JP2014062900A - 車両検査システムの車検データ表示装置 - Google Patents

車両検査システムの車検データ表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単一の表示画面を目視するだけで、検査結果を直ちに理解することのできる車両検査システムの車検データ表示装置を提案すること。
【解決手段】車検データ表示装置100の表示パネル111に表示される検査結果一覧表には、測定値と、安全、注意、危険が表示される。これらの判定基準も表示される。ユーザーは、表示されている検査結果一覧表を目視するだけで、検査結果を理解できる。各判定値と測定値を比較することで、注意の程度、危険の程度なども直観的に理解できる。各検査項目において、安全、注意、危険が、「○」、「△」、「×」の表示記号で表示され、安全、注意、危険がそれぞれ異なる表示色、例えば、緑、黄、赤で表示される。表示画面を一瞥しただけで、検査結果を理解することが容易である。専門知識の無いユーザーにとって検査結果を目視により直ちに理解可能な車検データ表示装置を実現できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の法定点検・検査を、効率良く短時間で処理する車両検査システムにおける車検データ表示装置に関するものである。
自動車整備工場で行われている自動車の法定点検・検査では、顧客から預かった自動車を所定の点検場所に移動させ、そこにおいて、法定項目を含む各種の検査が行われる。また、検査結果に基づき、顧客の了解を得た後に、必要箇所の修理・整備が行われる。
本件出願人は、先に、自動車の点検検査作業を短時間で効率良く行う車両検査システムを提案している。この車両検査システムでは、検査工程を第1、第2および第3検査ステーションに分け、各検査ステーションでの検査時間を適切に設定し、ベルトコンベア方式で各検査ステーションを経由させて順次に車両の検査を行う。
この車両検査システムでは、ユーザーが、車両検査ラインに併設した検査立会い見学コースから検査作業を見ることができる。また、第1、第3検査ステーションでの検査結果の測定値を、これらの検査場所に設置した安全度電光表示器に表示する。ユーザーは、表示器を見ることで、検査箇所が安全であるか危険な状態であるのかを知ることができる。さらに、検査立会い見学コースに説明用表示器を配置し、この表示器に、安全度電光表示器に表示されている各検査項目についての説明文、説明図等を表示している。
特開2002−318172号公報
従来の安全度電光表示器は、検査項目の表示と、検査結果の測定値の表示と、測定値が安全であるか否かを示すランプ表示が行われる。ユーザーは、検査立会い見学コースあるいは待合室から、安全度電光表示器を目視することで、検査内容を理解しながら、検査作業を見守ることができる。しかしながら、検査結果を示すランプが、注意、危険を示している場合には、別の場所に配置されている説明用表示器の表示内容を確認して、危険度合などを理解する必要がある。
また、安全、注意、危険の表示がランプによって表示されるので、離れた場所からランプを目視した場合に、検査結果がいずれに該当するのかを直ちに認識できないことがある。
さらに、従来の車両検査システムでは、検査終了後に、ユーザーに検査結果が印刷された印刷用紙を渡している。印刷用紙には、各検査結果に対応した欄に、安全、危険(修理用、交換用)などを表す文字、記号が印刷される。例えば、上記の特許文献1に開示の車両検査システムで使用している印刷用紙には、検査項目毎に、安全ライン欄に記載されている安全基準と比較して、検査対象部品あるいは部位が前記安全基準を満たしていない場合に、直ちに修理、交換を要するときには「危険」を表す文字と記号「×」を記入し、直ちに修理、交換をしなくても良い場合には「注意」を表す文字および記号「△」を記入する安全危険度欄が設けられている。この場合、実際の検査時において電光表示器における各検査項目の検査結果の表示形態と、印刷用紙における印刷形態とが対応していると、顧客は印刷用紙の印刷内容を一瞥して直ちに理解できるので望ましい。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、単一の表示画面を目視するだけで、検査結果を直ちに理解することのできる車両検査システムの車検データ表示装置を提案することにある。
本発明は、検査対象の自動車に対して、法定点検項目として規定されている分解・点検検査項目を含む検査項目群について検査を行う車両検査システムに用いる車検データ表示装置であって、
表示パネルと、
前記表示パネルを駆動制御して情報を表示させるコンピュータと、
前記コンピュータに表示情報を入力するために操作される操作機とを有し、
前記表示パネルの表示画面には、前記コンピュータによって作成される検査結果一覧表が表示され、
前記検査結果一覧表には、検査項目表示欄、測定値表示欄、および、安全危険度表示欄が含まれており、
前記検査項目表示欄には、前記車両検査システムによって行われる複数の検査項目を表す文字列が表示され、前記測定値表示欄には、前記検査項目のそれぞれの検査結果である測定値を表す数字が表示され、前記安全危険度表示欄には、前記検査項目の前記測定値のそれぞれについて、安全を表す表示記号、注意を表す表示記号、危険を表す表示記号のいずれか一つの表示記号が表示され、
前記検査項目表示欄には、前記検査項目のそれぞれについて、「安全」の文字と前記測定値が安全であると判定される安全判定値を表す数字、「注意」の文字と前記測定値が注意を要すると判定される注意判定値を表す数字、および、「危険」の文字と前記測定値が危険であると判定される危険判定値を表す数字とが表示され、
前記「安全」の文字、前記安全判定値の数字、安全であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、安全を表す表示記号は、同一の第1表示色で表示され、
前記「注意」の文字、前記注意判定値の数字、注意が必要であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、注意を表す表示記号は、同一の第2表示色で表示され、
前記「危険」の文字、前記危険判定値の数字、危険であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、危険を表す表示記号は、同一の第3表示色で表示され、
前記第1、第2、第3表示色は相互に異なる色に設定されている。
