JP2014063606A - 微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 - Google Patents
微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014063606A JP2014063606A JP2012207370A JP2012207370A JP2014063606A JP 2014063606 A JP2014063606 A JP 2014063606A JP 2012207370 A JP2012207370 A JP 2012207370A JP 2012207370 A JP2012207370 A JP 2012207370A JP 2014063606 A JP2014063606 A JP 2014063606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microporous film
- thermoplastic resin
- film
- measurement region
- average thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
【解決手段】熱可塑性樹脂を含む長尺状の微孔フィルムであって、
中央測定領域(A13)における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域(A1、A25)における微孔フィルムの平均厚みよりも厚くなっていると共に、
中央測定領域(A13)と最外測定領域(A1、A25)のそれぞれとの間に配置された且つ互いに隣接する測定領域間において、中央測定領域(A13)側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域(A1、A25)側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みと同一であるか、又は中央測定領域(A13)側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域(A1、A25)側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みに対して厚くなっていることを特徴とする微孔フィルム。
【選択図】図1
Description
本発明者が、上記課題に鑑みて種々の検討を行った結果、以下のような事を見出した。正極、負極、及びセパレータを巻取る際には、これらをその搬送方向に張力を負荷しながらガイドロール等によって搬送するが、正極、負極、及びセパレータに負荷される張力が幅方向において一定とならない。微孔フィルムは、熱可塑性樹脂からなるために、張力により容易に変形し、幅方向における両端部より内側の部分において厚みが薄くなる。このような状態となった微孔フィルムは、ガイドロールの他、正極や負極などの他の部材と接触した際に、接触の仕方に差が生じることから、微孔フィルムにおいてその幅方向における両端部より内側においてシワや折れ目が発生し易くなる。
微孔フィルムの幅方向における中央に配置された測定領域を中央測定領域とし、微孔フィルムの幅方向における両端部に配置された測定領域をそれぞれ最外測定領域としたときに、
中央測定領域における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域における微孔フィルムの平均厚みよりも厚くなっていると共に、
中央測定領域と最外測定領域のそれぞれとの間に配置された且つ互いに隣接する測定領域間において、中央測定領域側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みと同一であるか、又は中央測定領域側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みが、最外測定領域側の測定領域における微孔フィルムの平均厚みに対して厚くなっており、且つ
中央測定領域の平均厚みに対する、中央測定領域の平均厚みと最外測定領域の平均厚みとの差の割合が、1〜4%であることを特徴とする。
差の割合R(%)=[(TC−To)/TC]×100
加熱収縮率(%)=[(L0−L1)×100]/L0
エチレン系樹脂としては、エチレン単独重合体、又は、エチレン成分を50重量%を超えて含有するエチレンと少なくとも1種の炭素数が3〜20のα―オレフィンとの共重合体を挙げることができる。エチレン単独重合体としては、高圧下でラジカル重合させた低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中低圧で触媒存在下で重合させた中低圧法高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)などを挙げることができる。エチレンとα―オレフィンを共重合させることで直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)を得ることができ、上記α―オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンなどが挙げられ、炭素数が4〜10のα−オレフィンが好ましい。なお、直鎖状低密度ポリエチレン中におけるα−オレフィンの含有量は通常、1〜15重量%である。
プロピレン系樹脂としては、プロピレン成分を50重量%以上含有しておれば、特に限定されず、例えば、プロピレン単独重合体、プロピレンと少なくとも1種のプロピレン以外の炭素数3〜20のオレフィンとの共重合体などが挙げられる。又、プロピレンと少なくとも1種のプロピレン以外の炭素数3〜20のオレフィンとの共重合体は、ブロック共重合体、ランダム共重合体の何れであってもよい。
測定装置 TOSOH社製 商品名「HLC−8121GPC/HT」
測定条件 カラム:TSKgelGMHHR−H(20)HT×3本
TSKguardcolumn−HHR(30)HT×1本
移動相:o−DCB 1.0mL/分
サンプル濃度:1mg/mL
検出器:ブライス型屈折計
標準物質:ポリスチレン(TOSOH社製 分子量:500〜8420000)
溶出条件:145℃
SEC温度:145℃
