JP2014052179A - 高圧酸素燃焼方式の発電ボイラおよび発電プラント、ならびにその動作方法 - Google Patents

高圧酸素燃焼方式の発電ボイラおよび発電プラント、ならびにその動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術の高圧酸素燃焼方式の循環流動床発電プラントや循環移動床発電プラントの欠点を解消すること。
【解決手段】セパレータに流体連通された、ボイラの外部熱交換器は、前記セパレータにおいて受け取られた固体物の一部が当該外部熱交換器を通って作動流体に熱を伝え、その後、燃焼室内における燃焼温度を調整するために前記固体物が前記燃焼室へ戻されるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、エネルギー効率が高い発電プラントに関する。さらに具体的には、本発明は、循環流動床ボイラおよび循環移動床ボイラのうち1つまたは複数を有する高圧酸素燃焼発電プラントに関する。
大気酸素燃焼方式の発電プラントは、生成物である二酸化炭素を隔離したり、または石油増進回復に使用するために、圧縮する必要がある。その結果、大気酸素燃焼方式の発電プラントは、空気分離ユニットとガス処理ユニットとに起因する高い電力消費量を有することになる。このような構成により資本金が高くなり、二酸化炭素捕捉処理がない場合の空気燃焼発電プラントと比較して、プラント熱効率が最大10%ポイント低くなってしまう。
処理終了時点で二酸化炭素を圧縮する以外に、既に圧力を上昇させて酸素および燃料をサイクルに供給する、高圧酸素燃焼方式のボイラおよび発電プラントを構成することができる。このようなボイラおよび発電プラントでは、燃焼前に、ガスに接触するすべての設備のサイズが縮小され、多くの処理改善が‐たとえば伝熱の促進、排熱利用の高効率化、および、排熱回収処理自体にエミッション制御を組み込むこと等が可能になる。
公知の高圧酸素燃焼技術の欠点は、この技術すべてが、燃焼温度を制御するために煙道ガス再循環に基づいていることである。この煙道ガス再循環は、煙道ガス再循環ファンのために更なる消費電力を必要とし、燃焼器より下流の煙道ガス導管および汚染制御装置のサイズを増大させることにもなる。
本発明の課題は、従来技術の高圧酸素燃焼方式の循環流動床発電プラントや循環移動床発電プラントの上述の欠点を解消することである。
本願発明は、循環流動床ボイラを有する高圧酸素燃焼方式の循環流動床発電プラントを対象とする。このボイラは燃焼室とセパレータとを有し、この燃焼室はセパレータと流体連通しており、燃焼室内において燃焼中に生成された固体物がセパレータに入るように構成されている。前記発電プラントはさらに空気分離ユニットを有し、この空気分離ユニットは前記燃焼室と流体連通している。空気分離ユニットは、1バールを上回る圧力で、実質的に純粋な酸素を燃焼室へ供給するように構成されている。前記セパレータと燃焼室とに、外部熱交換器が流体連通されている。外部熱交換器は、セパレータで受け取られた固体物の一部が当該外部熱交換器を通って作動流体に熱を伝え、その後にこの固体物が燃焼室へ戻されて、燃焼室内の温度を調整または制御する1次手段となるように構成される。生成ガス(大抵はCOおよびHO)の一部は、流動化のために燃焼室に再循環させることができる。必要な場合には、外部熱交換器内における流動化に再循環ガスを使用することもできる。
本発明はさらに、高圧酸素燃焼方式の移動床発電機も対象とする。このプラントは、燃焼室と移動床熱交換器とを有する循環移動床ボイラを含み、燃焼室を、移動床熱交換器より上方のタワーに設置することにより、燃焼室内において燃焼中に生成された固体物が下方の移動床熱交換器に流れ込むように、前記ボイラは構成されている。前記燃焼室には空気分離ユニットが流体連通されており、この空気分離ユニットは、1バールを上回る圧力で、実質的に純粋な酸素を燃焼室へ供給するように構成されている。燃焼中に生成された固体物は移動床熱交換器内に入って作動流体に熱を伝え、この固体物はその後に燃焼室へ戻され、燃焼室内の温度を調整または制御する1次手段となる。
高圧酸素燃焼方式の循環流動床発電プラントの概略図である。 高圧酸素燃焼方式の循環移動床発電プラントの概略図である。
以下、添付図面と詳細な説明とにより、上記特徴および他の特徴の実施例を説明する。図面に本発明の実施例を示しており、同様の構成要素には同様の符号を付している。
図1に、高圧酸素燃焼方式の循環流動床(CFB)発電プラント10を概略的に示す。発電プラント10はとりわけ、燃焼室22とセパレータ28とを含むCFBボイラ20を有する。前記燃焼室22には空気分離ユニット(ASU)30が流体連通されており、実質的に純粋な酸素がASU 30において加圧され、その後に燃焼室22へ供給される。「実質的に純粋な酸素」との用語は、大気空気中の酸素含有量より格段に高い酸素含有量を含む空気を指す。当業者であれば、供給される空気中の酸素の割合を変化させ、100%よりも少なくすることも可能であることは明らかである。幾つかの実施形態では、供給される空気は95%の酸素である。
