JP2014065020A - 塗工装置 - Google Patents

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Takeshi Nakamoto
武志 中本
Junpei Yokoyama
順平 横山
Takayuki Koyama
貴之 小山
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】 1台の塗工装置による複数の帯状材に対する塗工液の同時に塗工する。
【解決手段】 巻出軸4A,4Bから巻取軸5A,5Bへ2枚の金属箔2A,2Bが同じ搬送方向Tに、かつ搬送方向に直交する方向に並んだ状態で搬送される。個々の金属箔2A,2Bに塗工液を塗工するためのダイヘッド12A,12Bが搬送方向Tの位置をずらして配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗工装置に関し、特に蓄電素子用の電極体の製造に適した塗工装置に関する。
非水電解質二次電池を含む電池及びキャパシタのような蓄電素子が備える電極体には、いずれも帯状の金属箔である正極シートと負極シート(電極シート)をセパレータと重ね合わせて巻回した構造のものがある。電極シートの両面には活物質層が形成されている。活物質層の形成には、ダイコーター型の塗工装置を用いることができる。この種の塗工装置では、加圧された活物質(塗工液)がダイヘッドのオリフィスから電極シートに塗工される(例えば特許文献1参照)。
生産性の観点から、1台の塗工装置により、複数の電極シート(帯状部材)に対して塗工液を同時に塗工できることが好ましい。しかし、特許文献1に記載の装置を含め、従来のダイコーター型の塗工装置では、このような観点からの十分な検討がなされていない。例えば、特許文献1には、電極シートの送り方向に対して直交する方向に実質的に一直線に複数のダイヘッドを配置し、個々のダイヘッドが1つの帯状部材に塗工液を塗工する構成が記載されている。しかし、隣接するダイヘッド間にある程度の間隔をあける必要があるので、特許文献1に記載の構成は、実際には採用し得ない。
特開2011−43392号公報
本発明は、1台の塗工装置による複数の帯状材に対する塗工液の同時塗工を実現することを課題とする。
本発明は、未塗工の帯状部材を供給する供給部と、塗工済みの前記帯状部材が回収される回収部と、複数の前記帯状部材が、同じ搬送方向に、かつ前記搬送方向に直交する方向に並んだ状態で搬送される、前記供給部から前記回収部に到る搬送ラインと、前記搬送ライン上に個々の帯状部材毎に設けられ、かつ前記搬送方向の位置をずらして配置されている、それぞれ対応する前記帯状部材に対して塗工液を吐出する複数のダイヘッドとを備える、塗工装置を提供する。
塗工装置はそれぞれ個々の帯状部材に対して塗工液を吐出する複数のダイヘッドを備えるので、1台の塗工装置で複数の帯状部材に塗工液を塗工できる。複数のダイヘッドは帯状部材の搬送方向の位置をずらして配置されているので、複数のダイヘッドを搬送方向に直交する方向に互いに近接して配置できる。
個々の前記帯状部材を対応する前記ダイヘッドに対して前記帯状部材の幅方向に相対的に移動させる移動機構と、個々の前記帯状部材の幅方向の位置を検出するセンサと、
対応する前記ダイヘッドに対して前記幅方向に位置合わせされるように、前記センサからの入力に応じて、個々の前記帯状部材を前記移動機構によって前記ダイヘッドに対して相対的に移動させる制御装置とをさらに備えることが好ましい。
この構成により、個々の帯状部材毎に幅方向の所定位置に塗工液を正確に塗工できる。
具体的には、前記移動機構は前記ダイヘッドを前記幅方向に移動させる。
あるいは、前記移動機構は前記供給部を前記幅方向に移動させる。
複数のダイヘッドに共通する単一のバックアップ部材を設けてもよいし、個々のダイヘッド毎にバックアップ部材を設けてもよい。