微孔フィルムは、従来公知の湿式法又は延伸法によって製造することができる。微孔フィルムを湿式法により製造する方法としては、例えば、熱可塑性樹脂と充填剤や可塑剤とを混合してなる熱可塑性樹脂組成物を成形することにより熱可塑性樹脂フィルムを得、この熱可塑性樹脂フィルムから充填剤や可塑剤を抽出することにより微小孔部が形成されてなる微孔フィルムを得る方法が挙げられる。一方、微孔フィルムを延伸法により製造する方法としては、熱可塑性樹脂フィルムを一軸延伸又は二軸延伸させることにより微小孔部が形成されてなる微孔フィルムを得る方法が挙げられる。
熱可塑性樹脂を、押出機にて熱可塑性樹脂の融点よりも20℃高い温度以上で且つ熱可塑性樹脂の融点よりも100℃高い温度以下にて溶融混練し、上記押出機の先端に取り付けたTダイから押出すことにより、熱可塑性樹脂フィルムを得る押出工程と、
上記押出工程後の上記熱可塑性樹脂フィルムを上記熱可塑性樹脂の融点よりも30℃低い温度以上で且つ上記熱可塑性樹脂の融点よりも5℃低い温度以下で養生する養生工程と、
上記養生工程後の上記熱可塑性樹脂フィルムを、その表面温度が−20℃以上100℃未満にて延伸倍率1.2〜1.6倍に一軸延伸する第1延伸工程と、
上記第1延伸工程において延伸が施された上記熱可塑性樹脂フィルムを、その表面温度が100〜150℃にて延伸倍率1.2〜2.2倍に一軸延伸する第2延伸工程と、
上記第2延伸工程において延伸が施された熱可塑性樹脂フィルムをアニールするアニーリング工程と
を有する方法が挙げられる。
熱可塑性樹脂を含む熱可塑性樹脂フィルムは、熱可塑性樹脂を押出機に供給して溶融混練した上で、押出機の先端に取り付けたTダイから押出すことにより製造することができる。
熱可塑性樹脂フィルム上に、熱可塑性樹脂フィルムの幅方向における一端から他端に向かって、熱可塑性樹脂フィルムの幅方向に引かれた仮想直線を、その全長の4%の間隔で区分することにより、25個の測定領域に区画し、
熱可塑性樹脂フィルムの幅方向における中央に配置された測定領域を中央測定領域とし、熱可塑性樹脂フィルムの幅方向における両端部に配置された測定領域をそれぞれ最外測定領域としたときに、
中央測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みが、最外測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みよりも厚くなっていると共に、
中央測定領域と最外測定領域のそれぞれとの間に配置された且つ互いに隣接する測定領域間において、中央測定領域側の測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みが、最外測定領域の測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みと同一であるか、又は中央測定領域側の測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みが、最外測定領域の測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みに対して厚くなっており、且つ
中央測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みに対する、中央測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みと最外測定領域における熱可塑性樹脂フィルムの平均厚みとの差の割合が、0.5〜5%である厚み構成を有していることが好ましい。
差の割合r(%)=[(tC−tO)/tC]×100
次いで、上述した押出工程により得られた熱可塑性樹脂フィルムを養生する。この熱可塑性樹脂の養生工程は、押出工程において熱可塑性樹脂フィルム中に生成させたラメラを成長させるために行う。このことにより、熱可塑性樹脂フィルムの押出方向に結晶化部分(ラメラ)と非結晶部分とが交互に配列してなる積層ラメラ構造を形成させることができ、後述する熱可塑性樹脂フィルムの延伸工程において、ラメラ内ではなく、ラメラ間において亀裂を発生させ、この亀裂を起点として微小な貫通孔(微小孔部)を形成することができる。
次に、養生工程後の熱可塑性樹脂フィルムに、その表面温度が−20℃以上100℃未満にて延伸倍率1.2〜1.6倍に一軸延伸を施す第一延伸工程を実施する。第一延伸工程では、熱可塑性樹脂フィルムを好ましくは押出方向にのみ一軸延伸する。第一延伸工程において、熱可塑性樹脂フィルム中のラメラは殆ど溶融しておらず、延伸によってラメラ同士を離間させることによって、ラメラ間の非結晶部において効率的に微細な亀裂を独立して生じさせ、この亀裂を起点として多数の微小孔部を確実に形成させる。
次いで、第一延伸工程後の熱可塑性樹脂フィルムに、その表面温度が100〜150℃にて延伸倍率1.2〜2.2倍に一軸延伸処理を施す第二延伸工程を実施する。第二延伸工程においても、熱可塑性樹脂フィルムを好ましくは押出方向にのみ一軸延伸する。このような第二延伸工程における延伸処理を行うことによって、第一延伸工程にて熱可塑性樹脂フィルムに形成された多数の微小孔部を成長させることができる。
次に、第二延伸工程において一軸延伸が施された熱可塑性樹脂フィルムにアニール処理を施すアニーリング工程を行う。このアニーリング工程は、上述した延伸工程において加えられた延伸によって熱可塑性樹脂フィルムに生じた残存歪みを緩和して、得られる微孔フィルムに加熱による熱収縮が生じるのを抑えるために行われる。
本発明の微孔フィルムは、巻回型リチウムイオン電池におけるセパレータとして好適に用いられる。巻回型リチウムイオン電池は、長尺状の正極と長尺状の負極とをこれらの間にセパレータとして微孔フィルムを介在させた状態で積層させて巻回させてなる電極巻回物を含んでいる。正極及び負極の構成は、特に制限されず、例えば、アルミニウム箔の表面にコバルト酸リチウム又はマンガン酸リチウムを塗布してなる正極や、銅箔の表面にカーボンを塗布してなる負極などが挙げられる。
(押出工程)
まず、Tダイ(表面粗さRa:0.03μm、表面処理:硬質クロムめっき)を押出機の先端に取り付けた。次に、アイソタクチックホモポリプロピレン(重量平均分子量(Mw)413,000、数平均分子量(Mn)44,300、分子量分布(Mw/Mn)9.3、融点163℃)を押出機に供給して、樹脂温度200℃にて溶融混練し、押出量10kg/時間、製膜速度22m/分、ドロー比83で、押出機の先端に取り付けられたTダイからフィルム状に押出して、表面温度が30℃となるまで冷却することにより、長尺状のホモポリプロピレンフィルム(幅200mm)を得た。
