JP7100954B2 - 電力変換装置及び制御装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、電力変換装置及び制御装置に関する。
交流と直流の間、あるいは直流間、交流間で電力を変換する電力変換器と、電力変換器の動作を制御する制御装置と、を備えた電力変換装置がある。比較的大きな電力を扱う電力変換装置では、電力変換器と制御装置とを光ファイバケーブルで接続することにより、電力変換器と制御装置とを電気的に絶縁している。制御装置は、光ファイバケーブルを介して光信号を電力変換器に入力することにより、電力変換器の動作を制御する。
こうした制御装置において、光信号に異常が発生すると、電力変換器を破損させてしまう可能性が生じる。このため、光信号に異常が発生した場合に、光信号を生成する発光素子などの電源を短絡させることにより、光信号の出力を停止させる保護動作が行われている。
電源を短絡させる短絡スイッチには、高電圧のサイリスタが用いられている。しかしながら、高電圧のサイリスタの市場動向は、衰退方向に向かっており、入手が困難になってきている。そこで、複数のスイッチング素子を直列に接続することにより、高電圧の1つのサイリスタを用いた場合と同様の保護動作を行えるようにすることが検討されている。複数のスイッチング素子には、例えば、高電圧のサイリスタよりも入手が容易な低電圧のサイリスタが用いられる。
しかしながら、複数のスイッチング素子を直列に接続した場合には、例えば、複数の巻線を持つ複雑なパルストランスを用いなければならないなど、各スイッチング素子をオン制御するための回路が複雑になってしまうことが懸念される。
このため、電力変換装置及びその制御装置では、保護動作を行う短絡スイッチを、直列に接続された複数のスイッチング素子で構成した場合にも、簡単な回路で複数のスイッチング素子をオン制御できるようにすることが望まれる。
特開平4-344171号公報
実施形態は、保護動作を行う短絡スイッチを、直列に接続された複数のスイッチング素子で構成した場合にも、簡単な回路で複数のスイッチング素子をオン制御できる電力変換装置及びその制御装置を提供する。
実施形態に係る電力変換装置は、電力の変換を行う電力変換器と、光ファイバケーブルを介して前記電力変換器と接続され、前記光ファイバケーブルを介して光信号を前記電力変換器に入力することにより、前記電力変換器による電力の変換を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、第1出力端子と、前記第1出力端子よりも低電位に設定される第2出力端子と、を有し、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に所定の直流電力を出力する電源部と、前記第1出力端子と接続される第1接続端子と、前記第2出力端子と接続される第2接続端子と、を有し、前記電源部から供給される前記直流電力を基に、前記光信号の生成を行う光信号生成部と、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に前記光信号生成部と並列に接続され、前記電源部から前記光信号生成部への前記直流電力の供給を許容する第1状態と、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を短絡させ、前記光信号生成部への前記直流電力の供給を遮断する第2状態と、を有する短絡スイッチと、前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御するとともに、前記短絡スイッチの前記第1状態と前記第2状態との切り替えを制御し、前記電源部及び前記光信号生成部の少なくとも一方の異常の検出を行い、前記異常を検出していない時に、前記短絡スイッチを前記第1状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御し、前記異常を検出した時に、前記短絡スイッチを前記第2状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を停止させる制御部と、を有し、前記短絡スイッチは、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられた第1スイッチング素子と、前記第1出力端子と前記第1スイッチング素子との間に設けられた第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子に並列に接続された第1スナバ回路と、前記第2スイッチング素子に並列に接続された第2スナバ回路と、前記制御部の制御に基づいて前記第1スイッチング素子のオフ状態からオン状態への切り替えを行う第1切替回路と、前記第1切替回路が前記第1スイッチング素子を前記オン状態に切り替えたことに応じて、前記第2スイッチング素子をオフ状態からオン状態に切り替える第2切替回路と、を有する。
本実施形態では、保護動作を行う短絡スイッチを、直列に接続された複数のスイッチング素子で構成した場合にも、簡単な回路で複数のスイッチング素子をオン制御できる電力変換装置及びその制御装置が実現される。
第1の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。 第1の実施形態に係る電力変換装置の短絡スイッチを模式的に表すブロック図である。 図3(a)~図3(c)は、第1の実施形態に係る電力変換装置の動作の一例を模式的に表すグラフ図である。 第2の実施形態に係る電力変換装置の短絡スイッチを模式的に表すブロック図である。 図5(a)~図5(c)は、第2の実施形態に係る電力変換装置の動作の一例を模式的に表すグラフ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、電力変換装置10は、電力変換器20と、制御装置30と、を備える。
