JP2014077278A - コンクリート目地用非硬化性シーリング材、高架橋のコンクリート目地部の施工方法、及び高架橋のコンクリート目地 - Google Patents

コンクリート目地用非硬化性シーリング材、高架橋のコンクリート目地部の施工方法、及び高架橋のコンクリート目地 Download PDF

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Abstract

【課題】 耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、耐汚染性、スランプ性など各特性に優れるものであり、他の材料と併用してコンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することによりシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることが可能なコンクリート目地用非硬化性シーリング材を提供する。
【解決方法】 (A−1)R SiO2/2単位及びR SiO1/2単位で示される25℃で粘度が700〜10,000,000mPa・sである液状オルガノポリシロキサン:100質量部、(A−2)25℃で生ゴム状であり、平均重合度が2,000以上であるオルガノポリシロキサン:10〜50質量部、(B−1)平均粒子径が0.001〜50μmの表面処理された炭酸カルシウム:29〜140質量部、(B−2)平均粒子径が0.001〜50μmの煙霧質シリカ:1〜10質量部、(C)下記式(1)で示されるポリアルキレンエーテル:0.1〜5.0質量部、
【化1】
Figure 2014077278

を含有するものであることを特徴とするコンクリート目地用非硬化性シーリング材。
【選択図】なし

Description

本発明は、高架橋などのコンクリート目地部の防水用シーリング材に関する。
高速道路、鉄道などをはじめとするコンクリート製高架橋では、橋桁と橋桁の接合部分に隙間のあいている目地部があり、個々の橋桁の長さ方向の伸縮はこの目地部で吸収される。たとえば新幹線高架の場合は橋桁端面間には、一定の目地部の幅が設定されている。このような目地部の幅は、橋桁が膨張して伸びると狭くなり、逆に、橋桁が縮むと広くなる。例えば、長さ50mの橋桁では、20〜30mmの伸び縮みがあるとされており、この伸縮量を吸収する範囲で、目地部の幅が設定されている。
この高架橋のコンクリート目地部の防水用途として、硬化前はペースト状で硬化後にゴム弾性体になるシーリング材が施工される場合が一般的で、目地部の幅の伸縮はシーリング材のゴム弾性によって吸収する。この硬化後にゴム弾性体となる通常のシーリング材としては、例えばシリコーン系のものが挙げられる。シリコーン系のシーリング材は耐候性、耐熱性に優れるためゴム弾性が劣化することはほとんどない。しかし、コンクリートを被着体とした場合、目地部に専用のプライマー処理を施工したとしても、降雨、降雪などにシーリング材が曝されることとなる。このようなコンクリートとシーリング材の接着面に水が浸透する可能性が高い環境では、接着耐久性に若干問題が生じる可能性があった。また、シリコーン系以外のシーリング材では、耐候性が劣るため、ゴム自体が劣化し脆くなったり、弾性が損なわれたりした。いずれのものにおいても、シーリング材としての耐伸縮性が維持できなくなり防水性能が低下した。
上記の問題を改善するため、弾性シーリング材単独ではなくゴムシートなどとの組み合わせにより防水性能を維持しようとするシステムも考案されている(特許文献1など)。しかし、これらのシステムもコンクリート面との接着、機械的固定などが経時で劣化し、シーリング材単独の場合と同様に、耐伸縮性の低下で防水システム自体が破綻する可能性があった。また、コンクリート面との接着性の向上の目的で、非硬化性シーリング材を併用し、粘着により防水性を維持しようとするものも考案されているが(特許文献2)、耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、スランプ性、耐汚染性など全ての特性を満足するものではなかった。
特開2008−133655号公報 特開2000−319631号公報
本発明は、高架橋などのコンクリート目地用シーリング材として、耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、耐汚染性、スランプ性など各特性に優れるものであり、さらに、他の材料と併用してコンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することによりシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることが可能なコンクリート目地用非硬化性シーリング材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
コンクリート目地用非硬化性シーリング材であって、
(A−1)R SiO2/2単位及びR SiO1/2単位で示される25℃で粘度が700〜10,000,000mPa・sである液状オルガノポリシロキサン:100質量部、