外径が178cmの円筒状の芯体を用意し、この芯体をその軸芯を中心にして周方向に回転させて、芯体に長尺状のホモポリプロピレンフィルム(長さ400m)をロール状に巻き取ることにより、ホモポリプロピレンフィルムロールを得た。このホモポリプロピレンフィルムロールを、このポリプロピレンフィルムロールを設置している場所の雰囲気温度が145℃である熱風炉中に24時間に亘って放置して養生した。このとき、ホモポリプロピレンフィルムロールの表面から内部まで全体的にホモポリプロピレンフィルムの温度が熱風炉内部の温度と同じ温度になっていた。
次に、養生を施したホモポリプロピレンフィルムロールからホモポリプロピレンフィルムを0.5m/分の巻出速度で連続的に巻き出し、ホモポリプロピレンフィルムの表面温度が23℃となるようにして50%/分の延伸速度にて延伸倍率1.4倍に押出方向にのみ一軸延伸した。
続いて、ホモポリプロピレンフィルムを表面温度が120℃となるようにして42%/分の延伸速度にて延伸倍率2倍に押出方向にのみ一軸延伸した。
しかる後、ホモポリプロピレンフィルムを熱風炉内に上下に配置された第1ロール及び第2ロールに順次供給し、ホモポリプロピレンフィルムの表面温度が140℃となるように且つホモポリプロピレンフィルムに張力が加わらないようにして1分間に亘って熱風炉内を搬送することによりホモポリプロピレンフィルムにアニーリングを施し、ホモポリプロピレンフィルムを延伸方向(搬送方向)に3%の収縮率となるよう収縮させることによって、長尺状の微孔フィルムを得た。
Tダイのリップのクリアランスを変更し、ホモポリプロピレンフィルム及び微孔フィルムの平均厚みを表1の通りに変更した以外は、実施例1と同様にして、微孔フィルムを得た。
押出工程において得られた長尺状のホモポリプロピレンフィルムの各測定領域における平均厚み、及び中央測定領域の平均厚みに対する中央測定領域の平均厚みと最外測定領域の平均厚みとの差の割合を、上述した要領に従って測定し、これらの結果を表1に示した。なお、長尺状のホモポリプロピレンフィルムにおける中央測定領域の平均厚みに対する、中央測定領域の平均厚みと最外測定領域の平均厚みとの差の割合は、表1における「厚み差割合」の欄に記載した。
長尺状の微孔フィルムの巻回工程でのシワや折れ目の発生を以下の要領に従って評価し、その結果を表1に示した。
Claims (3)
- 熱可塑性樹脂を含む長尺状の微孔フィルムであって、
上記微孔フィルム上に、上記微孔フィルムの幅方向における一端から他端に向かって、上記微孔フィルムの幅方向に引かれた仮想直線を、その全長の4%の間隔で区分することにより、25個の測定領域に区画し、
上記微孔フィルムの幅方向における中央に配置された測定領域を中央測定領域とし、上記微孔フィルムの幅方向における両端部に配置された測定領域をそれぞれ最外測定領域としたときに、
上記中央測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みが、上記最外測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みよりも厚くなっていると共に、
上記中央測定領域と上記最外測定領域のそれぞれとの間に配置された且つ互いに隣接する測定領域間において、上記中央測定領域側の測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みが、上記最外測定領域側の測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みと同一であるか、又は上記中央測定領域側の測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みが、上記最外測定領域側の測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みに対して厚くなっており、且つ
上記中央測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みに対する、上記中央測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みと上記最外測定領域における上記微孔フィルムの平均厚みとの差の割合が、1〜4%であることを特徴とする微孔フィルム。 - 熱可塑性樹脂が、エチレン系樹脂及び/又はプロピレン系樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の微孔フィルム。
- 請求項1又は2に記載の微孔フィルムを用いてなることを特徴とする巻回型リチウムイオン電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207370A JP6087550B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012207370A JP6087550B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014063606A true JP2014063606A (ja) | 2014-04-10 |
JP6087550B2 JP6087550B2 (ja) | 2017-03-01 |
Family
ID=50618676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012207370A Active JP6087550B2 (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6087550B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015017249A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-29 | 積水化学工業株式会社 | オレフィン系樹脂微孔フィルムロール及びその製造方法 |
JP2016121327A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 旭化成株式会社 | ポリオレフィン微多孔膜の製造方法 |