表示パネルに表示される検査結果一覧表には、測定値と、安全、注意、危険が表示される。また、これらの判定の基準とされる判定基準値も表示される。したがって、ユーザーは、表示されている検査結果一覧表を目視するだけで、検査結果を理解できる。また、表示されている各判定値と測定値を比較することで、注意の程度、危険の程度なども直観的に理解できる。さらに、各検査項目において、安全、注意、危険が、「○」、「△」、「×」などの表示記号で表示され、安全、注意、危険がそれぞれ異なる表示色、例えば、緑、黄、赤で表示される。よって、表示画面を一瞥しただけで、検査結果を直感的に理解することができる。よって、専門知識の無いユーザーにとって検査結果を目視により直ちに理解することのできる車検データ表示装置を実現できる。
ここで、本発明の車検データ表示装置は、3つの検査ステーションを経由して車両を移動させて車両検査を行うベルトコンベア方式の車両検査システムに用いることができる。
この場合の車両検査システムは、
検査対象の自動車の移動経路に沿って、少なくとも第1、第2および第3検査ステーションが配列されている車両検査ラインを有し、
前記検査項目群のうち、測定機器による検査項目群を除く検査項目群が、第1および第2の検査項目群に分割され、前記第1の検査項目群には、自動車の室内からの目視検査と、ピットおよび/またはリフトを用いて自動車を外観から目視検査する検査項目群が含まれ、前記第2の検査項目群には、リフトによって自動車をリフトアップしてその下廻りの分解・点検検査を行う検査項目群が含まれ、これにより前記第1および第2の検査項目群の検査作業時間がほぼ同一となっており、
前記第1検査ステーションは、ピットおよび/またはリフトを備え、前記第1の検査項目群の検査を行う検査ステーションであり、
前記第2検査ステーションは、サイドスリップテスタ、排ガステスタ、黒煙測定器、ブレーキ・スピード測定器、前照灯試験機、および音量計を備え、これらの測定機器による検査項目群の検査を行う検査ステーションであり、
前記第3検査ステーションは、リフトを備え、前記第2の検査項目群の検査を行う検査ステーションである。
この場合には、前記表示パネルとして、第1検査ステーション用表示パネルと、第3検査ステーション用表示パネルを配置する。前記コンピュータとして、前記第1検査ステーション用表示パネルを駆動制御する第1検査ステーション用コンピュータと、前記第3検査ステーション用表示パネルを駆動制御する第3検査ステーション用コンピュータを配置する。前記操作機として、前記第1検査ステーション用コンピュータに表示データを入力するための第1検査ステーション用操作機と、前記第3検査ステーション用コンピュータに表示データを入力する第3検査ステーション用操作機を配置する。
また、前記第1検査ステーション用表示パネルには、前記第1検査ステーションで行われる前記検査項目群に含まれている複数の検査項目についての検査結果一覧表を表示する。前記第3検査ステーション用表示パネルには、前記第3検査ステーションで行われる前記検査項目群に含まれる複数の検査項目についての検査結果一覧表を表示する。
第1検査ステーション用表示パネルを第1検査ステーションに設置し、第3検査ステーション用表示パネルを第3検査ステーションに設置しておくことで、ユーザーは、各検査ステーションでの検査結果をリアルタイムで知ることができる。
また、前記第1検査ステーション用表示パネルに表示される前記検査結果一覧表の検査項目には、ブレーキオイルの沸点温度、バッテリーの電圧およびラジエーター冷却水の凍結温度を含め、前記第3検査ステーション用表示パネルに表示される前記検査結果一覧表の検査項目には、ブレーキパッドの残厚、ブレーキライニングの残厚およびタイヤの溝の深さを含めておけばよい。安全、注意、危険は、ユーザーが一瞥して理解できるように、「○」、「△」、「×」の表示記号でそれぞれ表示し、また、緑、黄、赤の表示色でそれぞれ表示することが望ましい。
次に、第1検査ステーション用表示パネル、第3検査ステーション用表示パネルに、検査結果が表示されていない時間を利用して、各種の情報を表示させることができる。例えば、イベント情報、プロモーション映像等を表示させる。
この場合には、車検データ表示装置は、
前記第1検査ステーション用表示パネルおよび前記第3検査ステーション用表示パネルを駆動制御して情報を表示可能な情報配信用コンピュータと、
前記第1検査ステーション用表示パネルに表示される画像情報を、前記第1検査ステーション用コンピュータからの情報および前記情報配信用コンピュータからの情報のいずれかに切り替える第1検査ステーション用表示画像切り替え部と、
前記第3検査ステーション用表示パネルに表示される画像情報を、前記第3検査ステーション用コンピュータからの情報および前記情報配信用コンピュータからの情報のいずれかに切り替える第3検査ステーション用表示画像切り替え部とを有し、
前記第1検査ステーション用操作機から前記第1検査ステーション用コンピュータへの切り替え指令に応じて、前記第1検査ステーション用コンピュータは前記第1検査ステーション用表示画像切り替え部の切り替え制御を行い、
前記第3検査ステーション用操作機から前記第3検査ステーション用コンピュータへの切り替え指令に応じて、前記第3検査ステーション用コンピュータは前記第3検査ステーション用表示画像切り替え部の切り替え制御を行う。
また、車両検査システムに、自動車の外部診断器が備わっている場合には、この外部診断器によって読み込まれた検査対象の自動車の電子制御ユニットに記憶保持されている情報を、第1検査ステーション用コンピュータあるいは第3検査ステーション用コンピュータを介して、第1検査ステーション用表示パネルあるいは第3検査ステーション用表示パネルに、検査結果一覧表と共に表示させるようにしてもよい。
次に、車両検査システムに車両検査ラインに沿って併設された検査立会い見学コースが備わっている場合には、第1検査ステーション用表示パネルおよび第3検査ステーション用表示パネルを、検査立会い見学コースから目視できる位置に配置する。
また、車両検査システムによって、検査結果を印刷して出力させることもできる。この場合の車両検査システムは、各検査ステーションでの検査結果を集計・管理する検査管理装置を有している。検査管理装置は、検査対象の自動車のデータおよび顧客データ並びに各検査ステーションでの検査結果を入力する入力部と、この入力部からの入力情報に基づき、各検査ステーションの検査を纏めた一覧表を作成する情報処理部と、作成された一覧表が印刷された印刷用紙を印刷出力する出力部と、一覧表を含む各種情報を記憶保持する記憶部とを備えている。
この場合、前記の一覧表は、
前記検査項目を記載したチェックポイント欄と、
