JP2014077680A - 情報処理装置、処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の移動軌跡を適切に処理することのできる情報処理装置等を提供する。
【解決手段】携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車している間では、車載機器20と携帯端末30とが近距離無線通信にて通信可能であるため、携帯端末30がそのまま待機し、車載機器20により測位された位置情報だけがサーバ10に送信される。一方、利用者が車両VCから降車した後には、車載機器20と携帯端末30との無線通信が途絶するため、携帯端末30が測位等を開始し、携帯端末30により測位された位置情報だけがサーバ10に送信される。サーバ10は、車載機器20又は携帯端末30から送られた位置情報を蓄積する。そして、サーバ10は、蓄積した位置情報を基に、利用者の移動軌跡を表す図形を地図上に合成した照会画像を生成して、車載機器20等に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、処理方法、及び、プログラムに関する。
車両(自動車等)の位置情報等を地図上に表示できるシステム(ナビゲーションシステム等)が、多くの利用者に利用されている。
例えば、特許文献1には、地図上に移動体(車両)の移動軌跡を表示できるGPS位置情報表示システムの発明が開示されている。このシステムでは、利用者による設定に応じて、移動軌跡の表示/非表示を切り換えることが可能となっている。
特開2001−333442号公報
上述した従来のシステムは、車載機器が搭載された車両の位置情報を計測(測位)して表示するタイプであるため、利用者が車外にいる場合などでは、利用者の位置情報を計測することができない。
一方、近年では、携帯電話機やスマートフォン等に代表される携帯端末が、GPS機能を有している場合も多い。そのため、GPS機能を有する携帯端末を用いることで、利用者の位置情報を計測することができ、また、位置情報を蓄積させて移動軌跡を表示することも可能となっている。
本発明は、利用者の移動軌跡を適切に処理することのできる情報処理装置、処理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、
車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された位置情報を処理する処理部と、
を備えることを特徴とする。
前記処理部は、前記車載機器を搭載する移動体が移動を開始した開始時刻及び、移動を終了した終了時刻に基づいて、前記取得部により取得された位置情報を処理してもよい。
上記情報処理装置は、前記取得部により取得された位置情報に基づいた前記車載機器及び前記携帯端末の移動軌跡を表示する表示部を更に備え、
前記処理部は、前記開始時刻から前記終了時刻の間における、前記携帯端末の移動軌跡を前記表示部に表示しないようにしてもよい。
前記処理部は、前記開始時刻又は前記終了時刻における前記車載機器の位置情報に基づいて、前記携帯端末の位置情報を補正してもよい。
上記情報処理装置は、前記取得部により取得された位置情報を記録する記録部を更に備え、
前記処理部は、前記開始時刻から前記終了時刻の間における、前記携帯端末の位置情報を前記記録部に記録しないようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る処理方法は、
車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された位置情報を処理する処理ステップと、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得部、
前記取得部により取得された位置情報を処理する処理部、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
本発明の第1の実施形態に係るナビゲーションシステムの全体構成例を示す模式図である。 (a)がサーバの構成例を示すブロック図であり、(b)が記録部に蓄積される位置情報の一例を示す模式図である。 車載機器の構成例を示すブロック図である。 携帯端末の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る送信処理の一例を示すフローチャートであって、(a)が車載機器が行う送信処理であり、(b)が携帯端末が行う送信処理である。 (a)が車載機器からサーバに位置情報が送られる様子を説明するための模式図であり、(b)が携帯端末からサーバに位置情報が送られる様子を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る照会処理及び、応答処理の一例を示すフローチャートである。 車載機器等に表示される利用者の移動軌跡を含んだ照会画像の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る位置情報記録処理の一例を示すフローチャートである。 照会処理及び、本発明の第3の実施形態に係る応答処理の一例を示すフローチャートである。
本発明に係る情報処理装置について、以下、種々の実施形態を通じて説明する。なお、各実施形態では、発明の理解を容易にするため、具体的にナビゲーションシステムを一例として説明するが、本発明に係る情報処理装置は、このようなナビゲーションシステムから必要な要素をだけ抽出して実現可能である。すなわち、本発明に係る情報処理装置は、以下に説明するナビゲーションシステムの上位概念として導かれるものである。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るナビゲーションシステムについて、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るナビゲーションシステムの全体構成例を示す模式図である。図示するように、ナビゲーションシステムは、サーバ10と、車載機器20及び携帯端末30とが、ネットワーク90を介して接続されて構成される。なお、車載機器20は車載用の装置であればよく、適宜、車から取り外して使用できるものであってもよい。例えば車載用のナビゲーション装置である。また、携帯端末30は、携帯電話やスマートフォン、撮像装置、PDA等である。
なお、車載機器20は、利用者の車両VCに搭載されて使用される。また、携帯端末30は、利用者により所持(保持)されて使用される。つまり、利用者は、携帯端末30を所持したまま、車両VCに乗車して移動可能であり、また、車両VCから降車した後などでは、携帯端末30を所持したまま徒歩等にて移動可能となっている。
更に、車載機器20と携帯端末30とは、後述するように、所定の近距離無線通信によって、通信可能となっている。
サーバ10は、汎用のコンピュータ等からなり、車載機器20や携帯端末30から送られた位置情報を受信(取得)し、受信した位置情報を蓄積(記録)することで、利用者の移動軌跡を得る。
以下、具体的なサーバ10の構成を、図2(a)を参照して説明する。図2(a)は、サーバ10の構成例を示すブロック図である。
図示するように、サーバ10は、取得部11と、処理部12と、記録部13とを含んで構成されている。
取得部11は、例えば、モデム等の通信デバイスからなり、ネットワーク90を介して、車載機器20や携帯端末30から位置情報等を取得する。
具体的に取得部11は、車載機器20にて測位された位置情報、及び、携帯端末30にて測位された位置情報を取得する。この位置情報とは、車載機器20や携帯端末30によってそれぞれ測位された利用者の現在位置(厳密には、車載機器20や携帯端末30の現在位置)を表しており、一例として、緯度、経度、及び、高さを含んだ情報である。なお、位置情報には、測位した日時(年月日、時刻)や区分(測位を行った機器の種別)等が適宜含まれている。
取得部11が取得した位置情報は、処理部12の制御により、記録部13に蓄積される(順次記録される)。
この他にも、取得部11は、利用者の移動軌跡を照会するための照会要求情報が車載機器20や携帯端末30から送られた場合に、この照会要求情報を取得する。この照会要求情報に伴って、後述するように、処理部12が照会画像(一例として、移動軌跡が地図上に合成された画像)を生成する。そして、取得部11は、生成された照会画像を要求元の車載機器20や携帯端末30に送信する機能も有している。
処理部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、内蔵タイマ等を含んで構成され、このROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、サーバ10全体を制御する。なお、サーバ10が別途ハードディスク等にプログラムを記憶している場合には、そのハードディスク等に記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、サーバ10全体を制御する。
