JP2014048730A - 情報処理装置及び制御方法 - Google Patents

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努 松浦
Toshihiro Horiuchi
俊宏 堀内
Yuichi Fujii
優一 藤井
Masaki Ukai
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    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling

Abstract

【課題】複数の通信回線を用いてデータ通信を行う際に、すべての通信回線を確実に利用できるようにする。
【解決手段】制御回路215は、インタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−Nを初期化する制御を行い、それぞれのインタフェース回路の初期化が完了したか否かを検知する。そして、制御回路215は、すべてのインタフェース回路の初期化が完了したことを検知した場合、それらのインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路211を制御する。制御回路216は、インタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−Nを初期化する制御を行い、それぞれのインタフェース回路の初期化が完了したか否かを検知する。そして、制御回路216は、すべてのインタフェース回路の初期化が完了したことを検知した場合、それらのインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路214を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及び制御方法に関する。
従来、サーバ等の情報処理装置(コンピュータ)においては、シリアル通信回線を用いた高速伝送が用いられている。
シリアル通信回線を用いた高速伝送では、光ケーブルによる伝送方式、電気信号による伝送方式、無線通信による伝送方式等が用いられている。いずれの伝送方式においても、通信回線に接続された回路の初期化を行ってから、データ通信が開始される。
図1は、このような従来の情報処理装置101の構成例を示している。図1の情報処理装置101は、通信回路111、インタフェース回路112、通信回路113、及びリセットパルス発生器114を含む。通信回路111は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)に接続され、通信回路113は、例えば、入出力(Input Output,IO)デバイスに接続される。
通信回路111は、通信回線121によりインタフェース回路112と接続され、インタフェース回路112は、通信回線122により通信回路113と接続される。インタフェース回路112は、例えば、通信回線121と通信回線122の間で信号を増幅する中継回路である。
リセットパルス発生器114は、リセットパルスを通信回路111、インタフェース回路112、及び通信回路113へ出力することで、これらの回路を初期化する。これにより、通信回路111及び通信回路113は互いを通信相手として認識し、データ通信を開始する。
信号処理装置を構成する各ハードウェア部へ電源を供給したときに各ハードウェア部の回路を初期化する初期化方式も知られている(例えば、特許文献1を参照)。この初期化方式では、管理部が、電源供給の情報から各ハードウェア部の初期化を所定の順番で行わせるタイミング信号を生成し、そのタイミング信号により、各ハードウェア部の初期化に必要な情報を各ハードウェア部の初期化回路へ順番に供給する。
外部装置からのアクセスを許可・禁止する機能を持つインタフェース回路の制御装置も知られている(例えば、特許文献2を参照)。この制御装置は、起動開始直後はインタフェース回路をアクセス禁止状態に制御し、一定時間経つと自動的にアクセス許可状態に制御する。
特開平5−250072号公報 特開2002−323919号公報
上述した従来の情報処理装置には、以下のような問題がある。
近年の情報処理装置では、その高性能化に伴って、2つの通信回路の間で同時に複数のシリアル通信回線を用いてデータ通信が行われる場合がある。この場合、2つの通信回路の間に、シリアル通信回線の数に対応する複数のインタフェース回路が設けられる。ここで、2つの通信回路と複数のインタフェース回路の初期化完了のタイミングが異なると、一部のシリアル通信回線を利用できなくなることがある。
なお、かかる問題は、シリアル通信回線を用いてデータ通信を行う情報処理装置に限らず、パラレル通信回線を用いてデータ通信を行う情報処理装置においても生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、複数の通信回線を用いてデータ通信を行う際に、すべての通信回線を確実に利用できるようにすることを目的とする。
1つの案では、情報処理装置は、通信回路、複数のインタフェース回路、及び制御回路を備える。
通信回路は、データの送信又は受信のうち少なくとも一方のデータ通信を行う。複数のインタフェース回路は、通信回路に接続されるとともに、複数の通信回線にそれぞれ接続される。制御回路は、複数のインタフェース回路を初期化する制御を行い、複数のインタフェース回路のそれぞれの初期化が完了したか否かを検知する。そして、制御回路は、複数のインタフェース回路のすべての初期化が完了したことを検知した場合、複数のインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路を制御する。
