JP2014069913A - シート排出装置、画像形成装置、シート排出方法 - Google Patents

シート排出装置、画像形成装置、シート排出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シートの排出を検出するセンサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更し、ユーザの利便性を向上させることが可能なシート排出装置125を提供する。
【解決手段】排出フルセンサのON信号の出力時間が異常か否かを判定するセンサ監視手段403と、前記出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が規定数になるか否かを判定するカウント判定手段404と、前記カウントされたシートの数が前記規定数になった場合に、前記ON信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段405と、前記ON信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記排出フルセンサがON信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段406とを備えるシート排出装置125。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート排出装置、画像形成装置、シート排出方法に関し、詳しくは、シートの排出を検出するセンサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更し、ユーザの利便性を向上させることが可能なシート排出装置、画像形成装置、シート排出方法に関する。
複写機、ファクシミリを含む画像形成装置は、上部に画像読取部(スキャナー部)、下部に記録用紙を蓄える給紙部を備え、画像読取部で読み込んだ画像を記録用紙に印字して、記録用紙を排出する構造である。
従来、記録用紙を排出する排紙トレイを画像形成装置の側面に配置したウイング型画像形成装置は、排紙トレイを画像形成装置の側面から突出して形成しているので、画像形成装置の占有面積が大きくなる。又、排紙トレイに人や物が衝突して、怪我をするとともに排紙トレイが損傷することがある。
そのために、排紙トレイを画像読取部と、給紙部の間に配置することによって、占有面積を小さくする胴内排紙構造を有するコの字型画像形成装置が普及している。しかしながら、胴内排紙構造の画像形成装置は、排紙トレイに排出された記録用紙が視認しにくく、且つ、取り出しにくいという問題がある。特に小サイズの記録用紙は見にくく、取り忘れることがある。このような問題を解決するために、従来より、排紙トレイの装置手前側中央部に切り欠きを設ける構造が存在する。このような構造により、小サイズの用紙も装置手前側中央部の切り欠きに手を挿入して取り出すことが出来る。
しかしながら、排紙トレイの底面に装置手前側中央部に切り欠きを設けているために、記録用紙が排紙トレイの底面上を進行していく際に、この切り欠きに記録用紙が当り、あるいは積み重ねられた記録刷用紙が切り欠き部分に垂れ下がり或いはたわむので、記録用紙がきれいに積み重ねられなくなることがある。つまり、スタッキング性が悪くなる。そのため、記録用紙が取り出しにくくなり、また取り出した後、記録用紙の積み重ねを揃える必要がある。
このような問題を解決する発明として、例えば、特開2007−126280号公報(特許文献1)には、胴内排紙構造を有するコの字型画像形成装置が開示されている。前記コの字型画像形成装置は、記録用紙取出しのために、前記胴内排紙構造を構成する排紙トレイの一部分が排紙トレイの他の部分に対し移動可能である可動部を形成したことを特徴とする。これにより、可動部を下方へ移動させた場合、記録用紙の下に手または指を挿入する空間を形成することができ、記録用紙が取り出しやすくなるとしている。
又、特開2010−155681号公報(特許文献2)には、シートをシート積載部に排出するシート排出手段と、前記シート積載部に排出されるシートを上方から押さえる押さえ部とを備えたシート排出装置が開示されている。ここで、前記押さえ部は、前記シート排出手段により排出されるシートの排出方向と直交する幅方向の中央部を押さえる上下方向に回動自在な中央押さえ部材と、前記中央押さえ部材の両側で排出されるシートと当接する上下方向に回動自在な側端部押さえ部材とを備える。又、前記シート排出装置は、シートを排出する際、排出されるシートの両端部を前記側端部押さえ部材によって前記中央押さえ部材よりも排出方向上流側で押さえることを特徴とする。これにより、シートの種類にかかわらずシートを、積載性を低下させることなく排出することができるとしている。
特開2007−126280号公報 特開2010−155681号公報
ところで、上述した画像形成装置では、シートの排出を検出するセンサが設けられており、当該センサにより、前記シートが積載されるトレイが満杯か否かを検知出来るように構成されている。
ここで、前記センサは、長期にわたって使用していると、何らかの理由により故障したり破損したりする場合がある。現時点では、前記センサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更する技術は存在せず、当該故障に対するユーザの対応もバラバラであり、ユーザへの配慮が足りない(利便性が悪い)という問題がある。この問題に対して、特許文献1、2に記載の発明では、解決することは出来ない。
