作を停止させることができ、その分、消費電力を抑えることができる。携帯電話端末2とヘッドセット3との間でのBluetooth通信では、携帯電話端末5からまだ着信を受けていない状態では、消費電力の少ないスニフモードでお互いに定期的にパケットのやり取りを行い、同期を行う。尚、このスニフモードにおける通信間隔であるスニフ周期は、携帯電話端末2若しくはヘッドセット3のどちらからの要求によっても変更することができる。
着信コマンドを携帯電話2からヘッドセット3に転送し、ヘッドセット3に予め用意された所定の着信音を鳴らす際には、ACLリンクで着信コマンドが転送される。この着信コマンドは、例えは2秒に1回程度の頻度で送信され、数バイト程度のデータである。
図7は、携帯電話端末2を制御する制御プログラム21aのバッテリ22の残容量に応じた着信音に関する設定に係る処理の流れを示すフローチャートである。尚、このフローチャートの開始時において、着信メロディをSCOリンクで転送する着信音転送モード(inband ring toneモード)に設定されているものとする。
まず制御プログラム21aは、電圧検出回路23を制御し、バッテリ22の電圧値を測定する(S601)。電圧検出回路23から読み出されるバッテリ22の電圧値が所定値以上であれば(S602のYes)、例えば1分等の所定時間の経過を待ち(S603)、再度S601の処理を行う。電圧検出回路23から読み出されるバッテリ22の電圧値が所定値未満であれば(S602のNo)、着信コマンド送信モード(no−inband ring toneモード)に設定する(S604)。着信コマンド送信モードでは、携帯電話無線通信部24への着信があった際に、ACLリンクで着信コマンドをBluetooth通信部27から送信する。
続いて、ヘッドセット3を制御するCPU31のバッテリ32の残容量に応じた処理について図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、バッテリ32の残容量に応じたCPU31の処理の流れを示すフローチャートである。尚図8の開始時点において、携帯電話端末2とヘッドセット3との間には、ACLリンクが確立しているものとする。
まずCPU31は、電圧検出回路33を制御し、バッテリ32の電圧値を測定する(S701)。電圧検出回路32から読み出されるバッテリ32の電圧値が所定値未満であれば(S702のNo)、CPU31は、Bluetooth通信部34で行う通信のスニフ周期を大きく設定し(S703)、スニフ周期の変更要求をBluetooth通信部34から携帯電話端末2に向けて送信する(S704)。スニフ周期を大きくすることにより、Bluetooth通信部34での通信頻度が下がるので、消費電力をより抑えることができる。
スニフ周期の変更要求の送信後(S704)、或いは電圧検出回路32から読み出されるバッテリ32の電圧値が所定値以上であれば(S702のYes)、例えば1分等の所定時間の経過を待ち(S705)、S701の処理を行う。
図9は、スニフ周期変更要求受信に係る、制御プログラム21aの処理の流れである。制御プログラム21aは、Bluetooth通信部27でヘッドセット3からのスニフ周期の変更要求受信後(S801)、Bluetooth通信部27で行う通信のスニフ周期を変更する(S802)。さらに、このスニフ周期が所定値以上であるか否かを判断し(S803)、このスニフ周期が所定値以上であれば(S803のYes)、ヘッドセット3のバッテリ32の残容量が所定値以下となったことが推測されるので、消費電力の低減を図ることのできる着信コマンド送信モードに設定する。
S803でスニフ周期が所定値未満であれば(S803のNo)、ヘッドセット3のバッテリ32の残容量はまだ十分にあると判断し、着信コマンド送信モードには設定せずに処理を終える。
図10は、携帯電話端末2での着信時における制御プログラム21aの処理の流れについて示す図である。
携帯電話無線通信部24で、携帯電話端末5からの着信を受けると(S901)、制御プログラム21aは着信コマンド送信モードであるか否かを判断する(S902)。着信コマンド送信モードには先述の通り、図7のS604或いは図9のS804で、携帯電話端末2のバッテリ22の残容量或いはヘッドセット32の残容量に応じて設定される。
着信コマンド送信モードであれば(S902のYes)、制御プログラム21aはBluetooth通信部27からヘッドセット3へ向けて着信コマンドを送信する(S903)。尚、ヘッドセット3は、Bluetooth34での着信コマンド着信を受けて、所定の着信音を再生する。
着信コマンド送信モードでなければ、即ち着信音転送モードであれば(S902)、制御プログラム21aはSCOリンクをヘッドセット3との間で確立し(S904)、ユーザが予め設定した着信メロディを着信音としてBluetooth通信部27からSCOリンクで送信する(S905)。
以上説明したように、本実施例によれば、電圧検出回路23で電圧を検出し、その電圧に応じて着信コマンド送信モードと着信音転送モードとを切り換えるので、例えばバッテリ22の残容量が十分にある場合には、ユーザが携帯電話端末2で設定した任意の着信メロディをヘッドセット3でも鳴らすことができると共に、バッテリ22の残容量が少ないときには、着信メロディを送信せずに、着信コマンドを送信することで消費電力の節減を図ることができる。
