JP2012217459A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012217459A JP2012217459A JP2011082488A JP2011082488A JP2012217459A JP 2012217459 A JP2012217459 A JP 2012217459A JP 2011082488 A JP2011082488 A JP 2011082488A JP 2011082488 A JP2011082488 A JP 2011082488A JP 2012217459 A JP2012217459 A JP 2012217459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing machine
- underframe
- vibration
- side plate
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
【課題】洗濯機本体の床への振動伝達を低減させた洗濯機を提供すること。
【解決手段】樹脂成形によって形成された台枠25と、台枠25の底部に設けられ、防振機能を備えた支持部24と、金属板材により形成され、台枠25上に配設された側板6とを備え、台枠25は側板6に接触しない突出部25bを有し、支持部24は、突出部25bに設けられていることにより、台枠の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】樹脂成形によって形成された台枠25と、台枠25の底部に設けられ、防振機能を備えた支持部24と、金属板材により形成され、台枠25上に配設された側板6とを備え、台枠25は側板6に接触しない突出部25bを有し、支持部24は、突出部25bに設けられていることにより、台枠の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、水槽内に配設した洗濯槽又は回転ドラムを回転駆動することにより洗濯、すすぎ、脱水の各工程を実施する洗濯機に関する。
従来、洗濯機は筐体内にサスペンション構造によって支持された水槽内で洗濯槽又は回転ドラムを回転駆動するので、特に洗濯槽又は回転ドラムを高速回転させる脱水時に、洗濯物が一方に偏った状態になっていると大きな振動が発生する。中でもドラム式洗濯機の使い勝手を向上させるために回転ドラム及びそれを収容した水槽を洗濯機筐体内に傾斜配置した斜めドラム方式のドラム式洗濯機では、回転ドラムが傾斜しているため洗濯物が低い側に集まりやすく脱水時に振動が発生しやすくなる。この振動を抑制するために、洗濯物に偏りを生じさせない構造と回転制御が実施され、発生した振動はサスペンション構造により吸収し、防振構造を備えた支持脚によって床への伝達を抑制するようにしている。
洗濯機筐体は一般的には樹脂成形によって形成され底部に固着した固定脚を備えた台枠上に制振鋼板等によって形成されたパネル材を箱状に組み立て、要所に補強部材を配した構造に構築される。前記台枠の固定脚には防振支持脚が取り付けられて、洗濯機の設置場所に洗濯機の振動が伝わるのを抑制している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来構成のものでは、台枠を樹脂成形により形成すると、洗濯機の軽量化を図ると共に構成要素を台枠内に配してユニット化して作業性を向上させ、コストダウンを図ることができるものの、台枠上には洗濯機筐体が取り付けられるため、強度が要求されるとともに剛性が高くなる傾向にある。このため、洗濯機筐体から台枠に伝わる振動伝達を減衰させることが困難であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯機本体の床への振動伝達を低減させた洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、樹脂成形によって形成された台枠と、前記台枠の底部に設けられ、防振機能を備えた複数の支持部と、金属板材により形成され、前記台枠上に配設された側板と、前記台枠上に揺動可能に配設された水槽と、前記水槽内に回転可能に収容された有底円筒形の洗濯槽とを備え、前記台枠は前記側板に接触しない突出部を有し、前記支持部の少なくとも1つは前記突出部に設けられたものである。
これによって、台枠の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
本発明の洗濯機は、台枠に弾性構造を持たせているため、床に対する洗濯機本体の振動、および上下方向の振動伝達を低減させることができるため低振動と低騒音化を実現することができる。
第1の発明の洗濯機は、樹脂成形によって形成された台枠と、前記台枠の底部に設けられ、防振機能を備えた複数の支持部と、金属板材により形成され、前記台枠上に配設された側板と、前記台枠上に揺動可能に配設された水槽と、前記水槽内に回転可能に収容された有底円筒形の洗濯槽とを備え、前記台枠は前記側板に接触しない突出部を有し、前記支持部の少なくとも1つは前記突出部に設けられたものである。
このような構成によって、台枠の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
第2の発明は、第1の発明の洗濯機は、前記台枠が、前記突出部と台枠本体部を有し、前記突出部の高さは、前記台枠本体部の底面からの高さよりも低い構成とすることで、前記突出部上面において前記側板に接触しないようにしたものである。
このような構成によって、重量物の荷重がかかっている側板に接触しないので、突出部に弾性構造を持たせることができ、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
第3の発明は、第1または2の発明の洗濯機は、前記台枠は、前記突出部と台枠本体部を有し、前記台枠本体部と前記突出部との間に隙間部を有するものである。
