JP2006320048A - 保護回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素な回路で二次電池を過剰な充電や過大な放電電流から保護することができる保護回路を提供する。
【解決手段】 コンパレータCMP1は二次電池6の充電電圧Vcを基準電圧Vref1と比較して過充電を検出する。トランジスタQ1は、コンパレータCMP1により過充電が検出された場合、オンされ、ヒータR2をオンする。PTC素子SW1は、ヒータにより加熱され所定の動作温度Tsw1に達するとオフし、充電電流を遮断する。一方、PTC素子SW1は、二次電池からの放電電流が過大になると、その放電電流により自己発熱して動作温度Tsw1に達するとオフし、放電電流を遮断する。
【選択図】 図2
【解決手段】 コンパレータCMP1は二次電池6の充電電圧Vcを基準電圧Vref1と比較して過充電を検出する。トランジスタQ1は、コンパレータCMP1により過充電が検出された場合、オンされ、ヒータR2をオンする。PTC素子SW1は、ヒータにより加熱され所定の動作温度Tsw1に達するとオフし、充電電流を遮断する。一方、PTC素子SW1は、二次電池からの放電電流が過大になると、その放電電流により自己発熱して動作温度Tsw1に達するとオフし、放電電流を遮断する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、二次電池を過剰な充電や過大な放電電流から保護する保護回路に関する。
図6は、背景技術に係る電池パックの構成を示す回路図である。図6に示す電池パック101は、保護回路102と、二次電池103とを備えている。二次電池103は、例えばリチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池、ニッケル水素二次電池、あるいはニッケルカドミウム二次電池等の充電可能な二次電池である。このような二次電池は、過剰に充電されたり放電電流が過大になったりすると、サイクル寿命等の特性が劣化したり、電池の膨張や変形等を招いたりする場合がある。そこで、電池パック101は、二次電池103を過剰な充電や、過大な放電電流から保護する保護回路102を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
保護回路102は、外部接続端子104,105と、FET(Field Effect Transistor)106,107と、基準電圧源108,109と、コンパレータ110,111と、抵抗112と、論理回路113とを備えている。
外部接続端子104,105は、二次電池103を充電するための充電装置を接続したり、二次電池103からの放電電流により駆動される携帯電話機やデジタルカメラ等のモバイル機器、電動工具、ロボット、電動自転車等の駆動用電源を接続したりするための接続端子である。そして、外部接続端子104と、二次電池103と、FET106と、FET107と、外部接続端子105とが直列に接続されている。
FET106は、寄生ダイオードのアノードが二次電池103側になる方向にされており、FET107は、寄生ダイオードのアノードが外部接続端子105側になる方向にされている。そして、FET106は、二次電池103の放電電流が過大になった場合に放電電流を遮断する過放電保護用のスイッチとして用いられ、FET107は、二次電池103が過充電になった場合に充電電流を遮断する過充電保護用のスイッチとして用いられる。
また、二次電池103の正極端子がコンパレータ110の+端子に印加され、基準電圧源108から出力された基準電圧Vref1がコンパレータ110の−端子に印加され、コンパレータ110の出力端子が論理回路113に接続されている。基準電圧Vref1としては、二次電池103の過充電を検出するための電圧が設定されている。そして、コンパレータ110は、外部接続端子104,105に接続された図略の充電装置によって二次電池103が充電され、二次電池103の端子電圧が基準電圧Vref1を超えると、過充電を示す検知信号を論理回路113へ出力するようになっている。
また、FET106とFET107との接続点が、抵抗112を介してコンパレータ111の−端子に接続され、基準電圧源109から出力された基準電圧Vref2がコンパレータ111の+端子に印加されている。これにより、二次電池103からの放電電流がFET106を流れ、FET106のオン抵抗により生じた電圧降下が抵抗112を介してコンパレータ111の−端子へ印加される。また、基準電圧Vref2は、例えば二次電池103の特性劣化を招かない範囲での最大の放電電流がFET106を流れた場合にFET106のオン抵抗で生じる電圧降下に相当する電圧が設定されている。
