JP2014060573A - 固体撮像素子、制御方法、および電子機器 - Google Patents

固体撮像素子、制御方法、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム差分を出力できるようにする。
【解決手段】固体撮像素子の各画素は、nフレーム目では、光電変換素子で生成された電荷をメモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力する。固体撮像素子のAD変換部は、n+1フレーム目において、第1の画素信号と第2の画素信号とでカウント値のアップダウン方向を切り替えて、第1の画素信号と第2の画素信号のAD変換を連続して行う。本技術は、例えば、固体撮像素子に適用できる。
【選択図】図4

Description

本技術は、固体撮像素子、制御方法、および電子機器に関し、特に、フレーム差分を出力できるようにする固体撮像素子、制御方法、および電子機器に関する。
監視装置等において画像の変化を検出する場合、いま撮像して得られた画像と、その前に撮像して得られた画像との差分であるフレーム差分を用いる方法が知られている。このフレーム差分の処理は、一般に、イメージセンサの後段に設けられた画像処理回路で行われる。
イメージセンサの解像度を上げるため、多画素化が進むと、単一画像データのサイズが増加し、画像処理に要する負荷が増大する。したがって、フレーム差分の処理も後段の画像処理回路ではなく、イメージセンサ内で行うことができれば、後段の画像処理回路の負荷を軽減することができる。
従来、差分出力を行うイメージセンサとしては、2次元配置された画素のy行目の画素と、y+1行目の画素の画素信号の差分を出力するようにしたイメージセンサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−33452号公報
しかしながら、フレーム差分を出力できるイメージセンサはまだ実現されていない。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、フレーム差分を出力できるようにするものである。
本技術の第1の側面の固体撮像素子は、受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部とを備え、前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う。
本技術の第2の側面の制御方法は、受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部とを備える固体撮像素子の前記画素が、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、前記AD変換部が、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行うステップを含む。
本技術の第3の側面の電子機器は、受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部とを備え、前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う固体撮像素子を備える。
本技術の第1乃至第3の側面においては、受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部とを備え、前記画素において、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷が前記メモリに転送されて保持され、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号が順次出力され、前記AD変換部では、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換が連続して行われる。
本技術の第1乃至第3の側面によれば、フレーム差分を出力することができる。
本技術を適用したCMOSイメージセンサの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 画素とADCの詳細構成について説明する図である。 図1のCMOSイメージセンサの動画像モードにおける駆動を説明するタイミングチャートである。 図1のCMOSイメージセンサのフレーム差分出力モードにおける駆動を説明するタイミングチャートである。 nフレーム目のフォトダイオード読み出し動作の詳細を示すタイミングチャートである。 n+1フレーム目のフォトダイオード読み出し動作の詳細を示すタイミングチャートである。 被写体に変化がない場合の蓄積電荷量を概念的に示した図である。 被写体に変化がない場合のAD変換処理動作を説明する図である。 被写体に変化がある場合の蓄積電荷量を概念的に示した図である。 被写体に変化がある場合のAD変換処理動作を説明する図である。 フレーム差分出力モードにおける出力イメージを説明する図である。 被写体変化の有無の判定処理について説明する図である。 表面照射型として製造した場合のシリコン基板の概略断面構造を示している。 裏面照射型として製造した場合のシリコン基板の概略断面構造を示している。 積層型のイメージセンサを説明する図である。 積層型として製造した場合のシリコン基板の概略断面構造を示している。 積層型として製造した場合のシリコン基板の概略断面構造を示している。 本技術を適用した電子機器の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