このような構成によって、強度が求められる台枠本体部と一部が離れているので、台枠の強度と減衰効果を両立させることが可能となる。このため、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明の洗濯機は、前記突出部が前記筐体の正面側に設けられたものである。
このような構成によって、樹脂成形から成る部品が多い正面側に、弾性構造を有する突出部を設けることにより、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の構成を示す断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の構成を示す断面図である。
洗濯槽である回転ドラム5と、回転ドラム5を収容する水槽3とを水平方向から前面上向き方向に角度θで傾斜させて洗濯機筐体2内に配設している。洗濯機筐体2の正面を傾斜させた傾斜面に設けられた扉体8から回転ドラム5内への洗濯物の出し入れを容易にした斜めドラム形式のドラム式洗濯機1に構成されている。
回転ドラム5は、有底円筒形の開口部側を洗濯機筐体2の正面側に、底面側を洗濯機筐体2の背面側にして水槽3内に回転可能に収容されている。回転ドラム5の回転軸心Rは正面側から背面側に向けて角度θで下向き傾斜となっており、水槽3内は回転ドラム5とほぼ同角度で配置されている。
回転軸15は水槽3の背面に設けられた軸受16で軸支されている。回転軸15には従動プーリ18が装着され、水槽3の下面に取り付けられたドラム駆動モータ4の回転駆動軸に装着された駆動プーリ17との間に駆動ベルト19が架設されたベルト駆動構造に構成され、ドラム駆動モータ4によって回転ドラム5は回転駆動される。
回転ドラム5の周面には多数の透孔20が形成されて水槽3内との間で水の通水および空気の通気ができるように構成されている。回転ドラム5の内周面の複数位置には撹拌突起21が設けられ、回転ドラム5の回転により洗濯物を上方に持ち上げ、上方から落下させる叩き洗いの作用がなされるように構成されている。
また、水槽3は、水槽本体3aと水槽蓋体3bとを連結した構造に形成され、軽量化を図ると同時に様々な構成要素の構築及び接続が容易に行い得るように樹脂成形によって形成されている。本発明の実施の形態1の構成においては、洗濯効果を向上させるために水槽3内に注水された洗剤混合水を加熱する洗濯水加熱槽10が水槽の下部に構築され、その底面に排水口22が開口し、内部に水加熱用のヒータ11が装着されている。
水槽3は、図示しないサスペンション構造により洗濯機筐体2内に支持される。洗濯機筐体2を構成する側板6は制振鋼板等により形成されている。洗濯機筐体2は要所に補強部材、制振部材などを配している。側板6は樹脂成形されている台枠25上に配設されており、また、水槽3は台枠25上にダンパ(図示せず)を介して揺動可能に配設されている。台枠25は防振機能を備えた複数の防振支持脚(支持部)24を底部に設けている。
防振支持脚24は、台枠25の底部の隅の4箇所に設けられている。背面側に2個設けられた背面側防振支持脚24bは台枠25に直接固定された固定脚である。正面側に2個設けられた正面側防振支持脚24aは高さ調節機能を備えており、台枠25の突出部25bに構成されている。洗濯機筐体2は防振支持脚24により支持されており、これによって脱水時の振動が外部に伝達することを抑制している。また、洗濯機筐体2の前方下部には取り外し可能な樹脂製の化粧カバー(図示せず)が取り付けられている。
図2は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の防振支持脚の取付構造を示す断面図である。図3は、本発明の実施の形態1における化粧カバーを取り外した状態でのドラム式洗濯機の一部構成を示す斜視図である。突出部25bの高さは、台枠本体部25aの底面からの高さよりも低くなっており、突出部25bの上面において側板6に接触しない。また、台枠本体部25aと突出部25bとは、底面が連続しておらず、隙間部25cを有する。このような構成により、突出部は弾性構造を有するため、台枠25が樹脂成形されている場合にも、台枠25の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。
図3に示すように、突出部25bは側板6よりも正面側に設けられている。ドラム式洗濯機1の正面側は樹脂成形から成る部品が多く、回転ドラム5や錘などの重量物が多い背面側よりも負荷が小さい。よって、弾性構造を有する突出部を正面側に設けることにより、台枠25の強度と減衰効果を両立させることが可能となり、洗濯機本体の床への振動伝達を低減できるため低振動と低騒音を実現させることができる。なお、本発明の実施の形態1において、突出部25bは台枠25の隅の構成である。しかし、側板6より正面側の構成全てを突出部としてもよく、要は重量物を支持している側板6の荷重がかからない部分であればよい。
以上説明した実施形態の構成は、回転ドラム5を傾斜配置した斜めドラム形式のドラム式洗濯機1に適用した例を示したが、回転ドラム5を水平方向に配置した一般的な構成のドラム式洗濯機や縦型の洗濯機においても同様に適用することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、本体振動を低減することが可能となるので、洗濯機以外の回転機械の防振等として有用である。
1 ドラム式洗濯機
2 洗濯機筐体(筐体)
3 水槽
3b 水槽蓋体
3a 水槽本体
4 ドラム駆動モータ
5 回転ドラム
6 側板
8 扉体
10 洗濯水加熱槽
11 ヒータ
15 回転軸
17 駆動プーリ
22 排水口
24 防振支持脚(支持部)
24a 正面側防振支持脚
24b 背面側防振支持脚
25 台枠
25a 台枠本体部
25b 突出部
25c 隙間部