そして、コンパレータ111は、例えば外部接続端子104,105が、金属片に接触したり、外部接続端子104,105に接続された負荷機器が故障したりすること等によって短絡し、二次電池103から過大な放電電流が流れると、FET106における電圧降下の上昇を検知して、過電流の放電を示す検知信号を論理回路113へ出力するようになっている。
論理回路113は、コンパレータ110から過充電を示す検知信号が出力されると、二次電池103の充電を停止させるべくFET107をオフさせ、コンパレータ111から過電流の放電を示す検知信号が出力されると、二次電池103の放電を停止させるべくFET106をオフさせる。これにより、保護回路102は、二次電池103を、過剰な充電や過電流の放電から保護するようになっている。
また、このように二次電池を過剰な充電や、過電流の放電から保護する保護回路としては、図7に示す電池パック121のように、二次電池122とPTC素子123とを直列に接続し、例えば外部接続端子124,125に接続された充電装置126が故障した場合等、充電が過剰となって二次電池122が発熱したりPTC素子123が自己発熱したりすることによって、PTC素子123が加熱されると、PTC素子123がオフして充電電流を遮断し、二次電池122を保護するようにしたものが知られている。
また、図8に示す電池パック131のように、所定の温度を超えた場合にオフするサーミスタであるPTC(Positive Temperature Coefficient)素子であるPTC素子132を用いて、二次電池133とPTC素子132とを直列に接続し、例えば外部接続端子134,135に接続された充電装置136が故障した場合等、充電が過剰となって二次電池133が発熱したりPTC素子132が自己発熱したりすることによって、PTC素子132が加熱されると、PTC素子132がオフして充電電流を遮断し、二次電池133を保護するようにしたものが知られている。
特開平4−75430号公報
しかしながら、図6に示す保護回路102は、FETには寄生ダイオードが有るために、電流の流れる方向が異なる放電電流と充電電流とを一つのFETで遮断することができず、放電電流を遮断するFET106と、充電電流を遮断するFET107とを備える必要があった。また、過充電を検出するために基準電圧源108とコンパレータ110とを必要とし、過大な放電電流を検出するために基準電圧源109とコンパレータ111と抵抗112とを必要とし、コンパレータ110,111の出力信号に基づき2つのFET106,107をオン・オフさせる論理回路113を必要とするため、保護回路102の回路規模が増大するという不都合があった。
更に、図7や図8に示すように、PTC素子等の温度によって動作する温度スイッチを二次電池と直列に接続することで二次電池を過充電から保護する構成では、過充電を検出する精度が低いため、例えば充電電圧の制御精度の低い粗悪な充電装置によって電池パックの充電が行われた場合のように、温度が急激に上昇しない程度の充電電流で二次電池の充電が継続されると、温度スイッチが動作しないまま二次電池が過充電され、二次電池の特性が劣化したり、電池の膨張や変形等を招いたりするおそれがあるという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、簡素な回路で二次電池を過剰な充電や過大な放電電流から保護することができる保護回路を提供することを目的とする。
本発明による保護回路は、二次電池を充電する充電装置及び/又は前記二次電池からの放電電流により駆動される負荷機器を接続するための第1及び第2の接続端子と、二次電池の両極に接続される第3及び第4の接続端子と、前記第1及び第3の接続端子間に設けられ、所定の温度を超えた場合にオフするPTC素子と、前記PTC素子を加熱するヒータと、前記二次電池の電圧が、予め設定された基準電圧を超えた場合に前記ヒータを発熱させて前記PTC素子をオフさせる過充電保護制御部とを備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記ヒータは、一端が前記第1の接続端子に接続され、他端が前記過充電保護制御部の出力端子に接続されていることが好ましい。
また、上記構成において、前記ヒータは、一端が前記第3の接続端子に接続され、他端が前記過充電保護制御部の出力端子に接続されていることが好ましい。
また、上記構成において、前記過充電保護制御部は、前記二次電池の電圧が、前記基準電圧を超えたか否かを検出する過充電検知部と、前記過充電検知部の出力端子と前記ヒータとの間に接続されたスイッチング素子とを備え、前記過充電検知部は、前記二次電池の電圧が前記基準電圧を超えた場合、前記スイッチング素子をオンさせ、前記二次電池の電圧が前記基準電圧以下の場合、前記スイッチング素子をオフさせることが好ましい。