(式中、Rは炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基、Rは水酸基又は炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基である。)
(A−2)25℃で生ゴム状であり、平均重合度が2,000以上であるオルガノポリシロキサン:10〜50質量部、
(B−1)平均粒子径が0.001〜50μmの表面処理された炭酸カルシウム:29〜140質量部、
(B−2)平均粒子径が0.001〜50μmの煙霧質シリカ:1〜10質量部、
(C)下記式(1)で示されるポリアルキレンエーテル:0.1〜5.0質量部、
Figure 2014077278
(式中、p、q、rはそれぞれ0〜100の整数であって同時に0とはならないものであり、Rは水素原子、又は炭素数1〜12の一価炭化水素基である。)
を含有するものであることを特徴とするコンクリート目地用非硬化性シーリング材を提供する。
このようなコンクリート目地用非硬化性シーリング材であれば、耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、耐汚染性、スランプ性など各特性に優れるものであり、さらに、他の材料と併用してコンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することによりシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることが可能なコンクリート目地用非硬化性シーリング材とすることができる。
また、少なくとも、高架橋のコンクリート目地部を、任意のシーリング材を充填する工程と、その後、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填する工程と、その後、任意のシーリング材によって被覆する工程とによりシーリングする高架橋のコンクリート目地部の施工方法を提供する。
このような高架橋のコンクリート目地部の施工方法であれば、コンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することができ、コンクリート目地部のシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることができる。
この場合、前記任意のシーリング材を充填する工程の前及び前記任意のシーリング材によって被覆する工程の前の少なくともいずれか一方で、プライマー処理をするのが好ましい。
このような高架橋のコンクリート目地部の施工方法であれば、コンクリート面との粘着性、接着性をより継続的に維持することができる。
また、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填した高架橋のコンクリート目地を提供する。
このように、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を高架橋のコンクリート目地に充填することにより、優れた耐水粘着性、粘着維持性を保持しつつ耐伸縮性の安定した高架橋のコンクリート目地とすることができる。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は、高架橋などのコンクリート目地用シーリング材として、耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、耐汚染性、スランプ性など各特性に優れるものであり、さらに、他の材料と併用してコンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することによりシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることが可能なコンクリート目地用非硬化性シーリング材を提供することができる。
本発明の高架橋のコンクリート目地部の施工方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明につき詳しく説明する。
本発明では、特許文献2に記載の建築用の壁外装材の接合部などの目地溝部に嵌入する目地仕上げ用の目地材に用いる非硬化性シーリング材において、充填材の種類や配合量の特定、生ゴムの添加、チキソ性向上剤を選定することによりコンクリート目地用非硬化性シーリング材を開発した。
一般的に、非硬化性シーリング材は、硬化していないことから目地材としての耐水粘着性や粘着性の維持が懸念される。しかし、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材では、充填材の種類、配合量を特定することで、作業性の経時変化がなく、コンクリートや難接着な被着体に対する長期耐水粘着性や、冷熱サイクルでの粘着性維持性能に優れる組成物を開発することができた。
また、非硬化性シーリング材としてシリコーンオイルと無機充填材の混合物を用いる場合、オイル成分の粘度、充填材の粒子径などにより汚染(オイル成分の滲み出し)の可能性がでてくる。オイル成分を高粘度にし、充填材の粒子径を小さくすれば耐汚染性は改善するが、その代わりに吐出性などの作業性が損なわれる。本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材では、シリコーンオイルと無機充填材の混合物に、さらに生ゴムを添加することにより耐汚染性と作業性を両立させることに成功した。
