JP2014063059A - 導通構造、及び、ファイバ接続具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続可能な導通構造、及び、その導通構造を備えるファイバ接続具を提供する。
【解決手段】 ファイバ接続具20においては、テンションメンバTの端末部分と、テンションメンバTに電気的に接続された導通部材40とが収容部60に収容されている。導通部材40においては、把持部41がテンションメンバTの端末部分を把持しており、延在部42が把持部41から収容部60の一端部60aまで延在している。収容部60の一端部60aには開口64が形成されている。このため、収容部60の一端部60aの開口64を介して、他のテンションメンバと導通部材40とを電気的に接続することができる。このように、ファイバ接続具20によれば、導通部材40を介して、テンションメンバ同士を電気的に接続することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続するための導通構造、及び、その導通構造を備えるファイバ接続具に関する。
特許文献1には、光ファイバケーブルの接続構造が記載されている。この接続構造は、支持線を被覆してなる支持線部と、光ファイバ心線及びテンションメンバを被覆してなるケーブル本体部とを有するドロップケーブル同士を互いに接続している。特に、この接続構造は、被覆が除去された光ファイバ心線同士をメカニカルスプライスにより接続すると共に、被覆が除去されて折り曲げられた状態の支持線の端末同士を互いに係止し、その端末部分を圧着スリーブにより加締めている。
特開2005−195784号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の接続構造においては、テンションメンバ同士の接続について考慮されていないが、例えば落雷等の被害から光ケーブルを保護するためには、テンションメンバ同士を電気的に接続することが望ましい。
本発明は、そのよう事情に鑑みてなされたものであり、光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続可能な導通構造、及び、その導通構造を備えるファイバ接続具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る導通構造は、光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続するための導通構造であって、テンションメンバに電気的に接続された導通部材と、テンションメンバの端末部分及び導通部材を収容する収容部材と、を備え、収容部材の一端部には第1の開口が形成されており、導通部材は、テンションメンバの端末部分を把持する把持部と、把持部から収容部材の前記一端部に向けて延在する延在部と、を有する、ことを特徴とする。
この導通構造においては、光ケーブルのテンションメンバの端末部分と、テンションメンバに電気的に接続された導通部材とが収容部材に収容されている。特に、導通部材においては、把持部が、テンションメンバの端末部分を把持しており、延在部が、把持部から収容部材の一端部まで延在している。そして、収容部材の一端部には開口が形成されている。このため、接続対象である他のテンションメンバ(又はそのテンションメンバに電気的に接続された他の導通部材)を、収容部材の一端部の開口を介して、導通部材に電気的に接続することができる。このように、この導通構造によれば、導通部材を介して光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続することができる。
本発明に係る導通構造においては、テンションメンバの端末部分は外被により被覆されており、導通部材の把持部は、外被を貫通してテンションメンバの端末部分に接触するようにテンションメンバの端末部分を把持するものとすることができる。この場合、テンションメンバの端末部分を予め外被から露出させておく必要がなく、簡単にテンションメンバ同士を電気的に接続することができる。
本発明に係る導通構造においては、収容部材は、一端部から他端部まで延在する底壁と、底壁から立設された一対の側壁とを有すると共に、底壁と側壁とによって画成される領域にテンションメンバの端末部分及び導通部材を収容しており、収容部材の底壁及び一対の側壁の少なくともにいずれかには、第2の開口が形成されており、導通部材は、延在部から延設されて第2の開口に露出する露出部をさらに有することができる。この場合、収容部材の底壁及び/又は側壁の開口から露出した導通部材の露出部を介して、例えばアース線やアース線に電気的に接続された他の部材等とテンションメンバとを電気的に接続することができる。