電力変換器20は、電力の変換を行う。電力変換器20は、例えば、複数のスイッチング素子を有し、複数のスイッチング素子のスイッチングにより、電力の変換を行う。電力変換器20は、例えば、サイリスタバルブである。
電力変換器20による電力の変換は、直流電力から交流電力への変換、交流電力から直流電力への変換、直流電力から別の直流電力への変換、あるいは交流電力から別の交流電力への変換など、電力を別の電力に変換する任意の電力変換でよい。
制御装置30は、光ファイバケーブル22を介して電力変換器20と接続されている。また、制御装置30は、例えば、ネットワークなどを介して変換器制御装置12と接続される。変換器制御装置12は、例えば、上位のコントローラである。
なお、図示しないが、電力変換器20と変換器制御装置12は別の光ファイバケーブルによって接続されており、変換器制御装置12は、電力変換器20内のサイリスタや入出力される電圧の値や位相を検出し、これらにもとづいて、位相制御パルスを生成して、制御装置30に供給する。
制御装置30は、図示を省略した直流電源と接続され、直流電源から直流電圧の入力を受ける。制御装置30は、直流電源から供給される直流電力によって動作し、変換器制御装置12によって生成された位相制御パルスを、光ファイバケーブル22を介して電力変換器20に供給する光信号に変換する。制御装置30は、光ファイバケーブル22を介して光信号を電力変換器20に入力することにより、電力変換器20による電力の変換を制御する。光信号は、例えば、ゲートパルスなどと呼ばれる場合もある。
制御装置30は、電源部32と、光信号生成部34と、短絡スイッチ36と、制御部38と、を有する。
電源部32は、第1入力端子32aと、第2入力端子32bと、を有する。第2入力端子32bは、第1入力端子32aよりも低電位に設定される。第2入力端子32bの電位は、例えば、共通電位(グラウンド電位)に設定される。電源部32は、第1入力端子32a及び第2入力端子32bを介して直流電源と接続され、第1入力端子32a及び第2入力端子32bを介して直流電源から直流電力の供給を受ける。
電源部32は、第1出力端子32cと、第2出力端子32dと、を有する。第2出力端子32dは、第1出力端子32cよりも低電位に設定される。第2出力端子32dは、例えば、第2入力端子32bと同電位に設定される。第2出力端子32dは、例えば、共通電位に設定される。
電源部32は、直流電源から供給された直流電力を光信号生成部34に対応した所定の直流電力に変換し、変換後の直流電力を第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に出力する。
電源部32は、例えば、DC/DC電源回路40と、停電補償回路42と、電流調整回路44と、を有する。
DC/DC電源回路40は、第1入力端子32a及び第2入力端子32bに接続されており、第1入力端子32a及び第2入力端子32bを介して直流電源と接続される。DC/DC電源回路40の出力は、停電補償回路42と接続されている。停電補償回路42の出力は、電流調整回路44と接続されている。電流調整回路44の出力は、短絡スイッチ36を介して、光信号生成部34に接続されている。
DC/DC電源回路40は、第1入力端子32a及び第2入力端子32bを介して入力された直流電圧を、電流調整回路44を駆動する直流電圧および電流に変換して供給する。電流調整回路44は、光信号生成部34の駆動に必要な電流を光信号生成部34に供給する。
停電補償回路42は、例えば、バッテリや大容量のコンデンサを有し、第1入力端子32aと第2入力端子32bとの間の直流電圧が遮断されたり、DC/DC電源回路40が正常な出力を出力できなくなったりしたときに、電流調整回路44以降の回路に、必要な期間内で動作を継続できる電力を供給する。
但し、電源部32の構成は、上記に限定されるものではない。電源部32は、必ずしも電力の変換などを行うものでなくてもよい。電源部32の構成は、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に、光信号生成部34の動作に必要な所定の直流電力を出力可能な任意の構成でよい。
光信号生成部34は、第1出力端子32cと接続される第1接続端子34aと、第2出力端子32dと接続される第2接続端子34bと、を有し、電源部32から供給される直流電力を基に、光信号の生成を行う。
光信号生成部34は、例えば、発光回路50と、駆動回路52と、を有する。発光回路50は、例えば、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの発光素子を有し、電源部32(電流調整回路44)からの直流電流の供給に応じて発光素子を発光させることにより、光信号を生成する。
駆動回路52は、制御部38と接続され、制御部38の制御に基づいて、発光回路50の発光素子を駆動する。換言すれば、駆動回路52は、制御部38の制御に基づいて、発光回路50への直流電流の供給及び直流電流の供給の停止を切り替える。
光信号生成部34は、例えば、電力変換器20の複数のスイッチング素子のそれぞれに対応した複数の発光回路50及び複数の駆動回路52を有する。光信号生成部34は、電力変換器20の複数のスイッチング素子のそれぞれに対応した複数の光信号を生成する。これにより、光信号生成部34は、電力変換器20の複数のスイッチング素子のスイッチングを個別に制御し、電力変換器20による電力の変換を制御する。
