JP2020150309A - 車載機及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】車載機100は、車両10に設けられる車載機100であって、携帯端末200と近距離無線通信を行う通信部402と、前記車載機100を一意に識別する識別子と同一の識別子が設定された前記携帯端末200が、前記車載機100から所定の距離内に入ったとき、前記識別子を含むデータを前記携帯端末200に受信させることによって、前記車載機100と前記携帯端末200とのペアリングを許可するペアリング許可部411と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、車載機及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、スマートフォンなどの携帯端末と車両に搭載される車載機とが互いにBluetooth(登録商標)などで近距離無線通信を行って情報を交換する技術が開示される。携帯端末と車載機を通信可能にするために、ペアリングと呼ばれる通信設定が必要である。特許文献1に開示される従来技術では、携帯端末のユーザが車両に乗り込み、携帯端末が車載機から所定の距離内に入った状態でユーザが所定の設定を行うことによって、ペアリングが行われる。所定の設定は、例えば、車両内の表示器に表示された機器ID(Identifier)から携帯端末を特定し、さらに車両内の操作入力装置を使って所定の情報を入力することである。一度ペアリングがされた後はユーザが所定の設定を毎回行わなくとも、携帯端末が車載機から所定の距離内に入れば自動的に近距離無線通信で接続される。
特開2014−216714号公報
しかしながら、特許文献1に開示される従来技術では、ペアリングを行うためにユーザが所定の設定を行う必要があるため、所定の設定が煩わしく、ユーザの利便性を向上させる上での改善の余地がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の実施の形態に係る車載機は、車両に設けられる車載機であって、携帯端末と近距離無線通信を行う通信部と、前記車載機を一意に識別する識別子と同一の識別子が設定された携帯端末が、前記車載機から所定の距離内に入ったとき、前記識別子を含むデータを前記携帯端末に受信させることによって、前記車載機と前記携帯端末とのペアリングを許可するペアリング許可部と、を備える。
本実施の形態によれば、車載機は、車載機を一意に識別する識別子を携帯端末と共用することによって、従来技術のようなユーザによる所定の設定を行うことなく、携帯端末とのペアリングを許可できるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また本実施の形態において、前記ペアリング許可部は、前記携帯端末において一定値以上の加速度が検出されたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する。
本実施の形態によれば、携帯端末で検出される加速度を利用することによって、車両が利用されるシチュエーションに合わせてペアリングを開始させることができる。
また本実施の形態において、前記ペアリング許可部は、無線携帯キーの所有者が前記車両に近づいたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する。
本実施の形態によれば、車両のスタートスイッチが押されたときにアクセサリ電源がオンされる場合に比べて、ペアリングのために必要なデータが車載機からセンタサーバに対して送信されるタイミングが早められ、ペアリングが実行されるまでの処理時間を短縮させうる。
また本実施の形態において、前記ペアリング許可部は、無線携帯キーの所有者が前記車両のドアハンドルに触れたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する。
本実施の形態によれば、車両のスタートスイッチが押されたときにアクセサリ電源がオンされる場合に比べて、ペアリングのために必要なデータが車載機からセンタサーバに対して送信されるタイミングが早められ、ペアリングが実行されるまでの処理時間を短縮させうる。
また本実施の形態において、前記ペアリング許可部は、前記車両のシステムの起動を要求するためのスタートスイッチが押されたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する。
本実施の形態によれば、車載機の通信機器から発せられる電波の電界強度が比較的強い環境下で、車載機と携帯端末との近距離無線通信が行われるため、近距離無線通信の信頼性が向上し、車載機から携帯端末に向けて送信されるアドバタイジングパケットなどのデータを確実に受信させることができる。
本発明の他の実施の形態は、情報処理プログラムとして実現可能である。
本発明によれば、ユーザの利便性を向上させることができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る通信システム300の構成例を示す図である。 車両10及び携帯端末200のそれぞれの通信機能に係る構成例を示す図である。 車載機100及び携帯端末200の一実施例を示す図である。 車載機100のハードウェア構成の一実施例を示す図である。 携帯端末200のハードウェア構成の一実施例を示す図である。 車載機100及び携帯端末200の機能ブロック図である。 車載機100及び携帯端末200の動作を説明するためのフローチャートである。 車載機100へのアカウントなどの紐付けを行う処理を説明するためのシーケンスチャートである。 携帯端末200の車載機100への接続許可までの処理を説明するためのシーケンスチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態に係る通信システム300の構成例を示す図である。通信システム300は、車両10と携帯端末200とセンタサーバ30とを含む。
車両10は、所定の通信規格に従い、携帯端末200と比較的近距離での無線通信(以下、「近距離無線通信」と称する)を行うことができる。車両10は、所定の通信ネットワークを通じて、センタサーバ30と通信可能に接続される。所定の通信ネットワークは、例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網などである。車両10は、センタサーバ30に位置情報などの車両情報を送信する。
