JP2014065129A - 電動工具 - Google Patents

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卓也 寺西
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Abstract

【課題】
折り曲げ式の電動工具において、ハンドル部分の全長を伸ばすことなくスイッチ機構をハンドル部側に配置する。
【解決手段】
前方ハウジング3の後端部と後方ハウジング2の前端部で回動可能に接続する回動機構(10)が設けられ、少なくとも前方ハウジング3と後方ハウジング2がストレートに配置される状態と、折り曲げて配置される状態で作業可能な電動工具1において、後方ハウジング2にモータ4の回転を制御するスイッチ6を設けた。また前方ハウジング3と後方ハウジング2の回動の挟角部を覆うカバー15を、後方ハウジング2側に設けられた回動軸16により軸支するように設け、前方ハウジング3側にカバー15が移動するための収容空間17を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ部、モータ部で発生させた回転力を伝達する減速機構部等を収納した樹脂製のハウジング、該ハウジングに回動可能に設けられたハンドルより構成される蓄電池を駆動源とする電動工具の小形、軽量化、及び操作性の向上に関するものである。
従来のいわゆる折り曲げ可能な電動工具のスイッチ構造としては、工具保持部の回転軸を中心として回動可能なスイッチ(SW)で、回動角度に応じて変速する機能を備えている特許文献1の技術が知られている。特許文献1では、モータ部とモータ部で発生させた回転力を伝達する減速機構部等を収納した樹脂製の二つ割りハウジング(前側のハウジング)と、二つ割りハウジングに回動可能に接続され内部空間にバッテリを収容する後側のハウジングにより構成され、モータのオン又はオフをするためのスイッチが前方ハウジングの後端側に設けられる。
図9は、従来技術における折曲式の電動工具(ドライバドリル)のストレート時の縦断面図である。電動工具101は、前方ハウジング103と後方ハウジング102が回動軸110を中心に回動させてことができるように構成される。前方ハウジング103内には、モータ104と、モータ104の回転を減速する減速機構118、減速機構118の出力を出力軸126に伝達すると共に、所定の締め付けトルク以上となったときに動力を遮断させるクラッチ機構120が収容される。減速機構118とクラッチ機構120がモータ104の回転力を出力軸126に伝達する動力伝達機構となる。前方ハウジング103のモータ104の後方側であって回動軸110の前方の空間内にはモータ104の回転をオン又はオフさせるスイッチ106が設けられる。スイッチ106は、円筒状の前方ハウジング103の周方向に移動させるレバー部107が接続され、レバー部107を一方向に移動させるとモータ104が正方向(先端工具にてネジを締める方向)に回転し、他方向に移動させるとモータ104が正方向(先端工具にてネジを締める方向)に回転する。スイッチ106は、ON又はOFFのいずれかの設定を行うもので、ON状態にすることにより定められた速度でモータ104が回転するが、モータ104の回転速度を調整することはできない。
後方ハウジング102は、後端に開口部102cを有する円筒形状に形成され、プラスチック等の高分子樹脂製の一体成型により左右分割式にて製造される。前方ハウジング103と後方ハウジング102は、回動軸10を中心に約70度程度回動可能である。後方ハウジング102は作業者が片手で把持するグリップ部となるものであって、その内部には着脱可能な電池パック130が収容される。電池パック130の後面は後方ハウジング2の外縁部分の一部を形成し、前端の略四角形の角部には端子132が設けられる。後方ハウジング102の内部にはターミナル基台111が設けられ複数の金属製のターミナル112が固定される。電池パック130を後方ハウジング102内に装着することにより端子132が電動工具101側の複数のターミナル112と接触することにより、電池パック130からモータ104に電力を供給できる状態となる。回動軸110の下側付近は、ターミナル112からモータ104への電力供給線たるリードワイヤ109aや、LED114へ電力を供給するリードワイヤ109bを通すための空間となっており、その空間を覆うためにカバー115が設けられる。カバー115は回動軸116によって前方ハウジング103側に固定されるプレート状の部材である。後方ハウジング102のターミナル基台111の前方にはハウジングの折り曲げ時にカバー115が収容されるための収容空間117が形成される。
図10は、従来技術における電動工具101の折り曲げ時(ガンタイプ時)の縦断面図であり、図9の状態から回動軸110を中心に後方ハウジング102を前方ハウジング103に対して相対的に約70度回動させた状態を示す。本図から理解できるように後方ハウジング102を回動させると、回動軸116とターミナル基台111の間隔が狭くなるためカバー115は機能的には不要となるので、カバー115を収容空間117に収容するようにして折り曲げ動作に影響しないように構成した。このような構造により従来技術なる折り曲げ式の電動工具は、工具本体をストレート/ガンタイプの2通りの形態での使用が可能である。