前記検査項目毎に、安全基準の目安を記載した安全ライン欄と、
検査対象の自動車における前記検査項目毎の検査結果を記載した安全度チェック欄と、
各安全度チェック欄の記載内容を解説した症状欄と、
前記検査項目毎に、前記安全ライン欄に記載されている前記安全基準と比較して、検査対象部品あるいは部位が前記安全基準を満たしている場合に、「安全」の文字および記号を記入し、前記安全基準を満たしていない場合には、直ちに修理、交換を要するときには「危険」の文字および記号を記入し、直ちに修理、交換をしなくても良い場合には「注意」の文字および記号を記入する安全危険度欄と、
前記検査項目毎に、検査結果に基づく安全上の注意点を記載した安全上の注意点欄と
を備えており、
前記の「安全」、「注意」および「危険」を表す記号は、前記表示パネルに表示される「安全」を表す表示記号、「注意」を表す表示記号、「危険」を表す表示記号のそれぞれと同一の記号であることが望ましい。
各検査ステーション用表示パネルの表示画面での検査結果の表示記号と、印刷出力された印刷用紙の検査結果の表示記号が統一されている。よって、ユーザーにとって分かり易い形態で印刷用紙を発行できる。
検査棟の内部に形成された車両検査システムを示す説明図である。 車検データ表示装置の概略構成図である。 第1検査ステーション用表示パネルの表示例を示す説明図である。 第3検査ステーション用表示パネルの表示例を示す説明図である。 第1検査ステーション用コンピュータの表示画面を示す説明図である。 第3検査ステーション用コンピュータの表示画面を示す説明図である。 操作機の操作面を示す説明図である。 検査管理装置を示す概略ブロック図である。 検査結果が印刷される印刷用紙を示す説明図である。 検査管理装置によって印字される印刷用紙における各欄の記入例を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した車両検査システムの車検データ表示装置の実施の形態を説明する。
(車両検査システム)
図1は、自動車の検査を行う検査棟の内部に設置されている車両検査システムを示す説明図である。検査棟1は自動車の入口3および出口4を備えている。検査棟1の内部には、入口3から出口4に向かって直線状に延びる車両検査ライン5が形成されている。車両検査ライン5には、検査結果等を集計・管理するためのコンピュータシステムからなる検査管理装置40が装備されている。また、検査結果を表示するための車検データ表示装置100(図2参照)が装備されている。
車両検査ライン5は、検査対象の自動車6、7を移動させるための直線状の移動経路8を備えている。この移動経路8に沿って、入口3の側から出口4に向けて、第1検査ステーション11、第2検査ステーション12および第3検査ステーション13がこの順番で配置されている。
第1検査ステーション11は、主として外観からの目視検査および室内からの目視検査を行なうための検査ステーションであり、ピット14およびリフト15が装備されている。第1検査ステーション11では検査員と整備主任者により検査が行われる。また、ブレーキオイルの沸点温度、バッテリーの電圧、クーラントの凍結温度の測定が行われる。測定値は、後述のように、車検データ表示装置100の第1検査ステーション用表示パネル111に表示される。
第2検査ステーション12は、測定検査を行なうための検査ステーションであり、ブレーキ・スピード測定器16a、サイドスリップテスタ16b、排ガステスタ、黒煙測定器、前照灯試験機、音量計を含むマルチ検査装置17が装備されている。第2検査ステーション12でも検査員と整備主任者により検査が行われる。検査結果は、2台の表示モニター71、72に表示される。
第3検査ステーション13は、下廻りの分解・点検検査を行なうための検査ステーションであり、リフト18が装備されている。第3検査ステーション13では検査員と整備主任者とメカニックの3人により検査が行われる。ここでのブレーキパッドの残厚、ブレーキライニングの残厚、および、タイヤの溝の深さの測定値は、後述のように、車検データ表示装置100の第3検査ステーション用表示パネル131に表示される。
直線状の移動経路8に沿って平行に検査立会い見学コース21が併設されている。検査立会い見学コース21は、フェンス22によって、移動経路8から仕切られている。顧客は、検査立会い見学コース21を歩きながら、自分の自動車の検査作業風景を見学できる。検査立会い見学コース21には、各検査ステーション11、12、13に対応した位置に、それぞれベンチ23、24、25が置かれている。
検査立会い見学コース21から目視できる位置に、検査データ等を表示するための第1検査ステーション用表示パネル111および第3検査ステーション用表示パネル131が配置されている。これらの表示パネルには、検査結果内容が随時表示される。表示パネル111、131の表示内容は、操作機116、136を介して検査員によって入力される。操作機116、136を検査員が操作可能な高さの壁面位置に設置しておいてもよい。
検査立会い見学コース21のフェンス22には、車検データ表示装置100の各検査ステーション用表示パネル111および131の表示内容を詳細に解説している説明用表示器29および説明用表示器30が取り付けられている。
(車検データ表示装置)
図2は車検データ表示装置100を示す概略構成図である。車検データ表示装置100は、第1検査ステーション11に設置されている第1システム110と、第3検査ステーション13に設置されている第3システム130を備えている。第2検査ステーション12の検査結果等を表示するために、第2検査ステーション用表示パネルを備えた第2システムを配置することもできる。この場合には、表示モニター71、72(図1参照)の代わりに、2台の第2検査ステーション用表示パネルを設置すればよい。
第1システム110は、第1検査ステーション用表示パネル111を備えている。第1検査ステーション用表示パネル111は、例えば、液晶表示パネルであり、信号切り替え器112を介して第1検査ステーション用コンピュータ113に接続されている。第1検査ステーション用コンピュータ113は、キーボード114などの入力部と、液晶表示器115等の出力部を備えたシステムである。また、第1検査ステーション用コンピュータ113の入力側には、検査結果である測定値等を入力するための操作機116が接続されている。