携帯端末200は、車両10の搭乗者(運転手、同乗者など)が所持する持ち運び可能な携帯端末である。携帯端末200は、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、PHS(Personal Handy-phone System)などであり、移動体通信システムにおける通信が可能である。携帯端末200は、GSM(Global System for Mobile communications:登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、CDMA(Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの無線通信規格に準拠して、所定の通信ネットワーク(例えば、多数の基地局を末端とする携帯電話網やインターネット網など)を通じて、センタサーバ30と通信する。なお、「搭乗者」は携帯端末200の使用者でもあるため「ユーザ」と称する場合がある。
携帯端末200は、通信制御部22に予めインストールされた所定のアプリケーションプログラムを起動させることにより、車両10と近距離無線通信を行うことができる。所定のアプリケーションプログラムは、携帯端末200が車両10内の車載機から所定の通信距離内(例えば数十cm〜数m)に入ったとき、ユーザが所定の設定を行うことなく、携帯端末200と車両10内の車載機とのペアリングを許可するためのコンパニオンアプリケーションである。以下では「所定のアプリケーションプログラム」を「専用アプリ」と称する。所定の設定は、例えば、車両10内の表示器に表示された機器IDから携帯端末を特定し、さらに車両10内の操作入力装置を使って所定の情報を入力することである。
本実施の形態に係る通信システム300では、ユーザによる所定の設定がなくても、専用アプリがインストールされた携帯端末200と車両10との間でペアリングが実行されるように構成されている。この構成の詳細については後述する。
センタサーバ30は、車両10及び携帯端末200と通信可能に接続される。センタサーバ30は、各種サービスを提供するサーバである。各種サービスは、例えば、認証キーサービス、トランク配送サービス、B2Cカーシェアサービスなどである。また、センタサーバ30は、前述した専用アプリを保持しており、携帯端末200からの配信要求を受信すると、専用アプリを携帯端末200へ配信する。携帯端末200及びセンタサーバ30の通信動作の詳細については後述する。
以下では、ペアリングがなされる車両10内の車載機と携帯端末200のそれぞれの通信機能の概要の説明、車載機と携帯端末200のそれぞれのハードウェア構成の説明、車載機と携帯端末200のそれぞれの機能の説明などをした上で、ペアリング動作の詳細について説明する。
まず、図2を用いて、車両10及び携帯端末200のそれぞれの通信機能に係る構成について説明する。図2は車両10及び携帯端末200のそれぞれの通信機能に係る構成例を示す図である。図2に示されるように、車両10には車載機100が設けられる。車載機100は、例えばナビゲーション装置である。なお、車載機100は、ナビゲーション装置に限定されず、オーディオ装置、ビジュアル装置などでもよいし、これらの装置の機能を併せ持つ装置でもよい。
例えば、車載機100がナビゲーション装置である場合、車載機100は、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用した位置情報と地図データを利用して、ディスプレイに地図と自車位置を表示する。
車載機100がオーディオ装置である場合、車載機100は、ラジオやテレビの放送電波を受信してその音声や映像を出力したり、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)に記憶された音楽データを再生してその音楽を出力したり、又は、携帯端末200に記憶される音楽データを受信して、その音楽を車両10に搭載されるスピーカから出力する。
図2では図示省略されているが、車両10に搭載される機器には、インバータ、モータECU、ハイブリッドECU、エンジンECU、モータ、補機類なども含まれる。補機類は、エアコン、ラジエターファン、リアデフォッガーなどである。また、車両10に搭載される機器には、各種センサも含まれる。各種センサは、蓄電池からインバータに入力される電圧を検出する電圧センサ、インバータからモータに入力される電圧を検出する電圧センサ、車速を検出する速度センサ、アクセル開度を検出するアクセルセンサ、ブレーキ操作量を検出するブレーキセンサなども含まれる。
車載機100は、通信機器1、通信制御部2及びDCM(Data Communication Module)3を備える。通信機器1は、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)通信規格に準拠して、携帯端末200との間で近距離無線通信を行う通信手段である。なお、通信機器1は、携帯端末200と近距離通信が可能な通信手段であればよく、BLE通信規格に準拠した通信手段に限定されない。
例えば、通信機器1は、通信可能距離が非常に短い近距離通信規格、例えばNFC(Near Field Communication)、ZigBee(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)など準拠した通信手段であってもよい。この場合、通信機器1は、車両10の車室外のボディ表面に近い位置(例えば、ドアハンドルの内部)などに、内蔵されてもよい。これにより、通信機器1は車室外の携帯端末200と通信することができる。以下では、説明を簡単化するため、通信機器1で採用される通信規格が、BLE通信規格に準拠する前提で説明を進める。
通信制御部2は、通信機器1を制御し、携帯端末200との間での所定の通信規格(BLE通信規格など)に準拠した通信が可能な状態を確立させる。具体的には、通信制御部2は、通信機器1に対して、定期的に(例えば数秒ごとに)アドバタイジングパケットを配信するように、通信機器1を制御する。
また、通信制御部2は、通信機器1から所定の通信距離内に、アドバタイジングパケットが到達するように、通信機器1を制御する。アドバタイジングパケットには、アドバタイズ情報が含まれる。このアドバタイズ情報には、UUID(Universally Unique Identifier)、デバイスIDなどが含まれる。UUIDは、例えばソフトウェア上で車載機100を一意に識別する識別子(車載機ID)であり、車載機100と携帯端末200とで共用される情報である。通信制御部2は、車載機100の電源が投入されると、携帯端末200に対して、当該識別子を含むデータであるアドバタイジングパケットを送信する。