特開2011−73087号公報
従来技術の電動工具は、モータ104への電力の供給・停止を制御するスイッチ106は前方ハウジング103側に配置されるので、図10のような形態においては、後方ハウジング102把持しながら片手でレバー部107を操作することが難しい。また、モータ104への電力の供給・停止を制御するスイッチ106を前方ハウジング103側に設けている。前方ハウジング103とハンドル側(後方ハウジング102)間に配置した回動機構部を回動させてストレート形状からガンタイプ形状へと形状変更する時、前方ハウジング103側に支点を設けたカバー115は、後方ハウジング102への中に入り込む構造である。このような電動工具においてスイッチ106を後方ハウジング102側に設けようとすると、ガンタイプ形状においてカバー115が入り込む位置(収容空間117)付近にスイッチを配置する必要があるため、スイッチとカバー115が干渉することになる。その干渉を防止するには後方ハウジング102を軸方向に伸ばす必要があり、電動工具が大きくなってしまい携帯性を損なうことになる。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、スイッチの位置を後方ハウジング側に移動して使いやすいスイッチ機構を実現した折り曲げ式の電動工具を実現することにある。
本発明の他の目的は、カバーを用いてハウジングの折り曲げ部を覆うようにした電動工具において、折り曲げ形状とした時にカバーが前方ハンドル側に入り込んでくるように構成した電動工具を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、モータの回転を可変させる可変スイッチ機構を後方ハウジング側に配置した折り曲げ式の電動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、先端工具が装着される出力軸と、モータの回転力を出力軸に伝達する動力伝達機構と、これらを収容する前方ハウジングと、モータに電力を供給するバッテリを収容すると共にグリップ部を形成する後方ハウジングを有し、前方ハウジングの後端部と後方ハウジングの前端部で回動可能に接続する回動機構が設けられ、少なくとも前方ハウジングと後方ハウジングがストレートに配置される状態と、前方ハウジングと後方ハウジングが折り曲げて配置される状態で作業可能な電動工具において、後方ハウジングにモータの回転を制御するスイッチを設け、前方ハウジングと後方ハウジングの回動軸付近の挟角部を覆うカバーを、後方ハウジング側に設けた。さらに、前方ハウジング側にカバーが移動するための収容空間を設けた。
本発明の他の特徴によれば、カバーが移動するための収容空間は、前方ハウジング内であってモータと軸方向にオーバーラップする位置、例えばモータの下側(挟角側、折れ曲がる側)に配置される。スイッチを操作するトリガ部はバッテリと回動機構の間に配置される。カバーは後方ハウジング側に設けられた回動軸(支点)により軸支するように設けると良い。トリガ部は一端が揺動軸にて軸支され、揺動軸を中心に所定角度だけ揺動するように構成できる。スイッチはトリガ部を引くことによりオン又はオフになるスイッチか、又はトリガ部の引き代に応じてモータの回転数を可変させる可変スイッチで構成できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、回動機構の回動軸と、カバーの回動軸と、トリガ部の揺動軸がそれぞれ平行に配置される。それらの配置は、前方から後方にかけて、回動機構の回動軸、カバーの回動軸、トリガ部の揺動軸の順に並べる。また、トリガ部をカバーの後端部よりも後方に配置し、トリガ部とカバーが軸方向にオーバーラップしないように配置した。トリガ部の揺動軸は、トリガ部の前方側に設けて揺動軸を中心にトリガ部の後方側が揺動するように構成すると好ましい。
請求項1の発明によれば、後方ハウジング側にモータの回転を制御するスイッチを設けたので、前方ハウジングの長さを短く構成することができる。一方、スイッチを後方ハウジングに設けたことで、折り曲げて使用するときに通常のガンタイプのインパクトドライバのように片手で把持しながら人差し指でトリガ部を操作することができ、使いやすい電動工具が実現できる。また、前方ハウジングと後方ハウジングの挟角部を覆うカバーを後方ハウジング側に設け、前方ハウジング側にカバーが移動するための収容空間を設けたので、従来例において後方ハウジング内に存在した収容空間部分にスイッチ及びトリガ部を配置することが可能となり、全長の短い折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項2の発明によれば、収容空間は前方ハウジング内であってモータと軸方向にオーバーラップするように配置されるので、収容空間の配置のために前方ハウジングを軸方向に伸ばす必要が無く、コンパクトな電動工具を実現できる。また、モータの下側部分に収容空間を配置するとハウジングの外径が下側にやや突出したとしても、作業者が把持する部分ではないので操作性にはほとんど影響を与えない。