第3システム130は、第3検査ステーション用表示パネル131を備えている。第3検査ステーション用表示パネル131は、例えば、液晶表示パネルであり、信号切り替え・分配器132を介して、第3検査ステーション用コンピュータ133および情報配信用コンピュータ137に接続されている。第3検査ステーション用コンピュータ133は、キーボード134などの入力部と、液晶表示器135等の出力部を備えたシステムである。また、第3検査ステーション用コンピュータ133の入力側には、検査結果である測定値等を入力するための操作機136が接続されている。情報配信用コンピュータ137も、キーボード138などの入力部と、液晶表示器139等の出力部を備えたシステムである。
なお、第2検査ステーション12にも表示パネルを配置する場合には、2台の第2検査ステーション用表示パネルを、例えば、それぞれ2台の信号切り替え器を介して、2台の第2検査ステーション用コンピュータに接続する。また、それぞれのコンピュータに接続された2台の操作機を配置する。
情報配信用コンピュータ137から出力される配信情報は、信号切り替え・分配器132の信号分配器を経由して、第1システム110の信号切り替え器112に供給される。信号切り替え・分配器132は、操作機136からの切り替え指令、分配指令によって、切り替え、分配制御が行われる。
情報配信用コンピュータ137からの情報配信は、例えば、検査結果が表示されていない時間を利用して、第1検査ステーション用表示パネル111、第3検査ステーション用表示パネル131に対して行うことができる。ユーザーは各種の情報を得ることができる。例えば、イベント情報、プロモーション映像等を表示させる。
ここで、検査管理装置40(車両情報入力用コンピュータ)の制御の下に、第1検査ステーション用コンピュータ113を、第3検査ステーション用コンピュータ133あるいは第2検査ステーション12に設置されている各種の検査機器と連動させて、第1検査ステーション用表示パネル111に、車両診断情報(検査データ、合否結果等)を表示させることも可能である。第3検査ステーション用コンピュータ133と第2検査ステーション12の各種の検査機器との双方に連動させて、第1検査ステーション用表示パネル111に、車両診断情報を表示させることも可能である。
同様に、検査管理装置40の制御の下に、第3検査ステーション用コンピュータ133を、第1検査ステーション用コンピュータ113あるいは第2検査ステーション12に設置されている各種の検査機器と連動させて、第3検査ステーション用表示パネル131に、車両診断情報(検査データ、合否結果等)を表示させることも可能である。第1検査ステーション用コンピュータ113と第2検査ステーション12の各種の検査機器との双方に連動させて、第3検査ステーション用表示パネル131に、車両診断情報を表示させることも可能である。
この場合には、各種の車両診断情報を一括表示することができるので便利である。表示される情報としては、タイヤ残厚、ブレーキ残厚、クーランド濃度、ゴム類の劣化の有無、各油脂類の量、各油脂類の交換時期、タイヤ空気圧、電球切れの有無、ワイパーゴムの状態、プラグの状態、エアエレメントの状態、A/Cフィルタの状態、油漏れの有無、水漏れの有無、異音の有無、異臭の有無、警音器の状態等を挙げることができる。
図3は、第1検査ステーション用表示パネル111の表示画面に表示される検査結果一覧表の一例を示す説明図である。検査結果一覧表140を表示するためのデータは、第1検査ステーション用コンピュータ113において作成される。検査結果一覧表140に含まれている各測定値は、操作機116から入力される。
検査結果一覧表140には、検査項目表示欄141、測定値表示欄142、および、安全危険度表示欄143が含まれている。検査項目表示欄141には、第1検査ステーション11で行われる複数の検査項目を表す複数の行が含まれている。本例では3つの行が含まれている。最も上の行141aには、検査項目である「ブレーキオイルの沸点温度」の文字列が例えば黒色で表示される。また、緑色の文字で「210℃以上 安全」、黄色の文字で「210℃未満 注意」、赤色の文字で「170℃未満 危険」がそれぞれ表示される。
その下の行141bには、「バッテリーの電圧」の文字列が黒色で表示される。また、緑色の文字で「12.6V 安全」、黄色の文字で「12.6V未満 注意」がそれぞれ表示される。最も下の行141cには、「ラジエーター冷却水の凍結温度」の文字列が表示される。また、緑色の文字で「−15℃以下 安全」、黄色の文字で「−14℃以上 注意」がそれぞれ表示される。なお、温暖地域では、「ラジエーター冷却水の凍結温度」の代わりに、「ラジエーター冷却水の濃度」の文字列および数値が表示される。
検査項目表示欄141の各行141a〜141cに対応して、測定値表示欄142には3つの行142a〜142cが設けられ、安全危険度表示欄143にも3つの行143a〜143cが設けられている。図示の例では、ブレーキオイルの沸点温度の測定値が「169℃」であり、危険を表す判定値「170℃」を下回っている。したがって、測定値「169℃」は、危険を表す赤色の背景に白抜きの数字で表示される。また、安全危険度表示欄143の行143aには、赤色で「×」の記号が表示される。
同様に、バッテリーの電圧については、測定値が「13.0V」であるので、安全を表す緑色の背景に白抜きの数字で測定値が表示され、安全を表す「○」の記号が緑色で表示される。ラジエーター冷却水の凍結温度は「−14℃」であるので、注意を表す黄色の背景に白抜きの数字で測定値が表示され、注意を表す「△」の記号が黄色で表示される。
図4は、第3検査ステーション用表示パネル131の表示画面に表示される検査結果一覧表の一例を示す説明図である。検査結果一覧表150を表示するためのデータは、第3検査ステーション用コンピュータ133において作成される。検査結果一覧表150に含まれている各測定値は、操作機136から入力される。
検査結果一覧表150には、検査項目表示欄151、測定対象の車輪の位置の表示欄154、測定値表示欄152、および、安全危険度表示欄153が含まれている。検査項目表示欄151には、第3検査ステーション13で行われる複数の検査項目を表す複数の行が含まれている。本例では3つの行が含まれている。最も上の行151aには、黒色の文字で検査項目である「ブレーキパッドの残厚」、緑色の文字で「4.1mm以上 安全」、黄色の文字で「4.0mm以下 注意」、赤色の文字で「2.0mm以下 危険」が表示される。次の行151bには、検査項目「ブレーキライニングの残厚」の文字、緑色の文字で「2.1mm以上 安全」、黄色の文字で「2.0mm以下 注意」、赤色の文字で「1.0mm以下 危険」が表示される。最も下の行151cには、検査項目「タイヤの溝の深さ」の文字、緑色の文字で「2.4mm以上 安全」、黄色の文字で「2.4mm未満 注意」、赤色の文字で「1.6mm以下 危険」が表示される。