[CMOSイメージセンサの構成例]
図1は、本技術を適用したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一実施の形態の構成例を示している。
図1のCMOSイメージセンサ11は、タイミング制御部12、垂直走査回路13、画素アレイ部14、定電流源回路部15、参照信号生成部16、カラムAD変換部17、水平走査回路18、水平出力線19、および出力部20から構成される。
タイミング制御部12は、所定の周波数のマスタクロックに基づいて、所定の動作に必要なクロック信号やタイミング信号を垂直走査回路13および水平走査回路18に供給する。例えば、タイミング制御部12は、画素21のシャッタ動作や読み出し動作のタイミング信号を垂直走査回路13および水平走査回路18に供給する。また、図示は省略されているが、タイミング制御部12は、所定の動作に必要なクロック信号やタイミング信号を、参照信号生成部16、カラムAD変換部17などにも供給する。
垂直走査回路13は、画素アレイ部14の垂直方向に並ぶ画素21に、順次、所定のタイミングで、画素信号の出力を制御する信号を供給する。
画素アレイ部14には、複数の画素21が2次元アレイ状(行列状)に配置されている。
2次元アレイ状に配置されている複数の画素21は、水平信号線22により、行単位で垂直走査回路13と接続されている。換言すれば、画素アレイ部14内の同一行に配置されている複数の画素21は、同じ一本の水平信号線22で、垂直走査回路13と接続されている。
また、2次元アレイ状に配置されている複数の画素21は、垂直信号線23により、列単位で水平走査回路18と接続されている。換言すれば、画素アレイ部14内の同一列に配置されている複数の画素21は、同じ一本の垂直信号線23で、水平走査回路18と接続されている。
画素アレイ部14内の各画素21は、水平信号線22を介して垂直走査回路13から供給される信号に従って、内部に蓄積された電荷に応じた画素信号を、垂直信号線23に出力する。画素21の詳細な構成については、図2を参照して後述する。
定電流源回路部15は複数の負荷MOS24を有し、一本の垂直信号線23に一つの負荷MOS24が接続されている。負荷MOS24は、ゲートにバイアス電圧が印加され、ソースが接地されており、垂直信号線23を介して接続される画素21内のトランジスタとソースフォロワ回路を構成する。
参照信号生成部16は、DAC(Digital to Analog Converter)16aを有して構成されており、タイミング制御部12からのクロック信号に応じて、ランプ(RAMP)波形の基準信号を生成して、カラムAD変換部17に供給する。
カラムAD変換部17には、画素アレイ部14の列ごとに一つとなる複数のADC(Analog-Digital Converter)25を有している。したがって、一本の垂直信号線23には、複数の画素21と、一個の負荷MOS24及びADC25が接続されている。
ADC25は、同じ列の画素21から垂直信号線23を介して供給される画素信号を、CDS(Correlated Double Sampling;相関2重サンプリング)処理し、さらにAD変換処理する。
ADC25それぞれは、AD変換後の画素データを一時的に記憶し、水平走査回路18の制御に従って、水平出力線19に出力する。
水平走査回路18は、複数のADC25に記憶されている画素データを、順次、所定のタイミングで水平出力線19に出力させる。
水平出力線19は出力部20と接続されており、各ADC25から出力された画素データは、出力部20からCMOSイメージセンサ11の外部へ出力される。
なお、出力部20の前段には、信号処理回路21を設け、水平出力線19を介して入力される画素データに対して、補正処理等の所定の信号処理を行った処理後のデータを出力部20から出力するようにしてもよい。
以上のように構成されるCMOSイメージセンサ11は、CDS処理とAD変換処理を行うADC25が垂直列ごとに配置されたカラムAD方式と呼ばれるCMOSイメージセンサである。
[画素21とADC25の詳細構成例]
次に、図2を参照して、画素21とADC25の詳細構成について説明する。
図2は、一本の垂直信号線23に接続されている画素アレイ部14内の一つの画素21と、定電流源回路部15の負荷MOS24、および、カラムAD変換部17のADC25を示している。
画素21は、光電変換素子としてのフォトダイオード31、第1読み出しトランジスタ32、画素メモリ33、第2読み出しトランジスタ34、FD(フローティングディフュージョン)35、リセットトランジスタ36、増幅トランジスタ37、及び選択トランジスタ38を有する。
フォトダイオード31は、受光量に応じた電荷(信号電荷)を生成し、蓄積する。第1読み出しトランジスタ32は、転送信号TG1によりオンされたとき、フォトダイオード31で生成された電荷を読み出し、画素メモリ33に転送する。画素メモリ33は、フォトダイオード31から読み出された電荷を保持する。