請求項3の発明によれば、スイッチを操作するトリガ部はバッテリと回動機構の間に配置されるので、折り曲げた状態で使用する際に把持した手の人差し指が位置する理想的な位置にトリガ部を配置することができる。
請求項4の発明によれば、カバーは後方ハウジング側に設けられた回動軸により軸支するように設けられるので、簡単な構造でカバーを揺動可能に保持することができる。
請求項5の発明によればトリガ部は一端が揺動軸にて軸支され、揺動軸を中心に所定角度だけ揺動するので、トリガに指が掛かり易く使いやすいスイッチ機構を実現できる。
請求項6の発明によれば、スイッチはトリガ部の引き代に応じてモータの回転数を可変させるので、トリガ部の操作でモータの回転数を任意に調整しながら作業を行うことができ、折り曲げ式の電動工具で有りながら通常形状の電動工具と同等の操作性を実現できる。
請求項7の発明によれば、回動機構の回動軸と、カバーの回動軸と、トリガ部の揺動軸がそれぞれ平行に配置されるので、左右分割式のハウジング内において効率的に回動軸と揺動軸を固定することができ、組み立て易くて製造原価を低減できる電動工具を実現できる。
請求項8の発明によれば、カバーの回動軸、トリガ部の揺動軸は後方ハウジング内に配置することになるので、前方側ハウジングの構造がシンプルになり組み立て性を向上させることができる。
請求項9の発明によれば、トリガ部がカバーの後端部よりも後方に配置され、トリガ部とカバーが軸方向にオーバーラップしないように配置されるので、スイッチ機構として様々なタイプ、様々な形状のものを選択することができる。
請求項10の発明によれば、トリガ部の揺動軸がトリガ部の前方側に設けられ、揺動軸を中心にトリガ部の後方側が揺動するので、ストレート時に使用する際に指を容易にトリガ部に導くことができ、使いやすい電動工具を実現できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係る電動工具(インパクトドライバ)の全体構成を示す図であり、ハウジングの右片側を外した状態を示す図(一部は断面図)である(ストレート時)。 本発明の実施例に係る電動工具(インパクトドライバ)の全体構成を示す縦断面図であり、ハウジングの右片側を外した状態を示す図(一部は断面図)である((折り曲げ時)。 本発明の実施例に係る電動工具のストレート時の形態を示す側面図である。 本発明の実施例に係る電動工具の折り曲げ時の形態を示す側面図である。 本発明の第2の実施例に係る電動工具(ドライバドリル)の全体構成を示す図であり、ハウジングの右片側を外した状態を示す図(一部は断面図)である(ストレート時)。 本発明の第2の実施例に係る電動工具(ドライバドリル)の全体構成を示す図であり、ハウジングの右片側を外した状態を示す図(一部は断面図)である(折り曲げ時)。 本発明の第3の実施例に係る電動工具のスイッチ部分の部分拡大図である。 本発明の第4の実施例に係る電動工具のスイッチ部分の部分拡大図である。 従来技術の電動工具(ドライバドリル)の全体構成を示す縦断面図である(ストレート時)。 従来技術の電動工具(ドライバドリル)の全体構成を示す縦断面図である(折り曲げ時)。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、上下の方向は図1に示す方向であるとして説明する。
電動工具1は、充電可能な電池パック30を電源とし、モータ4を駆動源として動力伝達機構を介して出力軸26に回転力と打撃力を与え、スリーブ27に覆われる装着穴26aに保持されるドライバビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を伝達してねじ締めやボルト締め等の作業を行う。電動工具1のハウジングは、前方ハウジング3と後方ハウジング2によって構成される。前方ハウジング3はプラスチック等の合成樹脂の成形によって左右に2分割可能に構成され、後述するネジによって左右部分が固定される。前方ハウジング3のスリーブ27の下側には、先端工具や被締め付け材等を照射するためのLED14が設けられる。後方ハウジング2は後端に開口部2cを有する円筒形状に形成され、プラスチック等の高分子樹脂製の一体成型により左右分割式にて製造される。前方ハウジング3と後方ハウジング2は回動軸10によって連結され、回動軸10を中心に約70度程度回動可能である。この回動する面は図1でみて前後及び上下方向を含む面(紙面と同じ面)であって、図1のように後方ハウジング2と前方ハウジング3が同軸上に並ぶ、いわゆるストレートタイプの形状から、後述する図2のように回動させた形状、いわゆるガンタイプの形状に変化させることができる。作業者は作業する場所や対象に応じてストレートタイプ又はガンタイプの形状のいずれかの形態にセットして作業を行うことができる。
