JP2014069573A - 印刷システム及びその乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
印刷媒体を乾燥させるシステム及び乾燥機を提供する。
【解決手段】
印刷媒体を乾燥させるシステムは、筐体とローラとを有する乾燥機を含んでいる。ローラは筐体内への開口に近接している。ローラの外周が、前記開口の一部を覆っており、覆われない前記開口の部分が、巻取式の印刷媒体のための間隙を有する。この間隙の大きさは、一方側でローラの外周によって画成され、他方側で前記開口の表面によって画成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は印刷分野に関し、特に、印刷媒体上のマーキング材料を乾燥させる乾燥機および印刷システムに関する。
連続紙印刷システムにおいては、1つ又は複数のマーキングエンジンを用いて、マーキング材料(例えば、インク)が巻取式の印刷媒体に当てられる。巻取紙はマーキングエンジンによって乾燥機内へと駆動される。巻取紙が乾燥機内を進行するとき、乾燥機は巻取紙を加熱して巻取紙上のマーキング材料を乾燥させる。高速な印刷速度を可能にするため、巻取紙は印刷システムを横切って素早く移動する。例えば、巻取紙は印刷システム中を1秒に何リニアフィートか進み得る。これが意味することは、乾燥機は、巻取紙を乾燥させるために、印刷所内の大きな空間を占有するか多量の熱を使用するかの何れかでなければならないということである。例えば、多くの乾燥機において、巻取紙のインクを付けられた部分は、乾燥機の全長を何分の1秒かで通過する。
乾燥機が巻取紙に多量の熱を加えるとき、巻取紙に沿って火が着き、乾燥機から火が漏れる虞がある。この問題に対処するため、乾燥機はしばしば、四方を固体の壁で境界付けられたトンネルを使用している。巻取紙はトンネル内を進むにつれて熱くなるが、トンネルは狭い入口を有し、その小ささゆえに、紙が過熱された場合であっても、外部からの酸素の物質移動は、トンネルを介して乾燥機から火が出るには不十分なものである。
図1は、従来の乾燥機ユニット110のブロック図である。乾燥機ユニット110は、巻取紙120がトンネル112内を進行するときに巻取紙120を加熱するアレイ状の加熱ランプ114を含んでいる。図1において、要素116は、放射加熱ランプ114からの放射熱を指し示している。ローラ130及び140が、トンネル112の通過中に巻取紙120をピンと張るよう、乾燥機ユニット110を出入りする巻取紙を位置決めする。トンネル112は開口118を有しており、開口118は、乾燥機ユニット110内で発火する火がトンネル112に沿って乾燥機ユニット110の外まで漏れ出るのに十分な酸素を得ることができないほどの狭さである。開口118は、乾燥機ユニット110の外側まで火が広がることを防止するので、ファイヤエンクロージャ(炎囲い込み)開口として技術的に知られている。
ファイヤエンクロージャ開口は、既存の乾燥機において依然として問題を抱えている。例えば、巻取紙120をピンと張った状態に維持するためにローラ130及び140によって張力が印加されるときであっても、巻取紙120はなおも、トンネル112内を進むときにスキャン方向に沿って上下へのたわみ(“はためき(フラッピング)”と称する)を被り得る。また、巻取紙は、当てられるマーキング材料からの余分な水分に起因して、処理方向に沿って皺又は縮み(“皺生成(コックリング)”と称する)を示し得る。これは更なる問題を生じさせ得るものである。
図2は、従来の乾燥機ユニットの制約を示すブロック図である。ここでは、乾燥機ユニット110について、そのトンネル112のみを図示している。図2において、ローラ130及び140は、それぞれ、点210及び220で巻取紙120のたわみや変形を最小化する。しかしながら、巻取紙120は、トンネル112内を進むときに、少量だけ上及び/又は下にたわみ得る。当然ながら、たわみ量は、近い方のローラまでの距離、巻取紙自体の物理特性、巻取紙の進行速度、及び巻取紙への張力の大きさに依存する。狭い開口118は高さがあまりないので(例えば、ミリメートル高さのみ)、巻取紙120は、これらの開口118によって形成されるファイヤエンクロージャ開口の天井までたわむことがある(例えば、位置230及び240にて)。それにより、巻取紙120上のマーキング材料が汚されることになる。これは印刷品質を低下させるものであり、望ましくない。
故に、印刷システムの乾燥機の能力を向上させるシステムが依然として望まれる。