アドバタイジングパケットを受信した携帯端末200が、アドバタイジングパケットに含まれるUUIDなどを確認することにより、通信制御部2は、携帯端末200と車載機100との間でのBLE通信が可能な状態を確立する。このとき、通信制御部2は、通信機器1を通じて、携帯端末200に対して、BLE通信が可能な状態が確立された旨の接続応答を送信する。
DCM3は、所定の通信ネットワークを通じて、センタサーバ30と双方向で通信を行う通信デバイスである。DCM3は、予め規定されたタイミングで、又は、センタサーバ30からの要求などに応じて、不図示のGPS(Global Positioning System)モジュールから入力される車両の現在位置情報をセンタサーバ30に送信する。
また、DCM3は、予め規定されたタイミングで、又は、センタサーバ30からの要求などに応じて、CAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを通じて取得されうる各種車両情報を、センタサーバ30に送信する。各種車両情報は、車両10のドアの解錠が行われた旨の情報、車両10の起動が行われた旨の情報などである。
携帯端末200は、通信機器21、通信制御部22及び通信機器23を備える。通信機器21は、センタサーバ30との間でデータの送受信を行う通信インターフェイスである。通信制御部22は、車両10の通信機器1との間で、例えばBLE通信規格に準拠した近距離無線通信を行うための通信制御を、通信機器23に対して行う。例えば、通信機器1から所定の通信距離内に携帯端末200が存在するとき、通信制御部22は、通信機器23を介して、車両10の通信機器1から送信されたアドバタイジングパケットを受信する。アドバタイジングパケットを受信した通信制御部22は、BLE通信による接続を要求する接続要求情報を通信制御部2に送信する。これにより、携帯端末200と車両10の車載機100との間でのBLE通信が可能な状態が確立する。
次に、図3を用いて、車両10に設けられる車載機100と、車載機100に設けられる通信機器1から所定の通信距離内に存在する携帯端末200のイメージについて説明する。図3は車載機100及び携帯端末200の一実施例を示す図である。図3に示されるように、車載機100には通信機器1が設けられている。通信機器1から所定の通信距離内に携帯端末200が存在するとき、通信機器1と携帯端末200との間で近距離無線通信が行われる。これにより、車載機100から携帯端末200への各種データの送信が可能になり、また携帯端末200から車載機100への各種データの送信が可能になる。各種データは、例えば音声データ、電話帳データ、履歴データなどである。電話帳データは、氏名又は名称、電話番号、電話番号の種別、及び電子メールのアドレスなどから構成される。電話番号の種別は、固定電話、携帯電話などの電話番号に紐付けられる電話機の種類である。履歴データは、電話番号、日時、及び履歴の種類などから構成される。履歴の種類は、着信、発信、及び不在着信などである。
このように、車載機100の通信機器1が携帯端末200と近距離無線通信することによって、有線接続される場合に比べて、接続のためのケーブルの配線が不要になり、ユーザの利便性が向上する。また、接続のためのケーブルの取り回しが不要なため、車両10内の美観を損なうことがない。
次に、図4を用いて、車載機100のハードウェア構成について説明する。図4は車載機100のハードウェア構成の一実施例を示す図である。図4に示されるように、車載機100は、DCM3、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)104、RAM(Random Access Memory)106、フラッシュメモリ108、SSD(Solid State Drive)110、メディアドライブ114、操作ボタン116及び通信機器1を備える。
CPU102は、車載機100全体の動作を制御するプロセッサである。ROM104には、車載機100の機能を実現するためのプログラムが格納されている。RAM106は、CPU102のワークエリアとして使用されるメモリである。
フラッシュメモリ108は、車載機用プログラム、画像データ、及び音声データなどの各種データを記憶する不揮発性メモリである。車載機用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、記録メディア112などの、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、車載機用プログラムは、フラッシュメモリ108ではなくROM104に記憶させるようにしてもよい。
なお、不揮発性メモリは、フラッシュメモリ108に限定されず、CPU102の制御に従ってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであればよく、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM:登録商標)などでもよい。
SSD110は、CPU102の制御に従ってフラッシュメモリ108に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するメモリである。
メディアドライブ114は、フラッシュメモリなどの記録メディア112に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
操作ボタン116は、発信先を選択する場合などに操作されるボタンである。
通信機器1は、携帯端末200から転送される履歴データ、電話帳データなどをPBAP(Phone Book Access Profile)などのプロファイルに従って、受信する。PBAPは、プル型で電話帳データなどを転送する手順を規定しているプロファイルである。PBAPで接続した状態では、ユーザは携帯端末200を何ら操作することなく車載機100を操作するだけで、携帯端末200から車載機100に電話帳データなどを転送させることができる。
また、車載機100は、音声入出力I/F120、ディスプレイI/F122及びバスライン150を備える。
