JP2014068697A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2014068697A
JP2014068697A JP2012215320A JP2012215320A JP2014068697A JP 2014068697 A JP2014068697 A JP 2014068697A JP 2012215320 A JP2012215320 A JP 2012215320A JP 2012215320 A JP2012215320 A JP 2012215320A JP 2014068697 A JP2014068697 A JP 2014068697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flocking
hole
toothbrush
length
bristle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012215320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6071386B2 (ja
Inventor
Takehiko Ikeda
健彦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2012215320A priority Critical patent/JP6071386B2/ja
Publication of JP2014068697A publication Critical patent/JP2014068697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6071386B2 publication Critical patent/JP6071386B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

【課題】歯肉溝内の刷掃性及び耐久性に優れた歯ブラシを提供すること。
【解決手段】ブリッスルを束ねた毛束が植毛台に形成された植毛穴に植設されている歯ブラシ1であって、植毛台21は、該植毛台の短手方向Yの中央部に中央タフト領域22を有すると共に中央タフト領域22を挟む両側に外側タフト領域23を有している。中央タフト領域22に植設された毛束24,25は、外側タフト領域23に植設された毛束26よりも高さが高い。中央タフト領域22には、植毛台の短手方向Yの長さが植毛台の長手方向Xの長さより長い横長形状の第1植毛穴24と、該短手方向Yに並んで形成された一対の第2植毛穴25,25とが、該植毛台の長手方向Xに隣り合って形成されている。第2植毛穴25は、第1植毛穴24より、植毛台の短手方向Yの長さが短く、第1植毛穴24は、植毛台の短手方向Yの長さが一対の第2植毛穴25,25間の距離より長い。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯ブラシに関する。
歯ブラシは、複数本のブリッスルを束ねた毛束が、植毛台に形成された複数の植毛穴に植設された構成を有している。毛束は、タフトとも呼ばれる。
歯ブラシの植毛穴の大きさに関し、特許文献1には、歯茎への当たり心地等を考慮し、歯ブラシの植毛穴面積(植毛穴の横断面積)を0.635〜1.131mm2と小さくすることが記載されている。
また、先に本出願人は、植毛台に、横断面積が1.0〜1.6mm2の中央植毛穴が複数形成された中央領域と、横断面積が0.4〜1.0mm2の外周植毛穴が多数形成された外周領域とを有した歯ブラシを提案している(特許文献2参照)。
また、特許文献3には、植毛台の短手方向中央部に位置する中央毛束領域の毛束の植毛密度ρ1及び該中央毛束領域を挟む外側毛束領域の植毛密度ρ2を、0.40≦ρ1≦0.70、0.20≦ρ2≦0.40、及びρ1/ρ2=1.2〜2.4の関係を満たすように設定することが提案されており、同公報には、中央毛束領域に植設された毛束の最大高さを、外側毛束領域に植設された毛束の最大高さよりも低くすることも記載されている。
特開2006−181174号公報 特開2011−103952号公報 実用新案登録第3146543号公報
しかし、特許文献1のように、植毛穴の横断面積を小さくして毛束を細くすれば、毛束やブリッスルの歯肉溝(歯周ポケット)への挿入性は向上するが、歯面に対する刷掃圧が低くなるため、歯面の刷掃性が低下する。
また、特許文献2のように、外側毛束領域の毛束を、中央毛束領域の毛束に比して植毛穴の横断面積を小さくして毛束を細いものとした場合には、外側毛束領域の毛束の歯肉溝への挿入性は良好となり歯肉溝と歯間部を含む歯面の清掃性に優れたものとなるが、歯槽膿漏等の歯周疾患で歯茎が炎症しているために軽い力でブラッシングしてしまう傾向にある使用者の場合には、歯肉溝での歯面の刷掃性には、更なる改良の余地がある。また、外側毛束領域の毛束が細ければ細いほど、比較的早期に毛先が左右に開き易く、歯ブラシの交換を頻繁に行う必要がある。
特許文献3の歯ブラシも、外側毛束領域の毛束を、中央毛束領域の毛束に比して植毛密度を小さくすることで、毛束やブリッスルの歯肉溝(歯周ポケット)への挿入性は良好となるが、歯肉溝での歯面の刷掃性は充分ではない。
従って、本発明は、歯肉溝内の刷掃性及び耐久性に優れた歯ブラシに関する。