モータ4は、図示しない先端工具を回転させる駆動源として用いられるブラシ付きの直流モータであって、前方ハウジング3の後方側に収容される。本実施例ではモータ4を駆動するための電源として電池パック30が用いられる。モータ4の回転軸は、先端工具を回転させるための動力伝達機構に接続される。本実施例では動力伝達機構は、遊星歯車を用いた減速機構18と、ハンマ22とアンビル25を有する打撃機構20により構成され、モータ4と同軸上に直列に配置される。減速機構18は、モータ4の回転軸に取り付けられるサンギヤと、複数の遊星ギヤと、遊星ギヤの外周側にある固定式のリングギヤを有し、複数の遊星ギヤの回転軸を固定する遊星キャリヤを回転させる。打撃機構20は、広く使われている公知の打撃機構(インパクト機構)を用いることができ、遊星キャリヤに接続されるスピンドル21、軸方向に移動可能なハンマ22、ハンマ22を付勢するスプリング24、カム溝、ボール等を含んで構成される。打撃機構20とスリーブ27の間にはモータ4が停止した際に出力軸26の前方ハウジング3に対する相対的な回転を阻止するスピンドルロック機構19が設けられる。スピンドルロック機構19は、モータ4の回転を停止した後に電動工具1をあたかもドライバのように回すことにより手締めを行うためのロック機構である。スピンドルロック機構19の具体的な構造は公知であるのでここでの説明は省略する。
電池パック30は後方ハウジング2の端部の開口部2cから内部空間に装着及び取り外しが可能な略円筒形の筐体を有するもので、いわゆるカセット式で容易に交換可能な電源である。電池パック30の筐体には2箇所の掛止部31aが形成され、後方ハウジング2の内壁に形成された凹部(図示せず)と係合することにより電池パック30が保持される。電池パック30を取り外すには、左右に2箇所設けられたラッチ部31を押しながら電池パック30を開口部2cから引き出す。電池パック30の後端部の形状は、後方ハウジング2の開口部2cを覆うように形成され、電池パック30の後面が後方ハウジング2の外縁部分の一部を形成する。電池パック30の前端の略四角形の角部には端子32が設けられ、一方、後方ハウジング2のターミナル基台11には複数の金属製のターミナル12が固定される。電池パック30を後方ハウジング2内に装着することにより端子32が電動工具1側の複数のターミナル12と接触することにより、電池パック30からの電力がモータ4に供給できる状態となる。電池パック30の内部には、例えば18650サイズのリチウムイオンセルが2本収容されるが、収容する二次電池のサイズや本数は任意であり、小形化を図るために14500サイズのセルを用いるようにしても良い。また、収容する電池は二次電池だけでなく、乾電池等の一次電池としても良い。
後方ハウジング2の内部であって電池パック30と回動軸10の間の空間には、モータ4への電力の供給・停止を制御するスイッチ(メインスイッチ)6と、モータ4の回転方向を切り替えるための正逆切替スイッチ8が収容される。本実施例においてスイッチ6は、プランジャ6aの操作量によって抵抗値が変化する、いわゆる可変抵抗スイッチを採用し、スイッチ6の操作量に応じてモータ4の回転数が変化するように構成される。スイッチ6のプランジャ6aは、プランジャ6aとの接続部分が上下方向にスライドするものでトリガ部7により操作される。トリガ部7は前方側が揺動軸(揺動支点)13を中心に所定の角度だけ揺動(回動)することにより、プランジャ6aとの接触部分が上下方向に移動可能な構成とされる。本実施例ではトリガ部7の前方側に揺動軸13を設けたため、グリップ部を兼ねる後方ハウジング2を把持した作業者は容易にトリガ部7を握ることができ、使いやすいスイッチ機構を有する電動工具1を実現できた。
スイッチ6の前方側であって、スイッチ6と回動軸10の間の空間には正逆切替スイッチ8が設けられる。正逆切替スイッチ8はモータ4の回転方向を“正回転方向(締め付け方向)”、“逆回転方向(緩め方向)”に切り替えるためのスイッチである。正逆切替スイッチ8は、レバー部分を左右方向にスライドさせることによって操作可能であるが、レバーを正回転方向位置、逆回転方向位置の2箇所だけでなく、それらの間にロック位置を設けて、ロック位置ではトリガ部7が機械的に動かせないようにロックするか、もしくはトリガ部7を引いてもモータ4が電気的にオンにならないようにして、機械的又は電気的なロック機構を実現すると良い。
回動軸10近傍であって、前方ハウジング3と後方ハウジング2の折れ曲がる側(挟角が形成される側)には、カバー15が配置される。カバー15は、図9、10で示した電動工具とは逆に、後方ハウジング2側に設けられた回動軸(支点)16によって保持される。カバー15の役割としては、電動工具1を図1に示す形態、即ちストレート状で使用する際に、前方ハウジング3と後方ハウジング2の間の回動機構部付近の空間を塞ぐ外枠部品としての役割を果たすもので、プレート状の部材である。特に、電池パック30を後方ハウジング2に配置する電動工具においては、回動軸10の近傍にモータ4への電力を供給するリードワイヤ9aや、LED14へ電力を供給するリードワイヤ9bを配置しなければならないため、それらを通すために空間が設けられる構造とされる。