測定対象の車輪の位置の表示欄154には、前輪、後輪の別が黒色の文字で表示される。タイヤの溝の深さについては、前輪および後輪の二段に分かれている。測定値表示欄152には、それぞれの検査項目の測定値が表示され、安全危険度表示欄153の各行には、それぞれの検査項目の結果である安全、注意、危険の別が表示される。
ブレーキパッドの残厚の測定値「4.1mm」は安全であるので、緑色の背景に測定値の数字が白抜きで表示され、安全を表す「○」の記号が緑色で表示される。ブレーキライングの残厚の測定値「2.0mm」は注意であるので、黄色の背景に測定値の数字が白抜きで表示され、注意を表す「△」の記号が黄色で表示される。タイヤの溝の深さは、前輪の測定値「2.3mm」は注意であるので、黄色の背景に測定値の数字が白抜きで表示され、注意を表す「△」の記号が黄色で表示される。これに対して、後輪の測定値「1.6mm」は危険であるので、赤色の背景に測定値の数字が白抜きで表示され、危険を表す「×」の記号が赤色で表示される。
なお、車両検査システムに、自動車の外部診断器が備わっている場合がある。この場合には、外部診断器によって、検査対象の自動車の電子制御ユニットに記憶保持されている情報が読み込まれる。読み込まれた情報を、図2において想像線で示すように、外部診断器160から、第1検査ステーション用コンピュータ113あるいは第3検査ステーション用コンピュータ133を介して、第1検査ステーション用表示パネル111あるいは第3検査ステーション用表示パネル131に、検査結果一覧表と共に表示させるようにしてもよい。
次に、図5は第1検査ステーション用コンピュータ113の表示器115の表示画面を示す説明図である。第1検査ステーション用コンピュータ113には、車検データ表示用ソフトがインストールされている。例えば、初期画面に表示されている当該ソフトのアイコンをダブルクリックすると、当該ソフトが起動する。ソフトが起動すると、図5(a)に示す画面が表示される。この画面において「測定」の窓をクリックすると、画面が図5(b)に示す「測定表示画面」に切り替わる。この画面は図3に示す一覧表と同一である。これにより、操作機116から測定値の入力が可能な状態になる。
図6は第3検査ステーション用コンピュータ133の表示器135の表示画面を示す説明図である。第3検査ステーション用コンピュータ133にも、車検データ表示用ソフトがインストールされている。例えば、初期画面に表示されている当該ソフトのアイコンをダブルクリックすると、当該ソフトが起動する。ソフトが起動すると、図6(a)に示す画面が表示される。この画面において「測定」の窓をクリックすると、画面が図6(b)に示す「測定表示画面」に切り替わる。この画面は図4に示す一覧表と同一である。これにより、操作機136から測定値の入力が可能な状態になる。
図7は、第1検査ステーション用操作機116の操作面を示す説明図である。操作面において、「Tab」キーは、入力する場所を選択する。これを押す毎に画面上においてカーソルが移動する。「Enter」キーは確定キーであり、入力場所の確定、入力数値の確定を行う。「/」キーは、測定画面と情報配信画面の切り替えを行う。「BS」キーは、「Enter」キーの前に押すことで入力間違えを修正する。
操作手順の例を以下に示す。まず「ブレーキオイルの沸点温度」を入力する。169℃の場合には、「1」「6」「9」「Enter」の順に操作する。ブレーキオイルの入力が終了すると、自動的に次の入力である「バッテリー電圧」に切り替わる。同様にして、入力を行う。第3検査ステーション用操作機136も同様に構成されているので、その説明は省略する。
(検査管理装置)
図8は、検査管理装置40を示す概略ブロック図である。図1および図5を参照して説明すると、検査管理装置40は、検査対象の自動車のデータおよび顧客データを入力する入力部41と、各検査ステーション11、12、13での検査結果を入力する検査結果入力部42と、各部の制御を行うと共に、入力部41および検査結果入力部42からの入力情報に基づき、検査一覧表を作成する情報処理部(制御部)43と、作成された検査一覧表を用紙に印刷して印刷用紙50を作成して出力する出力部44と、検査一覧表を含む各種情報を記憶保持するメモリ45と、表示装置46とを備えている。表示装置46の画面には検査一覧表が表示される。これと共に、音声出力部を付設して、検査結果を音声出力させることも可能である。
検査結果入力部42は例えば携帯用情報処理端末(ハンドターミナル)である。この場合には、携帯用情報処理端末42と情報処理部43の間は、送受信部47を介して、無線通信により情報の送受信が行われる。
検査結果入力部42を省略して、入力部41において、各検査ステーション11、12、13での検査結果を記入した用紙を集めて、入力することもできる。この場合には、例えば、後述の書式の用紙(カルテ記入用チェック項目用紙)に検査結果を記入し、これを検査管理装置40において回収して、入力部41から入力すればよい。また、検査結果入力部42を、各検査ステーションにおける測定機器での測定結果を有線あるいは無線により、直接に各測定機器から取り込み可能な構成のものとしてもよい。このようにすれば、入力作業の効率化を図ることができる。
また、第2検査ステーション12に配置されているブレーキ・スピード測定器16の前後のローラシャフト31、32の間隔を調整する間隔調整機構33は、入力部41から入力された検査対象の自動車の検査証のデータに基づき、予めメモリ45に記憶保持されている諸元表から該当するホイルベースのデータを検索出力し、これに基づき、ローラシャフト間隔を自動調整する間隔調整部34を備えている。
ここで、検査管理装置40は、情報処理部(制御部)43の制御の下に、送受信部47を介して、各検査ステーション11、12、13での検査結果の受信、および、第1検査ステーション用コンピュータ113および前記第3検査ステーション用コンピュータ133への検査結果の送信を行うことが可能である。第1検査ステーション用コンピュータ113は検査結果を受信すると当該検査結果を第1検査ステーション用表示パネル111に表示させる表示動作を行う。同様に、第3検査ステーション用コンピュータ133は検査結果を受信すると当該検査結果を第3検査ステーション用表示パネル131に表示させる表示動作を行う。
(検査一覧表)
図9には、印刷用紙50(お車の健康診断カルテとアドバイス)の書式を示してある。本例の印刷用紙50は、3枚綴りの用紙であり、表紙50aが会社控えであり、二枚目の複写紙50bがお客控えであり、三枚目の複写紙50cが検査管理装置40への入力用(コンピュータ入力用)のものである。