また、目地用シーリング材の重要な特性としてノンサグ性があるが、オイル成分とチキソ性向上剤との相性によりノンサグ性が異なることを解明し、ポリアルキレンエーテルのみが顕著な効果を有することを発見し添加することで、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、
コンクリート目地用非硬化性シーリング材であって、
(A−1)R SiO2/2単位及びR SiO1/2単位で示される25℃で粘度が700〜10,000,000mPa・sである液状オルガノポリシロキサン:100質量部、
(式中、Rは炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基、Rは水酸基又は炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基である。)
(A−2)25℃で生ゴム状であり、平均重合度が2,000以上であるオルガノポリシロキサン:10〜50質量部、
(B−1)平均粒子径が0.001〜50μmの表面処理された炭酸カルシウム:29〜140質量部、
(B−2)平均粒子径が0.001〜50μmの煙霧質シリカ:1〜10質量部、
(C)下記式(1)で示されるポリアルキレンエーテル:0.1〜5.0質量部、
Figure 2014077278
(式中、p、q、rはそれぞれ0〜100の整数であって同時に0とはならないものであり、Rは水素原子、又は炭素数1〜12の一価炭化水素基である。)
を含有するものであることを特徴とする。
以下、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材の各成分について、詳しく説明する。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を構成する(A−1)成分は、
SiO2/2単位及びR SiO1/2単位で示される25℃で粘度が700〜10,000,000mPa・sである液状オルガノポリシロキサン
(式中、Rは炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基、Rは水酸基又は炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基である。)
である。
このような(A−1)成分の液状オルガノポリシロキサンの例として、分子鎖両末端が水酸基又はトリメチルシロキシ基で封鎖された、下記一般式(2)
HO(SiR O)H(CHSiO(SiR O)Si(CH (2)
で示されるジオルガノポリシロキサンを挙げることができる。
上記式中Rは、炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基などのアラルキル基、或いはこれらの基の水素原子が部分的にハロゲン原子などで置換された基が例示される。このRは同一の基であっても異種の基であってもよい。
また、上記式中nは、このジオルガノポリシロキサンの25℃における粘度が700〜10,000,000mPa・sの範囲、好ましくは5,000〜100,000mPa・sの範囲であることから、10以上の整数とされる。
また、(A−1)成分の液状オルガノポリシロキサンの別の例として、1分子中に少なくとも2個以上のアルケニル基を含有した、平均単位式(3)
SiO(4−a−b)/2 (3)
(式中、Rは脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の一価炭化水素基、Rはアルケニル基、aは1.899〜2.00の正数、bは0.001〜0.5の正数で、a+b=1.90〜2.50を満たす。)
で示され、1分子中に珪素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有するオルガノポリシロキサンを挙げることができる。
この平均単位式(3)で示されるオルガノポリシロキサンの分子構造については特に制限はなく、直鎖状、分岐状、環状或いは網状のいずれであってもよい。また、単一のシロキサン単位からなる重合体又は2種以上のシロキサン単位からなる共重合体であってもよい。
また、上記式中Rは、脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の一価炭化水素基であり、炭素数1〜12、特に1〜10のものが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、或いはこれらの炭化水素基の水素原子の一部又は全部がフッ素原子、塩素原子、ニトリル基等で置換された置換炭化水素基、例えばトリフルオロプロピル基、クロロメチル基、シアノエチル基等が例示される。Rは同一でも相互に異なっていてもよいが、これらの中ではその化学的安定性や合成の容易さからすべてメチル基であることが好ましい。特性上必要な場合は、メチル基の一部がフェニル基又はトリフルオロプロピル基で置換されていてもよい。
また、上記式中Rで表わされるアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基等の炭素数2〜6のものが例示される。Rは、好ましくはビニル基又はアリル基であり、その合成の容易さや化学的安定性の点からはビニル基が最も好ましい。