音声入出力I/F120は、CPU102の制御に従って、マイク11及びスピーカ12のそれぞれとの間で、音声信号の入出力を処理する。
ディスプレイI/F122は、CPU102の制御に従って、外付けのディスプレイ13に画像データを伝送する。
バスライン150は、各構成要素を図4に示されるように電気的に接続するためのアドレスバス、データバスなどである。
ディスプレイ13は、操作用アイコンなどを表示する液晶や有機EL(Organic Electro-Luminescence)によって構成された表示部である。また、ディスプレイ13は、ケーブル13cを介して、ディスプレイI/F122に接続される。ケーブル13cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
記録メディア112は、車載機100に対して着脱自在な構成となっている。
次に、図5を用いて、携帯端末200のハードウェア構成について説明する。図5は携帯端末200のハードウェア構成の一実施例を示す図である。図5に示されるように、携帯端末200は、CPU202、ROM204、RAM206、フラッシュメモリ208、SSD210、メディアドライブ214、操作ボタン216、電源スイッチ218及び通信機器23を備える。
CPU202は、携帯端末200全体の動作を制御する制御器である。ROM204には、CPU202の駆動に用いられるプログラムが記憶される。RAM206は、CPU202のワークエリアとして使用されるメモリである。フラッシュメモリ208は、携帯端末用プログラム、画像データ、及び音声データなどの各種データを記憶する不揮発性メモリである。携帯端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、記録メディア212などの、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、携帯端末用プログラムは、フラッシュメモリ208ではなくROM204に記憶させるようにしてもよい。なお、不揮発性メモリは、フラッシュメモリ208に限定されず、CPU202の制御に従ってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであればよく、例えばEEPROMなどでもよい。
SSD210は、CPU202の制御に従ってフラッシュメモリ208に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するメモリである。
メディアドライブ214は、フラッシュメモリなどの記録メディア212に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
操作ボタン216は、携帯端末200の通信相手先を選択する場合などに操作されるボタンである。
電源スイッチ218は、携帯端末200の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
また携帯端末200は、音声を入力する内蔵型のマイク222と、音声を出力する内蔵型のスピーカ224と、音声入出力I/F226とを備える。
音声入出力I/F226は、CPU202の制御に従って、マイク222及びスピーカ224のそれぞれとの間で音声信号の入出力を処理する。
また、携帯端末200は、被写体の画像や操作用アイコンなどを表示する液晶や有機ELによって構成されたディスプレイ228と、CPU202の制御に従ってディスプレイ228に画像データを伝送するディスプレイI/F230とを備える。
また、携帯端末200は、各構成要素を、図5に示されるように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバスなどのバスライン250を備える。
記録メディア212は、携帯端末200に対して着脱自在な構成となっている。
次に、図6を用いて、車載機100及び携帯端末200のそれぞれの機能構成について説明する。図6は車載機100及び携帯端末200の機能ブロック図である。図6では、車載機100及び携帯端末200が互いに近距離無線通信ができるように、無線接続されている。以下では、まず車載機100の機能について説明し、その後に携帯端末200の機能について説明する。
車載機100は、通信部402、記憶・読出処理部404、近距離無線通信制御部406、データ紐付け処理部408、携帯端末指示部410、ペアリング許可部411、表示制御部412及び操作入力受付部414を有している。
通信部402、記憶・読出処理部404、近距離無線通信制御部406、データ紐付け処理部408、携帯端末指示部410、ペアリング許可部411、表示制御部412及び操作入力受付部414は、図4に示されるCPU102が、RAM106に格納された車載機用プログラムを実行することで実現される。
また、車載機100は、図4に示されるフラッシュメモリ108によって構築されるデータ保存部416を有している。
図4及び図6を用いて、車載機100の各機能の詳細を説明する。なお、以下では、車載機100の各機能構成部を説明するにあたって、図4に示される各構成要素のうち、車載機100の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示される通信部402は、図4に示されるCPU102からの命令、及び図4に示される通信機器1によって実現される。
通信部402は、近距離無線通信によって携帯端末200と各種データの送受信を行う。通信部402は、携帯端末200が通信機器1との間で近距離通信が可能なエリアに入ることにより、携帯端末200との間で接続処理を実行する。
ここで、従来の車載機と携帯端末との間で初めて近距離通信が行われるときの流れを、簡単に説明する。ユーザは、車載機100が指示するPIN(Personal Identification Number)コードを携帯端末200に入力する。車載機100と携帯端末200は、PINコードにより機器同士を検索し、車載機100が2つの機器間で固有のリンクキーを生成し、携帯端末200に送信する。これにより、車載機100と携帯端末200のペアリングが完了する。車載機100と携帯端末200はリンクキーを保存するので、一旦ペアリングが済むと、携帯端末200が車載機100の通信範囲に入るだけで、車載機100はリンクキーを使って携帯端末200を認証し、通信が可能になる。
