JP2014065126A - 薄板状ワーク研削装置及び薄板状部材の製造方法 - Google Patents

薄板状ワーク研削装置及び薄板状部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置全体のコスト高を抑えることができるとともに比較的メンテナンスが容易である薄板状ワーク研削装置を提供する。
【解決手段】薄板状ワーク研削装置Mは、一方向に沿って走行しワークを搬送する走行体13を有する搬送ユニット10及びワークを走行体13から受け取り保持する加工テーブル103とこの加工テーブル103が保持するワークを研削する研削機104とをそれぞれ有し、上記一方向に沿って複数配設される研削ユニット100を備え、搬送ユニット10が、走行体13に取り付けられ、加工テーブル103に保持されるワークを撮像するカメラを有し、複数の研削ユニット100が、それぞれ加工テーブル103をワークの受け渡し位置からワークの研削位置まで移動させるよう上記一方向に交差する方向に配設された加工テーブル案内手段101、及び上記走行体13の位置を検出するためのリニアスケール102を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、薄板状ワーク研削装置及び薄板状部材の製造方法に関する。
薄板状物加工装置としては例えば略方形の薄板状のワークの端面研削を行う研削装置が公知であり、この研削装置は、例えば携帯電話などの携帯端末で用いられる薄板ガラスの端面研削を行うのに用いられる。この携帯端末のモニターには薄板ガラス板が用いられることが多い。こうした薄板ガラスは、一般に大形のガラス板から、だいたいのワーク形状で切り出され、その切り出されたガラス板の端面を、研削装置によって正確に研削することで、所定の形状に形成される。特に、この研削の際に、同時に面取り加工も行うことで、薄板ガラスの端面の欠けを防ぐことも行われる。
そして、近年、例えば携帯電話などの携帯端末においては、携帯端末の一面全てを、又は一面ほとんどを、表示画面として構成するものが増加している。こうしたものでは、画面がタッチパネル化される場合が多く、一面全てを薄板ガラスで覆われる携帯端末が増えている。
本発明者は、上記携帯電話などの携帯端末の表示画面に用いられる薄板ガラス等のワークの端面研削を行う研削装置において、カメラによってワークと基準ピンとを撮像し、この撮像データを用いて精度良く研削加工を行うことができる研削装置を発明した(特開2011−101942号公報参照)。
また、本発明者は、複数の研削ユニットの加工テーブルにワークを搬送する搬送ユニットが回転体を有し、この回転体の回転により加工テーブルに選択的に対面する複数のワーク保持部を有する研削装置を発明した(特願2011−81965号)。
特開2011−101942号公報
この特願2011−81965号の研削装置において、上述のようにカメラを設け、ワークと基準ピンとを撮像する場合には、カメラに対するワークとピンとの距離が余り相違しないよう、受け渡し位置の加工テーブルの直上からカメラで撮像することが好ましい。しかし、回転体を回転した際に回転体が保持するワークに付着していた水(研削時の研削液)が飛散し、カメラのレンズに付着してしまうおそれがあり、カメラのレンズに水が付着すると研削精度の低下を招くおそれがある。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、加工テーブルでのワークの状態を正確に把握することで精度良く研削できる研削装置、及びこの研削装置を用いた薄板状ワークの製造方法を提供することにある。
この発明の薄板状ワーク研削装置は、
薄板状のワークを研削する薄板状ワーク研削装置であって、
一方向に沿って走行しワークを搬送する走行体を有する搬送ユニット、及び
上記ワークを走行体から受け取り保持する加工テーブルとこの加工テーブルが保持するワークを研削する研削機とをそれぞれ有し、上記一方向に沿って複数配設される研削ユニット
を備え、
上記搬送ユニットが、上記走行体に取り付けられ、上記加工テーブルに保持されるワークを撮像するカメラを有し、
上記複数の研削ユニットが、それぞれ
上記加工テーブルをワークの受け渡し位置からワークの研削位置まで移動させるよう上記一方向に交差する方向に配設された加工テーブル案内手段、及び
上記走行体の位置を検出するためのリニアスケール
を有していることを特徴とする。
当該薄板状ワーク研削装置は、加工テーブルに保持されるワークをカメラにより撮像し、この撮像データに基づいて加工テーブルでのワークの保持状態を把握するが、リニアスケールによって走行体の基準位置を把握し、走行体(カメラ)と加工テーブル(ワーク)との相対的な位置を正確に把握することで、加工テーブルでのワークの保持状態をより正確に把握することができる。つまり、例えばまずリニアスケールによって走行体の基準位置を把握し、そして走行体が加工テーブルにワークを受け渡し、その後加工テーブルを加工テーブル案内手段に沿って移動し、加工テーブルが保持するワークを撮像し、この撮像データ及び移動距離に基づいてワークの加工テーブルの保持状態を正確に把握することができる。このため、このワークの保持状態に応じた研削経路を算出して、正確な研削を行うことができる。また、当該薄板状ワーク研削装置は、一方向に沿って複数の研削ユニットが配設されているので、一の研削ユニットにおいて上記のような撮像の作業等を行っている間に、他の研削ユニットで例えば研削作業を行うことができ、生産性を向上することができる。
上記搬送ユニットが走行体の走行するレールを有し、このレールの近傍に上記リニアスケールが付設されていると良い。これにより、レールに沿って走行する走行体の一方向の位置を正確に把握することができ、このため走行体と加工テーブルとの相対的位置がより正確に把握することができる。なお、レールの近傍とは、レールに沿って走行する走行体の位置をリニアスケールが計測できる位置を意味する。