本発明は、ブリッスルを束ねた毛束が植毛台に形成された植毛穴に植設されている歯ブラシであって、前記植毛台は、該植毛台の短手方向の中央部に中央タフト領域を有すると共に、該中央タフト領域を挟む両側に外側タフト領域を有しており、前記中央タフト領域に植設された毛束は、前記外側タフト領域に植設された毛束よりも高さが高く、前記中央タフト領域には、前記植毛台の短手方向の長さが該植毛台の長手方向の長さより長い横長形状の第1植毛穴と、該植毛台の短手方向に並んで形成された一対の第2植毛穴とが、該植毛台の長手方向に隣り合って形成されており、前記第2植毛穴は、前記第1植毛穴より、前記植毛台の短手方向の長さが短く、前記第1植毛穴は、前記植毛台の短手方向の長さが、前記一対の第2植毛穴間の距離より長い、歯ブラシを提供するものである。
本発明の歯ブラシは、歯肉溝内の刷掃性及び耐久性に優れ、歯茎に痛みを与えにくい。
本発明の歯ブラシの第1実施形態を示す側面図である。 図2(a)は、図1に示す歯ブラシの植毛台の拡大平面図、図2(b)は、同歯ブラシのブラシ部の拡大側面図である。 図1に示す歯ブラシにおける植毛穴の配置の説明図である。 図4(a)は、第2実施形態の歯ブラシの植毛台の拡大平面図、図4(b)は、同歯ブラシのブラシ部の拡大側面図である。 図5(a)は、第3実施形態の歯ブラシの植毛台の拡大平面図、図5(b)は、同歯ブラシのブラシ部の拡大側面図である。 図6(a)は、比較例1の歯ブラシの植毛台の拡大平面図、図6(b)は、同歯ブラシのブラシ部の拡大側面図である。 図7(a)は、比較例2の歯ブラシの植毛台の拡大平面図、図7(b)は、同歯ブラシのブラシ部の拡大側面図である。 図8は、耐久性の評価方法の説明図である。 図9は、耐久性の評価試験における試験前の毛先の状態とストローク6000回後の毛先の状態を示す図であり、(a)及び(b)のそれぞれについて、上側の図は試験前の状態、下側の図はストローク6000回後の状態を示す図である。 図10は、ストローク回数と毛先広がり率との関係を示すグラフである。 図11(a)は、歯面の刷掃性の評価に用いた辺縁歯列モデルを示す斜視図であり、図11(b)は図11(a)のI−I線模式断面図である。 図12は、歯面の刷掃性の評価に用いた刷掃後のテープの表面状態を示す写真である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態である歯ブラシ1(以下、単に歯ブラシ1ともいう)は、図1に示すように、植毛台21に、複数本のブリッスルを束ねた毛束が複数植設されてなるブラシ部2、使用時に使用者が持つ部分である柄部3、及びブラシ部2と柄部3とを連結する首部4を有している。
歯ブラシ1の植毛台21は、図2(a)に示すように、長手方向Xと短手方向Yを有しており、短手方向Yの中央部に、中央タフト領域22を有すると共に、該中央タフト領域22を挟む両側に外側タフト領域23を有している。
中央タフト領域22に植設された毛束24,25は、外側タフト領域23に植設された毛束26よりも高さが高い。
本実施形態の歯ブラシ1においては、中央タフト領域22における毛束24,25が、外側タフト領域における毛束26に比較して高さが高く、外側タフト領域の毛束26が、中央タフト領域22の毛束24,25に比較して高さが低い。実施形態の歯ブラシ1においては、中央タフト領域22は、外側タフト領域23に植毛された毛束26よりも長さが長い毛束24,25が植毛された領域であり、外側タフト領域23は、中央タフト領域22に植毛された毛束24,25よりも長さが短い毛束26が植毛された領域である。
歯ブラシ1の中央タフト領域22には、図2(a)及び図3に示すように、平面視形状及び開口面積(植毛台21の表面における横断面積)が相異なる2種類の植毛穴24A,25Aが形成されている。即ち、一方は、植毛台21の短手方向Yにおける長さL1が該植毛台21の長手方向Xにおける長さL2より長い横長形状を有する第1植毛穴24Aであり、もう一方は、植毛台21の短手方向Yの長さL3が第1植毛穴24Aの同方向Yの長さL1より短い第2植毛穴25Aである。
第1植毛穴24Aには、外側タフト領域23に植設された毛束26よりも高さの高い前記の毛束24が植設されており、第2植毛穴25Aのそれぞれには、外側タフト領域23に植設された毛束26よりも高さの高い前記の毛束25が植設されている〔図2(b)参照〕。第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び後述する外側植毛穴26Aに植設された毛束24〜26は、それぞれ、植毛台の表面21aに位置する根本の断面形状が、それぞれが挿入固定されている植毛穴の平面視形状に一致している。
第1植毛穴24Aについての前記長さL1や前記長さL2、第2植毛穴25Aについての前記長さL3、後述する長さL4〜L6や距離L7,L8,LS(図3参照)は、植毛台の表面における寸法とする。毛束が平線により植毛されている場合、植毛穴の開口部における平線で削られた部分は含まないように寸法を測定する。
植毛穴の開口面積(横断面積)は、植毛穴の深さ方向に直交する断面の面積であり、通常、植毛台の表面21aにおける植毛穴の面積である。なお、毛束が平線により植毛されている場合に、植毛穴の開口部における平線で削られた面積は、植毛穴の横断面積に含まないものとする。
