JP5098501B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックに関し、二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して二次電池と負荷又は充電装置との間の配線に設けられたスイッチ素子をオフする保護回路を備えた電池パックに関する。
近年、二次電池としてリチウムイオン電池がデジタルカメラなど携帯機器に搭載されている。リチウムイオン電池は過充電及び過放電に弱いため、過充電及び過放電の保護回路を備えた電池パックの形態で使用される。
図4及び図5は、従来の電池パックの各例のブロック図を示す。図4において、リチウムイオン電池2と並列に抵抗R1とコンデンサC1の直列回路が接続されている。リチウムイオン電池2の正極は電池パック1の外部端子3に接続され、負極は電流遮断用のnチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタM1、M2を介して電池パック1の外部端子4に接続されている。
MOSトランジスタM1、M2はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM1のソースはリチウムイオン電池2の負極に接続され、MOSトランジスタM2のソースは外部端子4に接続されている。また、MOSトランジスタM1、M2それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD1、D2が接続されている。
保護IC(集積回路)5は、過充電検出回路、過放電検出回路、過電流検出回路を内蔵している。また、保護IC5はリチウムイオン電池2の正極から抵抗R1を通して電源Vddを供給されると共にリチウムイオン電池2の負極から電源Vssを供給されて動作する。
保護IC5は過放電検出回路或いは過電流検出回路で過放電或いは過電流を検出したときDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM1を遮断し、過充電検出回路で過充電を検出したときCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM2を遮断する。
図5では、更に、電池パック1内にサーミスタR3が設けられている。サーミスタR3の一端は電池パック1の端子6に接続され、他端は外部端子4に接続されている。電池パック1の端子6には充電時に充電装置から分圧抵抗を介して所定電圧が印加される。電池パック1の温度によってサーミスタR3の抵抗値が変化することで端子6の電圧は変化する。充電装置は、端子6の電圧を検出して電池パック1の温度が所定値を超えると充電を停止するよう制御を行う。
なお、特許文献1には、二次電池に温度保護素子(PTC素子)と直列に接続されたダイオード及びこれらと逆方向に並列に接続されたダイオードを二次電池に接続して、通常の放電時には高温になっても温度保護素子(PTC素子)が動作しないようにすることが記載されている。
特開2004−152580号公報
図4に示す従来例は電池パックの温度に対する保護機能がない。また、図5に示す従来例は電池パックの温度に対する保護機能があるものの、充電装置から分圧抵抗を介して所定電圧が印加されるため、充電装置の所定電圧が変化した場合や充電装置の分圧抵抗の誤差がある場合には、電池パックの温度を正確に検出することができず、正確な充電停止制御を行えないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、二次電池の温度保護を高精度に行い、放電時の自己加熱を防止でき、かつ適切な充電停止制御を行わせることができる電池パックを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明の電池パックは、電圧検出用端子(33)の電圧が所定電圧より低いとき充電を停止する充電装置の正負の電源端子(31、32)に接続される第一及び第二の外部端子と、と前記電圧検出用端子に接続される第三の外部端子と(13、14、TH)、
前記第一の外部端子と第二の外部端子の間に接続される二次電池(12)と、
前記二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は前記充電装置との間の配線に設けられた第一及び第二のスイッチ素子(M11、M12)のオン/オフを制御する保護回路(15A)と、
前記第一の外部端子と前記第三の外部端子との間又は前記第二の外部端子(14)と前記第三の外部端子(TH)との間に接続された第一のサーミスタ(R23)とを有する電池パック(10A)において、
前記二次電池(12)の近傍に配設され前記二次電池と並列接続された第二のサーミスタ(R13)と抵抗(R14)の直列回路と、
前記第一の外部端子と前記第三の外部端子との間又は前記第二の外部端子(14)と前記第三の外部端子(TH)との間に接続された第三のスイッチ素子(M13)と、を有し、
前記保護回路(15A)は、前記第二のサーミスタ(R13)により前記二次電池(12)の温度が所定温度を超えたことが検出されたとき、前記第三のスイッチ素子(M13)をオンとし、前記第一の外部端子又は前記第二の外部端子(14)と前記第三の外部端子(TH)との間を短絡することにより、二次電池の温度保護を高精度に行い、放電時の自己加熱を防止でき、かつ適切な充電停止制御を行わせることができる。