ここに記載される実施形態は、乾燥機のファイヤエンクロージャ開口の境界を画成するためにローラを用いる。このようにローラを用いることで、巻取式の印刷媒体がファイヤエンクロージャ開口を通過するときに、印刷媒体のはためき(フラッピング)が防止される。巻取式の印刷媒体がファイヤエンクロージャ開口内を進行するとき、印刷媒体はローラに保持され、故に、実質的なたわみや皺を被りにくい。巻取式の印刷媒体がローラと接触しているとき、ローラ自体の位置での印刷媒体のたわみは略ゼロであるので、印刷媒体がインク付き部分をファイヤエンクロージャ開口に擦り付けてしまうことが非常に起こりにくい。
一実施形態は乾燥機に関する。乾燥機は筐体を有し、該筐体は、巻取式の印刷媒体が該筐体の外部と該筐体の内部との間で進行するための開口を有する。乾燥機は更に、筐体の内部に熱を供給するよう動作する加熱素子と、前記開口に近接した、巻取式の印刷媒体が筐体の内部を進行するときに該印刷媒体をアライメントするローラとを有する。ローラの外周が前記開口の一部を覆っており、覆われない前記開口の部分が巻取式の印刷媒体のための間隙を有する。該間隙の大きさは、一方側でローラの外周によって画成され、他方側で前記開口の表面によって画成される。
他の一実施形態は別の乾燥機に関する。この乾燥機は筐体とローラとを有する。ローラは筐体内への開口に近接し、ローラの外周が前記開口の一部を覆っており、覆われない前記開口の部分が巻取式の印刷媒体のための間隙を有する。該間隙の大きさは、一方側でローラの外周によって画成され、他方側で前記開口の表面によって画成される。
他の一実施形態は印刷システムに関する。このシステムは、連続紙印刷装置と、該印刷装置によってマーキングされた巻取式の印刷媒体を乾燥させるよう動作する印刷システム乾燥機とを有する。乾燥機は、筐体と、該筐体の内部に配置され該筐体内に熱を生成するよう動作する加熱素子とを有する。乾燥機は更に第1のローラを含み、該第1のローラは、筐体に近接して配置され、筐体内への開口の一部を覆い隠すとともに、巻取式の印刷媒体が筐体に入るときに該印刷媒体を位置決めする。覆い隠されない前記開口の部分は、筐体内の火がこの入口を介して筐体から出ることを防止するのに十分な小ささである。乾燥機は更に第2のローラを含み、該第2のローラは、筐体に近接して配置され、筐体内への別の開口の一部を覆い隠すとともに、巻取式の印刷媒体が筐体を出るときに該印刷媒体を位置決めする。覆い隠されない前記別の開口の部分は、筐体内の火がこの出口を介して筐体から出ることを防止するのに十分な小ささである。
その他の例示的な実施形態(例えば、以上の実施形態に関連する方法及びコンピュータ読み取り可能媒体)については後述する。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を例として説明する。全ての図を通して、同じ要素又は同じ種類の要素は同一の参照符号で表す。
従来の乾燥機ユニットの切断側面図を示すブロック図である。 従来の乾燥機ユニットの制約を例示するブロック図である。 例示的な一実施形態における乾燥機ユニットの切断側面図を示すブロック図である。 例示的な一実施形態における乾燥機ユニットの正面図を示すブロック図である。 例示的な一実施形態における更なる機構を実装した乾燥機ユニットを示すブロック図である。
図面及び以下の説明は、本発明の特定の例示実施形態を示すものである。故に、認識されるように、ここには明示あるいは図示されていないが本発明の原理を具現化するものであり且つ本発明の範囲に含まれる様々な構成が、当業者によって考案され得るであろう。また、ここに記載される如何なる例も、本発明の原理を理解する上で助けとなることを意図したものであり、そのような具体的に記載される例及び条件に限定するものとして解釈されるべきでない。従って、本発明は、以下に記載される特定の実施形態又は例に限定されるものではなく、請求項及びそれに均等なものによってのみ限定されるものである。
図3は、例示的な一実施形態における乾燥機ユニット300の切断側面図を示すブロック図である。乾燥機ユニット300は、連続紙印刷装置(例えば、図示されない上流の印刷装置)によってマーキングされた、到来する巻取式の印刷媒体を乾燥させるために使用される。
図3によれば、乾燥機ユニット300は、内部312を有する筐体310を含んでいる。筐体310はまた、その中を巻取式の印刷媒体が進行するための開口318を有している。筐体310は、例えば絶縁材料と組み合わされた金属又はプラスチックなどの固体材料を有することができ、典型的には、その耐火性(若しくは不燃性)、スペクトル的あるいは熱的な反射率、構造強度などに合わせて選択されることになる。例えば、筐体310の内面は、銀めっきされたアルミニウムを有し得る。
