JP2014065491A - 船舶の抵抗低減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中に空気を吹き出すために要するエネルギーが少ない船舶の抵抗低減装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】船舶の抵抗低減装置は、船体内に設けられた気体室と、気体室内と船体外の水中とを仕切る仕切り壁30と、仕切り壁30に設けられた空気吹き出し口40とを具備する。空気吹き出し口40は、気体室内と水中とを連通する空気通路41を備える。空気通路41は、気体室側の空気通路端部42を備える。空気通路端部42は、空気通路41の気体室側の端部41aに向かって流路面積が増加するように形成される。
【選択図】図6A

Description

本発明は、空気吹き出しにより船体の摩擦抵抗を低減する抵抗低減装置及びその製造方法に関する。
航行時に船底のような船体喫水線下部を気泡流で覆うことにより船体摩擦抵抗を低減する技術が知られている。
特許文献1は、船側及び船底から空気を水中に吹き出して船体の摩擦抵抗を低減する摩擦抵抗低減型船舶を開示している。
特許文献2は、水中に空気を吹き出すための空気吹き出し口の構造を開示している。図1を参照して、この空気吹き出し口の構造を説明する。空気供給ノズル4は、船体1の外板5内に配置され、かつ横方向に延在する空気供給ヘッダ6と、外板5に後方に開口し、かつ空気供給ヘッダ6に連通するスリット7とを備える。空気供給装置は、空気供給ヘッダ6に空気aを供給する。
特開平11−321775号公報 特開平10−119876号公報
本発明の目的は、水中に空気を吹き出すために要するエネルギーが少ない船舶の抵抗低減装置及びその製造方法を提供することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の船舶の抵抗低減装置(20)は、船体(10)内に設けられた気体室(22)と、前記気体室内と前記船体外の水中とを仕切る仕切り壁(30)と、前記仕切り壁に設けられた空気吹き出し口(40)とを具備する。前記空気吹き出し口は、前記気体室内と前記水中とを連通する空気通路(41)を備える。前記空気通路は、前記気体室及び前記水中の一方の側の第1空気通路端部(42)を備える。前記第1空気通路端部は、前記空気通路の前記一方の側の第1端(41a、41b)に向かって流路面積が増加するように形成される。
前記仕切り壁は、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)を備える。前記空気通路は、前記仕切り板に形成される。前記仕切り板は、前記第1空気通路端部の周囲の第1周囲部分(31c)を備える。前記第1空気通路端部の流路面積が前記第1端に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
前記空気通路は、前記気体室及び前記水中の他方の側の第2空気通路端部(42)を備える。前記仕切り板は、前記第2空気通路端部の周囲の第2周囲部分(31c)を備える。前記第2空気通路端部の流路面積が前記空気通路の前記他方の側の第2端(41b、41a)に向かって滑らかに増加するように前記第2周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
前記仕切り壁は、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)と、前記仕切り板の前記気体室及び前記水中の前記一方の側の第1面(31a、31b)に取り付けられた第1デバイス(32)とを備える。前記空気通路は、前記仕切り板に形成された空気通路仕切り板部分(43)を備える。前記空気通路仕切り板部分の流路面積が空気の流れ方向に沿って一定である。前記第1空気通路端部は、前記第1デバイスに形成される。前記第1デバイスは、前記第1空気通路端部の周囲の第1周囲部分(32a)を備える。前記第1空気通路端部の流路面積が前記空気通路の前記第1端に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
前記仕切り壁は、前記仕切り板及び前記水中の他方の側の第2面(31b、31a)に取り付けられた第2デバイス(32)を備える。前記空気通路は、前記気体室及び前記水中の前記他方の側の第2空気通路端部(42)を備える。前記第2空気通路端部は、前記第2デバイスに形成される。前記第2デバイスは、前記第2空気通路端部の周囲の第2周囲部分(32a)を備える。前記第2空気通路端部の流路面積が前記空気通路の前記他方の側の第2端(41b、41a)に向かって滑らかに増加するように前記第2周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
前記気体室及び前記水中の前記一方は前記水中である。前記第1デバイスの縁部分(32b)に水の抵抗を下げるためのR又は直線的な傾斜が形成される。
前記仕切り壁は、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)と、前記仕切り板の前記気体室及び前記水中の前記一方の側の第1面(31a、31b)に取り付けられた第1デバイス(32)とを備える。前記空気通路は、前記仕切り板に形成された空気通路仕切り板部分(43)と、前記第1デバイスに形成された空気通路デバイス部分(44)とを備える。前記空気通路仕切り板部分の流路面積が空気の流れ方向に沿って第1面積値で一定である。前記空気通路デバイス部分の流路面積が空気の流れ方向に沿って第2面積値で一定である。前記空気通路仕切り板部分は、前記第1デバイスの側のデバイス側部分(43a)を備える。前記第1空気通路端部は、前記デバイス側部分と、前記空気通路デバイス部分とを備える。前記第2面積値は前記第1面積値より大きい。
上記抵抗低減装置は、前記仕切り壁に設けられた他の空気吹き出し口(40)を更に具備する。前記他の空気吹き出し口は、前記気体室内と前記水中とを連通する他の空気通路(41)を備える。前記他の空気通路は、前記気体室及び前記水中の前記一方の側の他の第1空気通路端部(42)を備える。前記他の第1空気通路端部は、前記他の空気通路の前記一方の側の他の第1端(41a、41b)に向かって流路面積が増加するように形成される。前記他の空気通路は、前記仕切り板に形成された他の空気通路仕切り板部分(43)と、前記第1デバイスに形成された他の空気通路デバイス部分(44)とを備える。前記他の空気通路仕切り板部分の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第1面積値で一定である。前記他の空気通路デバイス部分の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第2面積値で一定である。前記他の空気通路仕切り板部分は、前記第1デバイスの側の他のデバイス側部分(43a)を備える。前記他の第1空気通路端部は、前記他のデバイス側部分と、前記他の空気通路デバイス部分とを備える。前記他の第2面積値は前記他の第1面積値より大きい。