また、前記第三のスイッチ素子(M13)は、MOSトランジスタである構成とすることができる。
また、前記第一及び第二のサーミスタ(R23、R13)は、負の温度係数を持つNTCサーミスタである構成とすることができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、二次電池の温度保護を高精度に行い、放電時の自己加熱を防止でき、かつ適切な充電停止制御を行わせることができる。
(参考例)
図1は、本発明の電池パックの参考例のブロック図を示す。同図中、リチウムイオン電池12と並列に抵抗R11とコンデンサC11の直列回路が接続されている。リチウムイオン電池12の正極は配線により電池パック10の外部端子13に接続され、負極は配線により電流遮断用のnチャネルMOSトランジスタM11、M12を介して電池パック10の外部端子14に接続されている。
MOSトランジスタM11、M12はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM11のソースはリチウムイオン電池12の負極に接続され、MOSトランジスタM12のソースは外部端子14に接続されている。また、MOSトランジスタM11、M12それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD11、D12が接続されている。
また、リチウムイオン電池12と並列にサーミスタR13と抵抗R14の直列回路が接続されている。上記のサーミスタR13は、電池パック10内でリチウムイオン電池12の近傍に配設されてリチウムイオン電池12と熱結合されている。サーミスタR13は負の温度係数を持つNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタを用いる。
なお、図2に負の温度係数を持つNTCサーミスタと、正の温度係数を持つPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタそれぞれの温度・抵抗特性を示す。
保護IC15は、過充電検出回路16、過放電検出回路17、過電流検出回路18を内蔵している。また、保護IC15はリチウムイオン電池12の正極から抵抗R11を通して電源Vddを端子15aに供給されると共に、リチウムイオン電池12の負極から電源Vssを端子15cに供給されて動作する。
過充電検出回路16は端子15a、15cの電圧からリチウムイオン電池12の過充電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過放電検出回路17は端子15a、15cの電圧からリチウムイオン電池12の過放電を検出して検出信号を論理回路19に供給する。過電流検出回路18は端子15c、15fの電圧から抵抗R12に流れる電流が過大となる過電流を検出して検出信号を論理回路19に供給する。
また、保護IC15は端子15bにサーミスタR13と抵抗R14の接続点Aを接続され、端子15fに抵抗R12の一端を接続され抵抗R12の他端は外部端子14に接続されている。また、保護IC15はDOUT出力の端子15dをMOSトランジスタM11のゲートに接続され、COUT出力の端子15eをMOSトランジスタM12のゲートに接続されている。
保護IC15において、端子15bはコンパレータ21の非反転入力端子に接続されている。端子15cはツェナーダイオード等の定電圧源20の負極に接続され、定電圧源20の正極はコンパレータ21の反転入力端子に接続されている。
サーミスタR13は図2に示すように負の温度係数を持つNTCサーミスタであるため、温度が上昇するにしたがって抵抗値が低下して接続点Aの電圧は上昇する。
コンパレータ21はヒステリシス特性を有し、定電圧源20で発生した定電圧V1と接続点Aの電圧を比較して、接続点Aの電圧が高いときハイレベルの信号を出力する。つまり、サーミスタR13の検出温度が定電圧V1に対応する所定温度(例えば70°C程度)を超えるとコンパレータ21はハイレベルの高温検出信号を出力する。
コンパレータ21の出力する高温検出信号は不感応時間設定回路22に供給される。不感応時間設定回路22は高温検出信号のハイレベル期間が所定値(例えば0.5sec)を超えるとハイレベルの高温検出信号を論理回路19に供給する。
論理回路19は、過充電検出回路16、過放電検出回路17、過電流検出回路18それぞれの検出信号を供給されると共に、不感応時間設定回路22の出力する高温検出信号を供給されている。
論理回路19は過充電検出回路16から過充電検出信号を供給されると端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断し、過放電検出回路17から過放電検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断し、過電流検出回路18から過電流検出信号を供給されると端子15dのDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断する。
