JP6003482B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
ガイドは、ガイド面に隣接する位置で、ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、ベルトとの間に隙間を空けて設けられた保持面を有し、当該保持面は、ベルトとの間に潤滑剤を保持している。
さらに、定着装置は、保持面の前記長手方向の両端側に、潤滑剤の移動を規制する一対の壁をさらに備え、一対の壁は、前記長手方向において、規制面より内側に配置される。
そして、長手方向における一端側の壁から長手方向における一端側の規制面までの距離は、長手方向における一端側の規制面から他端側の規制面までの距離と、ベルトの幅との差よりも大きくなっている。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上に転写されたトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
図2に示すように、定着装置100は、ベルトの一例としての定着ベルト110と、ハロゲンランプ120とニップ部材(ガイド)の一例としてのニップ板130と、回転体の一例としての加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160と、カバー部材210とを主に備えている。
板状部131は、左右方向に延びる板状に形成され、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を上下に挟むことで、定着ベルト110との間でニップ部Nを形成している。そして、この板状部131は、ハロゲンランプ120の下方に配置されて、当該ハロゲンランプ120からの熱を定着ベルト110を介して用紙S上のトナーに伝達するようになっている。
屈曲部132は、板状部131の前端側から上方に向けて略円弧状に屈曲するように形成されている。
そして、各フランジ152は、ステイ160とニップ板130とで挟まれている。
このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
一対の壁313は、左右方向に面直となるように形成されている。また、一対の壁313は、左右方向から見たときにおいて、定着ベルト110と凹部311の内面とで形成される三角形状の隙間(図2参照)を埋めるような形状(三角形状の隙間以上の大きさ)に形成されることで、凹部311の左右方向両端側へ潤滑剤Gが移動するのを規制するような構成となっている。つまり、一対の壁313は、左右方向から見て前述した保持空間と重なるような形状に形成されることで、一対の壁313によって、凹部311の左右方向両端側から潤滑剤Gが漏れるのを規制することが可能となっている。
より詳細に、右側の壁313から右側の規制面410までの距離Zが、右側の規制面410から左側の規制面410までの距離Xと、定着ベルト110の幅Yとの差よりも大きくなっている。つまり、X−Y<Zの関係が成り立つので、定着ベルト110が左に最もずれた場合でも、右側の壁313は、定着ベルト110の内側に位置する。また、左側の壁313から左側の規制面410までの距離もZとなっている。そのため、X−Y<Zの関係が成り立つので、定着ベルト110が右に最もずれた場合でも、左側の壁313は、定着ベルト110の内側に位置する。すなわち、定着ベルト110がどのように位置ずれしても、一対の壁313は、左右方向において定着ベルト110の内側に常に位置することになる。
一対の規制部材400は、定着ベルト110の左右方向の両側に配置され、それぞれに規制面410を有している。
規制面410は、定着ベルト110の左右方向の移動を規制する面であり、左右方向に直交するように形成されるとともに、定着ベルト110の端に左右方向に対向している。
前記実施形態では、凹部311は、上流ガイド310に設けられていたが、本発明はこれに限定されず、図4に示すように、ニップ板130Aに設けてもよい。
この構成では、ニップ板130Aの屈曲部132Aの定着ベルト110が摺動するガイド面135Aに隣接する位置に凹部133Aが設けられている。
このような構成でも、例えば、凹部133Aの左右方向の両端側に、左右方向から見たときにおける凹部133Aと定着ベルト110との間の略三角形状の隙間を埋めるような一対の壁を設ければ、凹部133Aの左右方向両端側から潤滑剤Gが漏れるのを規制することができる。
例えば、図5(a),(b)に示すような構成では、凹部311Bは、上流ガイド310Bの前側上端部において、定着ベルト110が上流ガイド310Bに摺動するガイド面314Bに隣接する位置で、上流ガイド310Bの左右方向における一端部から他端部へ連続的に延びている。そして、凹部311Bは、上流ガイド310Bの摺動方向上流側が開放されている。つまり、凹部311Bの左右方向両端側に配置された一対の壁313Bと、凹部311Bの摺動方向下流側の側壁315Bにより摺動方向上流側へ開口する略U字形状部が形成された構成となっている。なお、図5(b)では、便宜上、上流ガイド310Bを簡略化して図示している。