Bluetoothは、様々な機器間の通信を保証するため、用途を想定した種々のプロファイルを策定している。2つの機器が通信するためには同じプロファイルを2つの機器が共に実装している必要がある。GAP(Generic Access Profile)、SDAP(Service Discovery Application Profile)、SPP(Serial Port Profile)などは基本的なプロファイルであり、下位層(ハード側)に実装される。車載機100、及び携帯端末200は、これらの一般的なプロファイルの上層に、電話帳データを送受信するPBAP(Phone Book Access Profile)を共に有している。PBAPは、ユーザが携帯端末200を操作することなく車載機100が電話帳データなどを携帯端末200から取得するためのプロファイルである。
車載機100の記憶・読出処理部404は、図4に示されるCPU102からの命令、及び図4に示すSSD110によって実行され、データ保存部416に各種データを記憶したり、データ保存部416に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
車載機100のデータ保存部416は、データベースの一例としての電話帳データ418、履歴データ420などを記憶する。データ保存部416に記憶される電話帳データ418、及び履歴データ420は、車載機100が搭載された車両のエンジンがオフにされても消去されない。
車載機100の近距離無線通信制御部406は、図4に示されるCPU102からの命令、及び図2に示される通信制御部2によって実現される。近距離無線通信制御部406は、携帯端末200の通信部452との間で、例えばBLE通信規格に準拠した近距離無線通信を行うための通信制御を、通信部402に対して行う。
ペアリング許可部411は、図4に示されるCPU102からの命令、及び図2に示される通信制御部2によって実現される。ペアリング許可部411は、車載機IDと同一の識別子が設定された携帯端末200が、車載機100から所定の距離内に入ったとき、当該識別子を含むデータ(アドバタイジングパケット)を携帯端末200に受信させることによって、車載機100と携帯端末200とのペアリングを許可する。
車載機100のデータ紐付け処理部408は、図4に示されるCPU102からの命令によって実現される。データ紐付け処理部408は、近距離無線通信によって携帯端末200から無線送信される履歴データ464を構成する電話番号と、データ保存部416に格納されている電話帳データ418を構成する電話番号とを紐付けることによって、履歴データ464を構成する電話番号、電話帳データ418を構成する電話番号、及び電話帳データ418を構成する氏名又は名称を紐付けることによって対応させ、履歴データ464を構成する電話番号に対応する氏名又は名称を特定する。つまり、データ紐付け処理部408は、携帯端末200から無線送信される履歴データ464を構成する電話番号と同じ電話番号を、データ保存部416に格納されている電話帳データ418を構成する電話番号から抽出し、紐付ける。そして、データ紐付け処理部408は、データ保存部416に格納されている電話帳データ418を構成する電話番号から抽出した電話番号に紐付けられた氏名又は名称を特定する。
車載機100の表示制御部412は、図4に示されるCPU102からの命令、及び図4に示されるディスプレイI/F122によって実現される。
表示制御部412は、ディスプレイ13に対して画像データを送信するための制御を行う。例えば、表示制御部412は、携帯端末200から無線送信される履歴データ464に基づいて履歴リストを表示する際に、履歴データ464の電話番号を、データ紐付け処理部408によって特定された履歴データ464の電話番号に対応する氏名又は名称に置き換えて、ディスプレイ13に表示する制御を行う。
車載機100の操作入力受付部414は、図4に示されるCPU102からの命令、並びに図4に示される操作ボタン116によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付ける。
車載機100の携帯端末指示部410は、図4に示されるCPU102からの命令、並びに図4に示される操作ボタン116によって実現される。携帯端末指示部410は、ユーザが履歴リストを参照し、操作ボタン116を操作することにより指定した氏名又は名称に対応する電話番号を発信先として、通信部402から携帯端末200へ無線送信させることにより指示する。
次に、携帯端末200の機能について説明する。図6に示すように、携帯端末200は、通信部452、記憶・読出処理部454、近距離無線通信制御部456及び無線通信制御部458を有している。通信部452、記憶・読出処理部454、近距離無線通信制御部456及び無線通信制御部458は、図5に示されるCPU202が、ROM204に格納された専用プログラムを実行することで実現される。
また、携帯端末200は、図5に示されるフラッシュメモリ208によって構築されるデータ保存部460を有している。
図5及び図6を用いて、携帯端末200の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、携帯端末200の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示される各構成要素のうち、携帯端末200の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示される携帯端末200の通信部452は、図5に示されるCPU202からの命令、及び図5に示される通信機器23によって実現される。通信部452は、近距離無線通信によって車載機100と各種データの送受信を行う。通信部452は、携帯端末200が車載機100の通信機器1との間で近距離無線通信可能なエリアに入ることにより、車載機100との間で接続処理を実行する。車載機100と携帯端末200との間の通信については、上述したので、ここでは省略する。
携帯端末200の記憶・読出処理部454は、図5に示されるCPU202からの命令、及び図5に示すSSD210によって実行される。記憶・読出処理部454は、データ保存部460に各種データを記憶し、また、データ保存部460に記憶された各種データを読み出す処理を行う。このデータ保存部460には、データベースの一例としての電話帳データ462、履歴データ464などが記憶される。
