JP2014064459A - 保護回路及び電池パック - Google Patents

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貴志 武田
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Abstract

【課題】本発明は、充電器が接続されたときにのみ二次電池の温度保護を高精度に行い放電時の自己加熱を防止できる保護回路を提供することを目的とする。
【解決手段】二次電池12の近傍に配設され二次電池と並列接続されたサーミスタR13と抵抗R14の直列回路と、充電装置33と2つの電源端子13,14及び1つの外部端子32を介してオープンドレインで接続される接続検出回路32,R15と、サーミスタR13と抵抗R14の接続点の電圧を所定温度V1に対応する基準電圧と比較するコンパレータ21と、接続検出回路の出力を、充電装置33の外部端子32への出力に基づいてコンパレータの出力信号を有効とするゲート回路30,31と、ゲート回路の出力に基づいてスイッチ素子M11,M12を制御する論理回路19とを有し、論理回路は、ゲート回路からのコンパレータ21の出力信号に基づいて二次電池の温度が前記所定温度を超えたときスイッチ素子をオフする。
【選択図】図3

Description

本発明は、保護回路及び電池パックに関し、二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は充電装置との間の配線に設けられたスイッチ素子をオフする保護回路及び電池パックに関する。
近年、二次電池としてリチウムイオン電池がデジタルカメラなど携帯機器に搭載されている。リチウムイオン電池は過充電及び過放電に弱いため、過充電及び過放電の保護回路を備えた電池パックの形態で使用される。
図4及び図5は、従来の電池パックの各例のブロック図を示す。図4において、リチウムイオン電池2と並列に抵抗R1とコンデンサC1の直列回路が接続されている。リチウムイオン電池2の正極は電池パック1の外部端子3に接続され、負極は電流遮断用のnチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタM1,M2を介して電池パック1の外部端子4に接続されている。
MOSトランジスタM1,M2はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM1のソースはリチウムイオン電池2の負極に接続され、MOSトランジスタM2のソースは外部端子4に接続されている。また、MOSトランジスタM1,M2それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD1,D2が接続されている。
保護IC(集積回路)5は、過充電検出回路、過放電検出回路、過電流検出回路を内蔵している。また、保護IC5はリチウムイオン電池2の正極から抵抗R1を通して電源Vddを供給されると共にリチウムイオン電池2の負極から電源Vssを供給されて動作する。
保護IC5は過放電検出回路或いは過電流検出回路で過放電或いは過電流を検出したときDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM1を遮断し、過充電検出回路で過充電を検出したときCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM2を遮断する。
図5では、更に、電池パック1内にサーミスタR3が設けられている。サーミスタR3の一端は電池パック1の端子6に接続され、他端は外部端子4に接続されている。電池パック1の端子6には充電時に充電装置から分圧抵抗を介して所定電圧が印加される。電池パック1の温度によってサーミスタR3の抵抗値が変化することで端子6の電圧は変化する。充電装置は、端子6の電圧を検出して電池パック1の温度が所定値を超えると充電を停止するよう制御を行う。
なお、特許文献1には、二次電池に温度保護素子(PTC素子)と直列に接続されたダイオード及びこれらと逆方向に並列に接続されたダイオードを二次電池に接続して、通常の放電時には高温になっても温度保護素子(PTC素子)が動作しないようにすることが記載されている。
特開2004−152580号公報
図4に示す従来例は電池パックの温度に対する保護機能がない。また、図5に示す従来例は電池パックの温度に対する保護機能があるものの、充電装置から分圧抵抗を介して所定電圧が印加されるため、充電装置の所定電圧が変化した場合や充電装置の分圧抵抗の誤差がある場合には、電池パックの温度を正確に検出することができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、充電器が接続されたときにのみ二次電池の温度保護を高精度に行い放電時の自己加熱を防止できる保護回路及び電池パックを提供することを目的とする。
本発明の一実施態様による保護回路は、二次電池(12)の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池(12)と負荷(34)又は充電装置(33)との間の配線に設けられたスイッチ素子(M11,M12)をオフする保護回路(15)であって、