前記仕切り壁は、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)と、前記仕切り板に形成された貫通孔(31d)に嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス(32)とを備える。前記空気通路は、前記デバイスに形成される。前記デバイスは、前記第1空気通路端部の周囲の第1周囲部分(32a)を備える。前記第1空気通路端部の流路面積が前記第1端に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
前記空気通路は、前記気体室及び前記水中の他方の側の第2空気通路端部(42)を備える。前記デバイスは、前記気体室及び前記水中の前記一方の側から前記貫通孔に嵌め込まれ又はねじ込まれた第1デバイス(32)と、前記気体室及び前記水中の前記他方の側から前記貫通孔に嵌め込まれ又はねじ込まれた第2デバイス(32)とを備える。前記第1空気通路端部は前記第1デバイスに形成される。前記第1デバイスは、前記第1周囲部分を備える。前記第2空気通路端部は前記第2デバイスに形成される。前記第2デバイスは、前記第2空気通路端部の周囲の第2周囲部分(32a)を備える。前記第2空気通路端部の流路面積が前記空気通路の前記他方の側の第2端(41b、41a)に向かって滑らかに増加するように前記第2周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。
本発明による船舶の抵抗低減装置の製造方法は、仕切り板(31)に形成された仕切り板貫通孔(43)及び第1デバイス(32)に形成された第1デバイス貫通孔(42)が船体(10)内に設けられた気体室(22)内と前記船体外の水中とを連通する空気通路(41)を形成するように、前記仕切り板に前記第1デバイスを溶接するステップを具備する。前記仕切り板は、前記気体室内と前記水中とを仕切る。前記仕切り板貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って一定である。前記第1デバイスは第1デバイス貫通孔の周囲の第1周囲部分(32a)を備える。前記第1デバイス貫通孔の流路面積が前記第1デバイス貫通孔の第1デバイス貫通孔第1端(42a)に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記第1デバイスを溶接する前記ステップにおいて、前記第1デバイス貫通孔第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の一方の側の空気通路一方端(41a、41b)を形成するように、前記第1デバイスを前記仕切り板の前記一方の側に溶接する。
本発明による船舶の抵抗低減装置の製造方法は、仕切り板(31)に形成された仕切り板貫通孔(43)、第1デバイスに形成された第1デバイス貫通孔(42)、及び第2デバイスに形成された第2デバイス貫通孔(42)が船体(10)内に設けられた気体室(22)内と前記船体外の水中とを連通する空気通路(41)を形成するように、前記仕切り板に前記第1デバイス及び前記第2デバイスを溶接するステップを具備する。前記仕切り板は、前記気体室内と前記水中とを仕切る。前記仕切り板貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って一定である。前記第1デバイスは前記第1デバイス貫通孔の周囲の第1周囲部分(32a)を備る。前記第1デバイス貫通孔の流路面積が前記第1デバイス貫通孔の第1デバイス貫通孔第1端(42a)に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記第2デバイスは前記第2デバイス貫通孔の周囲の第2周囲部分(32a)を備える。前記第2デバイス貫通孔の流路面積が前記第2デバイス貫通孔の第2デバイス貫通孔第1端(42a)に向かって滑らかに増加するように前記第2周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記第1デバイス及び前記第2デバイスを溶接する前記ステップは、前記第1デバイス貫通孔第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の一方の側の空気通路一方端(41a、41b)を形成するように、前記第1デバイスを前記仕切り板の前記一方の側に溶接するステップと、前記第2デバイス貫通孔第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の他方の側の空気通路他方端(41b、41a)を形成するように、前記第2デバイスを前記仕切り板の前記他方の側に溶接するステップとを含む。
前記一方は前記水中である。前記第1デバイスの縁部分(32b)に水の抵抗を下げるためのR又は直線的な傾斜が形成される。
本発明による船舶の抵抗低減装置の製造方法は、仕切り板(31)に形成された仕切り板貫通孔(43)及び第1デバイス(32)に形成された第1デバイス貫通孔(44)が船体(10)内に設けられた気体室(22)内と前記船体外の水中とを連通する空気通路(41)を形成するように、前記仕切り板に前記第1デバイス(32)を溶接するステップを具備する。前記仕切り板は、前記気体室内と前記水中とを仕切る。前記仕切り板貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って第1面積値で一定である。前記第1デバイス貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って第2面積値で一定である。前記第2面積値は前記第1面積値より大きい。
前記仕切り板に他の仕切り板貫通孔(43)が形成される。前記第1デバイスに他の第1デバイス貫通孔(44)が形成される。前記第1デバイスを溶接する前記ステップにおいて、前記他の仕切り板貫通孔及び前記他の第1デバイス貫通孔が前記気体室と前記水中とを連通する他の空気通路(41)を形成するように、前記仕切り板に前記第1デバイスを溶接する。前記他の仕切り板貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第1面積値で一定である。前記他の第1デバイス貫通孔の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第2面積値で一定である。前記他の第2面積値は前記他の第1面積値より大きい。
本発明による船舶の抵抗低減装置の製造方法は、デバイス(32)に形成されたデバイス貫通孔(41)が船体(10)内に設けられた気体室(22)内と前記船体外の水中とを連通する空気通路を形成するように、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)に形成された仕切り板貫通孔(31d)に前記デバイスを嵌め込む又はねじ込むステップを具備する。前記デバイスは前記デバイス貫通孔の周囲の周囲部分(32a)を備える。前記デバイス貫通孔の流路面積が前記デバイス貫通孔のデバイス貫通孔第1端(41a、41b)に向かって滑らかに増加するように前記周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記デバイスを嵌め込む又はねじ込むステップにおいて、前記デバイス貫通孔第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の一方の側の空気通路一方端を形成するように前記デバイスを前記仕切り板貫通孔に嵌め込む又はねじ込む。