短絡スイッチ36は、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に光信号生成部34と並列に接続される。短絡スイッチ36は、電源部32から光信号生成部34への直流電力の供給を許容する第1状態と、第1接続端子34aと第2接続端子34bとの間を短絡させ、光信号生成部34への直流電力の供給を遮断する第2状態と、を有する。
第2状態は、換言すれば、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間を短絡させた状態である。電源部32は、短絡スイッチ36が第2状態となった場合、例えば、出力電流の増大によって短絡を検出し、短絡の検出に応じて保護停止を行う。これにより、短絡スイッチ36を第2状態とした場合にも、電源部32などの故障を抑制することができる。
制御部38は、光信号生成部34による光信号の生成を制御するとともに、短絡スイッチ36の第1状態と第2状態との切り替えを制御する。また、制御部38は、電源部32及び光信号生成部34の少なくとも一方の異常の検出を行う。制御部38は、異常を検出していない時に、短絡スイッチ36を第1状態にして光信号生成部34による光信号の生成を制御する。そして、制御部38は、異常を検出した時に、短絡スイッチ36を第2状態にして光信号生成部34による光信号の生成を停止させる。
制御部38は、例えば、監視回路60と、光信号制御回路62と、短絡スイッチ駆動回路64と、を有する。
監視回路60は、電源部32の入出力の電圧を監視し、これらに異常がある場合に異常検出信号を出力する。また、監視回路60は、光信号(駆動回路52による発光回路50への直流電流の供給)も監視し、光信号に異常が発生したときにも、異常検出信号を出力する。短絡スイッチ駆動回路64は、監視回路60が出力した異常検出信号を、短絡スイッチ36を動作させる信号に変換して、短絡スイッチ36に供給する。
短絡スイッチ36は、監視回路60から異常検出信号が出力されたことに応じて、第1状態から第2状態に切り替わることにより、第1接続端子34aと第2接続端子34bとの間(光信号生成部34の両端)を短絡させる。この場合、電流調整回路44が出力する電流は、短絡スイッチ36でバイパスされ、発光回路50の発光が停止される。したがって、光信号が停止される。
短絡スイッチ36が第2状態を維持できる期間内には、光信号が停止され、その期間内に、たとえば電力変換装置10の保護連動により停止シーケンスが実行され、あるいは停止シーケンスが完了される。
短絡スイッチ36が第2状態を維持する期間は、例えば、停電補償回路42が出力を供給できる期間以上である。これにより、電力変換装置10の停止シーケンスを実行する十分な期間を確保することができる。
通常の運転状態では、短絡スイッチ36は第1状態(非導通状態)である。通常の運転状態では、光信号制御回路62が変換器制御装置12から供給される位相制御パルスにもとづいて、駆動信号を生成し、駆動回路52に供給する。駆動回路52は、駆動信号にもとづいて発光回路50に発光のための電流を流すように動作する。
なお、図示しないが、制御部38(監視回路60、光信号制御回路62、短絡スイッチ駆動回路64)は、電源部32からの電力供給によって動作する。つまり、異常検出信号が生成されるような異常を検出した場合には、これらの回路は、電源部32(DC/DC電源回路40または停電補償回路42)から供給される電力で動作する。
図2は、第1の実施形態に係る電力変換装置の短絡スイッチを模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、短絡スイッチ36は、第1スイッチング素子101と、第2スイッチング素子102と、第1スナバ回路111と、第2スナバ回路112と、第1切替回路121と、第2切替回路122と、を有する。
第1スイッチング素子101は、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に設けられている。第2スイッチング素子102は、第1出力端子32cと第1スイッチング素子101との間に設けられている。すなわち、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102は、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に直列に接続されている。第2スイッチング素子102には、例えば、第1スイッチング素子101と実質的に同じ特性の素子が用いられる。
短絡スイッチ36では、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102をオフ状態とすることによって第1状態となり、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102をオン状態とすることによって第2状態となる。
第1スイッチング素子101は、第1主端子101aと、第2主端子101bと、制御端子101cと、を有する。同様に、第2スイッチング素子102は、第1主端子102aと、第2主端子102bと、制御端子102cと、を有する。
第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102は、例えば、サイリスタである。この場合、第1主端子101a、102aは、カソードである。第2主端子101b、102bは、アノードである。制御端子101c、102cは、ゲートである。
