JP2012016181A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有限電源規制に適合しつつ、コストダウンを図ることが可能な電源装置を提供する。
【解決手段】トランス1、ダイオードD1、D2、コンデンサC1及びC2から構成される生成回路は、電源装置から出力される各電力の電流の合計電流が流れる電流経路Xを介して、複数の電力を生成する。出力端子V1およびV2は、生成回路にて生成された複数の電力のそれぞれを出力する。そして、ヒューズFU1は、電流経路Xに設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧がそれぞれ異なる複数の出力電力が得られる電源装置に関し、特には、有限電源(LPS:Limited Power Source)規制に適合したスイッチング電源装置に関する。
プリンタなどの情報処理機器(ITE:Information Technology Equipment)は、各国の安全規格(例えば、UL60950−1、IEC60950−1またはEN60950−1など)に適合しなければならない。特に、AC−DCコンバータとして機能するスイッチング電源装置は、その電力供給能力に応じて、有限電源規制に適合しなければならないことがある。
有限電源規制とは、簡単に述べれば、所定値以上の皮相電力が出力可能な電源装置に対して、ヒューズなどの過電流保護装置の実装を義務付ける安全規制のことである。なお、所定値は、具体的に言えば、100VA(Volt-Ampere)である。
有限電源規制の対象となるスイッチング電源装置の一例は、特許文献1に記載されている。特許文献1の図1を参照すると、スイッチング電源装置は、電力を出力する2つの出力端子(A、B)を有し、各出力端子に個別にヒューズ(FU1、FU2)が接続されている。このように、有限電源規制の対象となるスイッチング電源装置では、過電流保護装置として、出力端子ごとに個別にヒューズが設けられることが一般的である。
また、有限電源規制の対象となるスイッチング電源装置の別の例を図4に示す。図4に示すスイッチング電源装置は、インクジェットプリンタ用のスイッチング電源装置であり、AC−DCコンバータとして機能する。なお、インクジェットプリンタなどの情報処理機器では、電源から見た負荷側の力率はほぼ1.0であるので、皮相電力[VA]と有効電力[W]とはほぼ同等な値となる。このため、以下では、皮相電力と有効電力とを同意語として扱うものとし、単に電力と呼ぶこともある。
図4に示すスイッチング電源装置は、AC−DCコンバータ用のトランス11を含む。トランス11は、1次巻線12と、2次巻線13及び14を含む。当業者には周知のように、トランスでは、スイッチング作用により1次巻線12に蓄えられたエネルギーが、2次巻線13及び14に所定の効率で伝達する。これにより、2次巻線13及び14のそれぞれに電圧が誘起される。
以下では、2次巻線13及び14の巻き数比は3対1であるとする。この場合、例えば、2次巻線13がDC24Vの電圧を誘起すれば、2次巻線14では、その3分の1、つまり、DC8Vの電圧を誘起する。また、2次巻線13及び14は、2次巻線13には、所定電圧値(例えば、グランド電圧値)を基準とする電圧が誘起され、2次巻線14には、2次巻線13で誘起された電圧を基準とした電圧が誘起されるように配置される。このため、2次巻線13に対応する出力電圧w1はDC24VAであるが、2次巻線14に対応する出力電圧w2は、DC24VとDC8Vとの合計電圧、つまり、DC32Vとなる。
なお、出力電圧w1は、記録ヘッド用の駆動電圧であるヘッド駆動電圧となり、出力電圧w2は、DCモータやステッピング・モータなどの駆動源用の駆動電圧であるモータ駆動電圧となる。
図5は、図4で示したスイッチング電源装置の各出力電圧に対応する負荷電流の波形を示す図である。なお、図5では、J1は、2次巻線13からの出力電圧(ヘッド駆動電圧)w1に対応する負荷電流を表し、J2は、2次巻線14からの出力電圧(モータ駆動電圧)w2に対応する負荷電流を表す。