実施形態の情報処理装置によれば、複数の通信回線を用いてデータ通信を行う際に、すべての通信回線を確実に利用することができる。
従来の情報処理装置の構成図である。 第1の情報処理装置の構成図である。 第1の制御処理のフローチャートである。 第2の情報処理装置の構成図である。 第3の情報処理装置の構成図である。 第2の制御処理のフローチャートである。 第3の制御処理のフローチャートである。 第4の制御処理のフローチャートである。 第5の制御処理のフローチャートである。 第6の制御処理のフローチャートである。 第7の制御処理のフローチャートである。 第4の情報処理装置の構成図である。 第5の情報処理装置の構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
近年の情報処理装置では、その高性能化に伴って、2つの通信回路の間で同時に複数のシリアル通信回線を用いてデータ通信が行われる場合がある。この場合、2つの通信回路の間に、シリアル通信回線の数に対応する複数のインタフェース回路が設けられる。ここで、2つの通信回路と複数のインタフェース回路の初期化完了のタイミングが異なると、一部のシリアル通信回線を利用できなくなることがある。
例えば、第1の通信回路と第2の通信回路が第1及び第2の通信回線で接続されており、第1及び第2の通信回線上にそれぞれ第1及び第2のインタフェース回路が設けられている場合を想定する。情報処理装置の起動時に、第1及び第2の通信回路と第1及び第2のインタフェース回路の初期化が、以下の順序で完了したとする。
時刻t1:第1のインタフェース回路の初期化が完了。
時刻t2:第1及び第2の通信回路の初期化が完了。
時刻t3:第2のインタフェース回路の初期化が完了。
この場合、時刻t2では第2のインタフェース回路の初期化が完了していないため、第1及び第2の通信回路は、第2の通信回線が利用不可能であると判断して、第1の通信回線のみを利用した縮退運用を行うことがある。したがって、第2のインタフェース回路が正常であり、第2の通信回線が利用可能であるにもかかわらず、第2の通信回線が利用されない可能性がある。そこで、すべての通信回線を確実に利用できるようにすることが望ましい。
図2は、実施形態の情報処理装置201の構成例を示している。図2の情報処理装置201は、通信回路211、インタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−N(Nは2以上の整数)、インタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−N、通信回路214、制御回路215、及び制御回路216を含む。
通信回路211は、通信回線221−1〜通信回線221−Nによりインタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−Nと接続される。インタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−Nは、通信回線222−1〜通信回線222−Nによりインタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−Nと接続される。インタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−Nは、通信回線223−1〜通信回線223−Nにより通信回路214と接続される。
通信回路211及び通信回路214は、データの送信又は受信のうち少なくとも一方のデータ通信を行う。通信回路211がデータを送信する場合は、通信回路214がデータを受信し、通信回路214がデータを送信する場合は、通信回路211がデータを受信する。
図3は、図2の制御回路215及び制御回路216が行う制御処理の例を示すフローチャートである。
制御回路215は、インタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−Nを初期化する制御を行い(ステップ301)、それぞれのインタフェース回路の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ302)。そして、制御回路215は、インタフェース回路212−1〜インタフェース回路212−Nのすべての初期化が完了したことを検知した場合、それらのインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路211を制御する(ステップ303)。
制御回路216は、インタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−Nを初期化する制御を行い(ステップ301)、それぞれのインタフェース回路の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ302)。そして、制御回路216は、インタフェース回路213−1〜インタフェース回路213−Nのすべての初期化が完了したことを検知した場合、それらのインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路214を制御する(ステップ303)。
このような情報処理装置201によれば、通信回線222−1〜通信回線222−Nを用いてデータ通信を行う際に、すべての通信回線を確実に利用することができる。