ここで、上記課題を解決するために、本発明に係るファイバ接続具は、上記の導通構造を備え、光ケーブルの光ファイバ同士を互いに接続するためのファイバ接続具であって、導通構造の収容部材と一体に形成され、光コネクタが取り付けられた光ファイバの端末部分を収容するファイバ収容部材を備え、ファイバ収容部材は、導通構造の収容部材の一端部側に光コネクタが露出するように光ファイバの端末部分を収容することを特徴とする。
このファイバ接続具は、上記の導通構造を備えているので、上述した理由から光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続することができる。また、このファイバ接続具においては、光ファイバの端末部分を収容するファイバ収容部材が、導通部材を収容する収容部材と一体に形成されている。特に、このファイバ接続具においては、光ファイバの端末部分に取り付けられた光コネクタが、導通部材を収容する収容部材の一端部側に露出させられている。このため、導通部材を介したテンションメンバ同士の電気的な接続と、光コネクタを介した光ファイバ同士の光学的な接続とを同時に行うことができる。
本発明によれば、光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続可能な導通構造、及び、その導通構造を備えるファイバ接続具を提供することができる。
本発明に係るファイバ接続具の一実施形態を備える光ケーブル接続構造を示す図である。 図1に示されたファイバ接続具の斜視図である。 図1に示されたファイバ接続具の斜視図である。 図2,3に示された本体部材の斜視図である。 図2,3に示された固定部材の構成を示す図である。 図3に示された導通部材の構成を示す図である。 テンションメンバ及び光ファイバの接続の様子を示す模式図である。
以下、本発明に係る導通構造、及びファイバ接続具の一実施形態について、図面参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面における各部の寸法比率は、実際のものとはことなる場合がある。
図1は、本発明に係るファイバ接続具の一実施形態を備える光ケーブル接続構造を示す図である。図1に示される光ケーブル接続構造1は、光ファイバFとテンションメンバとを被覆してなるケーブル本体M及び支持線Sを含む光ケーブルA同士を互いに接続するためのものである。テンションメンバは例えば鋼線である。光ケーブル接続構造1は、光ケーブルAの支持線S同士を互いに連結するための支持線連結具10と、光ケーブルAのケーブル本体Mの光ファイバF同士を互いに接続するための一対のファイバ接続具20,30とを備えている。
ファイバ接続具20とファイバ接続具30とは、互いに対向して(且つ逆向きに)配置され、ベース部材Bに固定されている。支持線連結具10は、そのように配置されたファイバ接続具20,30に隣接して配置され、ベース部材Bに固定されている。なお、ここでは、ファイバ接続具20とファイバ接続具30とは、互いに概ね同一の構成であるので、以下では、ファイバ接続具20について主に説明する。なお、ベース部材Bは、例えば、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(PPO)(商品名「ノリル」)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、又は、ガラス繊維で強化したポリアセタール(PA)といった材料から構成される。
図2及び図3は、図1に示されたファイバ接続具の斜視図である。図2,3に示されるように、ファイバ接続具20は、光ケーブルAのケーブル本体MのテンションメンバTに電気的に接続された導通部材40と、光ケーブルAのケーブル本体Mの光ファイバF及びテンションメンバTの端末部分、光ファイバFの端末部分に取り付けられた光コネクタC、並びに導通部材40を収容する本体部材50とを備えている。
図4は、図2,3に示された本体部材の斜視図である。図2〜4に示されるように、本体部材50は、収容部(収容部材)60と収容部(ファイバ収容部材)70とを有している。本体部材50は、例えば、ポリアセタール(PA)やポリオキシメチレン(POM)やポリカーボネート(PC)といった材料から構成されている。収容部60は、テンションメンバTの端末部分及び導通部材40を収容し、収容部70は、光ファイバFの端末部分及び光コネクタCを収容する。