また、平均単位式(3)で示されるオルガノポリシロキサンの粘度は、分子鎖両末端が水酸基、トリメチルシロキシ基で封鎖された一般式(2)で示されるジオルガノポリシロキサンと同様に700〜10,000,000mPa・sの範囲、好ましくは5,000〜100,000mPa・sの範囲である。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を構成する(A−2)成分は、25℃で生ゴム状(即ち、それ自身の重量によって流動性を示さない状態)であり、平均重合度が2,000以上であるオルガノポリシロキサンである。
このような(A−2)成分のオルガノポリシロキサンの例として、1分子中に少なくとも2個以上のアルケニル基を含有した、平均単位式(4)
SiO(4−a−b)/2 (4)
(式中、Rは脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の一価炭化水素基、Rはアルケニル基、aは1.899〜2.00の正数、bは0.001〜0.5の正数で、a+b=1.90〜2.50を満たす。)
で示され、1分子中に珪素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個含有するオルガノポリシロキサンを挙げることができる。
この平均単位式(4)で示されるオルガノポリシロキサンの分子構造については特に制限はなく、直鎖状、分岐状、環状或いは網状のいずれであってもよい。また、単一のシロキサン単位からなる重合体又は2種以上のシロキサン単位からなる共重合体であってもよい。
また、上記式中Rは、脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の一価炭化水素基であり、炭素数1〜12、特に1〜10のものが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基、或いはこれらの炭化水素基の水素原子の一部又は全部がフッ素原子、塩素原子、ニトリル基等で置換された置換炭化水素基、例えばトリフルオロプロピル基、クロロメチル基、シアノエチル基等が例示される。Rは同一でも相互に異なっていてもよいが、これらの中ではその化学的安定性や合成の容易さからすべてメチル基であることが好ましい。特性上必要な場合は、メチル基の一部がフェニル基又はトリフルオロプロピル基で置換されていてもよい。
また、上記式中Rで表わされるアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ペンテニル基等の炭素数2〜6のものが例示される。Rは、好ましくはビニル基又はアリル基であり、その合成の容易さや化学的安定性の点からはビニル基が最も好ましい。
また、(A−2)成分のオルガノポリシロキサンの別の例として、分子鎖両末端が水酸基又はトリメチルシロキシ基で封鎖された、下記一般式(5)
HO(SiR O)H(CHSiO(SiR O)Si(CH (5)
で示されるジオルガノポリシロキサンを挙げることができる。
上記式中Rは、炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基などのアラルキル基、或いはこれらの基の水素原子が部分的にハロゲン原子などで置換された基が例示される。このRは同一の基であっても異種の基であってもよい。
また、(A−2)成分は、25℃で生ゴム状のオルガノポリシロキサンであり、平均重合度(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ分析(GPC)におけるポリスチレン換算の重量平均重合度、以下同様)が2000以上、好ましくは2000〜15000、より好ましくは5000〜10000である。平均重合度が2000未満では、生ゴム状にならず、耐汚染性に効果がない。また、平均重合度が15000以下であれば、吐出性が低下することがないため作業性の点から好ましい。
また、(A−2)成分の添加量は、(A−1)成分100質量部に対して、10〜50質量部好ましくは20〜35質量部である。添加量が10質量部未満では耐汚染性が得られず、50質量部より多い場合では吐出性などの作業性に問題を生じる。
なお、本発明中で言及する平均重合度及び分子量とは、下記条件で測定したゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるポリスチレンを標準物質とした重量平均重合度及び重量平均分子量を指すこととする。
[測定条件]
展開溶媒:THF
流量:0.6mL/min
検出器:示差屈折率検出器(RI)
カラム:TSK Guardcolomn SuperH−L
TSKgel SuperH4000(6.0mmI.D.×15cm×1)
TSKgel SuperH3000(6.0mmI.D.×15cm×1)
TSKgel SuperH2000(6.0mmI.D.×15cm×2)
(いずれも東ソー社製)
カラム温度:40℃
試料注入量:20μL(濃度0.5重量%のTHF溶液)