印刷用紙50は、左側から順に、検査項目を記載したチェックポイント欄51と、各検査項目毎の安全基準の目安を記載した安全ライン欄52と、検査対象の自動車における各検査項目毎の検査結果を記載した安全度チェック欄53と、各安全度チェック欄の記載内容を解説した症状欄54と、安全危険度欄55と、検査項目毎に、検査結果に基づく安全上の注意点を記載した安全上の注意点欄56とを備えている。安全危険度欄55では、検査項目毎に、安全ライン欄52に記載されている安全基準と比較して、検査対象部品あるいは部位が前記安全基準を満たしていない場合に、直ちに修理、交換を要するときには「危険」を表す文字と記号「×」を記入し、直ちに修理、交換をしなくても良い場合には「注意」を表す文字および記号「△」を記入する。
さらに、検査項目毎に、各検査対象の部品あるいは部位を修理、交換する場合における使用部品名を記入する使用部品名欄57(使用部品名・作業名欄)と、使用部品名欄57に記入された使用部品の使用個数を記入する数量欄58と、使用部品名欄57に記入された使用部品を数量欄58に記入した個数だけ使用して修理、交換を行う場合の部品代および技術料を記入する部品代技術料欄59と、検査項目毎に、修理、交換を行う場合の作業時間を記入する作業時間欄60と、修理、交換が必要な検査対象の部品、部位を、検査後直ちに整備する当日整備にするのか後日整備にするのかについての顧客の指示を記入する選択欄61と、整備を後日行う場合における整備時期を記入する後日整備時期欄62とを備えている。
この構成の印刷用紙50への印刷情報は、検査結果を、検査管理装置40の入力部41から入力することにより作成される。作成された情報が印刷用紙50の該当欄に印字された状態でプリントアウトされる。
図10には、印刷用紙50を作成するために、予め検査管理装置40のメモリ45に保持されている各欄への印字出力用のメッセージパターン等を示してある。オペレータは、カルテ画面上において、測定値、使用部品のコード番号および数量を入力する以外は、自動的に生成された定型のメッセージ、あるいは、複数のメッセージパターンから該当する定型のメッセージを選択するのみでよい。
すなわち、オペレータは、カルテ画面上において、入力しようとする項目のガイド番号を入力すると、当該ガイド番号に対応して割り振られているメッセージパターンがメモリ45から呼び出されて表示される。例えば、図10においてガイド番号1−1で示されているバッテリーの電圧測定の行を入力する場合には、当該ガイド番号1−1を入力すると、チェックポイント欄から安全上の注意点(アドバイス)の欄の記載項目が自動生成されて表示される。従って、オペレータは、表示画面上において、通常は該当する使用部品の欄をクリックして選択すれば、予め記憶保持されている事項、すなわち、数量が1個であり、その場合の部品代技術料および作業時間が自動的に入力される。数量が2個以上の場合には数量の欄に表示される数量「1」を所定の数に変更すれば、それに対応して、部品代技術料および作業時間が自動的に計算されて該当欄に入力表示される。
(検査作業手順)
次に、上記のように構成された本例の車両検査システムによる自動車の検査作業の流れを説明する。全体的な作業の流れは、図1に示すように、自動車6を移動経路8に沿って第1および第2検査ステーション11、12のそれぞれに順次に移動させる。自動車6に対して、各検査ステーションで各検査項目の検査を行う。第2検査ステーション12での検査終了後の自動車6を第3ステーション13に移動させる。同時に、検査対象の次の自動車7を第1検査ステーション11に移動させる。この後は、第3検査ステーション13における自動車6の検査と第1検査ステーション11における自動車7の検査とを同時に進行させるようにしている。
本例では、第1検査ステーション11での検査時間を10分程度とすることができ、また、第2検査ステーション12での検査時間を5分程度とすることができ、第3検査ステーション13での検査時間を10分程度とすることができる。従って、検査対象の自動車を最短で10分間隔で、車両検査ライン5の移動経路8に入庫させながら、検査を連続して行なうことができる。すなわち、本例では、検査機器による第2検査ステーション12での検査項目以外の検査項目を二つの検査項目に分割し、その一方を第1検査ステーション11で行い、他方を第3検査ステーション13で行う。また、各検査ステーション11、13での検査作業時間がほぼ同一(10分程度)となるように検査作業を割り振ってある。従って、1台当たりの検査時間を短縮化でき、効率良く多数台の自動車の検査作業をベルトコンベア式に行うことが可能になる。また、検査作業に必要な人員の省力化も実現できる。
具体的な作業の流れを説明すると、まず、事務所の管理事務所において車検の予約受付を行う。次に、顧客データと車両データ(車検証に記載されている各種データ)等を検査管理装置40の入力部41(キーボード)から入力する。
なお、各検査ステーションでの検査結果を、携帯用情報処理端末42を利用して、検査管理装置40に入力する場合には、入力された車両データは情報処理部43の制御の下で、送受信部47を介して携帯用情報処理端末42に送信される。図示の例では、検査結果の入力を入力部41から直接に行うようになっており、アシスタントは所定の用紙を携帯し、ここに検査結果を記入する。
次に、出力部44(プリンタ)から作業指示書がプリントアウトされ、検査員は、作業指示書および車検書類一式と、所定のカルテ記入用チェック項目用紙を持って、顧客と共に、検査対象の自動車を検査棟1に移動させる。自動車は検査棟1内の第1検査ステーション11に移動され、顧客は、立会い見学コース21に入り、検査を見学することになる。
第1検査ステーション11においては、依頼事項と気になる症状の問診から始まって、目視と機器による検査が開始される。検査結果が検査員によって操作機116から入力され、第1検査ステーション用表示パネル111に表示される。この表示内容は、そのまま、見学コース21のフェンス部分に配置されている説明用表示器29にも同時に表示される。また、検査結果は携帯している用紙に記入される。
次に、第2検査ステーション12においては測定機器により各種の検査が行われる。ここで、本例では、予め入力されている検査対象の自動車の車検証データに基づき、間隔調整部34によって前後のローラシャフト31、32の間隔が測定対象の自動車に合うように自動調整される。従って、作業員らが逐次、ローラシャフト間隔を調整する必要がないので便利である。このステーションで検査された排ガス測定結果、黒煙測定結果、サイドスリップ測定結果等が、このステーション12の手前側および後側に設置されているモニター71、72に表示される。また、スピード測定結果、ブレーキ測定結果、ヘッドライト測定結果、ホーン測定結果等が、同じくモニター71、72に表示される。ここでの検査結果(測定数値)は自動的に検査管理装置40に入力される。
次に、自動車は第3検査ステーション13に移動され、リフトに乗せられて、下廻りの分解点検検査が行われる。検査結果は所定の用紙に記入される。また、測定値が操作機136を介して第3検査ステーション用表示パネル131に表示される。
なお、各検査において、直ちに部品交換などが必要な場合(危険という判断が出た場合)には、見学コース21で検査を見学している車の使用者に対して直接に、その部品の状況などを見せながら、説明が行われる。
検査終了後は、オペレータが記入後の用紙を受け取り、検査管理装置40の入力部41から入力して、メモリ45に格納する。
この後は、検査管理装置40を操作して、印刷用紙50に検査結果を印字して、出力部44(プリンタ)からプリントアウトする。この印刷用紙50を用いて、顧客に検査結果、および部品交換、修理等が必要な箇所の説明を行なう。注意という判定が下された部品については検査には合格するが次回の車検までは持たないので、顧客に今回整備を行なうのか、後日整備を行なうのかを選択してもらう。選択結果は、印刷用紙50の右端の欄に記入する。
今回整備が選択されている項目がある場合には、自動車を隣接配置されている整備工場に搬入して整備を行なった後に自動車を顧客に引き渡す。後日整備の場合、あるいは修理箇所が無い場合には、そのまま自動車を顧客に引き渡す。
なお、上記の例では、用紙を用いて各検査ステーションでの検査結果を入力あるいは記入するようにしている。この代わりに、携帯用情報処理装置を携帯し、あるいは、各ステーションに入力装置を設置しておき、検査管理装置40に検査結果を送るようにしてもよい。
1 検査棟
3 入口
4 出口
5 車両検査ライン
6、7 自動車
8 移動経路
11 第1検査ステーション
12 第2検査ステーション
13 第3検査ステーション
14 ピット
15 リフト
16 ブレーキ・スピード測定器
17 マルチ検査装置
18 リフト
21 見学コース
31、32 ローラシャフト
40 検査管理装置
41 入力部
42 検査結果入力部
43 情報処理部(制御部)
44 出力部
45 メモリ
46 CRT(表示装置)
47 送受信部
50 印刷用紙
100 車検データ表示装置
110 第1システム
111 第1検査ステーション用表示パネル
112 信号切り替え器
113 第1検査ステーション用コンピュータ
116 第1検査ステーション用操作機
130 第3システム
131 第3検査ステーション用表示パネル
132 信号切り替え・分配器
133 第3検査ステーション用コンピュータ
136 操作機
137 情報配信用コンピュータ
140、150 検査結果一覧表

Claims (9)

  1. 検査対象の自動車に対して、法定点検項目として規定されている分解・点検検査項目を含む検査項目群について検査を行う車両検査システムに用いる車検データ表示装置であって、
    表示パネルと、
    前記表示パネルを駆動制御して情報を表示させるコンピュータと、
    前記コンピュータに表示情報を入力するために操作される操作機とを有し、
    前記表示パネルの表示画面には、前記コンピュータによって作成される検査結果一覧表が表示され、
    前記検査結果一覧表には、検査項目表示欄、測定値表示欄、および、安全危険度表示欄が含まれており、
    前記検査項目表示欄には、前記車両検査システムによって行われる複数の検査項目を表す文字列が表示され、前記測定値表示欄には、前記検査項目のそれぞれの検査結果である測定値を表す数字が表示され、前記安全危険度表示欄には、前記検査項目の前記測定値のそれぞれについて、安全を表す表示記号、注意を表す表示記号、危険を表す表示記号のいずれか一つの表示記号が表示され、
    前記検査項目表示欄には、前記検査項目のそれぞれについて、「安全」の文字と前記測定値が安全であると判定される安全判定値を表す数字、「注意」の文字と前記測定値が注意を要すると判定される注意判定値を表す数字、および、「危険」の文字と前記測定値が危険であると判定される危険判定値を表す数字とが表示され、
    前記「安全」の文字、前記安全判定値の数字、安全であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、安全を表す表示記号は、同一の第1表示色で表示され、
    前記「注意」の文字、前記注意判定値の数字、注意が必要であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、注意を表す表示記号は、同一の第2表示色で表示され、
    前記「危険」の文字、前記危険判定値の数字、危険であると判定される前記測定値の数字あるいはその背景色、および、危険を表す表示記号は、同一の第3表示色で表示され、
    前記第1、第2、第3表示色は相互に異なる色に設定されている車検データ表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記車両検査システムは、検査対象の自動車の移動経路に沿って、少なくとも第1、第2および第3検査ステーションが配列されている車両検査ラインを有し、
    前記検査項目群のうち、測定機器による検査項目群を除く検査項目群が、第1および第2の検査項目群に分割され、前記第1の検査項目群には、自動車の室内からの目視検査と、ピットおよび/またはリフトを用いて自動車を外観から目視検査する検査項目群が含まれ、前記第2の検査項目群には、リフトによって自動車をリフトアップしてその下廻りの分解・点検検査を行う検査項目群が含まれ、これにより前記第1および第2の検査項目群の検査作業時間がほぼ同一となっており、
    前記第1検査ステーションは、ピットおよび/またはリフトを備え、前記第1の検査項目群の検査を行う検査ステーションであり、
    前記第2検査ステーションは、サイドスリップテスタ、排ガステスタ、黒煙測定器、ブレーキ・スピード測定器、前照灯試験機、および音量計を備え、これらの測定機器による検査項目群の検査を行う検査ステーションであり、
    前記第3検査ステーションは、リフトを備え、前記第2の検査項目群の検査を行う検査ステーションであり、
    前記表示パネルとして、第1検査ステーション用表示パネルと、第3検査ステーション用表示パネルが備わっており、
    前記コンピュータとして、前記第1検査ステーション用表示パネルを駆動制御する第1検査ステーション用コンピュータと、前記第3検査ステーション用表示パネルを駆動制御する第3検査ステーション用コンピュータが備わっており、
    前記操作機として、前記第1検査ステーション用コンピュータに表示データを入力するための第1検査ステーション用操作機と、前記第3検査ステーション用コンピュータに表示データを入力する第3検査ステーション用操作機が備わっており、
    前記第1検査ステーション用表示パネルには、前記第1検査ステーションで行われる前記検査項目群に含まれている複数の検査項目についての検査結果一覧表が表示され、
    前記第3検査ステーション用表示パネルには、前記第3検査ステーションで行われる前記検査項目群に含まれる複数の検査項目についての検査結果一覧表が表示される車検データ表示装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1検査ステーション用表示パネルに表示される前記検査結果一覧表の検査項目には、ブレーキオイルの沸点温度、バッテリーの電圧、および、ラジエーター冷却水の凍結温度あるいはラジエーター冷却水の濃度が含まれており、
    前記第3検査ステーション用表示パネルに表示される前記検査結果一覧表の検査項目には、ブレーキパッドの残厚、ブレーキライニングの残厚およびタイヤの溝の深さが含まれている車検データ表示装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記第1検査ステーション用表示パネルおよび前記第2検査ステーション用表示パネルを駆動制御して情報を表示可能な情報配信用コンピュータと、
    前記第1検査ステーション用表示パネルに表示される情報を、前記第1検査ステーション用コンピュータからの情報および前記情報配信用コンピュータからの情報のいずれかに切り替える第1検査ステーション用信号切り替え部と、
    前記第3検査ステーション用表示パネルに表示される情報を、前記第3検査ステーション用コンピュータからの情報および前記情報配信用コンピュータからの情報のいずれかに切り替える第3検査ステーション用信号切り替え部とを有し、
    前記第1検査ステーション用操作機から前記第1検査ステーション用コンピュータへの切り替え指令に応じて、前記第1検査ステーション用コンピュータは前記第1検査ステーション用信号切り替え部の切り替え制御を行い、
    前記第3検査ステーション用操作機から前記第3検査ステーション用コンピュータへの切り替え指令に応じて、前記第3検査ステーション用コンピュータは前記第3検査ステーション用信号切り替え部の切り替え制御を行う車検データ表示装置。
  5. 請求項4において、
    前記車両検査システムは、自動車の外部診断器を有し、
    前記第1検査ステーション用コンピュータおよび前記第3検査ステーション用コンピュータのうちの少なくとも一方は、前記外部診断器に読み込まれた検査対象の自動車の電子制御ユニットに記憶保持されている情報を、前記第1検査ステーション用表示パネルおよび前記第3検査ステーション用表示パネルのうちの少なくとも一方に、前記検査結果一覧表と共に表示する車検データ表示装置。
  6. 請求項4または5において、
    前記車両検査システムは、前記検査ステーションでの検査結果を集計・管理する検査管理装置を有し、
    前記検査管理装置は、
    検査対象の自動車のデータおよび顧客データ並びに各検査ステーションでの検査結果を入力する入力部と、
    各検査ステーションでの検査結果の受信、および、前記第1検査ステーション用コンピュータおよび前記第3検査ステーション用コンピュータへの前記検査結果の送信を行う送受信部と、
    前記検査結果の受信および送信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第1検査ステーション用コンピュータは前記検査結果を受信すると当該検査結果を前記第1検査ステーション用表示パネルに表示させ、前記第3検査ステーション用コンピュータは前記検査結果を受信すると当該検査結果を前記第3検査ステーション用表示パネルに表示させる車検データ表示装置。
  7. 請求項2乃至6のうちのいずれかの項において、
    前記車両検査システムは、前記車両検査ラインに沿って併設された検査立会い見学コースを有しており、
    前記第1検査ステーション用表示パネルおよび前記第3検査ステーション用表示パネルのそれぞれの表示画面は、前記検査立会い見学コースから目視可能である車検データ表示装置。
  8. 請求項2乃至7のうちのいずれか一つの項において、
    前記車両検査システムは、前記第1、第2および第3検査ステーションでの検査結果を集計・管理する検査管理装置を有し、
    前記検査管理装置は、検査対象の自動車のデータおよび顧客データ並びに各検査ステーションでの検査結果を入力する入力部と、この入力部からの入力情報に基づき、検査結果の一覧表を作成する情報処理部と、作成された検査結果の一覧表を出力する出力部と、検査結果の一覧表を含む各種情報を記憶保持する記憶部とを備えており、
    前記検査結果の一覧表は、
    前記検査項目を記載したチェックポイント欄と、
    前記検査項目毎に、安全基準の目安を記載した安全ライン欄と、
    検査対象の自動車における前記検査項目毎の検査結果を記載した安全度チェック欄と、
    各安全度チェック欄の記載内容を解説した症状欄と、
    前記検査項目毎に、前記安全ライン欄に記載されている前記安全基準と比較して、検査対象部品あるいは部位が前記安全基準を満たしている場合に、「安全」の文字および記号を記入し、前記安全基準を満たしていない場合には、直ちに修理、交換を要するときには「危険」の文字および記号を記入し、直ちに修理、交換をしなくても良い場合には「注意」の文字および記号を記入する安全危険度欄と、
    前記検査項目毎に、検査結果に基づく安全上の注意点を記載した安全上の注意点欄と
    を備えており、
    前記の「安全」、「注意」および「危険」を表す記号は、前記表示パネルに表示される「安全」を表す表示記号、「注意」を表す表示記号、「危険」を表す表示記号のそれぞれと同一の記号である車検データ表示装置。
  9. 請求項8において、
    前記入力部には、前記第2検査ステーションでの測定機器による測定結果が、当該測定機器から直接に入力される車検データ表示装置。
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