JP2011082911A - 周辺機器および機器接続システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器などの接続対象機器による通信対象機器へのデータアクセスを汎用的に容易にする。
【解決手段】周辺機器3は、接続対象機器2に接続される入出力部12と、通信対象機器4と通信する通信部13と、通信対象機器4がストレージである場合に、接続対象機器2が入出力部12へ出力したストレージアクセスコマンドを、通信部13と通信対象機器4との間の通信コマンドへ変換する変換部31とを有する。通信部13は、変換部31により生成された通信コマンドを通信対象機器4へ送信し、接続対象機器2が通信対象機器4に書き込むデータまたは通信対象機器4から読み出すデータを通信対象機器4との間で送受する。
【選択図】図3

Description

本発明は、接続対象機器に接続されて、当該接続対象機器とは別体の通信対象機器と通信する周辺機器および機器接続システムに関する。
特許文献1は、電子機器に着脱可能に接続されるメモリカードを開示する。
特開2008−146120号公報
ところで、電子機器などの接続対象機器がデータアクセスしたい別体の通信対象機器には、外部記憶装置がある。
外部記憶装置には、たとえば外付けのハードディスクドライブ装置などがある。
そして、外部記憶装置には、電子機器に接続したり、電子機器と直接に通信することができないものがある。
たとえば電子機器の発売後に策定された新たな通信プロトコルにより通信する外部記憶装置である。
この新たな通信プロトコルにより通信する外部記憶装置と電子機器とを通信させるためには、電子機器に新たな通信プロトコルの周辺機器を接続し、電子機器に新たな通信プロトコルのドライバなどを追加する必要がある。
しかしながら、電子機器の仕様によっては、電子機器に新たな通信プロトコルのドライバなどを追加することが容易でないこと、またはできないことがある。
また、電子機器に新たな通信プロトコルのドライバなどを追加し、電子機器の設定を変更する作業は、一般的にユーザによりなされる。
このように電子機器などの接続対象機器による通信対象機器へのデータアクセスを汎用的に容易にすることが求められている。
本発明の第1の観点の周辺機器は、接続対象機器に接続される入出力部と、通信対象機器と通信する通信部と、通信対象機器がストレージである場合に、接続対象機器が入出力部へ出力したストレージアクセスコマンドを、通信部と通信対象機器との間の通信コマンドへ変換する変換部とを有する。そして、通信部は、変換部により生成された通信コマンドを通信対象機器へ送信し、接続対象機器が通信対象機器に書き込むデータまたは通信対象機器から読み出すデータを通信対象機器との間で送受する。
好適には、変換部は、接続対象機器がデータを書き込むために出力するライト要求コマンドを、通信部から通信対象機器へデータを送信する送信コマンドへ変換し、入出力部は、ライト要求コマンドの入力に応じてデータ要求信号を接続対象機器へ出力し、データ要求信号の出力後に接続対象機器からライトデータが入力され、周辺機器は、入出力部に入力されたライトデータを蓄積するバッファメモリを有し、通信部は、送信コマンドおよびバッファメモリに蓄積されたライトデータを通信対象機器へ送信してもよい。
好適には、変換部は、接続対象機器がデータを読み出すために出力するリード要求コマンドを、通信部が通信対象機器からデータを受信する受信要求コマンドへ変換し、通信部は、受信要求コマンドを通信対象機器へ送信した後、通信対象機器からリードデータを受信し、周辺機器は、通信部が通信対象機器から受信したリードデータを、接続対象機器により読み出し可能に蓄積するバッファメモリを有し、入出力部は、バッファメモリにリードデータが蓄積されると、リードデータの読み出しが可能になったことを示すレディ信号を接続対象機器へ出力してもよい。
好適には、周辺機器は、当該周辺機器の接続が接続対象機器より検出されることにより接続対象機器から給電される給電端子を有し、通信部は、給電端子から給電される電力により動作して、通信可能な通信対象機器を検出してもよい。
好適には、周辺機器は、接続対象機器がアクセス可能なデータを記憶する内蔵メモリと、切替部とを有し、切替部は、通信部により通信可能な通信対象機器が検出された場合には、通信対象機器を接続対象機器によりアクセス可能とし、通信部により通信可能な通信対象機器が検出されない場合には、内蔵メモリを接続対象機器によりアクセス可能としてもよい。
好適には、通信部は、通信可能な通信対象機器を検出し、周辺機器は、当該周辺機器が接続対象機器に接続されることにより接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する検出端子と、通信部により通信可能な通信対象機器が検出されると、検出端子を接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する状態に制御する端子制御部とを有してもよい。
好適には、周辺機器は、通信部に給電するバッテリを有してもよい。
好適には、周辺機器は、外部記憶機器から無線給電される無線受電部と、当該周辺機器が接続対象機器に接続されることにより接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する検出端子と、無線受電部が受電されると、検出端子を接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する状態に制御する端子制御部とを有してもよい。
好適には、周辺機器は、当該周辺機器の接続が接続対象機器より検出されることにより接続対象機器から給電される給電端子を有し、通信部は、給電端子から給電される電力により動作してもよい。
好適には、周辺機器は、当該周辺機器の接続が接続対象機器より検出されることにより接続対象機器から給電される給電端子と、給電端子から給電される電力により動作し、外部記憶機器に給電する無線給電部とを有し、通信部は、無線給電部が給電する外部記憶機器と通信してもよい。
好適には、通信部は、無線通信によりデータを送受する通信対象機器と無線通信し、周辺機器は、接続対象機器のカードスロットに挿入されるカード型の通信機器であってもよい。
本発明の第2の観点の機器接続システムは、接続対象機器と、接続対象機器に接続される周辺機器と、接続対象機器とは別体の通信対象機器とを有する。周辺機器は、接続対象機器に接続される入出力部と、通信対象機器と通信する通信部と、通信対象機器がストレージである場合に、接続対象機器が入出力部へ出力したストレージアクセスコマンドを、通信部と通信対象機器との間の通信コマンドへ変換する変換部とを有する。そして、通信部は、変換部により生成された通信コマンドを通信対象機器へ送信し、接続対象機器が通信対象機器に書き込むデータまたは通信対象機器から読み出すデータを通信対象機器との間で送受する。