なお、制御回路215による制御処理と制御回路216による制御処理は独立して行われ、2つの制御処理のいずれが先に開始してもよく、いずれが先に終了しても構わない。この場合、通信回線222−i(i=1〜N)が長いケーブルであり、通信回路211及びインタフェース回路212−iを含む装置と、通信回路214及びインタフェース回路213−iを含む装置とが離れている場合でも、両方の装置を同期制御する必要はない。したがって、通信回線222−1〜通信回線222−Nの長さに依存することなく、すべての通信回線を確実に利用することができる。
図4は、別の実施形態の情報処理装置401の構成例を示している。図4の情報処理装置401は、通信回路411、インタフェース回路412−1〜インタフェース回路412−N(Nは2以上の整数)、通信回路413、及び制御回路414を含む。
通信回路411は、通信回線421−1〜通信回線421−Nによりインタフェース回路412−1〜インタフェース回路412−Nと接続される。インタフェース回路412−1〜インタフェース回路412−Nは、通信回線422−1〜通信回線422−Nにより通信回路413と接続される。
通信回路411及び通信回路413は、データの送信又は受信のうち少なくとも一方のデータ通信を行う。通信回路411がデータを送信する場合は、通信回路413がデータを受信し、通信回路413がデータを送信する場合は、通信回路411がデータを受信する。
図4の制御回路414は、図2の制御回路215及び制御回路216と同様に、図3に示した制御処理を行う。
制御回路414は、インタフェース回路412−1〜インタフェース回路412−Nを初期化する制御を行い(ステップ301)、それぞれのインタフェース回路の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ302)。そして、制御回路414は、インタフェース回路412−1〜インタフェース回路412−Nのすべての初期化が完了したことを検知した場合、それらのインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように通信回路411及び通信回路413を制御する(ステップ303)。
このような情報処理装置401によれば、通信回線421−1〜通信回線421−N及び通信回線422−1〜通信回線422−Nを用いてデータ通信を行う際に、すべての通信回線を確実に利用することができる。
図5は、図2の情報処理装置201の具体的な構成例を示している。図5の情報処理装置201は、本体装置501及び拡張装置502を備える。本体装置501と拡張装置502の間では、Peripheral Components Interconnect Express(PCIe)のシリアル通信回線によるデータ通信が行われる。
本体装置501は、CPU511(プロセッサ)、メモリ512、ルートコンプレックス(RC)513、スイッチ514、内蔵デバイス515、リタイマ516、コネクタ回路517−1、コネクタ回路517−2、及び制御回路518を備える。
拡張装置502は、コネクタ回路521−1、コネクタ回路521−2、リタイマ522、スイッチ523、PCIeスロット524−1〜PCIeスロット524−M(Mは2以上の整数)、及び制御回路525を備える。
例えば、CPU511、RC513、スイッチ514、及びリタイマ516は、図2の通信回路211に対応し、リタイマ522及びスイッチ523は、通信回路214に対応する。この場合、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2は、インタフェース回路212−1及びインタフェース回路212−2に対応する。コネクタ回路521−1及びコネクタ回路521−2は、インタフェース回路213−1及びインタフェース回路213−2に対応する。
また、QSFPケーブル503−1及びQSFPケーブル503−2は、通信回線222−1及び通信回線222−2に対応する。制御回路518及び制御回路525は、制御回路215及び制御回路216にそれぞれ対応する。
RC513は、CPU511、メモリ512、及びスイッチ514に接続され、CPU511又はメモリ512とスイッチ514の間のデータ転送を行う。スイッチ514及びスイッチ523は、PCIeポートを増やすための中継回路であり、受信したパケットの宛先に基づいて対応するポートへそのパケットを転送する。
スイッチ514には、内蔵デバイス515及びリタイマ516が接続される。内蔵デバイス515は、例えば、ハードディスクドライブ、IOデバイス等である。一方、スイッチ523には、PCIeスロット524−1〜PCIeスロット524−Mが接続される。PCIeスロット524−j(j−1〜M)には、例えば、ハードディスクドライブ、IOデバイス等が接続される。
リタイマ516及びリタイマ522は、受信信号とは別のクロックを使用してアウトバウンド信号を生成する回路であり、双方向全二重通信を行うことができる。リタイマ516及びリタイマ522は、物理層のうちPhysical Coding Sublayer(PCS)層の中継を行う。リタイマ516及びリタイマ522は、Media Access Control(MAC)層の中継を行う場合もある。
リタイマ516には、スイッチ514、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2が接続され、リタイマ522には、スイッチ523、コネクタ回路521−1、及びコネクタ回路521−2が接続される。コネクタ回路517−1は、ケーブル503−1によりコネクタ回路521−1と接続され、コネクタ回路517−2は、ケーブル503−2によりコネクタ回路521−2と接続される。