このような処理部12は、例えば、取得部11が取得した位置情報を、利用者を識別するための情報(一例として、利用者ID)に関連付けて、記録部13に蓄積する。
具体的に処理部12は、図2(b)に示すように、日時、区分、及び、位置座標を含む位置情報を、利用者IDに対応付けて、記録部13に順次記録する。
この図2(b)に示す日時は、車載機器20や携帯端末30にて測位が行われた日時を表している。なお、日時が含まれない位置情報が送られてきた場合には、処理部12(内蔵タイマ等)が計時する時刻を用いて、受信した日時をセットするようにしてもよい。
また、図2(b)に示す区分は、測位を行った機器の種別を表すコード等からなり、一例として、「NV」が車載機器20を示しており、また、「CP」が携帯端末30を示している。
なお、処理部12は、このような位置情報を記録部13に蓄積する際に、携帯端末30から送られた位置情報(位置座標の値)を補正してもよい。
例えば、位置情報の送信元が車載機器20から携帯端末30へと切り替わった際に、処理部12は、携帯端末30から受信した位置情報を補正する。
具体的に処理部12は、受信した位置情報の区分が「NV」から「CP」に変化した場合に、車両VCが移動を終了し、送信元が車載機器20から携帯端末30に切り替わったことを判別する。そして、処理部12は、記録部13に記録済みの車載機器20の位置情報(つまり、車両VCが移動を終了した終了時刻における位置情報)を基に、携帯端末30から受信した位置情報について、位置座標の値を補正する。より詳細には、切り替わった時点(終了時刻)から所定時間後までに限り、処理部12は、終了時刻における車載機器20の位置座標の値に近づくように(又は一致させるように)、携帯端末30から受信した位置情報の位置座標から一定値を減算(若しくは加算)して補正する。なお、このような補正手法は一例であり、携帯端末30の測位精度等に応じて、適宜変更可能である。
一方、位置情報の送信元が携帯端末30から車載機器20へと切り替わった際には、記録済みの携帯端末30の位置情報を補正する。
具体的に処理部12は、受信した位置情報の区分が「CP」から「NV」に変化した場合に、車両VCが移動を開始し、送信元が携帯端末30から車載機器20に切り替わったことを判別する。そして、処理部12は、車載機器20から受信した位置情報(つまり、車両VCが移動を開始した開始時刻における位置情報)を基に、記録部13に記録済みの位置情報(携帯端末30の位置情報)について、位置座標の値を補正する。より詳細には、切り替わった時点(開始時刻)から所定時間前までに記録された位置情報に限り、処理部12は、開始時刻における車載機器20の位置座標の値に近づくように、記録済みの位置情報の位置座標から一定値を減算(若しくは加算)する。なお、このような補正手法は一例であり、携帯端末30の測位精度等に応じて、適宜変更可能である。また、このような補正処理を必ずしも行わなくても、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
また、移動を開始した開始時刻、及び、移動を終了した終了時刻を検出する方法は種々の方法を用いることができる。例えば、車載機器20の電源のオンオフで検出してもよいし、車載機器20の位置情報に基づいて、車が移動しているか否かを検出してもよい。また、信号機による停車や、車の電源が入ったままの状態による一時的な停車は、移動時間とみなすことが好ましい。
さらに、処理部12は、取得部11が照会要求情報(利用者の移動軌跡を照会するための情報)を取得した際に、この照会要求情報に含まれる利用者ID等をキーにして、記録部13から対象となる範囲の位置情報を検索する。そして、検索した各位置情報を元に移動軌跡を表す図形(一例として、自由曲線)を生成し、記録部13から読み出した地図情報に合成する。
処理部12は、このような利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を、要求元の車載機器20や携帯端末30に送信する。
記録部13は、例えば、データベース等からなり、車載機器20や携帯端末30から受信した位置情報を蓄積する。
具体的に記録部13は、上述した図2(b)に示すように、位置情報を利用者IDに対応付け、指定された日時の範囲等により検索可能な状態で記録する。
また、記録部13は、地図情報(道路情報)や各種の画像などのような照会画像の作成する際に必要な情報も記憶している。
図1に戻って、車載機器20は、利用者の車両VCに搭載され、車両VCのACCスイッチ(アクセサリスイッチ;Accessory switch)がONになると起動し、また、ACCスイッチがOFFになると、起動を停止する。なお、所定容量のバッテリや大容量コンデンサ等を備え、ACCスイッチがOFFになっても、所定の短時間分の処理を可能とし、予め定められた処理を行ってから起動を停止するようにしてもよい。
以下、具体的な車載機器20の構成を、図3を参照して説明する。図3は、車載機器20の構成例を示すブロック図である。
図示するように、車載機器20は、GPSユニット21と、通信部22と、近距離無線部23と、センサ部24と、ハードディスク25と、演算処理部26と、操作部27と、表示部28とを含んで構成されている。
GPS(Global Positioning System)ユニット21は、複数のGPS衛星から送られる信号を受信し、利用者の現在位置(厳密には車両VCの位置)を計測する。例えば、GPSユニット21は、緯度、経度、及び、高さからなる位置情報を測位する。そして、測位した位置情報を演算処理部26に供給する。
通信部22は、移動体通信が可能な通信ユニット等からなり、最寄りの基地局等を介して、ネットワーク90に接続可能となっている。つまり、通信部22は、車両VCが走行中などでも、ネットワーク90に接続して、サーバ10との間で情報を送受信することが可能となっている。
例えば、通信部22は、所定の時間間隔でサーバ10にアクセスし、GPSユニット21が計測した位置情報を送信する。また、通信部22は、利用者の移動軌跡を照会するための照会要求情報をサーバ10に送信し、応答してサーバ10から返信される移動軌跡の照会画像を受信する。
近距離無線部23は、所定規格の近距離無線通信が可能な無線ユニット等からなり、近傍(具体的には、車両VC内)の携帯端末30との間で無線通信が可能となっている。
例えば、近距離無線部23は、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、及び、赤外線通信などのような所定の近距離無線規格に適合しており、車両VC内で利用者が所持する携帯端末30と通信可能となっている。具体的に近距離無線部23は、予め携帯端末30との間で、ペアリング(pairing)情報と呼ばれる接続設定が行われており、一例として、車両VCのACCスイッチがONとなり、車載機器20が起動すると(車両VCが移動を開始すると)、車両VC内に携帯端末30があれば、自動的にペアリングが行われ、無線通信が可能な状態となる。
センサ部24は、車速センサや方位センサ等からなり、車両VCの速度や方向等を示すデータを検出する。センサ部24は、検出したデータを演算処理部26に供給する。
ハードディスク25は、地図情報(道路情報)や各種の画像などのような経路表示等に必要な情報を記憶している。各種の画像には、現在位置等を示すシンボル等も含まれている。そして、演算処理部26からの要求に応じて、必要な情報を読み出して演算処理部26に供給する。
また、ハードディスク25は、利用者を識別するための利用者ID、必要なパスワード、及び、サーバ10のアドレス(URLやポート番号)等も記憶している。
演算処理部26は、例えば、CPU、ROM、RAM、及び、内蔵タイマ等を含んで構成され、このROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、車載機器20全体を制御する。なお、プログラムは、上述したハードディスク25に記憶されていてもよい。この場合、ハードディスク25に記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、車載機器20全体を制御する。
具体的に演算処理部26は、GPSユニット21が測位した位置情報に基づいて、現在位置を割り出し、地図上にシンボル等を合成して表示部28に表示する。なお、車両VCがトンネル内を走行しているなどにより、GPSユニット21が位置情報を測位できない場合に、演算処理部26は、センサ部24から得たデータ等を用いた自律航法により、位置情報を計測する。
また、演算処理部26は、所定の時間間隔毎(一例として、30秒毎)に、通信部22を制御し、利用者IDや必要に応じてパスワード等を伴ってサーバ10にアクセスし、位置情報を送信する。その際、演算処理部26は、位置情報に現在日時や区分(一例として、車載機器20を示す種別である「NV」)を付加してサーバ10に送信する。