本発明による船舶の抵抗低減装置の製造方法は、第1デバイス(32)に形成された第1デバイス貫通孔(42)及び第2デバイスに形成された第2デバイス貫通孔(42)が船体(10)内に設けられた気体室(22)内と前記船体外の水中とを連通する空気通路(41)を形成するように、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板(31)に形成された仕切り板貫通孔(31d)に前記第1デバイス及び前記第2デバイスを嵌め込む又はねじ込むステップを具備する。前記第1デバイスは前記第1デバイス貫通孔の周囲の第1周囲部分(32a)を備える。前記第1デバイス貫通孔の流路面積が前記第1デバイス貫通孔の第1デバイス貫通孔第1端(42a)に向かって滑らかに増加するように前記第1周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記第2デバイスは前記第2デバイス貫通孔の周囲の第2周囲部分(32a)を備える。前記第2デバイス貫通孔の流路面積が前記第2デバイス貫通孔の第2デバイス貫通孔第1端(42a)に向かって滑らかに増加するように前記第2周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成される。前記第1デバイス及び前記第2デバイスを嵌め込む又はねじ込む前記ステップは、前記第1デバイス第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の一方の側の空気通路一方端(41a、41b)を形成するように前記第1デバイスを前記一方の側から前記仕切り板貫通孔に嵌め込む又はねじ込むステップと、前記第2デバイス第1端が前記空気通路の前記気体室及び前記水中の他方の側の空気通路他方端(41b、41a)を形成するように前記第1デバイスを前記他方の側から前記仕切り板貫通孔に嵌め込む又はねじ込むステップとを含む。
本発明によれば、水中に空気を吹き出すために要するエネルギーが少ない船舶の抵抗低減装置及びその製造方法が提供される。
図1は、従来の空気供給ノズルの断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗低減装置を備えた船舶の側面図である。 図3は、第1の実施形態に係る抵抗低減装置の概念図である。 図4Aは、第1の実施形態に係る抵抗低減装置の仕切り壁の断面図である。 図4Bは、第1の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図4Cは、第1の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図5Aは、本発明の第2の実施形態に係る仕切り壁の断面図である。 図5Bは、第2の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図5Cは、第2の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図5Dは、第2の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図5Eは、第2の実施形態の第4変形例に係る空気吹き出し口の断面図である。 図6Aは、本発明の第3の実施形態に係る仕切り壁の断面図である。 図6Bは、第3の実施形態に係る抵抗低減装置の製造工程を示す断面図である。 図7Aは、第3の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図7Bは、第3の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図7Cは、第3の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図7Dは、第3の実施形態の第4変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図8Aは、本発明の第4の実施形態に係る仕切り壁の断面図である。 図8Bは、第4の実施形態に係る抵抗低減装置の製造工程を示す断面図である。 図9Aは、第4の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁の断面図である。 図9Bは、第4の実施形態の第1変形例に係る抵抗低減装置の製造工程を示す断面図である。
添付図面を参照して、本発明による船舶の抵抗低減装置及びその製造方法を実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係る船舶の側面図を示す。第1の実施形態に係る船舶の船体10内に気体室22が設けられている。気体室22は、船側14の船首11よりの部分及び船底13の船首11よりの部分に配置される。気体室22は、喫水下部分に配置される。船尾12には、推進用のプロペラと、舵とが設けられている。
図3を参照して、本実施形態に係る船舶の抵抗低減装置20は、コンプレッサのような空気供給装置21と、気体室22と、気体室22内と船体10外の水中とを仕切る仕切り壁30と、仕切り壁30に設けられた空気吹き出し口40を備える。仕切り壁30は、船体10の外板15と面一になるように設けられた仕切り板31を備える。仕切り板31は、気体室22内と水中とを仕切る。外板15は、船側14の船首11よりの部分又は船底13の船首11よりの部分に配置される。仕切り板31は、気体室22内に面する気体室側面31aと、水中に面する水中側面31bとを備える。例えば、水中側面31bと外板15の外側面とが連続している。空気供給装置21は、気体室22内に空気を供給する。空気は、気体室22内から空気吹き出し口40を通って水中に吹き出す。
図2を参照して、船舶の航行時に気体室22から水中に吹き出した空気は空気層(気泡を多く含む層)200を形成する。空気層200は、船底13及び船側14に沿って船尾12の方へ流れる。空気層200によって船体10の摩擦抵抗が低減される。
図4Aを参照して、本実施形態に係る仕切り壁30を詳細に説明する。空気吹き出し口40は、気体室22内と水中とを連通する空気通路41を備える。空気通路41は、断面円形の円孔である。空気通路41は、仕切り板31を気体室側面31aから水中側面31bまで貫通している。空気通路41は、気体室22の側の端41aと、水中の側の端41bを備える。空気通路41は、水中の側の空気通路端部42を備える。仕切り板31は、空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cにRが形成されている。ここで、周囲部分31cに形成されたRの半径rは、仕切り板31の厚さDより小さい。したがって、空気通路41の空気通路端部42以外の部分は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って流路面積が一定である。