リタイマ516及びリタイマ522は、ケーブル503−1及びケーブル503−2を介してハンドシェイクを行うことで、通信回線のリンクアップ制御を行う。
ケーブル503−i(i=1,2)は1本以上のレーンを含み、1レーンは送信差動信号のための2本の信号線と、受信差動信号のための2本の信号線からなる。ケーブル503−iは、電気信号を伝送する電気ケーブル又は光信号を伝送する光ファイバケーブルである。
コネクタ回路517−iは、リタイマ516とケーブル503−iの間で送受信信号を中継するインタフェース回路であり、コネクタ回路521−iは、リタイマ522とケーブル503−iの間で送受信信号を中継するインタフェース回路である。
コネクタ回路517−i及びコネクタ回路521−iは、初期化が完了するまでは、リタイマ516又はリタイマ522の一方が信号を送信しても他方がその信号を認識できない、いわゆる不定状態になっている。そして、コネクタ回路517−i及びコネクタ回路521−iは、正常に初期化を完了した後に、送受信信号を中継できるようになる。コネクタ回路517−i及びコネクタ回路521−iは、初期化が完了したか否かを示す情報を格納する初期化完了レジスタを含む。
ケーブル503−iが4本のレーンを含む光ファイバケーブルである場合、コネクタ回路517−i及びコネクタ回路521−iとして、Quad Small Form-factor Pluggable (QSFP)コネクタを用いることができる。この場合、各ケーブルはx4リンクの通信回線に対応し、2本のケーブルを並列に使用することでx8リンクが実現される。
QSFPコネクタは、電気信号を光信号に変換する変換素子、光信号を電気信号に変換する変換素子、及びそれらの変換素子を制御する制御部を含む。QSFPコネクタは、制御部が正常に初期化を完了した後に、送受信信号を中継できるようになる。
制御回路518及び制御回路525は、例えば、マイクロプロセッサ又はマイクロコントローラである。制御回路518は、制御用のバスを介して、スイッチ514、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2を制御する。また、制御回路525は、制御用のバスを介して、スイッチ523、リタイマ522、コネクタ回路521−1、及びコネクタ回路521−2を制御する。
なお、本体装置501と拡張装置502のデータ通信には、PCIeの代わりに、Infiniband等の別のシリアル通信回線を用いてもよく、パラレル通信回線を用いてもよい。
図6は、図5の制御回路518及び制御回路525が行う制御処理の例を示すフローチャートである。図6の制御処理は、本体装置501及び拡張装置502の電源が投入された後に開始される。
まず、制御回路518は、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2に初期化を指示する(ステップ601)。これにより、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2は、初期化を行い、初期化が完了したことを示す情報を初期化完了レジスタに格納する。
次に、制御回路518は、それぞれのコネクタ回路の初期化完了レジスタをポーリングして(ステップ602)、それぞれのコネクタ回路の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ603)。
このとき、制御回路518は、コネクタ回路517−iの初期化完了レジスタに格納された情報を一定時間毎に読み出し、その情報が初期化が完了したことを示している場合、コネクタ回路517−iの初期化が完了したことを検知する。一方、制御回路518は、コネクタ回路517−iの初期化完了レジスタから読み出した情報が初期化が完了していないことを示している場合、コネクタ回路517−iの初期化が完了していないことを検知する。
いずれかのコネクタ回路の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ603,No)、制御回路518は、ステップ602の処理を繰り返す。一方、両方のコネクタ回路の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ603,Yes)、制御回路518は、リタイマ516に初期化を指示する(ステップ604)。
これにより、リタイマ516は、初期化を行って、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2を介したデータ通信を開始できる状態になる。この場合、スイッチ514を初期化するタイミングは、図6の制御処理と同時でもよく、図6の制御処理の前又は後でもよい。
制御回路525は、コネクタ回路521−1及びコネクタ回路521−2に初期化を指示する(ステップ601)。次に、制御回路525は、それぞれのコネクタ回路の初期化完了レジスタをポーリングして(ステップ602)、それぞれのコネクタ回路の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ603)。
いずれかのコネクタ回路の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ603,No)、制御回路525は、ステップ602の処理を繰り返す。一方、両方のコネクタ回路の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ603,Yes)、制御回路525は、リタイマ522に初期化を指示する(ステップ604)。
これにより、リタイマ522は、初期化を行って、コネクタ回路521−1及びコネクタ回路521−2を介したデータ通信を開始できる状態になる。この場合、スイッチ523を初期化するタイミングは、図6の制御処理と同時でもよく、図6の制御処理の前又は後でもよい。