なお、演算処理部26は、このような所定の間隔毎に位置情報を送信する代わりに、所定の条件が満たされた際に、複数の位置情報をまとめて、サーバ10に送信してもよい。例えば、演算処理部26は、所定の時間間隔毎に位置情報をハードディスク25に蓄積しておき、センサ部24から得たデータに基づいて、車両VCの速度が0になった際に、蓄積した分の各位置情報をサーバ10に送信する。そして、送信済みの各位置情報をハードディスク25から削除する。
この他にも、演算処理部26は、操作部27を介して利用者から、移動軌跡の照会を指示された際に、利用者ID等を含んだ照会要求情報を生成し、通信部22を制御してサーバ10に送信する。そして、サーバ10から返信される移動軌跡の照会画像を通信部22にて受信すると、その照会画像を表示部28に表示する。
操作部27は、例えば、表示部28の前面に配置されたタッチパネル等からなり、利用者からの操作内容(指示入力等)を受け付ける。なお、操作部27は、赤外線リモコン等であってもよい。
表示部28は、例えば、液晶ディスプレイ等からなり、地図や所定の案内画像等を表示する。
具体的に表示部28は、演算処理部26によって生成された地図上に現在位置を示すシンボル等を合成して表示する。また、表示部28は、操作部27にて移動軌跡の照会が指示され、サーバ10から移動軌跡の照会画像を受信した場合に、その照会画像を表示する。
図1に戻って、携帯端末30は、携帯電話やスマートフォン等からなり、利用者に所持され、利用者と共に移動する。例えば、利用者が車両VCに乗車している際には、車両VCの走行に伴って移動し、利用者が車両VCから降車した後などでは、利用者の歩行等に伴って移動する。
以下、具体的な携帯端末30の構成を、図4を参照して説明する。図4は、携帯端末30の構成例を示すブロック図である。
図示するように、携帯端末30は、GPSユニット31と、通信部32と、近距離無線部33と、センサ部34と、フラッシュメモリ35と、演算処理部36と、操作部37と、表示部38とを含んで構成されている。
GPSユニット31は、複数のGPS衛星から送られる信号を受信し、利用者の現在位置(厳密には携帯端末30の位置)を計測する。例えば、GPSユニット31は、緯度、経度、及び、高さからなる位置情報を測位し、測位した位置情報を演算処理部36に供給する。
通信部32は、移動体通信が可能な通信ユニット等からなり、最寄りの基地局等を介して、ネットワーク90に接続し、図示せぬ他の端末等との間で通話(音声情報の送受信)等が可能となっている。また、通信部32は、ネットワーク90に接続して、サーバ10との間で情報を送受信することも可能となっている。
例えば、サーバ10との通信では、通信部32は、所定の時間間隔でサーバ10にアクセスし、GPSユニット31が計測した位置情報を送信する。また、通信部32は、利用者の移動軌跡を照会するための照会要求情報をサーバ10に送信し、応答してサーバ10から返信される移動軌跡の照会画像を受信する。
近距離無線部33は、所定規格の近距離無線通信が可能な無線ユニット等からなり、近傍の車載機器20との間で無線通信が可能となっている。
例えば、近距離無線部33は、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、及び、赤外線通信などのような所定の近距離無線規格に適合しており、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車している際に、車載機器20と通信可能となる。具体的に近距離無線部33は、予め車載機器20との間で、ペアリング情報が設定されており、一例として、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車して、ACCスイッチがONになり、車両VCが移動を開始すると、車載機器20との間で、自動的にペアリングが行われ、無線通信が可能となる。一方、ACCスイッチがOFFになり、車両VCが移動を終了すると、車載機器20との間の無線通信が途絶することになり、近距離無線部33は、このような通信途絶を検出する。また、携帯端末30を所持する利用者が徒歩で移動している場合なども、同様に、車載機器20との間の無線通信が途絶しており、近距離無線部33は、このような通信途絶を検出する。
センサ部34は、加速度センサや方位センサ等からなり、携帯端末30の速度や方向等を示すデータを検出する。センサ部34は、検出したデータを演算処理部36に供給する。
フラッシュメモリ35は、携帯端末30にインストールされた種々のアプリケーション等の情報を記憶している。例えば、ナビゲーションのアプリケーションの場合、フラッシュメモリ35は、地図情報(道路情報)や各種の画像などのような経路表示等に必要な情報も記憶している。各種の画像には、現在位置等を示すシンボル等も含まれている。そして、要求に応じて、必要な情報を読み出して演算処理部36に供給する。
また、フラッシュメモリ35は、利用者を識別するための利用者ID、必要なパスワード、及び、サーバ10のアドレス(URLやポート番号)等も記憶している。
演算処理部36は、例えば、CPU、ROM、RAM、及び、内蔵タイマ等から構成され、このROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、携帯端末30全体を制御する。より詳細に、演算処理部36は、所定のOS(Operating System)上で、フラッシュメモリ35に記憶された各種のアプリケーションが実行可能となっている。
具体的にナビゲーションのアプリケーションが実行された際に、演算処理部36は、まず、車載機器20との通信が可能かどうかを判別する。つまり、近距離無線部33により、ペアリング情報に基づいて車載機器20との間で近距離無線通信が行えるかどうかを判別する。ここで、近距離無線通信が行えると判別すると、演算処理部36は、以降も通信状態を逐次チェックしつつ、そのまま待機する。
一方、車載機器20との近距離無線通信が行えない(通信が途絶している)と判別すると、演算処理部36は、GPSユニット31を制御して、位置情報を生成させる。なお、利用者が建物内(屋内)を歩行しているなどにより、GPSユニット31が位置情報を測位できない場合に、演算処理部36は、センサ部34から得たデータ等を用いた自律航法により位置情報を計測する。
そして、演算処理部36は、所定の時間間隔毎(一例として、30秒毎)に、通信部32を制御し、利用者IDや必要に応じてパスワード等を伴ってサーバ10にアクセスし、位置情報を送信する。その際、演算処理部36は、位置情報に現在日時や区分(一例として、携帯端末30を示す種別である「CP」)を付加してサーバ10に送信する。
なお、演算処理部36は、このような所定の間隔毎に位置情報を送信する代わりに、所定の条件が満たされた際に、複数の位置情報をまとめて、サーバ10に送信してもよい。例えば、演算処理部36は、所定の時間間隔毎に位置情報をフラッシュメモリ35に蓄積しておき、センサ部34から得たデータに従って、利用者の速度が0になった際(利用者が立ち止まるなどした際)に、蓄積した分の各位置情報をサーバ10に送信する。そして、送信済みの各位置情報をフラッシュメモリ35から削除する。
この他にも、演算処理部36は、操作部37を介して利用者から、移動軌跡の照会を指示された際に、利用者ID等を含んだ照会要求情報を生成し、通信部32を制御してサーバ10に送信する。そして、サーバ10から返信される移動軌跡の照会画像を通信部32にて受信すると、その照会画像を表示部38に表示する。
操作部37は、例えば、携帯端末30に配置された各スイッチ(キー)等からなり、利用者からの操作内容(指示入力等)を受け付ける。なお、操作部37は、表示部38の前面に配置されたタッチパネル等であってもよい。
表示部38は、例えば、液晶ディスプレイ等からなり、携帯端末30の操作メニューや、各種アプリケーションを実行させるためのアイコン等の画像を表示する。そして、何れかのアプリケーションが演算処理部36に実行されると、そのアプリケーションにより生成される画像を表示する。
具体的にナビゲーションのアプリケーションが実行された場合、表示部38は、演算処理部36によって生成された地図上に現在位置を示すシンボル等を合成して表示する。また、表示部38は、操作部37にて移動軌跡の照会が指示され、サーバ10から移動軌跡の照会画像を受信した場合に、その照会画像を表示する。
なお、表示部38は、このような地図画像等を表示中に、操作部37が操作されないまま所定時間が経過すると、画面表示をオフにして、電力の消費を低く抑えてもよい。
このような構成からなるナビゲーションシステムの具体的な動作について、以下、図面を参照して説明する。
まず、車載機器20及び携帯端末30が行う位置情報の送信動作について、図5(a),(b)を参照して説明する。図5(a)は、車載機器20が行う送信処理の一例を示すフローチャートである。また、図5(b)は、携帯端末30が行う送信処理の一例を示すフローチャートである。