WO2023189859A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | 株式会社村田製作所 | 二次電池 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229971A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | At Battery:Kk | 非水電解液二次電池 |
WO2002066233A1 (en) * | 2001-02-21 | 2002-08-29 | New Japan Chemical Co., Ltd. | Successively biaxial-oriented porous polypropylene film and process for production thereof |
JP2003026358A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Sony Corp | フィルムテープおよびテープ巻き取り装置 |
JP2009211956A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Toyota Motor Corp | リチウムイオン電池 |
US20100248002A1 (en) * | 2007-12-31 | 2010-09-30 | Kotaro Takita | Microporous Multilayer Membrane, System And Process For Producing Such Membrane, And The Use Of Such Membrane |
WO2011074696A1 (en) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Toray Tonen Specialty Separator Godo Kaisha | Microporous membranes, methods for making same and their use as battery separator films |
JP2011249095A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Toyota Motor Corp | 積層電極体型電池とその製造方法および異物検査方法 |
JP2012033315A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Konica Minolta Opto Inc | 非水系二次電池用セパレータ及びそれを用いた非水系二次電池 |
US20120156568A1 (en) * | 2010-12-21 | 2012-06-21 | GM Global Technology Operations LLC | Battery separators with variable porosity |
JP2012124029A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Sony Corp | 積層型微多孔膜、電池用セパレータおよび非水電解質電池 |
WO2012102129A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 東レバッテリーセパレータフィルム株式会社 | 微多孔膜、その製造方法及びそれを用いたバッテリーセパレーター |
-
2012
- 2012-09-20 JP JP2012207370A patent/JP6087550B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001229971A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | At Battery:Kk | 非水電解液二次電池 |
WO2002066233A1 (en) * | 2001-02-21 | 2002-08-29 | New Japan Chemical Co., Ltd. | Successively biaxial-oriented porous polypropylene film and process for production thereof |
JP2003026358A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Sony Corp | フィルムテープおよびテープ巻き取り装置 |
US20100248002A1 (en) * | 2007-12-31 | 2010-09-30 | Kotaro Takita | Microporous Multilayer Membrane, System And Process For Producing Such Membrane, And The Use Of Such Membrane |
JP2009211956A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Toyota Motor Corp | リチウムイオン電池 |
WO2011074696A1 (en) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Toray Tonen Specialty Separator Godo Kaisha | Microporous membranes, methods for making same and their use as battery separator films |
JP2011249095A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Toyota Motor Corp | 積層電極体型電池とその製造方法および異物検査方法 |
JP2012033315A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Konica Minolta Opto Inc | 非水系二次電池用セパレータ及びそれを用いた非水系二次電池 |