このような制御処理によれば、コネクタ回路の初期化完了レジスタをポーリングすることで初期化が完了したか否かが検知され、両方のコネクタ回路の初期化が完了した後にリタイマが初期化される。したがって、リタイマは、両方のコネクタ回路が送受信信号を中継できる状態であることを検知でき、両方のコネクタ回路を用いてデータ通信を行うことができる。
なお、制御回路518による制御処理と制御回路525による制御処理は独立して行われ、2つの制御処理のいずれが先に開始してもよく、いずれが先に終了しても構わない。
図7は、図6の制御処理の具体例を示すフローチャートである。まず、制御回路518は、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のリセット信号をアサートし(ステップ701)、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2のリセット信号をデアサートする(ステップ702)。
これにより、リタイマ516は、初期化待ちの状態になり、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2は初期化を開始する。
次に、制御回路518は、コネクタ回路517−1の初期化完了レジスタをポーリングして(ステップ703)、コネクタ回路517−1の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ704)。
コネクタ回路517−1の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ704,No)、制御回路518は、ステップ703の処理を繰り返す。一方、コネクタ回路517−1の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ704,Yes)、制御回路518は、コネクタ回路517−2の初期化完了レジスタをポーリングする(ステップ705)。そして、制御回路518は、コネクタ回路517−2の初期化が完了したか否かを検知する(ステップ706)。
コネクタ回路517−2の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ706,No)、制御回路518は、ステップ705の処理を繰り返す。一方、コネクタ回路517−2の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ706,Yes)、制御回路518は、リタイマ516のリセット信号をデアサートする(ステップ707)。
これにより、リタイマ516は、初期化を開始して、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2を介したデータ通信を開始できる状態になる。
拡張装置502の制御回路525による制御処理も、本体装置501の制御回路518による制御処理と同様である。
ところで、コネクタ回路517−iが故障している等の原因により、コネクタ回路517−iの初期化が先に進まず、いつまで待っても初期化が完了しない場合があり得る。この場合、制御回路518又は制御回路525がポーリングを継続すると、いつまで待っても情報処理装置を起動することができない。そこで、一定時間経過してもコネクタ回路の初期化が完了しない場合には、ポーリングを終了して次の処理に移行することが望ましい。
図8は、一定時間経過後にポーリングを中止する制御処理の例を示すフローチャートである。図8のステップ801〜ステップ804、ステップ806、ステップ807、及びステップ809の処理は、図7のステップ701〜ステップ707の処理と同様である。
ステップ804においてコネクタ回路517−1の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ804,No)、制御回路518は、ポーリング開始から一定時間が経過したか否かをチェックする(ステップ805)。一定時間が経過していない場合(ステップ805,No)、制御回路518は、ステップ803の処理を繰り返す。
一方、一定時間が経過している場合(ステップ805,Yes)、制御回路518は、コネクタ回路517−1の初期化が完了した場合と同様に、コネクタ回路517−2の初期化完了レジスタをポーリングする(ステップ806)。
また、ステップ807においてコネクタ回路517−2の初期化が完了していないことを検知した場合(ステップ807,No)、制御回路518は、ポーリング開始から一定時間が経過したか否かをチェックする(ステップ808)。一定時間が経過していない場合(ステップ808,No)、制御回路518は、ステップ806の処理を繰り返す。
一方、一定時間が経過している場合(ステップ808,Yes)、制御回路518は、コネクタ回路517−2の初期化が完了した場合と同様に、リタイマ516のリセット信号をデアサートする(ステップ809)。
これにより、リタイマ516は、初期化を行って、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2が使用できるか否かをチェックする。いずれか一方のコネクタ回路の初期化が完了していない場合、リタイマ516は、そのコネクタ回路が使用できない状態であると判断し、他方のコネクタ回路のみを利用した縮退運用を行う。また、両方のコネクタ回路の初期化が完了していない場合、リタイマ516は、両方のコネクタ回路が使用できない状態であると判断し、全故障の場合のエラー処理を行う。