また、本実施例ではヘッドセット3がバッテリ32の残容量に応じてスニフ周期を大きく設定し、携帯電話端末2がそのスニフ周期が長くなったことによりヘッドセット3のバッテリ32の残容量が所定量以下となったと判断して着信コマンド送信モードに移行する。これにより、ヘッドセット3のバッテリ32の残容量が少ない場合に、着信メロディを送信せずに着信コマンドを送信することでヘッドセット3の動作時間を長くすることができる。特に、ハンズフリープロファイルの仕様では、ハンズフリープロファイルオーディオゲートウェイである携帯電話端末2のバッテリ22の容量をハンズフリープロファイルユニットであるヘッドセット3に通知する手順は定められているが、ヘッドセット3のバッテリ32の残容量を携帯電話端末2に通知する手順は定められていない。よってヘッドセット3のバッテリ残容量に応じて携帯電話端末2で省電力処理を行おうとすると、特別な手順を設計、実装する必要があるが、本実施例によればそのような特別な処理の設計、実装を必要とせず、ヘッドセット3のバッテリ32の残量に応じて省電力処理を行うことができる。
本実施例によれば、バッテリ32の残量に余裕があればスニフ周期が小さく設定され、残量に余裕が無ければスニフ周期が大きく設定される。スニフ周期を大きくすると、消費電力が小さくなる反面、応答性が悪くなるが、本実施例では通常は応答性の良い状態で利用することが可能であると同時に、バッテリ32の残量が少なくなれば消費電力を低減して動作時間を長くすることが可能である。
本実施例の携帯電話端末2は、ハンズフリープロファイルに対応しているので、ハンズフリープロファイルに対応したヘッドセットや車載ユニット等の多くの機器に対応することができる。
本発明の実施例1に係る無線通信システムを含む携帯電話通話システムの構成を示す図。 本発明の実施例1に係る無線通信システムの動作について説明するための図。 本発明の実施例1に係る携帯電話端末の構成を示す図。 本発明の実施例1に係る無線通信システムのヘッドセットの構成を示す図。 本発明の実施例1に係る無線通信システムでのSCOリンクでの通信について説明するための図。 本発明の実施例1に係る無線通信システムでのACLリンクでのスニフモード時の通信について説明するための図。 本発明の実施例1に係る携帯電話端末のバッテリの残容量に応じた処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る無線通信システムのヘッドセットのバッテリの残容量に応じた処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る携帯電話端末の、ヘッドセットからのスニフ周期変更要求にかかる処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る携帯電話端末の着信時における処理の流れを示す図。
符号の説明
1・・・無線通信システム
2、5・・・携帯電話端末
3・・・ヘッドセット
4・・・電話回線網
21・・・CPU
21a・・・制御プログラム
22・・・バッテリ
23・・・電圧検出回路
24・・・携帯電話無線通信部
25・・・マイクロフォン
26・・・スピーカ
27・・・Bluetooth通信部
28・・・音声パス切換部
31・・・CPU
32・・・バッテリ
33・・・電圧検出回路
34・・・Bluetooth通信部
35・・・マイクロフォン
36・・・スピーカ

Claims (14)

  1. バッテリの残容量を検出する検出手段と、
    他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、
    他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信手段と、
    前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段と
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  2. 前記無線通信手段が行う前記他の機器との無線通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項1記載の携帯電話端末。
  3. 他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、
    他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を前記他の機器から受信する無線通信手段と、
    前記無線通信手段で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段と
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  4. 前記無線通信手段が行う前記他の機器との通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項3記載の携帯電話端末。
  5. 前記無線通信手段が行う前記他の機器との無線通信はハンズフリープロファイルに対応すること
    を特徴とする請求項4記載の携帯電話端末。
  6. 音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより他の機器と無線通信を行う携帯電話端末を制御する制御プログラムにおいて、
    バッテリの残容量を検出する検出機能と、
    他の電話端末からの着信を受ける電話通信機能と、
    前記他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機能と、