アレイ状の加熱素子314が筐体310内に配置されている。これらの加熱素子314は、巻取式の印刷媒体320が(例えば、内部312内のオープンパス(経路)に沿って)内部312を通過するときに、印刷媒体320を加熱する。各加熱素子314は、放射ヒータ(例えば、加熱ランプ)、高温ガスを内部312に入れるための流入口、電気抵抗ヒータ、又はその他の種々の部品を有し得る。要素316は、加熱素子314からの熱流及び/又は質量流を表している。
巻取紙320は、マーキング材料を受容し且つ乾燥機ユニット300によって乾燥されることが可能な如何なる好適な材料を有していてもよい。例えば、巻取紙320は、巻取式の紙を有し得る。一実施形態において、巻取紙320は、巻取紙320のインクを付けられたウェット側が乾燥処理中にローラ330又は340と直接的に接触しないような向きにされる。
ローラ330及び340は、内部312を横切って巻取紙320が進行するときに巻取紙320の位置を定める。例えば、ローラ330及び340は、自由に回転可能な、あるいは固定された、円筒形の装置を有し得る。ローラ330及び340は更に、巻取紙320に張力を与えることができ、また、乾燥機ユニット300内で巻取紙320を移動させるように外部の力(例えば、モータ)によって駆動され得る。筐体310内での進行のために巻取紙320を位置付けるときのローラ330は、図4にも示されている。
筐体310それ自体によって画成される各開口(例えば、開口318)の大きさはかなり大きいものである。具体的には、これらの開口は、相当な量の酸素が内部312に入ることを可能にするのに十分な大きさである。この物質移動の量は、炎がこれらの開口のうちの一方を介して内部312から漏れ出て印刷所に入り込むことを可能にし得るものである。
この問題に対処するため、ローラ330及び340は各々、筐体310の開口の一部を覆う/塞ぐ/遮る/覆い隠す外周を有している。例えば、ローラ330は、筐体310と組み合わさって、巻取紙320が通るための間隙(入口350)を形成する。入口350のサイズは、一方側で、ローラ330の外周によって画成され、他方側で、開口318の1つの境界をなす筐体310の表面によって画成される。入口350は、サイズ(d)的に十分に小さいものであり、火が入口350を介して筐体310の外側まで進むことを防止する。具体的には、入口350は、最小限(すなわち、実質的にゼロ)以上の火が漏れ出ることを可能にするのに十分な酸素の物質移動を許さないものである。ローラ340は、筐体310と組み合わさって、同様のサイズの出口360を形成する。入口350の寸法は図4にも示されている。
入口350及び出口360は十分に小さいサイズ(d)を有するので、乾燥機への酸素の直線流は、単一の開口に沿って火が漏れ出るのを防止するのに十分な小ささである。故に、入口350及び出口360の間隙は、乾燥機ユニット300の安全性を向上させるファイヤエンクロージャ開口を形成する。同時に、入口350及び出口360はローラのすぐ隣に位置しており、ここでは、巻取紙320のたわみが最小である(何故なら、巻取紙320はこれらの位置で多少なりともローラに固定されている)。これが意味することは、巻取紙320が上方にたわんで乾燥機ユニット300に接触することで、濡れたマーキング材料を汚してしまうようなことがないということである。
ファイヤエンクロージャ開口は、火が筐体310から漏れ出ることを防止するような寸法にされる。この理由から、複数のファイヤエンクロージャ開口が組み合わさって筐体310内の火が継続するのに十分な酸素を供給し得るにもかかわらず、火はこれらの開口のうちの何れの1つを介しても実質的に漏れ出ることができない。火の漏れは最小であり、火が筐体外部の部品に伝わる可能性は実質的にゼロである。ファイヤエンクロージャ開口については、例えば、Underwrites Laboratories Inc.によって発行されているStandard for Safety of Information Technology Equipment IEC/UL 60950−1 アプリケーションガイドラインに更に詳細に記載されている(この文献をここに援用する)。例えば、このような規格は、如何なる長さをも許しながら、ファイヤエンクロージャ開口の高さを1mm未満に制限していることがある。一実施形態において、ファイヤエンクロージャ開口の高さは巻取紙320の厚さに依存し、厚い巻取紙が使用されるときほど、ファイヤエンクロージャ開口は高くされる。例えば、巻取紙320が最大で0.25mmの厚さを有し得る場合、ファイヤエンクロージャ開口は1.5mm高さにされ得る。場合により、ファイヤエンクロージャ開口は更に高くてもよい(例えば、更には12mm高さ)。