上記加工テーブル案内手段が、精密移動機構を有していると良い。これにより、上記一方向の交差方向(加工テーブル案内手段の配設方向)における走行体と加工テーブルとの相対位置を正確に把握できるとともに、ワークを保持する加工テーブルを正確に研削位置まで移動させることができる。
上記走行体が、少なくとも二つのワーク保持部を備え、回転により上記受け渡し位置の加工テーブルに選択的に上記ワーク保持部を対面させる回転体と、この回転体が回転可能に取付けられる柱状部とを有し、上記カメラが、上記ワーク保持部の取り付けられる側の反対側で柱状部に付設されていると良い。これにより、回転体の回転によってワークに付着していた水滴が飛散しても、この水滴がカメラに付着し難い。このため、カメラに付着する水滴による研削精度の低下を的確に抑制することができる。また、一方のワーク保持部に未加工のワークを保持した状態で走行体を加工テーブルの受け渡し位置まで走行させ、この保持した未加工のワークを加工テーブルに受け渡すことで、加工テーブルに未加工のワークを供給することができる。また、受け渡し位置の加工テーブルが保持する加工済みのワークをワーク保持部で受け取り、ワークを搬出することができきる。特に、ワーク保持部が少なくとも二箇所に設けられているので、上記供給の手順と搬出の手順とを略連続して行うことができる。つまり、例えば一方のワーク保持部に未加工のワークを保持し他方のワーク保持部にワークを保持しない状態で加工テーブルの受け渡し位置まで走行体を走行させ、そして他方のワーク保持部により加工テーブルから加工済みのワークを受け取り、その後、回転体を回転させて上述のようにワークを受け渡し空となった加工テーブルに上記一方のワーク保持部を対面させて、このワーク保持部が保持する未加工のワークを上記加工テーブルに受け渡すことができる。
上記回転体が、受け渡し位置の加工テーブル側に接近・離反可能に上記柱状部に取付けられていることが好ましい。つまり、ワークの受け渡しのために高低差を有する加工テーブルと回転体とを接近・離反するために、例えば加工テーブルを上下動させると構造が複雑化するおそれがあり、このため上記のように回転体が接近・離反可能に上記柱状部に取り付けられることで、構造がシンプルとなり、装置のコスト高を防ぎつつ、故障等が生じ難く、またメンテナンスも容易である。
上記カメラが、レンズと、このレンズの表面側に配設され表面側からレンズ側への水滴の飛散を防止する水滴飛散防止手段とを有していると良い。これにより、ワークに付着していた水滴等がレンズに向けて飛散した場合であっても、水滴飛散防止手段によってレンズへの付着を抑制することができ、このためレンズに付着する水滴による研削精度の低下を的確に抑制することができる。
上記カメラ、走行体及び加工テーブルを制御する制御手段をさらに備え、この制御手段が、上記リニアスケールによって走行体の位置を認識する手順、上記カメラに上記加工テーブルの保持するワークを撮像させる手順、上記認識する手順と撮像させる手順との間において走行体と加工テーブルとを相対的に移動させる手順、及び上記ワークの撮像データ及び相対的な移動距離に基づいてワークの加工テーブルの位置を認識し、このワークの位置に基づいて研削経路を算出する手順を行うと良い。これにより、ワークの撮像データ及び相対的な移動距離に基づいて制御手段がワークの加工テーブルでの保持状態を正確に把握することができる。
当該薄板状ワーク研削装置は、上記搬送ユニットが走行体を案内する走行体案内手段を有し、上記走行体案内手段の始端付近の一方側に配設され、上記搬送ユニットに未加工のワークを供給する搬入ユニット、及び上記走行体案内手段の始端付近の他方側に配設され、上記搬送ユニットから加工済みのワークを受け取る搬出ユニットをさらに備えると良い。これにより、搬入ユニットに未加工のワークを供給しておくことで、上述のような研削加工が行われ、加工済みのワークは搬出ユニットに受け渡されるので、この搬出ユニットから加工済みのワークを取り出すことができる。また、搬入ユニットが搬出ユニットと走行体案内手段を挟んだ位置に配設されるので、搬出ユニットによってワーク保持部のワークを搬出した走行体の位置で、ワーク保持部に搬入ユニットによってワークを供給することができる。
また、本発明に係る薄板状部材の製造方法は、上記構成からなる当該薄板状ワーク研削装置により薄板状のワークを研削する工程を備える。これにより、精密に研削された薄板状部材を製造することができる。
以上説明したように、本発明の薄板状ワーク研削装置は、加工テーブルでのワークの状態を正確に把握することで、精度の高い研削を行うことが可能である。
本発明に係る薄板状ワーク研削装置の一実施形態を説明するための概略的平面図である。 図1の薄板状ワーク研削装置の走行体の概略的正面図である。 図1の薄板状ワーク研削装置の走行体の概略的斜視図である(ただし、ローラの図示は省略している)の平面図である。 図1の薄板状ワーク研削装置の走行体のカメラの水滴飛散防止手段の要部拡大断面図である。 図1の薄板状ワーク研削装置の搬送ユニットにおけるワークの供給及び排出の状態を模式的に表わした模式的斜視図である。 図1の薄板状ワーク研削装置の吸着台が設置された加工テーブルの平面図である。
以下、本発明に係る薄板状ワーク研削装置(以下、単に研削装置ということがある)の一実施の形態を図1〜図6を参酌しつつ以下説明する。なお、本明細書において、「研削」とは、寸法精度を目的としてワークの端面を削る場合のみならず、所望の表面粗さを得るためにワークの端面を僅かに削る(以下、研磨ということもある)場合をも含む意味で用いる。
まず、研削装置Mの全体構成について図1を参照しつつ説明する。なお、各図において、具体的には描いていないが、この研削装置Mでも、周知のように、作業者の安全性を確保するため、周囲にガード板(図示省略)を設けている。