第2読み出しトランジスタ34は、転送信号TG2によりオンされたとき、画素メモリ33に保持された電荷を読み出し、FD35に転送する。なお、第1読み出しトランジスタ32と第2読み出しトランジスタ34が同時にオンすることで、フォトダイオード31で生成された電荷を、直接、FD35に転送することができる。
FD35は、フォトダイオード31または画素メモリ33から読み出された電荷を保持する。リセットトランジスタ36は、リセット信号RSTによりオンされたとき、FD35の電位をリセットする。増幅トランジスタ37は、FD35の電位に応じた画素信号を出力する。選択トランジスタ38は、選択信号SELにより画素21が選択されたときオンされ、画素21の画素信号を、垂直信号線23を介してADC25に出力する。これらの各トランジスタの動作は、水平信号線22(図1)を介して垂直走査回路13から供給される信号により制御される。
ADC25は、容量素子(キャパシタ)41および42、コンパレータ(比較器)43、並びに、アップダウンカウンタ(U/D CNT)44で構成される。
画素21から出力された画素信号は、垂直信号線23を介して、ADC25の容量素子41に入力される。一方、容量素子42には、参照信号生成部16のDAC16aから、時間が経過するにつれてレベル(電圧)が傾斜状に変化する、いわゆるランプ(RAMP)波形の基準信号が入力される。
なお、容量素子41および42は、コンパレータ43において基準信号および画素信号のAC成分のみで比較することができるように、基準信号および画素信号のDC成分を除去するためのものである。
コンパレータ(比較器)43は、画素信号と基準信号とを比較して得られる差信号をアップダウンカウンタ44に出力する。例えば、基準信号が画素信号より大である場合にはHi(High)の差信号がアップダウンカウンタ44に供給され、基準信号が画素信号より小である場合にはLo(Low)の差信号がアップダウンカウンタ44に供給される。
アップダウンカウンタ(U/D カウンタ)44は、P相(Preset Phase)AD変換期間で、Hiの差信号が供給されている間だけダウンカウントするとともに、D相(Data Phase)AD変換期間で、Hiの差信号が供給されている間だけアップカウントする。そして、アップダウンカウンタ44は、P相AD変換期間のダウンカウント値と、D相AD変換期間のアップカウント値との加算結果を、CDS処理およびAD変換処理後の画素データとして出力する。なお、後述するように、P相AD変換期間でアップカウントし、D相AD変換期間でダウンカウントする場合もある。
[動画像モードの説明]
次に、図3を参照して、CMOSイメージセンサ11が動画像モードとして動作するときに実行される駆動方法について説明する。
動画像モードでは、画素アレイ部14内の全ての画素21の露光期間が一致するように、各画素21の受光(露光)が制御される。
具体的には、図3に示されるように、画素アレイ部14の全ての行の各画素21が、同時に受光(露光)を開始する。そして、一定期間経過後、転送信号TG1により、第1読み出しトランジスタ32がオンされ、フォトダイオード31で生成された電荷が、一斉に、画素メモリ33に転送される。
次に、垂直走査回路13は、転送信号TG2を制御して、画素21の第2読み出しトランジスタ34を、所定の順序で、行単位に順次オンさせる。例えば、垂直走査回路13は、画素アレイ部14の第p行目から順番に、順次、第2読み出しトランジスタ34をオンさせる。第2読み出しトランジスタ34がオンされると、画素メモリ33で保持されていた電荷が読み出され、垂直信号線23を介してADC25に出力される。
ADC25に供給された、蓄積電荷に対応する画素信号は、次のようにCDS処理およびAD変換処理される。アップダウンカウンタ44は、P相AD変換期間では、Hiの差信号が供給されている間だけダウンカウントし、D相AD変換期間では、Hiの差信号が供給されている間だけアップカウントする。P相AD変換期間は、画素のばらつき成分であるリセット成分ΔVを測定する期間であり、D相AD変換期間は、(信号成分Vsig+リセット成分ΔV)を測定する期間である。P相AD変換期間におけるカウント値とD相AD変換期間におけるカウント値を合わせた値が、蓄積電荷に対応する画素信号をAD変換した値となる。P相AD変換期間におけるカウント値とD相AD変換期間におけるカウント値を合わせると、(信号成分Vsig+リセット成分ΔV)−(リセット成分ΔV)により、信号成分Vsigのみを求めることができ、CDS処理と同時にAD変換処理を行うことができる。
AD変換処理された画素データは、ADC25のアップダウンカウンタ44から出力部20へ出力される。
以上のように、動画像モードでは、画素メモリ33に電荷を保持することで、全画素21で露光期間を一致させることを可能にした、いわゆるグローバルシャッタ方式により、被写体画像が撮像され、各画素21の画素データが出力される。
[フレーム差分出力モードの説明]
次に、CMOSイメージセンサ11が特別に備えるフレーム差分出力モードの駆動方法について説明する。