本発明の第1の観点の機器接続システムは、接続対象機器と、接続対象機器に接続される周辺機器と、接続対象機器とは別体の通信対象機器とを有する。周辺機器は、接続対象機器に接続される入出力部と、通信対象機器と通信する通信部と、接続対象機器が出力するストレージアクセスコマンドを、通信部と通信対象機器との間の通信コマンドへ変換する変換部とを有する。そして、通信部は、変換部により生成された通信コマンドを通信対象機器へ送信し、接続対象機器が通信対象機器に書き込みまたは通信対象機器から読み出すデータを通信対象機器との間で送受する。
本発明では、電子機器などの接続対象機器による通信対象機器へのデータアクセスを汎用的に容易にできる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る機器接続システムのシステム構成図である。 図2は、図1のメモリカードの構成を示すブロック図である。 図3は、図1のメモリカードの概略ブロック図である。 図4は、Transfer Jetの通信プロトコルスタックの説明図である。 図5は、図1の機器接続システムにおけるデータ転送パスの説明図である。 図6は、Transfer Jetによる通信手順の一例の説明図である。 図7は、図6の処理T1で転送されるコマンドおよびデータ用のフォーマットの一例の説明図である。 図8は、図6の処理T3で転送されるコマンド実行結果用のフォーマットの一例の説明図である。 図9は、Transfer Jetによる他の通信手順の一例の説明図である。 図10は、図9の処理T11で転送されるコマンド用のフォーマットの一例の説明図である。 図11は、図9の処理T12で転送されるデータ用のフォーマットの一例の説明図である。 図12は、データ受信とWriteコマンド、またはヘッダ/フッタ付きデータ受信とWriteコマンドによりメモリカードの内部で処理されるデータの一例の説明図である。 図13は、Readとデータ送信コマンド、またはReadとヘッダ/フッタ付きデータ送信コマンドによりメモリカードの内部で処理されるデータの一例の説明図である。 図14は、ホスト機器が外部記憶装置にライトアクセスする場合のタイミングチャートである。 図15は、ホスト機器が外部記憶装置にリードアクセスする場合のタイミングチャートである。 図16は、本発明の第2実施形態に係るメモリカードの概略ブロック図である。 図17は、本発明の第3実施形態に係るメモリカードの概略ブロック図である。 図18は、本発明の第4実施形態に係るメモリカードおよび外部記憶機器の概略ブロック図である。 図19は、第4実施形態に係る機器接続システムの検出動作のタイミングチャートである。 図20は、本発明の第5実施形態に係るメモリカードおよび外部記憶機器の概略ブロック図である。 図21は、第5実施形態に係る機器接続システムの検出動作のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
説明は以下の順に行う。
1.第1実施形態(通信対象機器にリードライトアクセスする例)
2.第2実施形態(内蔵メモリと通信対象機器とを切り替える例)
3.第3実施形態(通信対象機器の検出によりメモリカードが検出される例)
4.第4実施形態(通信対象機器からの受電によりメモリカードが検出される例)
5.第5実施形態(通信対象機器へ給電して通信するメモリカードの例)
<1.第1実施形態>
[機器接続システム1の構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る機器接続システム1のシステム構成図である。
図1の機器接続システム1は、ホスト機器2と、メモリカード3と、外部記憶装置4とを有する。
メモリカード3は、後述するようにカード型のハウジング30を有し、ハウジング30がホスト機器2に着脱可能に挿入される記憶装置である。
このようなメモリカード3には、たとえばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを有するカード型の半導体メモリがある。
そして、ホスト機器2に接続されたメモリカード3は、メモリカードIF用のストレージプロトコルに基づいてホスト機器2から入力されるデータを記憶する。
また、メモリカード3は、ストレージプロトコルに基づいてホスト機器2により要求されたデータをホスト機器2へ出力する。
また、メモリカード3は、所定の通信プロトコルに基づく無線通信により、外部記憶装置4と無線通信する。
ホスト機器2は、メモリカード3が取り外し可能に装着される装置である。
このようなホスト機器2には、たとえばパーソナルコンピュータ装置、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、携帯電話機などの電子機器がある。
そして、ホスト機器2は、ホスト機器2に接続されたメモリカード3と通信する。
メモリカード3にアクセスする場合、ホスト機器2は、メモリカードIF用に策定されたストレージアクセスコマンドを使用する。
ストレージアクセスコマンドには、たとえばライト要求コマンド、リード要求コマンドがある。
これらのコマンドは、バイナリコードであっても、たとえばXMLなどで記述されたコマンドであってもよい。
メモリカード3にデータを保存する場合、ホスト機器2は、メモリカードIF用のストレージプロトコルに基づいて、書き込み処理を実行する。
書き込み処理において、ホスト機器2は、ライト要求コマンドおよびメモリカード3に保存するライトデータをメモリカード3へ出力する。
これにより、メモリカード3は、ホスト機器2からライト要求コマンドとともに入力されるデータをライトデータとして記憶する。
また、メモリカード3に保存されたデータを読み出す場合、ホスト機器2は、メモリカードIF用のストレージプロトコルに基づいて、読み出し処理を実行する。
読み出し処理において、ホスト機器2は、リード要求コマンドをメモリカード3へ出力する。
これにより、メモリカード3は、リード要求コマンドにより要求されたリードデータをホスト機器2へ出力する。
外部記憶装置4は、所定の通信プロトコルに基づく無線通信により、メモリカード3と無線通信する。
また、外部記憶装置4は、メモリカード3などから受信したデータを記憶する。
このような外部記憶装置4には、たとえばハードディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、データサーバ、液晶モニタ、パーソナルコンピュータなどがある。
また、外部記憶装置4は、メモリカード3が装着されたパーソナルコンピュータ装置、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、携帯電話機などの電子機器であってもよい。
外部記憶装置4とメモリカード3とは、所定の通信プロトコルに基づく無線通信により無線通信する。
メモリカード3と外部記憶装置4との間の通信プロトコルのコマンドとしては、たとえば送信コマンド、受信コマンドがある。
これらのコマンドは、バイナリコードであっても、たとえばXMLなどで記述されたコマンドであってもよい。