図中の実施形態ではASU 30は、1バールを上回る圧力で、上述の実質的に純粋な酸素を燃焼室22へ送る。本発明のさらに別の実施形態ではASU 30は、6〜30バールの間の圧力で、実質的に純粋な酸素を燃焼室22へ送る。燃料および吸着剤(石灰岩またはドロマイト)はロックホッパ32または固体ポンプによって乾燥した状態で燃焼室22へ供給される。たとえばスタメット型(Stamet)である(図1には示されていない)。酸素と、煙道ガス23を含む燃焼生成物とは、発電プラントサイクル内では加圧された状態のままである。
燃焼室22内での燃焼中には固体物が生成される。この固体物はセパレータ28によって分離される。これはサイクロンとも称されることがある。この収集された固体物の一部は、導管24を介して燃焼室22へ直接戻される。他の残りの固体物は、導管26を介して外部熱交換器40を通る。図中の実施形態では、外部熱交換器40は流動床熱交換器または移動床熱交換器である。この外部熱交換器40は(導管26を介して)前記セパレータ28に流体連通されており、かつ、導管41を介して燃焼室22に流体連通されている。前記他の残りの固体物は外部熱交換器40を通り、そのときにこの固体物からエネルギーが作動流体43に伝えられる。これは典型的には蒸気である。
前記外部熱交換器40は、流動床熱交換器(FBHE)または移動床熱交換器(MBHE)とすることができる。FBHEは通常の技術であるが、連続攪拌型反応器のように振る舞う。それゆえ、混合されたFBHE固体物温度は、FBHE固体物放出温度と等しい。このことにより、FBHEにおいて実現可能な最大作動流体温度(たとえば蒸気)が制限され、通常の循環流動燃焼温度で600〜650℃を大きく上回るように蒸気を加熱することは困難になる。MBHEは、栓流型の逆流伝熱装置である。その対数平均温度差はFBHEより格段に高いので、MBHEは格段に高い温度を実現することができる。MBHEでは、A‐USC蒸気条件(700℃)と同じ温度を実現することができる。いずれの熱交換器でも、循環流動床をより高い温度で動作させると、より高い温度を実現することができる。このことは、特定の燃料を用いてある程度は実現することができる。さらに、加圧動作により、幾らか高い温度を実現することができる。というのも、加圧された状態では硫黄捕捉メカニズムが変化し、この硫黄捕捉メカニズムの最大温度が高くなるからである。
ボイラ20内および外部熱交換器40内の作動流体43は、1つの蒸気タービン58または複数の蒸気タービン58の直列体を駆動するために使用される。外部熱交換器40から出てきた、冷却された固体物は、導管41を通って燃焼室22へ戻され、ボイラ20の燃焼室22内における燃焼温度を調整または制御する1次手段となる。よく知られているように、煙道ガス23は、硫黄(硫黄酸化物の形態であることが多く、「SOx」と称される)、窒素化合物(窒素酸化物の形態であることが多く、「NOx」と称される)、二酸化炭素(CO)、水(HO)および他の微量成分および/または不純物を含み得る。図1に示されているように、燃焼室22内において燃焼中に生成された煙道ガス23の一部は、復水熱交換器50に通される。復水熱交換器50から出てきた煙道ガス23の一部は導管52を介して燃焼室20へ戻され、燃焼室20内ではこの煙道ガスは、まず第一に固体物を流動化させて移送する。幾つかの実施形態では、再循環の第一の目的は流動化であるが、再循環された煙道ガスは燃焼室に対して基準冷却を実現し、この基準冷却は、燃焼室の最小限の温度調整では必要とされない。本発明のさらに別の実施形態では、復水熱交換器50から出てきた煙道ガスの一部は、固体物流動化のために、導管52および53を介して流動床型の外部熱交換器へ再循環される。しかし、移動床型の外部熱交換器の場合には、このステップを省略することができる。
典型的には、燃焼室22内において汚染制御が行われる。炉内において、たとえば石灰岩またはドロマイト等の吸着剤をロックホッパまたは他の加圧フィーダ32から注入することにより、二酸化硫黄(SO)の少なくとも一部が除去される。図1に示された実施形態における比較的低い燃焼温度により、NOxエミッションが最小限になる。ボイラ20の下流に最後に二酸化硫黄ポリシングおよび粒子浄化(NID脱硫黄システム60(以下「NID 60」という)、ESP(図示されていない)、フローパック(Flowpac)(図示されていない)等)を含めたい場合には、含めることができる。これに代わる最後の粒子浄化手段として、キャンドルフィルタもある。復水熱交換器50において、いかなる残滓SOxも除去することができる。