また、上記構成において、前記過充電検知部は集積回路であり、前記スイッチング素子は、前記過充電検知部の出力端子がゲートに接続された電界効果型トランジスタであることが好ましい。
また、上記構成において、前記過充電検知部は、出力端子が前記スイッチング素子に接続されたコンパレータと、前記コンパレータの一方の入力端子に前記基準電圧を印加する基準電圧源と、前記コンパレータの他方の入力端子と前記第3の接続端子との間に接続された抵抗とを備えることが好ましい。
本発明による保護回路は、二次電池を充電する充電装置及び/又は前記二次電池からの放電電流により駆動される負荷機器を接続するための第1及び第2の接続端子と、二次電池の両極に接続される第3及び第4の接続端子と、前記第1及び第3の接続端子間に設けられ、所定の温度を超えた場合にオフするPTC素子と、前記PTC素子と前記第1の接続端子との間に接続された過充電防止トランジスタと、前記二次電池の電圧が、所定の基準電圧を超えたか否かを検出し、前記二次電池の電圧が、前記基準電圧を超えた場合、前記過充電防止トランジスタをオフする過充電検知部とを備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記過充電検知部により、二次電池の過充電が検出されたとき、前記過充電防止トランジスタをオフするスイッチングトランジスタを更に備え、前記スイッチングトランジスタと前記過充電検知部とを集積回路にしたことが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、二次電池からの放電電流が所定の電流値を超えた場合にPTC素子が自己発熱によりオフして放電電流を遮断するので、二次電池を過大な放電電流から保護することができる。そのため、図6示すような過放電防止用のFET106、基準電圧源109、及び過大な放電電流を検出するためのコンパレータ111が不要となり、回路の簡素化を図ることができる。また、充電電圧が予め設定された基準電圧を超えた場合に、過充電保護制御部によってヒータが発熱され、ヒータによりPTC素子が加熱されることによってPTC素子がオフして充電電流を遮断するので、二次電池を過充電から保護することができる。また、放電電流と充電電流とを一つのPTC素子により遮断することができるため、回路を簡素化することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
請求項3記載の発明によれば、ヒータは一端が第3の接続端子に接続されているため、PTC素子のオフ状態に流れる微弱な充電電流が、ヒータを介して過充電保護制御部側に流れることにより、この微弱な電流が二次電池側へ流れることが防止され、二次電池の過充電をより確実に防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、ヒータのオン・オフをスイッチング素子を用いて行なっているため、二次電池の過充電をより正確に防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、過充電検知部を集積回路化すると共に、スイッチング素子として、電界効果型のトランジスタを用いたため、回路の小型化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、コンパレータが基準電圧と二次電池の電圧とを比較してスイッチング素子のオン・オフを制御するため、二次電池の過充電をより正確に検知することができる。
請求項7記載の発明によれば、二次電池からの放電電流が所定の電流値を超えた場合にPTC素子が自己発熱によりオフして放電電流を遮断するので、二次電池を過大な放電電流から保護することができる。そのため、図6示すような過放電防止用のFET106、基準電圧源109、及び過大な放電電流を検出するためのコンパレータ111が不要となり、回路の簡素化を図ることができる。また、充電電圧が予め設定された基準電圧を超えた場合に、過充電保護制御部によって過充電防止トランジスタがオフされるため、二次電池への充電電流が遮断され、二次電池を過充電から保護することができる。
