JP2014056149A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着ベルト中央部の凹みを抑制することができる定着装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の定着装置100は、定着ベルト110と、定着ベルト110が摺動する摺動面135を有し、定着ベルト110の摺動方向に直交する方向に延びるニップ板130と、加圧ローラ140と、ニップ板130の加圧ローラ140側とは反対側に配置され、ニップ板130を支持する支持部165を有するステイ160とを備える。支持部165は、ニップ板130の長手方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置する。さらに、定着装置100は、摺動面135よりも摺動方向の下流側で、定着ベルト110をガイドするガイド面321を有する下流ガイド320を備え、ガイド面321は、摺動面135の摺動方向の下流端からの延長面136よりも加圧ローラ140側に位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベルトと、ニップ部材と、ステイとを備えた定着装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置は、ベルト、ベルトが摺動し、ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるニップ部材、ニップ部材との間でベルトを挟む回転体、ニップ部材の回転体側と反対側に配置され、ニップ部材を支持する支持部を有するステイを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この定着装置に備えられるステイの支持部は、ニップ部材の長手方向における両端部側が中央部側よりも回転体側に位置している。このような支持部があることで、定着時におけるニップ部材と回転体との間にかかる圧力が、両端部の方が中央部よりも大きくなるので、記録シートの中央部が両端部に引っ張られ、記録シートに皺が寄ることを抑制することができる。
米国特許第6266510号明細書
しかしながら、ステイの支持部が、長手方向における両端部側が中央部側よりも回転体側に位置した形状であるので、ニップ部材の形状も、支持部の形状に倣って両端部側が中央部側よりも回転体側に位置した形状となる。この状態で、ベルトがニップ部材との摺動面を通過すると、ニップ部材の形状に対応するようにベルト中央部が凹みやすくなるという問題が生じる。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、ベルト中央部の凹みを抑制することができる定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、ベルトと、当該ベルトが摺動する摺動面を有し、ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるニップ部材と、前記摺動方向およびニップ部材の長手方向と直交する対向方向でベルトと対向し、ニップ部材との間でベルトを挟み、かつ、回転可能に設けられた回転体と、ニップ部材の回転体側とは反対側に配置され、ニップ部材を支持する支持部を有するステイとを備える。支持部は、前記摺動方向の少なくとも一部において、ニップ部材の前記長手方向における両端部側が中央部側よりも回転体側に位置する。さらに、定着装置は、摺動面よりも前記摺動方向の下流側で、前記長手方向の中央部側でベルトをガイドするガイド面を有する下流ガイドを備え、ガイド面は、摺動面の前記摺動方向の下流端から前記摺動方向下流側に延長した延長面よりも回転体側に位置する。
両端部側が中央部側よりも回転体側に位置した支持部を有するステイを持つ定着装置では、ベルトがニップ部材の摺動面を通過した後にベルト中央部に凹みが生じやすいが、この構成によれば、ベルトが摺動面を通過した後にベルト中央部の位置に、摺動面の摺動方向の下流端からの延長面よりも回転体側に位置したガイド面があるので、ベルト中央部の凹みを元に戻すことができる。
前記した構成において、ガイド面の前記対向方向における回転体側の端と延長面との前記対向方向における距離は、支持部の中央部と両端部との前記対向方向における距離よりも小さい構成とすることができる。
このような構成によれば、ガイド面がベルトに対して大きく突出することがないので、ベルトを逆方向に凹ませることを低減しつつ、ベルト中央部の凹みを元に戻すことができる。
前記した構成において、ガイド面は、前記長手方向において、ベルトの幅の半分よりも長く延び、ガイド面の前記長手方向における中央部は、両端部側よりも回転体側に位置する構成とすることができる。
このような構成によれば、ガイド面が摺動方向から見てベルトの幅の半分よりも長く延びた凸形状であるので、ガイド面がベルトの幅の半分よりも短い凸形状である構成と比較して、ベルトに対してガイド面から局所的に負荷がかかるのを抑制することができる。
前記した構成において、支持部は、少なくとも前記摺動方向下流側の端部において、両端部側が中央部側よりも回転体側に位置する構成とすることができる。
支持部が摺動方向下流側の端部において、両端部側が中央部側よりも回転体側に位置する構成では、ベルトが摺動面を通過した後にベルトの中央部に凹みが特に生じやすいが、このような構成であっても、ガイド面によりベルト中央部の凹みを抑制することができる。