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は無機充填材として、(B−1)成分の平均粒子径が0.001〜50μmの表面処理された炭酸カルシウムと(B−2)成分の平均粒子径が0.001〜50μmの煙霧質シリカとを含む。
(B−1)成分の表面処理された炭酸カルシウムとしては、脂肪酸、ロジン酸、変性脂肪酸などで表面処理された重質、軽質、コロイダルであることが好ましい。表面処理されていない炭酸カルシウムを用いた場合、コンクリートや難接着な被着体に対する長期耐水粘着性が低下する。また、平均粒子径は0.001〜50μm、好ましくは0.01〜10μm、より好ましくは0.01〜5μmのものを使用できる。平均粒子径が0.001μm未満では吐出性などの作業性が損なわれる。また、平均粒子径が50μmより大きいとノンサグ性を維持することが困難となる。
また、(B−1)成分の配合量は(A−1)成分100質量部に対して、29〜140質量部、好ましくは35〜95質量部である。配合量が29質量部未満では流動して形状を保持できない。また、配合量が140質量部より多いと吐出性など作業性に問題を生じる。
(B−2)成分の煙霧質シリカとしては、平均粒子径は0.001〜50μm、好ましくは0.005〜0.05μmであり、表面処理したものであっても無処理のものであってもよい。平均粒子径が0.001μm未満では吐出性などの作業性が損なわれる。また、平均粒子径が50μmより大きいとノンサグ性を維持することが困難となる。
また、(B−2)成分の配合量は(A−1)成分100質量部に対して、1〜10質量部、好ましくは2〜8質量部である。配合量が1質量部未満では冷熱サイクルでの粘着性維持性能が低下する。また、配合量が10質量部より多いと吐出性などの作業性が経時変化で劣化するようになる。
また、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は、無機充填材の合計が(A−1)成分100質量部に対して150質量部を超えない範囲で、その他の無機充填材を含んでも良い。その他の無機充填材としては、特に限定されないが、沈降性シリカ、石英粉末、酸化亜鉛、炭酸亜鉛、酸化マグネシウム、セライト、ゼオライト、酸化セリウム、炭酸マンガン、ベンガラ、酸化チタン、カーボンブラック、タルク、クレーなどが例示できる。
なお、本発明中で言及する平均粒径とは、レーザー回折式粒度分布測定装置で測定した粒度分布における積算値50%での粒径を指す。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を構成する(C)成分のチキソ性向上剤は、下記一般式(1)で示されるポリアルキレンエーテル
Figure 2014077278
(式中、p、q、rはそれぞれ0〜100の整数であって同時に0とはならないものであり、Rは水素原子、又は炭素数1〜12の一価炭化水素基である。)
である。
上記式中Rは、水素原子又は炭素数1〜12の一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブチニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、メチルベンジル基等のアラルキル基等が例示される。
(C)成分の添加量は、(A−1)成分100質量部に対して0.1〜5.0質量部、好ましくは0.2〜3.0質量部であり、添加量が0.1質量部未満ではノンサグ性が得られず、5.0質量部より多いと浸水粘着性などの特性が低下する。
また、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材には、上記成分以外に一般に知られている添加剤などをさらに添加しても差し支えない。一般に知られている添加剤としては、離油防止剤、防カビ剤、抗菌剤等が例示される。
本発明では更に、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を用いた高架橋のコンクリート目地部の施工方法を提供する。
以下、図面を参照に、本発明の高架橋のコンクリート目地部の施工方法について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の高架橋のコンクリート目地部の施工方法の一例を示すフローチャートである。
まず、高架橋のコンクリート目地部(A)に任意のシーリング材を充填する(B)。このとき、目地部にあらかじめプライマー処理(a)をしていてもよい。その後、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を任意のシーリング材を充填した目地部に充填する(C)。その後、任意のシーリング材によって被覆する(D)。このとき、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材が充填された目地部の表面の必要な部分に、あらかじめプライマー処理(b)をしていてもよい。
上記の(B)工程で目地部に充填される任意のシーリング材及び(C)工程で目地部を被覆する任意のシーリング材としては、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材以外の公知のシーリング材であれば特に限定されず、目的に応じていずれのものをも用いることができ、また、同一のものであっても異なったものであってもよい。