ここで記載した実施形態は、煙道ガス中の潜在エネルギー(たとえば熱)を回収するために復水熱交換器50を使用する。導管54内において10バールでの水蒸気の露点温度は約150℃である。回収されたエネルギー(たとえば熱)は、この温度で非常に有用と成り、供給水ヒータのための抽出蒸気の多くをこの回収エネルギーに置き換えることができる。発電プラント10は複数の供給水ヒータ70を有する。これら複数の供給水ヒータ70は復水熱交換器50に連通されており(大まかに51で示している)、これにより、復水熱交換器50の作動流体55を供給水ヒータ70へ送り、タービン58から抽出される蒸気に追加して使用したり、またはこの蒸気の代わりに前記作動流体55を用いることが可能である。
(通常のランキンサイクルを用いた)高圧酸素燃焼CFBサイクルの正味発電プラント効率は、瀝青炭に着火させて行われる大気圧酸素燃焼プラントと比較して3〜5%ポイント改善される。亜瀝青炭着火方式の場合には上記の効率の利点は少なくともさらに2%ポイント改善される。というのも、煙道ガスの潜熱は復水熱交換器において高温で回収することができ、これにより、蒸気/水サイクルにおいて潜熱を効率的に利用できるようになるからである。蒸気状態が700℃にまで上昇すると、熱発電プラント効率はさらに2%ポイント改善される。
幾つかの実施形態では、高圧酸素燃焼方式の循環流動床構成をさらに進化させたものを使用し、これらの実施形態では、超臨界二酸化炭素が外部熱交換器にて加熱され、修正ブレイトンサイクルにて超臨界二酸化炭素タービンを駆動する。ここでも、対流路において蒸気が生成され、ランキンボトミングサイクルにて蒸気タービンを駆動する。S‐COタービンを駆動するために超臨界二酸化炭素を用いると、サイクル効率はさらに3パーセントポイント改善される。より高いタービンインレット温度と組み合わせると、先進高圧酸素燃焼方式循環流動床サイクルの熱効率は、二酸化炭素捕捉を行わない超臨界微粉炭発電プラントの熱効率に匹敵するか、またはこれを超えることができる。上述の効率改善は、図2および下記の記載にて開示する高圧酸素燃焼式循環移動床110にも当てはまる。
図2には、高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント110の一部を概略的に示す。この実施形態は、図1に示した実施形態の構成要素と同様の構成要素を、たとえばタービン58および復水熱交換器50を有し、図2を見やすくするため、このような同様の構成要素は示していない。このプラント110は、燃焼室122と移動床熱交換器140とを有する循環移動床ボイラ120を含み、燃焼室122を、移動床熱交換器140より上方のタワーに設置することにより、燃焼室122内において生成された固体物が下方向に流れて、管124を通って移動床熱交換器140に入るように、前記ボイラ120は構成されている。
前記燃焼室122には空気分離ユニット230が流体連通されており、空気分離ユニットは、1バールを上回る圧力で、実質的に純粋な酸素を燃焼室へ供給するように構成されている。この実施形態では、空気分離ユニットは実質的に純粋な酸素を6〜30バールで供給する。酸素と、煙道ガス23を含む燃焼生成物とは、発電プラントサイクル内では加圧された状態のままである。燃焼プロセスにより固体物が生成され、この固体物は下流へ流れて移動床熱交換器140内に入り、作動流体132へ熱を伝える。この固体物は移動床熱交換器140を通った後、導管142を介して燃焼室122へ戻り、燃焼室122内の燃焼温度を調整または制御するために用いられる。
図2に示した構成は、燃焼プロセスと伝熱プロセスとを分離するという手法を採っている。同図中に示した実施形態110では、熱移動の多くが移動床熱交換器140において生じる。これは、長くされた表面伝熱管141を用いる重力流動型の熱交換器である。このプロセスは、燃焼室122内の燃焼温度を調整するために煙道ガス123の再循環を行う必要がない。というのも、移動床熱交換器140から導管142を通って出てきた、冷却された固体流を用いるからである。落下するこの固体物が、燃焼ガスのエネルギー(たとえば熱)を回生する。この実施形態のパイロットプラント試験では、燃焼室122から出てきた煙道ガス123は650℃にもなった。出口温度がこのように高いと、この煙道ガスを冷却するために小さい戻り路が必要となる。しかし、再循環される煙道ガス125は、燃焼器内にて固体物を流動化して移送するために必要とされる。