論理回路19は高温検出信号がハイレベルとなると、端子15eのCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断する。これにより、リチウムイオン電池12の温度を正確に検出することができ、リチウムイオン電池12が高温となった場合に充電を停止して保護することができる。
また、サーミスタR13は図2に示すように温度に対してほぼリニアに抵抗値が変化するNTCサーミスタを用いているため温度を精度良く検出でき、サーミスタR13を電池パック10内でリチウムイオン電池12の近傍に配設することによりリチウムイオン電池12の温度を精度良く検出できる。なお、PTCサーミスタはある温度を超えると急激に抵抗値が増加するため温度を精度良く検出できない。
ところで、COUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断した際に、外部端子13、14間に負荷が接続されていると、DOUT出力がハイレベルでMOSトランジスタM11はオンしているため、MOSトランジスタM12のボディダイオードD12がオンしてリチウムイオン電池12からの放電電流が外部端子13、14間に接続されている負荷に流れることになる。
この場合、ボディダイオードD12の順方向電圧降下をVfとし、放電電流をIdとすると、Wd=Vf×Idで表される電力Wdが熱として放出されてしまう。このため、電池パック10が更に加熱されるおそれがある。この自己加熱を防止しつつ適切な充電停止制御を行わせるのが以下に説明する本実施形態である。
(実施形態)
図3は、本発明の電池パックの一実施形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付す。
本実施形態の電池パック10Aは、三端子を有する充電装置30と接続されて充電される電池パックである。以下に本実施形態の電池パック10Aの説明に先立ち、充電装置30について説明する。
充電装置30は、電池パック10Aの外部端子13、外部端子14、後述する外部端子THにそれぞれ接続される端子31、端子32、端子33を有する。端子31は正の電源端子である。端子32は負の電源端子である。端子33は、端子32と端子33との間の電圧を検出するための電圧検出用端子である。また充電装置30は、基準電圧34、抵抗R35、電流源36、ダイオードD37、コンパレータ38、充電制御回路39、MOSトランジスタM40を有する。
コンパレータ38の一方の入力には、基準電圧34が抵抗R35と、端子32及び端子33間の抵抗により分圧された電圧、即ち端子32及び端子33間の電圧が入力される。コンパレータ38の他方の入力には、電流源36とダイオードD37により生成される所定電圧VTが入力される。コンパレータ38の出力は、端子32及び端子33間の電圧が、所定電圧VTよりも低くなったときに変化する。コンパレータ38の出力は、充電制御回路39に入力される。
充電制御回路39は、例えば充電電流又は充電電圧に応じてMOSトランジスタM40のオン/オフの制御を行う。また実施形態の充電制御回路39は、例えば端子32と端子33との間に接続されるサーミスタを有する電池パックが接続されたとき、電池パックの温度上昇を検出して電池パックの充電を停止する。本実施形態では、サーミスタの抵抗値の低下により端子32及び端子33間の電圧が所定電圧VTより低下すると、充電制御回路39が非動作となり、MOSトランジスタ40をオフにして電池パックへの充電を停止する。
具体的には、例えば端子32及び子33間の電圧が所定電圧VTよりも低下したとき、コンパレータ38の出力がローレベルとなる。充電制御回路39はコンパレータ38の出力に基づき動作/非動作を切り替える。充電制御回路39は、コンパレータ38の出力がローレベルとなったとき、非動作となり、MOSトランジスタM40をオフにする制御を行う。即ち充電制御回路39は、端子32及び端子33間の電圧が所定電圧VTよりも低くなったときにMOSトランジスタM40をオフにし、電池パックへの充電を停止する。尚本実施形態では、MOSトランジスタM40は、pチャネルMOSトランジスタとした。尚基準電圧34の代わりに、定電流源を用いても良い。
次に本実施形態の電池パック10Aについて説明する。本実施形態の電池パック10Aでは、電池パック10Aが高温となったとき、充電装置30へ充電を停止させるための制御が行われる。
本実施形態の電池パック10Aは、参考例で説明した電池パック10に、第三の外部端子THと、外部端子THと外部端子14との間に並列に接続されたサーミスタR23、MOSトランジスタM13とを設けたものである。
また本実施形態の保護IC15Aは、不感応時間設定回路22からの信号を出力する出力端子Toutを有し、出力端子ToutはMOSトランジスタM13のゲートに接続されている。MOSトランジスタM13は、サーミスタR13の検出温度が所定温度を超えて、不感応時間設定回路22からハイレベルの高温検出信号が出力されると、出力端子Toutからのハイレベルの信号がゲートに印加されてオンになる。尚MOSトランジスタM13はnチャネルMOSトランジスタである。
ここで本実施形態の電池パック10Aが充電装置30に接続された場合を説明する。
電池パック10Aの外部端子13、14、THは充電装置30の端子31、端子32、端子33にそれぞれ接続される。
