JP2014068710A - 穿刺装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べ使用可能期間が長い穿刺装置を提供する。
【解決手段】当該装置は、開口11が形成されたハウジング12と、ハウジング12に収容され、開口11を通過するスライド方向に移動するランセット14と、ランセット14を開口11から突出させる突出向きへ付勢する圧縮コイルばね16と、ハウジング12に設けられて圧縮コイルばね16の付勢に抗してランセット14を係止しており、当該係止を解除可能な係止リング72と、を備える。ランセット14は、穿刺針52と、穿刺針52の先端部以外の表面に接触して覆うランセットハブ50と、穿刺針52の先端部の表面に接触して覆い、ランセットハブ50と分離可能に連結された針キャップ18と、を備える。穿刺針52は、針キャップ18に覆われた部分の表面が滑面であり、ランセットハブ50に覆われた部分の表面が粗面である。
【選択図】図8

Description

本発明は、皮膚を穿刺して、少量の血液を採取するために用いられる穿刺装置に関する。
医療目的で、少量の血液を自己採取しなければならない場合がある。例えば、糖尿病患者は、血糖レベルを定期的にチェックするために、患者自身が、自己の血液を採取する必要がある。このような血液の自己採取を安全且つ確実に行うことができるように、従来から、特許文献1に開示されているような穿刺装置が用いられている。
特許文献1に開示された穿刺装置では、ハウジングに収容されたランセットがばねなどの付勢部材で付勢される。穿刺装置は、ランセットの先端部に設けられた穿刺針が付勢部材に付勢されてハウジングから突出されることによって、穿刺作動される。
また、穿刺装置において、ランセットの穿刺針は、ロッド形状を有する合成樹脂製のランセットハブに埋設固着されている。そして、穿刺針の先端は、ランセットハブの先端部中央から前方に向かって突設されている。更に、ランセットハブの先端側には、ロッド形状の針キャップが設けられている。針キャップは、穿刺針が突設されたランセットハブの先端から穿刺針の中心軸に沿った突設向きに延び出すように、ランセットハブと一体成形されている。以上より、穿刺針は、ランセットハブ及び針キャップに埋設固着されている。
ランセットハブと針キャップとの境界部分は、括れ状に外形寸法が小さくされたねじ切部とされている。これにより、ランセットハブに対して針キャップを上記中心軸回りに捩ってねじ切部で離脱させることで、針キャップを手作業でランセットハブから取り外すことができる。その結果、穿刺針の先端が、露出された状態となる。
以上より、特許文献1に開示された穿刺装置では、穿刺作動させる必要がない場合に、穿刺針の先端を針キャップで覆った状態を維持することによって、当該先端が患者などに刺さって当該患者などを傷つけてしまうことが防止される。また、特許文献1に開示された穿刺装置では、穿刺作動させる場合に、針キャップを捩ってランセットハブから離脱させることで、穿刺針の先端を容易に露出させることができる。
特開2012−5518号公報
ランセットが上記のような構成の場合、具体的には穿刺針がランセットハブ及び針キャップに埋設固着された構成の場合、穿刺針とランセットハブ及び針キャップとは、化学結合や接着剤などによって接合される。しかし、化学結合や接着剤などによる接合は、結合力が比較的弱い。そのため、ランセットが経時劣化すると、穿刺針がランセットハブ及び針キャップから抜け落ちてしまうおそれがある。よって、ランセットの使用可能期間は、上記経時劣化に対応した期間に設定する必要があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来に比べ使用可能期間が長い穿刺装置を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため種々鋭意検討を行った結果、自動車や電気・電子部品などの分野で用いられている接合方法であるナノ・モールディング・テクノロジー(NMT)を用いることで、経時劣化が少なく、強力な接合を実現できることを見出し、本発明に到達した。すなわち、(1) 本発明の穿刺装置は、開口が形成されたハウジングと、上記ハウジングに収容されており、上記開口を通過するスライド方向に移動するランセットと、上記ランセットを上記ハウジングの開口から突出させる突出向きへ付勢する付勢部材と、上記ハウジングに設けられて上記付勢部材の付勢に抗して上記ランセットを係止しており、当該係止を解除可能な係止部材と、を備えている。上記ランセットは、金属針と、上記金属針の先端部以外の表面に接触して覆っている樹脂ホルダと、上記金属針の先端部の表面に接触して覆っており、上記樹脂ホルダと分離可能に連結された樹脂キャップと、を備えている。上記金属針は、上記樹脂キャップに覆われた部分の表面が滑面であり、且つ上記樹脂ホルダに覆われた部分の表面が多数の凹みが形成された粗面であり、上記凹みに上記樹脂ホルダにおける樹脂が進入することによるアンカー効果により、上記金属針と上記樹脂ホルダとが強力に接合する。