この研削装置Mは、携帯電話用の薄板ガラスであるワークWを搬送する搬送ユニット10と、この搬送ユニット10にワークWを搬入する搬入ユニット60と、搬送ユニット10からワークWを搬出する搬出ユニット70と、搬送ユニット10から受け渡されたワークWを研削する複数(4つ)の研削ユニット100と、各種動作を制御する制御手段(図示省略)とを備えている。
上記搬送ユニット10は、図1に示すように、一方向に直線的に配設された走行体案内手段11と、この走行体案内手段11に沿って走行する走行体13とを備えている。ここで、走行体案内手段11は、平行に配設されたレールと、走行体13をレール配設方向に駆動する駆動手段(図示省略)とを有している。なお、駆動手段としては、ベルト駆動機構を用いることが可能である。この複数の研削ユニット100は、レール11と直交する方向に配設された加工テーブル案内手段101と、この加工テーブル案内手段101に沿って走行する加工テーブル103と、加工テーブル103に載置されたワークWを研削する研削機104とを有し、加工テーブル103は、搬送ユニット10の走行体13の真下であるワークWの受け渡し位置と、その外側(右側)の加工位置とを移動するよう設けられている。上記複数の研削機104は全てレール11の一方(図示上右側)に設けられている。
<搬送ユニット10>
走行体13は、図2及び図3に示すように、レール11を転動する車輪14が付設された基台13a、この基台13aから立設された柱状部13b、及びこの柱状部13bに回転可能に且つ上下動可能に搭載された回転体25を有している。この回転体25は、レール11の配設方向(上記一方向)に平行な軸を中心に回動可能に設けられている。なお、回転体25を回転及び上下動させる機構は特に限定されず、例えば柱状部13bに上下にスライド移動する上下動部材を設け、この上下動部材に回転体25の回動軸を設ける構成を採用可能である。また、上記基台13aには、回転体25が下方に移動した際にワークWの移動を許容する空間部(穿孔13c)が形成されている(図3参照)。
上記回転体25は、図3に示すワーク保持部27として機能し互いに対向するよう配設された側板と、この側板27とを連結するフレーム28とを有している。上記二箇所のワーク保持部27は、図3に示すように、上記側板27の外面から外側に向けて突設されている。なお、本実施形態においては、一対のワーク保持部27が側方に位置する状態を正常状態として説明し、特に言及しない場合にはこの正常状態で上下左右等の用語を用いるものとする。
各ワーク保持部27は、レール11の配設方向に複数(3つ)のワーク保持部材29(ワーク保持手段)を有し、また上下方向に複数(2つ)のワーク保持部材29を有している。各ワーク保持部27は、このように複数のワーク保持部材29を有するので、ワークWを同時に複数保持できる。各ワーク保持部材29は、内部に設けられた吸気路(図示省略)に連通されており、このためワークWを吸着することで保持することができる。
上記回転体25は、上記軸を中心に回転及び反転可能に設けられており、一方向(例えば時計まわり)に90°、他方向(例えば反時計まわり)に90°(以下、「−90°」とマイナス標記する場合がある)回転(反転)可能に設けられている。具体的には、上記二箇所のワーク保持部27の一方が下方に向くよう回転体25が回転し、後述する加工テーブル103と対面するワーク保持部27を選択できるよう設けられている。さらに、回転体25は、上下動可能に設けられ、加工テーブル103に接近・離反可能に設けられており、上記のようにワーク保持部27が下方に向いた状態で回転体25が下方に移動することにより、ワーク保持部27から加工テーブル103にワークWが受け渡される。
上記搬送ユニット10は、走行体13に取り付けられたカメラ23をさらに有している。上記カメラ23は、走行体13の柱状部13bに取付けられ、具体的にはワーク保持部27の取り付けられる側の反対側で柱状部13bに取付けられている。上記カメラ23は、ケーシング23aと、このケーシング内に配設された複数のレンズからなる光学部材23bと、上記レンズの表面側(下側)に配設され表面側からレンズ側への水滴の飛散を防止する水滴飛散防止手段30とを有している。この水滴飛散防止手段30は、表面側に空気の流れを発生する手段から構成されており、具体的には図4に示すように、上記光学部材23bの測光経路の外側に配設され、内側に向けて空気を噴出可能な円環状部材から構成されている。なお、この円環状部材は、内壁に周溝30aが刻設されており、この周溝30aから空気が噴出可能に設けられている。なお、図示例においては、上記カメラ23が柱状部13bに固定されているものについて例示したが、例えば柱状部にカメラを上下動可能に取付けることも適宜設計変更可能である。
<搬入ユニット及び搬出ユニット>
上記搬入ユニット60及び搬出ユニット70は、レール11の始端に配設されており、上記複数の研削ユニット100は、レール11の終端側にかけて順次配設されている。また、この搬入ユニット60と搬出ユニット70とは、レール11を挟んで対向するよう配設されている(図1参照)。なお、本実施形態においては、複数の研削機104は、レール11に対して搬出ユニット70側(右側)に配設されている。
上記搬入ユニット60は、図5に示すように、未加工のワークWを立設保持するワークカートリッジ61の載置台(図示省略)と、このワークカートリッジ61のワークWを保持(吸着)する搬入保持部材63と、この搬入保持部材63を上下且つ水平方向(レール11に対して直交方向の水平方向)に移動させる移動機構(図示省略)を有している。この搬入ユニット60は、ワークカートリッジ61に立設された未加工のワークWを搬入保持部材63が保持し、そして移動機構によって搬入保持部材63が上下水平方向に移動し、搬入ユニット60及び搬出ユニット70間に存在する搬送ユニット10のワーク保持部27に供給するよう設けられている。