例えば、車載機器20は、ACCスイッチがONとなり、車両VCが移動を開始すると、図5(a)に示す送信処理を開始する。また、携帯端末30は、ナビゲーションのアプリケーションの実行が指示された際に、図5(b)に示す送信処理を開始する。
最初に、車載機器20が行う送信処理について説明する。図5(a)に示すように、まず、車載機器20は、携帯端末30との近距離無線通信の開始を試みる(ステップS201)。
例えば、近距離無線部23は、予め設定されているペアリング情報に基づいて、携帯端末30とのペアリングを試みる。その際、車両VC内に携帯端末30があれば(携帯端末30を所持した利用者が乗車していれば)、携帯端末30との近距離無線通信が確立される。その後、ACCスイッチがOFFになり、車両VCが移動を終了するまで(携帯端末30も起動している間)、近距離無線通信が可能な状態に維持される。
車載機器20は、位置情報を取得し、地図上にシンボル等を合成して表示する(ステップS202)。
すなわち、GPSユニット21は、例えば、緯度、経度、及び、高さからなる位置情報を測位する。そして、演算処理部26は、GPSユニット21が測位した位置情報に基づいて、現在位置を割り出し、地図上にシンボル等を合成して表示部28に表示する。
車載機器20は、位置情報の送信タイミングであるか否かを判別する(ステップS203)。
例えば、演算処理部26は、内蔵タイマ等にて時間を計時しており、前回の送信時から所定時間(一例として、30秒)が経過したかどうかを判別する。なお、未送信の場合は、時間経過に関係なく、送信タイミングであると判別する。
車載機器20は、送信タイミングでない(例えば、前回の送信時から30秒が経過していない)と判別すると(ステップS203;No)、上述したステップS202に処理を戻す。
一方、送信タイミングである(例えば、前回の送信時から30秒が経過した)と判別した場合(ステップS203;Yes)に、車載機器20は、位置情報をサーバ10に送信する(ステップS204)。
すなわち、演算処理部26は、測位された位置情報に現在日時や区分等を付加し、通信部22を制御して、位置情報をサーバ10に送信する。
そして、車載機器20は、ステップS202に処理を戻し、上述したステップS202〜S204の処理を繰り返し実行する。つまり、車載機器20は、ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了するまで、このような送信処理を継続する。
次に、携帯端末30が行う送信処理について説明する。図5(b)に示すように、まず、携帯端末30は、車載機器20との近距離無線の通信をチェックする(ステップS301)。
例えば、近距離無線部33は、ペアリング情報に基づいて、車載機器20との無線通信が可能な状態であるかを確認する。具体的には、携帯端末30を所持する利用者が車両VC(ACCスイッチがON)に乗車していれば、車載機器20との近距離無線が可能な状態となっている。一方、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車していなければ(徒歩で移動している等であれば)、車載機器20との近距離無線が不能な状態となっている。
携帯端末30は、近距離無線の通信チェックに基づいて、車載機器20との無線通信が通信途絶しているか否かを判別する(ステップS302)。
携帯端末30は、通信途絶していない(通信可能である)と判別すると(ステップS302;No)、ステップS301に処理を戻す。すなわち、車両VCの車載機器20からサーバ10へ位置情報が送信されていると判断できるため、携帯端末30は、後続処理を行うことなく、ステップS301に処理を戻す。つまり、車載機器20との無線通信を逐次チェックしながら待機し、電力の消費をなるべく低く抑える。
一方、車載機器20との無線通信が通信途絶している(通信不能である)と判別した場合(ステップS302;Yes)に、携帯端末30は、位置情報を取得し、地図上にシンボル等を合成して表示する(ステップS303)。
すなわち、GPSユニット31は、例えば、緯度、経度、及び、高さからなる位置情報を測位する。そして、演算処理部36は、GPSユニット31が測位した位置情報に基づいて、現在位置を割り出し、地図上にシンボル等を合成して表示部38に表示する。
なおこの際、携帯端末30は、電力の消費をなるべく低く抑えるため、表示等を行わずに、位置情報を測位するだけにとどめてもよい。
携帯端末30は、位置情報の送信タイミングであるか否かを判別する(ステップS304)。
例えば、演算処理部36は、内蔵タイマ等にて時間を計時しており、前回の送信時から所定時間(一例として、30秒)が経過したかどうかを判別する。なお、未送信の場合は、時間経過に関係なく、送信タイミングであると判別する。
携帯端末30は、送信タイミングでない(例えば、前回の送信時から30秒が経過していない)と判別すると(ステップS304;No)、上述したステップS301に処理を戻す。
一方、送信タイミングである(例えば、前回の送信時から30秒が経過した)と判別した場合(ステップS304;Yes)に、携帯端末30は、位置情報をサーバ10に送信する(ステップS305)。
すなわち、演算処理部36は、測位された位置情報に現在日時や区分等を付加し、通信部32を制御して、位置情報をサーバ10に送信する。
そして、携帯端末30は、ステップS301に処理を戻し、上述したステップS301〜S305の処理を繰り返し実行する。つまり、携帯端末30は、ナビゲーションのアプリケーションを実行している間、このような送信処理を継続する。
これらの送信処理により、車載機器20及び携帯端末30の何れか一方から、利用者の位置を示す位置情報がサーバ10に送信される。
具体的に、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車している間(ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了するまで)では、図6(a)に示すように、車載機器20と携帯端末30とが近距離無線通信にて通信可能であるため、携帯端末30がそのまま待機し(測位や送信を行わずに待機し)、車載機器20だけから位置情報がサーバ10に送信される。つまり、車載機器20及び携帯端末30の両方で、位置情報を測位可能な状態では、比較して測位精度の高い車載機器20の位置情報だけが、サーバ10に送信されることになる。またその際、携帯端末30が、測位や送信等を行わずに待機するため、消費電力を低減でき、バッテリ等を長持ちさせることができる。
一方、利用者が車両VCから降車した後(ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了した後)には、図6(b)に示すように、車載機器20と携帯端末30との無線通信が途絶する(通信不可となる)ため、携帯端末30が測位等を開始し、携帯端末30の位置情報だけがサーバ10に送信される。つまり、携帯端末30だけが位置情報を測位可能な状態になると、送信元が車載機器20から携帯端末30に自動的に切り替わり、携帯端末30の位置情報だけが、サーバ10に送信される。
また再び、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車すると(ACCスイッチがONになり、車両VCが移動を開始すると)、図6(a)に示すように、車載機器20と携帯端末30とが近距離無線通信にて通信可能となるため、携帯端末30が測位や送信を行わずに待機し、起動した車載機器20だけから位置情報がサーバ10に送信される。つまり、車載機器20及び携帯端末30の両方で、位置情報を測位可能な状態に戻ると、送信元が携帯端末30から車載機器20に自動的に切り替わり、車載機器20の位置情報だけが、サーバ10に送信される。
このようにして送られた位置情報は、ネットワーク90を介してサーバ10にて受信可能となる。そして、サーバ10は、上述した図2(b)に示すように、受信した位置情報を、記録部13に蓄積する。なおその際、サーバ10は、上述したように、携帯端末30から受信した位置情報を適宜補正して記録部13に蓄積してもよい。つまり、車両VCが移動を終了した終了時刻における位置情報に基づいて、携帯端末30から受信した位置情報を補正してもよく、また、車両VCが移動を開始した開始時刻における位置情報に基づいて、携帯端末30から受信済み(記録部13に記録済み)の位置情報を補正してもよい。
このように、車載機器20と携帯端末30とを連携させ、比較的測位精度の高い車載機器20の位置情報を優先的にサーバ10に送信することで、一連の位置情報(移動軌跡)を記録部13に記録することができる。
次に、サーバ10(記録部13)に蓄積したこのような位置情報を基に、利用者の移動軌跡を照会する際の動作について、図7を参照して説明する。