    前記検出機能により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記電話通信機能で前記他の電話端末からの着信があった際に前記無線通信機能で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換機能と
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
  7. 前記無線通信機能が行う前記他の機器との無線通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項6記載の制御プログラム。
  8. 音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより他の機器と無線通信を行う携帯電話端末を制御する制御プログラムにおいて、
    他の電話端末からの着信を受ける電話通信機能と、
    他の機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を前記他の機器から受信する無線通信機能と、
    前記無線通信機能で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信機能への着信があった際に前記無線通信機能で前記音声伝送リンクにより前記他の機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換機能と
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
  9. 前記無線通信機能が行う前記他の機器との無線通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項8記載の制御プログラム。
  10. 携帯電話端末と、
    前記携帯電話端末と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機器と
    を備える無線通信システムにおいて、前記携帯電話端末は、
    バッテリの残容量を検出する検出機能と、
    他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、
    前記無線通信機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信手段と、
    前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記無線通信機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記無線通信機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段と
    を備え、前記無線通信機器は、
    前記携帯電話端末から前記着信音若しくは前記着信コマンドを受信する通信手段と、
    前記通信手段により前記着信音を受信した際にこれを出力し、前記通信手段により着信コマンドを受信した際に所定の着信音を出力するスピーカ部と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  11. 前記無線通信手段及び前記通信手段が行う無線通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項10記載の無線通信システム。
  12. 携帯電話端末と、
    前記携帯電話端末と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信を行う無線通信機器と
    を備える無線通信システムにおいて、前記携帯電話端末は、
    他の電話端末からの着信を受ける電話通信手段と、
    前記無線通信機器と音声伝送リンク及びデータ伝送リンクにより無線通信し、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を前記無線通信機器から受信する無線通信手段と、
    前記無線通信手段で受信する前記要求の前記時間間隔に応じて、前記他の電話端末から前記電話通信手段への着信があった際に前記無線通信手段で前記音声伝送リンクにより前記無線通信機器に着信音を送信するか、前記データ伝送リンクにより前記他の機器に着信コマンドを送信するかを切り換える切換手段と
    を備え、前記無線通信機器は、
    前記携帯電話端末から前記着信音若しくは前記着信コマンドを受信する通信手段と、
    前記通信手段により前記着信音を受信した際にこれを出力し、前記通信手段により着信コマンドを受信した際に所定の着信音を出力するスピーカ部と、
    前記無線通信機器で電力を供給するバッテリの残容量を検出する検出手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記検出手段により検出される前記バッテリの残容量に応じて、前記データ伝送リンクで間欠的な無線通信を行う際の時間間隔を変更する要求を送信すること
    を特徴とする無線通信システム。
  13. 前記無線通信手段及び前記通信手段が行う無線通信はBluetooth通信であり、
    前記音声伝送リンクはSCOリンクであり、
    前記データ伝送リンクはACLリンクであること
    を特徴とする請求項12記載の無線通信システム。
  14. 前記無線通信手段及び前記通信手段が行う無線通信はハンズフリープロファイルに対応すること
    を特徴とする請求項13記載の無線通信システム。
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