そこで、本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、シートの排出を検出するセンサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更し、ユーザの利便性を向上させることが可能なシート排出装置、画像形成装置、シート排出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るシート排出装置は、所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出装置を前提とし、以下の構成を採用する。
即ち、前記シート排出装置は、前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するセンサ監視手段と、前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するカウント判定手段と、前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段と、前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段とを備えることを特徴とする。
又、前記検出信号が既に出力されない場合に、前記カウントされたシートの数をリセットするためのリセットキーを押下可能に表示する表示受付手段を更に備える。
又、前記検出信号の出力時間が異常である場合に、前記センサが故障している旨の警告画面を表示する表示受付手段を更に備える。
又、前記センサ監視手段は、前記検出信号の出力時間が予め設定された閾時間よりも短いか否かを判定し、当該検出信号の出力時間が当該閾時間よりも短い場合に、当該検出信号の出力時間が異常であると判定する。
又、本発明は、所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出部を備えた画像形成装置として提供することが出来る。
即ち、前記画像形成装置は、前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するセンサ監視手段と、前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するカウント判定手段と、前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段と、前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段とを備えることを特徴とする。
又、本発明は、所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出装置のシート排出方法として提供することが出来る。
即ち、前記シート排出方法は、前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するステップと、前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するステップと、前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定するステップと、前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせるステップとを備えることを特徴とする。
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
本発明のシート排出装置、画像形成装置、シート排出方法によれば、シートの排出を検出するセンサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更し、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における複合機及びシート排出部の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態のシート排出部の一例を示す第一の図(図6(A))と、本発明の実施形態のシート排出部の一例を示す第二の図(図6(B))である。 本発明の実施形態のON信号の出力時間とシートの排出との関係を示す図(図7(A))と、本発明の実施形態のシート排出部の一例を示す第三の図(図7(B))である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示されたリセット画面の一例を示す図(図8(A))と、本発明の実施形態のシート排出部の一例を示す第四の図(図8(B))である。
以下に、添付図面を参照して、本発明のシート排出装置を備えた画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
<シート排出装置を備えた画像形成装置>
以下に、本発明の実施形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシート排出装置を備えた画像形成装置の概略模式図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
尚、本発明のシート排出装置を備えた画像形成装置は、例えば、プリンタ、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