電池パック10Aと充電装置30とが接続されている場合、充電装置30の端子32及び端子33間の電圧は、抵抗R35とサーミスタR23による基準電圧34の分圧となる。本実施形態では、サーミスタR23は、電池パック10Aが充電装置30と接続されたとき、端子32及び端子33間の電圧が所定電圧VTよりも高くなる値に設定されている。本実施形態のサーミスタR23は、NTCサーミスタとした。充電装置30では、電池パック10Aの温度の上昇によりサーミスタR23の抵抗値が低下すると、基準電圧34の抵抗R35とサーミスタR23による分圧(端子32及び端子33間の電圧)が低下する。この分圧が所定電圧VT以下になるまでサーミスタR23の抵抗値が低下すると、充電装置30は電池パック10Aへの充電を停止する。
電池パック10Aが充電装置30に接続された状態で、不感応時間設定回路22からハイレベルの高温検出信号が出力されると、保護IC15Aの出力端子Toutから出力されるハイレベルの信号がMOSトランジスタM13のゲートに印加され、MOSトランジスタM13がオンになる。MOSトランジスタM13がオンになると、電池パック10Aの外部端子14及び外部端子TH間が短絡し、端子32及び端子33間の電圧が、所定電圧VTよりも低くなる。充電装置30では、端子32及び端子33間の電圧が所定電圧VTよりも低くなると、コンパレータ38の出力が変化し、充電制御回路39がMOSトランジスタM40をオフにし、電池パック10Aへの充電を停止する。
このように、本実施形態の電池パック10Aでは、MOSトランジスタM13を備えることで、サーミスタR13の検出温度が所定温度を超えたとき、外部端子14及び外部端子TH間の電圧を所定電圧VT以下とすることができる。このため電池パック10Aは、電池パック10A側の温度制御により、充電装置30からの電池パック10Aへの充電を停止させることができる。
よって電池パック10Aによれば、充電装置30の所定電圧VTが変化した場合や充電装置30の分圧抵抗の誤差がある場合でも、充電装置30に電池パック10Aが高温になったことを検出させ、確実に充電装置30からの充電を停止させることができる。
また本実施形態の電池パック10Aでは、MOSトランジスタM13により充電停止制御を行うため、充電装置30からの充電を停止させるためにMOSトランジスタM12をオフにする必要がない。よって論理回路19は、不感応時間設定回路22から高温検出信号が出力された場合にも、端子15eのCOUT出力をハイレベルとしてMOSトランジスタM12をオンしている。これによりボディダイオードD12がオンすることはなく、電池パック10Aの自己発熱を防止することができる。
このように、本実施形態の電池パック10Aによれば、この自己加熱を防止しつつ適切な充電停止制御を行わせることができる。
以上、実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の電池パックの参考例のブロック図を示す。 NTCサーミスタとPTCサーミスタそれぞれの温度・抵抗特性を示す図である。 本発明の電池パックの一実施形態のブロック図を示す。 従来の電池パックの一例のブロック図を示す。 従来の電池パックの他の一例のブロック図を示す。
符号の説明
10、10A 電池パック
12 リチウムイオン電池
13、14、TH 外部端子
15、15A 保護IC
16 過充電検出回路
17 過放電検出回路
18 過電流検出回路
19 論理回路
20 定電圧源
21、38 コンパレータ
22 不感応時間設定回路
30 充電装置
31、32、33 端子
34 基準電圧
36 電流源
39 充電制御回路
M11、M12、M13、M40 MOSトランジスタ
R11、R12、R35 抵抗
R13、R23 サーミスタ

Claims (3)

  1. 電圧検出用端子の電圧が所定電圧より低いとき充電を停止する充電装置の正負の電源端子に接続される第一及び第二の外部端子と、前記電圧検出用端子に接続される第三の外部端子と、
    前記第一の外部端子と前記第二の外部端子の間に接続される二次電池と、
    前記二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は前記充電装置との間の配線に設けられた第一及び第二のスイッチ素子のオン/オフを制御する保護回路と、
    前記第一の外部端子と前記第三の外部端子との間又は前記第二の外部端子と前記第三の外部端子との間に接続された第一のサーミスタとを有する電池パックにおいて、
    前記二次電池の近傍に配設され前記二次電池と並列接続された第二のサーミスタと抵抗の直列回路と、
    前記第一の外部端子と前記第三の外部端子との間又は前記第二の外部端子と前記第三の外部端子との間に接続された第三のスイッチ素子と、を有し、
    前記保護回路は、前記第二のサーミスタにより前記二次電池の温度が所定温度を超えたことが検出されたとき、前記第三のスイッチ素子をオンとし、前記第一の外部端子又は前記第二の外部端子と前記第三の外部端子との間を短絡することを特徴とする電池パック。
  2. 前記第三のスイッチ素子は、MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記第一及び第二のサーミスタは、負の温度係数を持つNTCサーミスタであることを特徴とする請求項1又は2記載の電池パック。
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