また、上記のプライマー処理(a)及びプライマー処理(b)としては、任意のシーリング材と被着体との粘着性、接着性を向上させるものであれば、特に限定されない。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は、このように他の材料と併用してシーリングを施工することで、コンクリート面との粘着性、接着性を継続的に維持することによりシーリング防水システムの耐伸縮性を安定させ長期耐久性を向上させることができる。もちろん、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材だけで目地をシーリングすることも可能である。
本発明では更に、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填した高架橋のコンクリート目地を提供する。
本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填した目地においては、高架橋のコンクリート目地に対し、単独で用いられたものとすることもできるし、上記の高架橋のコンクリート目地部の施工方法のように他の材料と併用したものとすることもできる。
このように、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は、高架橋のコンクリート目地に対し、単独で充填する又は他の材料と併用して充填することで、優れた耐水粘着性、粘着維持性を保持しつつ耐伸縮性の安定した高架橋のコンクリート目地を提供することができる。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例等に制限されるものではない。
[実施例1]
両末端に水酸基を有する粘度50,000mPa・sのジメチルポリシロキサン55質量部、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平均重合度が8,000である生ゴム状ジメチルポリシロキサン15質量部、平均粒子径0.08μmの脂肪酸処理をした炭酸カルシウム30質量部、平均粒子径0.02μmのジメチルジクロロシラン処理をした煙霧質シリカ2質量部、分子量約2,000のポリオキシアルキレンモノブチルエーテル0.5質量部を混合機で減圧下、完全に混合し組成物1を調製した。
[実施例2]
実施例1において、平均粒子径0.02μmのジメチルジクロロシラン処理をした煙霧質シリカを2質量部から4質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物2を調製した。
[実施例3]
実施例1において、脂肪酸処理をした炭酸カルシウムを30質量部から50質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物3を調製した。
[実施例4]
実施例1において、生ゴム状ジメチルポリシロキサンを15質量部から25質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物4を調製した。
[実施例5]
両末端に水酸基を有する粘度100,000mPa・sのジメチルポリシロキサン60質量部、末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平均重合度が8,000である生ゴム状ジメチルポリシロキサン10質量部、平均粒子径0.08μm、脂肪酸処理をした炭酸カルシウム30質量部、表面をジメチルジクロロシランで処理した平均粒子径0.02μmの煙霧質シリカ2質量部、分子量約2,000のポリオキシアルキレンモノブチルエーテル0.5質量部を混合機で減圧下、完全に混合し組成物5を調製した。
[比較例1]
両末端に水酸基を有する粘度50,000mPa・sのジメチルポリシロキサン50質量部、末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖された平均重合度が8,000である生ゴム状ジメチルポリシロキサン10質量部、平均粒子径1.5μmの無処理の炭酸カルシウム50質量部、均粒子径0.02μmのジメチルジクロロシラン処理をした煙霧質シリカ2質量部、分子量約2,000のポリオキシアルキレンモノブチルエーテル0.5質量部を加え混合機で減圧下、完全に混合し組成物6を調製した。
[比較例2]
実施例1において、均粒子径0.02μmのジメチルジクロロシラン処理をした煙霧質シリカを2質量部から0.1質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物7を調製した。
[比較例3]
実施例1において、均粒子径0.02μmのジメチルジクロロシラン処理をした煙霧質シリカを2質量部から6質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物8を調製した。
[比較例4]
実施例1において、脂肪酸処理をした炭酸カルシウムを30質量部から15質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物9を調製した。
[比較例5]