先ず、ユーザが複合機100を利用する場合、原稿を筐体部の上面に備えられている原稿台101に載置する。続いて、ユーザは、前記原稿台101近傍に備えられている操作部102(操作パネル)を使用して、画像形成に関する設定条件の入力を当該操作部102の操作画面から入力する。そして、ユーザが、前記操作部102に設けられたスタートキーを押下すると、複合機100が画像形成(印刷処理)を開始する。
次に、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101に置かれた原稿に反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、前記原稿に対応する画像データが生成される。
ここで、前記画像データは、例えば、通信部200が、ネットワーク300を介して通信可能に接続された端末装置300a、300b(例えば、PC)から受信した画像データ(印刷ジョブ)であっても構わない。前記印刷ジョブには、画像形成に必要な設定条件等が予め含まれている。
さて、前記画像データに基づいてトナー像を形成する部分が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。上記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器114は、形成された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、用紙、シート)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
前記シートは、複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。搬送される時は、前記シートは、ピックアップローラ117により何れか1つの給紙カセット116から搬送路へ引き出される。各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、画像形成に関する設定条件に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出されたシートは、搬送ローラ118やレジストローラ119により感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記シートは前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。
前記トナー像が転写されたシートが、前記定着装置120に備えられた加熱ローラと加圧ローラの間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。前記加熱ローラの熱量は、紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像がシートに定着されて画像形成が終了し、当該シートは搬送ローラ118により、経路切替部121へ導かれる。
前記経路切替部121では、前記複合機100による切り替え指示により、前記シートを、前記筐体部の側面に設けられた排紙トレイ122へ案内したり、排紙口123を介して、前記筐体部の胴内に設けられた胴内トレイ124へ案内したりする。前記シートは、前記排紙トレイ122か胴内トレイ124に積載され、収容される。上記手順により、複合機100の筐体部125は画像形成機能をユーザに提供する。
ここで、前記胴内トレイ124を含むシート排出部125(シート排出装置)では、前記シートを排出口123へ送り出す排出ローラ126と、当該排出口123の近傍に備えられた、当該シートの排出を検知する排出検知部127とを備えている。前記排出検知部127は、後述するように排出フルセンサとして機能し、前記胴内トレイ124内に積載されるシートが満杯(一杯)か否かを判定する。
図2は、本発明の実施形態に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、タッチペン202、操作キー203が用いられる。
前記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。即ち、タッチパネル201上に表示された画面内のキーを押下することによって、当該押下されたキーに対応する設定条件が入力される。
前記タッチパネル201の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(図示せず)が設けられており、当該表示部が、例えば、前記初期画面等の操作画面を表示する。前記タッチパネル201の近傍には、タッチペン202が備えられており、ユーザがそのタッチペン202の先をタッチパネル201に接触させると、タッチパネル201下に設けられたセンサが接触先を検知する。
更に、タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー203が設けられ、例えば、テンキー204、スタートキー205、クリアキー206、ストップキー207、リセットキー208、電源キー209が備えられている。
次に、図3を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る複合機100の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305と図示しない操作部102からのデータや指示を授受し、前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。又、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、制御回路の内部バス306には、内部インターフェイス307も接続されており、当該内部インターフェイス307は、前記シート排出部125の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。