図5で示すように、インクジェットプリンタの印字動作では、当業者には周知のように、記録ヘッドの記録幅に相当する量だけ記録用紙を送り出す紙送り区間と、実際に記録ヘッドを用いて印字を行う印字区間とが交互に発生する。
印字区間では、ヘッド駆動電圧w1に対する負荷電流J1がモータ駆動電圧w2に対応する負荷電流J2より大きく、紙送り区間では、モータ駆動電圧w2に対応する負荷電流J2がヘッド駆動電圧w1に対応する負荷電流J1よりも大きい。
また、紙送り区間における負荷電流J2のピーク値は3Aまで達している。なお、負荷電流J2がピーク値となるピーク電流区間は、記録ヘッドを記録用紙の幅方向に沿って往復移動させる不図示のキャリッジモータにランプアップ電流を供給する期間に相当する。ピーク電流区間に続いて発生する1.25Aの電流が流れる区間は、記録用紙を記録ヘッドの記録幅分だけ送り出す紙送りモータに電流を供給する期間に相当する。
図5に示すように、ピーク電流区間では、モータ駆動電圧w2(DC32V)に対応する負荷電流J2が3Aとなり、ヘッド駆動電圧w1(DC24V)に対する負荷電流J1は、0.05Aとなる。このため、モータ駆動電圧w2に対応する負荷電力が96VAとなり、ヘッド駆動電圧w1に対応する負荷電力が1.2VAとなるので、スイッチング電源装置の負荷電力は、97.2VAとなる。したがって、負荷電力に対するマージンを考慮すれば、図5に示すスイッチング電源装置は、97.2VA以上の電力を出力可能とする必要があり、通常、100VA以上の電力を出力可能とした仕様が取られる。この場合、スイッチング電源装置は、有限電源規制の対象となる。
したがって、有限電源規制に適合するために、スイッチング電源装置では、図4に示すように、出力電圧w1およびw2のそれぞれを出力する2つの出力端子のそれぞれに、ヒューズfu1またはfu2が個別に接続されている。
特開平06−189537号公報
特許文献1に記載のスイッチング電源装置や、図4で示したスイッチング電源装置では、各出力端子に個別にヒューズが設けられているため、ヒューズの数が多くなり、コストがかかっていた。特に、ヒューズの安全規格は国ごとに異なるため、ヒューズの数が多くなると、国ごとに交換する部品点数の数が多くなり、コストが高くなる。
本発明の目的は、有限電源規制に適合しつつ、コストダウンを図ることが可能な電源装置を提供することである。
本発明による電源装置は、電圧がそれぞれ異なる複数の電力を出力する電源装置であって、各電力の電流の合計電流が流れる電流経路を介して、前記複数の電力を生成する生成回路と、前記生成回路にて生成された複数の電力のそれぞれを出力する複数の出力端子と、前記電流経路に設けられたヒューズと、を有する。
本発明によれば、電圧がそれぞれ異なる複数の出力電力のそれぞれの電流の合計電流が流れる電流経路にヒューズが設けられるので、各出力端子に個別にヒューズを設ける必要がなくなる。したがって、ヒューズの数を軽減することができるので、有限電源規制に適合しつつ、コストダウンを図ることが可能になる。
本発明の一実施例である電源装置の構成を示す図である。 タイムラグタイプのヒューズの溶断特性を示す図である。 本発明の別の実施例である電源装置を示す図である。 従来の複数の出力端子を有する電源装置の他の例を示す図である。 図4に示す電源装置の出力電圧に対応する負荷電流波形を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有する構成には同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施例である電源装置の構成を示した図である。図1において、電源装置は、インクジェットプリンタ用のスイッチング電源装置であり、電圧がそれぞれ異なる複数の電力を出力する多出力電源装置である。なお、図1で示した電源装置は、電圧がそれぞれ異なる2つの電力を出力するものである。
図1において、トランス1と、出力端子V1及びV2と、ダイオードD1及びD2と、コンデンサC1及びC2と、ヒューズFU1とを有する。トランス1は、1次巻線2と、2次巻線3及び4とを有する。