請求項8記載の発明によれば、過充電防止トランジスタをスイッチトランジスタによりオン・オフさせるため、電流定格の大きな過充電防止トランジスタのオン・オフ制御を精度よく行なうことができると共に、スイッチングトランジスタは、電流定格の小さなトランジスタを採用することができるため、過電流検出回路と併せて集積回路にすることが可能となり、回路規模を小さくすることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る電池パックの一例を示す分解斜視図である。図1に示す電池パック1は、有底の容器2と、外部接続端子ユニット3と、容器2と外部接続端子ユニット3との間に挿入される板状のスペーサ4とを備えている。容器2には、二次電池6が収容され、かしめ封口されており、二次電池6に凸状に設けられた正極端子61が容器2の開口端から突出するようにされている。また、容器2は、ニッケルメッキを表面に施した鋼板から構成されており、二次電池6の負極が容器2の内部で容器2と接続されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る電池パックの一例を示す分解斜視図である。図1に示す電池パック1は、有底の容器2と、外部接続端子ユニット3と、容器2と外部接続端子ユニット3との間に挿入される板状のスペーサ4とを備えている。容器2には、二次電池6が収容され、かしめ封口されており、二次電池6に凸状に設けられた正極端子61が容器2の開口端から突出するようにされている。また、容器2は、ニッケルメッキを表面に施した鋼板から構成されており、二次電池6の負極が容器2の内部で容器2と接続されている。
外部接続端子ユニット3は、例えば樹脂成形されたケース31を備えて構成され、充電装置や負荷機器を接続するための接続端子T1,T2がケース31の表面に露出して設けられている。また、接続端子T2と接続された、例えば板状の金属により構成された接続端子T4が、容器2と接続される方向に突出して設けられている。
図2は、図1に示す電池パック1の電気的構成の一例を示す回路図である。図1に示す電池パック1は、保護回路5と、二次電池6とを備えている。二次電池6は、例えばリチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池、ニッケル水素二次電池、あるいはニッケルカドミウム二次電池等の充電可能な二次電池である。保護回路5は、二次電池6を過剰な充電や、過大な放電電流から保護する保護回路である。
保護回路5は、外部接続端子ユニット3の内部に配設されており、接続端子T1(第1の接続端子)、接続端子T2(第2の接続端子)、接続端子T3(第3の接続端子)、接続端子T4(第4の接続端子)、PTC素子SW1、コンパレータCMP1、基準電圧源E1、抵抗R1、トランジスタQ1、及びヒータR2を備えている。接続端子T3及び接続端子T4は、二次電池6の両極に、それぞれ接続される接続端子である。
接続端子T1及び接続端子T2は、二次電池6を充電する図略の充電装置及び/又は二次電池6からの放電電流により駆動される負荷機器を接続するための接続端子である。負荷機器は、例えば携帯電話機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型パーソナルコンピュータ、電動工具等、電池で駆動される種々の電気機器である。
PTC素子SW1は、ポリマ系のPTCサーミスタ(PTC:Positive Temperature Coefficient=正の温度係数を持つサーミスタ)で、素子温度がある温度より上昇すると急減に抵抗値が変化する復帰型の感熱スイッチである。
図3は、PTC素子の温度特性を示したグラフであり、縦軸は抵抗の値を示し横軸は温度を示している。図3に示すように、温度が125℃より低い領域では、PTC素子の抵抗の上昇はなだらかに変化しているが、125℃を超えたあたりから抵抗の値が急激に上昇していることが分かる。
ここで、グラフの傾きが急峻となる変曲点の温度を動作温度Tsw1と呼ぶことにする。従って、PTC素子SW1は、過電流により内部の温度が動作温度Tsw1を超える、又は、外部加熱により内部の温度が動作温度Tsw1を超えるとオフすることになる。動作温度Tsw1としては、例えば二次電池6の特性を劣化させない温度範囲における最高温度が設定されているものとする。
ヒータR2は、例えば正の温度特性、すなわち温度の増減に応じて抵抗値が増減するPTCサーミスタが用いられる。これにより、ヒータR2に電圧を印加すると、ヒータR2の自己発熱によってヒータR2の抵抗値が増大し、ヒータR2を流れる電流が減少する結果、ヒータR2の温度は最終的に、最終到達温度Thで一定となる。最終到達温度Thは、PTC素子SW1の動作温度Tsw1を超える温度であって、二次電池6や保護回路5を損傷しない程度の温度が設定されている。これにより、ヒータR2の発熱によって二次電池6や保護回路5を損傷したりすることを抑制することができる。