そして、外部記憶装置4は、メモリカード3から通信プロトコルのコマンドを受信すると、当該コマンドに対応する処理を実行する。
たとえば通信プロトコルの手順にしたがってメモリカード3から送信コマンドおよびライトデータを受信すると、外部記憶装置4は、ライトデータを記憶する。
また、メモリカード3から受信コマンドを受信すると、外部記憶装置4は、記憶したデータを読み出し、通信プロトコルによる手順にしたがってメモリカード3へ送信する。
図2は、図1のメモリカード3の電気的な構成を示すブロック図である。
図3は、図1のメモリカード3におけるデータの流れに即した概略ブロック図である。
メモリカード3は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、入出力ポート(I/Oポート)12、無線通信部(RF)13を有する。
また、メモリカード3は、不揮発性メモリ(NVM)14、ROM15、RAM16、およびこれらを接続するシステムバス17を有する。CPU11には、制御部(CTRL)31が実現される。
また、メモリカード3は、図3に示すように、バッファメモリ(BUF)32、切替スイッチ33を有する。
また、メモリカード3は、図3に示すように、ホスト機器2のカードスロットに対して取り外し可能に挿入されるカード型のハウジング30を有する。
入出力ポート12は、メモリカード3をホスト機器2に装着したときに、ホスト機器2に接続される入出力部である。
入出力ポート12により、ホスト機器2に装着されたメモリカード3は、ホスト機器2と有線接続される。
そして、入出力ポート12には、ホスト機器2から、メモリカードIF用に策定されたストレージアクセスコマンドまたはデータを含む信号が入力される。
また、入出力ポート12は、ホスト機器2に要求されたリードデータを含む信号をホスト機器2へ出力する。
無線通信部13は、アンテナ18を有し、所定の無線通信プロトコルに基づく無線通信により、外部記憶装置4との間で通信データを送受する。
アンテナ18は、メモリカード3のハウジングに内蔵されても、ハウジングに外付けされてもよい。
通信プロトコルには、たとえばTransfer Jet、UWB(Ultra Wide Band)、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11a/b/g/nなどがある。
不揮発性メモリ(NVM)14は、EEPROM、フラッシュメモリなどのデータ書き込み可能なメモリである。
そして、不揮発性メモリ14は、ホスト機器2で使用するデータなどを記憶する。
図2のRAM16は、CPU11が読み込んだプログラム、プログラム実行に使用するデータなどを記憶する。
RAM16には、プログラム実行に使用するデータが一時的に保存される。
ROM15は、CPU11が読み込んで実行するプログラム、CPU11がプログラム実行に使用するデータなどを記憶する。
メモリカード3のCPU11が実行するプログラムは、ファームウェアプログラムと呼ばれる。
ファームウェアプログラムは、メモリカード3の出荷前にROM15に記憶されたものであっても、出荷後にROM15に記憶されたものであってもよい。
そして、出荷後にROM15に記憶されるファームウェアプログラムは、たとえばCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたものをインストールしたものでよい。
または、ファームウェアプログラムは、たとえばインターネットなどの伝送媒体を介してサーバ装置からダウンロードし、これをインストールしたものでよい。
なお、プログラムの一部または全部は、不揮発性メモリ14に記憶されてもよい。
バッファメモリ32は、入出力ポート12を介してホスト機器2がリードライト可能なメモリである。
バッファメモリ32は、たとえば不揮発性メモリ(NVM)14またはRAM16の一部の記憶領域を使用して、メモリカード32に実現される。
バッファメモリ32は、たとえば無線通信部13が1回の通信で送受信することができるデータ量以上の記憶領域を有するとよい。
切替スイッチ33は、バッファメモリ32、不揮発性メモリ14および無線通信部13に接続される。
そして、切替スイッチ33は、制御部31からの制御信号に基づいて、不揮発性メモリ14および無線通信部13の一方を選択し、バッファメモリ32に接続する。
CPU11は、メモリカード3の電源投入により起動され、ROM15に記憶されたプログラムを読み込んで実行するコンピュータである。
これにより、メモリカード3に、制御部31が実現される。
そして、制御部31は、メモリカード3内の入出力ポート12、無線通信部13、不揮発性メモリ14、バッファメモリ32、切替スイッチ33などの動作を管理する。
また、制御部31は、ホスト機器2からメモリカードIF用に策定されたストレージアクセスコマンドが入力されると、そのコマンドに対応する処理を実行する。
また、制御部31は、ストレージアクセスコマンドとしてライト要求コマンドが入力されると、送信コマンドへ変換する。
また、制御部31は、ストレージアクセスコマンドとしてリード要求コマンドが入力されると、受信コマンドへ変換する。
[通信プロトコルの一例(Transfer Jet)の説明]
Transfer Jetは、4.48GHzの電波を−70dBm/MHzで使用し、最大560Mbpsの1対1の高速の近距離データ通信を実現する通信プロトコルである。
Transfer Jetのアンテナ18は、電磁誘導により他のアンテナ18との間で電波を送受するため、カップラと呼ばれている。
図4は、Transfer Jetによる無線通信用の通信プロトコルスタックの一例の図である。
Transfer Jetでは、最下層の物理層21にコネクション層22がスタックされる。
コネクション層22には、プロトコル変換アダプタ層23と、プロトコル変換コントローラ層24とがスタックされる。
プロトコル変換アダプタ層23の上には、アプリケーション層25がスタックされる。
プロトコル変換コントローラ層24の上には、アプリケーションマネージャ層26がスタックされる。
物理層21は、たとえば無線通信部13に相当する。
コネクション層22は、たとえばCPU11がROM15に記憶された通信プロトコル用プログラムを実行することにより実現される。
プロトコル変換アダプタ層23は、たとえばCPU11がROM15に記憶されたプロトコル変換アダプタ用プログラムを実行することにより実現される。
プロトコル変換コントローラ層24は、たとえばCPU11がROM15に記憶されたプロトコル変換コントローラ用プログラムを実行することにより実現される。
アプリケーション層25は、たとえばCPU11がROM15に記憶された各種のアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
アプリケーションマネージャ層26は、たとえばCPU11がROM15に記憶されたオペレーティングシステムを実行することにより実現される。
そして、Transfer Jetによる無線通信では、たとえば2つの装置のアプリケーション層25の間でアプリケーションデータが通信される。