実施例1において、生ゴム状ジメチルポリシロキサンを15質量部から5質量部に代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物10を調製した。
[比較例6]
実施例1において、ポリオキシアルキレンモノブチルエーテルを(CH=CHMe−O)MeSiC(OC90MeSi(O−MeCH=CH(但し、Meはメチル基を表す。)で示されるシリコーン変性ポリエーテルに代えた以外は実施例1と同様の手法で組成物11を調製した。
上記の各実施例及び各比較例における組成物1〜11について、各々試験用試料を作成し試験項目を実施した。作業性については330mlポリカートリッジでの吐出性を確認した(初期及び70℃で7日間保存した後)。スランプ性はJIS A 1439に従い測定した。耐汚染性はポーラスな外壁材に対する2ヶ月後の滲み込み状態を確認した。また、未硬化のため平滑な被着体(金属)に施工して冷熱サイクル(−20⇔70℃ 200サイクル)を行い、粘着性維持ができるか確認した。更にコンクリート目地での補修工事で被着体となるモルタル、シリコーンゴム、及び最も難接着な被着体であるポリエチレンに対する浸水粘着性を確認し、各成分表を表1、2、結果を表3、4に示した。
なお、比較例4及び6に関しては、スランプ性の値が0でなかったため、耐汚染性、冷熱粘着性、及び各種被着体に対する耐水粘着性の評価は行わなかった。
Figure 2014077278
Figure 2014077278
Figure 2014077278
Figure 2014077278
作業性1:初期、
作業性2:70℃で7日間保存した後、
耐水接着性1:23℃浸水30日後の状態、被着体:モルタル、
耐水接着性2:23℃浸水30日後の状態、被着体:ポリエチレン、
耐水接着性3:23℃浸水30日後の状態、被着体:シリコーンゴム。
表3に示すように、実施例1〜5は、作業性が良好で経時変化もなく、スランプ性、耐汚染性、冷熱粘着性、及び各種被着体に対する耐水粘着性に優れたものであった。
表4に示すように、比較例1は(B−1)成分の表面を無処理に変更したため、各種被着体に対する耐水粘着性が低下した。比較例2では(B−2)成分の添加量を少なくしたため冷熱粘着性が低下した。比較例3では(B−2)成分の添加量を多くしたため、70℃で7日間保存した後の作業性が劣化した。比較例4は作業性は良好であったが、(B−1)成分の添加量が少なかったため、スランプが発生し、耐汚染性、冷熱粘着性、及び各種被着体に対する耐水粘着性を確認することができなかった。比較例5は(A−2)成分の添加量が少なかったため、耐汚染性が劣化した。また、比較例6では、(C)成分のチキソ性向上剤をポリアルキレンエーテルから変更したため、スランプが発生し、耐汚染性、冷熱粘着性、及び各種被着体に対する耐水粘着性を確認することができなかった。
以上のことから、本発明のコンクリート目地用非硬化性シーリング材は、耐候性、耐水粘着性、粘着維持性、耐汚染性、スランプ性など各特性に優れたものであることが実証された。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。

Claims (4)

  1. コンクリート目地用非硬化性シーリング材であって、
    (A−1)R SiO2/2単位及びR SiO1/2単位で示される25℃で粘度が700〜10,000,000mPa・sである液状オルガノポリシロキサン:100質量部、
    (式中、Rは炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基、Rは水酸基又は炭素数1〜12の置換又は非置換の一価炭化水素基である。)
    (A−2)25℃で生ゴム状であり、平均重合度が2,000以上であるオルガノポリシロキサン:10〜50質量部、
    (B−1)平均粒子径が0.001〜50μmの表面処理された炭酸カルシウム:29〜140質量部、
    (B−2)平均粒子径が0.001〜50μmの煙霧質シリカ:1〜10質量部、
    (C)下記式(1)で示されるポリアルキレンエーテル:0.1〜5.0質量部、
    Figure 2014077278
    (式中、p、q、rはそれぞれ0〜100の整数であって同時に0とはならないものであり、Rは水素原子、又は炭素数1〜12の一価炭化水素基である。)
    を含有するものであることを特徴とするコンクリート目地用非硬化性シーリング材。
  2. 少なくとも、高架橋のコンクリート目地部を、任意のシーリング材を充填する工程と、その後、請求項1に記載のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填する工程と、その後、任意のシーリング材によって被覆する工程とによりシーリングすることを特徴とする高架橋のコンクリート目地部の施工方法。
  3. 前記任意のシーリング材を充填する工程の前及び前記任意のシーリング材によって被覆する工程の前の少なくともいずれか一方で、プライマー処理をすることを特徴とする請求項2に記載の高架橋のコンクリート目地部の施工方法。
  4. 請求項1に記載のコンクリート目地用非硬化性シーリング材を充填したものであることを特徴とする高架橋のコンクリート目地。
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