図2に示した加圧循環移動床方式の酸素燃焼構成は、S‐COトッピングサイクルと蒸気ボトミングサイクルとを組み合わせたブレイトントッピングサイクルおよびランキンボトミングサイクルにおいて、または、ランキンサイクルにおいて使用することができる。移動床熱交換器140においてCOが閉ループで加熱され、これがS‐COタービンを駆動する(図2には示されていない)。CO温度は900℃にまで高くすることは可能であるが、このように高いタービンインレット温度を実現するためには、タービン材料および冷却技術の改善が必要になる。より低い700〜800℃のCO温度はより容易に達成でき、Ni合金を用いた通常の蒸気タービンを、作動流体であるCOに合わせて変更すれば、上述のCO温度に必要なタービン変更を格段に縮小することができる。他の1つの実施形態では、蒸気/水を移動床熱交換器140にて加熱することもでき、場合によっては、燃焼室122より下流の戻り路/排熱回収ボイラ(HRSG)で蒸気/水を加熱する。ランキンボトミングサイクルを駆動するためにはこの蒸気を用いる。潜在エネルギーを回収するために復水熱交換器を使用し、この回収された潜在エネルギーは、水を予熱するために蒸気/水サイクルへ送られる(図2には示していないが、図1と上記記載にて開示した実施形態と同様のものである)。SOxエミッションおよびNOxエミッションの一部は、燃焼室において制御される。SOxポリシングは典型的には、終盤のNIDシステム160において行われる。粒子制御再循環129は、セパレータ128とNIDシステム160において行われる。ガス処理ユニット(図2に示されていない)は、COを隔離のために処理した後に残ったエミッションすべてを浄化する。
エミッション制御の上述の手法に代わるものとして、直接接触式復水熱交換器における先行チャンバプロセス反応を利用する手法もある。これは、非常に大きな付加的な開発を必要とし、高圧酸素燃焼サイクルの将来の改善形態であると見なされている。しかし、この開発が成功すれば、低NOxバーナ、水銀制御システムおよびWFGD/DFGDが不要となる可能性がある。
本発明の高圧酸素燃焼発電プラントの利点の1つとして、圧力が上昇すると伝熱速度が向上するという利点がある。この対流熱伝達率は10バールで4倍上昇し、全体の熱伝達率は大気圧の約3倍にまで上昇する。このことにより、圧力部品の材料の重量が格段に減少する。
本発明の高圧酸素燃焼発電プラントの他の利点として、水蒸気の蒸発の潜熱を復水熱交換器において回収できるという利点がある。これは、圧力が上昇すると水蒸気の露点が格段に上昇し、回収されたエネルギーの有用性が格段に高くなるからである。大気空気着火燃焼方式の露点は約45℃であり、酸素着火燃焼方式の露点は約95℃である。高圧酸素燃焼方式では、10バールの場合、露点温度は約150℃にまで上昇する。供給水ヒータ用の抽出蒸気の多くは、復水熱交換器において回収されたエネルギーに置き換えることができる。
本発明の高圧酸素燃焼発電プラントの他の利点としては、高圧酸素循環流動床(または循環移動床)における汚染制御の大部分が燃焼室内にて行われるという利点がある。炉内において石灰岩(またはドロマイト)の注入により二酸化硫黄が除去され、それと同時に、比較的低い燃焼温度によってNOxエミッションが最小限になる。最後の二酸化硫黄ポリシングおよび粒子浄化(NID,ESP,フローパック等)を、燃焼器より下流に含めることができる。これに代わる最後の粒子浄化手段として、キャンドルフィルタもある。復水熱交換器において、すべての残りのSOxがほぼ除去される。
本発明の高圧酸素燃焼発電プラント、とりわけ高圧酸素燃焼方式循環流動床発電プラントの他の利点として、流動床熱交換装置または移動床熱交換器から得られた再循環固体物をボイラが用いて、当該ボイラの燃焼室内における燃焼温度を調整できるという利点もある。流動床熱交換器を使用する場合には、煙道ガス再循環が必要となるのは、固体物の流動化と、燃焼器内での移送と、外部熱交換器での流動化においてのみとなる。
本発明の高圧酸素燃焼方式発電プラント、とりわけランキンサイクルを使用する高圧酸素燃焼方式発電プラントの他の利点として、このような発電プラントにより実現される正味プラント効率が、瀝青炭着火方式の場合、大気圧酸素燃焼プラントより3〜5%改善されるという利点がある。亜瀝青炭着火方式の場合には上記の効率の利点は少なくともさらに2%改善される。というのも、煙道ガスの潜熱は復水熱交換器において高温で回収することができ、これにより、蒸気/水サイクルにおいてこの潜熱を効率的に利用できるようになるからである。
本発明の高圧酸素燃焼方式発電プラントの他の利点として、高圧酸素循環流動床(または循環移動床)に設置された外部熱交換器(流動床熱交換器または移動床熱交換器)を使用して蒸気を生成できるという利点もある。サイクル構成をさらに発展させたものでは、修正ブレイトンサイクルにおいて超臨界二酸化炭素タービンを駆動するために、外部熱交換器において超臨界二酸化炭素が加熱される。ここでも、対流路では蒸気が生成され、ランキンボトミングサイクルにて蒸気タービンを駆動する。S‐COタービンを駆動するために超臨界二酸化炭素を用いると、サイクル効率はさらに3%改善される。より高いタービンインレット温度と組み合わせると、先進高圧酸素燃焼方式サイクルの熱効率は、二酸化炭素捕捉を行わない超臨界微粉炭(SCPC)発電プラントの熱効率に匹敵するか、またはこれを超えることができる。