図1において理解できるように、本実施例ではカバー15を後方ハウジング2側に軸支するように構成したために、後方ハウジング2にスイッチ6とトリガ部7を無理なく配置することができるようになった。また、トリガ部7の占める軸方向(前後方向)長さLは、後方ハウジング2の軸方向に見て電池パック30の占める長さLと軸方向に見てオーバーラップしないように設けられる。さらにストレート時において、カバー15の軸方向長さLは、モータ4の軸方向長さL、トリガ部7の占める軸方向長さLとそれぞれオーバーラップしないように配置される。一方で、カバー15の移動する収容空間17の占める軸方向長さLはモータ4の占める軸方向長さLとオーバーラップするように配置される。このように収容空間17の軸方向長さLは、モータ4の配置を移動すること無く確保できるので、収容空間17を配置するために前方側ハウジングを軸方向に大きくする必要は無い。
本実施例では、ハウジングの回動機構の回動軸10と、カバー15の回動軸16と、トリガ部7の揺動軸13が、左右方向に延びるように平行に配置される。また、前方から後方にかけて回動軸10(前後方向位置が矢印A)、回動軸16(前後方向位置が矢印A)、揺動軸13(前後方向位置が矢印A)が順に配置される。このことは回動軸16と揺動軸13が回動軸10よりも後、つまり後方ハウジング2の内部に配置されることを意味するので、前方ハウジング3の構造をシンプルにすることができ、組み立て性を向上させることができる。さらに前方ハウジング3は、図9、10で示した従来技術と違ってモータ4と回動軸10の間にスイッチ機構を収容する必要が無いので、スイッチ機構の分だけ前側ハウジングの軸方向長さを短く構成することができる。さらに電池パック30の外径に対してモータ4の直径を小さく構成したので、モータ4の周囲、特に下方に十分なスペースが確保できるので収容空間17を構成するには最適である。カバー15の軸方向と垂直な断面は、開口が上向きのコの字状の形状であるので、図1で見るとカバー15の高さ(カバー15の側面)と、収容空間17の高さ(中央部の断面)は一致しないので注意されたい。
図2は、図1の状態から後方ハウジング2と前方ハウジング3を相対的に回動させて、いわゆるガンタイプの状態にした電動工具1の縦断面図である。揺動軸13の軸方向は、後方ハウジング2の左右方向になるように配置される。これは回動面(紙面と同じ面)からみて垂直な方向である。トリガ部7の前端付近の内側には、後方ハウジング2の開口付近の内壁に当接する凸部7bが形成される。またトリガ部7のスイッチ側の面は、その一部においてプランジャ6aと当接するが、圧縮スプリング6bによってプランジャ6aがスイッチ6から突出する方向に付勢され、作業者がトリガ部7を握ることを解除すると圧縮スプリング6bの作用によって凸部7bが開口付近の内壁に当接する位置、即ちモータ4がオフとなる位置まで復帰する。
図2のようにガンタイプ時の状態で使用する際は、カバー15は前方ハウジング3の収容空間17に入り込むように構成される。ガンタイプ時の状態で回動軸10近傍の空間は後方ハウジング2により塞がれるのでカバー15はと不要となる、本実施例ではカバー15の回動軸16を後方ハウジング2側に配置することにより、カバー15は、回動軸16を中心に後方ハウジング2に対して回動しながら前方ハウジング3側の収容空間17に収納できるようにした。上記構造を用いることにより、モータ4への電力の供給・停止を制御するスイッチ6を後方ハウジング2側に配置する場合、スイッチ6を回動軸10近傍まで近づけて配置することが可能となり、後方ハウジング2の長さを大幅に短縮でき、電動工具1の全体サイズの小形化と軽量化が可能となった。加えて、スイッチ6を回動軸10近傍まで近づけで配置することにより、図2のようにガンタイプ時で使用する際に、一般的(T型)なバッテリ駆動式のインパクトドライバと同様の操作性を得ることが可能となる
図3は本実施例の電動工具1のストレート時の形態を示す側面図である。後方ハウジング2は2本のネジ28によって左右の分割されたハウジングが接合され、前方ハウジング3は4本のネジ29によって左右の分割されたハウジングが接合される。後方ハウジング2と前方ハウジング3は回動軸10となるネジ10aによって回動可能に接合される。図2で示す形態は電動工具1を使用しない時、即ち保管時の形態として用いられるが、このストレート状の形態であっても締め付け等の作業を行うことができる。ストレート状態においては、作業者が後方ハウジング2を片手で把持して、先端工具側(前方側)に押し付け力をかけながら電動工具1を使用する。この際、作業者は、後方ハウジング2のやや直径が細くなった窪み部分2aを握りながら人差し指でトリガ部7を操作する。この際、人差し指の先の部分にトリガ部7が位置することになるので、自然な操作を行うことができる。また、トリガ部7の前方側には下方向に飛び出る突起部2dが形成されるので、指をトリガ部7にかける場合のガイド、及び、指がトリガ部7から前方に滑らないようにするストッパとして機能する。