本構成によれば、金属針と樹脂ホルダとが物理的に接合しているため、金属針と樹脂ホルダとの接合の経時劣化が少ない。このため、使用可能期間が従来に比べ長い穿刺装置を実現可能である。また、金属針の表面のうち、樹脂キャップに覆われた部分の表面が滑面であり、樹脂ホルダに覆われた部分の表面が粗面である。そのため、金属針と樹脂ホルダとの接合力を強くすることができる一方で、金属針と樹脂キャップとの接合力を弱くすることができる。このため、金属針の先端を覆う樹脂キャップを金属針から容易に離脱させることができる。また、先端側の針表面が粗くなっておらず滑面であるため、切れ味が良く、穿刺抵抗が少ない穿刺針とすることができる。
(2) 上記金属針の粗面は、エッチング処理により形成された複数の凹みを有する面である。上記金属針の滑面は、上記エッチング処理がされていない面である。
本構成によれば、金属針の表面において、エッチング処理を行う箇所とエッチング処理を行わない箇所とを分けることによって、金属針の表面に粗面と滑面とを形成することができる。
(3) 上記ランセットは、上記金属針の周りに上記樹脂ホルダ及び上記樹脂キャップが一体に成形されたものである。
本構成によれば、金属針の先端を完全に覆うことができるため、金属針が患者などに刺さる事故の発生を防止することができる。また、本構成によれば、樹脂ホルダと樹脂キャップとが一体に成形されている。そのため、金属針の滑面と接触しているために金属針との接合力が弱い樹脂キャップが金属針から離脱してしまうことを防止できる。
(4) 上記ランセットは、上記樹脂ホルダと上記樹脂キャップとの境界に薄肉部が形成されたものである。
本構成によれば、樹脂ホルダと樹脂キャップとの境界が薄肉状に形成されている。そのため、樹脂キャップを捩ることなどによって、樹脂キャップを樹脂ホルダから容易に離脱させることができる。よって、本構成によれば、樹脂キャップを金属針から容易に離脱させることができる。
(5) 上記係止部材は、上記ハウジングに収容された環状体であり、その開口に上記ランセットが挿通された状態で上記スライド方向を軸線として回転可能であり、上記樹脂ホルダを上記付勢部材の付勢に抗して上記突出向きに対して係止する第1姿勢と、上記樹脂ホルダを上記突出向きへ移動可能とする第2姿勢とに姿勢変化する係止リングと、上記ハウジングに設けられており、上記係止リングを第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化させる操作部材と、を備えたものである。
本構成によれば、穿刺装置のユーザは、樹脂キャップを金属針から離脱させた後に、操作部材を操作するだけで、金属針をハウジングから突出させる穿刺動作を実行することができる。
本発明によれば、従来に比べ使用可能期間が長い穿刺装置を提供することができる。
図1は、穿刺装置10の外観斜視図である。 図2は、ランセット14の外観斜視図である。 図3は、穿刺装置10の分解斜視図である。 図4は、ハウジング12の断面図である。 図5は、ハウジング口体24を後方から見た背面図である。 図6は、係止リング72の外観斜視図である。 図7は、係止リング72を後方から見た正面図であり、係止リング72にランセットハブ50が挿通された状態が示されている。 図8は、標準状態の穿刺装置10の断面図である。 図9は、穿刺準備状態の穿刺装置10の断面図である。 図10は、穿刺作動状態の穿刺装置10の断面図である。 図11は、穿刺針52の表面を5万倍に拡大した図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
図1〜図3に示されるように、穿刺装置10は、ハウジング12にランセット14と圧縮コイルばね16(本発明の付勢部材の一例)とが収容された装置である。穿刺装置10では、ランセット14から針キャップ18(本発明の樹脂キャップの一例)が外されてハウジング12の操作片20(本発明の操作部材の一例)が押圧されることで、ランセット14がハウジング12から突出して穿刺作動する。なお、以下の説明中、軸方向とは、図1に矢印7で示された方向であるハウジング12及びランセット14の中心軸方向をいい、ランセットの14の突出方向となる図1中の矢印8の向きを前方、矢印9の向きを後方という。