図4は、フレーム差分出力モードにおける駆動を説明するタイミングチャートを示している。
フレーム差分出力モードにおいては、CMOSイメージセンサ11は、連続する2フレームの画素データの差分を、2フレーム間隔で出力する。
具体的には、CMOSイメージセンサ11は、図4に示すように、nフレーム目(n>1)においては、n−1フレーム目でフォトダイオード31で生成された電荷を画素メモリ33に転送する動作を、画素アレイ部14内の各行に対して順番に行う。そして、次のn+1フレーム目において、CMOSイメージセンサ11は、nフレーム目で画素メモリ33に転送した電荷をADC25に出力する動作と、nフレーム目の画素メモリ33転送後にフォトダイオード31で生成された電荷をADC25に出力する動作を、画素アレイ部14内の各行に対して順番に行う。
ADC25は、n+1フレーム目において、画素メモリ33から読み出された電荷と、フォトダイオード31から読み出された電荷のAD変換処理を連続して行う。nフレーム目では、画素21で生成された電荷はADC25には出力されないので、CDS処理もAD変換処理も実行されない。
n−1フレーム目に電荷の蓄積を開始してから、nフレーム目に画素メモリ33に転送されるまでの蓄積時間(露光期間)と、画素メモリ33転送後から、n+1フレーム目でフォトダイオード31蓄積電荷を転送するまでの蓄積時間(露光期間)は、同一である。また、各フレームにおける各行の蓄積時間も同一である。
[nフレーム目のフォトダイオード読み出し動作]
図5は、nフレーム目のp行(p≧1)の画素21における、フォトダイオード31に蓄積された電荷を画素メモリ33に転送する動作の詳細を示すタイミングチャートである。
nフレーム目において、p行の画素21の読み出しタイミングになると、垂直走査回路により転送信号TG1が所定期間Hiとされ、第1読み出しトランジスタ32がオン(On)される。これにより、フォトダイオード31に蓄積されていた電荷が、画素メモリ33に転送される。
nフレーム目のp行の水平走査期間(1H)において、選択信号SEL、リセット信号RST、及び、転送信号TG2は、いずれもLoであり、選択トランジスタ38、リセットトランジスタ36、及び、第2読み出しトランジスタ34は、いずれもオフとなっている。
[n+1フレーム目のフォトダイオード読み出し動作]
図6は、n+1フレーム目のp行の画素21における、画素メモリ33の電荷を読み出す動作と、画素メモリ33転送後にフォトダイオード31に蓄積された電荷を読み出す動作の詳細を示すタイミングチャートである。
n+1フレーム目において、p行の水平走査期間(1H)となると、Hiの選択信号SELが選択トランジスタ38に供給され、選択トランジスタ38が、p行の水平走査期間中、オンとされる。
p行の水平走査期間(1H)において、選択トランジスタ38がオンされた後、初めに、リセット信号RSTが所定期間Hiとされ、リセットトランジスタ36がオンされて、FD35の電位がリセットされる。
その後、転送信号TG2が所定期間Hiとされ、第2読み出しトランジスタ34がオンされる。これにより、画素メモリ33に保持されていた電荷が、垂直信号線23を介してADC25に出力される。
次に、再度、リセット信号RSTが所定期間Hiとされ、リセットトランジスタ36がオンされて、FD35の電位がリセットされる。
その後、転送信号TG1と転送信号TG2が同時にHiとされ、第1読み出しトランジスタ32と第2読み出しトランジスタ34が同時にオンされる。これにより、nフレーム目の画素メモリ33転送以降フォトダイオード31に蓄積されていた電荷が、垂直信号線23を介してADC25に出力される。
フレーム差分出力モードでは、以上のようなnフレームとn+1フレームの2フレームの動作が、繰り返し実行される。
[被写体に変化がない場合の蓄積電荷量の説明]
図7は、被写体に変化がない場合に、p行の画素メモリ33とフォトダイオード31に蓄積される電荷量を概念的に示した図である。
n−1フレーム目にフォトダイオード31で生成された電荷は、nフレーム目の第1読み出しトランジスタ32オンにより、画素メモリ33に転送される。
フォトダイオード31では、nフレーム目の第1読み出しトランジスタ32オン以降、n+1フレーム目に第1読み出しトランジスタ32と第2読み出しトランジスタ34が同時にオンされてADC25に出力されるまで、再度、受光量に応じた電荷が生成されて蓄積される。
被写体に変化がない場合には、画素メモリ33で保持されている電荷量と、n+1フレーム目にフォトダイオード31から読み出される電荷量は、同一となる。
図8は、n+1フレーム目のp行の水平走査期間におけるADC25のAD変換処理動作を示している。
図8では、図6で示したp行の駆動動作に対応させて、ADC25のコンパレータ43に入力される基準信号RAMP及び画素信号VSLと、アップダウンカウンタ44のカウント動作が図示されている。