空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。したがって、空気吹き出し口40における空気吹き出し抵抗が小さく、水中に空気を吹き出すためのエネルギーが小さくてすむ。
なお、空気通路端部42は、空気通路41の気体室22の側の端部であってもよい、この場合、空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。したがって、空気吹き出し口40における空気吹き出し抵抗が小さく、水中に空気を吹き出すためのエネルギーが小さくてすむ。
(第1の実施形態の第1変形例)
図4Bを参照して、本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30を説明する。第1の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第1の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り板30は、空気通路41の周囲の周囲部分31cを備える。空気通路41の流路面積が空気通路41の端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cにRが形成されている。ここで、周囲部分31cに形成されたRの半径rは、仕切り板31の厚さDと等しいか厚さDより大きい。したがって、空気通路41の水中の側の空気通路端部42だけでなく空気通路41の端41aから端41bまでの全体において流路面積が端41bに向かって滑らかに増加する。
空気通路41の流路面積が空気通路41の全体にわたり端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
なお、空気通路41の流路面積が空気通路41の端41aに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cにRが形成されていてもよい。この場合、空気通路41の流路面積が空気通路41の全体にわたり端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。
(第1の実施形態の第2変形例)
図4Cを参照して、本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30を説明する。第1の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第1の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
空気通路41は、気体室22の側の空気通路端部42と、水中の側の空気通路端部42を備える。仕切り板31は、気体室22の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。以後、この周囲部分31cを気体室22の側の周囲部分31cという。仕切り板31は、水中の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。以後、この周囲部分31cを水中の側の周囲部分31cという。気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって滑らかに増加するように、気体室22の側の周囲部分31cにRが形成されている。水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側の周囲部分31cにRが形成されている。空気通路41は、二つの空気通路端部42の間に中間部分を備えても備えなくてもよい。空気通路41の中間部分は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って流路面積が一定である。
気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
(第2の実施形態)
図5Aを参照して、本発明の第2の実施形態に係る仕切り壁30を説明する。第2の実施形態に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第1の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
空気通路41は、水中の側の空気通路端部42を備える。仕切り板31は、空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cに直線的な傾斜が形成されている。空気通路41の空気通路端部42以外の部分は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って流路面積が一定である。
空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
なお、空気通路端部42は、空気通路41の気体室22の側の端部であってもよい、この場合、空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。
(第2の実施形態の第1変形例)
図5Bを参照して、本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30を説明する。第2の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第2の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り板30は、空気通路41の周囲の周囲部分31cを備える。空気通路41の流路面積が空気通路41の端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cに直線的な傾斜が形成されている。したがって、空気通路41の水中の側の空気通路端部42だけでなく空気通路41の端41aから端41bまでの全体において流路面積が端41bに向かって滑らかに増加する。
空気通路41の流路面積が空気通路41の全体にわたり端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
なお、空気通路41の流路面積が空気通路41の端41aに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cに直線的な傾斜が形成されていてもよい。この場合、空気通路41の流路面積が空気通路41の全体にわたり端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。
(第2の実施形態の第2変形例)
図5Cを参照して、本発明の第2の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30を説明する。第2の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第2の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