また、上記搬出ユニット70は、上記搬入ユニット60と同様に、加工済みのワークWを立設保持するワークカートリッジ71の載置台(図示省略)と、このワークカートリッジ71へ受け渡すワークWを保持(吸着)する搬出保持部材73と、この搬出保持部材73を上下且つ水平方向(レール11に対して直交方向の水平方向)に移動させる移動機構(図示省略)を有している。この搬出ユニット70は、上記搬送ユニット10のワーク保持部27のワークWを保持し、移動機構によって搬出保持部材73が上下水平方向に移動し、ワークカートリッジ71にワークWを受け渡すよう設けられている。なお、図示例では、ワークカートリッジ61,71は、搬入ユニット60及び搬出ユニット70のそれぞれに1つずつ設けたものを図示しているが、このワークカートリッジ61,71の個数は、適宜設計変更可能である。なお、ワークカートリッジ61,71は種々の形態ものものを採用可能であるが、例えば左右方向に三列でワークWが立設するように、樹脂壁で仕切って構成することができる。
なお、上記ワークカートリッジ61,71の投入及び取出しに関しては、種々の形態のものが採用できるが、例えばワークカートリッジ61,71がそれぞれ引き出し状構造部材(図示省略)に載置され、この引き出し状構造部材がワークカートリッジ61,71の収納位置(装置M内部)とワークカートリッジ61,71の投入・取出し位置(装置M外部)との間を水平方向にスライド移動可能に装置Mに取り付けられている。なお、この引き出し状構造部材のスライドは、作業者によって手動でできるよう設けることが可能であるが、搬入ユニット60又は搬出ユニット70の作業時にはスライド不能となるよう後述する制御手段によって制御されていることが好ましい。
<研削ユニット>
各研削ユニット100は、図1に示すように、ワークWの受け渡し位置近傍にリニアスケール102をさらに有している。ここで、リニアスケール102は、一対のレール11のうち研削機104が配設されない側のレール11(左側のレール11)の研削機14の反対側(図1の左側)に設置されている。このため、リニアスケールには、ワークWの水滴による影響を受けにくい。また、このリニアスケール102は、光源として発光ダイオード(LED)を有する光学リニアスケール102であり、レール11の配設方向に沿ってレール11近傍に配設されている。ここで、リニアスケール102は、カウント方向表示面が上面となるよう設置される。
加工テーブル案内手段101は、電動の精密移動機構を有し、この精密移動機構としてボールネジ機構101を採用している。このボールネジ機構101は、駆動手段101aの回転力によって加工テーブル103を、レール11と直交する方向に直線移動させる。上記駆動手段101aとしては、回転力が制御可能な電動モータが好適に用いられ、例えばサーボモータが好適に用いられる。
上記加工テーブル103は、図6に示すように、加工テーブル案内手段101によって移動されるステージ基台105と、このステージ基台105上に着脱可能に取り付けられる保持基台107とを備えている。この保持基台107には、ワークWを保持する吸着台108が載置固定されている。ここで、搬送ユニット10が保持するワークWの個数に対応して複数の吸着台108を載置固定することが好ましい。また、保持基台107の吸着台108には、上面に吸気口(図示省略)が設けられており、この吸気口を負圧にするための負圧接続口が設けられている。これにより、加工テーブル103はワークWを吸着することで保持できる。
なお、上記ステージ基台105に、複数種の保持基台107が着脱可能に取り付けられるように設けることも可能である。これにより、ワークWの大きさに応じて所望の保持基台107を選択して取付けることで、ワークWの大きさに適した研削を容易且つ確実に行うことができる。
上記研削ユニット100の研削機104は、加工テーブル103上のワークW(薄板ガラス)の端面を研削等の加工を行う加工ツール130が着脱可能に設けられている。この加工ツール130は、例えば回転することにより接触するワークWの端面を研削するものである。また、加工ツール130としては、ワークWと当接して穴あけ加工を行うものも採用可能である。また、上記加工テーブル103上には、複数種類の加工ツール130が載置されており、目的に応じた加工ツール130を研削機104に取付けることができるよう設けられている。
また、研削機104は、先端に加工ツール130を着脱可能に取り付ける加工スピンドル(図示省略)を有している。加工スピンドルは、研削を行う際の回転駆動力を発生する電動モータ(図示省略)と、電動モータのスピンドル軸に加工ツールを取付けるチャックとを備えている。
上記加工スピンドル(研削機104)は、レール11の配設方向に沿って移動可能に設けられている。このため、加工テーブル103及び加工スピンドルを移動させることで、加工ツールは、加工テーブル103上のワークWに対して相対的に水平方向(前後左右方向)に移動可能に設けられている。なお、加工スピンドルは、上下方向にも移動するよう設けられている。
なお、研削ユニット100は、加工スピンドルに取り付けられた加工ツール130に向けて研削液を噴射する研削液噴射手段(図示省略)をさらに備えることが好ましい。この研削液噴射手段によって研削液を噴射することで、研削加工時に発生する加工ツール130表面の熱を抑制することができる。
<制御手段>
上記制御手段としては、例えば電子制御ユニットから構成することができる。この制御手段は、未加工のワークWを搬送ユニット10によって加工テーブル103に供給し、加工テーブル103のワークWを研削ユニット100によって研削し、加工済みのワークWを加工テーブル103から搬出するよう制御するものであるが、以下、この制御について説明する。