又、前記シート排出部125の制御回路には、内部バス314に、CPU309、ROM310、RAM311、排出ローラ312(126)、排出検知部313(127)、内部インターフェイス308を備える。CPU309は、前記排出検知部313の信号や排出用紙のカウント数に基づいて前記排出ローラ312の駆動を制御する。又、CPU309、ROM310、RAM311の機能も上記と同様であり、後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU309がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM310には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
まず、ユーザが、原稿台101に所定の原稿を載置し、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100の操作部102の表示受付手段401が、所定の操作画面(初期画面)をタッチパネル201上に表示する。
ユーザは、前記操作画面を見ながら、所望の設定条件(例えば、印刷部数1000枚、胴内トレイ排出等)を入力し、スタートキー205を押下すると、前記表示受付手段401は、当該設定条件と当該スタートキー205の押下とを受け付けて(図5:S101YES)、その旨を機能提供手段402に通知する。当該通知を受けた機能提供手段402は、前記設定条件と前記原稿とに基づいて画像形成の実行を開始する。
ここで、前記機能提供手段402は、前記画像形成を実行し、当該画像形成されたシートをシート排出部125の胴内トレイ124に案内すると、当該シートの数をカウントして、前記設定条件の印刷部数と対応させる。
又、前記機能提供手段402は、前記胴内トレイ124へシートの案内を開始すると、その旨をシート排出部125のセンサ監視手段403に通知し、当該通知を受けたセンサ監視手段403は、前記シート排出部125における排出検知部127(排出フルセンサ)の監視を開始する(図5:S102)。
ここで、前記排出検知部127(排出フルセンサ)は、本発明の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、図6(A)に示すように、前記排出口123の上方近傍に設けられ、当該排出口123から排出されたシートが当接可能な回転子127aと、当該回転子127aの回転具合(回転角度)により、前記シートの排出を検知する排出フルセンサ127bとを備えている。
前記回転子127aは、例えば、くの字状に構成され、中心部に回転軸が設けられ、当該回転軸から下方に延出された一方の端部(アーム)が、前記排出されるシートに当接可能な位置に配置され、前記回転軸から上方に延出された他方の端部が、前記排出フルセンサ127bに検知可能(横切可能)な位置に配置される。
シートが胴内トレイ124に排出されると、前記回転子127aの一方の端部に当接し、当該回転子127aが一方の方向(逆時計回りの方向)に回転する。そして、前記回転子127bの他方の端部が前記排出フルセンサ127bの横切を解除する。この場合、前記排出フルセンサ127bは、前記シートの排出を検知する検知信号としてON信号を出力する。
一方、前記回転子127aの一方の端部からシートが離れると(シートの当接が解除されると)、図6(B)に示すように、当該回転子127aが他方の方向(時計回りの方向)に回転し、当該回転子127aの他方の端部が前記排出フルセンサ127bを横切る。この場合は、前記排出フルセンサ127bは、前記シートの排出を検知しない不検知信号としてOFF信号を出力する。
又、前記排出フルセンサ127bは、例えば、コの字状に形成され、両端部に発光素子と受光素子とを有する光透過型のフォトインタラプタが設置されるとともに、コの字状の内部を前記回転子127aの他方の端部が横切るように構成される。前記発光素子と受光素子とは、相互に対向するよう配置され、当該発光素子から出射した光が受光素子に入射すると、前記ON信号を出力する。又、前記受光素子が光を受光しない場合には、前記OFF信号を出力することになる。
このように、前記回転子127aの回転と、前記排出フルセンサ127bのON/OFF信号の出力とが対応付けられることで、前記排出検知部125は、シートの排出を検知することが可能となる。
さて、前記センサ監視手段403が、前記排出フルセンサ127bの監視を開始すると、当該排出フルセンサ127bのON信号の出力時間が異常か否かを判定する(図5:S103)。尚、前記排出フルセンサ127bのON信号の出力時間とは、当該ON信号が出力を継続している時間を意味する。
ここで、前記センサ監視手段403が、前記ON信号の出力時間が異常か否かを判定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、前記センサ監視手段403が、前記ON信号の出力時間と、予め設定された閾時間とを比較して、当該ON信号の出力時間が当該閾時間より短いか否かを判定する(図5:S103)。