図7は、車載機器20が行う照会処理及び、サーバ10が行う応答処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7では、照会処理を車載機器20が行う場合について示しているが、これは一例であり、携帯端末30からも、同様の照会処理が行えるようになっている。また、この他の機器(例えば、利用者のパーソナルコンピュータ等)からも、同様の照会処理が行えるようにしてもよい。
まず、車載機器20は、利用者の操作に応じて、照会要求情報を生成する(ステップS401)。
例えば、利用者が操作部27を操作して、移動軌跡の照会を指示すると、演算処理部26は、利用者ID等を含んだ照会要求情報を生成する。この照会要求情報には、照会する移動軌跡の範囲を指定するための日時等が含まれるようにしてもよい。なお、日時等による範囲が指定されない場合には、後述するように、サーバ10が直近の位置情報(連続性が認められる範囲の各位置情報)を記録部13から検索できるようになっている。
車載機器20は、生成した照会要求情報をサーバ10に送信する(ステップS402)。
すなわち、演算処理部26は、通信部22を制御して、照会要求情報をサーバ10に送信する。
これに応じて、サーバ10は、照会要求情報を受信する(ステップS501)。
すなわち、取得部11は、ネットワーク90を介して車載機器20から送られた照会要求情報を取得する。
サーバ10は、受信した照会要求情報に基づいて記録部13から各位置情報を検索する(ステップS502)。
例えば、処理部12は、照会要求情報に含まれる利用者ID等をキーにして、記録部13から各位置情報を検索する。なお、照会要求情報に、照会する移動軌跡の範囲を指定するための日時等が含まれている場合、処理部12は、指定された範囲内の各位置情報を記録部13から検索する。一方、日時等による範囲が指定されていない場合、処理部12は、直近の位置情報(連続性が認められる範囲の各位置情報)を記録部13から検索する。
なお、記録部13から有効な位置情報を検索できなかった場合(例えば、利用者ID等が誤っていたり、指定された日時等の範囲内に該当する位置情報が記録部13に記憶されていない場合など)では、処理部12は、所定のエラー情報を生成して送信元に返信するものとする。
サーバ10は、検索した各位置情報を元に移動軌跡を示す図形を生成し、地図上に合成する(ステップS503)。
例えば、処理部12は、検索した各位置情報を元に移動軌跡を表す自由曲線を生成し、記録部13から読み出した地図情報に合成する。つまり、処理部12は、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を生成する。
サーバ10は、生成した照会画像を、要求元に送信する(ステップS504)。すなわち、処理部12は、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を車載機器20に送信する。
そして、サーバ10は、応答処理を終える。
これに応じて、車載機器20は、照会画像を受信する(ステップS403)。
すなわち、通信部22は、ネットワーク90を介してサーバ10から送られた照会画像を受信する。
車載機器20は、受信した照会画像を表示部28に表示する(ステップS404)。
例えば、表示部28は、図8に示すような、移動軌跡を表す図形TR1,TR2を地図上に合成した照会画像を表示する。この図形TR1は、車載機器20にて計測された各位置情報に基づく移動軌跡を示している。つまり、車両VCに乗車して移動した利用者の移動軌跡を示している。一方、図形TR2は、携帯端末30にて計測された各位置情報に基づく移動軌跡を表している。つまり、徒歩等で移動した利用者の移動軌跡を示している。
この図8では、図形TR1を実線で表し、図形TR2を点線(破線)で表しているが、実際に表示部28に表示する際には、例えば、線の種類を変えずに、異なる色にて図形TR1,TR2を描画することで、両者を識別できるようにしてもよい。なお、両者を識別可能な表示手法は、これらに限られず、適宜変更可能である。また、移動軌跡を表す図形(図形TR1,TR2)についても、このような自由曲線に限られず、適宜変更可能である。
図8に示すような照会画像が表示部28に表示されると、利用者の移動軌跡を適切に把握できる。つまり、図形TR1からは、駅前付近まで車両VCで移動してきた利用者が、駐車場等に駐車した(車両VCが移動を終了した)様子が把握できる。また、図形TR2からは、徒歩等で駅を通過して公園まで移動した利用者が、公園内を一巡りした後に、元の駐車場等まで移動した様子が把握できる。
しかも、利用者が車両VCで移動している間は、比較的測位精度の高い車載機器20の位置情報に基づく移動軌跡(図形TR1)が得られており、どの道を通って移動したのか等が明確となっている。また、利用者が徒歩等で移動している間は、携帯端末30の位置情報に基づく移動軌跡(図形TR2)が得られており、必要な移動軌跡が漏れることがない。
この結果、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
(第1の実施形態の変形例)
上述した第1の実施形態では、車載機器20と携帯端末30との間で、近距離無線通信が可能な構成とし、その近通信状況(通信の可否)に基づいて、携帯端末30が位置情報の送信等を制御する場合について説明した。なお、このような近距離無線通信を用いずに、他の手法を用いて、携帯端末30が位置情報の送信を制御するようにしてもよい。例えば、車載機器20の動作状況を移動体通信を用いたメールにて携帯端末30に知らせることで、携帯端末30が位置情報の送信を制御してもよい。
具体的には、ACCスイッチがONとなり、車両VCの移動が開始すると、通信部22は、携帯端末30に向けて(携帯端末30にて受信可能なメールアドレスを宛先として)、起動を知らせるための起動メールを送信する。この起動メールは、一例として、件名に「Navi ON」等の予め定められた文字列が設定されており、携帯端末30側で他のメールと区別可能となっている。携帯端末30は、車載機器20から送られ得るメール(一例として件名)を逐次チェックしており、起動メールを通信部32にて受信すると、上述した近距離無線通信が可能な状態と同様に、測位や送信を行わずに待機する。
一方、ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了して、起動が停止する直前(例えば、車載機器20のバッテリ等により所定時間分だけ起動している間)に、通信部22は、携帯端末30に向けて、終了(起動の終了)を知らせるための終了メールを送信する。この終了メールは、一例として、件名に「Navi OFF」等の予め定められた文字列が設定されており、携帯端末30側で他のメールと区別可能となっている。携帯端末30は、車載機器20から送られ得るメールを逐次チェックしており、終了メールを通信部32にて受信すると、上述した近距離無線通信が途絶している状態と同様に、測位を行い位置情報の送信を開始する。そして、上述した起動メールを受信するまで、サーバ10への位置情報の送信を継続する。
このように、移動体通信のメールを用いることで、車載機器20及び携帯端末30が近距離無線通信の機能を有していなくとも、移動体通信の機能だけを有していれば、上記と同様に、車載機器20及び携帯端末30の何れか一方から、利用者の位置を示す位置情報がサーバ10に送信される。つまり、車載機器20と携帯端末30とを連携させ、比較的測位精度の高い車載機器20の位置情報を優先的にサーバ10に送信することで、一連の位置情報(移動軌跡)を記録部13に記録することができる。
また、これらのように、送信側(携帯端末30)で位置情報の送信を制御するのではなく、受信側で位置情報の記録を適宜制御すようにしてもよい。つまり、携帯端末30からも、車載機器20と同じく位置情報を常時送信するようにし、サーバ10側で、位置情報の受信状況に応じて、携帯端末30から受信した位置情報を、記録部13に記録するかどうかを制御してもよい。
以下、サーバ10が受信した位置情報について、記録部13への記録を制御することを特徴とした本発明の第2の実施形態に係るナビゲーションシステムについて説明する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るナビゲーションシステムの全体構成は、上述した図1と同様の構成となっている。
また、サーバ10も上述した図2(a)と同様の構成となっている。なお、車載機器20及び携帯端末30の各構成は、以下に説明するように、第1の実施形態の各構成と一部が異なっている。
車載機器20は、上述した図3に示す構成から、近距離無線部23を省いた構成となっている。なお、近距離無線部23を使用しないだけであるため、近距離無線部23を備えた第1の実施形態の構成のままでもよい。
つまり、車載機器20は、携帯端末30との近距離無線通信を行わない点だけが第1の実施形態と異なり、それ以外は、第1の実施形態と同様の処理を行う。
すなわち、車載機器20は、ACCスイッチがONになり、車両VCが移動を開始すると、位置情報を順次測位して地図上にシンボル等を合成して表示する。
そして、所定の時間間隔毎(一例として、30秒毎)に、車載機器20は、サーバ10にアクセスして位置情報を送信する。