このアプリケーションデータは、たとえばアプリケーション層25から、プロトコル変換アダプタ層23およびコネクション層22を通じて物理層21へ出力される。
そして、この物理層21から相手方の装置へ送信される。
また、プロトコル変換アダプタ層23およびコネクション層22は、アプリケーションデータに各種の付加データを付加し、Transfer Jetの通信プロトコルに則った通信データを生成する。
図5は、図1の機器接続システム1におけるデータ転送パスの説明図である。
図5のメモリカード3には、バッファメモリ32と、不揮発性メモリ14と、無線通信部13とを図示している。
そして、図1の機器接続システム1では、データを転送するためのパスとして、第1データパスP1、第2データパスP2、第3データパスP3とがある。
第1データパスP1は、ホスト機器2と不揮発性メモリ14との間でデータを転送するパスである。第1データパスP1のデータは、バッファメモリ32を経由する。
ホスト機器2は、第1データパスP1を使用して不揮発性メモリ14にデータを書き込んだり、不揮発性メモリ14からデータを読み出したりする。
第2データパスP2は、ホスト機器2と外部記憶装置4との間でデータを転送するパスである。第2データパスP2のデータは、バッファメモリ32と、無線通信部13とを経由する。
ホスト機器2は、第2データパスP2を使用して外部記憶装置4にデータを書き込んだり、外部記憶装置4からデータを読み出したりする。
図6は、Transfer Jetによる通信手順の一例の説明図である。
図6は、メモリカード3から外部記憶装置4へデータを転送する場合の例である。また、図6は、メモリカード3がイニシエータ111として機能し、外部記憶装置4がターゲット112として機能する例である。
イニシエータ111からターゲット112へデータを転送する場合、イニシエータ111は、コマンドとデータとを送信する(T1)。
コマンドとデータとを受信すると、ターゲット112は、コマンド実行し、受信したデータを処理する。
また、イニシエータ111が複数のデータを転送すると、ターゲット112は、受信したデータを処理する(T2−1〜T2−n)。
コマンド処理が終了すると、ターゲット112は、コマンド実行結果(ACK)をイニシエータ111へ送信する(T3)。
コマンド実行結果には、データ処理が正常に完了した場合の情報、データ処理中にエラーが起こり正常に行われなかった場合の情報、その他の情報が含まれる。
図7は、図6の処理T1で転送される送信コマンドおよびデータ用のフォーマットの一例の説明図である。
図7のフォーマットデータ121は、コマンドデータ122、ヘッダデータ123、実データ124、フッタデータ125を含む。このコマンドおよびデータ用のフォーマットデータ121は、Transfer Jetなどの無線通信規格により規定される。
コマンドデータ122は、ターゲット112に実行されるコマンドを示すデータである。送信コマンドの場合、ターゲット112は、データの受信処理および保存処理を実行する。
実データ124は、ターゲット112により処理されるデータである。実データ124には、ホスト機器2が外部記憶装置4に書き込むライトデータなどを有する。
ヘッダデータ123およびフッタデータ125は、データ長、データ転送を指示したコマンドを表す情報などの情報のデータである。ヘッダデータ123およびフッタデータ125は、無線通信規格により規定される。
そして、図7のフォーマットデータ121は、たとえば無線通信規格により規定されたパケットに分割して転送される。図7では、4個のパケットに分割されている。
図8は、図6の処理T3で転送されるコマンド実行結果(ACK)用のフォーマットの一例の説明図である。
図8のコマンド実行結果データ131には、ターゲット112によるコマンドの実行結果を示すデータが含まれる。コマンド実行結果データのデータフォーマットは、Transfer Jetなどの無線通信規格により規定される。
そして、図8のコマンド実行結果データは、たとえば無線通信規格により規定された1個のパケットにより転送される。
図9は、Transfer Jetによる他の通信手順の一例の説明図である。
図9は、外部記憶装置4からメモリカード3へデータを転送する場合の例である。また、図9は、メモリカード3がイニシエータ111として機能し、外部記憶装置4がターゲット112として機能する例である。
ターゲット112からイニシエータ111へデータを転送する場合、イニシエータ111は、コマンドを送信する(T11)。
コマンドを受信すると、ターゲット112は、コマンド実行する。ターゲット112は、コマンドにより要求されたデータを送信する(T12−1〜T12−n)。
ターゲット112は、複数のデータを転送し終わると、コマンド実行結果(ACK)をイニシエータ111へ送信する(T13)。
コマンド実行結果には、データ処理が正常に完了した場合の情報、データ処理中にエラーが起こり正常に行われなかった場合の情報、その他の情報が含まれる。
図10は、図9の処理T11で転送されるコマンド用のフォーマットの一例の説明図である。
図10のコマンドデータ141は、ターゲット112に実行されるコマンドを示すデータを含む。
コマンドデータ141は、Transfer Jetなどの無線通信規格により規定される。受信コマンドの場合、ターゲット112は、要求されたデータの読み出し処理および送信処理を実行する。
そして、図10のコマンドフォーマットは、たとえば無線通信規格により規定された1個のパケットにより転送される。
図11は、図9の処理T12で転送されるデータ用のフォーマットの一例の説明図である。
図11のフォーマットデータ151は、ヘッダデータ152、パディングデータ153、実データ154、フッタデータ155を含む。フォーマットデータ151は、Transfer Jetなどの無線通信規格により規定される。
実データ154は、イニシエータ111により処理されるデータである。実データ124には、ホスト機器2が外部記憶装置4から読み出すリードデータなどを有する。
パディングデータ153は、通信データのデータ長を、通信に適した所定のデータ長とするために追加されるデータである。
ヘッダデータ152およびフッタデータ155は、データ長、データ転送を指示したコマンドを表す情報などの情報のデータである。ヘッダデータおよびフッタデータは、無線通信規格により規定される。
たとえばヘッダデータ152およびフッタデータ155には、たとえばTransfer Jetのコネクション層22、プロトコル変換アダプタ層23、プロトコル変換コントローラ層24などが使用するデータが格納される。
また、ヘッダデータ152およびフッタデータ155には、実データ151のデータの種類、データ形式などの情報を含むこともできる。
そして、図11のフォーマットデータは、たとえば無線通信規格により規定されたパケットに分割して転送される。図11では、7個のパケットに分割される。