ステップ805及びステップ808で用いられる一定時間としては、例えば、コネクタ回路の初期化完了に必要な時間より十分長い時間を用いることができる。拡張装置502の制御回路525による制御処理も、本体装置501の制御回路518による制御処理と同様である。
このような制御処理によれば、ポーリング開始から一定時間が経過した場合にポーリングを強制的に終了することで、いずれかのコネクタ回路が故障している場合でも、情報処理装置を起動することが可能になる。
図9は、図6の制御処理の別の具体例を示すフローチャートである。図9の制御処理では、PCIeにおける状態遷移を利用してリタイマ516及びリタイマ522の初期化を制御する。リタイマ516及びリタイマ522は、リセットされた後、以下の順序で状態遷移を行い、初期化を完了する。
(1)Detect状態:リタイマが通信相手との電気的接続(電源が投入されたか否か)を確認する状態。リタイマは、通信相手との電気的接続を確認すると、次の状態に遷移する。
(2)Polling状態:リタイマが通信相手とPCS層の伝送を確立する状態。複数のレーンが存在する場合、リタイマは、レーン毎にシンボル伝送を確立する。一定時間でシンボル伝送を確立できないレーンは、Configuration状態へ遷移する際に、使用できないレーンとして識別される。
(3)Configuration状態:リタイマが通信相手とMAC層のリンクを確立する状態。複数のレーンが存在する場合、リタイマは、それらのレーンの全部が使用できるか、又は一部しか使用できないかに基づいて、安定的に使用できる本数のレーンを活性化する。また、リタイマは、速度調節が可能な場合は速度設定も行う。
(4)L0状態:リタイマが通信相手とデータ通信を行う運用状態。この状態では、初期化は既に完了している。
まず、制御回路518は、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のリセット信号をアサートする(ステップ901)。そして、制御回路518は、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のリセット信号をデアサートする(ステップ902)。
これにより、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のすべての回路が初期化を開始する。
次に、制御回路518は、リタイマ516をDetect状態で停止させるために、停止指示をリタイマ516に発行する(ステップ903)。これにより、初期化を開始したリタイマ516は、初期化の途中であるDetect状態で停止する。
ただし、制御回路518からの停止指示の発行が遅れて、リタイマ516の初期化がPolling状態以降の状態に進んでしまっている可能性がある。そこで、制御回路518は、Hot Reset指示をリタイマ516に発行し(ステップ904)、そのHot Reset指示を解除する(ステップ905)。
リタイマ516は、Hot Reset指示を受け取ると現在の状態からHot Reset状態へ遷移し、その後、Hot Reset指示が解除されると、Hot Reset状態からDetect状態へ遷移する。したがって、ステップ904及びステップ905の処理を行うことで、確実にリタイマ516をDetect状態で停止させることができる。
図9のステップ906〜ステップ909の処理は、図7のステップ703〜ステップ706の処理と同様である。
ステップ909においてコネクタ回路517−2の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ909,Yes)、制御回路518は、リタイマ516に対する停止指示を解除する(ステップ910)。
これにより、Detect状態で停止していたリタイマ516は、初期化を続行して最終的にL0状態へ遷移し、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2を介したデータ通信を開始できる状態になる。
拡張装置502の制御回路525による制御処理も、本体装置501の制御回路518による制御処理と同様である。
このような制御処理によれば、コネクタ回路の初期化が完了する前に、リタイマの初期化を途中まで進めておくことができる。したがって、制御処理に要する時間が図7の場合よりも短縮され、情報処理装置をより早く起動することができる。
図10は、本体装置501の制御回路518がPCIeにおける状態遷移を利用してリタイマ516の初期化を制御する、別の制御処理の例を示すフローチャートである。
まず、制御回路518は、スイッチ514、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のリセット信号をアサートする(ステップ1001)。そして、制御回路518は、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2のリセット信号をデアサートする(ステップ1002)。
これにより、リタイマ516、コネクタ回路517−1、及びコネクタ回路517−2が初期化を開始する。
ここで、もし制御回路518がスイッチ514のリセット信号をデアサートすると、スイッチ514の初期化が開始され、その初期化が完了してしまう可能性がある。スイッチ514及びリタイマ516の初期化が完了すると、CPU511がリタイマ516のL0状態を認識し、RC513を介してデータ通信を開始することが可能になる。このため、データ通信の途中でリタイマ516にHot Reset指示を発行する必要が生じる。そこで、意図しないデータ通信の開始を防止するため、制御回路518は、ステップ1002においてスイッチ514のリセット信号をデアサートしない。