具体的に演算処理部26は、第1の実施形態と同様に、送信タイミングになると、位置情報に現在日時や区分を付加してサーバ10に送信する。
車載機器20は、ACCスイッチがOFFになり、車両VCが移動を終了するまで、このような処理を継続する。
一方、携帯端末30も、上述した図4に示す構成から、近距離無線部33を省いた構成となっている。なお、同様に近距離無線部33を使用しないだけであるため、近距離無線部33を備えた第1の実施形態の構成のままでもよい。
携帯端末30は、車載機器20との近距離無線通信を行わない(通信状況を判別しない)ため、サーバ10への位置情報の送信を常時行う点で、第1の実施形態と異なる。
つまり、携帯端末30は、ナビゲーションのアプリケーションが実行されると、位置情報を順次測位して地図上にシンボル等を合成して表示する。なお、上記の第1の実施形態と同様に、携帯端末30は、表示等を行わずに、位置情報を測位するだけにとどめて、電力の消費をなるべく低く抑えてもよい。
そして、所定の時間間隔毎(一例として、30秒毎)に、携帯端末30は、サーバ10にアクセスして位置情報を送信する。
具体的に演算処理部36は、第1の実施形態における近距離無線通信が途絶している状態と同様に、送信タイミングになると、位置情報に現在日時や区分を付加してサーバ10に送信する。
携帯端末30は、ナビゲーションのアプリケーションの実行が終了するまで、このような処理を継続する。
すなわち、本発明の第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と異なり、車載機器20と携帯端末30との両方から、サーバ10に向けて、位置情報が送信される状況が生じ得る。例えば、携帯端末30(ナビゲーションのアプリケーションが実行中)を所持する利用者が車両VC(ACCスイッチがON)に乗車している場合には、車載機器20と携帯端末30との両方から、位置情報がサーバ10へ送信されことになる。
そのため、サーバ10は、車載機器20及び携帯端末30(両方)から位置情報を受信できる状況では、比較的測位精度の高い方の車載機器20から受信した位置情報だけを記録部13に記録する。
このようなサーバ10による位置情報の記録動作について、図面を参照して説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る位置情報記録処理の一例を示すフローチャートである。
なお、図9では、処理内容を分かり易くするため、フローチャートにおける位置情報は、同じ利用者IDを伴ってアクセスされた位置情報を示している。つまり、実際には、利用者IDが異なる(別の利用者の)位置情報が送られ得るため、サーバ10は、利用者IDに応じて位置情報の振り分け処理なども行うが、ここでは省略している。
また、図9のフローチャートでは、車載機器20及び携帯端末30が同じ時間間隔(一例として、30秒毎)で位置情報を送信することを前提としている。つまり、車載機器20及び携帯端末30の両方から位置情報が送信される状況において、サーバ10は、それらの位置情報を交互に受信することになる(同じ機器からの位置情報を連続して受信しない)。一方、ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了すると、車載機器20から位置情報が送信されなくなるため、携帯端末30からの位置情報を連続して受信することになる。
以下、これらを前提とした位置情報記録処理について説明する。
まず、サーバ10は、位置情報を受信するまで待機する(ステップS601)。すなわち、取得部11が、車載機器20又は携帯端末30から位置情報を取得していない間(ステップS601;No)、処理部12は、後続処理に進まずに、逐次受信の有無をチェックしながら待機する。
一方、位置情報を受信すると(ステップS601;Yes)、サーバ10は、位置情報に含まれる区分が「NV」であるか否かを判別する(ステップS602)。
つまり、処理部12は、受信した位置情報が車載機器20から送られたものであるかどうかを判別する。
サーバ10は、位置情報に含まれる区分が「NV」であると判別すると(ステップS602;Yes)、受信した位置情報を記録部13に記録する(ステップS603)。
すなわち、処理部12は、車載機器20から受信した位置情報を、そのまま記録部13に記録する。
サーバ10は、メモリに保持した位置情報があれば消去する(ステップS604)。
すなわち、処理部12は、記録部13に記録することなく一時的にRAM等に保持している位置情報(後述するように、携帯端末30から送られた位置情報)があれば、その位置情報を消去する。
そして、サーバ10は、ステップS601に処理を戻す。
また上述したステップS602にて、位置情報に含まれる区分が「NV」でない(「CP」である)と判別した場合(ステップS602;No)に、サーバ10は、メモリに保持した位置情報があれば記録部13に記録し、メモリから消去する(ステップS605)。
すなわち、処理部12は、RAM等から消去されずに位置情報が残っている場合、つまり、車載機器20の位置情報を受信しないまま、携帯端末30の位置情報を続けて受信した場合に、RAM等に保持した位置情報(先に受信した携帯端末30の位置情報)を記録部13に記録した後、その位置情報をRAM等から消去する。
なお、処理部12は、携帯端末30から受信した位置情報を記録部13に記録する際に、上述した第1の実施形態と同様に、適宜補正してもよい。
そして、サーバ10は、受信した位置情報を、メモリに保持する(ステップS606)。
すなわち、処理部12は、今回受信した携帯端末30からの位置情報を、一時的にRAM等に保持する。
そして、サーバ10は、ステップS601に処理を戻す。
なお、最後に受信した携帯端末30の位置情報が、メモリに保持され続ける場合も起こり得る。例えば、携帯端末30だけから位置情報が送られている状況(例えば、利用者が徒歩等で移動している状況)で、携帯端末30から新たな位置情報が送られなくなると(携帯端末30のバッテリ切れ等)、上述したステップS606にてメモリに保持した位置情報が記録部13に記録されないことになる。そのため、処理部12は、例えば、上述したステップS601の受信チェックを行っている際に、新たな位置情報を受信することなく所定時間が経過する度に、メモリに保持した位置情報があれば、その位置情報を記録部13に記録するようにしてもよい。
このような位置情報記録処理によって、サーバ10は、上述した第1の実施形態と同様に、図2(b)に示すような位置情報を記録部13に記録することができる。
つまり、携帯端末30を所持する利用者が車両VCに乗車している場合には、車載機器20と携帯端末30との両方から、位置情報がサーバ10へ送信されるが、サーバ10は、車載機器20からの位置情報だけを記録部13に記録し、携帯端末30からの位置情報は消去する。
一方、利用者が車両VCから降車した後(ACCスイッチがOFFとなり、車両VCが移動を終了した後)には、携帯端末30だけから、位置情報がサーバ10へ送信されることになり、サーバ10は、連続して受信する携帯端末30からの位置情報を記録部13に記録する。
この結果、第2の実施形態に係るサーバ10でも、比較的測位精度の高い車載機器20の位置情報を優先的に記録部13に記録することで、一連の位置情報(移動軌跡)を適切に記録することができる。
そして、サーバ10は、車載機器20等から移動軌跡の照会が要求されると、記録部13に蓄積した位置情報を基に、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を生成して車載機器20等に送信する。
つまり、第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様に、上述した図7の照会処理及び応答処理を行うことで、上述した図8のような照会画像を要求元(車載機器20等)に表示させることができる。
この結果、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
(第2の実施形態の変形例)
上述した第2の実施形態では、車載機器20及び携帯端末30が同じ時間間隔で位置情報を送信することを前提とした場合について説明した。
それでも、車載機器20及び携帯端末30がそれぞれ異なる時間間隔で位置情報を送信するような運用も採用し得る。また、上述した第1の実施形態にて述べたように、車載機器20及び携帯端末30にて、所定の時間間隔毎に位置情報を蓄積しておき、速度が0になった場合などに、蓄積した分の各位置情報をサーバ10に送信する運用も採用し得る。
そのため、これらの運用に対応するために、車両VCの移動時間帯と、位置情報に含まれる日時に基づいて、記録部13への位置情報の記録を制御するようにしてもよい。
例えば、車載機器20から、車両VCが移動を開始した開始時刻及び、車両VCが移動を終了した終了時刻をサーバ10に通知するようにし、その間(車両VCの移動時間帯)に携帯端末30から受信した位置情報を、記録部13に記録しないようにしてもよい。