[ハウジング12]
図1及び図3に示されるように、ハウジング12は、ハウジング本体22及びハウジング口体24によって構成されている。ハウジング本体22及びハウジング口体24は、何れも樹脂成形品であっても良く、例えばポリプロピレン樹脂で構成される。ハウジング本体22は、深底の略有底円筒形状とされており、その開口部分に対して略円筒形状のハウジング口体24が固定的に組み付けられている。
図4に示されるように、ハウジング本体22の底壁84には、内面中央から内方に突出するばね座26が設けられている。
図1及び図3に示されるように、ハウジング本体22の周壁83には、操作片20が形成されている。操作片20は、ハウジング本体22の周壁83に形成された貫通窓34内に配されて、ハウジング本体22に対して部分的に連結されている。ハウジング本体22の外側から操作片20が手指で押されることにより、ハウジング本体22と操作片20との連結部分が弾性変形する。これにより、操作片20がハウジング本体22の内方に向けて変位される。
ハウジング口体24は、その軸方向後端側と軸方向前端側とに開口11、13が形成された筒状に形成されている。ハウジング口体24の軸方向後端側は、ハウジング本体22の周壁83の開口周縁部、つまり軸方向前端側と、相互に連結可能な形状に構成されている。これにより、ハウジング本体22とハウジング口体24とが相互に連結された状態において、ハウジング12には、内部空間が形成されており、且つその軸方向前端側に開口11が形成されている。
図4に示されるように、ハウジング口体24の前方側の開口部近くの内周面からは、一対のキャップ係止用突起47が内側に向けて突出している。一対のキャップ係止用突起47は、軸方向に直交した径方向において、相互に対向して設けられている。
図3及び図4に示されるように、ハウジング口体24の内部空間には、支持筒部42が形成されている。支持筒部42は、軸方向に延びた筒状の部材であり、内部空間を有する。支持筒部42の一端は、ハウジング口体24の軸方向後端に形成された開口13から突出される位置まで延びている。支持筒部42の他端は、ハウジング口体24のキャップ係止用突起47よりも軸方向後側において、ハウジング口体24の内周面とつながっている。つまり、支持筒部42の内部空間は、ハウジング口体24の内部空間と連続して形成されている。また、支持筒部42の外周面とハウジング口体24の内周面とは、複数(本実施形態では4つ)の連結脚部40を介して連結されている。
図5に示されるように、支持筒部42の内周面には、一対の第1案内溝44と一対の第2案内溝46とが形成されている。一対の第1案内溝44と一対の第2案内溝46とは、それぞれ径方向において対向して設けられている。一対の第1案内溝44と一対の第2案内溝46とは、軸方向に平行に延びている。
本実施形態では、一対の第1案内溝44が対向する径方向と、一対の第2案内溝46が対向する径方向とが、互いに直交している。また、第1案内溝44は、第2案内溝46に比して、その周方向幅寸法と径方向深さ寸法とが、何れも大きくされている。また、支持筒部42では、第1案内溝44が支持筒部42の周壁を貫通してスリット形状とされている。
なお、ハウジング口体24は、穿刺後の血液溜まりを目視可能とするために透明または半透明とすることが好適である。
[ランセット14]
図2及び図3に示されるように、ハウジング12の内部空間には、ランセット14が収容されている。ランセット14は、インサート成形品であって、ロッド形状を有する合成樹脂製のランセットハブ50(本発明の樹脂ホルダの一例)に対して、その中心軸上に穿刺針52(本発明の金属針の一例)が埋設固着されている。そして、ランセットハブ50の先端部中央から前方に向かって穿刺針52の先端が突設されている。つまり、ランセットハブ50は、穿刺針52の先端部以外の表面に接触して覆っている。本実施形態において、ランセットハブ50は、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)またはポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)で構成されているが、穿刺針52に形成された後述する凹みに流れ込む流動性の高い樹脂であればよい。また、本実施形態において、穿刺針52は、ステンレスで構成されている。なお、穿刺針52については、後に詳細に説明される。