収容部60は、長尺状の底壁61と、底壁61から立設された一対の長尺状の側壁62,63とを有している。収容部60は、底壁61と側壁62,63とによって、その断面形状が略U字状となるように長尺状に形成されている。収容部60は、底壁61と側壁62,63とによって画成される収容領域AR1にテンションメンバTの端末部分及び導通部材40を収容する。収容部60の長手方向の一端部60a及び他端部60bには、それぞれ、開口(第1の開口)64及び開口65が形成されている。また、収容部60の側壁62には、開口(第2の開口)66が形成されている。
収容部60の一端部60aには、筒状の係合部67が設けられている。係合部67は、ファイバ接続具30における収容部60の一端部60aに係合される。一方、収容部60の他端部60bには、ケーブル固定部68が設けられている。ケーブル固定部68は、テンションメンバTの端末部分を収容部60の収容領域AR1に収容した際に収容部60の他端部60bから導出されるケーブル本体Mが挿通される。
ケーブル固定部68の内部には、略直方体状のスペースSが形成されており、ケーブル本体MはそのスペースSに挿通される。ケーブル固定部68のスペースSにケーブル本体Mを挿通した状態において、そのスペースSに固定部材80を差し込むことにより、ケーブル本体Mをファイバ接続具20に対して固定することができる。固定部材80は、図5に示されるように、内部に鬼目81が形成されたピン状の部材である。したがって、ケーブル固定部68のスペースSに固定部材80を差し込むと、その鬼目81がケーブル本体Mの外被に食い込むので、ケーブル本体Mが確実に固定される。なお、図5の(a)は固定部材の斜視図であり、図5の(b)は固定部材の底面図である。
収容部70は、収容部60と一体に形成されている。より具体的には、収容部70は、収容部60の底壁61から連続して形成された底壁71と、収容部60の側壁63に対向するように底壁71から立設された側壁72と、側壁63と側壁72とを接続するように底壁71から立設された側壁部73と、側壁72から収容部60の他端部60bに向けて延在するように底壁71から立設された側壁部74とを有する。収容部70は、収容部60の側壁63と、底壁71と、側壁72と、側壁部73,74とによって画成される収容領域AR2に光ファイバFの端末部分を収容する。
つまり、テンションメンバTの端末部分及び導通部材40を収容する収容部60の収容領域AR1と、光ファイバFの端末部分を収容する収容部70の収容領域AR2とは、側壁63によって互いに区切られている。ただし、側壁63は、収容部60の他端部60bまで至っておらず、側壁部74に接続されていない。このため、側壁63と側壁部74との間には、収容領域AR1と収容領域AR2とを連通する連通口75が形成されている。
したがって、テンションメンバTの端末部分を収容領域AR1に収容しつつ、テンションメンバTから枝分かれした光ファイバFの端末部分を、連通口75を介して収容領域AR2に導入して収容することができる。収容部70の側壁72には、そのようにして収容領域AR2に収容された光ファイバFの端末部分の浮き上りを抑えるための突起76が形成されている。また、側壁部74は、光ファイバFの余長を取り回すためのスペースを収容領域AR2に十分に確保できるように湾曲している。側壁部74の外側部分は、略球面状に抉られて面取りされている。
ここで、収容部70においては、側壁部73が収容部60の一端部60a側に位置しており、側壁部74が収容部60の他端部60b側に位置している。そして、収容部60の一端部60a側の側壁部73には、光コネクタCを保持・収容するための保持部77が設けられている。つまり、収容部70は、収容部60の一端部60a側に光コネクタCが露出するように光ファイバFの端末部分を収容する。
また、側壁部73には、蓋部材90が取り付けられている。蓋部材90は、側壁部73の側壁72側の端部に設けられたヒンジを介して開閉可能に側壁部73に取り付けられている。蓋部材90は、その閉状態において、少なくとも収容部60の収容領域AR1を覆うように形成されている。したがって、蓋部材90を閉じたときには、収容部70の収容領域AR2の少なくとも一部が蓋部材90に覆われておらず、光ファイバFの端末部分の少なくとも一部が露出していてもよい。
図6は、図3に示された導通部材の構成を示す図である。特に、図6の(a)は、導通部材の斜視図であり、図6の(b)は、導通部材の側面図である。図3,6に示されるように、導通部材40は、長尺平板状を呈している。より具体的には、導通部材40は、テンションメンバTの端末部分を把持する把持部41と、把持部41から収容部60の一端部60aに向けて延在する延在部42と、延在部42から延設された露出部43とを有している。把持部41、延在部42、及び露出部43は、例えばSUSといった金属の単一の平板状の部材により一体的に形成されている。