前記二次電池(12)の近傍に配設され前記二次電池と並列接続された前記サーミスタ(R13)と抵抗(R14)の直列回路と、
前記充電装置(33)と2つの電源端子(13,14)及び1つの外部端子(32)を介してオープンドレインで接続される接続検出回路(32,R15)と、
前記サーミスタ(R13)と抵抗(R14)の接続点の電圧を所定温度(V1)に対応する基準電圧と比較するコンパレータ(21)と、
前記接続検出回路(32,R15)の出力を、前記充電装置(33)の前記外部端子(32)への出力に基づいて前記コンパレータ(21)の出力信号を有効とするゲート回路(30,31)と、
該ゲート回路(30,31)の出力に基づいて前記スイッチ素子(M11,M12)を制御する論理回路(19)とを有し、
前記論理回路(19)は、前記ゲート回路(30,31)からのコンパレータ(21)の出力信号に基づいて前記二次電池(12)の温度が前記所定温度を超えたとき前記スイッチ素子(M11,M12)をオフすることにより、充電器が接続されたときにのみ二次電池の温度保護を高精度に行い放電時の自己加熱を防止できる。
前記保護回路において、
前記接続検出回路(32,R15)は、充電装置が接続される外部端子(32)をプルアップもしくはプルダウンする抵抗(R15)を有する構成とすることができる。
前記保護回路において、
前記サーミスタ(R13)は、負の温度係数を持つNTCサーミスタである構成とすることができる。
本発明の一実施態様による電池パックは、二次電池(12)の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池(12)と負荷(34)又は充電装置(33)との間の配線に設けられたスイッチ素子(M11,M12)をオフする保護回路(15)を備えた電池パックであって、
前記充電装置(33)と2つの電源端子(13,14)及び1つの外部端子(32)を介してオープンドレインで接続され、前記外部端子(32)に前記充電装置(33)が接続されてないとき前記外部端子(32)を第1の電圧に設定し、前記外部端子(32)に前記充電装置(33)が接続されたとき前記外部端子(32)が前記充電装置(33)により前記第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定されることにより、前記外部端子(32)の電圧から前記充電装置(33)の接続を検出する接続検出回路(32,R15)と、
サーミスタ(R13)が前記二次電池(12)の近傍に配設されて前記二次電池(12)と熱結合されており、前記二次電池(12)と並列接続される前記サーミスタ(R13)と抵抗(R14)の直列回路の前記サーミスタと抵抗の接続点の電圧を所定温度に対応する基準電圧と比較するコンパレータ(21)と、
前記接続検出回路(32,R15)で前記充電装置(33)の接続を検出したときのみ前記コンパレータ(21)の出力信号を有効とするゲート回路(30,31)と、
前記ゲート回路(30,31)からのコンパレータ(21)の出力信号により前記二次電池の温度が前記所定温度を超えたとき前記スイッチ素子(M11,M12)をオフする論理回路(19)とを有する。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、充電器が接続されたときにのみ二次電池の温度保護を高精度に行い放電時の自己加熱を防止できる。
本発明の電池パックの参考例のブロック図である。 NTCサーミスタとPTCサーミスタそれぞれの温度・抵抗特性図である。 本発明の電池パックの一実施形態のブロック図である。 従来の電池パックの一例のブロック図である。 従来の電池パックの他の一例のブロック図である。
<参考例>
図1は、本発明の電池パックの参考例のブロック図を示す。同図中、リチウムイオン電池12と並列に抵抗R11とコンデンサC11の直列回路が接続されている。リチウムイオン電池12の正極は配線により電池パック10の外部端子13に接続され、負極は配線により電流遮断用のnチャネルMOSトランジスタM11,M12を介して電池パック10の外部端子14に接続されている。
MOSトランジスタM11,M12はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM11のソースはリチウムイオン電池12の負極に接続され、MOSトランジスタM12のソースは外部端子14に接続されている。また、MOSトランジスタM11,M12それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD11,D12が接続されている。
また、リチウムイオン電池12と並列にサーミスタR13と抵抗R14の直列回路が接続されている。上記のサーミスタR13は、電池パック10内でリチウムイオン電池12の近傍に配設されてリチウムイオン電池12と熱結合されている。サーミスタR13は負の温度係数を持つNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタを用いる。