n+1フレーム目のp行の水平走査期間において、ADC25は、画素メモリ33に保持されていた電荷がn−1フレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる1回目の画素読み出し時と、フォトダイオード31から読み出された電荷がnフレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる2回目の画素読み出し時のそれぞれに対して、動画像モードと同様のAD変換処理を行う。このとき、ADC25のアップダウンカウンタ44は、1回目のAD変換処理と、2回目のAD変換処理とで、カウントのアップダウン方向(ダウンカウント/アップカウントの順序)を切り替える。
すなわち、図8に示されるように、画素メモリ33に保持されていた電荷がn−1フレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる1回目の画素読み出し時においては、アップダウンカウンタ44は、P相AD変換期間ではHiの差信号が供給されている間だけダウンカウントし、D相AD変換期間ではHiの差信号が供給されている間だけアップカウントする。
1回目のP相ダウンカウントのカウント値と、D相アップカウントのカウント値を比較すると、画素メモリ33に保持されていた電荷量に相当する数だけD相アップカウントのカウント数が多くなる。その結果、1回目のD相AD変換期間終了後のアップダウンカウンタ44のカウント値(n−1フレーム目の出力値)は、正の値となる。
そして、フォトダイオード31から読み出された電荷がnフレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる2回目の画素読み出し時においては、アップダウンカウンタ44は、1回目のD相AD変換期間終了後のカウント値からカウントを開始し、P相AD変換期間ではHiの差信号が供給されている間だけアップカウントし、D相AD変換期間ではHiの差信号が供給されている間だけダウンカウントする。
2回目のP相アップカウントのカウント値と、D相ダウンカウントのカウント値を比較すると、フォトダイオード31から読み出された電荷量に相当する数だけD相ダウンカウントのカウント数が多くなる。n−1フレーム目とnフレーム目とで、被写体に変化がない場合、2回目のD相ダウンカウントのカウント増加分は、1回目のP相アップカウントのカウント増加分に等しい。したがって、1回目のD相アップカウントのアップ量と、2回目のD相ダウンカウントのダウン量とが相殺されて、2回目のD相AD変換期間終了後のアップダウンカウンタ44のカウント値はゼロなる。したがって、ADC25は、n−1フレーム目の画素信号VSLと、nフレーム目の画素信号VSLの差分としてゼロを出力することができる。
[被写体に変化がある場合の蓄積電荷量の説明]
次に、被写体に変化がある場合、具体的には、nフレーム目の被写体の明るさがn−1フレーム目より暗くなる場合について説明する。
図9は、図7と同様に、被写体に変化がある場合に、画素メモリ33とフォトダイオード31に蓄積される電荷量を概念的に示した図である。
nフレーム目の被写体の明るさがn−1フレーム目より暗くなる場合には、n+1フレーム目にフォトダイオード31から読み出される電荷量は、画素メモリ33で保持されている電荷量よりも少なくなる。
図10は、図8と同様に、被写体に変化がある場合のn+1フレーム目のp行の水平走査期間のADC25のAD変換処理動作を示している。
画素メモリ33に保持されていた電荷がn−1フレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる1回目の画素読み出し時の動作は、上述した図8における場合と同様である。したがって、1回目のD相AD変換期間終了後のアップダウンカウンタ44のカウント値(n−1フレーム目の出力値)は、正の値となる。
一方、nフレーム目の被写体の明るさはn−1フレーム目よりも暗いので、フォトダイオード31から読み出された電荷がnフレーム目の画素信号VSLとして入力されてくる2回目の画素読み出し時のD相ダウンカウントのカウント数は、1回目のD相アップカウントのカウント数よりも少なくなる。
換言すれば、1回目のD相アップカウントのアップ量は、2回目のD相ダウンカウントのダウン量よりも多いので、2回目のD相AD変換期間終了後のアップダウンカウンタ44のカウント値は正の値となる。したがって、nフレーム目の被写体の明るさがn−1フレーム目よりも暗い場合、ADC25は、n−1フレーム目の画素信号VSLと、nフレーム目の画素信号VSLの差分として正の値を出力することができる。
以上のように、フレーム差分出力モードでは、CMOSイメージセンサ11は、連続する2フレーム(n−1フレーム目とnフレーム目)の画素信号VSLの差分であるフレーム差分を出力することができる。
なお、上述した例では、CMOSイメージセンサ11は、画素メモリ33に保持されていた電荷を読み出す1回目の画素読み出し時においては、ダウンカウント(P相AD変換期間)−アップカウント(D相AD変換期間)の順で実行し、フォトダイオード31から電荷を読み出す2回目の画素読み出し時においては、アップカウント(P相AD変換期間)−ダウンカウント(D相AD変換期間)の順で実行した。
しかし、2回の画素読み出しにより、フレーム間の画素値の差分が得られればよいので、ダウンカウント/アップカウントの順番は逆でもよい。すなわち、1回目の画素読み出し時においては、アップカウント(P相AD変換期間)−ダウンカウント(D相AD変換期間)の順で実行し、2回目の画素読み出し時においては、ダウンカウント(P相AD変換期間)−アップカウント(D相AD変換期間)の順で実行してもよい。この場合、差分としてのカウント値の符号は上述した例と逆になる。