ランセットハブ50の後端部には、周方向に延びる環状支持突部を備えたばね座54が形成されている。また、ランセットハブ50の後端部分の外周面上には、径方向の両側に突出する一対のガイド突起56が、一体形成されている。一方、ランセットハブ50の前端部分の外周面上には、軸直角方向両側に突出する一対の再使用防止突部58が一体形成されている。また、ランセットハブ50には、一対の再使用防止突部58よりも所定寸法だけ軸方向後方に位置して、ランセットハブ50の外周面上で径方向両側に突出する一対の係止突部60が一体形成されている。
ここで、一対の再使用防止突部58の突出方向と、一対の係止突部60の突出方向とは、互いに異なる方向である。本実施形態では、一対の再使用防止突部58の突出方向と、一対の係止突部60の突出方向とが、互いに直交している。また、一対の再使用防止突部58の突出方向は、一対のガイド突起56の突出方向と、中心軸回りで同じ方向である。
ランセットハブ50の先端側には、針キャップ18が設けられている。針キャップ18は、合成樹脂製でありロッド形状である。本実施形態において、針キャップ18は、何れの樹脂成形品であっても良く、例えばポリプロピレン樹脂で構成されている。針キャップ18は、穿刺針52が突設されたランセットハブ50の先端から同一中心軸上に延び出して一体成形されている。つまり、ランセット14は、ランセットハブ50及び針キャップ18が一体に成形されたものである。また、これにより、針キャップ18の中心軸上には、ランセットハブ50の先端部中央から前方に向かって突設された穿刺針52の先端部が埋設された状態となる。つまり、針キャップ18は、穿刺針52の先端部の表面に接触して覆っている。
ランセットハブ50と針キャップ18との境界部分は括れ状に外径寸法が小さくされたねじ切部64(本発明の薄肉部の一例、図2参照)とされている。これにより、ランセットハブ50に対して針キャップ18が中心軸回りに捩じられると、針キャップ18がねじ切部64においてランセットハブ50及び穿刺針52から離脱される(図3参照)。つまり、針キャップ18を手作業でランセットハブ50から取り外すことができる。すなわち、針キャップ18は、ランセットハブ50と分離可能に連結されている。そして、針キャップ18をランセットハブ50から取り外すことで、針キャップ18で覆われていた穿刺針52の先端部を露出させることができる。
針キャップ18には、一対の突起68と舌片状の一対の弾性爪部70とが形成されている。一対の突起68と舌片状の一対の弾性爪部70とは、それぞれ軸方向に対して対向する位置に形成されており、当該位置から径方向の外側に突出している。
ランセット14は、以下のように組み立てられる。つまり、ハウジング本体22に対してランセットハブ50の後端側が差し入れられ、ハウジング口体24及び支持筒部42に対して針キャップ18が挿通される。このような状態で、ランセット14は、ハウジング12の中心軸上に配設されて組み付けられている。また、ランセット14のハウジング12への組み付けに際しては、圧縮コイルばね16及び後述する係止リング72(本発明の係止部材の一例であり、本発明の係止リングに相当)もハウジング12内に組み付けられる。つまり、ランセット14、圧縮コイルばね16、及び係止リング72は、ハウジング12に収容されている。
[圧縮コイルばね16]
図8に示されるように、圧縮コイルばね16は、ハウジング本体22の底部に収容されている。圧縮コイルばね16は、ハウジング12に収容されたランセット14の中心軸上に配置されている。圧縮コイルばね16の後方端部は、ハウジング本体22のばね座26に嵌められている。圧縮コイルばね16の前方端部は、ランセットハブ50のばね座54に嵌められている。つまり、圧縮コイルばね16は、ハウジング本体22の底部とランセットハブ50の後端部とに介装されている。これにより、ランセットハブ50が軸方向後方(ハウジング本体22の奥方)に変位されることで圧縮変形させられ、圧縮変形に伴う付勢力がランセットハブ50をハウジング本体22から前方に押し出す向きに及ぼされるようになっている。つまり、圧縮コイルばね16は、ランセット14をハウジング12の開口11から突出させる突出向きへ付勢している。
[係止リング72]
図3に示される係止リング72は、樹脂成形品である。本実施形態において、係止リング72は、回転の際の摩擦力を減少させるため、滑り性の良い樹脂が使用されているのが好ましく、例えば、ポリアセタール樹脂やポリエチレン樹脂で構成されている。
図3、図6、及び図7に示されるように、係止リング72は、略円形のリング形状を有する。つまり、係止リング72は、環状体である。係止リング72は、ハウジング口体24の支持筒部42に外挿される。また、上述したように、支持筒部42には、ランセット14が挿通されている。以上より、係止リング72は、その開口にランセットが挿通された状態において、軸方向と同軸を軸線として回転可能である。なお、後述するように、ランセット14は、ハウジング12に組み込まれた状態、つまり支持筒部42に挿通された状態において、軸方向の移動が許容されている。
