JP2014172118A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
ノイズ対策用のフェライトコアの配置を工夫することにより、リードワイヤの断線効果をも持たせるようにした電動工具を提供する。
【解決手段】
前方ハウジングの後端部と後方ハウジングの前端部で回動可能に接続する回動軸10が設けられて折り曲げ可能な電動工具において、前方ハウジング2の軸方向に見て、回動軸10とモータ4の間の空間にフェライトコア35を設け、後方ハウジング3側からモータ4への電力線41、42を、回動軸10の上下方向の一方側からフェライトコア35の入線側に配線する。
電力線41、42をフェライトコア35に所定回数巻いた後に、その出線側から、一方の電力線を直接モータ4の第一端子5aに直接接続し、他方を回動軸10の外周を巻くように配線した後にモータ4の第二端子5bに接続する。
【選択図】 図4
Description
請求項2の発明によれば、電力線を後方ハウジングから回動軸の下方を通って回動軸に巻いて、回動軸の下方を通って前方ハウジングの内部へと延びるようにしたので、後方ハウジングを下方に回動させると電力線が緩むために電力線に引っ張り力が掛かりにくく、電力線が屈曲されて断線が生じやすいという問題の発生を効果的に回避でき、長時間使用しても断線の恐れが少なく無く信頼性の高い電動工具を実現できる。
請求項3の発明によれば、回動軸とモータとの間に、電力線と係合する係合部材を設けたので、モータ付近おいて電力線を束ねるか又は固定することにより電力線に加わる応力を低減させることが可能となる。
請求項4の発明によれば、雑防素子に係合部材の機能を持たせるので部品点数の削減を実現して省スペース化を図ることができる。
請求項5の発明によれば、後方ハウジング側からモータへの電力線を、回動軸の上下の一方側から雑防素子の入線側に配線し、雑防素子の出線側からの電力線のうち、一方を直接モータの第一端子に接続し、他方を回動軸の外周を巻くように配線した後にモータの第二端子に接続したので、ストレート形状と折り曲げ形状の折り曲げ動作を繰り返し行った場合に、電力線自体の断線や、電力線と端子類との半田付け箇所の破損を効果的に防止することができ、信頼性が高くて寿命の長い折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項7の発明によれば、電力線のそれぞれをフェライトコアのリング部に1回又は複数回巻くので、低減したい目的周波数付近のノイズを効果的に減衰させることができる。
請求項8の発明によれば、フェライトコアは、軸方向がプラス端子とマイナス端子を接続する仮想線と略平行になるように配置されるので、電力線を巻き付けるうえで都合が良い配置とできる上に、電力線を回動軸に巻き付けるにも都合の良い配置とすることができ、電動工具の組み立て性を向上させることができる。
請求項9の発明によれば、仮想線が回動軸の軸線に対して直交する様にモータが配置されるので、左右に延びる回動軸の軸線に対して効率良くモータとフェライトコアを配置することができる。
請求項10の発明によれば、照明装置への電力を供給する電力線を後方ハウジング側から回動軸を1回巻きつけた後に照明装置へ配線するので、照明装置への電力線に無理な応力が掛かって断線することを防止でき、信頼性が高くて寿命の長い折り曲げ式の電動工具を実現できる。
請求項11の発明によれば、モータのオンオフ制御をするスイッチ機構を、後方ハウジング内であって回動軸とバッテリの間に配置したので、限られた空間に回路基板を効率良く配置でき、全長が短くコンパクトな折り曲げ式の電動工具を実現できる。また、モータへの電力線はスイッチ機構から接続されるので、使用するリードワイヤやフラットケーブルの節約により電動工具の軽量化を図り、信頼性を向上させることができる。
2a 突出部 3 後方ハウジング
3a 開口部 4 モータ
4a 回転軸 5a プラス端子(第一端子)
5b マイナス端子(第二端子) 6 トリガ
6a 腹部 6c 揺動軸
7 スイッチ 8c 端子
9 正逆切替レバー 10 回動軸
11 弾性体 11a、11b 滑り止め加工
12a、12b 弾性体 13 LED
14 減速機構 15 太陽歯車
16 遊星歯車 17 内歯車
19 インパクト機構 20 アンビル
21 打撃アーム 22 ハンマ
23 ハンマ爪 24 ハンマカム溝
25 スチールボール 26 カム溝
27 スプリング 28 スピンドル
30a〜30d ねじボス 31a、31b ねじボス
35 フェライトコア 36 フェライトコア設置領域
40 装着部 41、42 電力線
43 リードワイヤ 45 カバー
48 突出部 50 バッテリ
51 ラッチ部 51a 掛止部
52 端子 53 ターミナル
54 基板 101 電動工具
102 後方ハウジング 102c 開口部
103 前方ハウジング 104 モータ
106 レバー部 107 スイッチ
110 回動軸 111 ターミナル基台
112 ターミナル 113 LED
115 カバー 116 回動軸
117 収容空間 118 減速機構
120 クラッチ機構 126 出力軸
130 電池パック 132 端子
141 電力線 143a リードワイヤ
Claims (11)
- モータを収容した前方ハウジングと、前記モータに電力を供給するバッテリを収容し、前記前方ハウジングに対して回動軸を介してほぼ上下方向に回動可能に接続された後方ハウジングと、を有する電動工具において、