接続端子T3は、二次電池6の正極に接続され、二次電池6の負極は接続端子T4に接続されている。また、接続端子T1は、PTC素子SW1を介してコンパレータCMP1の電源供給端子に接続され、接続端子T2はコンパレータCMP1のグラウンド端子に接続されて、二次電池6からコンパレータCMP1の動作用電源電圧が供給される。
トランジスタQ1は、nチャネル電界効果型トランジスタであり、ゲートがコンパレータCMP1の出力端子に接続され、ドレインがヒータR2に接続され、ソースが接続端子T2に接続されている。
基準電圧源E1は、二次電池6の過充電を検出するための判断基準となる基準電圧Vref1を出力する電圧発生回路である。これにより、コンパレータCMP1の反転入力端子(−端子)に基準電圧Vref1が印加され、接続端子T3,T4間の端子電圧、すなわち二次電池6の充電電圧Vcが基準電圧Vref1を超えるとコンパレータCMP1によってトランジスタQ1のゲート電圧がハイレベルにされ、トランジスタQ1がオンされて、ヒータR2が発熱する。
また、コンパレータCMP1は、充電電圧Vcが基準電圧Vref1付近となった場合におけるノイズの影響を低減するために、入力電圧にヒステリシスを有するコンパレータが用いられている。コンパレータCMP1の非反転入力端子(+端子)には、抵抗R1を介してPTC素子SW1が接続されている。
なお、コンパレータCMP1、抵抗R1、及び基準電圧源E1は、例えば集積化されて構成され、集積回路IC1とされている。この場合、集積回路IC1及びトランジスタQ1は、過充電保護制御部の一例に相当している。また、コンパレータCMP1、抵抗R1、及び基準電圧源E1は、過充電検知部の一例に相当している。
次に、上述のように構成された保護回路5の動作について説明する。まず、保護回路5による過充電の保護動作について説明する。PTC素子SW1がオンしている状態で接続端子T1,T2に図略の充電装置が接続され、充電装置から充電電圧Vcが接続端子T1,T2間に印加されると、PTC素子SW1、及び接続端子T3を介して二次電池6へ充電電圧Vcによる充電が行われる。
充電電圧Vcは、正常時は例えば最大4.2Vであり、基準電圧源E1は、基準電圧Vref1として例えば4.3Vが設定されている。
従って、充電装置が故障する或いは充電装置の出力電圧精度が低い等の理由によって充電電圧VcがVref1を超えると、コンパレータCMP1によってトランジスタQ1がオンされ、接続端子T1からヒータR2に電流が流れ、PTC素子SW1が加熱される。そして、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1がオフして充電電流が遮断され、二次電池6が過充電から保護される。
次に、PTC素子SW1がオフして充電電流が遮断されることによって、接続端子T3の電圧が基準電圧Vref1以下になると、コンパレータCMP1によってトランジスタQ1がオフされ、ヒータR2に流れる電流がゼロとなる。そして、自然冷却によりPTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1を下回ると、PTC素子SW1がオンして過充電保護状態から通常状態に復帰する。
この場合、コンパレータCMP1によって過充電が検出され、ヒータR2によりPTC素子SW1を加熱することによってPTC素子SW1をオフさせるので、例えば図7や図8に示すように二次電池と直列に接続された温度スイッチのみによって過充電保護を行う場合よりも過充電を検出する精度を向上させることができ、過充電保護動作が行われないまま二次電池6が過充電されたり、二次電池6の特性が劣化したり、二次電池6の膨張や変形等を招いたりするおそれを低減することができる。
次に、二次電池6からの放電電流が過大になった場合の保護回路5による保護動作について説明する。まず、PTC素子SW1がオンしている状態で、例えば接続端子T1,T2に金属片が接触したり、接続端子T1,T2に接続された図略の携帯電話機等の負荷機器が故障したりすることによって、接続端子T1,T2が短絡、又は接続端子T1,T2間の抵抗値が低抵抗になると、二次電池6からPTC素子SW1とを介して放電される電流が増大し、PTC素子SW1が加熱される。
そして、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1がオフして二次電池6の放電電流が遮断され、二次電池6が過大な放電電流から保護される。
次に、充電中に集積回路IC1が故障した場合について、説明する。充電中に集積回路IC1が故障し、充電器の電圧制御も働かなくなると、二次電池6は、満充電を通り超して過充電状態となる。