このように、2つのスイッチング素子101、102を直列に接続することにより、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間の電圧を2つのスイッチング素子101、102で分担することができる。従って、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間に1つのスイッチング素子のみを設ける場合と比べて、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102に必要となる耐圧を低くすることができる。第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102に低電圧のサイリスタを用いることが可能となり、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102に使用する素子の選択の自由度を高めることができる。
なお、直列に接続するスイッチング素子の数は、2つに限ることなく、3つ以上でもよい。第1スイッチング素子101は、換言すれば、直列に接続された複数のスイッチング素子のうちの第2出力端子32dに最も近い1段目のスイッチング素子である。第2スイッチング素子102は、換言すれば、直列に接続された複数のスイッチング素子のうちの2段目以降のスイッチング素子である。
また、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102は、サイリスタに限ることなく、例えば、MOSFET、IGBT、又はバイポーラトランジスタなどでもよい。第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102は、短絡スイッチ36を第1状態と第2状態とに切り替え可能な任意のスイッチング素子でよい。
第1スナバ回路111は、第1スイッチング素子101に並列に接続されている。第1スナバ回路111は、例えば、抵抗器111aと、コンデンサ111bと、抵抗器111cと、を有する。コンデンサ111bは、抵抗器111aと直列に接続されている。抵抗器111a及びコンデンサ111bの直列回路は、第1スイッチング素子101の第1主端子101aと第2主端子101bとの間に設けられている。抵抗器111cは、抵抗器111a及びコンデンサ111bの直列回路に対して並列に接続されている。
第2スナバ回路112は、第2スイッチング素子102に並列に接続されている。第2スナバ回路112は、第1スナバ回路111と同様に、抵抗器112aと、コンデンサ112bと、抵抗器112cと、を有する。
なお、第1スナバ回路111及び第2スナバ回路112の構成は、上記に限定されるものではない。第1スナバ回路111及び第2スナバ回路112は、例えば、抵抗器及びコンデンサの直列回路のみを有する、いわゆるRCスナバ回路でもよい。第1スナバ回路111及び第2スナバ回路112の構成は、第1スイッチング素子101、第2スイッチング素子102に並列に接続され、第1スイッチング素子101、第2スイッチング素子102の遮断時に生じる過渡的な高電圧を抑制可能な任意の構成でよい。
第1切替回路121は、制御部38の制御に基づいて第1スイッチング素子101のオフ状態からオン状態への切り替えを行う。第1切替回路121は、例えば、電源供給部121aと、切替スイッチ121bと、を有する。
電源供給部121aは、第1スイッチング素子101をオフ状態からオン状態に切り替えるための制御電源を、第1スイッチング素子101の制御端子101cに供給可能とする。例えば、第1スイッチング素子101がサイリスタである場合、電源供給部121aは、サイリスタを点弧させるためのゲート電圧をゲートに供給可能な任意の回路でよい。
切替スイッチ121bは、短絡スイッチ駆動回路64と接続され、短絡スイッチ駆動回路64から供給された信号に基づいて、電源供給部121aから第1スイッチング素子101の制御端子101cへの制御電源の供給を行う。
切替スイッチ121bは、監視回路60から異常検出信号が出力されていない状態においては、電源供給部121aから第1スイッチング素子101の制御端子101cへの制御電源の供給を行わない。そして、切替スイッチ121bは、監視回路60から異常検出信号が出力され、短絡スイッチ駆動回路64から信号が供給されたことに応じて、電源供給部121aから第1スイッチング素子101の制御端子101cに制御電源を供給する。これにより、制御部38の制御に基づいて、第1スイッチング素子101が、オフ状態からオン状態に切り替えられる。
このように、第1切替回路121は、制御部38の制御に基づいて、制御電源を第1スイッチング素子101の制御端子101cに供給することにより、第1スイッチング素子101をオフ状態からオン状態に切り替える。但し、第1切替回路121の構成は、上記に限ることなく、制御部38の制御に基づいて、制御電源を第1スイッチング素子101の制御端子101cに供給可能な任意の構成でよい。
第2切替回路122は、第1切替回路121が第1スイッチング素子101をオン状態に切り替えたことに応じて、第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替える。
第2切替回路122は、第1切替回路121の電源供給部121aから出力される制御電源を第2スイッチング素子102の制御端子102cに供給することにより、第1スイッチング素子101のオン状態への切り替えに応じて、第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替える。