本発明によれば、ベルトが摺動面を通過した後にベルト中央部の位置に、摺動面の摺動方向の下流端からの延長面よりも回転体側に位置したガイド面があるので、ベルト中央部の凹みを元に戻すことができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 ステイが組み付けられたカバー部材を図2のA−A線で切った断面図である。 第1変形例に係るガイド面の拡大図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本実施形態に係る定着装置100を備えたレーザプリンタ1の概略構成を簡単に説明した後、定着装置100の詳細な構成について説明する。
また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタと定着装置の概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5(感光体ドラム61と転写ローラ63との間)に向けて供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
このプロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙S上に転写されたトナー像(トナー)は、定着装置100を通過することで用紙S上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
<定着装置の詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、ベルトの一例としての定着ベルト110と、ハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、回転体の一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160と、カバー部材210とを主に備えている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性と有する無端状のステンレス綱製のベルトであり、カバー部材210に形成された上流ガイド310および下流ガイド320により回転(進行方向)が案内され、ニップ板130、上流ガイド310および下流ガイド320と摺動するように構成されている。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着ベルト110を加熱することで用紙S上のトナーを加熱する部材であり、ニップ板130の定着ベルト110が摺動する側と反対側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、左右方向(定着ベルト110の摺動方向に直交する方向)に長く延びて配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材である。本実施形態において、ニップ板130は、金属製であり、例えば、スチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム板などで平面上に構成され、撓み変形可能な程度の厚みで形成されている。また、ニップ板130は、定着ベルト110との摺動面に非金属の保護層(例えば、フッ素コーティングが施されたもの)を設けた金属を含むものを用いてもよい。
ニップ板130は、板状部131と、屈曲部132とを有している。
板状部131は、左右方向に延びる板状に形成され、定着ベルト110が摺動する摺動面135を有している。板状部131は、摺動面135において、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を上下に挟むことで、定着ベルト110との間でニップ部Nを形成している。そして、この板状部131は、ハロゲンランプ120の下方に配置されて、当該ハロゲンランプ120からの熱を定着ベルト110を介して用紙S上のトナーに伝達するようになっている。
屈曲部132は、板状部131の前端側から上方に向けて略円弧状に屈曲するように形成されている。
加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟むことで定着ベルト110との間にニップ部Nを形成する部材である。この加圧ローラ140は、上下方向(摺動方向およびニップ板130の長手方向と直交する方向)で定着ベルト110と対向しており、ニップ板130の下方の位置で回転可能に設けられている。本実施形態においては、ニップ部Nを形成するために、ニップ板130および加圧ローラ140の一方を他方に向けて付勢している。そして、この加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟んだ状態で回転することで、当該定着ベルト110とともに回転して用紙Sを後方に搬送するようになっている。
加圧ローラ140は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110または用紙Sとの摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。トナー像が転写された用紙Sは、加圧ローラ140と加熱された定着ベルト110の間(ニップ部N)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