本発明の塗工装置は、帯状部材の搬送方向の位置をずらして配置した複数のダイヘッドを備え、個々のダイヘッドは個々の帯状部材毎に設けられているので、1台の塗工装置により複数の帯状部材に対して同時に塗工液を塗工できる。
本発明の第1実施形態に係る塗工装置の模式的な側面図。 第1実施形態に係る塗工装置の模式的な斜視図。 図2の矢印IIIでの矢視図。 第1実施形態の変形例の模式的な部分側面図。 本発明の第2実施形態に係る塗工装置の模式的な側面図。 第2実施形態に係る塗工装置の模式的な斜視図。 図6の矢印VIIでの矢視図。 第2実施形態の変形例の模式的な部分側面図。
(第1実施形態)
図1から図3は本発明の第1実施形態に係る塗工装置1を示す。本実施形態の塗工装置1は、非水電解質二次電池を含む電池及びキャパシタのような蓄電素子が備える電極体の正極シート又は負極シートとして使用される一定幅の長尺な帯状の金属箔2A,2Bに、塗工液3(本実施形態では活物質ペースト)を塗工する。
塗工装置1は、2個の巻出軸(供給部)4A,4Bと、巻出軸4A,4Bよりも上方に配置された2個の巻取軸(回収部)5A,5Bを備える。巻出軸4A,4Bには塗工液3が塗工されていない金属箔2A,2Bをそれぞれコイル状に巻回している。巻出軸4A,4Bから巻き出された金属箔2A,2Bは、それぞれ巻取軸5A,5Bにコイル状に巻き取られる。巻取軸5A,5Bはモータを含む回転駆動機構6A,6Bにより回転駆動される。巻出軸4A,4Bは従動軸であり、ブレーキ7A,7Bによって回転抵抗が調節される。巻取軸5A,5Bの回転により巻出軸4A,4Bから巻き出された金属箔2A,2Bは、巻取軸5A,5Bへ向けて連続的に搬送される。巻出軸4A,4Bから巻取軸5A,5Bに到る搬送ライン8における金属箔2A,2Bの張力は、ブレーキ7A,7Bによって、調節される。
搬送ライン8では、2枚の金属箔2A,2Bが同じ搬送方向Tに搬送される。また、搬送ライン8では、2枚の金属箔2A,2Bは搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)に間隔Gをあけて並んだ状態で搬送される。搬送ライン8上には、塗工部9と乾燥装置10とが巻出軸4A,4B側から順に配置されている。
巻出軸4A,4Bから巻き出された金属箔2A,2Bは、従動ローラであるガイドローラ11Aに巻き掛けられて搬送方向が図1において右向きから左斜め上向きに変換される。図2に最も明瞭に示すように、1個のガイドローラ11Aに両方の金属箔2A,2Bが巻き掛けられている。ガイドローラ11Aを通過した金属箔2A,2Bは塗工部9に搬送される。
本実施形態における塗工部9は、固定の2個のダイヘッド12A,12Bと、これらのダイヘッド12A,12Bに共通して設けられた単一のバックアップローラ(バックアップ部材)13を備える。ダイヘッド12A,12Bには、図示しない塗工液供給源(塗工液を蓄液するタンク、塗工液を加圧するポンプ等を含む)から塗工液3が供給される。ダイヘッド12A,12Bに供給された塗工液3は、マニホールド12aを経てスリット状のノズル12bから金属箔2A,2Bに吐出される。塗工された塗工液3によって金属箔2A,2Bの表面に塗工液層14A,14Bが形成される。図2に最も明瞭に示すように、2枚の金属箔2A,2Bの両方が図において右斜め下から単一のバックアップローラ13に巻き掛けられ、バックアップローラ13を通過した金属箔2A,2Bは図において右斜め上に向けて搬送される。言い換えれば、本実施形態では、2個のダイヘッド12A,12Bに共通する1個のバックアップローラ13が設けられている。