第2植毛穴25Aは、植毛台21の短手方向Yに2つの第2植毛穴25Aが並んで一対をなすように形成されている。一対をなす2つの第2植毛穴25Aは、植毛台21の長手方向Xにおける同じ位置に形成されている。また、第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25とは、植毛台21の長手方向Xにおいて隣り合っている。また、図3に示すように、第1植毛穴24Aの植毛台21の短手方向Yの長さL1が、一対の第2植毛穴25,25間の距離L7より長くなっている。 なお、第1植毛穴24Aの植毛台21の短手方向Yの長さL1は、第1植毛穴24Aの植毛台21の短手方向Yの最大長であり、一対の第2植毛穴25A,25A間の距離L7は、一対の第2植毛穴25A,25A間の最短距離である。
第1実施形態の歯ブラシ1において、第1植毛穴24Aは、平面視長円状であり、第2植毛穴25Aは、平面視円形状である。
また、1つの第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25A,25Aからなる植毛穴の組S(図3参照)が、植毛台21の長手方向Xに3組形成されており、第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25Aとは、植毛台21の長手方向Xに交互に形成されている〔図2(a)参照〕。ここで、1つの第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25A,25Aからなる植毛穴の組Sは、好ましくは1〜10組、更に好ましくは2〜8組、殊更に好ましくは3〜7組形成されている。
他方、歯ブラシ1の外側タフト領域23には、外側植毛穴26Aが形成されている。外側植毛穴26Aは、植毛台21の長手方向X及び短手方向Yの少なくとも短手方向Yにおいて、中央タフト領域22の外側に形成されている。外側植毛穴26Aには、図2(b)に示すように、第1植毛穴24Aに植設された毛束24及び第2植毛穴25Aに植設された毛束25のそれぞれよりも高さが低い毛束26が植設されている。
本実施形態における外側植毛穴26Aは、植毛台21の短手方向Yにおける長さL5が、第1植毛穴24Aの同方向Yの長さL1よりも短い。また、本実施形態における外側植毛穴26Aは、第2植毛穴25Aと同様に平面視円形状であり、植毛台21の短手方向Yにおける長さL5が、第2植毛穴25Aの同方向Yの長さL3と略同じであり、植毛台21の長手方向Xの長さL6も、第2植毛穴25Aの同方向Xの長さL4と略同じである。ここでいう、略同じという表現には、前記長さL5が前記長さL3の90〜110%である場合、及び前記長さL6が長さL4の90〜110%である場合が含まれる。
前述した第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び外側植毛穴26Aのそれぞれには、各植毛穴の横断面積に応じた本数のブリッスルからなる毛束24,25,26が挿入固定されている。
毛束を構成するブリッスルは、合成樹脂で形成されている。ブリッスルの合成樹脂としては、例えば、ナイロン、ナイロン6等のポリアミド、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリオレフィン等が挙げられる。
ブリッスルの直径は、ブリッスルの歯肉溝への挿入性や歯磨きの際の磨き心地等の点から、250μm以下が好ましく、より好ましくは220μm以下であり、更に好ましくは200μm以下である。また、ブリッスルの直径は、歯肉溝内を含む歯面の刷掃性や歯磨きの際の磨き心地、またブリッスルの耐久性等の観点から、130μm以上が好ましく、より好ましくは150μm以上であり、更に好ましくは170μm以上であり、特に好ましくは180μm以上である。
ここでいう、ブリッスルの直径は、植毛台21の表面21aに位置する根本部のブリッスルの直径である。また、第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び外側植毛穴26Aの相互間で、ブリッスルの太さや材質を異ならせても良いが、直径が最大のブリッスルと直径が最小のブリッスルとで、ブリッスルの直径の差が100μm以下であることが好ましく、50μm以下であることがより好ましい。また、材質は、総てのブリッスルで同一であることが好ましい。
各植毛穴に対する毛束の植設方法としては、各種公知の方法を用いることができ、例えば、(1)毛束を平線で2つ折りにして打ち込む方法や、(2)毛束の片端部を加熱して溶融塊を形成した後、その溶融塊を配置した金型内に溶融樹脂を注入して植毛台を射出形成する方法、(3)植毛孔(貫通孔)を有する植毛基部の該植毛孔に毛束を挿入する挿入工程、該植毛孔から突出する毛束の片端部を加熱して溶融塊を形成する熱加工工程及び該溶融塊を被覆する被覆工程を経て、毛束が植設された状態の植毛台や歯ブラシを得る方法等を用いることができる。
毛束の植設方法は、小径の植毛穴に毛束を効率良く且つ充分な強さに固定可能で、外観に優れる等の観点から、毛束の片端部に溶融塊を形成する上記(2)、(3)の方法も含む融着植毛が好ましく、特に上記(3)の方法が好ましい。上記(3)の方法の具体例としては、特開平9−182632号公報や特開2003−310353号公報に記載の方法等が挙げられる。特開2003−310353号公報の記載の方法においては、毛束の片端部を、レーザービーム等の非接触熱源で加熱して、溶融塊を形成すると共にその溶融塊と植毛孔の開口周縁部とを融着させている。