前記実施形態では、凹部311は、左右に長い略長方形状に形成されていたが、本発明はこれに限定されず、図6(a)に示す凹部133Dのように、長手方向の中央部から両端側へ向うにつれて摺動方向における寸法が大きくなるように形成されていてもよい。
110 定着ベルト
130 ニップ板
130A ニップ板
130C ニップ板
132A 屈曲部
133A 凹部
133D 凹部
134D 壁
140 加圧ローラ
310 上流ガイド
310B 上流ガイド
311 凹部
311B 凹部
313 壁
313B 壁
314 ガイド面
314B ガイド面
315 保持面
315B 側壁
400 規制部材
410 規制面
X 距離
Y 幅
Z 距離
G 潤滑剤
Claims (7)
- ベルトと、
当該ベルトが摺動するガイド面を有し、前記ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるガイドと、
前記ガイドとの間で前記ベルトを挟み、かつ、回転可能に設けられた回転体と、
前記ベルトに対し、前記ガイドの長手方向の両側に配置され、前記ベルトの前記長手方向の移動を規制する規制面を有する一対の規制部材とを備え、
前記ガイドは、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトとの間に隙間を空けて設けられた保持面と、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトに対して凹む凹部と、を有し、
当該保持面は、前記凹部の一部であり、前記ベルトとの間に潤滑剤を保持しており、
前記保持面の前記長手方向の両端側に、前記潤滑剤の移動を規制する一対の壁をさらに備え、
前記一対の壁は、前記長手方向において、前記規制面より内側に配置され、
前記長手方向における一端側の壁から前記長手方向における一端側の規制面までの距離は、前記長手方向における一端側の規制面から他端側の規制面までの距離と、前記ベルトの幅との差よりも大きく、
前記凹部は、前記長手方向の中央部から両端側へ向うにつれて、前記摺動方向における寸法が大きくなるように形成されたことを特徴とする定着装置。 - 前記一対の壁は、前記凹部が深くなるにつれ互いに近づくように傾斜することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- ベルトと、
当該ベルトが摺動するガイド面を有し、前記ベルトの摺動方向に直交する方向に長く延びるガイドと、
前記ガイドとの間で前記ベルトを挟み、かつ、回転可能に設けられた回転体と、
前記ベルトに対し、前記ガイドの長手方向の両側に配置され、前記ベルトの前記長手方向の移動を規制する規制面を有する一対の規制部材とを備え、
前記ガイドは、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトとの間に隙間を空けて設けられた保持面と、前記ガイド面に隣接する位置で、前記ガイドの前記長手方向の一端部から他端部へ延び、前記ベルトに対して凹む凹部と、を有し、
当該保持面は、前記凹部の一部であり、前記ベルトとの間に潤滑剤を保持しており、
前記保持面の前記長手方向の両端側に、前記潤滑剤の移動を規制する一対の壁をさらに備え、
前記一対の壁は、前記長手方向において、前記規制面より内側に配置され、前記凹部が深くなるにつれ互いに近づくように傾斜し、
前記長手方向における一端側の壁から前記長手方向における一端側の規制面までの距離は、前記長手方向における一端側の規制面から他端側の規制面までの距離と、前記ベルトの幅との差よりも大きいことを特徴とする定着装置。 - 前記凹部は、前記摺動方向上流側が開放されるように形成され、
前記凹部の前記摺動方向下流側の側壁と前記一対の壁により、前記摺動方向上流側へ開口する略U字形状部が形成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ガイドは、前記回転体との間で前記ベルトを挟むニップ部材と、前記ベルトを案内するガイド部材とを有し、
前記凹部は、前記ニップ部材に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ガイドは、前記回転体との間で前記ベルトを挟むニップ部材と、前記ベルトを案内するガイド部材とを有し、
前記凹部は、前記ガイド部材に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ニップ部材は、金属製の板を含み、
前記凹部および前記一対の壁は、
前記金属製の板をプレス加工することにより一体的に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
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