第2切替回路122は、例えば、ダイオード122aを有する。ダイオード122aは、第1スイッチング素子101の制御端子101cと第2スイッチング素子102の制御端子102cとの間に設けられている。ダイオード122aは、制御端子101cから制御端子102cに向かって電流が流れるように、アノードを制御端子101cに接続し、カソードを制御端子102cに接続している。
これにより、第1切替回路121の制御電源が、第2スイッチング素子102の制御端子102cに供給され、第1スイッチング素子101のオン状態への切り替えに応じて、第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替える。但し、第2切替回路122の構成は、上記に限ることなく、第1切替回路121が第1スイッチング素子101をオン状態に切り替えたことに応じて、第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替え可能な任意の構成でよい。
図3(a)~図3(c)は、第1の実施形態に係る電力変換装置の動作の一例を模式的に表すグラフ図である。
図3(a)は、短絡スイッチ36に流れる電流SCの時間的変化を模式的に表す。
図3(b)は、第1スイッチング素子101の制御端子101cに流れる電流GC1、及び第2スイッチング素子102の制御端子102cに流れる電流GC2の時間的変化を模式的に表す。電流GC1、GC2は、いわゆるゲート電流である。
図3(c)は、電源部32の出力電圧Vout、第1スイッチング素子101の主端子101a、101b間にかかる端子間電圧Vak1、及び第2スイッチング素子102の主端子102a、102b間にかかる端子間電圧Vak2の時間的変化を模式的に表す。出力電圧Voutは、換言すれば、第1出力端子32cと第2出力端子32dとの間の電圧である。
図3(a)~図3(c)において、時刻t0~t1の間は、短絡スイッチ36が第1状態に設定されている。換言すれば、時刻t0~t1の間は、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のいずれもオフ状態である。
図3(a)~図3(c)に表したように、短絡スイッチ36が第1状態に設定されている場合には、電源部32の出力電圧Voutが、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102によって分担される。このため、第1スイッチング素子101の端子間電圧Vak1、及び第2スイッチング素子102の端子間電圧Vak2は、出力電圧Voutの1/2程度で実質的に同じである。
時刻t1は、短絡スイッチ駆動回路64から第1切替回路121に信号を入力したタイミングを表している。短絡スイッチ駆動回路64から第1切替回路121に信号を入力すると、第1スイッチング素子101の制御端子101cに電流GC1が流れ、第1スイッチング素子101がオフ状態からオン状態に切り替わる。時刻t2は、第1スイッチング素子101がオフ状態からオン状態に切り替わったタイミングを表している。
第1スイッチング素子101がオフ状態の間は、第2スイッチング素子102の第1主端子102aの電位が、出力電圧Voutの1/2の電位に設定されている。このため、第2スイッチング素子102の第1主端子102aの電位が、制御電源の電位よりも高い。従って、時刻t1~t2の間は、第2スイッチング素子102の制御端子102cに制御電源を印加したとしても、制御端子102cには、実質的に電流GC2が流れない。
時刻t2において第1スイッチング素子101がオン状態になると、第2スイッチング素子102の第1主端子102aの電位が、第2出力端子32dの電位(共通電位)に設定される。従って、第1スイッチング素子101がオン状態になると、第2スイッチング素子102の制御端子102cに電流GC2が流れ、第2スイッチング素子102がオフ状態からオン状態に切り替わる。時刻t3は、第2スイッチング素子102がオフ状態からオン状態に切り替わったタイミングを表している。
これにより、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のいずれもオン状態となり、短絡スイッチ36が第1状態から第2状態に切り替わる。
このように、本実施形態に係る電力変換装置10及び制御装置30では、短絡スイッチ36が、第1切替回路121と第2切替回路122とを有し、第1切替回路121が第1スイッチング素子101をオフ状態からオン状態に切り替えたことに応じて、第2切替回路122が第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替える。
本実施形態に係る電力変換装置10及び制御装置30では、保護動作を行う短絡スイッチ36を、直列に接続された第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102で構成した場合にも、複数の巻線を持つ複雑なパルストランスなどを用いることなく、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のオン制御を適切に行うことができる。
本実施形態に係る電力変換装置10及び制御装置30では、パルストランスなどを用いた場合と比べて、簡単な回路で第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のオン制御を適切に行うことができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る電力変換装置の短絡スイッチを模式的に表すブロック図である。