図10のステップ1003〜ステップ1006の処理は、図7のステップ703〜ステップ706の処理と同様である。
一方、拡張装置502の制御回路525は、図10の制御処理ではなく、図11のような制御処理を行う。図11のステップ1101及びステップ1102の処理は、図9のステップ901及びステップ902の処理と同様である。図11の制御処理では、制御回路525は、拡張装置502のリタイマ522をDetect状態で停止させずに、初期化を続行させる。
図10のステップ1006においてコネクタ回路517−2の初期化が完了したことを検知した場合(ステップ1006,Yes)、制御回路518は、リタイマ516の状態を検知する(ステップ1007)。そして、制御回路518は、リタイマ516の状態がL0状態であるか否かをチェックする(ステップ1008)。
リタイマ516は、既に初期化を開始しているため、Detect状態、Polling状態、Configuration状態、又はL0状態のいずれかの状態にあると考えられる。
リタイマ516の状態がL0状態である場合(ステップ1008,Yes)、コネクタ回路517−2が初期化を完了する前にリタイマ516が初期化を完了している可能性がある。そこで、制御回路518は、Hot Reset指示をリタイマ516に発行する(ステップ1009)。
ところで、リタイマ516がL0状態である場合、その通信相手であるリタイマ522の初期化も完了していることが確定する。したがって、リタイマ516とリタイマ522の間の少なくとも一部のレーンが通信可能な状態になっている。そこで、制御回路518は、通信可能なレーンを介して、リタイマ522にもHot Reset指示を発行する。
次に、制御回路518は、リタイマ516及びリタイマ522に対するHot Reset指示を解除する(ステップ1010)。これにより、リタイマ516及びリタイマ522は、Detect状態に戻り、再びDetect状態以降の処理を行って初期化を完了する。
次に、制御回路518は、スイッチ514のリセット信号をデアサートする(ステップ1011)。これにより、スイッチ514は、初期化を開始する。そして、スイッチ514及びリタイマ516の初期化が完了すると、CPU511がリタイマ516のL0状態を認識するため、本体装置501及び拡張装置502は、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2を介したデータ通信を開始できる状態になる。
このような制御処理によれば、CPU511は、両方のコネクタ回路の初期化が完了した後に、それらのコネクタ回路を介したデータ通信を行う状態を認識して、データ通信を開始することができる。
図10の制御処理において、制御回路518は、スイッチ514をDetect状態で停止させておき、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2の初期化が完了した後に初期化を続行させてもよい。
また、制御回路518は、スイッチ514の代わりに、RC513又はCPU511の初期化を制御することもできる。
RC513の初期化を制御する場合、制御回路518は、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2の初期化が完了した後に、RC513に初期化を開始させてもよい。あるいは、制御回路518は、RC513をDetect状態で停止させておき、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2の初期化が完了した後に初期化を続行させてもよい。
CPU511の初期化を制御する場合、制御回路518は、コネクタ回路517−1及びコネクタ回路517−2の初期化が完了した後に、CPU511をリセットしてもよい。
図12は、図5の情報処理装置201において、本体装置501と拡張装置502の間にコネクタ回路1201−1及びコネクタ回路1201−2を設けた構成例を示している。
図12の構成において、コネクタ回路517−i(i=1,2)とコネクタ回路1201−iはケーブル503−iにより接続され、コネクタ回路1201−iとコネクタ回路521−iはケーブル1211−iにより接続されている。リタイマ516は、図5のスイッチ514に接続され、リタイマ522は、図5のスイッチ523に接続されている。
この場合、制御回路518は、コネクタ回路517−1、コネクタ回路517−2、コネクタ回路1201−1、及びコネクタ回路1201−2を制御対象として、図6〜図10のいずれかの制御処理を行う。一方、制御回路525は、コネクタ回路521−1及びコネクタ回路521−2を制御対象として、図6〜図9又は図11のいずれかの制御処理を行う。
図13は、図12の制御回路525を省略した構成例を示している。この場合、制御回路518は、コネクタ回路517−1、コネクタ回路517−2、コネクタ回路1201−1、コネクタ回路1201−2、コネクタ回路521−1、及びコネクタ回路521−2を制御対象として、図6〜図10のいずれかの制御処理を行う。
そして、制御回路518は、本体装置501の通信回路だけでなく、拡張装置502の通信回路も制御対象とする。したがって、図6のステップ604、図7のステップ701及びステップ707、図8のステップ801及びステップ809においては、リタイマ516及びリタイマ522の両方が制御対象となる。また、図9のステップ901〜ステップ905及びステップ910、図10のステップ1001、ステップ1002、ステップ1009、及びステップ1010においても、リタイマ516及びリタイマ522の両方が制御対象となる。