また、Transfer Jetによるデータ通信では、プロトコル変換アダプタ層23およびコネクション層22が、実データに対してヘッダデータ、フッタデータおよびパディングデータを付加することにより、図11のフォーマットデータ151を生成する。
物理層21は、このフォーマットデータ151を送信する。
図12は、Transfer Jetにおけるデータ受信とWriteコマンド、またはヘッダ/フッタ付きデータ受信とWriteコマンドによりメモリカード3の内部で処理されるデータの対応関係の説明図である。
図12の転送データ1(1600)は、ホスト機器2がデータ受信とWriteコマンドを実行した場合にメモリカード3の内部で処理されるデータである。
図12の転送データ2(1601)は、ホスト機器2がヘッダ/フッタ付きデータ受信とWriteコマンドを実行した場合にメモリカード3の内部で処理されるデータである。
図13は、Transfer JetにおけるReadとデータ送信コマンド、またはReadとヘッダ/フッタ付きデータ送信コマンドによりメモリカード3の内部で処理されるデータの対応関係の説明図である。
図13の転送データ3(1700)は、ホスト機器2がReadとデータ送信コマンドを実行した場合にメモリカード3の内部で処理されるデータである。
図13の転送データ4(1701)は、ホスト機器2がReadとヘッダ/フッタ付きデータ送信コマンドを実行した場合にメモリカード3の内部で処理されるデータである。
[機器接続システム1の動作]
次に、図1の機器接続システム1の動作を説明する。
以下の説明では、主に、ホスト機器2が外部記憶装置4にアクセスする場合について説明する。
この場合、制御部31は、切替スイッチ33に無線通信部13を選択させる。
これにより、無線通信部13は、バッファメモリ32からデータを読み込んで送信可能になる。
また、無線通信部13は、受信したデータをバッファメモリ32に保存することができる。
図14は、ホスト機器2が外部記憶装置4にライトアクセスする場合のタイミングチャートである。
ホスト機器2は、外部記憶装置4にライトアクセスする場合、メモリカード3にライトアクセスする場合と同じ処理を実行する。
具体的には、ホスト機器2は、ライト要求コマンドをメモリカード3へ出力する(ステップST1)。ライト要求コマンドは、メモリカード3の入出力ポート12を通じて制御部31に入力される。
ライト要求コマンドが入力されると、制御部31は、ライト要求コマンドを送信コマンドへ変換する(ステップST2)。
また、制御部31は、ストレージアクセスプロトコルに規定されたデータ要求信号をホスト機器2へ出力する(ステップST3)。
このデータ要求信号は、メモリカード3の不揮発性メモリ14にライトアクセスされた場合に制御部31が出力するデータ要求信号と同じ信号である。
データ要求信号は、入出力ポート12からホスト機器2へ出力される。
データ要求信号が入力されると、ホスト機器2は、外部記憶装置4に書き込むライトデータをメモリカード3の入出力ポート12へ出力する(ステップST4)。
このライトデータは、バッファメモリ32に蓄積して一時記憶される(ステップST5)。
そして、バッファメモリ32に無線通信可能な最小データ量以上のデータが蓄積されると、制御部31は、データ送信処理を開始する(ステップST6)。
具体的には、制御部31は、送信コマンドを無線通信部13へ出力する。
また、制御部31は、無線通信部13に、バッファメモリ32の蓄積データの送信を指示する。
無線通信部13は、バッファメモリ32に蓄積されたライトデータを読み込み、送信コマンドとともに送信する。この場合、無線通信部13は、図7のデータフォーマットに送信コマンドおよびライトデータを格納し、無線送信する。
無線送信された通信データは、外部記憶装置4により受信される。
図7の通信データを受信した外部記憶装置4は、受信データのデータフォーマットを解釈し、受信データから送信コマンドとライトデータとを抽出する。
メモリカード3から送信コマンドを受信した外部記憶装置4は、受信データの受信処理および保存処理を実行する。
これにより、ホスト機器2が外部記憶装置4に書き込もうとしたライトデータが、外部記憶装置4に保存される。
受信した送信コマンドの処理を終えると、外部記憶装置4は、図8のコマンド実行結果を含む図8のACKデータをメモリカード3へ無線送信する(ステップST7)。
このACKデータは、メモリカード3の無線通信部13により受信され、制御部31へ出力される。
外部記憶装置4からACKデータを受信すると、制御部31は、ホスト機器2へACK信号を出力する(ステップST8)。
このACK信号は、メモリカード3の不揮発性メモリ14にライトアクセスされた場合に制御部31が出力するACK信号と同じ信号である。
ACK信号は、入出力ポート12から、ホスト機器2へ出力される。
ホスト機器2は、このACK信号の入力により、外部記憶装置4へのライトアクセスを終了する。
図15は、ホスト機器2が外部記憶装置4にリードアクセスする場合のタイミングチャートである。
ホスト機器2は、外部記憶装置4にリードアクセスする場合、メモリカード3にリードアクセスする場合と同じ処理を実行する。
具体的には、ホスト機器2は、リード要求コマンドをメモリカード3へ出力する(ステップST11)。
リード要求コマンドは、メモリカード3の入出力ポート12を通じて制御部31に入力される。
リード要求コマンドが入力されると、制御部31は、リード要求コマンドを受信コマンドへ変換する(ステップST12)。
また、制御部31は、受信コマンドを無線通信部13へ出力する(ステップST13)。
無線通信部13は、図10の受信コマンドを外部記憶装置4へ送信する。
メモリカード3から受信コマンドを受信した外部記憶装置4は、受信を要求されたデータの読出処理および送信処理を実行する(ステップST14)。
外部記憶装置4は、要求されたリードデータを含む図11のデータ転送フォーマットのデータをメモリカード3へ送信する。
リードデータを含む図11の通信データは、無線通信部13により受信される。無線通信部13は、受信したリードデータをバッファメモリ32に一時保存する(ステップST15)。
受信コマンドを無線通信部13へ出力した制御部31は、バッファメモリ32を監視する。
そして、バッファメモリ32にホスト機器2が読み出し可能な最小データ量以上のデータが蓄積されると、制御部31は、レディ信号を出力する(ステップST16)。
このレディ信号は、メモリカード3の不揮発性メモリ14にリードアクセスされた場合に制御部31が出力するレディ信号と同じ信号である。
レディ信号は、入出力ポート12からホスト機器2へ出力される。
レディ信号が入力されると、ホスト機器2は、メモリカード3からリードデータの読出し処理を実行する(ステップST17)。
具体的には、ホスト機器2は、メモリカード3のバッファメモリ32にアクセスし、バッファメモリ32からリードデータを読み込む。
読み込みが完了すると、ホスト機器2は、外部記憶装置4へのリードアクセスを終了する。