反射板150は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120を囲うように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
この反射板150は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視U字状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板150は、U字形状をなす反射部151と、反射部151の前後方向における両端縁(ニップ板130側の各端縁)から前後方向外側に向けて延びるフランジ152とを有している。
そして、各フランジ152は、ステイ160とニップ板130とで挟まれており、撓み変形することで、反射板150全体がしなるように変形可能となっている。
ステイ160は、ニップ板130を反射板150を介して支持することで加圧ローラ140からの荷重を受ける部材であり、ニップ板130の加圧ローラ140側とは反対側にハロゲンランプ120や反射板150を囲うように配置されている。なお、ここでいう荷重は、ニップ板130が加圧ローラ140を付勢する構成においては、ニップ板130が加圧ローラ140を付勢するときの反力をいうものとする。
詳しくは、ステイ160は、上壁161と、上壁161の摺動方向上流側である前端から下方に延びる前壁162と、上壁161の摺動方向下流側である後端から下方に延びる後壁163とによって断面視U字形状に形成されている。そして、前壁162の下端部には、前側に延びるフランジ164が形成されている。
このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
また、前壁162および後壁163の下端部は、反射板150を介してニップ板130を支持する支持部165となっている。
図3に示すように、各支持部165(後側のみ図示)は、ニップ板130の左右方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置するような構成となっている。言い換えると、支持部165は、摺動方向から見て緩やかな円弧状の凹形状となっている。
図2に戻り、カバー部材210は、断面視U字形状をなして左右方向に長く延びるように形成されており、ステイ160を挟んでハロゲンランプ120とは反対側でステイ160を覆うように配置されている。カバー部材210は、後側壁211と、前側壁212と、後側壁211および前側壁212の上端同士を連結するように延びる上壁213と、後側壁211の下端から後方に向けて延びる延出壁214とを主に有している。
そして、前側壁212の下端部には、定着ベルト110の前側下部を案内する上流ガイド310が形成されている。また、延出壁214の後端には、定着ベルト110の後側下部を案内する下流ガイド320が形成されている。
上流ガイド310は、摺動面135よりも摺動方向上流側に設けられ、左右方向に長く延びるように形成されている。この上流ガイド310は、定着ベルト110をニップ部Nに向けて案内している。
下流ガイド320は、図2、図3に示すように、摺動面135よりも摺動方向下流側に設けられ、左右方向に沿って長く延びるように形成されている。この下流ガイド320は、左右方向の中央部側で定着ベルト110の内周面をガイドするガイド面321を有している。なお、図3においては、便宜上、ガイド面321の大きさを誇張して図示している。
ガイド面321は、摺動面135の摺動方向下流端から摺動方向下流側に延長した延長面136よりも加圧ローラ140側に位置している。より詳細に、ガイド面321は、左右方向において、定着ベルト110の幅の半分よりも長く延びており、その中央部が両端部側よりも加圧ローラ140側に位置しており、摺動方向から見て緩やかな円弧状の凸形状となるような構成となっている。
また、図2に示すように、ガイド面321の下端322(上下方向における加圧ローラ140側の端)と延長面136との上下方向における距離Xを、支持部165の中央部165Aと両端部165Bとの上下方向における距離Yよりも小さくすることで、ガイド面321が定着ベルト110に対して大きく突出しないような構成となっている。
以上のように構成された定着装置100は、支持部165が左右方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置するような構成であるので、定着時において、ニップ板130および反射板150のフランジ152が支持部165に倣って変形し、左右方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置するような形状となる。これにより、ニップ板130と加圧ローラ140の間にかかる圧力は、左右方向の中央部よりも両端部の方が大きくなり、用紙Sの皺が抑えられるようになっている。
また、摺動面135を通過する定着ベルト110も、ニップ板130の形状に倣って左右方向における中央部が凹んだ状態となる。そして、定着ベルト110は、摺動面135を通過した後も凹んだままであると、凹んだまま回転し続けることになり、負担がかかりやすくなる。
しかし、本実施形態の定着装置100は、定着ベルト110が摺動面135を通過した後に定着ベルト110の中央部の位置に延長面136から突出するガイド面321があるので、定着ベルト110の中央部の凹みを元に戻すことができる。