図3に最も明瞭に示すように、2個のダイヘッド12A,12Bは金属箔2A,2Bの搬送方向Tの位置をずらして配置している。具体的には、一方の金属箔2Aに塗工液3を塗工するためのダイヘッド12Aは、他方の金属箔2Bに塗工液3を塗工するためのダイヘッド12Bよりも搬送方向Tの上流側に配置されている。搬送方向Tの位置をずらした2個のダイヘッド12A,12Bの配置により、これらのダイヘッド12A,12Bを搬送方向Tに対して直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)に近接して配置できる。つまり、この方向でのダイヘッド12A,12B間の間隔を小さく設定できる。具体的には、図3において符号OLで示すように、搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)において2個のダイヘッド12A,12Bを部分的にオーバーラップさせることが可能である。仮に2個のダイヘッド12A,12Bの搬送方向Tの位置がずらして配置されていないとすると、これらのダイヘッド12A,12Bを搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)に広い間隔をあけて配置する必要がある。この場合、2枚の金属箔2A,2Bの間隔Gを大きく設定する必要があり、それに伴ってガイドローラ11A〜11C及びバックアップローラ13の軸方向の長さを長くなる。その結果、単に塗工装置1が大型化するに止まらず1台の塗工装置1による2枚の金属箔2A,2Bへの塗工液3の同時塗工を実現し得ない。
塗工部9を通過した金属箔2A,2Bは、共通のガイドローラ11Bにより搬送方向Tが図1において右斜め上向きから右向きに変換された後、乾燥装置10に搬送される。乾燥装置10は、例えば炉や送風機を備え、金属箔2A,2Bに設けられた塗工液層14A,14Bを乾燥させる。乾燥装置10を通過した金属箔2A,2Bは、共通のガイドローラ11Cにより搬送方向Tが図1において右向きから右斜め上向きに変換された後、巻取軸5A,5Bに巻き取られる。
巻出軸4A,4B側のガイドローラ11Aと塗工部9との間には、それぞれ金属箔2A,2Bの位置を検出する位置センサ16A,16Bが配置されている。位置センサ16A,16Bとしては、例えば金属箔2A,2Bの幅方向の側縁の位置を光学的に検出するいわゆるエッジセンサを採用できる。ただし、搬送方向Tに対して直交する方向の金属箔2A,2Bの位置(金属箔2A,2Bの幅方向Wの位置)を検出可能である限り、位置センサ16A,16Bの種類は特に限定されない。
個々の巻出軸4A,4Bを金属箔2A,2Bの幅方向W(巻出軸4A,4B自体の軸線方向及び搬送方向Tに直交する方向と一致する)に、直線移動させるための移動機構17A,17Bが設けられている。
図1にのみ模式的に示す制御装置18には、位置センサ16A,16Bから個々の金属箔2A,2Bの位置を示す信号が入力される。制御装置18は、位置センサ16Aからの入力で得られる金属箔2Aの幅方向の位置に応じ、移動機構17Aにより巻出軸4Aの位置(金属箔2Aの幅方向Wの位置)を調節する。具体的には、制御装置18は金属箔2Aの幅方向Wの位置(位置センサ16Aからの入力により得られる)がダイヘッド12Aに対して図において右側にあるずれ量だけずれている場合、そのずれ量に相当する量だけ移動機構17Aにより巻出軸4Aを図において左側に移動させる。逆に、金属箔2Aの幅方向Wの位置が図において左側にずれている場合、制御装置18はずれ量に相当する量だけ移動機構17Aにより巻出軸4Aを図において右側に移動させる。つまり、制御装置18は金属箔2Aがダイヘッド12Aに対して幅方向の位置が位置合わせされるように、巻出軸4Aの位置を調節する。
制御装置18は、巻出軸4Bについても同様に、位置センサ16Bからの入力で得られる金属箔2Bの幅方向Wの位置に応じ、金属箔2Bがダイヘッド12Bに対して幅方向の位置が位置合わせされるように、巻出軸4Bの位置を移動機構17Bにより調節する。