空気通路41の全体にわたり、端41aから端41bに向かって流路面積が滑らかに増加している。空気通路41は、水中の側の空気通路端部42を備える。仕切り板31は、空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分31cにRが形成されている。仕切り板31の空気通路端部42以外の空気通路41を囲んでいる部分には、直線的な傾斜が形成されている。
空気通路41の全体にわたり流路面積が端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。空気通路42の周囲の周囲部分31cにRが形成されているため、空気の水中への流出が更にスムーズになる。
なお、空気通路41の全体にわたり端41bから端41aに向かって流路面積が滑らかに増加し、空気通路端部42が空気通路41の気体室22の側の端部であってもよい。この場合、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。空気通路42の周囲の周囲部分31cにRが形成されているため、空気の空気通路41の流入が更にスムーズになる。
(第2の実施形態の第3変形例)
図5Dを参照して、本発明の第2の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30を説明する。第2の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第2の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
空気通路41は、気体室22の側の空気通路端部42と、水中の側の空気通路端部42を備える。仕切り板31は、気体室22の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。以後、この周囲部分31cを気体室22の側の周囲部分31cという。仕切り板31は、水中の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分31cを備える。以後、この周囲部分31cを水中の側の周囲部分31cという。気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって滑らかに増加するように、気体室22の側の周囲部分31cに直線的な傾斜が形成されている。水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側の周囲部分31cに直線的な傾斜が形成されている。空気通路41は、二つの空気通路端部42の間に中間部分を備えても備えなくてもよい。空気通路41の中間部分は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って流路面積が一定である。
気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
(第2の実施形態の第4変形例)
図5Eを参照して、本発明の第2の実施形態の第4変形例に係る仕切り壁30を説明する。第2の実施形態の第4変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第2の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30と同様である。
水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側の周囲部分31cにRが形成されている。
なお、水中の側の周囲部分31cに直線的な傾斜を形成し、気体室22の側の周囲部分31cにRを形成してもよい。
(第3の実施形態)
図6Aを参照して、本発明の第3の実施形態に係る仕切り壁30を説明する。第3の実施形態に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第1の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30は、仕切り板31の気体室側面31aに溶接により取り付けられたデバイス32を備える。空気通路41は、仕切り板31及びデバイス32を貫通している。空気通路41は、気体室22の側の端41aと、水中の側の端41bを備える。空気通路41は、デバイス32に形成された空気通路端部42と、仕切り板31に形成された空気通路仕切り板部分43を備える。空気通路端部42は、空気通路41の気体室22の側の端部であり、デバイス32に形成された貫通孔である。デバイス32は、空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって滑らかに増加するように、周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されている。空気通路仕切り板部分43は、仕切り板31を気体室側面31aから水中側面31bまで貫通する貫通孔である。空気通路仕切り板部分43の流路面積は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って一定である。
空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって増加しているため、空気が気体室22から空気通路41にスムーズに流入する。
図6Bを参照して、第3の実施形態に係る抵抗低減装置20の製造方法を説明する。最初、デバイス32は、仕切り板31に取り付けられていない。デバイス32には、空気通路端部42となるべき貫通孔42が形成されている。周囲部分32aは、貫通孔42の周りを囲んでいる。貫通孔42の流路面積が貫通孔42の端42aに向かって滑らかに増加するように周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されている。仕切り板31には、空気通路仕切り板部分43となるべき貫通孔43が形成されている。貫通孔43の流路面積は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って一定である。
貫通孔42及び貫通孔43が空気通路41を形成するように、仕切り板31にデバイス32を溶接する。ここで、貫通孔42の端42aが空気通路41の気体室22の側の端41aを形成するように、デバイス32を仕切り板31の気体室側面31aに溶接する。
本実施形態によれば、デバイス32を仕切り板31に溶接するだけで、空気の吹き出し抵抗の小さい空気吹き出し口40が形成される。空気の吹き出し抵抗の小さくなるように仕切り板31に形成された貫通孔43を加工する場合よりも、製造が容易である。更に、本実施形態に係る空気吹き出し口40は、空気の吹き出し抵抗の小さくなるように仕切り板31に形成された貫通孔43を加工して製造された空気吹き出し口に比べて、塗装が容易である。
なお、貫通孔42の流路面積が端42aに向かって滑らかに増加するように、周囲部分32aにRが形成されてもよい。
また、デバイス32は、仕切り板31の水中側面31bに溶接により取り付けられてもよい。この場合、貫通孔42の端42aが空気通路41の水中の側の端41bを形成するように、デバイス32を仕切り板31の水中側面31bに溶接する。