図4は、例示的な一実施形態における乾燥機ユニット300の正面図を示すブロック図である。巻取紙320がその進行方向に進んで筐体310に入るとき、ローラ330が巻取紙320を位置決めする。入口350のサイズ(d)は非常に小さく(例えば、数mm)、それにより乾燥機ユニット300内の火が漏れ出ることが防止される。
更なる一実施形態において、乾燥機ユニットは、微粒子、煙、及び粉塵が乾燥機ユニットの内部から出て行くことを可能にする例えばベントなどの排気口を利用し得る。排気口は、受動的なものであってもよいし、あるいは、乾燥機ユニットの入口又は出口に代えて排気口を介して火及び煙を上方に乾燥機ユニットの外まで引き出す負圧を作り出すためのファン(又はその他の装置)を含んでいてもよい。
更なる一実施形態において、乾燥機ユニットに使用されるローラは、乾燥機ユニットの加熱素子からの直接的な加熱を避けるように位置付けられてもよく、且つ/或いは、ローラが過熱することを防止する熱反射表面を有していてもよい。
更なる一実施形態において、ローラ又は筐体は、入口又は出口のサイズを変更するように調整可能に位置付けられ得る。これは、一部の巻取紙がその他の巻取紙より厚い場合に望ましいものとなり得る。例えば、乾燥機からの熱によってローラが膨張する(そして、それにより、対応する入口又は出口のサイズを縮小する)場合に、この変化を不具にするようにローラの位置が変更されるよう、ローラは調整可能に位置付けられ得る。
図5は、例示的な一実施形態における更なる機構を実装した乾燥機ユニット500を示すブロック図である。図5によれば、乾燥機ユニット500の筐体580は、ローラ530によって部分的に覆われた開口518を有している。開口518のこの独特な形状により、巻取紙520は円弧状に形成された間隙入口550に入る。この円弧は紙面に垂直な深さを有する。この曲線状の間隙入口550は、一方側で、筐体580の湾曲表面によって画成され、他方側で、ローラ530の外周の湾曲部(角度θをなす湾曲部分)によって画成されている。同様に、間隙出口560が筐体580とローラ540とによって形成されている。これらの円弧状の間隙は、それらをファイヤエンクロージャ開口の規格に準拠したものに維持する厚さ(例えば、1mm)を有し得る。
図5において、乾燥機ユニット500の表面は、内部512からの熱を、ローラ530及び540から遠ざけて、巻取紙520に戻すように反射する反射素子を含んでいる。ローラ530及び540は、加熱素子514によって直に加熱されないように位置付けられている。また、内部512の反射素子は、反射した熱がローラ530又は540ではなく巻取紙520に当たるように位置付けられている。
この実施形態において、乾燥機ユニット500は更に、過剰な熱を導いて乾燥機500の外に排出する排気口570を含んでいる。これは、間隙の位置に、空気を外部から乾燥機内に引き込む圧力勾配を作り出すように作用し、火が何れかの間隙を介して内部から出て行く可能性を低減する。
ここでは具体的な実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれらの具体的な実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、以下の請求項及びそれに均等なものによって定められるものである。
300、500 乾燥機ユニット
310、580 筐体
312、512 筐体の内部
314、514 加熱素子
320、520 巻取式の印刷媒体
330、340、530、540 ローラ
318、518 開口
350、550 入口(間隙)
360、560 出口(間隙)
570 排気口

Claims (20)

  1. 巻取式印刷媒体が当該筐体の外部と当該筐体の内部との間で進行するための開口を有する筐体と、
    前記内部に熱を供給するよう動作する加熱素子と、
    前記開口に近接し、前記巻取式印刷媒体が前記内部を進行するときに前記巻取式印刷媒体をアライメントするローラであり、当該ローラの外周が前記開口の一部を覆っており、覆われない前記開口の部分が前記巻取式印刷媒体のための間隙を有する、ローラと
    を有し、
    前記間隙の大きさが、一方側で前記ローラの外周によって画成され、他方側で前記開口の表面によって画成される、
    乾燥機。
  2. 前記間隙は、12mm未満の高さのファイヤエンクロージャ開口を有する、請求項1に記載の乾燥機。