本発明の高圧酸素燃焼発電プラントはさらに、ガス処理体積量が低減することにより、装置のサイズおよびコストが削減されるという利点も奏する。よって、装置サイズが小さくなることにより資本コストおよび運営費用を格段に削減し、汚染制御およびGPU設備に課される要件を緩和させることが可能となる。
種々の実施例を参照して本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を施したり、上記実施例の構成要素と同等のものに置き換えることが可能であることは明らかである。さらに、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、特定の状況や材料を本発明の思想に合わせて、種々の変更を施すことも可能である。したがって、本発明は、本発明の最良の実施形態として開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に該当するすべての実施形態を含むものである。
10 高圧酸素燃焼方式の循環流動床(CFB)発電プラント
20 CFBボイラ
22,122 燃焼室
23,123 煙道ガス
28 セパレータ
30 空気分離ユニット
40 外部熱交換器
43,132 作動流体
50 復水熱交換器
58 タービン
70 供給水ヒータ
110 高圧酸素燃焼式循環移動床発電プラント
120 循環移動床ボイラ
140 移動床熱交換器
141 表面伝熱管

Claims (20)

  1. 高圧酸素燃焼方式循環流動床発電プラントであって、
    燃焼室、および、当該燃焼室に流体連通されたセパレータを有する循環流動床ボイラと、
    前記燃焼室に流体連通された空気分離ユニットと、
    前記セパレータに流体連通されており、かつ前記燃焼室に流体連通されている外部熱交換器と
    を有し、
    前記循環流動床ボイラは、前記燃焼室内における燃焼中に生成された固体物が前記セパレータに入っていくように構成されており、
    前記空気分離ユニットは、実質的に純粋な酸素を1バールより高い圧力で前記燃焼室へ供給するように構成されており、
    前記外部熱交換器は、前記セパレータにおいて受け取られた固体物の一部が当該外部熱交換器を通って作動流体に熱を伝え、その後、前記燃焼室内における燃焼温度を調整するために前記固体物が前記燃焼室へ戻されるように構成されている
    ことを特徴とする高圧酸素燃焼方式循環流動床発電プラント。
  2. 前記空気分離ユニットから前記燃焼室へ供給される前記実質的に純粋な酸素の圧力は、6〜30バールの間である、
    請求項1記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  3. 前記外部熱交換器は、流動床熱交換器または移動床熱交換器のうち1つまたは複数を含む、
    請求項2記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  4. 前記高圧酸素燃焼循環流動床発電プラントはさらに、復水熱交換器を有し、
    前記燃焼室内において燃焼中に生成された煙道ガスの一部は、前記復水熱交換器に通される、
    請求項3記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  5. 前記ボイラへ供給される供給水を加熱するため、前記復水熱交換器にて回収された潜在エネルギーは、前記発電プラント内に設置されたタービンから抽出された蒸気に追加するのに用いられる、
    請求項4記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  6. 前記復水熱交換器から出てきた煙道ガスの一部は、前記燃焼室内にて固体物を流動化して移送するために当該燃焼室へ戻される、
    請求項5記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  7. 必要に応じて、固体物の流動化を行うために、前記復水熱交換器から出てきた煙道ガスの一部が前記外部熱交換器へ送られる、
    請求項6記載の高圧酸素燃焼循環流動床発電プラント。
  8. 高圧酸素燃焼循環移動床発電プラントであって、
    燃焼室と移動床熱交換器とを有する循環移動床ボイラと、
    前記燃焼室に流体連通された空気分離ユニットと
    を有し、