把持部41には、テンションメンバTの端末部分を把持するための複数(ここでは4つ)の把持片41aが突設されている。延在部42は、把持部41の一対の把持片41a同士の間から延設されている。一方、把持部41の延在部42と逆側の一対の把持片41a同士の間には、切り込み41bが設けられている。この切り込み41bの寸法は、テンションメンバTから枝分かれした光ファイバF(外被を含む)を挿通可能な程度の寸法とされている。
把持片41aのそれぞれは、互いの隙間が基端側に向けて狭まるように互いに対向した一対の爪部41bを有している。本実施形態においては、テンションメンバTの端末部分が外被に被覆されているが、そのテンションメンバTの端末部分を爪部41a同士の隙間に差し込むことにより、爪部41aが外被を貫通してテンションメンバTの端末部分に接触し、テンションメンバTと導通部材40とが電気的に接続される。つまり、把持部41は、外被を貫通してテンションメンバTの端末部分に接触するようにテンションメンバTの端末部分を把持する。
延在部42は、把持部41から収容部60の一端部60aを越えて係合部67内まで延在している。つまり、延在部42の把持部41と逆側の一端部42aは係合部67内に位置している。ここでは、延在部42の一端部42aが略V字状に屈曲しているので、同様に構成されたファイバ接続具30の導通部材40における延在部42の一端部42aと嵌り合うことができ、導通部材40同士の接続が強固になる。
露出部43は、延在部42の延在方向における中程から延設されており、延在部42の延在方向に交差する方向に延在部42から突出している。露出部43は、導通部材40を収容部60の収容領域AR1に収容したときに、収容部60の側壁62に形成された開口66から露出する。このため、例えば図1に示されるように、収容部60が支持線連結具10に近接している(或いは接触している)場合に、収容部60の開口66から露出した露出部43がその支持線連結具10に接触し、導通部材40(テンションメンバT)と支持線連結具10(支持線S)とが互いに電気的に接続される。
以上のように構成されるファイバ接続具20においては、次のように各要素を収容する。すなわち、まず、図3に示されるように、テンションメンバTの端末部分を導通部材40の把持部41に把持・固定して互いに電気的に接続すると共に、テンションメンバTから枝分かれした光ファイバFを把持部41の切り込み41bを通じて下方に取り回す。その状態において、テンションメンバTの端末部分及び導通部材40を収容部60の収容領域A1に収容すると共に、光ファイバFの端末部分を収容部70の収容領域A2に収容し、光コネクタCを収容部70の保持部77にはめ込む。
このとき、ケーブル本体Mは、収容部60のケーブル固定部68のスペースSに挿通されてファイバ接続具20から導出されている。そして、蓋部材90を閉じて、少なくとも収容部60の収容領域A2を蓋部材90によって覆うと共に、ケーブル固定部68のスペースSに固定部材80を差し込んでケーブル本体Mをファイバ接続具20に固定する。
このようにして各要素が収容された状態のファイバ接続具20と、同様にして構成されるファイバ接続具30とは、図1に示されるように、互いに逆向き且つ互いに対向するようにベース部材Bにはめ込まれる。ファイバ接続具20,30をベース部材Bにはめ込む際には、ベース部材Bの両端側から中央側にそれぞれをスライドさせる。その際には、側壁部74の外側部分の略球面状に面取りされた箇所を押し込むことで、ファイバ接続具20,30を簡単にベース部材Bにスライドさせてはめ込むことができる。
ファイバ接続具20,30をベース部材Bにはめ込むと、図7に示されるように、導通部材40の延在部42の一端部42a同士が接触させられ、導通部材40同士が電気的に接続される(つまり、テンションメンバT同士が電気的に接続される)。それと同時に、光コネクタC同士が互いに嵌合し、光ファイバF同士が互いに光学的に接続される。なお、導通部材40の延在部42の一端部42aが略V字状に屈曲しているので、それらが互いに嵌り合うこととなり、導通部材40同士の電気的な接続が強固になる。
なお、上記実施形態においては、導通部材40と本体部材50の収容部60とによって、本発明に係る導通構造の一実施形態が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係るファイバ接続具20においては、光ケーブルAのテンションメンバTの端末部分と、テンションメンバTに電気的に接続された導通部材40とが収容部60に収容されている。特に、導通部材40においては、把持部41が、テンションメンバTの端末部分を把持しており、延在部42が、把持部41から収容部60の一端部60aまで延在している。そして、収容部60の一端部60aには開口64が形成されている。