また、本実施形態の歯ブラシ1においては、第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び外側植毛穴26Aのそれぞれに植設する毛束24、25、26を構成するブリッスルは、何れも、先端部分に先鋭化されたテーパー形状部分を備えるテーパーブリッスルである。テーパーブリッスルを用いることにより、ブリッスルの歯肉溝への挿入性、歯肉溝内における歯面の擦掃性、及び歯磨きの際の磨き心地等が向上する。
テーパーブリッスルにおけるテーパー形状部分の長さは、例えば、5mm以上10mm以下とすることが好ましく、より好ましくは6mm以上8mm以下である。テーパーブリッスルの形成方法は、ブリッスルの先端を研削又は研磨する機械的な処理工程を含む方法のほか、ブリッスルを構成する樹脂を溶解することが可能な溶剤によりブリッスルの先端を処理する化学処理の工程を含む方法、ブリッスルの先端を研削又は研磨する機械的な処理工程の後に化学処理の工程を備える方法などが挙げられ、歯肉への感触をよりソフトにする点から、化学処理による工程を含むことが好ましい。
ブリッスルを構成する樹脂を溶解可能な溶剤としては、例えばブリッスルがポリエステルを含有する場合には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ性水溶液、ブリッスルがポリアミドを含有する場合には、塩化カルシウムとメタノールの混合液、オレイルアルコール、エチレングリコールおよび塩化亜鉛水溶液等を挙げることができる。
また、第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び外側植毛穴26Aのそれぞれに植設する毛束24、25、26の充填率(ブリッスルの横断面積の合計/植毛穴の横断面積)は、歯肉溝内を含む歯面の刷掃性や歯磨きの際の磨き心地、またブリッスルの耐久性等の観点から、何れも、45%以上が好ましく、60%以上がより好ましく、85%以下が好ましく、80%以下がより好ましい。また、45%以上85%以下が好ましく、60%以上80%以下がより好ましい。
本実施形態の歯ブラシ1は、歯肉溝の清掃に適しており、ブリッスルの歯肉溝への挿入性及び歯肉溝内での歯面の刷掃性に優れ、また、耐久性にも優れ、長期間の使用によっても毛先が開きにくい。特に、本実施形態の歯ブラシ1は、歯槽膿漏等の歯周疾患で歯茎が炎症しているために軽い力でブラッシングしてしまう傾向にある使用者(低荷重ブラッシング)において、歯肉溝での歯面の刷掃性に優れている。
このような効果が得られる理由は、次のように考えられる。
中央タフト領域22に、横長形状の第1植毛穴24Aと、該植毛台の短手方向の長さが第1植毛穴より短く、該短手方向に並んで形成された一対の第2植毛穴25A,25Aとが、該植毛台の長手方向に隣り合うように形成され、該第1植毛穴24A及び一対の第2植毛穴25A,25Aに、毛束26より高さの高い毛束24,25が植設され、第1植毛穴24Aの短手方向の長さが一対の第2植毛穴25A,25A間の距離より長いため、歯面の刷掃時に、高さの高い毛束24,25に対して毛束を倒す力が加わっても、第1植毛穴24Aの毛束24と第2植毛穴25A,25Aの毛束25とが互いに支持されて過度に倒れることが防止される。そのため、毛束24,25の歯面に対する刷掃圧を高めることができ、歯肉溝に入り易い細い毛束を用いた場合も歯面に対する刷掃圧を高めることができ、耐久性にも優れる。
また、本実施形態の歯ブラシ1は、図2(a)に示すように、第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25A,25Aからなる植毛穴の組S(図3参照)が、植毛台21の長手方向Xに複数組形成されている。そのため、軽いブラッシング圧において、歯肉溝内の刷掃性に一層優れている。
また、本実施形態の歯ブラシ1においては、第1植毛穴24Aの植毛台の短手方向の長さL1が、外側タフト領域の外側植毛穴26Aの同方向の長さL5より長いため、歯間部を含む歯面の清掃性、清掃感に優れている。
また、本実施形態の歯ブラシ1における外側タフト領域23は、図3に示すように、植毛台21の短手方向Yにおける、第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25Aの最外部どうし間、即ち図3中のLSで示す範囲内に、少なくとも一つの外側植毛穴26Aを有している。そのため、短手方向Yにおける毛先の耐久性に優れている。
また、本実施形態の歯ブラシ1における外側タフト領域の外側植毛穴26Aは、図3に示すように、植毛台21の長手方向における第1植毛穴24Aと第2植毛穴25Aとの間に配置され、図2(a)に示すように、複数の外側植毛穴26Aが、第1植毛穴24A又は第2植毛穴25Aと外側植毛穴26Aとが千鳥状の配置関係となるように形成されている。そのため、長手方向Xにおける毛先の耐久性の観点から好ましい。
また、本実施形態の歯ブラシ1においては、外側タフト領域23が、中央タフト領域22の周囲を囲んで形成されている。そのため、歯肉溝内の刷掃性及び耐久性にとりわけ優れている。