また、ガイド面321の下端322(上下方向における加圧ローラ140側の端)と延長面136との上下方向(対向方向)における距離Xを、支持部165の中央部165Aと両端部165Bとの上下方向における距離Yよりも小さくすることで、ガイド面321が定着ベルト110に対して大きく突出することがなくなる。そのため、定着ベルト110を逆方向に凹ませることを低減しつつ、定着ベルト110の中央部の凹みを元に戻すことができる。
また、ガイド面321が、摺動方向から見て定着ベルト110の幅の半分よりも長く延びた凸形状であるので、ガイド面が定着ベルトの幅の半分よりも短い凸形状である構成と比較して、定着ベルト110に対してガイド面321から局所的に負荷がかかるのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明において、前記実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
前記実施形態では、ガイド面321を有する下流ガイド320は、カバー部材210に設けられていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、ニップ板130の一部を下流ガイドとしてもよい。
前記実施形態では、ガイド面321は、左右方向に長く延びた凸形状となる構成であったが、左右方向の中央部のみが凸形状となるような構成であってもよい。
前記実施形態では、支持部165は、前側および後側が両方とも左右方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置する構成であったが、後側の支持部165のみが、左右方向における両端部側が中央部側よりも加圧ローラ140側に位置するような構成であってもよい。
前記実施形態では、延長面136は、前後方向に平行に延びていたが、その延びる方向は特に限定されない。例えば、図4に示すように、後斜め上方向に延びるような延長面136Aであってもよい。
この構成では、ニップ板130Aが、板状部131Aの後端から後斜め上方に向けて屈曲するように形成されており、定着ベルト110が摺動する摺動面135Aの摺動方向下流端は、後斜め上方向を向いている。下流ガイド320Aは、摺動面135Aよりも摺動方向下流側に設けられており、左右方向の中央部側で定着ベルト110の内周面をガイドするガイド面321Aを有している。
ガイド面321Aは、摺動面135Aの摺動方向下流端から摺動方向下流側に延長した延長面136Aよりも加圧ローラ140側に位置している。
この場合も、前記実施形態と同様に、定着ベルト110の中央部の凹みを元に戻すことができる。
100 定着装置
110 定着ベルト
130 ニップ板
130A ニップ板
135 摺動面
135A 摺動面
136 延長面
136A 延長面
140 加圧ローラ
150 反射板
160 ステイ
165 支持部
165A 中央部
165B 両端部
320 下流ガイド
320A 下流ガイド
321 ガイド面
321A ガイド面
322 下端
X 距離
Y 距離

Claims (4)

  1. ベルトと、
    当該ベルトが摺動する摺動面を有し、前記ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるニップ部材と、
    前記摺動方向および前記ニップ部材の長手方向と直交する対向方向で前記ベルトと対向し、前記ニップ部材との間で前記ベルトを挟み、かつ、回転可能に設けられた回転体と、
    前記ニップ部材の前記回転体側とは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する支持部を有するステイとを備え、
    前記支持部は、前記摺動方向の少なくとも一部において、前記ニップ部材の前記長手方向における両端部側が中央部側よりも前記回転体側に位置し、
    前記摺動面よりも前記摺動方向の下流側で、前記長手方向の中央部側で前記ベルトをガイドするガイド面を有する下流ガイドを備え、
    前記ガイド面は、前記摺動面の前記摺動方向の下流端から前記摺動方向下流側に延長した延長面よりも前記回転体側に位置することを特徴とする定着装置。
  2. 前記ガイド面の前記対向方向における前記回転体側の端と前記延長面との前記対向方向における距離は、前記支持部の中央部と両端部との前記対向方向における距離よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ガイド面は、前記長手方向において、前記ベルトの幅の半分よりも長く延び、
    前記ガイド面の前記長手方向における中央部は、両端部側よりも前記回転体側に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記支持部は、少なくとも前記摺動方向下流側の端部において、前記両端部側が前記中央部側よりも前記回転体側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
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JP2016161672A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置

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