しかしながら、二次電池6が過充電されると、二次電池6自身の温度が上昇し、二次電池6とPTC素子SW1とが熱結合されているため、この温度によってPTC素子SW1は加熱され、動作温度Tsw1に達するとオフ状態となって、充電器からの充電電流が遮断される。このようにして、保護回路5は、過充電保護動作を行う。
このように第1実施形態の保護回路5によれば、二次電池からの放電電流が所定の電流値を超えた場合に自己発熱によりPTC素子がオフして放電電流を遮断するので、二次電池を過大な放電電流から保護することができる。また、充電電圧が予め設定された基準電圧を超えた場合に、過充電保護制御部によってヒータが発熱され、ヒータによりPTC素子が加熱されることによってPTC素子がオフして充電電流を遮断するので、二次電池を過剰な充電から保護することができる。また、放電電流と充電電流とを一つのPTC素子により遮断することができるので、回路を簡素化することができる。更に、PTC素子SW1は二次電池6により加熱され、動作温度Tsw1に達すると、充電器からの充電電流を遮断するため、充電中に集積回路IC1が故障しても、二次電池6を過充電から保護することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る保護回路を備えた電池パックについて説明する。本発明の第2の実施形態に係る電池パック1aの外観は、図1に示す電池パック1と同様である。図4は、本発明の第2実施形態に係る電池パック1aの電気的構成の一例を示す回路図である。図4に示す電池パック1aは、図2に示す電池パック1とは、保護回路5の構成が異なる。すなわち、第1実施形態にかかる保護回路5では、PTC素子の接続端子T1側の端子にヒータR2を接続していたが、第2実施形態にかかる保護回路5aでは、PTC素子SW1の二次電池6側の端子にヒータR2を接続したことを特徴としている。
次に、本発明の第2の実施形態に係る保護回路を備えた電池パックについて説明する。本発明の第2の実施形態に係る電池パック1aの外観は、図1に示す電池パック1と同様である。図4は、本発明の第2実施形態に係る電池パック1aの電気的構成の一例を示す回路図である。図4に示す電池パック1aは、図2に示す電池パック1とは、保護回路5の構成が異なる。すなわち、第1実施形態にかかる保護回路5では、PTC素子の接続端子T1側の端子にヒータR2を接続していたが、第2実施形態にかかる保護回路5aでは、PTC素子SW1の二次電池6側の端子にヒータR2を接続したことを特徴としている。
次に、第2実施形態の保護回路5aの動作について説明する。まず、保護回路5aによる過充電の保護動作について説明する。PTC素子SW1がオンしている状態で接続端子T1,T2に図略の充電装置が接続され、充電装置から充電電圧Vcが接続端子T1,T2間に印加されると、PTC素子SW1、及び接続端子T3を介して二次電池6へ充電電圧Vcによる充電が行われる。
そして、例えば図略の充電装置が故障する或いは充電装置の出力電圧精度が低い等の理由により充電電圧VcがVref1を超えると、コンパレータCMP1によってトランジスタQ1がオンされ、接続端子T1からPTC素子SW1を介してヒータR2に電流が流れ、PTC素子SW1が加熱される。そして、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1がオフして充電電流が遮断され、二次電池6が過充電から保護される過充電保護状態となる。
PTC素子SW1は、オフ状態において僅かではあるが電流が流れる。しかしながら、第2実施形態では、ヒータR2は、PTC素子SW1の二次電池6側の端子に接続されているため、過充電保護状態においてPTC素子SW1に流れる微弱な電流は、オンしているトランジスタQ1側へと流れる。その結果、二次電池6の過充電をより確実に防止することができる。
次に、PTC素子SW1がオフして充電電流が遮断されることによって、接続端子T3の電圧が基準電圧Vref1以下になると、コンパレータCMP1によってトランジスタQ1がオフされ、ヒータR2に流れる電流がゼロにされる。そして、自然冷却によりPTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1を下回ると、PTC素子SW1がオンして過充電保護状態から通常状態に復帰する。
次に、二次電池6からの放電電流が過大になった場合の保護回路5aによる保護動作について説明する。まず、PTC素子SW1がオンしている状態で、例えば接続端子T1,T2に金属片が接触したり、接続端子T1,T2に接続された図略の携帯電話機等の負荷機器が故障したりすることによって、接続端子T1,T2が短絡、又は接続端子T1,T2間の抵抗値が低抵抗になると、二次電池6からの放電電流が増大し、PTC素子SW1が加熱される。