[フレーム差分出力モードの出力イメージ]
図11は、フレーム差分出力モードにおけるCMOSイメージセンサ11の出力イメージを説明する図である。
図11上段は、図7及び図8に示したような、n−1フレーム目とnフレーム目とで被写体に変化がない場合の出力イメージを示し、図11下段は、図9及び図10に示したような、n−1フレーム目とnフレーム目とで被写体に変化がある場合の出力イメージを示している。
なお、図11の出力イメージを示した画像では、負の値を表現するため、フレーム差分がゼロとなる画素を白と黒の中間色(グレー)の濃度で表し、フレーム差分が負の値となる画素を暗い(黒の)濃度で表し、フレーム差分が正の値となる画素を明るい(白の)濃度で表している。
図12は、連続する2フレームで被写体に変化がない場合とある場合で、フレーム差分の出力値の頻度分布を計算した結果を示している。
図12上段の頻度分布は、被写体に変化がない場合のフレーム差分出力値の頻度分布を示しており、図12下段の頻度分布は、被写体に変化がある場合のフレーム差分出力値の頻度分布を示している。
被写体に変化がない場合には、図12に示すように、各画素の差分出力値は0付近のみに集合する。一方、被写体に変化がある場合には、各画素の差分出力値は、フレーム間の差分が少ない画素に対応する0付近と、フレーム間の差分が大きい画素に対応する0以外の所定の値付近の少なくとも2つに集合する。
そこで、差分出力値の閾値Thを設定し、差分出力値の分布を閾値Thに基づいて判定することで、被写体の変化の有無を判定することができる。すなわち、差分出力値が、図12において影を付して示される、-Th以下またはTh以上の範囲内に存在する場合には、被写体に変化ありと判定し、-Th以下またはTh以上の範囲内に存在しない場合には、被写体に変化なしと判定することができる。
このような差分出力値の頻度分布の計算および変化の有無の判定の処理は、CMOSイメージセンサ11の出力部20の後段にDSP(Digital Signal Processor)などの信号処理回路を設け、実行させることができる。あるいは、図1において破線で示したように、出力部20の前段に信号処理回路21を設け、そこで実行させることもできる。
CMOSイメージセンサ11は、被写体変化の有無の判定結果に基づいて、動画像モードによる駆動と、フレーム差分出力モードによる駆動を切り替えるような制御が可能である。例えば、CMOSイメージセンサ11は、通常はフレーム差分出力モードによる差分出力を行い、差分出力結果に基づいて被写体に変化があると判定されたときから一定期間、動画像モードによる撮像を行うというような駆動の切り替え制御を行うことができる。このような用法は防犯カメラ(監視カメラ)に好適である。
CMOSイメージセンサ11内の信号処理回路21で、差分出力値の頻度分布の計算および変化の有無の判定の処理を行う場合には、被写体変化の有りまたは無しを示す状態信号や、被写体変化の有り/無しの切り替わりを表す信号を、出力部20から出力するなどしてもよい。
以上のように、本技術が適用されたCMOSイメージセンサ11によれば、連続する2フレームの画素値の差分をイメージセンサ内で算出して出力することができる。従来、フレーム差分を算出するためには、イメージセンサの後段で、撮像画像を保持して差分計算をする必要があったが、CMOSイメージセンサ11を用いることで、後段での信号処理の負荷を軽減することができる。
[表面照射型のCMOSイメージセンサ11の断面構造]
上述したCMOSイメージセンサ11は、表面照射型のイメージセンサとして製造することもできるし、裏面照射型のイメージセンサとして製造することもできる。
図13は、CMOSイメージセンサ11を表面照射型として製造した場合のシリコン基板(半導体基板)の概略断面構造を示している。
CMOSイメージセンサ11が表面照射型である場合、図13Aに示されるように、シリコン基板61の上側に、カラーフィルタ、オンチップレンズ等からなる上層62が形成される。そして、シリコン基板61の中の上層62に近い側にメタル配線層71が形成され、その下側に、画素領域72とロジック回路73が形成される。
画素領域72には、図13Bに示されるように、フォトダイオード31と、第1読み出しトランジスタ32、第2読み出しトランジスタ34などの制御回路が形成され、ロジック回路73には、コンパレータ43、アップダウンカウンタ44、DAC16aなどが形成される。
[裏面照射型のCMOSイメージセンサ11の断面構造]
図14は、CMOSイメージセンサ11を裏面照射型として製造した場合のシリコン基板の概略断面構造を示している。
CMOSイメージセンサ11が裏面照射型である場合、図14Aに示されるように、支持基板80の上に、シリコン基板61と上層62が形成される。この支持基板80には、回路は形成されない。
裏面照射型では、メタル配線層71が支持基板80側に形成され、メタル配線層71と上層62の間に、画素領域72およびロジック回路73が形成される。図14Bに示される画素領域72およびロジック回路73の構成は、表面照射型における場合と同様である。