(第3の実施形態の第1変形例)
図7Aを参照して、本発明の第3の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30を説明する。第3の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第3の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
デバイス32は、仕切り板31の水中側面31bに溶接により取り付けられている。デバイスに形成された空気通路端部42は、空気通路41の水中の側の端部である。デバイス32の縁部分32bに水の抵抗を下げるためのRが形成されている。これにより、デバイス32の水の抵抗が低減される。
なお、縁部分32bにRを形成するかわりに水の抵抗を下げるための直線的な傾斜を形成してもよい。
本変形例に係る抵抗低減装置20の製造方法は、第3の実施形態に係る抵抗低減装置20の製造方法と同様である。
(第3の実施形態の第2変形例)
図7Bを参照して、本発明の第3の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30を説明する。第3の実施形態の第2変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第3の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30は、仕切り板31の気体室側面31aに溶接により取り付けられたデバイス32と、仕切り板31の水中側面31bに溶接により取り付けられたデバイス32を備える。以後、気体室側面31aに取り付けられたデバイス32を気体室22の側のデバイス32といい、水中側面31bに取り付けられたデバイス32を水中の側のデバイス32という。空気通路41は、気体室22の側のデバイス32に形成された空気通路端部42と、仕切り板31に形成された空気通路仕切り板部分43と、水中の側のデバイス32に形成された空気通路端部42を備える。以後、気体室22の側のデバイス32に形成された空気通路端部42を気体室22の側の空気通路端部42といい、水中の側のデバイス32に形成された空気通路端部42を水中の側の空気通路端部42という。気体室22の側の空気通路端部42は、空気通路41の気体室22の側の端部であり、気体室22の側のデバイス32に形成された貫通孔である。水中の側の空気通路端部42は、空気通路41の水中の側の端部であり、水中の側のデバイス32に形成された貫通孔である。気体室22の側のデバイス32は、気体室22の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。水中の側のデバイス32は、水中の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。以後、気体室22の側のデバイス32の周囲部分32aを気体室22の側の周囲部分32aといい、水中の側のデバイス32の周囲部分32aを水中の側の周囲部分32aという。気体室22の側の空気通路の流路面積が空気通路41の気体室22の側の端41aに向かって滑らかに増加するように、気体室22の側の周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されている。水中の側の空気通路の流路面積が空気通路41の水中の側の端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側の周囲部分32aにRが形成されている。空気通路仕切り板部分43は、仕切り板31を気体室側面31aから水中側面31bまで貫通する貫通孔である。空気通路仕切り板部分43の流路面積は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って一定である。
気体室22の側のデバイス32の縁部分32bに直線的な傾斜が形成されている。水中の側のデバイス32の縁部分32bに水の抵抗を下げるための直線的な傾斜が形成されている。
なお、気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が端41aに向かって滑らかに増加するように、気体室22の側の周囲部分32aにRが形成されてもよい。水中の側の空気通路端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側の周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されてもよい。
また、気体室22の側のデバイス32の縁部分32b及び水中の側のデバイス32の縁部分32bの一方又は両方に直線的な傾斜のかわりにRを形成してもよい。
本変形例に係る抵抗低減装置20の製造方法において、仕切り板31に形成された貫通孔43、気体室22の側のデバイス32に形成された貫通孔42、及び水中の側のデバイス32に形成された貫通孔42が空気通路41を形成するように、仕切り板31に気体室22の側のデバイス32及び水中の側のデバイス32を溶接する。ここで、気体室22の側のデバイス32に形成された貫通孔42の端42aが空気通路41の端41aを形成するように、気体室22の側のデバイス32を仕切り板31の気体室側面31aに溶接する。水中の側のデバイス32に形成された貫通孔42の端42aが空気通路41の端41bを形成するように、水中の側のデバイス32を仕切り板31の水中側面31bに溶接する。
(第3の実施形態の第3変形例)
図7Cを参照して、本発明の第3の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30を説明する。第3の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第3の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30は、仕切り板31の水中側面31bに溶接により取り付けられたデバイス32を備える。空気通路41は、仕切り板31及びデバイス32を貫通している。空気通路41は、デバイス32に形成された空気通路デバイス部分44と、仕切り板31に形成された空気通路仕切り板部分43を備える。空気通路デバイス部分44は、デバイス32に形成された貫通孔である。空気通路仕切り板部分43は、仕切り板31を気体室側面31aから水中側面31bまで貫通する貫通孔である。空気通路仕切り板部分43は、デバイス32の側(水中の側)のデバイス側部分43aを含む。空気通路41の水中の側の端部としての空気通路端部42は、空気通路デバイス部分44と、デバイス側部分43aを含む。空気通路仕切り板部分43の流路面積は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って第1面積値で一定である。したがって、デバイス側部分43aの流路面積は、空気の流れ方向(仕切り板31の厚さ方向)に沿って第1面積値で一定である。空気通路デバイス部分44の流路面積は、空気の流れ方向に沿って第2面積値で一定である。第2面積値は第1面積値より大きい。