以上のように、第1実施形態では、ホスト機器2に挿入された無線通信機能付メモリカード3に対してホスト機器2が通常のメモリカード2に読み書きアクセスする場合と同様の処理を実行する。
そして、このホスト機器2の通常の読書きアクセスにより、ホスト機器2は、メモリカード3と無線通信状態にある外部記憶装置4に対して読み書きアクセスする。
よって、第1実施形態では、無線通信機能付メモリカード3の接続相手がストレージの場合、ホストにそのストレージを直接に接続されたストレージとしてアクセスさせることができる。
ホスト機器2からは、ストレージへのアクセスが、メモリカード3へのアクセスと同等のようにみせかけることができる。
また、ホスト機器2は、メモリカード3の認識さえできれば、現状のメモリカード3と同じプロトコルによりストレージにアクセスできる。または、ホスト機器2は、メモリカード3と認識してストレージにアクセスできる。
そのため、第1実施形態では、すでに発売されてしまったホスト機器2に対して、販売後に策定された新たな通信プロトコルのドライバなどをインストールしたり、実装させたりする必要がない。
また、第1実施形態では、メモリカード3しか扱えないホスト機器2でも、外部記憶装置4の使用が可能となる。
<2.第2実施形態>
[機器接続システム1の構成]
図16は、本発明の第2実施形態に係るメモリカード3の概略ブロック図である。
図16のメモリカード3は、検出端子41、給電端子42、電源回路43を有する。
そして、図16のメモリカード3は、メモリカード3がホスト機器2により検出された後に外部記憶装置4をサーチし、サーチ結果に応じて不揮発性メモリ14および外部記憶装置4の一方をホスト機器2によりアクセス可能とする。
上述した以外のメモリカード3の構成および電気機器システム1の構成は、第1実施形態と同様であり、同一の符号を使用して説明を省略する。
検出端子41は、メモリカード3のグランドに接続される。
そして、検出端子41は、メモリカード3をホスト機器2に挿入した場合に、ホスト機器2に接続される。
ホスト機器2は、検出端子41の検出電位がグランド電位である場合、ホスト機器2にメモリカード3が接続されたと判断する。
また、ホスト機器2は、メモリカード3または外部記憶装置4へアクセスする。
給電端子42は、電源回路43に接続される。
そして、給電端子42は、メモリカード3をホスト機器2に挿入した場合に、ホスト機器2に接続される。
ホスト機器2は、給電端子42に所定の電圧を供給する。これにより、電源回路43に電力が供給される。
電源回路43は、ホスト機器2から供給される電力を変換し、メモリカード3内の各部へ電力を供給する。
電源回路43は、たとえば図2に示すCPU11、入出力ポート12、無線通信部13、不揮発性メモリ14、ROM15、RAM16へ電力を供給する。
これらの各部は、電源回路43から供給される電力で動作する。
[機器接続システム1の動作]
図16のメモリカード3がホスト機器2に挿入されると、入出力ポート12、検出端子41および給電端子42が、ホスト機器2に接続される。
ホスト機器2は、給電端子42からメモリカード3の電源回路43へ給電する。
電源回路43から給電される電力により、メモリカードのCPU11、無線通信部13などが動作を開始する。CPU11には、制御部31が実現される。
無線通信部13は、動作を開始すると、通信圏内の対向機器の検出処理を開始する。
そして、通信圏内にたとえば外部記憶装置4が存在する場合、無線通信部13は、外部記憶装置4を検出する。
無線通信部13は、制御部31へ検出信号を出力する。
外部記憶装置4の検出信号が入力されると、制御部31は、切替スイッチ33に対して、不揮発性メモリ14および無線通信部13から、無線通信部13を選択させる信号を出力する。
バッファメモリ32には、無線通信部13が接続される。
これにより、図16のメモリカード3が挿入されたホスト機器2は、メモリカード3へのメモリアクセスにより、メモリカード3と無線通信する外部記憶装置4に対してアクセスすることができる。
これに対して、通信圏内にたとえば外部記憶装置4などの対向機器が存在しない場合、無線通信部13は、所定の検出期間の経過後に、無検出信号を制御部31へ出力する。
無検出信号が入力されると、制御部31は、切替スイッチ33に対して、不揮発性メモリ14および無線通信部13から、不揮発性メモリ14を選択させる信号を出力する。バッファメモリ32には、不揮発性メモリ14が接続される。
これにより、通信圏内にたとえば外部記憶装置4などが存在しない場合、図16のメモリカード3が挿入されたホスト機器2は、メモリカード3への不揮発性メモリ14にアクセスすることができる。
以上のように、第2実施形態では、通常のメモリカード3と同様に挿抜検出機能があり、ホスト機器2は挿入を検出してから電源を供給する。
また、第2実施形態では、無線通信機能付カードにメモリカード機能も併せ持ち、電源が投入された時に無線通信機能付ストレージの有無を検出する。
そして、ストレージが検出され無い場合は、メモリカード3は、通常のメモリカードとして動作する。
また、ストレージが検出された場合は、メモリカード3は、無線通信機能付ストレージ側を使うように切り替える。
<3.第3実施形態>
[機器接続システム1の構成]
図17は、本発明の第3実施形態に係るメモリカード3の概略ブロック図である。
図17のメモリカード3は、トランジスタ51、バッテリ52を有する。
また、図17のメモリカード3は、不揮発性メモリ14、切替スイッチ33を持たない。無線通信部13は、バッファメモリ32に接続される。
そして、図17のメモリカード3では、バッテリ52の電力またはホスト機器2から供給される電力により、無線通信部13が常時または間欠的に繰り返し外部記憶装置4をサーチする。
また、制御部31は、無線通信部13のサーチ結果に応じてトランジスタ51を制御し、ホスト機器2にメモリカード3を検出させる。
上述した以外のメモリカード3の構成および電気機器システム1の構成は、第2実施形態と同様であり、同一の符号を使用して説明を省略する。
トランジスタ51は、たとえばNPNバイポーラトランジスタである。トランジスタ51には、PNPバイポーラトランジスタ、CMOSトランジスタを使用してもよい。
トランジスタ51のベース電極は、制御部31(CPU11)に接続される。コレクタ電極は、検出端子41に接続される。エミッタ電極は、メモリカード3のグランドに接続される。
よって、トランジスタ51がオン状態の場合、検出端子41は、グランドに接続される。
また、トランジスタ51がオフ状態の場合、検出端子41は、グランドから切り離される。検出端子41の電位は不定となる。
バッテリ52は、電源回路43に接続される。
このため、電源回路43には、バッテリ52と、給電端子42とが接続される。
電源回路43は、バッテリ52または給電端子42から供給される電力を変換し、メモリカード3内の各部へ電力を供給する。
これにより、メモリカード3の無線通信部11などは、メモリカード3がホスト機器2から給電されていない状態でも、動作し、通信圏内の外部記憶装置4を検出する。
[機器接続システム1の動作]