[積層型のCMOSイメージセンサ11の第1の断面構造]
CMOSイメージセンサ11は、上述した表面照射型または裏面照射型の他、積層型のCMOSイメージセンサとして製造することもできる。
上述した裏面照射型のCMOSイメージセンサ11は、図15Aに示すように、支持基板80の上にシリコン基板61を積層し、一つのシリコン基板61上に画素領域72とロジック回路73を形成するものである。
これに対して、積層型のCMOSイメージセンサは、例えば、図15Bに示されるように、支持基板80の代わりに、ロジック回路73が形成された第1シリコン基板81を用い、その上に画素領域72が形成された第2シリコン基板82を貼り合わせて構成される。積層型のCMOSイメージセンサの詳細な構成については、例えば、特開2010−245506号公報、特開2011−96851号公報などに開示されている。
図16は、CMOSイメージセンサ11を積層型として製造した場合のシリコン基板の第1の概略断面構造を示している。
積層型の第1の構成では、上述したこれまでのメタル配線層71が、図16Aに示されるように、下側の第1シリコン基板81のメタル配線層71Aと、上側の第2シリコン基板82のメタル配線層71Bに分かれて形成される。そして、下側の第1シリコン基板81には、メタル配線層71Aの下層にロジック回路73が形成され、上側の第2シリコン基板82には、メタル配線層71Bの上層に画素領域72が形成される。
第1シリコン基板81または第2シリコン基板82に形成されている画素領域72およびロジック回路73の構成は、表面照射型および裏面照射型における場合と同様である。
[積層型のCMOSイメージセンサ11の第2の断面構造]
図17は、CMOSイメージセンサ11を積層型として製造した場合のシリコン基板の第2の概略断面構造を示している。
下側の第1シリコン基板81にメタル配線層71Aが形成され、上側の第2シリコン基板82にメタル配線層71Bが形成される点、および、上側の第2シリコン基板82に画素領域72が形成される点は、図16Aに示した第1の構成と同様である。
一方、第2の構成では、下側の第1シリコン基板81のみに形成されていたロジック回路73が、下側の第1シリコン基板81のロジック回路73Aと、上側の第2シリコン基板82のロジック回路73Bに分かれて形成される点が、上述した第1の構成と異なる。
第1シリコン基板81側のロジック回路73Aには、図17Bに示すように、アップダウンカウンタ44などのデジタル系の回路を形成し、第2シリコン基板82側のロジック回路73Bには、コンパレータ43などのアナログ系の回路を形成するように分けることができる。
[電子機器への適用例]
上述したCMOSイメージセンサ11は、例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置、撮像機能を備えた携帯電話機、または、撮像機能を備えた他の機器といった各種の電子機器に適用することができる。
図18は、本技術を適用した電子機器としての撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図18に示される撮像装置101は、光学系102、シャッタ装置103、固体撮像素子104、制御回路105、信号処理回路106、モニタ107、およびメモリ108を備えて構成され、静止画像および動画像を撮像可能である。
光学系102は、1枚または複数枚のレンズを有して構成され、被写体からの光(入射光)を固体撮像素子104に導き、固体撮像素子104の受光面に結像させる。
シャッタ装置103は、光学系102および固体撮像素子104の間に配置され、制御回路105の制御に従って、固体撮像素子104への光照射期間および遮光期間を制御する。
固体撮像素子104は、上述したCMOSイメージセンサ11により構成される。固体撮像素子104は、光学系102およびシャッタ装置103を介して受光面に結像される光に応じて、一定期間、信号電荷を蓄積する。固体撮像素子104に蓄積された信号電荷は、制御回路105から供給される駆動信号(タイミング信号)に従って転送される。固体撮像素子104は、それ単体でワンチップとして構成されてもよいし、光学系102ないし信号処理回路106などと一緒にパッケージングされたカメラモジュールの一部として構成されてもよい。
制御回路105は、固体撮像素子104の転送動作、および、シャッタ装置103のシャッタ動作を制御する駆動信号を出力して、固体撮像素子104およびシャッタ装置103を駆動する。
信号処理回路106は、固体撮像素子104から出力された画素信号に対して各種の信号処理を施す。信号処理回路106が信号処理を施すことにより得られた画像(画像データ)は、モニタ107に供給されて表示されたり、メモリ108に供給されて記憶(記録)されたりする。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した複数の実施の形態の全てまたは一部を組み合わせた形態を採用することができる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
を備え、