なお、図2に負の温度係数を持つNTCサーミスタと、正の温度係数を持つPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタそれぞれの温度・抵抗特性を示す。
保護IC15は、過充電検出回路16,過放電検出回路17,過電流検出回路18を内蔵している。また、保護IC15はリチウムイオン電池12の正極から抵抗R11を通して電源Vddを端子15aに供給されると共に、リチウムイオン電池12の負極から電源Vssを端子15cに供給されて動作する。
過充電検出回路16は端子15a,15cの電圧からリチウムイオン電池12の過充電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過放電検出回路17は端子15a,15cの電圧からリチウムイオン電池12の過放電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過電流検出回路18は端子15c,15fの電圧から抵抗R12に流れる電流が過大となる過電流を検出して検出信号を論理回路19に供給する。
また、保護IC15は端子15bにサーミスタR13と抵抗R14の接続点Aを接続され、端子15fに抵抗R12の一端を接続され抵抗R12の他端は外部端子14に接続されている。また、保護IC15はDOUT出力の端子15dをMOSトランジスタM11のゲートに接続され、COUT出力の端子15eをMOSトランジスタM12のゲートに接続されている。
保護IC15において、端子15bはコンパレータ21の非反転入力端子に接続されている。端子15cはツェナーダイオード等の定電圧源20の負極に接続され、定電圧源20の正極はコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。
サーミスタR13は図2に負の温度係数を持つNTCサーミスタであるため、温度が上昇するにしたがって抵抗値が低下して接続点Aの電圧は上昇する。
コンパレータ21はヒステリシス特性を有し、定電圧源20で発生した定電圧V1と接続点Aの電圧を比較して、接続点Aの電圧が高いときハイレベルの信号を出力する。つまり、サーミスタR13の検出温度が定電圧V1に対応する所定温度(例えば70°C程度)を超えるとコンパレータ21はハイレベルの高温検出信号を出力する。
コンパレータ21の出力する高温検出信号は不感応時間設定回路22に供給される。不感応時間設定回路22は高温検出信号のハイレベル期間が所定値(例えば0.5sec)を超えるとハイレベルの高温検出信号を論理回路19に供給する。
論理回路19は、過充電検出回路16,過放電検出回路17,過電流検出回路18それぞれの検出信号を供給されると共に、不感応時間設定回路22の出力する高温検出信号を供給されている。
論理回路19は過充電検出回路16から過充電検出信号を供給されると端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断し、過放電検出回路17から過放電検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断し、過電流検出回路18から過電流検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断する。
論理回路19は高温検出信号がハイレベルとなると、端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断する。これにより、リチウムイオン電池12の温度を正確に検出することができ、リチウムイオン電池12が高温となった場合に充電を停止して保護することができる。
また、サーミスタR13は図2に示すように温度に対してほぼリニアに抵抗値が変化するNTCサーミスタを用いているため温度を精度良く検出でき、サーミスタR13を電池パック10内でリチウムイオン電池12の近傍に配設することによりリチウムイオン電池12の温度を精度良く検出できる。なお、PTCサーミスタはある温度を超えると急激に抵抗値が増加するため温度を精度良く検出できない。
ところで、COUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断した際に、外部端子13,14間に負荷が接続されていると、DOUT出力がハイレベルでMOSトランジスタM11はオンしているため、MOSトランジスタM12のボディダイオードD12がオンしてリチウムイオン電池12からの放電電流が外部端子13,14間に接続されている負荷に流れることになる。
この場合、ボディダイオードD12の順方向電圧降下をVfとし、放電電流をIdとすると、Wd=Vf×Idで表される電力Wdが熱として放出されてしまう。このため、電池パック10が更に加熱されるおそれがある。この自己加熱を防止するのが以下に説明する本実施形態である。
<実施形態>
図3は、本発明の電池パックの一実施形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。
図3において、リチウムイオン電池12と並列に抵抗R11とコンデンサC1の直列回路が接続されている。リチウムイオン電池12の正極は電池パック10の外部端子13に接続され、負極は電流遮断用のnチャネルMOSトランジスタM11,M12を介して電池パック10の外部端子14に接続されている。