携帯端末200の近距離無線通信制御部456は、図5に示されるCPU202からの命令、及び図2に示される通信制御部22によって実現される。近距離無線通信制御部456は、車載機100の通信部402との間で、例えばBLE通信規格に準拠した近距離無線通信を行うための通信制御を、通信部452に対して行う。
携帯端末200の無線通信制御部458は、図5に示されるCPU202からの命令、及び図5に示される無線部232によって実現される。無線通信制御部458は、移動体通信システムにおける無線通信によって、ユーザが指定した電話番号に発信する。例えば、車載機100から無線送信される電話番号情報が通信部452で受信されると、無線通信制御部458は、その電話番号に発信する。
次に、車載機100及び携帯端末200の動作を説明する。図7は車載機100及び携帯端末200の動作を説明するためのフローチャートである。
携帯端末200と車両10とのペアリングを実行するための専用アプリが携帯端末200にインストールされる(ステップS1)。
例えば、車載機100のディスプレイ13などに表示されるQRコード(登録商標)を携帯端末200に読み込ませることで、携帯端末200が図2に示されるセンタサーバ30にアクセスして、格納される専用アプリが、携帯端末200にダウンロードされる。専用アプリがダウンロードされた携帯端末200においてインストールを許可する操作が行われると、専用アプリが携帯端末200にインストールされる。なお、専用アプリの携帯端末200へのダウンロード方法は、これに限定されず、例えば車両の販売店が、携帯端末200のユーザからの要求に応じて、ショートメッセージなどを利用して、アプリケーションが入手可能なストアへアクセスするためのURLを送信し、そのURLを受信した携帯端末200からURLにアクセスすることでもダウンロードできる。
ステップS2において、車載機100へのアカウントなどの紐付けが行われる。図8を用いてステップS2の処理内容を詳細に説明する。図8は車載機100へのアカウントなどの紐付けを行う処理を説明するためのシーケンスチャートである。
ステップS21において、ユーザが携帯端末200を操作することによって、センタサーバ30に対して、携帯端末200のユーザを識別するアカウントの新規作成の依頼が行われる。例えば、携帯端末200にインストールされた専用アプリを立ち上げて、所定の情報(ユーザの氏名、ログインパスワードなど)を入力した後に、センタサーバ30にアクセスすることで、アカウントの新規作成の依頼が行われる。
ステップS22において、アカウントの新規作成の依頼を受け付けたセンタサーバ30は、例えばセンタサーバ30がアカウント管理DB(Data Base)を参照して、新規アカウントの発行を行う。
ステップS23において、センタサーバ30は、新規に発行するアカウントに、注文IDを紐付けて、ワンタイムURL(Uniform Resource Locator)を作成する。注文IDには、車載機ID、ユーザIDなどが含まれる。ユーザIDは、当該ユーザを識別するユーザ識別情報である。ワンタイムURLは、アカウントの作成依頼を要求してきた携帯端末200に対して、ショートメッセージやメールなどに記述されて送信される。
ステップS24において、ワンタイムURL付きのショートメッセージなどを受信した携帯端末200は、携帯端末200のディスプレイ228にワンタイムURLを表示させる。携帯端末200のディスプレイ228に表示されたワンタイムURLがタッチ操作されることによって、携帯端末200がワンタイムURLにアクセスする。
これにより、携帯端末200のディスプレイ228には、車載機100の設定に関する各種項目を入力する画面が表示される。当該画面は、専用アプリに従って携帯端末200のディスプレイ228に表示される入力画面である。車載機100の設定に関する各種項目は、例えば、車載機100の操作時の言語、自宅の場所を示す住所などである。
ステップS25において、ユーザが各種項目を設定すると、設定された内容を示す設定情報が、センタサーバ30に送信される。
ステップS26において、携帯端末200からの設定情報を受信したセンタサーバ30は、発行済みのアカウント及び注文IDに、設定情報を紐付ける。
ステップS27において、センタサーバ30は、車載機100の設定値が紐付けられた最新の設定情報を、携帯端末200に送信する。
ステップS28において、携帯端末200は最新の設定情報を受信する。
これらの処理によって、車載機100の車載機IDが、携帯端末200を所有するユーザのユーザIDに紐付けられる。なお、車載機IDには、当該車両10に乗る可能性のあるユーザ、ユーザ以外の親族などのユーザIDを紐付けてもよい。
図7に戻り、ステップS3において、携帯端末200の車載機100への接続許可までの処理が行われる。図9を用いてステップS3の処理内容を詳細に説明する。図9は携帯端末200の車載機100への接続許可までの処理を説明するためのシーケンスチャートである。
ステップS30において、携帯端末200のBluetoothの設定がオフである場合、携帯端末200は車載機100との近距離無線通信ができないため、携帯端末200は、Bluetoothの設定をオンにするか否かを問い合わせるガイダンス、例えば「Bluetoothの設定をオンにしますか?(はい/いいえ)」などを、ディスプレイ228に表示する。
なお、Bluetoothの設定をオンにするか否かを問い合わせるタイミングは、例えば、専用アプリがインストールされたとき、車両10のアクセサリ電源がオンになったとき、などである。Bluetoothの設定をオンにするか否かを問い合わせるガイダンスの内容は、ユーザに対して、Bluetoothの設定をオンにさせることを促す内容であればよく、上記の例に限定されない。
ステップS31において、上記のガイダンスで「はい」が選択されることによって、Bluetoothの設定がオンに設定される。
ステップS32において、Bluetoothの設定がオンになった携帯端末200では、専用アプリがUUIDの待ち受け状態となる。UUIDは、携帯端末200のOS(Operation System)に登録されているため、後述するように、車載機100からアドバタイジングパケット(UUIDを含むデータ)を受信することによって、携帯端末200は車載機100との近距離無線通信が可能になる。携帯端末200のOSは、Android(登録商標)、iOS(登録商標)などである。なお、UUIDの待ち受け状態は、通常動作状態と、バックグラウンド状態との何れでもよい。通常動作状態は、専用アプリが何らかの処理を実行している状態である。バックグラウンド状態は、専用アプリが何らかの処理を実行しているが画面に非表示とする状態である。