まず、研削作業を開始する際には搬送ユニット10の走行体13はレール11の始端側に位置している。そして、ワークカートリッジ61から搬入ユニット60が未加工のワークWを受け取り、この未加工のワークWを搬入ユニット60が走行体13の一方側のワーク保持部27に受け渡す。なお、この受け渡しに際しては、上記ワーク保持部27及び搬入ユニット60の吸着部の吸引及び停止が制御される。なお、後述するワークWの受け渡しに際してもこのような吸引及び停止が制御されるものであり、以下その詳細な説明は省略する。
未加工のワークWを受け取った走行体13は、複数の研削ユニット100のうち一つの研削ユニット100の受け渡し位置まで移動する。この走行体13の受け渡し位置における停止は、上記リニアスケール102の情報に基づいて行われる。なお、この際、この研削ユニット100の加工テーブル103も受け渡し位置まで移動する。
そして、回転体25が90°回転し、ワークWを保持しているワーク保持部27を下方側にして、ワークWと加工テーブル103とを対面させる。そして、回転体25が下降してワークWを加工テーブル103に受け渡す。
その後、加工テーブル103を移動するとともに、カメラ23によって加工テーブル103上のワークWの目印を撮像する。なお、このワークWの目印は複数個設定することが好ましい。
このように撮像されたワークWの撮像データと、この撮像のために移動した距離とに基づいて、加工テーブル103でのワークWの保持状態(保持姿勢)を求めて(ワークの位置を認識し)、ワークWの研削経路を算出する。
上記のようにカメラ23による撮像終了後に、加工テーブル103は加工位置まで移動する。そして、加工テーブル103と研削機104とを移動させることで上記研削経路に則ってワークWを研削する。
また、上記のようにカメラ23による撮像終了後に、走行体13はレール11の始点側に移動する。
上記のような搬送作業が研削ユニット100ごとに行われ、各研削ユニット100にワークWが供給される。
そして、上記研削ユニット100において研削作業が完了すると、加工テーブル103は受け渡し位置まで移動する。また、走行体13は、一方側のワーク保持部27に未加工のワークWを保持した状態で、上記受け渡し位置まで移動する。なお、この際、他方側のワーク保持部27にはワークWが保持されない空の状態とされている。
その後、回転体25が−90°回転(反転)し、ワークWを保持していない上記他方側のワーク保持部27を下方側にして、ワークWと加工テーブル103とを対面させる。そして、回転体25が下降して加工テーブル103から加工済みのワークWを受け取る。
そして、回転体25が180°回転し、ワークWを保持しているワーク保持部27を下方側にして、ワークWと加工テーブル103とを対面させる。そして、回転体25が下降してワークWを加工テーブル103に受け渡す。
その後、上述のような加工テーブル103の撮像位置までの移動、カメラ23による撮像、研削経路の算出がなされる。
この撮影後、加工テーブル103が加工位置に移動して研削作業が開始されるとともに、走行体13がレール11の始点側に移動する。
そして、レール11の始点側に移動した後に、走行体13他方側のワーク保持部27から搬出ユニット70が加工済みのワークWを受け取り、その加工済みワークWを加工済みワークWのワークカートリッジ71に収容するとともに、未加工ワークWのワークカートリッジ61から搬入ユニット60が未加工のワークWを受け取り、この未加工のワークWを搬入ユニット60が走行体13の一方側のワーク保持部27に受け渡す。
このように未加工のワークWを受け取った走行体13は、研削作業が終了した別の研削ユニット100の受け渡し位置まで移動し、上記のような搬送搬出作業が繰り返し行われることになる。
以上のように、当該研削装置Mによって上記制御手段の制御のもとワークWの端面を研削して、端面が研削された薄板状部材を製造することができる。
<利点>
当該研削装置Mは、リニアスケール102によって走行体13の一方向の基準位置を把握することで、走行体13と加工テーブル103との相対的な位置を正確に把握することができる。また、加工テーブル103を撮像位置まで移動させて、ワークWを撮像することで、この移動距離及び撮像データに基づいてワークWの加工テーブル103での保持状態(姿勢)を正確に把握しつつ研削経路を算出することができる。このため、精度良くワークWの端面を研削することができる。
上記リニアスケール102は加工テーブル103ごとに設けられているため、加工テーブル103間における走行体13の位置が正確に認識されていなくても、各加工テーブル103における基準位置を各リニアスケール102によって正確に把握することができる。このため、走行体13を走行させる手段として上記実施形態のようなベルト駆動機構を採用することが可能であり、走行体13の走行速度の向上や装置コストの抑制を図ることができる。さらには、上記のようにリニアスケール102が加工テーブル103ごとに設けられているので、複数の加工テーブルに亘って一つのリニアスケールを設けるものに比べて、装置コストの低減が図られるとともに、リニアスケール自体の精度も向上することができる。
また、この研削に関して加工テーブル103をボールネジによって加工テーブル案内手段101の配設方向に移動させることができるので、ワークWの研削精度が高い。
また、走行体13が二つのワーク保持部27を備え、回転により上記受け渡し位置の加工テーブル103に選択的に上記ワーク保持部27を対面させることができるので、一台の搬送ユニット10によって排出手順と搬送手順とを略連続して行うことができ、生産効率を向上できる。
特に複数の研削ユニット100を有するので、一の研削ユニット100において上記のような撮像作業又は搬送作業を行っている間に、他の研削ユニット100で研削作業を行うことができ、生産性をより向上することができる。