また、本実施形態の歯ブラシ1においては、第1植毛穴24Aに植設された毛束24と第2の植毛穴25Aに植設された毛束25の高さが同じである。そのため、歯肉溝内へのブリッスルの挿入実感や歯肉溝内における歯面の刷掃が満遍なく出来ることに優れている。
また、本実施形態の歯ブラシ1においては、植毛台21に形成された植毛穴24A,25A及び26Aは、何れも、植毛台21の長手方向Xの長さL2,L4,L6が、0.7mm以上1.2mm以下である。
第1植毛穴24A、第2植毛穴25A及び外側植毛穴26Aそれぞれの、植毛台21の長手方向Xの長さL2,L4,L6は、歯肉溝内における歯面の刷掃性や歯磨きの際の磨き心地等の観点から、0.8mm以上であることが好ましく、より好ましくは0.9mm以上であり、歯肉溝への挿入性や歯磨きの際の磨き心地等の観点から、1.15mm以下であることが好ましく、より好ましくは1.1mm以下である。
本発明の歯ブラシは、ブリッスルの歯肉溝への挿入性、歯肉溝内での歯面の刷掃性及び耐久性等の一又は二以上の効果をより確実に達成する観点等から、下記構成の一又は二以上を備えることが好ましい。
第1植毛穴24Aに植設された毛束24の高さT1と、外側植毛穴26Aに植設された毛束26の高さT3との差(T1−T3)は、0.5mm以上、特に1.5mm以上であることが好ましく、4.0mm以下、特に3.0mm以下であることが好ましい。
第2植毛穴25Aに植設された毛束25の高さT2と、外側植毛穴26Aに植設された毛束26の高さT3との差(T2−T3)は、0.5mm以上、特に1.5mm以上であることが好ましく、4.0mm以下、特に3.0mm以下であることが好ましい。ここでいう、前記差(T1−T3)及び前記差(T2−T3)は、両毛束の毛先間に生じる段差の大きさと同じである。
第1植毛穴24A及び第2植毛穴25Aの毛束24,25は、それぞれの高さT1,T2が、9.0mm以上16.0mm以下であることが好ましく、11.0mm以上14.5mm以下であることがより好ましい。また、外側植毛穴26Aの毛束26の高さT3は、7.0mm以上14.0mm以下、特に8.5mm以上12.0mm以下であることが好ましい。ここでいう毛束の高さT1〜T3は、図2(b)に示すように、植毛台の表面21aからの高さであり、個々の植毛穴内に相異なる高さのブリッスルが存在する場合には、植毛穴中で最も高い高さのブリッスルの高さを、個々の植毛穴に植設された毛束の高さとする。
第1植毛穴24Aは、植毛台21の短手方向Yの長さL1の、植毛台21の長手方向Xの長さL2に対する比(L1/L2)が、1.1以上3.2以下が好ましく、1.5以上2.5以下がより好ましい。
第1植毛穴24Aの前記長さL1は、第2植毛穴25Aの前記長さL3に対する比(L1/L3)が、1.1以上3.2以下が好ましく、1.5以上2.5以下がより好ましい。
第1植毛穴24Aの前記長さL1は、一対の第2植毛穴25A間の距離L7に対する比(L1/L7)が、1.1以上4.5以下が好ましく、1.5以上3.0以下がより好ましく、一対の第2植毛穴25A間の距離L7は、0.4mm以上1.6mm以下が好ましく、0.5mm以上1.2mm以下がより好ましい。 一方、第1植毛穴24Aの植毛台21における短手方向Yの長さL1は、1.2mm以上2.4mm以下が好ましく、1.4mm以上2.2mm以下がより好ましい。
また、第1植毛穴24Aの前記長さL1は、一対の第2植毛穴25Aの、第1植毛穴の長手方向又は植毛台21の短手方向Yにおける最外縁間の距離L8に対する比(L1/L8)が、1.0以下が好ましく、0.5以上0.9以下がより好ましい。また、植毛台21の短手方向Yにおける、第1植毛穴24Aと一対の第2植毛穴25Aの最外縁間の距離LSは、前記距離L8に対する比(LS/L8)が、0.7以上1.2以下が好ましく、0.75以上1.1以下がより好ましい。
次に、本発明の第2及び第3実施形態の歯ブラシ1A,1Bについて説明する。第2及び第3実施形態の歯ブラシについては、第1実施形態の歯ブラシ1と相違する点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態における説明が適宜適用される。また、第1実施形態と同様の要素には、同一の符号を付してある。
第2実施形態の歯ブラシ1Aにおける中央タフト領域22に形成された第1及び第2植毛穴24A,25Aには、図4(b)に示すように、毛束24及び毛束25が、ブリッスルの先端を結んで形成される先端ブラシ面が植毛台21の長手方向Xにおける中央部付近が最も高い上方に向かって凸の形状をなすように毛丈に段差を設けて植設されている。
第3実施形態の歯ブラシ1Bにおける中央タフト領域22は、図5に示すように、植毛台21の長手方向Xの全長に亘っており、該長手方向Xにおける中央タフト領域22の両側には、外側タフト領域23が延在していない。
第2及び第3実施形態の歯ブラシによれば、同様ないし類似の効果が奏される。
以上、本発明の歯ブラシを、その好ましい複数の実施形態について説明したが、本発明の歯ブラシは、前述した実施形態に制限されることなく、適宜変更可能である。例えば、ブリッスル先端の形状は、通常のラウンドカット、先割れ状等とすることもできる。また、第1及び第2植毛穴に植設する毛束のブリッスルのみテーパーブリッスルとし、外側植毛穴に植設する毛束のブリッスルのみテーパーブリッスルではないブリッスルとすることもできる。