ステップS33において、車両10のアクセサリ電源がオン(ACCオン)にされると、車載機100が起動して、ステップS34以降の処理が実行される。アクセサリ電源がオンになるタイミングは、例えば、無線携帯キーの所有者が車両に近づいたとき、無線携帯キーの所有者が車両10のドアハンドルに触れたとき、車両10内のスタートスイッチが押されたとき、などである。スタートスイッチは、ユーザによる車両10のシステム起動を要求し、又は車両10のシステム停止を受け付けるためのスイッチである。
車両10の鍵を持ったユーザが車両10のドアハンドルに触れたときに、アクセサリ電源をオンにされる場合、例えば、車載機100に設けられるスマートキーシステムが利用される。例えば、スマートキーシステムは、無線携帯キーの所有者が車両に近づいたとき、無線携帯キーの所有者が車両10のドアハンドルに触れたとき、車両10のアンテナ部から微弱な電波が発信され、それを受信した無線携帯キーが応答信号(電波)を発信することで、アクセサリ電源をオンにして、ドアロックの開閉、エンジンの始動を可能にする。
ペアリング許可部411は、無線携帯キーの所有者が車両に近づいたことによって車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、又は、無線携帯キーの所有者が車両のドアハンドルに触れたことによって車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、携帯端末とのペアリングを許可する。このように、無線携帯キーの所有者が車両に近づいたとき、車両10の鍵を持ったユーザが車両10のドアハンドルに触れたとき、などに、アクセサリ電源がオンにされることで、ステップS34の処理が開始されるタイミングを早めることができるため、車載機100からセンタサーバ30に対して車載機IDを送信するタイミングが早められ、ペアリングが実行されるまでの処理時間を短縮させうる。
また、ペアリング許可部411は、車両のシステムの起動を要求するためのスタートスイッチが押されたことによって車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、携帯端末とのペアリングを許可する。このように、車両10内のスタートスイッチが押されたときに、アクセサリ電源をオンにされるように構成した場合、車載機100の通信機器1から発せられる電波の電界強度が比較的強い環境下でステップS34以降の処理が実行される。そのため、近距離無線通信の信頼性が向上し、例えば後述するようにステップS35で車載機100がアドバタイジングパケットの送信を開始した場合、ステップS37で携帯端末200がこのアドバタイジングパケットを確実に受信できる。また、例えば、ユーザが車両10に乗り込むことなく、車両10の近くに存在するだけの場合、アクセサリ電源がオンにされないため、車両10に搭載される蓄電池の電力消費が低減され、蓄電池の劣化を抑制できる。
ステップS34において、ACCオンになったことで起動した車載機100は、車載機IDをセンタサーバ30に対してアップロードする。センタサーバ30には、車載機IDに対応するアカウント、設定情報などが保持されているため、車載機IDを受信したセンタサーバ30は、車載機IDに対応するアカウント、設定情報などを車載機100に送信する。これにより車載機100には、車載機IDに対応するアカウント、設定情報などがダウンロードされる。
車載機IDに対応するアカウント、設定情報などをダウンロードした車載機100は、ステップS35において、車載機100へ携帯端末200が未接続状態である場合、携帯端末200へのアドバタイジングパケットの送信を開始する。前述したように、アドバタイジングパケットには、UUID(車載機100を一意に識別する識別子)が含まれている。そして、このUUIDは、専用アプリによって、例えば携帯端末200のOSに登録されている。そのため、UUIDが登録される携帯端末200宛てに、アドバタイジングパケットが送信されることによって、携帯端末200と車載機100との紐付けを行うことができる。
ステップS36において、アドバタイジングパケットが送信された状態で、通信機器1から所定の通信距離内に携帯端末200が入ると、ステップS37において、携帯端末200の通信機器23はアドバタイジングパケットを受信することができる。
アドバタイジングパケットを受信した携帯端末200の通信制御部22は、インストール済みの専用アプリに対して、共通のUUIDが記述されたアドバタイジングパケットを受信した旨を通知する。
ステップS38において、アドバタイジングパケットを受信した旨の通知を受けた専用アプリは、車載機100への接続を受け付けるか否かをユーザに問い合わせるメッセージを、携帯端末200の画面(ディスプレイ228)に表示させる。これにより、車載機100への携帯端末200の接続の許否を確認する。ステップS38及びステップS39の処理動作が行われることによって、車載機100への携帯端末200のセキュアな通信を可能にしうる。
ステップS39において、ユーザによって接続許可の操作が行われると、ステップS40において、携帯端末200は車載機100に対してペアリング要求を行うため、GATT(Generic Attribute)プロファイルによるペアリングリクエスト(ペアリングの要求信号)を生成して車載機100へ送信する。GATTプロファイルとは、BLE規格において情報の読み書き(送受信)を司るプロファイルである。
ステップS41において、要求信号を受信した車載機100の通信制御部2は、ペアリングを許可することを示す応答信号を生成して、携帯端末200へ送信する。これにより、ペアリング処理(近距離無線通信によるデータの送受信)が開始される(ステップS42)。
なお、本実施の形態では、ステップS38及びステップS39の処理動作において、携帯端末200が車載機100への接続の許否をユーザに問い合わせた上で、ユーザによって接続許可の操作が行われたときにペアリングが開始される構成例について説明したが、ステップS38及びステップS39の処理動作を省いて、ステップS37の処理動作の直後にステップS40の処理動作が行われてもよい。すなわち、携帯端末200は、アドバタイジングパケットを受信したとき、ユーザへの接続の許否の問い合わせを省いて、ペアリング要求を行うように構成してもよい。