トランス1、ダイオードD1、D2、コンデンサC1及びC2は、生成回路を構成する。生成回路は、各出力電力の電流の合計電流が流れる電流経路Xをさらに有し、その電流経路Xを介して、複数の出力電力を生成する。
具体的には、トランス1の2次巻線3及び4のそれぞれは、1次巻線2と磁気的に結合されており、1次巻線2の入力電圧に応じた電圧を誘起する。より具体的には、2次巻線3及び4は、電流経路Xを介して直列に接続されている。そして、2次巻線3は、予め設定された設定電圧(例えば、グランド電圧)を基準とする基準誘起電圧である第1の誘起電圧を誘起する第1の2次巻線である。また、2次巻線4は、第1の誘起電圧を基準とする従属誘起電圧である第2の誘起電圧を誘起する第2の2次巻線である。
また、ダイオードD1及びコンデンサC1は、2次巻線3に対応する整流回路を構成する。この整流回路は、2次巻線3に誘起された第1の誘起電圧を整流した直流出力電圧v1を有する第1の電力を生成する。
そして、ダイオードD2及びコンデンサC2は、2次巻線4に対応する整流回路を構成する。この整流回路は、2次巻線3及び4に誘起された第1の誘起電圧及び第2の誘起電圧のそれぞれの合計電圧を整流した直流出力電圧v2を有する第2の電力を生成する。
なお、ダイオードD1及びコンデンサC1から構成される整流回路は、第1の整流回路の一例であり、ダイオードD2及びコンデンサC2から構成される整流回路は、第2の整流回路の一例である。
出力端子V1およびV2は、生成回路にて生成された複数の電力(本実施例では、2つの電力)のそれぞれを出力する。より具体的には、出力端子V1は、不図示の第1の負荷が接続され、第1の電力を第1の負荷に出力する。出力端子V2は、不図示の第2の負荷が接続され、第2の電力を第2の負荷に出力する。
ヒューズFUは、電流経路X上に設けられる。ヒューズFU1の定格電流は、出力電力のそれぞれの直流出力電圧のうち、最も高い電圧(本実施例では、直流出力電圧v2)に応じて、その電圧を有する電力(皮相電力)が100VA以下になるように設定される。例えば、直流出力電圧v1がDC24Vであり、直流出力電圧v2がDC32Vの場合、ヒューズFU1の定格電流は3.15Aに設定される。このとき、直流出力電圧v2「DC32V」と定格電流「3.15A」との積は100VAになる。
次に、ヒューズが1本で電源装置が有限電源規制に適合する理由について説明する。なお、第1の負荷がインクジェットプリンタ用の記録ヘッドであり、第2の負荷がDCモータなどの駆動源であるとする。つまり、直流出力電圧v1は、記録ヘッドを駆動するためのヘッド駆動電圧であり、直流出力電圧v2は、駆動源を駆動するためのモータ駆動電圧であるとする。また、直流出力電圧v1がDC24Vであり、直流出力電圧v2がDC32Vであるとする。
ヒューズFU1は電流経路X上に設けられるので、第1の電力の負荷電流I1は、ダイオードD1から出力され、ヒューズFU1を経由して出力端子V1から記録ヘッドに供給される。また、第2の電力の負荷電流I2は、ダイオードD1から出力され、ヒューズFU1、2次巻線4及びダイオードD2を経由して出力端子V1から駆動源に供給される。
したがって、ヒューズFU1には、負荷電流I1及びI2の両方、つまり、負荷電流I1及びI2の合計電流が流れることになる。したがって、ヒューズFU1の定格電流が3.15Aの場合、電源装置から出力される電力は、最大で直流出力電圧v2「DC32V」と定格電流「3.15A」との積、つまり、100VAとなる。よって、電源装置は、有限電源規制に適合する。
なお、第1の電力は、最大で直流出力電圧v1「DC32V」と定格電流「3.15A」との積、つまり、75VAとなる。このため、第1の電力は100VA以下となるので、有限電源規制を満足する。また、負荷電流I1及びI2の合計電流が3.15Aの場合、電源装置から出力される電力の合計電力は、75VA〜100VAの間の値となることは明らかであり、有限電源規制を満足する。