空気通路端部42の流路面積が空気通路41の水中の側の端41bに向かって増加しているため、空気が空気通路41から水中にスムーズに流出する。
本変形例に係る抵抗低減装置20の製造方法において、仕切り板31に形成された貫通孔43及びデバイス32に形成された貫通孔44が空気通路41を形成するように、仕切り板31の水中側面31bにデバイス32を溶接する。貫通孔43の流路面積が空気の流れ方向に沿って第1面積値で一定である。貫通孔44の流路面積が空気の流れ方向に沿って第2面積値で一定である。第2面積値は第1面積値より大きい。
本変形例においては、空気通路仕切り板部分43の中心と空気通路デバイス部分44の中心が多少ずれても空気吹き出し抵抗の低減効果が得られるため、デバイス32を仕切り板31に溶接する際の位置合わせがそれほど精密でなくてもよい。
なお、デバイス32の縁部分32bに水の抵抗を下げるための直線的な傾斜又はRが形成されることが好ましい。また、デバイス32が仕切り板31の気体室側面31aに溶接により取り付けられてもよい。
(第3の実施形態の第4変形例)
図7Dを参照して、本発明の第3の実施形態の第4変形例に係る仕切り壁30を説明する。第3の実施形態の第4変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第3の実施形態の第3変形例に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30に複数の吹き出し口40が形成される。複数の吹き出し口40の各々は、仕切り板31及びデバイス32を貫通する既述の空気通路41を備える。
本変形例に係る抵抗低減装置20の製造方法において、仕切り板31に形成された第1の貫通孔43及びデバイス32に形成された第1の貫通孔44が第1の空気通路41を形成するように、且つ、仕切り板31に形成された第2の貫通孔43及びデバイス32に形成された第2の貫通孔44が第2の空気通路41を形成するように、仕切り板31の水中側面31bにデバイス32を溶接する。第1の貫通孔43の流路面積が空気の流れ方向に沿って第1面積値で一定である。第1の貫通孔44の流路面積が空気の流れ方向に沿って第2面積値で一定である。第2面積値は第1面積値より大きい。第2の貫通孔43の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第1面積値で一定である。第2の貫通孔44の流路面積が空気の流れ方向に沿って他の第2面積値で一定である。他の第2面積値は他の第1面積値より大きい。第1面積値と他の第1面積値は同じでも異なっていてもよい。第2面積値と他の第2面積値は同じでも異なっていてもよい。
本変形例によれば、一つのデバイス32を仕切り板31に溶接するだけで、空気の吹き出し抵抗が低減される空気吹き出し口40が複数形成される。したがって、製造が更に容易になる。
なお、デバイス32の縁部分32bに水の抵抗を下げるための直線的な傾斜又はRが形成されることが好ましい。また、デバイス32が仕切り板31の気体室側面31aに溶接により取り付けられてもよい。
(第4の実施形態) 図8Aを参照して、本発明の第4の実施形態に係る仕切り壁30を説明する。第4の実施形態に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第1の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30は、仕切り板31に形成された貫通孔31dに嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス32を備える。貫通孔31dは、仕切り板31の厚さ方向に沿って開口面積が一定である。デバイス32は、貫通孔31d内に配置される貫通孔内配置部32cと、貫通孔31d外に配置される貫通孔外配置部32dを備える。貫通孔外配置部32dは、仕切り板31の気体室22の側に配置される。デバイス32が貫通孔31dにねじ込まれる場合、貫通孔内配置部32cに雄ねじが形成され、貫通孔31dに雌ねじが形成される。空気通路41は、デバイス32に形成された貫通孔である。デバイス32は、空気通路41の水中の側の端部としての空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。空気通路端部42の流路面積が空気通路41の水中の側の端41bに向かって滑らかに増加するように、周囲部分32aにRが形成されている。空気通路41の空気通路端部42以外の部分は、空気の流れ方向に沿って流路面積が一定である。
図8Bを参照して、本実施形態に係る抵抗低減装置20の製造方法を説明する。最初、デバイス32は、仕切り板31に取り付けられていない。デバイス32には、空気通路41となるべき貫通孔41が形成されている。貫通孔41は、貫通孔外配置部32dに配置される端41aと、貫通孔内配置部32cに配置される端41bを備える。貫通孔41は、端41b側の貫通孔端部42を備える。周囲部分32aは、貫通孔端部42の周りを囲んでいる。貫通孔端部42の流路面積が端41bに向かって滑らかに増加するように周囲部分32aにRが形成されている。仕切り板31には貫通孔31dが形成されている。
貫通孔41が空気通路41を形成するように、気体室22の側からデバイス32を貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。ここで、貫通孔外配置部32dが気体室側面31aに突き当たるまで、貫通孔内配置部32cを貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。これにより、貫通孔41の端41a及び端41bは、それぞれ、空気通路41の気体室22の側の端41a及び水中の側の端41bを形成する。
本実施形態によれば、デバイス32を仕切り板31の貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込むだけで、空気の吹き出し抵抗の小さい空気吹き出し口40が形成される。空気の吹き出し抵抗が小さくなるように仕切り板31に形成された貫通孔31dを加工する場合よりも、製造が容易である。更に、本実施形態に係る空気吹き出し口40は、空気の吹き出し抵抗の小さくなるように仕切り板31に形成された貫通孔31dを加工して製造された空気吹き出し口に比べて、塗装が容易である。
本実施形態においては、周囲部分32aにRのかわりに直線的な傾斜が形成されてもよい。また、デバイス32を水中の側から貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込んでもよい。デバイス32を貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込んだ後に、デバイス32を仕切り板31に溶接してもよい。
(第4の実施形態の第1変形例)
図9Aを参照して、本発明の第4の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30を説明する。第4の実施形態の第1変形例に係る仕切り壁30は、以下に記載される点以外は第4の実施形態に係る仕切り壁30と同様である。