前記ON信号の出力時間は、図7(A)に示すように、通常、前記シートが回転子127aの一方の端部に正常に当接される場合、当該シートの当接開始から当該シートの当接解除までの時間に対応する。又、前記シートの当接開始から当該シートの当接解除までの時間は、前記シートの排出速度(排出ローラ126の回転速度)が一定であることを考慮すると、一般的に、前記シートの搬送方向の長さ等で決定され、殆ど一定の値となる。
一方、何らかの理由により、前記回転子127aの一方の端部が破損したり(折れたり)、前記排出フルセンサ127bが故障したりすると、前記ON信号の出力時間は、急激に短くなったりゼロになったり(前記ON信号自体が出力されなくなったり)して、前記一定値とならなくなる。
本発明では、前記閾時間として前記一定値を採用し、前記センサ監視手段403が、前記ON信号の出力時間が前記閾時間より短いか否かを判定することで、当該ON信号の出力時間の急激な減少やゼロの異常を検出し、当該ON信号の出力時間が異常か否かを判定するのである。
さて、前記判定の結果、前記ON信号の出力時間が異常でない場合(正常である場合)(図5:S103NO)、前記センサ監視手段403は、前記ON信号の出力が継続されているか否かを判定する(図5:S104)。
ここで、前記ON信号の出力が継続される場合は、図7(B)に示すように、複数枚のシートが胴内トレイ124に積載された結果、新たに排出されたシートが、前記回転子127aの一方の端部に当接したままの状態、つまり、当該回転子127aが回転したままの状態に対応する。この場合は、前記胴内トレイ124がシートで満杯になったことを意味するのである。
尚、前記センサ監視手段403が、前記ON信号の出力の継続を判定する際に、前記胴内トレイ124に徐々にシートが積載されていくと、当該胴内トレイ124の収納空間の形状に応じて、当該ON信号の出力時間が長くなる場合もあり得る。そのような場合に対応して、前記胴内トレイ124がシートで満杯になる直前のON信号の出力時間を満杯時間と予め設定しておいて、前記センサ監視手段403に、前記ON信号の出力時間と前記満杯時間とを比較させ、当該ON信号の出力時間が当該満杯時間よりも長くなった場合に、前記ON信号の出力が継続されていると判定するよう構成しても良い。
さて、前記判定の結果、前記ON信号の出力が継続されていない場合(図5:S104NO)、言い換えると、未だ胴内トレイ124がシートで満杯になっていない場合、前記センサ監視手段403は、S103に戻り、再度、前記ON信号の出力時間が異常か否かを判定することになる(図5:S103)。
一方、S104において、前記判定の結果、前記ON信号の出力が継続されている場合(図5:S104YES)、言い換えると、既に胴内トレイ124がシートで満杯になった場合、前記センサ監視手段403は、その旨を機能提供手段402と表示受付手段401とに通知する。当該通知を受けた機能提供手段402は、前記画像形成の実行と前記シートの搬送とを中止する(図5:S105)。又、前記通知を受けた表示受付手段401は、胴内トレイ124に積載されたシートを取り除く旨のシート除去画面(図示せず)をタッチパネル201上に表示して、ユーザに当該シートの除去を促す。
ユーザが、前記シートを除去すると、前記排出フルセンサ127bのON信号の出力がOFF信号の出力に変わるため、前記センサ監視手段403がそれを検知して、その旨を機能提供手段402と表示受付手段401に通知する。すると、当該通知を受けた機能提供手段402は、前記中止した画像形成の実行とシートの搬送を再開するとともに、前記通知を受けた表示受付手段401は、前記シート除去画面を消去する。これは、通常の胴内トレイ124のシート除去処理に対応する。
一方、S103において、前記判定の結果、何らかの理由により前記ON信号の出力時間が異常である場合(図5:S103YES)、前記センサ監視手段403は、その旨をカウント判定手段404に通知し、当該通知を受けたカウント判定手段404は、前記スタートキー205が押下された直後から排出されたシートの数(枚数)、言い換えると、一のジョブにより排出されたシートの数が、前記胴内トレイ124を満杯にするシートの数を示す規定数(規定枚数、例えば、100枚、500枚等)となったか否かを判定する(図5:S106)。
前記カウント判定手段404が、前記シートの数が前記規定数となったか否かを判定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、先ず、前記ON信号の出力時間が異常であると判定されると、前記カウント判定手段404が、前記機能提供手段402によりスタートキー205の押下直後からカウントされていたシートの数を取得する。次に、前記カウント判定手段404は、前記ON信号の出力時間が異常であると判定された直後から排出されるシートの数をカウントし、前記取得したシートの数に、前記カウントしたシートの数を加算する。前記加算されたシートの数が、前記スタートキー205の押下直後から前記胴内トレイ124に排出(積載)されたシートの数、ここでは、上述でユーザが入力した設定条件に基づいて(一ジョブにより)排出されたシートの数になる。
このように、前記ON信号の出力時間が異常である場合、つまり、前記回転子127a又は排出フルセンサ127bが故障している場合に、前記シートの排出枚数を利用することで、前記回転子127a又は排出フルセンサ127bが故障しても、前記胴内トレイ124がシートで満杯であるか否かを判定することが可能となる。