しかも、搬入ユニット60と搬出ユニット70とがレール11を挟んだ位置に配設され、回転体25の対向壁にそれぞれワーク保持部27が設けられ、これにより上述のように搬入ユニット60による未加工のワークWの供給と、搬出ユニット70による加工済みのワークWの排出とを同時に行うことができ、ワークWの搬送搬出時間の短縮化が図られ、より生産性を向上させることができる。
また、上記カメラ23は、走行体13の柱状部13bに、ワーク保持部27の取り付けられる側の反対側で付設されているため、回転体25の回転によってワークWに付着していた水滴が飛散しても、この水滴がカメラ23に付着し難い。このため、カメラ23に付着する水滴による研削精度の低下を的確に抑制することができる。
また、一方のワーク保持部27に未加工のワークWを保持した状態で走行体13を加工テーブル103の受け渡し位置まで走行させ、この保持した未加工のワークWを加工テーブル103に受け渡すことで、加工テーブル103に未加工のワークWを供給することができる。また、受け渡し位置の加工テーブル103が保持する加工済みのワークWをワーク保持部27で受け取り、ワークWを搬出することができきる。特に、ワーク保持部27が少なくとも二箇所に設けられているので、上記供給の手順と搬出の手順とを略連続して行うことができる。つまり、例えば一方のワーク保持部27に未加工のワークWを保持し他方のワーク保持部27にワークWを保持しない状態で加工テーブル103の受け渡し位置まで走行体13を走行させ、そして他方のワーク保持部27により加工テーブル103から加工済みのワークWを受け取り、その後、回転体25を回転させて上述のようにワークWを受け渡し空となった加工テーブル103に上記一方のワーク保持部27を対面させて、このワーク保持部27が保持する未加工のワークWを上記加工テーブル103に受け渡すことができる。
上記回転体25が、受け渡し位置の加工テーブル103側に接近・離反可能に上記柱状部13bに取付けられていることが好ましい。つまり、ワークWの受け渡しのために加工テーブル103と回転体25とを接近・離反するために、例えば加工テーブル103を上下動させると構造が複雑化するおそれがあり、このため上記のように回転体25が接近・離反可能に上記柱状部13bに取り付けられることで、構造がシンプルとなり、装置のコスト高を防ぎつつ、故障等が生じ難く、またメンテナンスも容易である。
上記カメラ23が、レンズと、このレンズの表面側に配設され表面側からレンズ側への水滴の飛散を防止する水滴飛散防止手段30とを有していると良い。これにより、ワークWに付着していた水滴等がレンズに向けて飛散した場合であっても、水滴飛散防止手段30によってレンズへの付着を抑制することができ、このためレンズに付着する水滴による研削精度の低下を的確に抑制することができる。
当該薄板状ワークWの研削装置は、上記カメラ23、走行体13及び加工テーブル103制御する制御手段をさらに備え、この制御手段が、上記リニアスケール102によって走行体13の位置を認識する手順、上記カメラ23に上記加工テーブル103の保持するワークWを撮像させる手順、上記認識する手順と撮像させる手順との間において走行体13と加工テーブル103との相対的に移動させる手順、及び上記ワークWの撮像データ及び相対的な移動距離に基づいてワークWの加工テーブル103の位置を算出する手順を行うと良い。これにより、ワークWの撮像データ及び相対的な移動距離に基づいて制御手段がワークWの加工テーブル103での保持状態を正確に把握することができる。
当該薄板状ワーク研削装置は、上記搬送ユニット10が走行体13を案内する走行体案内手段を有し、上記走行体案内手段の始端付近の一方側に配設され、上記搬送ユニット10に未加工のワークWを供給する搬入ユニット60、及び上記走行体案内手段の始端付近の他方側に配設され、上記搬送ユニット10から加工済みのワークWを受け取る搬出ユニット70をさらに備えると良い。これにより、搬入ユニット60に未加工のワークWを供給しておくことで、上述のような研削加工が行われ、加工済みのワークWは搬出ユニット70に受け渡されるので、この搬出ユニット70から加工済みのワークWを取り出すことができる。また、搬入ユニット60が搬出ユニット70と走行体案内手段とを挟んだ位置に配設されるので、搬出ユニット70によってワーク保持部27のワークWを搬出した走行体13の位置で、ワーク保持部27に搬入ユニット60によってワークWを供給することができる。
さらに、当該研削装置Mにあっては、加工テーブル103はワークWをそれぞれ保持可能な複数の吸着台108を有するため、一度の加工作業により複数のワークWの研削を行うことができる。しかも、二箇所のワーク保持部27のそれぞれが、上記加工テーブル103の吸着台108に対応して複数のワーク保持部材29を有するので、一度の搬送搬出作業によって複数のワークWを搬送搬出できる。このため、生産性の向上をより図ることができる。特に、例えば一度の加工作業に際して、複数種類の加工ツールによる加工を行う場合にあっては、一の加工ツールを取り付けた後に複数のワークWについてその一の加工ツールによる同種の加工処理を行うことができ、その後、上記一の加工ツールを離脱し他の加工ツールを取り付けて、この他の加工ツールによる同種の加工処理を上記複数のワークWに対して行うことができる。つまり、一度の加工ツールの着脱により複数のワークWの加工処理がなされるため、加工ツールの着脱に要する時間を短縮することができ、作業効率の向上を図ることできる。