たとえばバッテリ52駆動される無線通信部11が外部記憶装置4を検出していない状態で、図17のメモリカード3がホスト機器2に挿入されると、入出力ポート12、検出端子41および給電端子42が、ホスト機器2に接続される。
ホスト機器2は、給電端子42からメモリカード3の電源回路43へ給電する。
電源回路43から給電される電力により、メモリカードのCPU11、無線通信部13などが動作を開始する。CPU11には、制御部31が実現される。
ただし、無線通信部11が外部記憶装置4を検出していない場合、制御部31は、トランジスタ51をオフ状態に制御する。
よって、検出端子41の電位は不定となり、ホスト機器2は、ホスト機器2に挿入されているメモリカード3を検出しない。
その後、無線通信部11が外部記憶装置4を検出すると、制御部31は、無線通信部11からの検出信号の入力に基づいて、トランジスタ51をオン状態に制御する。
これにより、検出端子41の電位はグランド電位となる。
ホスト機器2は、ホスト機器2に挿入されているメモリカード3を検出する。
そして、図17のメモリカード3が挿入されたホスト機器2は、メモリカード3へのメモリアクセスにより、メモリカード3と無線通信する外部記憶装置4に対してアクセスすることができる。
以上のように、第3実施形態では、メモリカード3は、自律的に無線通信機能が動作するようにバッテリ52を有する。
そして、メモリカード3は、無線通信機能を常時または間欠的に機能させて無線機能付ストレージが通信可能範囲にあることを確認し、無線通信機能付メモリカード3の挿抜検出機構をアクティブにする。
このため、第3実施形態では、メモリカード3により無線機能付ストレージが検出された場合に、あたかもホスト機器2に対してメモリーカード3が挿入されたように見せかけることができる。
<4.第4実施形態>
[機器接続システム1の構成]
図18は、本発明の第4実施形態に係るメモリカード3および外部記憶装置4の概略ブロック図である。
図18のメモリカード3は、無線受電部61、オア回路62を有する。
また、図18のメモリカード3は、バッテリ52を持たない。
そして、図18のメモリカード3では、無線受電部61から給電される電力またはホスト機器2から供給される電力により、無線通信部13が常時または間欠的に繰り返し外部記憶装置4をサーチする。
また、制御部31は、無線通信部13のサーチ結果に応じてトランジスタ51を制御し、ホスト機器2によるメモリカード3の検出状態を維持する。
また、図18の外部記憶装置4は、無線給電部63を有する。また、図18には、外部記憶装置4の無線通信部64も図示されている。無線通信部64は、メモリカード3の無線通信部13と無線通信する。
上述した以外のメモリカード3の構成および電気機器システム1の構成は、第3実施形態と同様であり、同一の符号を使用して説明を省略する。
外部記憶装置4の無線給電部63は、電力用電波を送信する。
メモリカード3の無線受電部61は、電力用電波を受信する。無線受電部61は、外部記憶装置4から無線給電される。無線受電部61は、電力用電波から生成した電力を電源回路43へ出力する。
電源回路43は、無線受電部61から給電される電力またはホスト機器2から供給される電力を変換し、メモリカード3内の各部へ電力を供給する。電源回路43は、たとえばオア回路62、トランジスタ51などへ給電する。
これにより、メモリカード3の無線通信部11などは、メモリカード3がホスト機器2から給電されてない状態でも、動作し、通信圏内の外部記憶装置4を検出する。
また、無線受電部61は、電力が供給されると、ハイレベルの検出信号をオア回路62へ出力する。
オア回路62は、トランジスタ51、制御部31、無線受電部61に接続される。
そして、オア回路62は、制御部31または無線受電部61からトランジスタ51をオン状態にするハイレベルの信号が入力されると、ハイレベルの信号をトランジスタ51へ出力する。
[機器接続システム1の動作]
図19は、図18のメモリカード3および外部記憶装置4を有する機器接続システム1の検出動作のタイミングチャートである。
図18のメモリカード3をホスト機器2に挿入すると、入出力ポート12、検出端子41および給電端子42が、ホスト機器2に接続される。
ただし、メモリカード3をホスト機器2に挿入した時点において、トランジスタ51は、オフ状態に制御されている。
よって、検出端子41の電位は不定となる。
ホスト機器2は、ホスト機器2に挿入されているメモリカード3を検出しない。
その後、メモリカード3に外部記憶装置4が近づけられると、外部記憶装置4の無線給電部63からメモリカード3の無線受電部61へ電力が送信される(ステップST21)。
無線給電部63は、ハイレベルの検出信号をオア回路62へ出力する。オア回路62は、ハイレベルを出力し、トランジスタ51は、オン状態となる。メモリカード3は、挿抜検出機能をオン状態にする(ステップST22)。
これにより、ホスト機器2は、ホスト機器2に挿入されているメモリカード3を検出する(ステップST23)。
メモリカード3を検出すると、ホスト機器2は、給電端子42へ電力を供給する(ステップST24)。電源回路43は、給電端子42から供給される電力を変換し、メモリカードの各部へ供給する。
これにより、メモリカード3のCPU11、無線通信部13などが動作を開始する。CPU11には、制御部31が実現される。
制御部31は、トランジスタ51をオン状態に制御するためのハイレベルの信号を出力する。
これにより、たとえば外部記憶装置4からメモリカード3への給電が停止しても、トランジスタ51は、オン状態に維持される(ステップST25)。
ハイレベルの信号を出力した後、制御部31は、無線通信部13に、給電停止信号を送信させる(ステップST26)。
給電停止信号は、外部記憶装置4の無線通信部64に受信され、無線給電部63に入力される。
無線給電部63は、給電を停止する(ステップST27)。
また、外部記憶装置4の通信状態は、データ送受信用無線に切り替わる(ステップST28)。
その後、メモリカード3の無線通信部13は、外部記憶装置4をサーチする。
無線通信部13は、無線通信部64と通信して、外部記憶装置4を検出する。
無線通信部13は、制御部31へ検出信号を出力する。
これにより、図18のメモリカード3が挿入されたホスト機器2は、メモリカード3へのメモリアクセスにより、メモリカード3と無線通信する外部記憶装置4に対してアクセスすることができる。
以上のように、第4実施形態では、メモリカード3は、外部記憶装置4から無線給電された場合に、検出端子41を検出状態に制御する。
これにより、メモリカード3は、メモリカード3の検出範囲に外部記憶装置4が存在する場合に、ホスト機器2により検出される。
また、メモリカード3の各部は、メモリカード3の検出に基づいてホスト機器2から給電される電力で動作し、検出端子41を検出状態に維持する。
このため、第4実施形態では、メモリカード3が外部記憶装置4と通信できる状態であるときのみ、メモリカード3を検出させることができる。