MOSトランジスタM11,M12はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM11のソースはリチウムイオン電池12の負極に接続され、MOSトランジスタM12のソースは外部端子14に接続されている。また、MOSトランジスタM11,M12それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD11,D12が接続されている。
また、リチウムイオン電池12と並列にサーミスタR13と抵抗R14の直列回路が接続されている。上記のサーミスタR13は、電池パック10内でリチウムイオン電池12の近傍に配設されてリチウムイオン電池12と熱結合されている。サーミスタR13は負の温度係数を持つNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタを用いる。
なお、図2に負の温度係数を持つNTCサーミスタと、正の温度係数を持つPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタそれぞれの温度・抵抗特性を示す。
保護IC15は、過充電検出回路16,過放電検出回路17,過電流検出回路18を内蔵している。また、保護IC15はリチウムイオン電池12の正極から抵抗R11を通して電源Vddを端子15aに供給されると共に、リチウムイオン電池12の負極から電源Vssを端子15cに供給されて動作する。
過充電検出回路16は端子15a,15cの電圧からリチウムイオン電池12の過充電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過放電検出回路17は端子15a,15cの電圧からリチウムイオン電池12の過放電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過電流検出回路18は端子15c,15fの電圧から抵抗R12に流れる電流が過大となる過電流を検出して検出信号を論理回路19に供給する。
また、保護IC15は端子15bにサーミスタR13と抵抗R14の接続点Aを接続され、端子15fに抵抗R12の一端を接続され抵抗R12の他端は外部端子14に接続されている。また、保護IC15はDOUT出力の端子15dをMOSトランジスタM11のゲートに接続され、COUT出力の端子15eをMOSトランジスタM12のゲートに接続されている。
保護IC15において、端子15bはコンパレータ21の非反転入力端子に接続されている。端子15cはツェナーダイオード等の定電圧源20の負極に接続され、定電圧源20の正極はコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。
サーミスタR13は図2に負の温度係数を持つNTCサーミスタであるため、温度が上昇するにしたがって抵抗値が低下して接続点Aの電圧は上昇する。
コンパレータ21はヒステリシス特性を有し、定電圧源20で発生した定電圧V1と接続点Aの電圧を比較して、接続点Aの電圧が高いときハイレベルの信号を出力する。つまり、サーミスタR13の検出温度が定電圧V1に対応する所定温度(例えば70°C程度)を超えるとコンパレータ21はハイレベルの高温検出信号を出力する。
コンパレータ21の出力する高温検出信号は不感応時間設定回路22に供給される。不感応時間設定回路22は高温検出信号のハイレベル期間が所定値(例えば0.5sec)を超えるとハイレベルの高温検出信号をアンド回路(アンドゲート)30の一方の入力端子に供給する。
一方、保護IC15の端子15gはインバータ31を介してアンド回路30の他方の入力端子に接続されている。また、端子15gは電池パック10の外部端子32に接続されると共に、抵抗R15を介してリチウムイオン電池12の正極に接続されている。
充電時には、電池パック10の外部端子13,14,32それぞれに充電装置33が接続され、外部端子13,14からリチウムイオン電池12が充電されると共に、外部端子32は充電装置33内のMOSトランジスタM13によって接地レベルにプルダウンされる。充電装置33が接続されていないとき外部端子32は抵抗R15によって電源電圧Vddにプルアップされている。
このため、充電装置33が接続されているときアンド回路30の他方の入力端子はハイレベルとなり、不感応時間設定回路22の出力する高温検出信号がアンド回路30を通して論理回路19に供給される。充電装置33が接続されていないときアンド回路30の他方の入力端子はローレベルとなり、高温検出信号はアンド回路30で阻止され論理回路19に供給されない。
論理回路19は、過充電検出回路16,過放電検出回路17,過電流検出回路18それぞれの検出信号を供給されると共に、不感応時間設定回路22の出力する高温検出信号を供給されている。
論理回路19は過充電検出回路16から過充電検出信号を供給されると端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断し、過放電検出回路17から過放電検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断し、過電流検出回路18から過電流検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断する。