さらに、加工テーブル案内手段101によって加工テーブル103が受け渡し位置から加工位置に移動するので、ワークWを受け渡す領域と加工を行う領域とを区画することができ、加工位置が研削液によりウェットな状態となるが、このウェットな状態から受け渡し位置を区分けすることができる。また、二つのワーク保持部27のうち一方がドライな未加工のワークWばかり保持し、他方がウェットな加工済みワークWばかりを保持することになり、各ワーク保持部27のドライ・ウェット状態を区分けすることができる。
また、当該研削装置Mにあっては、複数の研削ユニット100の研削機104の全てが、加工位置がレール11に対して同一側に位置するよう配設されているので、研削ユニット100の加工位置が設けられない側において、装置の側面に上記レール11を配設することができ、搬送ユニット10の修理や点検等が容易に行い得るという利点を有する。
また、搬入ユニット60及び搬出ユニット70がレール11の始端付近に設けられているので、研削装置Mの一側面(レール11の始端側の側面)にワークWの供給部分及び排出部分を配置することができる。このため、ワークカートリッジ61,71の投入・取入を一人の作業者が一方側から行うことができる。
また、走行体13にカメラ23が取り付けられ、加工テーブル103上のワークWを撮影し、その撮影データに基づいて正確な研削経路での研削作業を行うことができる。
なお、カメラ23を複数台設置し、加工テーブル103ごとにカメラ23を配設することも考えられるが、上記のようにカメラ23を走行体13に取り付ける構成を採用しているため、カメラ23を複数台設置することを要せず、装置のコスト高を抑制することができる。
<その他の実施形態>
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内において適宜設計変更可能である。
上述の実施形態の研削装置Mでは、ワークWとしてのワークWを携帯電話用の薄板ガラスとしているが、例えば、携帯音響機器用の薄板ガラスであってもよいし、また、携帯ゲーム機用の薄板ガラスであってもよい。さらに、携帯ナビ用の薄板ガラス、携帯TVの薄板ガラス等であっても良い。
また、上記実施形態においては、ワークWの撮像に関してワークに設けた目印を撮像することを主として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ワークの形状(外形(の一部又は全部)又は孔)を撮像することでワークの保持状態を認識するよう設けることも可能である。
また、上記実施形態においては、リニアスケール102が受け渡し位置近傍に付設されているものについて説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、リニアスケールによって基準位置が認識できるものであればリニアスケールの設置個所は特に限定されるものではない。つまり、例えばリニアスケールによって走行体とワークとの相対関係の基準となる基準位置を認識した後に、走行体をレールに沿って走行させ、撮像位置でワークを撮像し、研削経路算出にあたり上記走行距離も参考にして研削経路を算出することも可能である。
さらに、上記実施形態においては、加工テーブル案内手段101として精密移動機構を用い、この加工テーブル案内手段によって加工テーブルを移動するものについて説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。つまり、加工テーブル案内手段とは別の駆動手段によって加工テーブルが加工テーブル案内手段に沿って移動するものを採用することも可能である。なお、加工テーブル案内手段101としては、上記実施形態のように精密移動機構を採用することが好ましく、これにより加工テーブルの位置を正確に把握しつつ、研削作業を的確に行うことができる。また、精密移動機構としては、上記実施形態のようなボールネジ機構に限定されるものではなく、その他リニアサーボモータ、ラックアンドピニオン機構等を採用することも可能である。
さらに、上記実施形態においては、各研削ユニット100において同種の研削作業がなされるものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各研削ユニット100において異なる加工処理がなされるものを採用可能である。つまり、例えば、上記実施形態のように寸法精度を目的としてワークWの端面を削る研削ユニット100のみならず、ワークWの端面を所望の表面粗さとするために僅かに削る研磨ユニットと、ワークWと当接して穴あけ加工を行う穴あけ研削ユニットとを備える研削装置であっても本発明の意図する範囲内である。
なお、この研削装置の場合、例えば、制御手段が、
1.少なくとも二箇所のワーク保持部のうち一方に、搬入ユニットを介して未加工のワークWを供給するステップ、
2.ワーク保持部において未加工のワークWを保持した走行体を、穴あけ研削ユニットの加工テーブルの受け渡し位置まで走行せしめるステップ、
3.受け渡し位置の穴あけ研削ユニットの加工テーブルが保持する穴あけ加工済みのワークWを、上記少なくとも二箇所のワーク保持部のうち他方が受け取るステップ、
4.回転体を回転させて、上記穴あけ加工済みのワークWを受け渡した加工テーブルに上記一方のワーク保持部が保持する未加工のワークWを受け渡すステップ、
5.ワーク保持部において穴あけ加工済みのワークWを保持した走行体を、研削ユニットの加工テーブルの受け渡し位置まで走行せしめるステップ、
6.受け渡し位置の研削ユニットの加工テーブルが保持する研削済みのワークWを、上記一方のワーク保持部が受け取るステップ、
7.回転体を回転させて、上記研削済みのワークWを受け渡した加工テーブルに上記他方のワーク保持部が保持する穴あけ加工済みの加工物を受け渡すステップ、
8.ワーク保持部において研削済みのワークWを保持した走行体を、研磨ユニットの加工テーブルの受け渡し位置まで走行せしめるステップ、
9.受け渡し位置の研磨ユニットの加工テーブルが保持する研磨済みのワークを、上記他方のワーク保持部が受け取るステップ、