前記バッテリから前記モータに電力を供給する電力線を、前記回動軸の外周に巻くように構成したことを特徴とする電動工具。 - 前記後方ハウジングを前記前方ハウジングに対して下方に回動させると前記電力線が緩むよう、前記電力線を前記後方ハウジングから前記回動軸の下方を通って前記回動軸に巻いて、前記回動軸の下方を通って前記前方ハウジングの内部へと延びるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記回動軸と前記モータとの間に、前記電力線と係合する係合部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
- 前記係合部材を雑防素子で構成したことを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
- 前記前方ハウジングの軸方向に見て、前記回動軸と前記モータの間の空間に前記雑防素子を設け、
前記後方ハウジング側から前記モータへの電力線を、前記回動軸の上下の一方側から前記雑防素子の入線側に配線し、
前記雑防素子の出線側からの電力線のうち、一方を直接前記モータの第一端子に接続し、他方を前記回動軸の外周を巻くように配線した後に前記モータの第二端子に接続することを特徴とする請求項4に記載の電動工具。 - 前記雑防素子は円筒形のフェライトコアであり、前記電力線のそれぞれを前記フェライトコアに通すことを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
- 前記電力線のそれぞれを前記フェライトコアのリング部に1回又は複数回巻くようにしたことを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
- 前記モータはプラス端子とマイナス端子を有する直流モータで有り、
前記フェライトコアは、軸方向が前記プラス端子とマイナス端子を接続する仮想線と略平行になるように配置されることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。 - 前記仮想線が前記回動軸の軸線に対して直交する様に前記モータが配置されることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
- 前記前方ハウジングの先端付近に出力軸の先端方向を照射する照明装置を設け、
前記照明装置への電力を供給する電力線を後方ハウジング側から前記回動軸を1回巻きつけた後に前記照明装置へ配線することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の電動工具。 - 前記モータのオンオフ制御をするスイッチ機構を、前記後方ハウジング内であって前記回動軸と前記バッテリの間に配置し、前記モータへの電力線は前記スイッチ機構から接続されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の電動工具。
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---|---|---|---|
JP2013046224A JP2014172118A (ja) | 2013-03-08 | 2013-03-08 | 電動工具 |
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JP2013046224A Pending JP2014172118A (ja) | 2013-03-08 | 2013-03-08 | 電動工具 |
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JP (1) | JP2014172118A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015213980A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
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KR20210003679A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-12 | 귀도 발렌티니 닥터. | 2개 이상의 배터리 유닛들을 구비한 전동 공구 및 그러한 전동 공구와 전압 변환기 유닛을 포함하는 전동 공구 장치 |
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JP2001277155A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Makita Corp | 電動工具 |
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2013
- 2013-03-08 JP JP2013046224A patent/JP2014172118A/ja active Pending
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JP2021008024A (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-28 | グイド ヴァレンティーニDr. Guido VALENTINI | 2つ以上のバッテリユニットを備える電動工具、及びかかる電動工具と電圧変換器ユニットとを備える電動工具装置 |
KR102432705B1 (ko) | 2019-07-01 | 2022-09-29 | 발렌티니 귀도 | 전동 공구 장치 |
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