図4に表したように、この例では、短絡スイッチ36が、直列に接続された複数の第2スイッチング素子102と、複数の第2スイッチング素子102のそれぞれに対応した複数の第2スナバ回路112及び複数の第2切替回路132と、を有している。なお、上記第1の実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
複数の第2スイッチング素子102は、互いに直列に接続された状態で、第1出力端子32cと第1スイッチング素子101との間に設けられている。このように、複数の第2スイッチング素子102を設けることにより、第1スイッチング素子101及び複数の第2スイッチング素子102のそれぞれが分担する電圧を低くし、第1スイッチング素子101及び複数の第2スイッチング素子102に使用する素子の選択の自由度をより高めることができる。なお、複数の第2スイッチング素子102の直列接続数は、2以上の任意の数でよい。
複数の第2スナバ回路112は、上記第1の実施形態で説明したものと同様であるから、詳細な説明は省略する。また、複数の第2切替回路132の構成は、実質的に同じであるから、以下では、1つの第2切替回路132について説明する。
第2切替回路132は、ダイオード132aと、ツェナーダイオード132bと、を有する。ダイオード132aのアノードは、第2スナバ回路112に接続されている。より詳しくは、ダイオード132aのアノードは、第2スナバ回路112の抵抗器112aとコンデンサ112bとの間に接続されている。ダイオード132aのカソードは、第2スイッチング素子102の制御端子102cに接続されている。これにより、ダイオード132aは、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102の制御端子102cに電圧を印加する。
ツェナーダイオード132bは、第2スイッチング素子102の第1主端子102aと制御端子102cとの間に設けられ、ダイオード132aを介して第2スナバ回路112から制御端子102cに印加される電圧が、所定の電圧以上になることを抑制する。
このように、第2切替回路132は、ダイオード132a及びツェナーダイオード132bにより、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102の制御端子102cに制御電源を供給する。但し、第2切替回路132の構成は、上記に限ることなく、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102に制御電源を供給可能な任意の構成でよい。
図5(a)~図5(c)は、第2の実施形態に係る電力変換装置の動作の一例を模式的に表すグラフ図である。
図5(a)は、短絡スイッチ36に流れる電流SCの時間的変化を模式的に表す。
図5(b)は、第1スイッチング素子101の制御端子101cに流れる電流GC1、及び複数の第2スイッチング素子102のそれぞれの制御端子102cに流れる電流GC2の時間的変化を模式的に表す。
図5(c)は、電源部32の出力電圧Vout、第1スイッチング素子101の端子間電圧Vak1、及び複数の第2スイッチング素子102のそれぞれの端子間電圧Vak2の時間的変化を模式的に表す。
図5(a)~図5(c)において、時刻t10~t11の間は、短絡スイッチ36が第1状態に設定されている。短絡スイッチ36が第1状態に設定されている場合には、電源部32の出力電圧Voutが、第1スイッチング素子101及び複数の第2スイッチング素子102によって分担される。
時刻t11は、短絡スイッチ駆動回路64から第1切替回路121に信号を入力したタイミングを表している。短絡スイッチ駆動回路64から第1切替回路121に信号を入力すると、第1切替回路121が、制御電源(第1制御電源)を第1スイッチング素子101の制御端子101cに供給する。これにより、第1スイッチング素子101の制御端子101cに電流GC1が流れる。
第1スイッチング素子101の制御端子101cに電流GC1が流れると、第1スイッチング素子101の端子間電圧Vak1が小さくなり、反対に、複数の第2スイッチング素子102の端子間電圧Vak2が大きくなる。すなわち、複数の第2スイッチング素子102の分担する電圧が大きくなる。
この分担電圧の上昇により、第2切替回路132が、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102の制御端子102cに供給する制御電源(第2制御電源)の電圧が上昇する。
このため、図5(a)~図5(c)の時刻t12に表したように、この例では、第1スイッチング素子101が完全にオン状態に切り替わる前から、複数の第2スイッチング素子102の制御端子102cに電流GC2を流すことができる。
図5(a)~図5(c)の時刻t13に表したように、第1スイッチング素子101がオフ状態からオン状態に切り替わった後、時刻t14に表したように、複数の第2スイッチング素子102がオフ状態からオン状態に切り替わる。これにより、第1スイッチング素子101及び複数の第2スイッチング素子102のいずれもオン状態となり、短絡スイッチ36が第1状態から第2状態に切り替わる。
このように、この例では、第2切替回路132が、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102の制御端子102cに制御電源を供給し、第1スイッチング素子101のオン状態への切り替えにともなう制御電源の電圧上昇により、第1スイッチング素子101のオン状態への切り替えに応じて、第2スイッチング素子102をオフ状態からオン状態に切り替える。