2 洗濯機筐体(筐体)
3 水槽
3b 水槽蓋体
3a 水槽本体
4 ドラム駆動モータ
5 回転ドラム
6 側板
8 扉体
10 洗濯水加熱槽
11 ヒータ
15 回転軸
17 駆動プーリ
22 排水口
24 防振支持脚(支持部)
24a 正面側防振支持脚
24b 背面側防振支持脚
25 台枠
25a 台枠本体部
25b 突出部
25c 隙間部
Claims (4)
- 樹脂成形によって形成された台枠と、
前記台枠の底部に設けられ、防振機能を備えた複数の支持部と、
金属板材により形成され、前記台枠上に配設された側板と、
前記台枠上に揺動可能に配設された水槽と、
前記水槽内に回転可能に収容された有底円筒形の洗濯槽とを備え、
前記台枠は前記側板に接触しない突出部を有し、前記支持部の少なくとも1つは前記突出部に設けられた洗濯機。 - 前記台枠は、前記突出部と台枠本体部を有し、
前記突出部の高さは、前記台枠本体部の底面からの高さよりも低い構成とすることで、前記突出部上面において前記側板に接触しないようにした請求項1に記載の洗濯機。 - 前記台枠は、前記突出部と台枠本体部を有し、
前記台枠本体部と前記突出部との間に隙間部を有する請求項1または2に記載の洗濯機。 - 前記突出部は前記側板よりも正面側に設けられた請求項1〜3いずれか1項に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011082488A JP2012217459A (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011082488A JP2012217459A (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012217459A true JP2012217459A (ja) | 2012-11-12 |
Family
ID=47269673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011082488A Withdrawn JP2012217459A (ja) | 2011-04-04 | 2011-04-04 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012217459A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107475994A (zh) * | 2017-10-10 | 2017-12-15 | 辽宁科技大学 | 一种洗衣机的隔振装置 |
-
2011
- 2011-04-04 JP JP2011082488A patent/JP2012217459A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107475994A (zh) * | 2017-10-10 | 2017-12-15 | 辽宁科技大学 | 一种洗衣机的隔振装置 |
CN107475994B (zh) * | 2017-10-10 | 2019-05-07 | 辽宁科技大学 | 一种洗衣机的隔振装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101504093B1 (ko) | 드럼세탁기 | |
JP2012130475A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
KR20100081701A (ko) | 세탁장치 | |
JP2012130474A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP5639979B2 (ja) | ドラム式洗濯乾燥機 | |
JP2010194023A (ja) | 洗濯機 | |
JP4555755B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP6502087B2 (ja) | 洗濯機の設計方法 | |
JP4350117B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2007020992A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2012217459A (ja) | 洗濯機 | |
KR102567528B1 (ko) | 세탁기용 하부 쿠션 | |
JP6010769B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2017144008A (ja) | 洗濯機 | |
JP2012170680A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2019042333A (ja) | 洗濯機 | |
JP2006204497A (ja) | 洗濯機 | |
JP7535684B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2014133176A (ja) | 洗濯機 | |
JP7225227B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP5291128B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2013046843A (ja) | 洗濯機 | |
JP5033096B2 (ja) | 洗濯機及び洗濯乾燥機 | |
JP2012143288A (ja) | 洗濯機 | |
JP2007068802A (ja) | 洗濯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140701 |