係止リング72には、前方に向かって突出する一対の当接脚部74が一体形成されている。当接脚部74は、支持筒部42において周上で隣り合う連結脚部40間に差し入れられる。これにより、係止リング72が回動した際、当接脚部74が連結脚部40に対して周方向で当接する。その結果、支持筒部42上での係止リング72の周方向の回動許容範囲が制限される。本実施形態では、4つの連結脚部40の各々が、90度の角度をなすように配置されている。これにより、当該回動許容範囲が45度よりも小さく設定される。
図6及び図7に示されるように、係止リング72には、後方端部に位置しており内フランジ状の係合部75が一体形成されている。係合部75の内周面には、一対の第1通過溝76と一対の第2通過溝78とが、それぞれ径方向において対向して設けられている。
係合部75の内径寸法は、ランセットハブ50及び針キャップ18の外径寸法よりも僅かに大きい。これにより、係止リング18は、ランセットハブ50及び針キャップ18に対して外挿されている。つまり、係止リング18の開口には、ランセット14が挿通されている。
また、係合部75の第1通過溝76は、ランセットハブ50の再使用防止突部58よりも僅かに大きな断面形状とされている。これにより、再使用防止突部58は、第1通過溝76内を軸方向に移動可能である。また、係合部75の第2通過溝78は、ランセットハブ50の係止突部60よりも僅かに大きな断面形状とされている。これにより、係止突部60は、第2通過溝78内を軸方向に移動可能である。
係止リング72において、一対の第1通過溝76が対向する径方向と一対の第2通過溝78が対向する径方向との為す角度は、ランセットハブ50において一対の再使用防止突部58が対向する径方向と一対の係止突部60が対向する径方向との為す角度と異なる。本実施形態では、一対の第1通過溝76が対向する径方向と一対の第2通過溝78が対向する径方向とが、相互に略30度で交差する。なお、上述したように、一対の再使用防止突部58が対向する径方向と一対の係止突部60が対向する径方向とは、相互に直交する。
これにより、係止リング72に対してランセットハブ50が挿通された状態において、ランセットハブ50の一対の再使用防止突部58が係止リング72の一対の第1通過溝76に位置合わせされて軸方向への通過が許容された周方向の相対位置では、ランセットハブ50の一対の係止突部60が係止リング72の一対の第2通過溝78に対して位置ずれ状態にある(図7に示された状態)。これにより、係止突部60が係止リング72に係止されて、係止リング72に対するランセットハブ50の軸方向前方への相対移動が阻止される。
一方、ランセットハブ50の一対の係止突部60が係止リング72の一対の第2通過溝78に位置合わせされて軸方向への通過が許容された周方向の相対位置では、ランセットハブ50の一対の再使用防止突部58が係止リング72の一対の第1通過溝76に対して位置ずれ状態にある。これにより、再使用防止突部58が係止リング72に係止されて、係止リング72に対するランセットハブ50の軸方向後方への相対移動が阻止される。
なお、ランセットハブ50における一対の再使用防止突部58と一対の係止突部60との軸方向の距離d(図2参照)は、係止リング72における係合部75の軸方向に沿った厚さ寸法より僅かに大きい。これにより、係合部75の軸方向前方に再使用防止突部58が外れて位置し且つ係合部75の軸方向後方に係止突部60が外れて位置した状態において、ランセットハブ50に外挿された係止リング72をランセットハブ50に対して回動させることができる。そして、係止リング72の回動により、一対の再使用防止突部58と一対の係止突部60との何れか一方が、選択的に、第1通過溝76または第2通過溝78に対して位置合わせされる。
また、係止リング72の外周面には、一対の押圧片80が、径方向両側に突出して一体形成されている。押圧片80は、係止リング72の軸方向視において不等辺直角三角形状を有している。当該形状の斜辺に相当する面は、係止リング72の中心軸回りで傾斜している。以下の説明において、当該形状の斜辺に相当する面は、押圧傾斜面82(図6参照)と称される。係止リング72が支持筒部42に装着されるに際して、押圧片80がハウジング本体12の操作片20の内側且つ操作片20と対向する位置となるように、係止リング72は位置合わせされる。
[標準状態]