さて、S106において、前記判定の結果、前記シートの数が前記規定数とならない場合(図5:S106NO)、前記カウント判定手段404は、前記機能提供手段402が画像形成を終了しない限り(図5:S107NO)、S106に戻って、前記取得したシートの数に、新たに排出されたシートの数を加算して、当該加算後のシートの数が前記規定数となったか否かを判定することになる(図5:S106)。
ここで、S107において、前記機能提供手段402が画像形成を終了した場合(図5:S107YES)、前記カウント判定手段404が、それを検知して、前記加算していたシートの数をリセット(ゼロ)にし(図5:S108)、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、前記回転子127a又は排出フルセンサ127bが故障している旨の警告画面(図示せず)をタッチパネル201上に表示して(図5:S109)、ユーザに前記故障を修理するよう促すことになる。これにより、ユーザは、前記故障に気が付き、サービスマンを呼ぶことが可能となる。
一方、S106において、前記判定の結果、前記シートの数が前記規定数となった場合(図5:S106YES)、前記カウント判定手段404は、前記胴内トレイ124がシートで満杯になったと判定し、その旨を信号判定手段405に通知する。当該通知を受けた信号判定手段405は、前記排出フルセンサ127bのON信号が未だ出力されるか否かを判定する(図5:S110)。
前記判定の結果、前記排出フルセンサ127bのON信号が既に出力されない場合(前記排出フルセンサ127bが完全に故障している場合)(図5:S110NO)、前記信号判定手段405は、当該排出フルセンサ127bのON信号を、前記加算したシートの数をリセットするためのトリガとして利用出来ないと判定し、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、前記シートの数をリセットするためのリセット画面をタッチパネル201上に表示する(図5:S111)。
前記リセット画面800には、図8(B)に示すように、胴内トレイ124が満杯になった旨のメッセージ801と、シートの数をリセットするためのリセットキー802とが表示される。
ユーザは、前記リセット画面800を見ながら、前記リセットキー802を押下すると、前記表示受付手段401が当該リセットキー802の押下を受け付けて、その旨をカウント判定手段404に通知する。当該通知を受けたカウント判定手段404は、上述と同様に、前記加算していたシートの数をリセット(ゼロ)にする(図5:S108)。又、前記表示受付手段401は、前記リセット画面800に、前記回転子127a又は排出フルセンサ127bが故障している旨のメッセージ803を警告画面として表示させて(図5:S109)、ユーザに前記故障を修理するように促すことになる。
一方、S110において、前記排出フルセンサ127bのON信号が未だ出力される場合(図5:S110YES)、前記信号判定手段405は、当該排出フルセンサ127bのON信号を前記トリガとして利用出来ると判定し、その旨を排出制御手段406に通知する。当該通知を受けた排出制御手段406は、前記排出フルセンサ127bがON信号を出力したままの状態となるように、排出ローラ126の回転を制御して、図8(A)に示すように、最後に排出されたシートを回転子127aの一方の端部に当接させた状態にする(図5:S112)。つまり、前記排出制御手段406は、最後に排出されたシートの位置を前記排出フルセンサ127bがON信号の出力を継続する位置にする。そして、前記排出制御手段406は、その旨を表示受付手段401に通知し、当該通知を受けた表示受付手段401は、上述したシート除去画面をタッチパネル201上に表示して、ユーザに前記シートの除去を促す。
ユーザが、前記シート除去画面を見て前記シートを除去すると(図5:S113YES)、前記最後に排出されたシートも前記回転子127aの一方の端部から離れるため、前記ON信号の出力がOFF信号の出力に変わる。そのため、前記信号判定手段405はそれを検知して、その旨をカウント判定手段404に通知する。当該通知を受けたカウント判定手段404は、上述と同様に、前記加算していたシートの数をリセット(ゼロ)にする(図5:S108)。又、前記表示受付手段401は、上述した警告画面をタッチパネル201上に表示して、ユーザに前記故障を修理するよう促すことになる。これにより、ユーザは、前記リセットキー802を押下する必要が無くなり。ユーザに対する利便性を向上させる。
このように、本発明のシート排出部124は、前記排出フルセンサ127bのON信号の出力時間が異常か否かを判定するセンサ監視手段403と、前記ON信号の出力時間が異常である場合に、スタートキー205が押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が前記胴内トレイ124を満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するカウント判定手段404とを備える。又、前記カウントされたシートの数が前記規定数になった場合に、前記排出フルセンサ127bから前記ON信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段405と、前記ON信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記排出フルセンサ127bがON信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段406とを備える。