JP2012124029A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Sony Corp | 積層型微多孔膜、電池用セパレータおよび非水電解質電池 |
US20120156568A1 (en) * | 2010-12-21 | 2012-06-21 | GM Global Technology Operations LLC | Battery separators with variable porosity |
WO2012102129A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 東レバッテリーセパレータフィルム株式会社 | 微多孔膜、その製造方法及びそれを用いたバッテリーセパレーター |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015017249A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-29 | 積水化学工業株式会社 | オレフィン系樹脂微孔フィルムロール及びその製造方法 |
JP2016121327A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 旭化成株式会社 | ポリオレフィン微多孔膜の製造方法 |
WO2023189859A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | 株式会社村田製作所 | 二次電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6087550B2 (ja) | 2017-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI554557B (zh) | 丙烯系樹脂微孔膜、電池用分隔件、電池及丙烯系樹脂微孔膜之製造方法 | |
JP5845222B2 (ja) | 微孔樹脂フィルム及びその製造方法、並びにリチウムイオン電池用セパレータ | |
JP5167435B2 (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルム、電池用セパレータ、電池及びプロピレン系樹脂微孔フィルムの製造方法 | |
JP5337312B2 (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルムの製造方法及びプロピレン系樹脂微孔フィルム | |
KR20170020764A (ko) | 폴리올레핀 미세 다공질 막, 전지용 세퍼레이터 및 전지 | |
JP2014180822A (ja) | 積層フィルム並びにこれを用いてなる電池用セパレータ及び電池 | |
JP2013040231A (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルムの製造方法、プロピレン系樹脂微孔フィルム、リチウムイオン電池用セパレータ及びリチウムイオン電池 | |
WO2014175252A1 (ja) | オレフィン系樹脂微孔フィルム、電池用セパレータ、電池、及びオレフィン系樹脂微孔フィルムの製造方法 | |
JP5724329B2 (ja) | 多孔性ポリプロピレンフィルムロール | |
US10720622B2 (en) | Microporous Membrane, Battery Separator, and Battery | |
JP6087550B2 (ja) | 微孔フィルム及びこれを用いてなる巻回型リチウムイオン電池 | |
JP2017002297A (ja) | オレフィン系樹脂微多孔フィルム、非水電解液二次電池用セパレータ及び非水電解液二次電池 | |
WO2013089033A1 (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルム、電池用セパレータ、電池及びプロピレン系樹脂微孔フィルムの製造方法 | |
JP2015017249A (ja) | オレフィン系樹脂微孔フィルムロール及びその製造方法 | |
JP2012015073A (ja) | 微多孔性フィルム、その製造方法及び電池用セパレータ | |
JP6105989B2 (ja) | 積層フィルム並びにこれを用いてなる電池用セパレータ及び電池 | |
JP2016062642A (ja) | ポリオレフィン系樹脂微孔フィルム及びその製造方法、並びにリチウムイオン電池用セパレータ | |
JP2015214688A (ja) | 微多孔樹脂フィルム及びその製造方法、非水電解液二次電池用セパレータ、並びに非水電解液二次電池 | |
JP2015079749A (ja) | 微多孔フィルム、微多孔フィルムの製造方法、非水電解液電池用セパレータ、及び非水電解液電池 | |
WO2018147395A1 (ja) | 合成樹脂微多孔フィルム及びその製造方法、蓄電デバイス用セパレータ並びに蓄電デバイス | |
JP5739750B2 (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルム及びその製造方法 | |
JP5739749B2 (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルム及びその製造方法 | |
JP2015221890A (ja) | オレフィン系樹脂微多孔フィルム、非水電解液二次電池用セパレータ、及び非水電解液二次電池 | |
JP2013018835A (ja) | プロピレン系樹脂微孔フィルムの製造方法及びこれにより得られたプロピレン系樹脂微孔フィルム | |
JP2017082127A (ja) | オレフィン系樹脂微多孔フィルム、非水電解液二次電池用セパレータ、及び非水電解液二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170202 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6087550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |