JP2014061049A - 洗濯機 - Google Patents

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一正 谷野
Takeshi Inada
剛士 稲田
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Abstract

【課題】製品本体を高くせず、信頼性を確保しつつ洗濯槽兼脱水槽の容量を増すこと。
【解決手段】脱水回転軸68と洗濯兼脱水槽46の底部とを連結支持し略中央部にボス部42を有するフランジ67と、フランジと脱水回転軸を螺合締結するフランジナットとを備え、フランジは、ボス部42より外方側に延設された平面部74と、ボス部42と平面部74とを連結する平坦部73と、平坦部73の上面にボス部42と略同心円状に設けた上面溝部43と、平坦部73の下面にボス部42と略同心円状に設けた下面溝部44とを有し、平面部74および平坦部73を洗濯兼脱水槽46の底部にインサート成形により埋設するようにしたことにより、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽46の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽46の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗濯兼脱水槽の底部に脱水回転軸を固定するためのフランジを有する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、衣類の撹拌、脱水を行なうための洗濯兼脱水槽の底部に、回転軸からの回転力を伝達するためのフランジが設けられており、そのフランジは洗濯兼脱水槽の底部に複数のネジで締結固定されていた。(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の縦断面図である。
図4において、水槽23に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽21の中央内底部に衣類撹拌用のパルセータ22を回転自在に配し、水槽23の外底部には、モータ28や機構駆動部30が配置された基板24が固着されている。
基板24の外縁は、外枠25の上部角隅より防振装置26を介し吊り下げられている。回転軸27は、モータ28の回転力をベルト29と機構駆動部30を介して伝えられる。
洗濯兼脱水槽21の外底部にはフランジ31が複数のねじ(図示せず)により螺合締結されており、回転軸27とフランジ31とをナット35で締結支持することにより、モータ28の回転力が洗濯兼脱水槽21に伝達されるよう構成されている。
実開平3−68879号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯兼脱水槽に回転軸の回転を伝達するフランジは、洗濯兼脱水槽の外側底面に複数のねじで螺合締結されているが、フランジは、一般的には、その強度確保からアルミダイカストなどの金属で成形されており所定の厚みを有しているため、水槽内において洗濯兼脱水槽とフランジとの接続には所定の高さスペースが必要となり、水槽の高さ、つまり製品全体の高さを高くしない限りは、洗濯兼脱水槽の容積が小さくなり、洗濯性能に影響を及ぼすという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させるという洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、衣類を収容する樹脂製の洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、前記水槽の外底部に固定された基板と、前記基板に固定され前記洗濯兼脱水槽を脱水回転軸を介して回転駆動するモータと、前記脱水回転軸と前記洗濯兼脱水槽の底部とを連結支持し略中央部にボス部を有するフランジと、前記フランジと前記脱水回転軸を螺合締結するフランジナットとを備え、前記フランジは、前記ボス部より外方側に延設された平面部と、前記ボス部と前記平面部とを連結する平坦部と、前記平坦部の上面に前記ボス部と略同心円状に設けた上面溝部と、前記平坦
部の下面に前記ボス部と略同心円状に設けた下面溝部とを有し、前記平面部および前記平坦部を前記洗濯兼脱水槽の底部にインサート成形により埋設するようにしたものである。
これにより、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させることができる。
本発明の洗濯機は、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態における洗濯機の縦断面図 同洗濯機のフランジと洗濯兼脱水槽の構成を示す要部断面図 同洗濯機のフランジと洗濯兼脱水槽の構成を示す要部拡大断面図 従来の洗濯機の縦断面図
第1の発明は、衣類を収容する樹脂製の洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、前記水槽の外底部に固定された基板と、前記基板に固定され前記洗濯兼脱水槽を脱水回転軸を介して回転駆動するモータと、前記脱水回転軸と前記洗濯兼脱水槽の底部とを連結支持し略中央部にボス部を有するフランジと、前記フランジと前記脱水回転軸を螺合締結するフランジナットとを備え、前記フランジは、前記ボス部より外方側に延設された平面部と、前記ボス部と前記平面部とを連結する平坦部と、前記平坦部の上面に前記ボス部と略同心円状に設けた上面溝部と、前記平坦部の下面に前記ボス部と略同心円状に設けた下面溝部とを有し、前記平面部および前記平坦部を前記洗濯兼脱水槽の底部にインサート成形により埋設するようにしたことにより、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の平坦部を厚肉状に形成したことにより、洗濯兼脱水槽とフランジの接合部にクラック等が発生することは無く、強度的な信頼性を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機のフランジと洗濯兼脱水槽の構成を示す要部断面図、図3は、同洗濯機のフランジと洗濯兼脱水槽の構成を示す要部拡大断面図である。
図1、図2および図3において、水槽45に回転自在に内包された有底円筒状で合成樹脂製の洗濯兼脱水槽46の中央底部には、衣類撹拌用のパルセータ47が回転自在に配されている。
また、水槽45の外底部には基板48が固着され、この基板48にはモータ49、排水電磁弁(図示せず)、あるいは、洗濯脱水切換クラッチやブレーキが内蔵された機構駆動部50等が配設されている。そして、外枠51の上部角隅より吊り棒52、防振装置53
を介して基板48の外縁部が垂下支持されている。
また、モータ49の回転力は、冷却フィンを有する駆動プーリ54、ベルト55および機構駆動部50を介して、洗濯兼脱水槽46およびパルセータ47に伝達されるようになっている。そして、水槽45の底部には排水弁56が設けられ、水槽45内の水は、排水電磁弁(図示せず)によりこの排水弁56が開閉され、排水ホース57を通って外部へ排水される。
外枠51の上部には上部枠体58が設けられ、その略中央部には洗濯物投入口部59が形成され、その上部には蓋60が開閉自在に収設されている。
上部枠体58の後部内方には、給水装置61が配設されており、給水弁62、上方より槽内に給水する給水ホース63より成っている。また、後部には電源スイッチ64も配設されている。上部枠体58の前部には、前面カバー65が設けられ、その内方部には運転行程を制御する制御手段(図示せず)を有する制御部66が設けられている。
合成樹脂製の洗濯兼脱水槽46の底部には、中央部にボス部42を、延設する外方部に平面部74を、そしてボス部42と平面部74との連結部に平坦部73を有する略円盤状で金属製のフランジ67がインサート成形により埋設固定されている。詳述すると、フランジ67は、ボス部42の外周部72より外方部分が洗濯兼脱水槽46に埋設固定されている。
なお、フランジ67外方部の平面部74には洗濯兼脱水槽46内の水を抜くための複数の水抜き穴71が形成されている。
ボス部42の中心部には、機構駆動部50の脱水回転軸68と嵌合、連結する回転軸連結穴部41が形成されおり、組立時は脱水回転軸68と嵌合してフランジワッシャ69を挿入後、脱水回転軸68の先端部に形成されたねじ部にフランジナット70を螺合して、脱水回転軸68とフランジ67が締結固定される。
また、ボス部42より外方へ延設された平面部74は強度計算に基づき薄肉状に形成されているが、その内方側でボス部42との連結部である平坦部73は平面部74よりも厚肉状に形成してあり、この厚肉状の平坦部73の上下面にボス部42と同心円状に、上面溝部43と下面溝部44が形成されており、インサート成形で洗濯兼脱水槽46の合成樹脂材が充填されている。
また、脱水回転軸68は回転軸の中心が中空であり、同心的に洗濯回転軸(図示せず)が貫通しており、洗濯回転軸の先端部にパルセータ47が螺合締結されている。
モータ49の回転力は、機構駆動部50のクラッチを切り換えることにより、洗い時には洗濯回転軸(図示せず)に伝達されてパルセータ47が回転し、脱水時には脱水回転軸68に伝達されて洗濯兼脱水槽46が回転する。
以上のように構成された洗濯機において、以下その動作、作用を説明する。
合成樹脂製の洗濯兼脱水槽46と脱水回転軸68を連結支持するフランジ67を、インサート成形により、洗濯兼脱水槽46の底部に埋設固定したことにより、洗濯兼脱水槽46下部の有効スペースが増え、その有効スペースを使うことで、製品本体を高くしなくても、つまり水槽45を高くしなくても、洗濯兼脱水槽46の内容積を増やすことができ、洗濯性能を向上させることができる。
また、洗濯機が設置された場所の環境温度の変化によって、あるいは、温水を使用することによって、洗濯兼脱水槽46の合成樹脂が膨張収縮しても、フランジ67中央のボス部42より外方へ延設された厚肉状の平坦部73の上下面に同心円状に設けた上面溝部43と下面溝部44とに合成樹脂材が充填されていることにより、合成樹脂である洗濯兼脱水槽46と金属であるフランジ67の膨張率に差があっても、溝部によって膨張率の大きい合成樹脂の動きが抑制されて、接合部にクラック等が発生することは無く、フランジ67自体の溝部追加による応力集中にともなう強度の低減を、厚肉にすることで補い、強度的な信頼性を確保することができる。
以上のように、本実施の形態においては、脱水回転軸68と洗濯兼脱水槽46とを連結支持するフランジ67は、ボス部42より延設する外方側に平面部74を、そしてボス部42と平面部74との連結部に平坦部73を有し、平面部74、平坦部73を洗濯兼脱水槽46の底部にインサート成形により埋設されるとともに、平坦部73の上面に上面溝部43を、下面に下面溝部44をボス部42と同心円状に形成することにより、製品本体の高さを高くすることなく、洗濯兼脱水槽46の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽46の容積をより大きく確保して洗濯性能を向上させることができる。
また、平坦部73を厚肉状に形成することにより、洗濯兼脱水槽46とフランジ67の接合部にクラック等が発生することは無く、強度的な信頼性を確保することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、洗濯槽兼脱水槽の強度的な信頼性を確保しつつ、洗濯兼脱水槽の容量を増し、洗浄性能の向上も可能となるので、洗浄性能を重視される他の洗濯機等の用途に適用できる。
42 ボス部
43 上面溝部
44 下面溝部
45 水槽
46 洗濯兼脱水槽
48 基板
49 モータ
67 フランジ
68 脱水回転軸
70 フランジナット
73 平坦部
74 平面部

Claims (2)

  1. 衣類を収容する樹脂製の洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、前記水槽の外底部に固定された基板と、前記基板に固定され前記洗濯兼脱水槽を脱水回転軸を介して回転駆動するモータと、前記脱水回転軸と前記洗濯兼脱水槽の底部とを連結支持し略中央部にボス部を有するフランジと、前記フランジと前記脱水回転軸を螺合締結するフランジナットとを備え、前記フランジは、前記ボス部より外方側に延設された平面部と、前記ボス部と前記平面部とを連結する平坦部と、前記平坦部の上面に前記ボス部と略同心円状に設けた上面溝部と、前記平坦部の下面に前記ボス部と略同心円状に設けた下面溝部とを有し、前記平面部および前記平坦部を前記洗濯兼脱水槽の底部にインサート成形により埋設するようにした洗濯機。
  2. 前記平坦部を厚肉状に形成した請求項1に記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10240272B2 (en) 2016-05-13 2019-03-26 Whirlpool Corporation Laundry treating appliance with drive attachment mechanism
JP2022046146A (ja) * 2020-09-10 2022-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機の防水構造および洗濯機
US11970811B2 (en) 2021-06-08 2024-04-30 Whirlpool Corporation Overmolded basket base assembly

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