このため、接続対象のテンションメンバに電気的に接続された導通部材(ファイバ接続具30の導通部材40)を、収容部60の一端部60aの開口64を介してファイバ接続具20の導通部材40に電気的に接続することができる。このように、このファイバ接続具20によれば、導通部材40を介して、光ケーブルAのテンションメンバT同士を電気的に接続することができる。
また、本実施形態に係るファイバ接続具20においては、光ファイバFの端末部分を収容する収容部70が、導通部材40を収容する収容部60と一体に形成されている。特に、この収容部70においては、光ファイバFの端末部分に取り付けられた光コネクタCが、導通部材40を収容する収容部60の一端部60a側に露出させられている。このため、導通部材40を介したテンションメンバT同士の電気的な接続と、光コネクタCを介した光ファイバF同士の光学的な接続とを同時に行うことができる。
以上の実施形態は、本発明に係る導通構造及びファイバ接続具の一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係る導通構造及びファイバ接続具は、上述したファイバ接続具20,30及びその導通構造に限定されず、各請求項の要旨を変更しない範囲において、任意にそれらを変形したものとすることができる。
例えば、ファイバ接続具20においては、テンションメンバTの端末部分及び導通部材40を収容する収容部60と、光ファイバFの端末部分を収容する収容部70とが一体に形成されるものとしたが、これらは別体に形成されてもよい。その場合には、テンションメンバT同士の電気的な接続と、光ファイバF同士の光学的な接続とを別々に行うことができる。
20,30…ファイバ接続具、40…導通部材(導通構造)、41…把持部、42…延在部、43…露出部、60…収容部(収容部材:導通構造)、60a…一端部、61…底壁、62,63…側壁、64…開口(第1の開口)、66…開口(第2の開口)、70…収容部(ファイバ収容部材)、A…光ケーブル、AR1…収容領域(領域)、C…光コネクタ、F…光ファイバ、T…テンションメンバ。

Claims (4)

  1. 光ケーブルのテンションメンバ同士を電気的に接続するための導通構造であって、
    前記テンションメンバに電気的に接続された導通部材と、
    前記テンションメンバの端末部分及び前記導通部材を収容する収容部材と、を備え、
    前記収容部材の一端部には第1の開口が形成されており、
    前記導通部材は、前記テンションメンバの前記端末部分を把持する把持部と、前記把持部から前記収容部材の前記一端部に向けて延在する延在部と、を有する、
    ことを特徴とする導通構造。
  2. 前記テンションメンバの前記端末部分は外被により被覆されており、
    前記導通部材の前記把持部は、前記外被を貫通して前記テンションメンバの前記端末部分に接触するように前記テンションメンバの前記端末部分を把持する、ことを特徴とする請求項1に記載の導通構造。
  3. 前記収容部材は、前記一端部から他端部まで延在する底壁と、前記底壁から立設された一対の側壁とを有すると共に、前記底壁と前記側壁とによって画成される領域に前記テンションメンバの前記端末部分及び前記導通部材を収容しており、
    前記収容部材の前記底壁及び一対の前記側壁の少なくともにいずれかには、第2の開口が形成されており、
    前記導通部材は、前記延在部から延設されて前記第2の開口に露出する露出部をさらに有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の導通構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の導通構造を備え、光ケーブルの光ファイバ同士を互いに接続するためのファイバ接続具であって、
    前記導通構造の前記収容部材と一体に形成され、光コネクタが取り付けられた前記光ファイバの端末部分を収容するファイバ収容部材を備え、
    前記ファイバ収容部材は、前記導通構造の前記収容部材の前記一端部側に前記光コネクタが露出するように前記光ファイバの前記端末部分を収容する、
    ことを特徴とするファイバ接続具。
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