前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
固体撮像素子。
(2)
前記AD変換部は、
ランプ波形の基準信号と、前記画素から出力された前記画素信号を比較して得られる差信号を出力する比較器と、
前記差信号が所定のレベルである期間をカウントするカウンタと
を備え、
前記カウンタは、前記第2の画素信号に対応する前記差信号のカウントを、前記第1の画素信号に対応する前記差信号のカウント値から開始する
前記(1)に記載の固体撮像素子。
(3)
前記第1の画素信号と前記第2の画素信号の差分の前記カウント値に基づいて、被写体の変化の有無を判定する信号処理回路をさらに備える
前記(1)または(2)に記載の固体撮像素子。
(4)
受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
を備える固体撮像素子の
前記画素が、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
前記AD変換部が、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
制御方法。
(5)
受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
を備え、
前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
固体撮像素子を備える
電子機器。
11 CMOSイメージセンサ, 14 画素アレイ部, 17 カラムAD変換部, 21 画素, 25 ADC, 31 フォトダイオード, 32 第1読み出しトランジスタ, 33 画素メモリ, 34 第2読み出しトランジスタ, 35 FD(フローティングディフュージョン), 36 リセットトランジスタ, 37 増幅トランジスタ, 38 選択トランジスタ, 43 コンパレータ(比較器), 44 アップダウンカウンタ, 101 撮像装置, 104 固体撮像素子

Claims (5)

  1. 受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
    前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
    を備え、
    前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
    前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
    固体撮像素子。
  2. 前記AD変換部は、
    ランプ波形の基準信号と、前記画素から出力された前記画素信号を比較して得られる差信号を出力する比較器と、
    前記差信号が所定のレベルである期間をカウントするカウンタと
    を備え、
    前記カウンタは、前記第2の画素信号に対応する前記差信号のカウントを、前記第1の画素信号に対応する前記差信号のカウント値から開始する
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1の画素信号と前記第2の画素信号の差分の前記カウント値に基づいて、被写体の変化の有無を判定する信号処理回路をさらに備える
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  4. 受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
    前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
    を備える固体撮像素子の
    前記画素が、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
    前記AD変換部が、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
    ステップを含む制御方法。
  5. 受光量に応じた電荷を生成する光電変換素子と、前記光電変換素子で生成された電荷を保持するメモリを少なくとも有する画素が複数配置された画素アレイ部と、
    前記画素から出力される前記電荷に応じた画素信号をカウント値に変換することによりAD変換するAD変換部と
    を備え、
    前記画素は、nフレーム目では、前記光電変換素子で生成された電荷を前記メモリに転送して保持し、n+1フレーム目において、前記メモリに保持されている電荷に応じた第1の画素信号と、メモリ転送後に前記光電変換素子で生成された電荷に応じた第2の画素信号を順次出力し、
    前記AD変換部は、n+1フレーム目において、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号とで前記カウント値のアップダウン方向を切り替えて、前記第1の画素信号と前記第2の画素信号のAD変換を連続して行う
    固体撮像素子を備える
    電子機器。
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