これにより、ユーザによる接続許可操作が不要になり、ユーザの利便性をより一層向上させながら、車載機100への携帯端末200の接続を行うことができる。
また、本実施の形態に係る通信システムは、例えばステップS36において、通信機器1から所定の通信距離内に携帯端末200が入った後、ユーザによって携帯端末200を振る動作が行われて、一定値以上の加速度が検出されたとき、携帯端末200を振る動作が行われたことを示す動作検出信号を車載機100に入力して、動作検出信号を入力したタイミングで、ステップS37以降の処理が実行されるように構成してもよい。ペアリング許可部411は、携帯端末において一定値以上の加速度が検出されたとき、携帯端末とのペアリングを許可する。
例えば、携帯端末200は、例えば、加速度検出部及び動作検出部を備える。加速度検出部は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向のそれぞれの加速度を測定する。動作検出部は、加速度検出部で測定された加速度の値が、予め設定された動作判定閾値(一定値)以上になった時点で、携帯端末200のユーザが所定のサービス(ここではペアリング)の開始要求があったと判断して、図4に示す近距離無線通信制御部456(図2に示す通信制御部22)に、携帯端末200を振る動作が行われたことを示す動作検出信号を入力する。
これにより、近距離無線通信制御部456は、ステップS37〜ステップS40までの処理を実行し、車載機100のペアリング許可部411は、ステップS40及びステップS41の処理を実行する。この構成により、例えば車両10を所有する家族の内、特定のユーザの携帯端末200のみペアリングさせたい場合には、当該ユーザの携帯端末200が振られたときだけペアリングの処理を開始させることができる。このように携帯端末200で検出される加速度を利用することによって、車両10が利用されるシチュエーションに合わせてペアリングを開始させることができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係る車載機100は、車載機を一意に識別する識別子を携帯端末200と共用することによって、従来技術のようなユーザによる所定の設定を行うことなく、携帯端末200とのペアリングを許可できるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態に係る車両10は、自動車に限定されるものではなく、携帯端末200のユーザが移動するための移動手段となりうる車両であればよく、例えばバイクなどでもよい。
なお、前述した車載機用プログラムは、携帯端末と近距離無線通信を行う通信部と、前記車載機を一意に識別する識別子と同一の識別子が設定された携帯端末が、前記車載機から所定の距離内に入ったとき、前記識別子を含むデータを前記携帯端末に受信させることによって、前記車載機と前記携帯端末とのペアリングを許可するペアリング許可部と、をコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 :通信機器
2 :通信制御部
10 :車両
11 :マイク
12 :スピーカ
13 :ディスプレイ
13c :ケーブル
21 :通信機器
22 :通信制御部
23 :通信機器
30 :センタサーバ
100 :車載機
102 :CPU
104 :ROM
106 :RAM
108 :フラッシュメモリ
112 :記録メディア
114 :メディアドライブ
116 :操作ボタン
120 :音声入出力I/F
122 :ディスプレイI/F
150 :バスライン
200 :携帯端末
202 :CPU
204 :ROM
206 :RAM
208 :フラッシュメモリ
212 :記録メディア
214 :メディアドライブ
216 :操作ボタン
218 :電源スイッチ
222 :マイク
224 :スピーカ
226 :音声入出力I/F
228 :ディスプレイ
230 :ディスプレイI/F
232 :無線部
250 :バスライン
300 :通信システム
402 :通信部
404 :読出処理部
406 :近距離無線通信制御部
408 :データ紐付け処理部
410 :携帯端末指示部
412 :表示制御部
414 :操作入力受付部
416 :データ保存部
418 :電話帳データ
420 :履歴データ
452 :通信部
454 :読出処理部
456 :近距離無線通信制御部
458 :無線通信制御部
460 :データ保存部
462 :電話帳データ
464 :履歴データ

Claims (6)

  1. 車両に設けられる車載機であって、
    携帯端末と近距離無線通信を行う通信部と、
    前記車載機を一意に識別する識別子と同一の識別子が設定された携帯端末が、前記車載機から所定の距離内に入ったとき、前記識別子を含むデータを前記携帯端末に受信させることによって、前記車載機と前記携帯端末とのペアリングを許可するペアリング許可部と、
    を備える車載機。
  2. 前記ペアリング許可部は、前記携帯端末において一定値以上の加速度が検出されたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する請求項1に記載の車載機。
  3. 前記ペアリング許可部は、無線携帯キーの所有者が前記車両に近づいたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する請求項1又は2に記載の車載機。
  4. 前記ペアリング許可部は、無線携帯キーの所有者が前記車両のドアハンドルに触れたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する請求項1又は2に記載の車載機。
  5. 前記ペアリング許可部は、前記車両のシステムの起動を要求するためのスタートスイッチが押されたことによって前記車両のアクセサリ電源がオンにされたとき、前記携帯端末とのペアリングを許可する請求項1又は2に記載の車載機。
  6. 車両に設けられる車載機が携帯端末と近距離無線通信を行うステップと、
    前記車載機を一意に識別する識別子と同一の識別子が設定された携帯端末が、前記車載機から所定の距離内に入ったとき、前記識別子を含むデータを前記携帯端末に受信させることによって、前記車載機と前記携帯端末とのペアリングを許可するステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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