これにより、前記排出フルセンサ127bの故障の程度に応じて、ユーザにとって使い勝手のよい排出方法に変更することが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、前記シート排出部125を胴内トレイ124に適用した例を示したが、当該胴内トレイ124に限定する必要は無く、例えば、排紙トレイ122等の排出されたシートを積載可能なトレイであれば、どのようなトレイにも適用することが可能である。
又、本発明の実施形態では、前記シート排出部125にCPU、RAM、ROM等を備え、各手段を備えるよう構成したが、前記シート排出部125が、複合機100本体のCPU、RAM、ROM等の制御回路にこれらを代用させても構わない。又、前記シート排出部125の各手段を複合機100本体が備えるよう構成しても構わない。
又、本発明の実施形態では、シート排出部125又は複合機100が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、上記プログラムをシート排出部125又は複合機100に読み出させ、そのシート排出部125又は複合機100が上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係るシート排出装置、画像形成装置、シート排出方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、シートの排出を検出するセンサの故障具合に対応してシートの排出方法を変更し、ユーザの利便性を向上させることが可能なシートの排出装置、画像形成装置、シートの排出方法として有効である。
100 複合機
125 シート排出部
401 表示受付手段
402 機能提供手段
403 センサ監視手段
404 カウント判定手段
405 信号判定手段
406 排出制御手段

Claims (8)

  1. 所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出装置において、
    前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するセンサ監視手段と、
    前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するカウント判定手段と、
    前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段と、
    前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段と
    を備えることを特徴とするシート排出装置。
  2. 前記検出信号が既に出力されない場合に、前記カウントされたシートの数をリセットするためのリセットキーを押下可能に表示する表示受付手段を更に備える
    請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記検出信号の出力時間が異常である場合に、前記センサが故障している旨の警告画面を表示する表示受付手段を更に備える
    請求項1又は2に記載のシート排出装置。
  4. 前記センサ監視手段は、前記検出信号の出力時間が予め設定された閾時間よりも短いか否かを判定し、当該検出信号の出力時間が当該閾時間よりも短い場合に、当該検出信号の出力時間が異常であると判定する
    請求項1−3のいずれか一項に記載のシート排出装置。
  5. 所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出部を備えた画像形成装置において、
    前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するセンサ監視手段と、
    前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するカウント判定手段と、
    前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定する信号判定手段と、
    前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせる排出制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 所定のトレイにシートが排出されると、当該シートの排出を検出するセンサを備えたシート排出装置のシート排出方法において、
    前記センサによる検出信号の出力時間が異常であるか否かを判定するステップと、
    前記検出信号の出力時間が異常である場合に、スタートキーが押下された後から排出されたシートの数をカウントし、当該カウントしたシートの数が、前記トレイを満杯にするシートの数を示す規定数になるか否かを判定するステップと、
    前記カウントされたシートの数が前記規定数になると、前記センサから前記検出信号が未だ出力されるか否かを判定するステップと、
    前記検出信号が未だ出力される場合に、最後に排出されたシートの位置を前記センサが検出信号を出力する位置にし、当該最後に排出されたシートが除去されると、前記カウントされたシートの数をリセットさせるステップと
    を備えることを特徴とするシート排出方法。
  7. 請求項6に記載のシート排出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。
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