そして、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1がオフして二次電池6の放電電流が遮断され、二次電池6が過大な放電電流から保護される。
以上説明したように第2実施形態による保護回路5aによれば、ヒータR2をPTC素子SW1の二次電池6側の端子に接続したため、第1実施形態の効果に加えて、二次電池6の過充電をより確実に防止することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る保護回路を備えた電池パックについて説明する。本発明の第3実施形態に係る電池パック1bの外観は、図1に示す電池パック1と同様である。図5は、本発明の第3実施形態に係る電池パック1bの電気的構成の一例を示す回路図である。図5に示す電池パック1bは、図2に示す電池パック1とは、保護回路5bの構成が異なる。すなわち、図5に示す保護回路5bは、保護回路5に対して、ヒータR2を削除し、PTC素子SW1に過充電防止トランジスタFET1を接続し、トランジスタ(スイッチングトランジスタ)Q1を集積回路IC1に含ませていることを特徴としている。なお、第1実施形態と同一のものは同一の符号を付し、説明を省く。
次に、本発明の第3の実施形態に係る保護回路を備えた電池パックについて説明する。本発明の第3実施形態に係る電池パック1bの外観は、図1に示す電池パック1と同様である。図5は、本発明の第3実施形態に係る電池パック1bの電気的構成の一例を示す回路図である。図5に示す電池パック1bは、図2に示す電池パック1とは、保護回路5bの構成が異なる。すなわち、図5に示す保護回路5bは、保護回路5に対して、ヒータR2を削除し、PTC素子SW1に過充電防止トランジスタFET1を接続し、トランジスタ(スイッチングトランジスタ)Q1を集積回路IC1に含ませていることを特徴としている。なお、第1実施形態と同一のものは同一の符号を付し、説明を省く。
過充電防止トランジスタFET1は、pチャネル電界効果型トランジスタであり、ゲートがトランジスタQ1のドレインに接続され、ドレインがPTC素子SW1に接続され、ソースが接続端子T1に接続されている。コンパレータCMP1の+端子には基準電圧源E1が接続され、−端子には抵抗R1を介してPTC素子SW1が接続されている。
次に、第3実施形態の保護回路5bの動作について説明する。正常状態において、充電電圧Vcは基準電圧Vref1以下であるため、コンパレータCMP1はトランジスタQ1のゲート端子をハイレベルにし、トランジスタQ1をオンにする。このとき、過充電防止トランジスタFET1はオンするため、二次電池6は充電電圧Vcが印加され充電される。
そして、例えば図略の充電装置が故障する、或いは充電装置の出力電圧精度が低い等の理由により充電電圧VcがVref1を超えると、コンパレータCMP1はトランジスタQ1のゲート電圧をローレベルにし、トランジスタQ1がオフする。これにより過充電防止トランジスタFET1はオフされて充電電流が遮断され、二次電池6が過充電から保護される。
再び、二次電池6の充電電圧Vcが基準電圧Vref1以下になると、コンパレータCMP1によってトランジスタQ1及び過充電防止トランジスタFET1はオンされ、過充電保護状態から通常状態に復帰する。
次に、二次電池6からの放電電流が過大になった場合の保護回路5bによる保護動作について説明する。まず、PTC素子SW1がオンしている状態で、例えば接続端子T1,T2に金属片が接触したり、接続端子T1,T2に接続された図略の携帯電話機等の負荷機器が故障したりすることによって、接続端子T1,T2が短絡、又は接続端子T1,T2間の抵抗値が低抵抗になると、二次電池6からの放電電流が増大し、PTC素子SW1は自己加熱する。
そして、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1がオフして二次電池6の放電電流が遮断され、二次電池6が過大な放電電流から保護される。
次に、充電中に集積回路IC1、過充電防止トランジスタFET1が故障した場合について、説明する。充電中に集積回路IC1が故障し、充電器の電圧制御も働かなくなると、二次電池6は、満充電を通り超して過充電状態となる。
しかしながら、二次電池6が過充電されると、二次電池6自身の温度が上昇し、この温度によってPTC素子SW1が加熱され、動作温度Tsw1に達すると、PTC素子SW1はオフし、充電器からの充電電流を遮断する。このようにして、保護回路5bは、過充電保護動作を行う。