移動機構17A,17Bで巻出軸4A,4Bの位置を移動させ、ダイヘッド12A,12Bに対して金属箔2A,2Bの幅方向の位置を位置合わせすることで、金属箔2A,2Bの幅方向の所定の位置に正確に塗工液3が塗布される。言い換えれば、ダイヘッド12A,12Bに対して金属箔2A,2Bの幅方向の位置を位置合わせすることで、個々の金属箔2A,2Bには幅方向の所定の位置に正確に塗工液層14A,14Bが形成される。つまり、金属箔2A,2Bの幅方向の一方側に片寄った位置に塗工液層14A,14Bが形成されるのを確実に防止できる。
仮に金属箔2A,2Bが共通の巻出軸(供給部)に巻回されているとする。この場合、巻出軸を金属箔2A,2Bの幅方向に移動させると、2枚の金属箔2A,2Bは常に同時に移動する。つまり、共通の巻出軸を設けた場合、金属箔2A,2Bのうちの一方のみを移動させることはできない。これに対し、本実施形態では、金属箔2A,2Bをそれぞれ別個の巻出軸4A,4Bに巻回しているので、巻出軸4A,4Bのいずれか一方を移動せることで、金属箔2A,2Bのうちの一方を他方とは独立して幅方向に移動させることができる。言い換えれば、本実施形態では、金属箔2A,2Bをそれぞれ別個の巻出軸4A,4Bに巻回しているために、個々の金属箔2A,2B毎に対応するダイヘッド12A,12Bに対する位置を調節が可能である。
図4は第1実施形態の変形例の塗工装置1を示す。この塗工装置1は、3枚の金属箔2A,2B,2Cに対して同時に塗工液3を塗工できる。単一のバックアップローラ13に3枚の金属箔2A〜2Cが巻掛けられている。それぞれ金属箔2A,2B,2Cに塗工液を塗工する3個のダイヘッド12A,12B,12Cは、搬送方向Tの位置をずらして配置している。具体的には、搬送方向Tの上流側から順にダイヘッド12A,12B,12Cが間隔をあけて配置されている。それぞれ1枚の金属箔に塗工液を塗工するための4個以上のダイヘッドを搬送方向の位置をずらして配置し、これらのダイヘッドに対して共通の単独のバックアップローラを設けてもよい。
(第2実施形態)
図5から図7は本発明の第2実施形態に係る塗工装置1を示す。
本実施形態の塗工装置1は、共通の巻出軸4から未塗工の金属箔2A,2Bが供給され、塗工済みの金属箔2A,2Bは共通の巻取軸5に回収される。本実施形態の塗工装置1は、それぞれ2枚の金属箔2A,2Bの一方に塗工液3を塗工するダイヘッド12A,12B毎にバックアップローラ13A,13Bを備える。2本のバックアップローラ13A,13Bを上下方向に間隔をあけて配置している。2枚の金属箔2A,2Bは、まずバックアップローラ13Aに巻き掛けられて搬送方向Tが図5において左斜め上向きから上向きに変換される。次に、これらの金属箔2A,2Bは、バックアップローラ13Bに巻き掛けられて搬送方向Tが図5において上向きから右斜め上向きに変換され、ガイドローラ11Bを経て乾燥装置10へ搬送される。
一方の金属箔2Aに塗工液3を塗工するためのダイヘッド12Aは、図において下側(搬送方向Tで上流側)のバックアップローラ13Aに対向して配置されている。他方の金属箔2Bに塗工液3を塗工するためのダイヘッド12Bは、図において上側(搬送方向Tで下流側)のバックアップローラ13Bに対向して配置されている。
巻出軸4はそれら自体の軸線方向の位置、すなわち搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)の位置は固定されている。個々のダイヘッド12A,12B毎に、これらの搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A,2Bの幅方向W)に直線移動させるための移動機構27A,27Bが設けられている。
制御装置18は、対応する位置センサ16A,16Bからの入力で得られる金属箔2A,2Bの幅方向Wの位置に応じて、ダイヘッド12A,12Bの位置を移動機構27A,27Bにより調節する。例えば、位置センサ16Aで検出された金属箔2Aの幅方向Wの位置が図において右側にずれている場合、制御装置18はずれ量に相当する量だけ移動機構27Aによりダイヘッド12Aを図において右側に移動させる。