以上説明したように、圧縮コイルばね16及び係止リング72と共にランセット14がハウジング12に組み込まれることによって、本実施形態の穿刺装置10が構成されている。ハウジング12に組み込まれたランセット14は、軸方向(本発明のスライド方向の一例)の移動が許容されている。
穿刺装置10が商品としてユーザに提供されるときの穿刺装置10の状態が標準状態であり、図1及び図8に示されている。穿刺装置10が標準状態のとき、ハウジング口体24の一対のキャップ係止用突起47が、それぞれ、針キャップ18に形成された突起68と弾性爪部70との間で軸方向に挟まれて係止されている。これにより、針キャップ18がハウジング口体24から外方に所定長さで突出する状態で、ランセット14がハウジング12に対して軸方向で位置決めされている。
標準状態では、圧縮コイルばね16は、ランセット14によって圧縮変形されている。また、標準状態では、ランセットハブ50の係止突部60が係止リング72よりも更に後方に位置するまで、ランセットハブ50はハウジング本体22の奥方まで押し込まれている。また、標準状態では、ランセットハブ50の再使用防止突部58は、係止リング72の第1通過溝76(図7参照)と、ハウジング口体24の支持筒部42の第1案内溝44(図5参照)との間に跨がって位置されている。これにより、係止リング72は、ハウジング口体24に対して周方向で相対回転不能となる。
また、標準状態では、係止リング72の押圧片80の押圧傾斜面82(図6参照)が、操作片20の内方に対向する位置である。操作片20が手指によってハウジング12内に押し込まれると、操作片20の周方向の一方の端部が押圧傾斜面82に押し付けられる。これにより、押圧傾斜面82の傾斜角度に応じて発揮される分力作用に基づいて、操作片20の押圧力が係止リング72に対して回転力に変換されて及ぼされる。なお、標準状態では、前述のとおり係止リング72のハウジング12に対する回転が制止されていることから、操作片20を誤って押圧しても、係止リング72が回転することはない。つまり、標準状態では、操作片20を誤って押圧しても、穿刺装置10が予期せずに後述するような穿刺作動を実行することはない。
[穿刺準備状態]
次に、標準状態の穿刺装置10において、ハウジング12が片手で把持されつつ、針キャップ18が他方の手で摘まれることによって、針キャップ18が回転される。これにより、針キャップ18の突起68と弾性爪部70が、ハウジング口体24のキャップ係止用突起47から離脱される。また、針キャップ18が、ランセットハブ50からねじ切部64でねじ切られて、ハウジング口体24から抜き取られる。このような操作により、穿刺装置10が、図8に示される標準状態から、図9に示される穿刺準備状態とされる。
穿刺準備状態とされた穿刺装置10では、針キャップ18のハウジング口体24への軸方向の位置決めが解除されている。よって、ランセットハブ50が、圧縮コイルばね16の付勢力で軸方向前方に移動する。そして、ランセットハブ50の係止突部60が、係止リング72の係合部75の後端面に当接する。これにより、ランセットハブ50の軸方向前方への変位が制止される。つまり、係止リング72の係止突部60への係止作用により、ランセットハブ50が圧縮コイルばね16の付勢に抗して穿刺準備位置に保持される。換言すると、係止リング72は、ランセットハブ50を圧縮コイルばね16の付勢に抗してランセット14の突出向きに対して係止している。このときの係止リング72の姿勢が、本発明の第1姿勢である。
また、ランセットハブ50が前方に移動されることで、ランセットハブ50の再使用防止突部58は、係止リング72の第1通過溝76(図7参照)への係合位置から前方に外れて、ハウジング口体24の第1案内溝44だけに係合した位置に位置される。
以上説明したように、穿刺準備状態では、ランセットハブ50の再使用防止突部58と係止突部60とが、係止リング72の第1通過溝76と第2通過溝78とに対して、軸方向前方及び後方にそれぞれ外れて非係合状態とされる。これにより、ハウジング12内において係止リング72の回転が許容される。
[穿刺作動状態]
次に、穿刺準備状態にある穿刺装置10が把持されて操作片20が手指で押し込まれると、穿刺装置10は、穿刺準備状態から穿刺作動されて、図10に示される穿刺作動状態となる。詳細には、操作片20が押し込まれて係止リング72の押圧傾斜面82に押し付けられることで、係止リング72が中心軸回りでハウジング12及びランセット14に対して回転する。これにより、係止リング72の第2通過溝78が、係止リング72の後端面に当接されていたランセットハブ50の係止突部60に対して位置合わせされる。その結果、係止リング72による係止突部60の軸方向の係止が解除され、係止突部60が係止リング72の第2通過溝78を通って軸方向前方へ、つまりランセット14が突出向きへ移動することが可能となる。このときの係止リング72の姿勢が、本発明の第2姿勢である。