また、負荷電流(負荷電流I1及びI2)波形が、図5で示した背景技術の負荷電流の波形と同等になるか否かを検証する。図5を参照すると、電力が最大となるのは、紙送り区間における負荷電流I2(図5では、負荷電流J2)が3Aとなるときであり、その時の電力の合計は、97.2VAになる。このため、紙送り区間であっても、ヒューズFU1の定格電流「3.15A」が、負荷電流I1およびI2の合計電流の最大値「3.05A」よりも大きいので、ヒューズFU1が溶断されることがない。したがって、負荷電流I1及びI2の波形は、図5で示した背景技術の負荷電流J1及びJ2の波形と同等になる。
以上説明したように、ヒューズが1本だけであっても、第1の電力及び第2の電力のそれぞれに対する有限電源規制を同時に適合させることが可能になる。
以下、参考であるが、図1で示した電源装置の適用が適切な場合とそうでない場合とについて検討する。有限電源規制の適合のために使用されるヒューズは、通常、タイムラグタイプであるので、以下では、ヒューズFU1をタイムラグタイプとして検討する。タイムラグタイプのヒューズとは、定格電流より大きい電流が流れてからヒューズが溶断されるまでに、溶断時間(タイムラグ)が存在するヒューズである。例えば、定格電流の2倍の電流が流れる場合、溶断時間は、典型的には120秒程度になる。なお、ヒューズに定格電流と同じ値の電流が流れても、ヒューズは溶断されない。
図2は、タイムラグタイプのヒューズの溶断特性の典型例を示す図である。なお、図2において、横軸は、タイムラグタイプのヒューズを流れる電流の定格電流に対する電流比率を表し、縦軸は、溶断時間[秒]を表す。なお、横軸は、対数目盛りが取られている。
図2に示すように、第1の電力及び第2の電力の合計電力の最大値が100VAを超えても、その持続時間が短時間であれば、ヒューズFU1が溶断しない。
このため、図1で示した電源装置は、例えば、次の場合でも実質的に問題がない。つまり、例えば、合計電力の最大値が120VAであり、その持続期間が短時間(例えば、数百ミリ秒)であり、その繰り返し周期が持続期間の数10倍以上であっても、合計電力の時間平均値が100VA以下であれば、実質的に問題がない。より具体的には、ヒューズFU1の劣化の懸念がなく、かつヒューズFU1だけで有限電源規制に適合することができる。
ただし、上記のような判断は、ヒューズの溶断特性を十分に調査した結果なされるべきである。また、電源装置の合計最大電力が100VAを超える期間が全期間において相対的に大きな割合を占める場合には、溶断特性上ではヒューズが溶断しなくても、本実施形態の電源装置を用いることは不適切である。この場合、背景技術で説明したように、出力端子のそれぞれに個別にヒューズを設けることが望ましい。
以上説明したように、本実施例では、直流出力電圧v1およびv2が電流経路Xを経由して生成され、その電流経路Xにヒューズが1本だけ設けられている。このため、各出力端子に個別にヒューズを設ける必要がなくなり、ヒューズの数を軽減することができるので、有限電源規制に適合しつつ、コストダウンを図ることが可能になる。
また、本実施例では、第1の電力と第2の電力の合計電力は、常に75VA〜100VAの間の値となるので、第1の電力と第2の電力の合計電力の時間平均値が100VA以下になる。したがって、本電源装置は、有限電源規制を満足する。なお、100VAという値は、現行の有限電源規制によって決められた値であり、有限電源規制の変更があった場合には、それに合わせて変更される。なお、合計電力の時間平均値が100VAを超える場合、従来通り、出力端子のそれぞれにヒューズを配置するべきである。
次に本発明の別の実施例について説明する。
上記の実施例では、出力電力が2つの電源装置について説明したが、出力電力の数が3つ以上であってもよい。本実施例では、出力電力が3つの電源装置について説明する。
図3は、本実施例の電源装置の構成を示した図である。図3で示した電源装置は、図1で示した電源装置の構成に加えて、2次巻線5と、ダイオードD3と、コンデンサC3と、出力端子V3とをさらに有する。