  3. 前記間隙は、一方側で前記筐体の湾曲表面によって形成され、他方側で前記ローラの外周の湾曲部によって形成された円弧を有する、請求項1に記載の乾燥機。
  4. 前記筐体は更に排気口を有し、該排気口は、前記内部から前記間隙を介して火が出る可能性を低減するよう、前記内部から空気を除去して、前記間隙の位置に、前記間隙の外側から前記内部に空気を引き込む圧力勾配を作り出すよう動作する、請求項1に記載の乾燥機。
  5. 前記ローラは、実質的に熱反射性の表面を有する、請求項1に記載の乾燥機。
  6. 前記内部は更に、前記加熱素子から前記ローラ上への直接的な熱放射を防止するように位置付けられた熱反射素子を有する、請求項1に記載の乾燥機。
  7. 前記ローラは、前記間隙の前記大きさの変更を可能にするよう、調整可能に位置付けられる、請求項1に記載の乾燥機。
  8. 前記間隙の前記大きさは、Standard for Safety of Information Technology Equipment IEC/UL 60950−1 アプリケーションガイドラインに準拠する、請求項1に記載の乾燥機。
  9. 筐体と、
    前記筐体内への開口に近接するローラであり、当該ローラの外周が前記開口の一部を覆っており、覆われない前記開口の部分が巻取式印刷媒体のための間隙を有する、ローラと
    を有し、
    前記間隙が、一方側で前記ローラの外周によって画成される大きさを有する、
    乾燥機。
  10. 前記間隙は、12mm未満の高さのファイヤエンクロージャ開口を有する、請求項9に記載の乾燥機。
  11. 前記間隙は、一方側で前記筐体の湾曲表面によって形成され、他方側で前記ローラの外周の湾曲部によって形成された円弧を有する、請求項9に記載の乾燥機。
  12. 連続紙印刷装置と、
    前記印刷装置によってマーキングされた巻取式印刷媒体を乾燥させるよう動作する印刷システム乾燥機と
    を有し、
    前記乾燥機は、
    筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記筐体内に熱を生成するよう動作する加熱素子と、
    前記筐体に近接して配置され、前記筐体内への開口の一部を覆い隠すとともに、前記巻取式印刷媒体が前記筐体に入るときに前記巻取式印刷媒体を位置決めする第1のローラであり、覆い隠されない前記開口の部分は、前記筐体内の火が前記開口を介して前記筐体から出ることを防止するのに十分な小ささである、第1のローラと、
    前記筐体に近接して配置され、前記筐体内への別の開口の一部を覆い隠すとともに、前記巻取式印刷媒体が前記筐体を出るときに前記巻取式印刷媒体を位置決めする第2のローラであり、覆い隠されない前記別の開口の部分は、前記筐体内の火が前記別の開口を介して前記筐体から出ることを防止するのに十分な小ささである、第2のローラと
    を有する、
    システム。
  13. 前記覆い隠されない前記開口の部分は、前記第1のローラの外周と前記筐体の表面と2よって境界付けられる、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記覆い隠されない前記開口の部分は、一方側で前記筐体の湾曲表面によって形成され、他方側で前記第1のローラの外周の湾曲部によって形成された円弧を有する、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記筐体は更に排気口を有し、該排気口は、前記筐体の前記内部から空気を除去し、それにより、前記開口の位置に、外側から前記筐体の前記内部に空気を引き込む圧力勾配を作り出すよう動作する、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記第1のローラは、実質的に熱反射性の表面を有する、請求項12に記載のシステム。
  17. 前記内部は更に、前記加熱素子から前記第1のローラ上への直接的な熱放射を防止するように位置付けられた熱反射素子を有する、請求項12に記載のシステム。
  18. 前記加熱素子は放射加熱ランプを有する、請求項12に記載のシステム。
  19. 前記第1のローラは、前記覆い隠されない前記開口の部分の前記大きさの変更を可能にするよう、調整可能に位置付けられる、請求項12に記載のシステム。
  20. 前記第1のローラは更に、当該ローラの熱膨張を補償するために前記覆い隠されない前記開口の部分の前記大きさの増大を可能にするよう、調整可能に位置付けられる、請求項19に記載のシステム。
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