以上より、係止リング72は、回転することによって第1姿勢と第2姿勢とに姿勢変化する。また、以上より、操作片20は、押圧されることによって、係止リング72を第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化させる。
ランセット14が突出向きへ移動することが可能となった結果、ランセット14が圧縮コイルばね16の付勢力を付与されてハウジング12内を軸方向前方に勢い良く移動する。そして、ランセット14のガイド突起56が係止リング72の後端面に当接するまでランセット14が軸方向前方に移動する。これにより、ランセット14の先端の穿刺針52が、ハウジング口体24の先端開口部から外方に所定長さで突出して、穿刺作動が実現される。
[穿刺後]
上述の穿刺作動に際して、圧縮コイルばね16は、付勢力によって自由長を超えて伸びる。これにより、ランセット14は、圧縮コイルばね16が伸びた分だけ軸方向前方に移動する。ここで、圧縮コイルばね16の軸方向両端部は、ハウジング本体22の底部とランセット14の後端部とにそれぞれ嵌められている。よって、ランセット14が軸方向前方に移動し、穿刺針52がハウジング口体24から突出した穿刺時において、ランセット14に対して圧縮コイルばね16の復元力がハウジング12内に引き戻す方向に及ぼされる。
その結果、ハウジング口体24から穿刺針52が突出する穿刺作動が瞬間的に行われ、穿刺後には、ランセット14は速やかにハウジング12内に引き戻されて、穿刺針52の針先はハウジング口体24内に収納される。
上述した穿刺後においては、穿刺装置10の各部材は、以下の状態となる。つまり、ランセット14は、自由長とされた圧縮コイルばね16で位置決めされた軸方向位置に保持される。また、操作片20で回動された係止リング72は、回動後の位置のままとされる。よって、穿刺後に操作片20が操作されても、ランセット14が軸方向前方に突出する穿刺作動は再現されない。
[穿刺針52]
上述したように、本実施形態において、穿刺針52は、ステンレスで構成されている。なお、穿刺針52は、後述するエッチング処理によって後述するような複数の凹みが形成可能な材質であるならば、ステンレス以外の金属、例えばアルミニウム合金、マグネシウム、銅、チタン、チタン合金、鉄などで構成されていてもよい。穿刺針52の表面には、粗面と滑面とが形成されている。詳細には、穿刺針52の先端部以外の表面、換言するとランセットハブ50に覆われた部分の表面は、粗面に形成されており、穿刺針52の先端部の表面、換言すると針キャップ18に覆われた部分の表面は、滑面に形成されている。
ここで、粗面とは、以下に詳述するエッチング処理が施されることにより形成される多数の凹みによって、凹凸を有する面である。なお、本実施形態において、各凹みの直径は、20〜300nmであるが、各凹みの直径は前記の径に限らない。図11は、ステンレスで構成された穿刺針52の表面を5万倍に拡大した図である。図11において、黒く影のように示されている部分が、上述した凹みである。また、滑面とは、以下に詳述するエッチング処理が施されないことによって上記の複数の凹みが形成されていない面である。
本願におけるエッチング処理は凹みを金属表面に形成させる処理を意味する。以下に、穿刺針52に施されるエッチング処理が説明されるが、以下で説明するエッチング処理は一例であり、穿刺針52の表面に樹脂とナノレベルで物理的に接合可能である凹みを形成させる処理であるならば、処理の工程や穿刺針52が浸漬される溶液の種類などが異なっていてもよい。
以下に、本実施形態におけるエッチング処理が説明される。なお、穿刺針52には、当該エッチング処理の前に、表面加工処理が施されることが好ましい。ここで、表面加工処理とは、サンドブラスト加工、ショットブラスト加工、旋削加工、研削加工、バレル加工などによって、穿刺針52の表面の錆などの被膜層を除去する処理である。
エッチング処理は、水洗処理及び浸漬処理を含む。水洗処理では、ステンレス用の脱脂剤、鉄用の脱脂剤、または市販の一般向け中性洗剤を用意して、用意した洗剤を水に溶かし、数%程度の濃度の水溶液とする。そして、この水溶液の温度を約40〜70℃として、穿刺針52を5〜10分浸漬する。これにより、穿刺針52が水洗され、脱脂される。