10.回転体を回転させて、上記研磨済みのワークを受け渡した加工テーブルに上記一方のワーク保持部が保持する研削済みの加工物を受け渡すステップ、
11.ワーク保持部において研磨済みのワークWを保持した走行体を、搬出ユニットによる排出位置まで走行せしめるステップ、及び
12.上記他方のワーク保持部が保持する研磨済みのワークWを搬出ユニットを介して排出するステップ
を行うよう制御するものも採用可能である。
さらに、回転体25として一対のワーク保持部27が対向するものについて説明したが、例えば回転軸から見て略六角形状や略八角形状の回転体を採用することも可能であり、また三箇所以上のワーク保持部を設けることも適宜設計変更可能な事項である。
また、上記実施形態では回転体25を回転及び反転できるよう設けたものについて説明したが、一方向にのみ回転可能(他方向に回転不能)な回転体であっても、本発明の意図する範囲内である。但し、上記実施形態のように、回転及び反転できる回転体25を採用することが好ましく、これにより回転体25に付設するケーブル等の捩じれを防止する手段が特に必要でなく、構造がシンプルとなる利点を有する。
以上のように、本発明の薄板状ワーク研削装置は、例えば携帯電話などの携帯端末で用いられる薄板ガラスなどの略方形の薄板状のワークの端面研削を、低コストで且つ迅速に行うことができる。
10 搬送ユニット
11 レール
13 走行体
13a 基台
13b 柱状部
13c 穿孔
14 車輪
23 カメラ
23a ケーシング
23b 光学部材
25 回転体
27 ワーク保持部(側板)
28 フレーム
29 ワーク保持部材
30 水滴飛散防止手段
30a 周溝
60 搬入ユニット
61 ワークカートリッジ
63 搬入保持部材
70 搬出ユニット
71 ワークカートリッジ
73 搬出保持部材
100 研削ユニット
101 加工テーブル案内手段
101a 駆動手段
102 リニアスケール
103 加工テーブル
104 研削機
105 ステージ基台
107 保持基台
108 吸着台
130 加工ツール
W ワーク
M 装置

Claims (9)

  1. 薄板状のワークを研削する薄板状ワーク研削装置であって、
    一方向に沿って走行しワークを搬送する走行体を有する搬送ユニット、及び
    上記ワークを走行体から受け取り保持する加工テーブルとこの加工テーブル研削装置が保持するワークを研削する研削機とをそれぞれ有し、上記一方向に沿って複数配設される研削ユニット
    を備え、
    上記搬送ユニットが、上記走行体に取り付けられ、上記加工テーブルに保持されるワークを撮像するカメラを有し、
    上記複数の研削ユニットが、それぞれ
    上記加工テーブルをワークの受け渡し位置からワークの研削位置まで移動させるよう上記一方向に交差する方向に配設された加工テーブル案内手段、及び
    上記走行体の位置を検出するためのリニアスケール
    を有していることを特徴とする薄板状ワーク研削装置。
  2. 上記搬送ユニットが走行体の走行するレールを有し、
    上記リニアスケールが上記レールの近傍に付設されている
    請求項1に記載の薄板状ワーク研削装置。
  3. 上記加工テーブル案内手段が、精密移動機構を有している請求項1または請求項2に記載の薄板状ワーク研削装置。
  4. 上記走行体が、
    少なくとも二つのワーク保持部を備え、回転により上記受け渡し位置の加工テーブルに選択的に上記ワーク保持部を対面させる回転体と、
    この回転体が回転可能に取付けられる柱状部と
    を有し、
    上記カメラが、上記ワーク保持部の取り付けられる側の反対側で柱状部に付設されている
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の薄板状ワーク研削装置。
  5. 上記回転体が、受け渡し位置の加工テーブル側に接近・離反可能に上記柱状部に取付けられている請求項3に記載の薄板状ワーク研削装置。
  6. 上記カメラが、レンズと、このレンズの表面側に配設され表面側からレンズ側への水滴の飛散を防止する水滴飛散防止手段とを有している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の薄板状ワーク研削装置。
  7. 上記カメラ、走行体及び加工テーブルを制御する制御手段をさらに備え、
    この制御手段が、
    上記リニアスケールによって走行体の位置を認識する手順、
    上記カメラに上記加工テーブルの保持するワークを撮像させる手順、
    上記認識する手順と撮像させる手順との間において走行体と加工テーブルとを相対的に移動させる手順、及び
    上記ワークの撮像データ及び相対的な移動距離に基づいてワークの位置を認識し、このワークの位置に基づいて研削経路を算出する手順
    を行う請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の薄板状ワーク研削装置。
  8. 上記搬送ユニットが走行体を案内する走行体案内手段を有し、
    上記走行体案内手段の始端付近の一方側に配設され、上記搬送ユニットに未加工のワークを供給する搬入ユニット、及び
    上記走行体案内手段の始端付近の他方側に配設され、上記搬送ユニットから加工済みのワークを受け取る搬出ユニット
    をさらに備える請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の薄板状ワーク研削装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の薄板状ワーク研削装置により薄板状のワークを研削する工程を備える薄板状部材の製造方法。
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