また、前述した実施形態においては、第2植毛穴25Aや外側植毛穴26Aは、平面視円形状であったが、平面視して正方形の各角部を丸めた形状、五角形状等とすることもできる。また、第1植毛穴24Aも、長円状のものに代えて、楕円状や、長方形の各角部を丸めた形状等とすることもできる。
また、上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例及び比較例の記載によって何ら制限されるものではない。
〔実施例1,2〕
第1実施形態の歯ブラシと同様の構成を有する実施例1の歯ブラシを製造し、第2実施形態の歯ブラシと同様の構成を有する実施例2の歯ブラシを製造した。各歯ブラシにおける植毛穴の、個数、寸法、植毛するブリッスルの太さ、植毛本数、毛束の高さ等を表1に示した。また、第1植毛穴の前記長さL1は1.8mm、一対の第2植毛穴間の距離L7は0.7mmとした。表1中、R0.5−1.8は、長円状のタフト孔径の寸法を表しており、両側の半円はR0.5mmで、長円状の全長を1.8mmであることを意味する。
各植毛穴に挿入固定したブリッスルは、何れも、化学処理により、先端部分に先鋭化されたテーパー形状部分を形成したポリブチレンテレフタレート製のテーパーブリッスルである。表1中のブリッスルの太さは、根元部分の太さ(直径)である。
〔比較例1,2〕
実施例1の歯ブラシにおける3つの第1植毛穴に、外側植毛穴に植設する毛束と同じく高さが10.5mmとなるように植設した以外は、実施例1と同一の構成を有する比較例1の歯ブラシ(図6参照)を製造した。
実施例1の歯ブラシにおける合計6個の第2植毛穴に、外側植毛穴に植設する毛束と同じく高さが10.5mmとなるように植設した以外は、実施例1と同一の構成を有する比較例2の歯ブラシ(図7参照)を製造した。
〔評価〕
実施例1,2及び比較例1,2の歯ブラシについて、以下に説明する方法により、耐久性、歯面の刷掃性及び磨き心地の評価を行った。
〔耐久性の評価〕
(評価方法)
植毛台の長手方向Xに沿って前後させる機構を備えたブラッシング装置を用いて、図8に示すように、半円柱状のアクリル板上を各歯ブラシで刷掃(ブラッシング)させた。刷掃は、植毛台21の背面21bに400gの荷重を付加し、ストローク幅30mm、ストローク速度120rpmの条件で、ストローク数が6000回に達するまで行った。また、刷掃は、市販の歯磨剤(花王株式会社製「クリアクリーン(登録商標)レギュラー」を容器に約10gを取り出して水100mlで撹拌し、約10倍に希釈した希釈溶液中にアクリル板及び歯ブラシの毛先部分を浸した状態で行った。
(結果)
ストローク回数が1200回毎に、高さが12.5mmの毛束の毛先が、植毛台21の短手方向Yに広がる幅W(以下、毛先の幅Wという)を測定した。この毛先の幅Wは、図9に示すように、植毛台21の短手方向Yの幅である。
試験前における毛先の幅Wi及びストローク回数1200回毎に測定した毛先の幅Wから、下記式により、ストローク回数1200回毎の毛先広がり率(%)を求め、図10に、ストローク回数と毛先広がり率との関係を示すグラフを示した。
毛先広がり率(%)=〔(各段階の毛先の幅W−試験前の毛先の幅Wi)/ 試験前の毛先の幅Wi〕×100
また、図9(a)に、実施例1についての試験前の毛先の状態とストローク6000回後の毛先の状態を示し、図9(b)に、比較例1についての試験前の毛先の状態とストローク6000回後の毛先の状態を示した。また、各歯ブラシについて、試験前の毛先の幅及びストローク6000回後の毛先の幅を表2に示した。
図10のグラフ及び表2に示す結果から、実施例1,2の歯ブラシは、比較例1,2の歯ブラシに比べて、長期間の使用によっても毛先が広がりにくく、耐久性に優れることが判った。
〔歯肉溝の内部での歯面の刷掃性の評価〕
(評価方法)
図11に示す辺縁歯列モデル5を用いて、低荷重のブラッシングによる歯肉溝の内部での歯面の刷掃性の評価を行った。辺縁歯列モデル5は、図11(a)に示すように、歯茎の形状を模した歯茎部51、歯茎から突出する歯(大臼歯や小臼歯)を模した複数の歯部52を備え、複数の歯部52のうちの一部の歯部52A(大臼歯)の表面に、ビデオテープ用の磁気テープ等の、刷掃により表面状態が変化するシート53を、歯茎部51と歯部52との間に形成される歯肉溝を模した溝54の辺縁部55の上下に亘るように脱着自在に固定可能とされている。ブラッシングによる歯面の刷掃性の評価を行う場合、一般的には、口腔用顎模型の歯茎を模した材料にシリコーンなどの柔らかい弾性材料が用いられるが、刷掃時に歯肉溝を模した溝の隙間量が広がり過ぎて一定に保つことは難しい。そこで、今回使用した辺縁歯列モデル5は、図11(b)に示すように、歯茎の弾力性を模しており、歯部52が、歯茎部51の反対側(56の矢印方向)に向かって、歯茎の弾力性以上の圧力を受けると後退して、歯茎部51と歯部52との間に0.35mm程度の一定量の隙間を生じるように可動する構造を有する。
この辺縁歯列モデル5の一つの歯部52Aにビデオテープ用のテープ53(種類:西友プライベートブランドのS‘RIBBONスタンダードタイプ(120分、型番3T-120SR)を固定しておき、実施例及び比較例の歯ブラシを、歯茎部51と歯部52との境目付近に歯面に対して30度傾けた状態で150gfの低荷重にて押し当て、その状態で、該歯ブラシを、植毛台21の長手方向Xに、ストローク幅10mm、ストローク速度120rpmの条件で往復させた。なお、歯磨剤として市販の花王株式会社製「ガードハロー(登録商標)」を0.3g使用した。