また、突起部2dを設けたことにより作業者はトリガ部7の先端部分を触覚により判断できる。本実施例においては、トリガ部7の引き具合に応じてモータ4の回転数が変わるので、作業者は回転数を任意に調整しながらの締め付け作業を効果的に行うことができる。突起部2dの前方側には、後方ハウジング2の前端部に向けて斜め上方に向かうように形成された斜辺部2bが形成される。この斜辺部2bは後方ハウジング2を回動させた際に、前方ハウジング3の後端面3bと当接する。このように斜辺部2bを形成しなければならないことと、回動軸10の下側にリードワイヤ9a、9bを通さなければならないことから本実施例の電動工具1ではカバー15が設けられるが、ストレート時にはカバー15はリードワイヤ9a、9bを通すための内部空間を塞ぐ覆い又はハウジングの一部として機能する。尚、カバー15は折り曲げ時に前方ハウジング3の収容空間に収容されるが、その収容空間を確保するために前方ハウジング3の後端付近の下側は、下方向にやや突出する突出部3aが形成される。
図4は電動工具1の折り曲げ時の形態を示す側面図であって、いわゆるガンタイプの形態にして作業する状態を示す図である。この状態では作業者は後方ハウジング2を握り、前方ハウジング3に対して前方向に押し付け力をかけながら電動工具を使用する。このため、通常のインパクトドライバでの操作と同じ状態で作業を行うことができる。この際、作業者はトリガ部7を人差し指で操作することになる。このようにガンタイプの形状で作業をする場合には、広く用いられているインパクトドライバ等のほぼ同じ形態となる上に、作業者によるトリガ部7の操作が同じとなるので大変使いやすい折り曲げ式の電動工具を実現できる。
以上のように、本実施例では後方ハウジング2の内部空間において、電池パック30の前端面と回動軸10との間にスイッチ6と正逆切替スイッチ8の2つのスイッチを配置した。さらにスイッチ6の真下に、操作量に応じてモータ4の速度を調整できるトリガ部7を設けたことから、大変使いやすい電動工具を実現できた。また、スイッチ部の構成を比較的にシンプルに構成でき、電動工具の製造原価を効果的に低減できる。尚、本実施例ではスイッチ6と正逆切替スイッチ8の2つのスイッチを別々の部品としているが、これらを一体型としたコンビネーションタイプの電動工具用のスイッチユニットを用いても良いし、スイッチ6を固定する回路基板に複数種類のスイッチユニットや接点ユニット、可変容量ユニットを設けてモータ4の可変速制御をするスイッチ機構とモータ4の回転方向を切り返すスイッチ機構を実現するようにしても良い。
次に図5及び図6を用いて本発明の第2の実施例を説明する。図5は本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す図であり、ストレート時の状態を示す図である。ドライバドリルはモータ54で発生させた回転力を減速機構65で減速比に比例してトルク増幅された回転力を利用してネジ締め/穴開けを行う。電動工具51の後方ハウジング2の内部構造及び電池パック30は第1の実施例で説明した電動工具1と同一構造であって同一の部品を用いることができる。第2の実施例では前方ハウジング53側の構造がやや異なり、動力伝達機構として減速機構65とクラッチ機構70を含む構成となっている。前方ハウジング53の内部であってモータ54の下側には、後方ハウジング2の折り曲げ時にカバー15が収容されるための収容空間67が形成される。
電動工具51は、電池パック30により供給される電力を利用し、駆動源たるモータ54を回転させる。モータ54の回転は減速機構65によって減速され、クラッチ機構70を介して出力軸76が所定の速度で回転駆動する。減速機構65は、モータ54の回転軸のピニオンギヤに噛合う、例えば、3段の遊星歯車減速機構(変速ギヤケース)から構成される。また減速機構65は、変速比を切換えるためのシフトノブ68を有し、作業者によるシフトノブ68の切換え操作により低速と高速の2段階の変速が可能となる。電動工具51のハウジングは、前方ハウジング53と後方ハウジング2によって構成される。前方ハウジング53と後方ハウジング2は、回動軸10を中心に約70度だけ回動可能であり、図5のように前方ハウジング53と後方ハウジング2が同軸上になるいわゆるストレートタイプの形状と、図5の状態から回動軸10を中心に回動させた、いわゆるガンタイプの形状(図6で後述)にして作業を行うことができる。前方ハウジング53は、プラスチック等の合成樹脂の成形によって左右に2分割可能に構成され、図示しないネジによって左右部分が固定される。
前方ハウジング53の先端側に配置されるクラッチ機構70は、減速機構65の出力軸に得られる回転トルクを負荷に応答して出力軸76に伝達するか否かを制御する。これにより、予めトルク調整及びモード切り替え用のダイヤル79によって所望の締付けトルク(負荷トルク)に設定しておくと、クラッチ機構70は、減速機構65の出力軸の回転力が設定した締付けトルクに達したとき、その出力軸が空転して減速機構65から出力軸76への回転伝達を遮断する機能を持つ。