浸漬処理では、穿刺針52を硫酸水溶液に数分間浸漬する。ここで、硫酸水溶液としては、例えば、ステンレスを全面腐食するようなものである塩酸等ハロゲン化水素酸、亜硫酸、硫酸、ハロゲン化金属塩などの水溶液が挙げられる。また、硫酸水溶液の濃度は、例えば10〜15%程度である。また、硫酸水溶液の温度は、例えば60〜70℃である。穿刺針52が上述した硫酸水溶液に浸漬されることにより、穿刺針52の表面には上述した凹みが形成される。なお、穿刺針52は、浸漬処理の後、十分に水洗されることが好ましい。
上記処理工程を施した穿刺針52をインサート成形することで、ランセットハブ50と穿刺針52とに強い接合力を有するランセット14を簡易に作製できる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、穿刺針52の表面のうち、針キャップ18に覆われた部分の表面が滑面であり、ランセットハブ50に覆われた部分の表面が粗面である。そのため、穿刺針52とランセットハブ50との接合力を強くすることができる一方で、穿刺針52と針キャップ18との接合力を弱くすることができる。そのため、穿刺針52の先端を覆う針キャップ18を穿刺針52から容易に離脱させることができる。
また、本実施形態によれば、穿刺針52の表面において、エッチング処理を行う箇所とエッチング処理を行わない箇所とを分けることによって、穿刺針52の表面に粗面と滑面とを形成することができる。
また、本実施形態によれば、穿刺針52の先端を完全に覆うことができるため、穿刺針52が患者などに刺さる事故の発生を防止することができる。また、本実施形態によれば、ランセットハブ50と針キャップ18とが一体に成形されている。そのため、穿刺針52の滑面と接触しているために穿刺針52との接合力が弱い針キャップ18が穿刺針52から離脱してしまうことを防止できる。
また、本実施形態によれば、ランセットハブ50と針キャップ18との境界であるねじ切部64が薄肉状に形成されている。そのため、針キャップ18を捩ることなどによって、針キャップ18をランセットハブ50から容易に離脱させることができる。よって、本実施形態によれば、針キャップ18を穿刺針52から容易に離脱させることができる。
また、本実施形態によれば、穿刺装置10のユーザは、針キャップ18を穿刺針52から離脱させた後に、操作片20を操作するだけで、穿刺針52をハウジング12から突出させる穿刺動作を実行することができる。
10・・・穿刺装置
11・・・開口
12・・・ハウジング
14・・・ランセット
16・・・圧縮コイルばね
18・・・針キャップ
20・・・操作片
50・・・ランセットハブ
52・・・穿刺針
64・・・ねじ切部
72・・・係止リング

Claims (5)

  1. 開口が形成されたハウジングと、
    上記ハウジングに収容されており、上記開口を通過するスライド方向に移動するランセットと、
    上記ランセットを上記ハウジングの開口から突出させる突出向きへ付勢する付勢部材と、
    上記ハウジングに設けられて上記付勢部材の付勢に抗して上記ランセットを係止しており、当該係止を解除可能な係止部材と、を備えており、
    上記ランセットは、
    金属針と、
    上記金属針の先端部以外の表面に接触して覆っている樹脂ホルダと、
    上記金属針の先端部の表面に接触して覆っており、上記樹脂ホルダと分離可能に連結された樹脂キャップと、を備え、
    上記金属針は、
    上記樹脂キャップに覆われた部分の表面が滑面であり、且つ上記樹脂ホルダに覆われた部分の表面が多数の凹みが形成された粗面であり、上記凹みに上記樹脂ホルダにおける樹脂が進入し、上記金属針と上記樹脂ホルダとが接合している穿刺装置。
  2. 上記金属針の粗面は、エッチング処理により形成された複数の凹みを有する面であり、
    上記金属針の滑面は、上記エッチング処理がされていない面である請求項1に記載の穿刺装置。
  3. 上記ランセットは、上記金属針の周りに上記樹脂ホルダ及び上記樹脂キャップが一体に成形されたものである請求項1または2に記載の穿刺装置。
  4. 上記ランセットは、上記樹脂ホルダと上記樹脂キャップとの境界に薄肉部が形成されたものである請求項3に記載の穿刺装置。
  5. 上記係止部材は、
    上記ハウジングに収容された環状体であり、その開口に上記ランセットが挿通された状態で上記スライド方向を軸線として回転可能であり、上記樹脂ホルダを上記付勢部材の付勢に抗して上記突出向きに対して係止する第1姿勢と、上記樹脂ホルダを上記突出向きへ移動可能とする第2姿勢とに姿勢変化する係止リングと、
    上記ハウジングに設けられており、上記係止リングを第1姿勢から第2姿勢へ姿勢変化させる操作部材と、を備えたものである請求項1から4のいずれかに記載の穿刺装置。
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