このように第3実施形態による保護回路5bによれば、充電電圧Vcが基準電圧Vref1を超えると、トランジスタQ1及び過充電防止トランジスタFET1がオフされるため、二次電池6の過充電を防止することができる。また、放電電流が過大となって、PTC素子SW1の温度が動作温度Tsw1に達すると、放電電流が遮断されるため、二次電池6に過大な放電電流が流れることを防止することができる。更に、PTC素子SW1は二次電池6により加熱され、動作温度Tsw1に達すると、充電器からの充電電流を遮断するため、充電中に集積回路IC1が故障しても、二次電池6を過充電から保護することができる。
なお、第3実施形態では、トランジスタQ1を設けたが、これに限定されず、トランジスタQ1を省き、コンパレータCMP1が直接過充電防止トランジスタFET1をオン・オフしてもよい。
本発明の保護回路及び電池パックは、簡素な回路で二次電池を過剰な充電や過大な放電電流から保護することができる保護回路及び電池パックを実現することができ、モバイル機器や駆動用電源として有用である。
1,1a,1b 電池パック
2 容器
3 外部端子接続ユニット
4 スペーサ
5,5a,5b 保護回路
6 二次電池
31 ケース
CMP1 コンパレータ
E1 基準電圧源
IC1 集積回路
Q1 トランジスタ
R1 抵抗
R2 ヒータ
SW1 PTC素子
T1,T2,T3,T4 接続端子
2 容器
3 外部端子接続ユニット
4 スペーサ
5,5a,5b 保護回路
6 二次電池
31 ケース
CMP1 コンパレータ
E1 基準電圧源
IC1 集積回路
Q1 トランジスタ
R1 抵抗
R2 ヒータ
SW1 PTC素子
T1,T2,T3,T4 接続端子
Claims (8)
- 二次電池を充電する充電装置及び/又は前記二次電池からの放電電流により駆動される負荷機器を接続するための第1及び第2の接続端子と、
二次電池の両極に接続される第3及び第4の接続端子と、
前記第1及び第3の接続端子間に設けられ、所定の温度を超えた場合にオフするPTC素子と、
前記PTC素子を加熱するヒータと、
前記二次電池の電圧が、予め設定された基準電圧を超えた場合に前記ヒータを発熱させて前記PTC素子をオフさせる過充電保護制御部とを備えることを特徴とする保護回路。 - 前記ヒータは、一端が前記第1の接続端子に接続され、他端が前記過充電保護制御部の出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の保護回路。
- 前記ヒータは、一端が前記第3の接続端子に接続され、他端が前記過充電保護制御部の出力端子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の保護回路。
- 前記過充電保護制御部は、
前記二次電池の電圧が、前記基準電圧を超えたか否かを検出する過充電検知部と、
前記過充電検知部の出力端子と前記ヒータとの間に接続されたスイッチング素子とを備え、
前記過充電検知部は、前記二次電池の電圧が前記基準電圧を超えた場合、前記スイッチング素子をオンさせ、前記二次電池の電圧が前記基準電圧以下の場合、前記スイッチング素子をオフさせることを特徴とする請求項2又は3記載の保護回路。 - 前記過充電検知部は集積回路であり、
前記スイッチング素子は、前記過充電検知部の出力端子がゲートに接続された電界効果型トランジスタであることを特徴とする請求項4記載の保護回路。 - 前記過充電検知部は、
出力端子が前記スイッチング素子に接続されたコンパレータと、
前記コンパレータの一方の入力端子に前記基準電圧を印加する基準電圧源と、
前記コンパレータの他方の入力端子と前記第3の接続端子との間に接続された抵抗とを備えることを特徴とする請求項4又は5記載の保護回路。 - 二次電池を充電する充電装置及び/又は前記二次電池からの放電電流により駆動される負荷機器を接続するための第1及び第2の接続端子と、
二次電池の両極に接続される第3及び第4の接続端子と、
前記第1及び第3の接続端子間に設けられ、所定の温度を超えた場合にオフするPTC素子と、
前記PTC素子と前記第1の接続端子との間に接続された過充電防止トランジスタと、
前記二次電池の電圧が、所定の基準電圧を超えたか否かを検出し、前記二次電池の電圧が、前記基準電圧を超えた場合、前記過充電防止トランジスタをオフする過充電検知部とを備えることを特徴とする保護回路。 - 前記過充電検知部により、二次電池の過充電が検出されたとき、前記過充電防止トランジスタをオフするスイッチングトランジスタを更に備え、
前記スイッチングトランジスタと前記過充電検知部とを集積回路にしたことを特徴とする請求項7記載の保護回路。
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