この例においても、複数の巻線を持つ複雑なパルストランスなどを用いることなく、第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のオン制御を適切に行うことができ、パルストランスなどを用いた場合と比べて、簡単な回路で第1スイッチング素子101及び第2スイッチング素子102のオン制御を適切に行うことができる。
上記第1の実施形態では、第1スイッチング素子101がオン状態に切り替わった後に、第2スイッチング素子102の制御端子102cに電流GC2が供給されるため、第2スイッチング素子102の端子間電圧Vak2が一時的に大きくなってしまうことが懸念される。例えば、複数の第2スイッチング素子102を直列に接続したとしても、下段側(第2出力端子32d側)の第2スイッチング素子102から順番にオン状態に切り替わるため、最後段の第2スイッチング素子102の端子間電圧Vak2が、一時的に電源部32の出力電圧Voutと実質的に同じとなってしまうことが懸念される。
これに対して、この例の第2切替回路132では、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102の制御端子102cに制御電源を供給することにより、第1スイッチング素子101が完全にオン状態に切り替わる前から、複数の第2スイッチング素子102の制御端子102cに電流GC2を流すことができる。
これにより、第1スイッチング素子101がオン状態に切り替わった後に、第2スイッチング素子102の制御端子102cに電流GC2を供給する場合と比べて、第2スイッチング素子102がオン状態に切り替わるタイミングを早くすることができる。これにより、第2スイッチング素子102の端子間電圧Vak2が一時的に大きくなってしまうことを抑制することができる。
さらに、第2切替回路132では、複数の第2スイッチング素子102が直列に接続されている場合に、複数の第2スイッチング素子102のそれぞれの制御端子102cに実質的に同時に電流GC2を供給することができ、複数の第2スイッチング素子102を実質的に同時にオフ状態からオン状態に切り替えることができる。従って、下段側の第2スイッチング素子102から順番にオン状態に切り替わる構成と比べて、最後段の第2スイッチング素子102に一時的に高い電圧が印加されてしまうことを抑制することができる。
なお、この例では、複数の第2スイッチング素子102を直列に接続した構成において、第2スナバ回路112から第2スイッチング素子102に制御電源を供給する第2切替回路132を適用しているが、第2スイッチング素子102が1つである場合に、第2切替回路132を適用してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
10…電力変換装置、 12…変換器制御装置、 20…電力変換器、 22…光ファイバケーブル、 30…制御装置、 32…電源部、 32a…入力端子、 32b…入力端子、 32c…出力端子、 32d…出力端子、 34…光信号生成部、 34a…接続端子、 34b…接続端子、 36…短絡スイッチ、 38…制御部、 40…電源回路、 42…停電補償回路、 44…電流調整回路、 50…発光回路、 52…駆動回路、 60…監視回路、 62…光信号制御回路、 64…短絡スイッチ駆動回路、 101…スイッチング素子、 101a…主端子、 101b…主端子、 101c…制御端子、 102…スイッチング素子、 102a…主端子、 102b…主端子、 102c…制御端子、 111…スナバ回路、 111a…抵抗器、 111b…コンデンサ、 111c…抵抗器、 112…スナバ回路、 112a…抵抗器、 112b…コンデンサ、 112c…抵抗器、 121…切替回路、 121a…電源供給部、 121b…切替スイッチ、 122…切替回路、 122a…ダイオード、 132…切替回路、 132a…ダイオード、 132b…ツェナーダイオード

Claims (5)

  1. 電力の変換を行う電力変換器と、
    光ファイバケーブルを介して前記電力変換器と接続され、前記光ファイバケーブルを介して光信号を前記電力変換器に入力することにより、前記電力変換器による電力の変換を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    第1出力端子と、前記第1出力端子よりも低電位に設定される第2出力端子と、を有し、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に所定の直流電力を出力する電源部と、
    前記第1出力端子と接続される第1接続端子と、前記第2出力端子と接続される第2接続端子と、を有し、前記電源部から供給される前記直流電力を基に、前記光信号の生成を行う光信号生成部と、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に前記光信号生成部と並列に接続され、前記電源部から前記光信号生成部への前記直流電力の供給を許容する第1状態と、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を短絡させ、前記光信号生成部への前記直流電力の供給を遮断する第2状態と、を有する短絡スイッチと、
    前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御するとともに、前記短絡スイッチの前記第1状態と前記第2状態との切り替えを制御し、前記電源部及び前記光信号生成部の少なくとも一方の異常の検出を行い、前記異常を検出していない時に、前記短絡スイッチを前記第1状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御し、前記異常を検出した時に、前記短絡スイッチを前記第2状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を停止させる制御部と、