仕切り壁30は、仕切り板31に形成された貫通孔31dに気体室22の側から嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス32と、貫通孔31dに水中の側から嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス32を備える。各デバイス32は、貫通孔31d内に配置される貫通孔内配置部32cと、貫通孔31d外に配置される貫通孔外配置部32dを備える。以後、貫通孔31dに気体室22の側から嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス32を気体室22の側のデバイス32といい、貫通孔31dに水中の側から嵌め込まれ又はねじ込まれたデバイス32を水中の側のデバイス32という。気体室22の側のデバイス32の貫通孔外配置部32dは仕切り板31の気体室22の側に配置され、水中の側のデバイス32の貫通孔外配置部32dは仕切り板31の水中の側に配置される。空気通路41は、二つのデバイスを貫通して気体室22内と水中を連通する。空気通路41は、気体室22の側の端部としての空気通路端部42と、水中の側の端部としての空気通路端部42を備える。気体室22の側の端部としての空気通路端部42は気体室22の側のデバイス32に形成され、水中の側の端部としての空気通路端部42水中の側のデバイス32に形成される。気体室22の側のデバイス32は、気体室22の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。気体室22の側の空気通路端部42の流路面積が空気通路41の気体室22の側の端41aに向かって滑らかに増加するように、気体室22の側のデバイス32の周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されている。水中の側のデバイス32は、水中の側の空気通路端部42の周囲の周囲部分32aを備える。水中の側の空気通路端部42の流路面積が空気通路41の水中の側の端41bに向かって滑らかに増加するように、水中の側のデバイス32の周囲部分32aにRが形成されている。
図9Bを参照して、本変形例に係る抵抗低減装置20の製造方法を説明する。最初、二つのデバイス32は、仕切り板31に取り付けられていない。仕切り板31には貫通孔31dが形成されている。
気体室22の側のデバイス32には、気体室22の側の空気通路端部42となるべき貫通孔42が形成されている。貫通孔42は、貫通孔外配置部32dに配置される端42aと、貫通孔内配置部32cに配置される端42bを備える。周囲部分32aは、貫通孔42の周りを囲んでいる。貫通孔42の流路面積が端42aに向かって滑らかに増加するように周囲部分32aに直線的な傾斜が形成されている。
水中の側のデバイス32には、水中の側の空気通路端部42となるべき貫通孔42が形成されている。貫通孔42は、貫通孔外配置部32dに配置される端42aと、貫通孔内配置部32cに配置される端42bを備える。周囲部分32aは、貫通孔42の周りを囲んでいる。貫通孔42の流路面積が端42aに向かって滑らかに増加するように周囲部分32aにRが形成されている。
二つのデバイス32にそれぞれ形成された二つの貫通孔42が空気通路41を形成するように、貫通孔31dに二つのデバイス32を嵌め込む又はねじ込む。ここで、気体室22の側のデバイス32については、このデバイス32を気体室22の側から貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。より詳細には、気体室22の側のデバイス32の貫通孔外配置部32dが気体室側面31aに突き当たるまで、気体室22の側のデバイス32の貫通孔内配置部32cを貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。これにより、気体室22の側のデバイス32の貫通孔42の端42aが空気通路41の気体室22の側の端41aを形成する。また、水中の側のデバイス32については、このデバイス32を水中の側から貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。より詳細には、水中の側のデバイス32の貫通孔外配置部32dが水中側面31bに突き当たるまで、水中の側のデバイス32の貫通孔内配置部32cを貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込む。これにより、水中の側のデバイス32の貫通孔42の端42aが空気通路41の水中の側の端41bを形成する。
なお、気体室22の側のデバイス32の周囲部分32aに直線的な傾斜のかわりにRが形成されてもよく、水中の側のデバイス32の周囲部分32aにRのかわりに直線的な傾斜が形成されてもよい。デバイス32を貫通孔31dに嵌め込む又はねじ込んだ後に、デバイス32を仕切り板31に溶接してもよい。
上記各実施形態に変更を加えることが可能である。例えば、空気通路41は、断面楕円の楕円孔でもよく、スリット孔でもよい。更に、上記各実施形態又は上記各変形例どうしを組み合わせることが可能である。
1:船体
4:空気供給ノズル
5:外板
6:空気供給ヘッダ
7:スリット
10:船体
11:船首
12:船尾
13:船底
14:船側
15:外板
20:抵抗低減装置
21:空気供給装置(コンプレッサ)
22:気体室
30:仕切り壁
31:仕切り板
31a:気体室側面
31b:水中側面
31c:周囲部分
31d:貫通孔
32:デバイス
32a:周囲部分
32b:縁部分
32c:貫通孔内配置部
32d:貫通孔外配置部
40:空気吹き出し口
41:空気通路
41a、41b:空気通路の端
42:空気通路端部
42a、42b:デバイス貫通孔の端
43:空気通路仕切り板部分
43a:デバイス側部分
44:空気通路デバイス部分
200:空気層

Claims (1)

  1. 船体内に設けられた気体室と、
    前記気体室内と前記船体外の水中とを仕切る仕切り壁と、
    前記仕切り壁に設けられた空気吹き出し口と
    を具備し、
    前記空気吹き出し口は、前記気体室内と前記水中とを連通する空気通路を備え、
    前記空気通路は、前記気体室及び前記水中の少なくとも一方の側に設けられた空気通路端部を備え、
    前記空気通路端部は、前記空気通路端部の第1端に向かって流路面積が増加するように形成され、
    前記仕切り壁は、前記気体室内と前記水中とを仕切る仕切り板を備え、
    前記空気通路は、前記仕切り板に形成され、
    前記空気通路端部は周囲部分を備え、
    前記気体室からの空気の流れは、前記仕切り板と直交するように前記仕切り板の厚さ方向に沿う部分を含み、
    前記空気通路の前記仕切り板の部分の流路面積は一定であり、
    前記空気通路端部の流路面積が前記第1端に向かって滑らかに増加するように前記周囲部分にR又は直線的な傾斜が形成された
    船舶の抵抗低減装置。
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