具体的には、ACCスイッチがONとなり、車両VCが移動を開始すると、車載機器20は、サーバ10に向けて、移動開始を通知するための開始情報を送信する。この開始情報は、一例として、利用者ID、車両VCの移動開始を示す情報、及び、日時(現在時刻)等が含まれている。この開始情報を受信したサーバ10は、車両VCが移動を開始した開始時刻として、メモリに記憶する。
また、サーバ10は、位置情報を受信する度に、車載機器20から受信した位置情報であれば、記録部13に記録する。一方、携帯端末30から受信した位置情報であれば、メモリに記憶する。なお、メモリに開始時刻が記憶されていない場合や、後述するように、終了時刻が記憶されている場合には、車載機器20から位置情報を受信できない状態であるため、サーバ10は、携帯端末30から受信した位置情報を、記録部13に記録する。
その後、ACCスイッチがOFFになり、車両VCが移動を終了して、起動が停止する直前(例えば、車載機器20のバッテリ等により所定時間分だけ起動している間)に、車載機器20は、サーバ10に向けて、移動終了を通知するための終了情報を送信する。この終了情報は、一例として、利用者ID、車両VCの移動終了を示す情報、及び、日時(現在時刻)等が含まれている。この終了情報を受信したサーバ10は、車両VCが移動を終了した終了時刻として、メモリに記憶する。
そして、サーバ10は、メモリに記憶した携帯端末30からの各位置情報のうち、車両VCの移動時間帯(開始時刻から終了時刻の範囲)で測位された位置情報をメモリから消去する。つまり、位置情報の日時が移動時間帯に含まれていれば、その位置情報をメモリから消去する。サーバ10は、メモリに残った携帯端末30からの位置情報(開始時刻から終了時刻に含まれない位置情報)を記録部13に記録する。
このように、車両VCの移動時間帯と、位置情報に含まれる日時に基づいて、記録部13への位置情報の記録を制御することでも、同様に、図2(b)に示すような位置情報を記録部13に記録することができる。
上述した第2の実施形態では、サーバ10が受信した位置情報について、記録部13への記録を制御する場合について説明したが、記録部13への記録を制御するのではなく、記録した位置情報を使用する(読み出す)際に適宜制御するようにしてもよい。つまり、サーバ10は、受信した全ての位置情報を記録部13に記録するようにし、照会画像(移動軌跡)を生成する際に、記録部13から位置情報の読み出しを制御してもよい。
以下、照会画像(移動軌跡)を生成する際に、記録部13から位置情報の読み出しを制御することを特徴とした本発明の第3の実施形態に係るナビゲーションシステムについて説明する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るナビゲーションシステムの全体構成は、上述した図1と同様の構成となっている。
また、サーバ10も上述した図2(a)と同様の構成となっている。一方、車載機器20及び携帯端末30の各構成は、第2の実施形態と同様の構成となっている。なお、第3の実施形態でも近距離無線を使用しないだけであるため、第1の実施形態の構成のままでもよい。
車載機器20は、第2の実施形態と同様に、車載機器20は、ACCスイッチがONになり、車両VCが移動を開始すると起動し、位置情報を順次測位して地図上にシンボル等を合成して表示する。そして、所定の時間間隔毎に、サーバ10にアクセスして位置情報を送信する。
また、携帯端末30も、第2の実施形態と同様に、ナビゲーションのアプリケーションが実行されると、位置情報を順次測位して地図上にシンボル等を合成して表示する(表示等を行わずに、位置情報を測位するだけにとどめて、電力の消費をなるべく低く抑えてもよい)。そして、所定の時間間隔毎に、サーバ10にアクセスして位置情報を送信する。
一方、サーバ10は、受信した位置情報を、記録部13に蓄積する。つまり、第3の実施形態では、車載機器20及び携帯端末30から送られた位置情報を全て記録部13に記録する。
次に、サーバ10(記録部13)に蓄積したこのような全ての位置情報を基に、利用者の移動軌跡を照会する際の動作について、図10を参照して説明する。
図10は、車載機器20が行う照会処理及び、サーバ10が行う本発明の第3の実施形態に係る応答処理の一例を示すフローチャートである。
この図10の照会処理は、上述した図7の照会処理と同じ内容であるため、同じ参照符号にて示している。なおここでも、照会処理を車載機器20が行う場合について示しているが、これは一例であり、携帯端末30からも、同様の照会処理が行えるようになっている。また、この他の機器(例えば、利用者のパーソナルコンピュータ等)からも、同様の照会処理が行えるようにしてもよい。
まず、車載機器20は、利用者の操作に応じて、照会要求情報を生成し(ステップS401)、生成した照会要求情報をサーバ10に送信する(ステップS402)。
これに応じて、サーバ10は、照会要求情報を受信する(ステップS701)。
すなわち、取得部11は、ネットワーク90を介して車載機器20から送られた照会要求情報を取得する。なお、照会要求情報に、照会する移動軌跡の範囲を指定するための日時等が含まれている場合、以降の説明では、指定された範囲内の各位置情報に限られるものとする。
サーバ10は、車載機器20の位置情報を、記録部13から検索する(ステップS702)。
すなわち、処理部12は、記録部13の各位置情報(照会要求情報に含まれる利用者IDの位置情報)から、区分が「NV」の位置情報を検索する。つまり、車載機器20の位置情報だけを検索する。
サーバ10は、車両VCの移動時間帯を特定する(ステップS703)。
例えば、処理部12は、検索した各位置情報の日時(先頭の日時と末尾の日時)から、車両VCの移動時間帯(開始時刻から終了時刻)を特定する。
なお、検索した各位置情報の日時における連続性から、複数の移動時間帯が特定される場合には、処理部12は、各移動時間帯を特定するものとする。
サーバ10は、特定した移動時間帯に含まれない携帯端末30の位置情報を、記録部13から検索する(ステップS704)。
例えば、処理部12は、記録部13の各位置情報から、区分が「CP」で、かつ、日時が移動時間帯に含まれない位置情報を検索する。つまり、開始時刻から終了時刻に含まれない携帯端末30の位置情報を検索する。
サーバ10は、検索した各位置情報(車載機器20の位置情報と、開始時刻から終了時刻に含まれない携帯端末30の位置情報)を元に移動軌跡を示す図形を生成し、地図上に合成する(ステップS705)。
例えば、処理部12は、検索した各位置情報を元に移動軌跡を表す自由曲線を生成し、記録部13から読み出した地図情報に合成する。つまり、処理部12は、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を生成する。
サーバ10は、生成した照会画像を、要求元に送信する(ステップS706)。すなわち、処理部12は、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を車載機器20に送信する。
そして、サーバ10は、応答処理を終える。
これに応じて、車載機器20は、照会画像を受信し(ステップS403)、受信した照会画像を表示部28に表示する(ステップS404)。
例えば、表示部28は、上述した図8に示すような照会画像を表示する。図8に示すような照会画像が表示部28に表示されると、上記した第1の実施形態と同様に、利用者の移動軌跡を適切に把握できる。
つまり、利用者が車両VCで移動している間は、比較的測位精度の高い車載機器20の位置情報に基づく移動軌跡(図形TR1)が得られており、どの道を通って移動したのか等が明確となっている。また、利用者が徒歩等で移動している間は、携帯端末30の位置情報に基づく移動軌跡(図形TR2)が得られており、必要な移動軌跡が漏れることがない。
この結果、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
(その他の実施形態)
上記の第1〜第3の実施形態では、図1に示すような、サーバ10と、車載機器20と、携帯端末30とから構成されるナビゲーションシステムを一例として説明したが、サーバ10を用いずに、車載機器20と、携帯端末30とから構成されるナビゲーションシステムにおいても、本願発明は適宜適用可能である。
例えば、車載機器20及び、携帯端末30は、それぞれ自己が測位した位置情報(移動軌跡用の位置情報)を蓄積するようにし、所定のタイミングで何れか一方から、自己が蓄積した位置情報を他方に送信することで、両者の位置情報を得ることができる。そして、得られた両者の位置情報を元に、利用者の移動軌跡を地図上に合成した照会画像を生成して表示することができる。
具体的に、第1の実施形態をサーバ10を用いずに実現する場合について簡単に説明する。なお、車載機器20で、照会画像を表示する場合を一例として説明するが、携帯端末30で、照会画像を表示する場合も同様に実現可能である。