図5、図12、及び図13に示した情報処理装置201の構成は一例に過ぎず、情報処理装置201が行う処理に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、内蔵デバイス515を省略することも可能である。また、本体装置501と拡張装置502とを3本以上のケーブルで接続してもよく、複数のケーブルの代わりに、複数の無線回線で接続してもよい。
1本のケーブルに含まれるレーンの数が限られている場合でも、ケーブルの本数を増やすことで、多数のレーンを用いたシリアル通信を実現することができる。例えば、x32リンクを実装する場合は、x4リンクのケーブルを8本並列に用いて、本体装置501と拡張装置502を接続すればよい。また、x1リンクのケーブルを用いる場合は、レーンの本数と同じ本数のケーブルを並列に用いて、本体装置501と拡張装置502を接続すればよい。
図6〜図11のフローチャートは一例に過ぎず、情報処理装置201の構成や条件に応じて一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、図6、図9、及び図10の制御処理においても、図8の制御処理と同様に、制御回路は、ポーリング開始から一定時間が経過した場合にポーリングを中止することができる。
また、制御回路は、コネクタ回路の初期化完了レジスタをポーリングする方法とは別の方法で、コネクタ回路の初期化が完了したか否かを検知してもよい。例えば、制御回路及びコネクタ回路が通信機能を有する場合は、制御回路が問い合わせメッセージをコネクタ回路へ送信し、コネクタ回路が応答メッセージを制御回路へ送信することができる。この場合、制御回路は、コネクタ回路からの応答メッセージに基づいて、コネクタ回路の初期化が完了したか否かを検知する。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
101、201、401 情報処理装置
111、113、211、214、411、413 通信回路
112、212−1〜212−N、213−1〜213−N、412−1〜412−N インタフェース回路
114 リセットパルス発生器
121、122、221−1〜221−N、222−1〜222−N、223−1〜223−N、421−1〜421−N、422−1〜422−N 通信回線
215、216、414、518、525 制御回路
501 本体装置
502 拡張装置
503−1、503−2、1211−1、1211−2 ケーブル
511 CPU
512 メモリ
513 RC
514、523 スイッチ
515 内蔵デバイス
516、522 リタイマ
517−1、517−2、521−1、521−2、1201−1、1201−2 コネクタ回路
524−1〜524−M PCIeスロット

Claims (5)

  1. データの送信又は受信のうち少なくとも一方のデータ通信を行う通信回路と、
    前記通信回路に接続されるとともに、複数の通信回線にそれぞれ接続された複数のインタフェース回路と、
    前記複数のインタフェース回路を初期化する制御を行い、前記複数のインタフェース回路のそれぞれの初期化が完了したか否かを検知し、前記複数のインタフェース回路のすべての初期化が完了したことを検知した場合、前記複数のインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように前記通信回路を制御する制御回路と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御回路は、前記複数のインタフェース回路のうち1つのインタフェース回路の初期化が一定時間内に完了しなかった場合、前記複数のインタフェース回路のうち前記1つのインタフェース回路以外のインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように、前記通信回路を制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御回路は、前記通信回路を通信相手との電気的接続を確認する状態で停止させ、前記複数のインタフェース回路のすべての初期化が完了したことを検知した場合、前記電気的接続を確認する状態での停止を解除するように前記通信回路を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記通信回路に接続されたプロセッサをさらに備え、前記制御回路は、前記複数のインタフェース回路を介した通信を行う状態を前記プロセッサに認識させないように前記通信回路を制御し、前記複数のインタフェース回路のすべての初期化が完了したことを検知した場合、前記複数のインタフェース回路を介した通信を行う状態を前記プロセッサに認識させるように前記通信回路を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  5. データの送信又は受信のうち少なくとも一方の通信を行う通信回路に接続されるとともに、複数の通信回線にそれぞれ接続された複数のインタフェース回路を初期化する制御を行い、
    前記複数のインタフェース回路のそれぞれの初期化が完了したか否かを検知し、
    前記複数のインタフェース回路のすべての初期化が完了したことを検知した場合、前記複数のインタフェース回路を介したデータ通信を開始するように前記通信回路を制御する、
    ことを特徴とする制御方法。
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