〔結果〕
図12は、60秒間又は180秒間の刷掃後に、歯部52Aから取り外して撮影したビデオテープ用のテープ53の展開状態の写真であり、写真中の曲線Rは、歯肉溝の内外の境界となる溝54の辺縁部55の位置を示す曲線である。
比較例1及び2の歯ブラシを用いた場合は、図12(c)及び図12(d)に示すように、曲線Rに沿う方向に部分的に削り取られていない部分が広く生じている。これに対して、実施例1及び2の歯ブラシを用いた場合は、図12(a)及び図12(b)に示すように、曲線Rの下側近傍が、比較例1及び2と比べると、該曲線Rに沿って万遍なくテープ表面の磁性層が削られている。
このことから、本発明の歯ブラシによれば、低荷重のブラッシングによっても歯肉溝の内外、特に内部においても歯面を良好に刷掃することができるのに対して、比較例1,2の歯ブラシは、歯肉溝内における歯面の刷掃性が低いことが判った。
また、下記式により刷掃除去面積率を求め、表3にその結果を示した。
刷掃除去面積率(%)=〔刷掃除去面積(X)/測定範囲面積(17.0mm2)〕×100
ここで、測定範囲面積とは、歯肉辺縁部と歯の間にある歯肉溝内において、歯肉辺縁部に沿った歯面の歯肉縁上と歯肉縁下の境界近傍を曲線Rの一部を含む領域をいい、刷掃後にビデオテープ磁性層を展開して、デジタルカメラで撮影すると共に画像解析をした。画像解析によって、測定範囲面積において磁性層が剥がれて白くなった部分を刷掃除去面積といい面積の比率を計算し、歯肉溝内を含む歯面の刷掃除去面積率(いわゆる歯垢除去面積率)を求めた。図12中、白線の長方形で囲まれた範囲が測定範囲である。
〔磨き心地の評価〕
(評価方法)
歯茎の磨き心地、特に歯茎への柔らかさについて、40歳代の5名のモニターによる官能試験を行った。5名のモニターの下記基準による評価結果及びその平均値を表4に示した。
評価基準
3点: 歯茎の痛みがなく、磨き心地が非常によい。
2点: 歯茎の痛みがなく、磨き心地がよい。
1点: 歯茎に、やや痛みを感じる。
0点: 歯茎に、強い痛みを感じる。
表4に示す結果から、本発明の歯ブラシは、歯茎に痛みを与えにくく、磨き心地にも優れていることが判る。
1,1A,1B 歯ブラシ
2 ブラシ部
21 植毛台
21a 植毛台の表面
22 中央タフト領域
24A 第1植毛穴
24 第1植毛穴に植設された毛束
25A 第2植毛穴
25 第2植毛穴に植設された毛束
26A 外側植毛穴
26 外側植毛穴に植設された毛束
5 辺縁歯列モデル
51 歯茎部
52 歯部
52A 歯部
53 シート
53 テープ
54 溝
55 辺縁部

Claims (9)

  1. ブリッスルを束ねた毛束が植毛台に形成された植毛穴に植設されている歯ブラシであって、
    前記植毛台は、該植毛台の短手方向の中央部に中央タフト領域を有すると共に、該中央タフト領域を挟む両側に外側タフト領域を有しており、
    前記中央タフト領域に植設された毛束は、前記外側タフト領域に植設された毛束よりも高さが高く、
    前記中央タフト領域には、前記植毛台の短手方向の長さが該植毛台の長手方向の長さより長い横長形状の第1植毛穴と、該植毛台の短手方向に並んで形成された一対の第2植毛穴とが、該植毛台の長手方向に隣り合って形成されており、
    前記第2植毛穴は、前記第1植毛穴より、前記植毛台の短手方向の長さが短く、
    前記第1植毛穴は、前記植毛台の短手方向の長さが、前記一対の第2植毛穴間の距離より長い、歯ブラシ。
  2. 前記第1植毛穴と前記一対の第2植毛穴からなる植毛穴の組が、前記植毛台の長手方向に複数組形成されている、請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 前記第1植毛穴の前記植毛台の短手方向の長さが、前記外側タフト領域に形成された植毛穴の同方向の長さより長い、請求項1又は2記載の歯ブラシ。
  4. 前記植毛台の長手方向における第1植毛穴と第2植毛穴との間に、千鳥状の配置関係となるように、前記外側タフト領域の植毛穴が形成されている、請求項1〜3の何れか1項記載の歯ブラシ。
  5. 前記外側タフト領域が、前記中央タフト領域を囲んで形成されている、請求項1〜4の何れか1項記載の歯ブラシ。
  6. 第1植毛穴に植設された毛束と第2の植毛穴に植設された毛束の高さが同じである、請求項1〜5の何れか1項記載の歯ブラシ。
  7. 第1及び第2植毛穴に植設された毛束のブリッスルはテーパーブリッスルである、請求項1〜6の何れか1項記載の歯ブラシ。
  8. 前記植毛台に形成された植毛穴は、何れも、前記植毛台の長手方向の長さが0.7mm以上1.2mm以下である、請求項1〜7の何れか1項記載の歯ブラシ。
  9. 一対をなす2つの第2植毛穴が、植毛台の長手方向Xにおける同じ位置に形成されている、請求項1〜8の何れか1項記載の歯ブラシ。
JP2012215320A 2012-09-27 2012-09-27 歯ブラシ Active JP6071386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012215320A JP6071386B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012215320A JP6071386B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 歯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014068697A true JP2014068697A (ja) 2014-04-21