利用者から照会画像の表示が要求されると、車載機器20の通信部22は、携帯端末30との近距離無線通信の開始を試みて、通信可能であれば、近距離無線通信によって携帯端末30に位置情報の送信を要求する。
携帯端末30は、この要求に応じて、蓄積(記憶)している位置情報を近距離無線通信にて、車載機器20に送信する。なお、第1の実施形態と同様に、携帯端末30には、車載機器20との間で近距離無線通信が途絶している(利用者が徒歩等で移動している)場合における位置情報が蓄積されているため、車載機器20の通信部22は、利用者の車外での位置情報をそのまま得ることができる。つまりこの場合、車載機器20の通信部22が、上述したサーバ10の取得部11と同様に、携帯端末30の位置情報を取得する取得部として機能することになる。なお、GPSユニット21が、車載機器20の位置情報を取得する取得部として機能することになる。
そして、車載機器20の演算処理部26は、自己が蓄積していた位置情報と、携帯端末30から取得した位置情報を処理する。例えば、演算処理部26は、移動軌跡を表す図形を地図上に合成した照会画像を生成し、表示部28に表示する。この他にも、演算処理部26は、携帯端末30から取得した位置情報をハードディスク25に記憶してもよい。つまりこの場合、車載機器20の演算処理部26が、上述したサーバ10の処理部12と同様に、車載機器20及び携帯端末30から取得した位置情報を処理する処理部として機能することになる。また、車載機器20のハードディスク25は、上述したサーバ10の記録部13と同様に、車載機器20及び携帯端末30から取得した位置情報を記録する記録部として機能することになる。
なお、車載機器20は、照会画像の表示を要求された場合だけでなく、例えば、ACCスイッチがONとなり、車両VCの移動が開始した際に、携帯端末30との近距離無線通信の開始を試みて、通信可能であれば、その都度、携帯端末30に位置情報の送信を要求し、逐次携帯端末30の位置情報を取得しておくようにしてもよい。
次に、第2,3の実施形態をサーバ10を用いずに実現する場合について簡単に説明する。なお、同様に車載機器20で、照会画像を表示する場合を一例として説明するが、携帯端末30で、照会画像を表示する場合も適宜変更を加えて実現可能である。
利用者から照会画像の表示が要求されると、車載機器20の通信部22は、移動体通信にて携帯端末30に対して、携帯端末30に位置情報の送信を要求する。例えば、所定の要求メールを送信して、位置情報の送信を要求する。
携帯端末30は、この要求に応じて、蓄積(記憶)している位置情報を移動体通信にて、車載機器20に送信する。例えば、位置情報を含む応答メールを返信する。なお、第2,3の実施形態と同様に、携帯端末30には、ナビゲーションのアプリケーションが起動している間に測位した位置情報が蓄積されているため、車載機器20の通信部22は、車両VCの移動時間帯(開始時刻から終了時刻)と重複し得る携帯端末30の位置情報を得ることになる。つまりこの場合、車載機器20の通信部22が、上述したサーバ10の取得部11と同様に、携帯端末30の位置情報を取得する取得部として機能することになる。なお、GPSユニット21が、車載機器20の位置情報を取得する取得部として機能することになる。
そして、車載機器20の演算処理部26は、自己が蓄積していた位置情報と、携帯端末30から取得した位置情報を処理する。例えば、演算処理部26は、第2の実施形態と同様に、取得した携帯端末30の位置情報の日時が移動時間帯に含まれていれば、その位置情報をハードディスク25に記憶せずに消去し、逆に、携帯端末30の位置情報の日時が移動時間帯に含まれていなければ、その位置情報をハードディスク25に記憶する。つまりこの場合、車載機器20の演算処理部26が、上述したサーバ10の処理部12と同様に、車載機器20及び携帯端末30の位置情報を処理処理部として機能することになる。また、車載機器20のハードディスク25は、上述したサーバ10の記録部13と同様に、車載機器20及び携帯端末30の位置情報を記録する記録部として機能することになる。
この結果、車載機器20は、携帯端末30から、利用者の車外における位置情報だけを得ることができる。また、車載機器20は、上述した図8に示すような照会画像を自ら生成して表示すこともできる。
一方、車載機器20の演算処理部26は、携帯端末30から取得した位置情報を全てハードディスク25に記憶し、第3の実施形態と同様に、照会画像(移動軌跡)を生成する際に、位置情報の読み出しを制御してもよい。つまり、演算処理部26は、自己が蓄積した位置情報(車載機器20の位置情報)の日時から車両VCの移動時間帯を上記と同様に特定する。そして、演算処理部26は、携帯端末30から取得した位置情報のうち、日時が起動時間帯に含まれない位置情報を読み出す。
そして、車載機器20は、自己が蓄積していた位置情報(車載機器20の位置情報)と、読み出した位置情報(携帯端末30の位置情報)とに基づいて、移動軌跡を表す図形を地図上に合成した照会画像を生成し、表示部28に表示する。つまりこの場合、車載機器20の演算処理部26が、上述したサーバ10の処理部12と同様に、車載機器20及び携帯端末30の位置情報を処理する処理部として機能することになる。
この結果、車載機器20は、上述した図8に示すような照会画像を自ら生成して表示すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、利用者の移動軌跡を適切に処理することができる。
なお、本発明は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに上述の処理を実行するためのプログラムを格納した情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体)から当該プログラムをインストールすることにより、本発明に係る情報処理装置を構成することができる。
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、コンピュータ通信網を介して供給してもよい。一例を挙げると、インターネット等のネットワーク上に配置されたサーバ等に当該プログラムを記憶させることで、ネットワークを介してインストール可能(配信可能)としてもよい。
更に、このプログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
また、取得部10、処理部12、及び記録部13の内の一または複数は、車載機器20に組み込まれていてもよいし、携帯端末30に組み込まれていてもよい。
10 サーバ
11 取得部
12 処理部
13 記録部
20 車載機器
30 携帯端末
21,31 GPSユニット
22,32 通信部
23,33 近距離無線部
24,34 センサ部
25 ハードディスク
35 フラッシュメモリ
26,36 演算処理部
27,37 操作部
28,38 表示部
90 ネットワーク

Claims (7)

  1. 車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された位置情報を処理する処理部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記処理部は、前記車載機器を搭載する移動体が移動を開始した開始時刻及び、移動を終了した終了時刻に基づいて、前記取得部により取得された位置情報を処理する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部により取得された位置情報に基づいた前記車載機器及び前記携帯端末の移動軌跡を表示する表示部を更に備え、
    前記処理部は、前記開始時刻から前記終了時刻の間における、前記携帯端末の移動軌跡を前記表示部に表示しない、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理部は、前記開始時刻又は前記終了時刻における前記車載機器の位置情報に基づいて、前記携帯端末の位置情報を補正する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部により取得された位置情報を記録する記録部を更に備え、
    前記処理部は、前記開始時刻から前記終了時刻の間における、前記携帯端末の位置情報を前記記録部に記録しない、
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された位置情報を処理する処理ステップと、
    を備えることを特徴とする処理方法。
  7. コンピュータを、
    車載機器及び携帯端末の位置情報を取得する取得部、
    前記取得部により取得された位置情報を処理する処理部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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