クラッチ機構70は、クラッチ爪たるピン72と、第3段目の遊星歯車減速機構を構成するリングギヤ69の前端面に形成されたクラッチ爪と、ピン72を軸方向後方に押圧するコイルスプリング74と、コイルスプリング74の前方側で軸方向に移動可能な押圧部材75を含んで構成される。押圧部材75はダイヤル79を回転することによって同期して回転するように構成され、ダイヤル79を回転操作されると押圧部材75が軸方向に移動する。この押圧部材75の軸方向(前後方向)に移動することによりピン72の後方への付勢力の強さを調整することが可能となり、締付けトルク(負荷トルク)を調整できる。尚、図5では出力軸76の上側には、最前位置にある押圧部材75の断面図を示しており、出力軸76の下側には、最後位置にある押圧部材75’の断面図を示しているが、これらは理解を助けるために仮想的に上下で非対称に図示したものである。75がダイヤルを回す前であってコイルスプリング74が最も伸びた状態であり、75’がダイヤル79を回した後でコイルスプリング74が圧縮された状態である。押圧部材75は、円周方向に連続したリング状の部材であるため、実際には上下で対称な形状となる。
図6は本発明の第2の実施例に係る折り曲げ可能な電動工具51(ドライバドリル)の全体構造を示す図であり、折り曲げ時の状態を示す図である。本実施例においては、図9、10にて示した従来の電動工具101と異なりモータ54と回動軸10の間にスイッチを配置しないので、クラッチ機構70を含めることにより全長Lが長くなりがちな折り曲げ式ドライバドリルの前方ハウジング53の軸方向長さを短く構成できる。一方、後方ハウジング2にはスイッチ6を設ける必要があるが、効率よくスイッチ6やトリガ部7を配置したこと、カバー15を後方ハウジング2に回動軸16で軸支したことから、効率的な配置が可能となりコンパクトな形状の後方ハウジング2を実現できる。第2の実施例においても図1〜図4で説明したのと同等の操作性を実現でき、コンパクトで使いやすい折り曲げ式のドライバドリルを実現できる。
次に図7を用いて本発明の第3の実施例を説明する。図7は電動工具81の部分断面図であって、スイッチ86及びトリガ部87の構成は第1の実施例と類似しているものの第1の実施例のトリガ部7が前方側において軸支されるのに対して、本実施例のトリガ部87は後方側に位置する揺動軸88によって軸支される。そのためスイッチ86はプランジャ86aが後方側で無く前方側に位置するように取り付けられる。この状態は第1の実施例のスイッチ6を前後逆向きに取り付けた形である。第3の実施例でもトリガ部87の引き量によってモータ4の速度を調整することができ、使いやすい折り曲げ式の電動工具を実現できる。カバー15は後方ハウジング2に回動軸16で軸支されるが、図7から理解できるようにカバー15の最後端位置とトリガ部87の前端位置が軸方向に重ならないために、トリガ部87の取り付け構造に無理が無い。また、ハウジングの折り曲げ時にカバー15は前方ハウジング3の収容空間17に収容されるので、スペース効率が良い。
次に図8を用いて本発明の第4の実施例を説明する。図8は電動工具91の部分断面図であって、主にトリガ部97の構成が第1の実施例と異なり、軸支された揺動式のトリガ部としないで、広く用いられるインパクトドライバやドライバドリル等で用いられるスライド式のトリガ部97として構成した。トリガ部97はスイッチ96のプランジャ96aに固定されるが、このスイッチ96は基本的に第1の実施例と同じスイッチ6を用いても良い。トリガ部97の前端付近には凸部97aが形成され、凸部97aは後方ハウジング92に形成された突起部92dの内壁部分に当接することによりトリガ部97の移動位置を制限する。プランジャ96aの周囲には図示しない圧縮スプリング96bが配置され、作業者がトリガ部97を引いていないときには圧縮スプリング96bの反発力によって凸部97aが突起部92dの内壁に当接する。この当接した位置がモータの停止する位置である。第4の実施例でもトリガ部97の引き量によってモータ4の速度を調整することができ、使いやすい折り曲げ式の電動工具を実現できる。カバー15は後方ハウジング2に回動軸16で軸支されるが、図8から理解できるようにカバー15の最後端位置とトリガ部97の前端位置が軸方向に重ならないために、トリガ部97の取り付け構造に無理が無い。また、ハウジングの折り曲げ時にカバー15は前方ハウジング3の収容空間17に収容されるので、スペース効率が良い。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば上述の実施例にて説明した後方ハウジング2側に配置したスイッチ6、86、96はトリガ部7、87、97の引き代に応じてモータ4の回転数が可変する機能(変速機能)を備えたものだけに限らずに、ON−OFFのみの機能を有するものとしても良い。また、トリガ部7、87、97を戻してモータ4への電力の供給を停止した時、電気的にモータの回転を停止させる機能(ブレーキ機能)を備えたものとしても良い。さらには、変速機能とブレーキ機能に両方を備えたものとしても良い。またスイッチ6、86、96の構成は、プランジャを有するスイッチだけに限られずに、ON−OFFスイッチと変速スイッチの組み合わせによって実現しても良いし、その他の機械的、光学的、電気的、磁気的なスイッチを用いても良い。トリガ部7、87、97の形態は揺動式やスライド式だけに限られずにパドル式としても良い。