JP6071386B2 JP6071386B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=50744533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012215320A Active JP6071386B2 (ja) 2012-09-27 2012-09-27 歯ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6071386B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174989A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 サンスター株式会社 歯ブラシ
JP2020168465A (ja) * 2020-07-07 2020-10-15 サンスター株式会社 歯ブラシ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11502439A (ja) * 1995-03-22 1999-03-02 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 効率が改善された歯ブラシ
JP2012034844A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Lion Corp 歯ブラシ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11502439A (ja) * 1995-03-22 1999-03-02 コルゲート・パーモリブ・カンパニー 効率が改善された歯ブラシ
JP2012034844A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Lion Corp 歯ブラシ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018174989A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 サンスター株式会社 歯ブラシ
JP2020168465A (ja) * 2020-07-07 2020-10-15 サンスター株式会社 歯ブラシ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6071386B2 (ja) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA3110059C (en) Head for an oral care implement and a kit comprising such head
AU2015349915B2 (en) Head for an oral care implement
JP6509902B2 (ja) オーラルケア器具用のヘッド
JP6275832B2 (ja) オーラルケア器具用のヘッド
JP5160955B2 (ja) 歯ブラシ
US20180279760A1 (en) Head for an oral care implement, oral care implement and method for manufacturing such head
KR19980040096A (ko) 치솔
KR20190117765A (ko) 구강 케어 기구용 헤드, 구강 케어 기구, 및 그러한 헤드의 제조 방법
JP5132712B2 (ja) 歯ブラシ
JP2008302164A (ja) S字歯ブラシ
JP6071386B2 (ja) 歯ブラシ
KR101481532B1 (ko) U자형 칫솔
JP2001120358A (ja) 歯ブラシ
JP6366920B2 (ja) 改良型歯ブラシ
US11464323B2 (en) Toothbrush
JP3143239U (ja) 歯ブラシ
KR101780003B1 (ko) 절곡칫솔모가 구비되는 칫솔
JP4173881B2 (ja) 歯ブラシ
JP4076383B2 (ja) 歯ブラシ
JP2015091283A (ja) 歯ブラシ
KR20140090790A (ko) 치은열구 칫솔
JPH11169232A (ja) 歯ブラシ
JP7470505B2 (ja) 歯ブラシ
JP2012192175A (ja) 歯ブラシ
KR101741444B1 (ko) 칫솔 헤드

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150605

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6071386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250