電池パック10の外部端子13,14,32それぞれに充電装置33が接続された充電時に、高温検出信号がハイレベルとなると、論理回路19は端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断する。これにより、リチウムイオン電池12の温度を正確に検出することができ、リチウムイオン電池12が高温となった場合に充電を停止して保護することができる。なお、この状況で負荷34が共に外部端子13,14に接続されていても良い。
一方、電池パック10の外部端子13,14それぞれに充電装置33が接続されずに負荷34が接続されているとき、高温検出信号は論理回路19供給されないため、論理回路19に供給される高温検出信号はローレベルとなり、論理回路19は端子15eのCOUT出力をハイレベルとしてMOSトランジスタM12をオンしている。これにより、ボディダイオードD12がオンすることはなく、電池パック10が更に加熱される自己加熱を防止できる。
ここで、電池パック10の外部端子13,14,32それぞれに充電装置33と負荷34が共に接続されている場合には、負荷34は充電装置33から給電されるため、MOSトランジスタM12がオフであってもボディダイオードD12がオンすることはない。
なお、抵抗R15を端子14,32間に接続して端子32をプルダウンし、充電装置33が接続されると外部端子32を充電装置33内のMOSトランジスタM13によって電源電圧にプルアップするような構成としても良い。この場合には、インバータ31が不要となる。
10 電池パック
12 リチウムイオン電池
13,14,32 外部端子
15 保護IC
16 過充電検出回路
17 過放電検出回路
18 過電流検出回路
19 論理回路
20 定電圧源
21 コンパレータ
22 不感応時間設定回路
30 アンド回路
31 インバータ
33 充電装置
34 負荷
C1 コンデンサ
M11,M12 MOSトランジスタ
R11,R12,R14 抵抗
R13 サーミスタ

Claims (4)

  1. 二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は充電装置との間の配線に設けられたスイッチ素子をオフする保護回路であって、
    前記二次電池の近傍に配設され前記二次電池と並列接続されるサーミスタと抵抗の直列回路と、
    前記充電装置と2つの電源端子及び1つの外部端子を介してオープンドレインで接続される接続検出回路と、
    前記サーミスタと抵抗の接続点の電圧を所定温度に対応する基準電圧と比較するコンパレータと、
    前記接続検出回路の出力を、前記充電装置の前記外部端子への出力に基づいて前記コンパレータの出力信号を有効とするゲート回路と、
    該ゲート回路の出力に基づいて前記スイッチ素子を制御する論理回路とを有し、
    前記論理回路は、前記ゲート回路からのコンパレータの出力信号に基づいて前記二次電池の温度が前記所定温度を超えたとき前記スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とする保護回路。
  2. 請求項1記載の保護回路において、
    前記接続検出回路は、前記充電装置が接続される前記外部端子をプルアップもしくはプルダウンする抵抗を有する
    ことを特徴とする保護回路。
  3. 請求項1記載の保護回路において、
    前記サーミスタは、負の温度係数を持つNTCサーミスタである
    ことを特徴とする保護回路。
  4. 二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は充電装置との間の配線に設けられたスイッチ素子をオフする保護回路を備えた電池パックであって、
    前記充電装置と2つの電源端子及び1つの外部端子を介してオープンドレインで接続され、前記外部端子に前記充電装置が接続されてないとき前記外部端子を第1の電圧に設定し、前記外部端子に前記充電装置が接続されたとき前記外部端子が前記充電装置により前記第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定されることにより、前記外部端子の電圧から前記充電装置の接続を検出する接続検出回路と、
    サーミスタが前記二次電池の近傍に配設されて前記二次電池と熱結合されており、前記二次電池と並列接続される前記サーミスタと抵抗の直列回路の前記サーミスタと抵抗の接続点の電圧を所定温度に対応する基準電圧と比較するコンパレータと、
    前記接続検出回路で前記充電装置の接続を検出したときのみ前記コンパレータの出力信号を有効とするゲート回路と、
    前記ゲート回路からのコンパレータの出力信号により前記二次電池の温度が前記所定温度を超えたとき前記スイッチ素子をオフする論理回路とを有する
    ことを特徴とする電池パック。
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