1 電動工具 2 後方ハウジング
2a 窪み部分 2b 斜辺部
2c 開口部 2d 突起部
3 前方ハウジング 3a 突出部
3b 後端面 4 モータ
6 スイッチ 6a プランジャ
6b 圧縮スプリング 7 トリガ部
7b 凸部 8 正逆切替スイッチ
9a、9b リードワイヤ 10 回動軸
10a ネジ 11 ターミナル基台
12 ターミナル 13 揺動軸
14 LED 15 カバー
16 回動軸 17 収容空間
18 減速機構 19 スピンドルロック機構
20 打撃機構 21 スピンドル
22 ハンマ 24 スプリング
25 アンビル 26 出力軸
26a 装着穴 27 スリーブ
28、29 ネジ 30 電池パック
31 ラッチ部 31a 掛止部
32 端子 51 電動工具
53 前方ハウジング 54 モータ
65 減速機構 67 収容空間
68 シフトノブ 69 リングギヤ
70 クラッチ機構 72 ピン
74 コイルスプリング 75 押圧部材
76 出力軸 79 ダイヤル
81 電動工具 86 スイッチ
86a プランジャ 87 トリガ部
88 揺動軸 91 電動工具
92 後方ハウジング 92d 突起部
96 スイッチ 96a プランジャ
96b 圧縮スプリング 97 トリガ部
97a 凸部 101 電動工具
102 後方ハウジング 102c 開口部
103 前方ハウジング 104 モータ
106 スイッチ 107 レバー部
109a、109b リードワイヤ 110 回動軸
111 ターミナル基台 112 ターミナル
114 LED 115 カバー
116 回動軸 117 収容空間
118 減速機構 120 クラッチ機構
126 出力軸 130 電池パック
131 ラッチ部 132 端子

Claims (10)

  1. モータと、先端工具が装着される出力軸と、前記モータの回転力を前記出力軸に伝達する動力伝達機構と、これらを収容する前方ハウジングと、
    前記モータに電力を供給するバッテリを収容すると共にグリップ部を形成する後方ハウジングを有し、
    前記前方ハウジングの後端部と前記後方ハウジングの前端部で回動可能に接続する回動機構が設けられ、
    少なくとも前記前方ハウジングと前記後方ハウジングがストレートに配置される状態と、前記前方ハウジングと前記後方ハウジングが折り曲げて配置される状態で作業可能な電動工具において、
    前記後方ハウジングに前記モータの回転を制御するスイッチを設け、
    前記前方ハウジングと前記後方ハウジングの挟角部を覆うカバーを前記後方ハウジングに連動するよう接続し、
    前記前方ハウジング側に前記カバーが移動するための収容空間を設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記収容空間は、前記前方ハウジング内であって前記モータと軸方向にオーバーラップするように配置されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記スイッチを操作するトリガ部は前記バッテリと前記回動機構の間に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記カバーは前記後方ハウジング側に設けられた回動軸により軸支するように設けられることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記トリガ部は一端が揺動軸にて軸支され、前記揺動軸を中心に所定角度だけ揺動することを特徴とする請求項4に記載の電動工具。
  6. 前記スイッチは、前記トリガ部の引き代に応じて前記モータの回転数を可変させることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
  7. 前記回動機構の回動軸と、前記カバーの回動軸と、前記トリガ部の揺動軸がそれぞれ平行に配置されることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 前記前方から後方にかけて、前記回動機構の回動軸、前記カバーの回動軸、前記トリガ部の揺動軸が順に配置されることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
  9. 前記トリガ部が前記カバーの後端部よりも後方に配置され、前記トリガ部と前記カバーが軸方向にオーバーラップしないように配置されることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
  10. 前記トリガ部の揺動軸がトリガ部の前方側に設けられ、前記揺動軸を中心にトリガ部の後方側が揺動することを特徴とする請求項9に記載の電動工具。
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