移動機構27A,27Bでダイヘッド12A,12Bの位置を移動させて金属箔2A,2Bに対して幅方向Wの位置を位置合わせすることで、金属箔2A,2Bの幅方向Wの所定の位置に正確に塗工液3が塗布され、塗工液層14A,14Bが形成される。
第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、同一又は同様の要素には同一又は同様の符号を付して説明を省略する。
図8は第2実施形態の変形例の塗工液3を示す。この塗工装置1は、3枚の金属箔2A〜2Cに対して同時に塗工液を塗工できる。3個のダイヘッド12A〜12Cのそれぞれについてバックアップローラ13A〜13Cが設けられている。また、個々のダイヘッド12A〜12C毎に搬送方向Tに直交する方向(金属箔2A〜2Cの幅方向W)に移動させるための移動機構27A,27B,27Cが設けられている。それぞれ1枚の金属箔の塗工液を塗工するための4個以上のダイヘッドを搬送方向に位置をずらして配置し、これらのダイヘッド毎に1本のバックアップローラを設けてもよい。
蓄電素子の電極体の正極シート又は負極シートとして使用される金属箔に、活物質ペーストを塗工する場合を例に本発明を説明したが、本発明の塗工装置の用途はこれに限定されない。
1 塗工装置
2A,2B,2C 金属箔
3 塗工液
4,4A,4B 巻出軸
5,5A,5B 巻取軸
6A,6B 回転駆動機構
7A,7B ブレーキ
8 搬送ライン
9 塗工部
10 乾燥装置
11A,11B,11C ガイドローラ
12A,12B ダイヘッド
12a マニホールド
12b ノズル
13,13A,13B バックアップローラ
14A,14B 塗工液層
16A,16B 位置センサ
17A,17B 移動機構(巻出軸)
18 制御装置
27A,27B 移動機構(ダイヘッド)
T 搬送方向
W 幅方向
G 間隔
OL オーバーラップ

Claims (6)

  1. 未塗工の帯状部材を供給する供給部と、
    塗工済みの前記帯状部材が回収される回収部と、
    複数の前記帯状部材が、同じ搬送方向に、かつ前記搬送方向に直交する方向に並んだ状態で搬送される、前記供給部から前記回収部に到る搬送ラインと、
    前記搬送ライン上に個々の帯状部材毎に設けられ、かつ前記搬送方向の位置をずらして配置されている、それぞれ対応する前記帯状部材に対して塗工液を吐出する複数のダイヘッドと
    を備える、塗工装置。
  2. 個々の前記帯状部材を対応する前記ダイヘッドに対して前記帯状部材の幅方向に相対的に移動させる移動機構と、
    個々の前記帯状部材の幅方向の位置を検出するセンサと、
    対応する前記ダイヘッドに対して前記幅方向に位置合わせされるように、前記センサからの入力に応じて、個々の前記帯状部材を前記移動機構によって前記ダイヘッドに対して相対的に移動させる制御装置と
    をさらに備える、請求項1に記載の塗工装置。
  3. 前記移動機構は前記ダイヘッドを前記幅方向に移動させる、請求項1又は請求項2に記載の塗工装置。
  4. 前記移動機構は前記供給部を前記幅方向に移動させる、請求項1又は請求項2に記載の塗工装置。
  5. 前記搬送ライン上に複数の前記ダイヘッドに共通して設けられた単一のバックアップ部材をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の塗工装置。
  6. 前記搬送ライン上に個々の前記ダイヘッド毎に設けられた複数のバックアップ部材をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の塗工装置。
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