    前記燃焼室が前記移動床熱交換器の上方のタワーに配置されることにより、当該燃焼室内における燃焼中に生成された固体物が下方に流れて前記移動床熱交換器内に入っていくように、前記ボイラは構成されており、
    前記空気分離ユニットは、実質的に純粋な酸素を1バールより高い圧力で前記燃焼室へ供給するように構成されており、
    前記移動床熱交換器へ入った固体物は、作動流体に熱を伝え、その後、前記燃焼室内における燃焼温度を調整するため、前記固体物は当該燃焼室へ戻される
    ことを特徴とする、高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  9. 前記空気分離ユニットから前記燃焼室へ供給される前記実質的に純粋な酸素の圧力は、6〜30バールの間である、
    請求項8記載の高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  10. 前記高圧酸素燃焼循環移動床発電プラントはさらに、復水熱交換器を有する、
    請求項9記載の高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  11. 前記燃焼室内において燃焼中に生成された煙道ガスの一部は、前記復水熱交換器へ通される、
    請求項10記載の高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  12. 前記ボイラへ供給される供給水を加熱するため、前記復水熱交換器にて回収された潜在エネルギーは、前記発電プラント内に設置されたタービンから抽出された蒸気に追加される、
    請求項11記載の高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  13. 前記復水熱交換器から出てきた煙道ガスの一部は、前記燃焼器内にて固体物を流動化して移送するために当該燃焼室へ戻される、
    請求項8記載の高圧酸素燃焼循環移動床発電プラント。
  14. 高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法であって、
    燃焼室と、当該燃焼室に流体連通されたセパレータとを有する流動床ボイラであって、前記燃焼室内において燃焼中に生成された固体物が前記セパレータに入っていくように構成された流動床ボイラを設置するステップと、
    実質的に純粋な酸素を1バールより高い圧力で前記燃焼室へ供給するステップと、
    前記セパレータで受け取られた固体物の一部を外部熱交換器に通過させて熱を作動流体に伝えるステップと、
    前記燃焼室内における燃焼温度を調整するため、前記固体物を当該燃焼室へ戻すステップと
    を有することを特徴とする、高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  15. 前記燃焼室へ供給される前記実質的に純粋な酸素の圧力は6〜30バールの間である、
    請求項14記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  16. 前記外部熱交換器は、流動床熱交換器および移動床熱交換器のうち1つまたは複数を含む、
    請求項15記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  17. さらに、
    復水熱交換器を設置するステップと、
    前記燃焼室内において燃焼中に生成された煙道ガスの一部を前記復水熱交換器に通すステップと、
    を有する、請求項16記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  18. 前記ボイラに供給される供給水を加熱するため、前記復水熱交換器において回収された潜在エネルギーを、前記発電プラント内に設置されたタービンから抽出された蒸気に追加される、
    請求項17記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  19. さらに、
    前記燃焼室内にて固体物を流動化して移送するため、前記復水熱交換器から出てきた煙道ガスの一部を前記燃焼室へ戻すステップ
    を有する、
    請求項18記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
  20. 必要に応じて、固体物の流動化を行うため、前記復水熱交換器から出てきた煙道ガスの一部を前記外部熱交換器へ送る、
    請求項19記載の高圧酸素燃焼流動床発電プラントの動作方法。
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