2次巻線5は、トランス1に含まれ、1次巻線2と磁気的に結合されている。2次巻線5は、2次巻線4と同様に、2次巻線3と電流経路Xを介して直列に接続されており、2次巻線3で誘起された第1の誘起電圧を基準とする第3の誘起電圧を誘起する。なお、第3の誘起電圧は、第2の誘起電圧と同様に第1の誘起電圧を基準した従属誘起電圧であるが、その値は第2の誘起電圧と異なる。また、2次巻線5は、第2の2次巻線に含まれる。
本実施例では、2次巻線4および5は、中間タップ6を介して一体形成されている。中間タップ6を利用した一体形成された巻線の構成方法は、当業者であれば周知であるので、ここではその説明を省略する。なお、2次巻線3〜5の巻数に関しては、所望の直流出力電圧が得られるように調整される。
ダイオードD3およびコンデンサC3は、2次巻線5に対応する整流回路を構成し、2次巻線3及び5に誘起された第1の誘起電圧および第3の誘起電圧の合計電圧を整流した直流出力電圧v3を有する第3の電力を生成する。なお、この整流回路は、第2の整流回路の一例である。
また、ヒューズFU1は、図3に示すように、第1〜第3の電力のそれぞれの電流の合計電流が流れる電流経路Xに1本だけ設けられる。ヒューズFU1の定格電流は、第1〜第3の電力のそれぞれの電圧うち、最も高い電圧である直流出力電圧v3と定格電流との積が100VA以下になるように設定される。つまり、ヒューズFU1の定格電流は、式「(直流出力電圧v3)×(ヒューズFU1の定格電流)≦100VA」を満たすように設定される。
なお、図1及び図3では、直流出力電圧v1がアンレギュレーテッド(Unregulated)の状態で示されるが、高精度の出力電圧を得るためにレギュレート(Regulated)されてもよい。
また、当業者には明らかなように、図3では、3つの出力電力が得られていたが、さらに多い出力電力を得られる電源装置に対しても本発明は適用可能である。
そして、図1及び図3において、例えば、ダイオードD1〜D3が短絡した場合など、異常状態における電源装置の安全性は、電源装置が安全規格で要求されるショート/オープン試験を満足するように構成することで確保している。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
1 トランス
2 1次巻線
3〜5 2次巻線
FU1 ヒューズ
V1〜V3 出力端子

Claims (4)

  1. 電圧がそれぞれ異なる複数の電力を出力する電源装置であって、
    各電力の電流の合計電流が流れる電流経路を介して、前記複数の電力を生成する生成回路と、
    前記生成回路にて生成された複数の電力のそれぞれを出力する複数の出力端子と、
    前記電流経路に設けられたヒューズと、を有する電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記複数の電力の合計電力の時間平均値が100VA以下である、電源装置。
  3. 請求項2に記載の電源装置において、
    前記ヒューズの定格電流は、前記複数の電力のそれぞれの電圧うち、最も高い電圧と当該定格電流の積が100VA以下になるように設定される、電源装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電源装置において、
    前記生成回路は、
    1次巻線と、前記電流経路を介してそれぞれ接続された複数の2次巻線とを含み、前記複数の2次巻線のいずれかである第1の2次巻線は、予め設定された設定電圧を基準とする基準誘起電圧を誘起し、前記第1の2次巻線と異なる2次巻線である第2の2次巻線は、前記基準誘起電圧を基準とする従属誘起電圧を誘起するトランスと、
    前記基準誘起電圧を整流した電圧を有する電力を生成する第1の整流回路と、
    前記基準誘起電圧と前記従属誘起電圧の合計電圧を整流した電圧を有する電力を生成する第2の整流回路と、を含む、電源装置。
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