    を有し、
    前記短絡スイッチは、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記第1出力端子と前記第1スイッチング素子との間に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子に並列に接続された第1スナバ回路と、
    前記第2スイッチング素子に並列に接続された第2スナバ回路と、
    前記制御部の制御に基づいて前記第1スイッチング素子のオフ状態からオン状態への切り替えを行う第1切替回路と、
    前記第1切替回路が前記第1スイッチング素子を前記オン状態に切り替えたことに応じて、前記第2スイッチング素子をオフ状態からオン状態に切り替える第2切替回路と、
    を有する電力変換装置。
  2. 前記第1切替回路は、前記制御部の制御に基づいて、制御電源を前記第1スイッチング素子に供給することにより、前記第1スイッチング素子を前記オフ状態から前記オン状態に切り替え、
    前記第2切替回路は、前記第1切替回路の前記制御電源を前記第2スイッチング素子に供給することにより、前記第1スイッチング素子の前記オン状態への切り替えに応じて、前記第2スイッチング素子を前記オフ状態から前記オン状態に切り替える請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記第1切替回路は、前記制御部の制御に基づいて、第1制御電源を前記第1スイッチング素子に供給することにより、前記第1スイッチング素子を前記オフ状態から前記オン状態に切り替え、
    前記第2切替回路は、前記第2スナバ回路から前記第2スイッチング素子に第2制御電源を供給し、前記第1スイッチング素子の前記オン状態への切り替えにともなう前記第2制御電源の電圧上昇により、前記第1スイッチング素子の前記オン状態への切り替えに応じて、前記第2スイッチング素子を前記オフ状態から前記オン状態に切り替える請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記短絡スイッチは、
    前記第1出力端子と前記第1スイッチング素子との間において直列に接続された複数の前記第2スイッチング素子と、
    複数の前記第2スイッチング素子のそれぞれに対応して設けられた複数の前記第2スナバ回路と、
    複数の前記第2スイッチング素子のそれぞれに対応して設けられた複数の前記第2切替回路と、
    を有する請求項3記載の電力変換装置。
  5. 電力の変換を行う電力変換器と光ファイバケーブルを介して接続され、前記光ファイバケーブルを介して光信号を前記電力変換器に入力することにより、前記電力変換器による電力の変換を制御する制御装置であって、
    第1出力端子と、前記第1出力端子よりも低電位に設定される第2出力端子と、を有し、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に所定の直流電力を出力する電源部と、
    前記第1出力端子と接続される第1接続端子と、前記第2出力端子と接続される第2接続端子と、を有し、前記電源部から供給される前記直流電力を基に、前記光信号の生成を行う光信号生成部と、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に前記光信号生成部と並列に接続され、前記電源部から前記光信号生成部への前記直流電力の供給を許容する第1状態と、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を短絡させ、前記光信号生成部への前記直流電力の供給を遮断する第2状態と、を有する短絡スイッチと、
    前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御するとともに、前記短絡スイッチの前記第1状態と前記第2状態との切り替えを制御し、前記電源部及び前記光信号生成部の少なくとも一方の異常の検出を行い、前記異常を検出していない時に、前記短絡スイッチを前記第1状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を制御し、前記異常を検出した時に、前記短絡スイッチを前記第2状態にして前記光信号生成部による前記光信号の生成を停止させる制御部と、
    を備え、
    前記短絡スイッチは、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられた第1スイッチング素子と、
    前記第1出力端子と前記第1スイッチング素子との間に設けられた第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子に並列に接続された第1スナバ回路と、
    前記第2スイッチング素子に並列に接続された第2スナバ回路と、
    前記制御部の制御に基づいて前記第1スイッチング素子のオフ状態からオン状態への切り替えを行う第1切替回路と、
    前記第1切替回路が前記第1スイッチング素子を前記オン状態に切り替えたことに応じて、前記第2スイッチング素子をオフ状態からオン状態に切り替える第2切替回路と、
    を有する制御装置。
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