また、第4実施形態では、ホスト機器2が給電を開始した後は、メモリカード3内の無線通信機能が働き、無線機能付きの対向ストレージにアクセスできるようになる。
ホスト機器2は、ストレージコマンドにより、対抗無線機能付きストレージにアクセスできる。
これにより、第4実施形態では、あたかもホスト機器2に対して無線機能付きの対向ストレージを接続したかのような動作を実行させることができる。
<5.第5実施形態>
[機器接続システム1の構成]
図20は、本発明の第5実施形態に係るメモリカード3および外部記憶装置4の概略ブロック図である。
図20のメモリカード3は、無線給電部71を有する。
また、図20のメモリカード3は、検出端子41がグランドに接続されている。
また、図20の外部記憶装置4は、無線受電部72を有する。
そして、無線受電部72は、メモリカード3の無線給電部71から供給される電力により動作する。
上述した以外のメモリカード3の構成および電気機器システム1の構成は、第4実施形態と同様であり、同一の符号を使用して説明を省略する。
メモリカード3の無線給電部71は、給電端子42に接続される。
そして、無線給電部71は、給電端子42を通じてホスト機器3から供給される電力を出力する。
外部記憶装置4の無線受電部72は、電力用電波を受信する。
無線受電部72は、無線通信部64に接続される。
そして、無線受電部72は、受信した電力を無線通信部64へ出力する。
これにより、外部記憶装置4の無線通信部64は、動作する。
[機器接続システム1の動作]
図21は、図20のメモリカード3および外部記憶装置4を有する機器接続システム1の検出動作のタイミングチャートである。
図20のメモリカード3をホスト機器2に挿入すると、入出力ポート12、検出端子41および給電端子42が、ホスト機器2に接続される。
これにより、メモリカード3は、ホスト機器2に検出される(ステップST31)。
ホスト機器2は、給電端子42から給電する(ステップST32)。
これにより、メモリカード3の各部は、動作を開始する(ステップST33)。
メモリカード3のCPU11、無線通信部13、などが動作を開始する。CPU11には、制御部31が実現される。
また、メモリカード3の無線給電部71は、電力の出力を開始する(ステップST34)。
その後、メモリカード3の検出範囲内に外部記憶装置4が位置すると、外部記憶装置4の無線受電部72は、メモリカード3が出力した電力用電波を受信する。
外部記憶装置4の無線通信部64は、動作を開始する。
外部記憶装置4の無線通信部64が動作を開始すると、メモリカード3の無線通信部13は、外部記憶装置4を検出する。
これにより、図20のメモリカード3が挿入されたホスト機器2は、メモリカード3へのメモリアクセスにより、メモリカード3と無線通信する外部記憶装置4に対してアクセスすることができる。
このため、たとえばホスト機器2がメモリカード3に書き込みをする(ステップST35)と、メモリカード3においてライト要求コマンドが送信コマンドへプロトコル変換される(ステップST36)。
また、ホスト機器2がメモリカード3に書き込んだデータが、メモリカード3から外部記憶装置4へ送信される(ステップST37)。
以上のように、第5実施形態では、メモリカード3は、無線給電部71を有する。
そして、メモリカード3と通信する外部記憶装置4は、無線給電部71を介してホスト機器2から給電される電力により、メモリカード3と通信する。
また、メモリカード3と外部記憶装置4との間でデータ送受信用の無線機能によりデータの送受信が可能になることにより、ホスト機器2は、あたかもメモリカード3にアクセスしているのと同等の動作により外部記憶装置4にアクセスする。
以上の各実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されず、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、メモリカード3が、外部記憶装置4との間でデータを送受する。
この他にも例えば、外部記憶装置4との間でデータを送受する周辺機器は、ホスト機器2と接続可能なUSB(Universal Serial Bus)メモリ、携帯メモリデバイスであって、無線通信部13を有する周辺機器であってもよい。
上記各実施形態では、メモリカード3が取り外し可能に装着されるホスト機器2は、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、携帯電話機などであり、外部記憶装置4は、データサーバ、液晶モニタ、パーソナルコンピュータなどである。
この他にも例えば、ホスト機器2は、データサーバ、液晶モニタ、パーソナルコンピュータ、家電製品、AV機器、ナビゲーション装置などであってもよい。
また、外部記憶装置4は、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器、携帯電話機、自動車などであってもよい。
上記各実施形態では、ホスト機器2とメモリカード3とが有線通信し、メモリカード3と外部記憶装置4とが無線通信する。
この他にも例えば、ホスト機器2とメモリカード3とが無線通信し、メモリカード3と外部記憶装置4とが有線通信してもよい。
上記各実施形態では、ホスト機器2は、メモリカード3に対して、ストレージアクセスコマンドのみでアクセスしている。
この他にも例えば、ホスト機器2は、メモリカード3に対して、通信コマンドによりアクセス可能としてもよい。これにより、ホスト機器2は、メモリカード3を通じて、外部記憶装置4と直接に通信することができる。
この場合であっても、ホスト機器2は、メモリカード3に対して、ストレージアクセスコマンドを用いて、外部記憶装置4にアクセスすることができる。
上記各実施形態では、メモリカード3は、外部記憶装置4とのみ通信している。
この他にも例えば、メモリカード3は、外部記憶装置4以外の外部装置と通信してもよい。このような外部装置としては、たとえば表示装置などがある。
このように複数種類の外部装置と通信する場合、メモリカード3は、通信可能な外部装置の種類を判断し、ストレージ(外部記憶装置4)と通信可能な場合にのみ、ストレージアクセスコマンドによるストレージへのアクセスを許可するようにしてもよい。
また、メモリカード3は、検出した外部装置の種類をホスト機器2へ通知してもよい。
1…機器接続システム、2…ホスト機器(接続対象機器)、3…メモリカード(周辺機器)、4…外部記憶装置(通信対象機器)、12…入出力ポート(入出力部)、13…無線通信部(通信部)、14…不揮発性メモリ(内蔵メモリ)、31…制御部(変換部)、32…バッファメモリ、33…切替スイッチ(切替部)、41…検出端子、42…給電端子、51…トランジスタ(端子制御部)、52…バッテリ、61…無線受電部、62…オア回路(端子制御部)、71…無線給電部

Claims (12)

  1. 接続対象機器に接続される入出力部と、
    通信対象機器と通信する通信部と、
    前記通信対象機器がストレージである場合に、前記接続対象機器が前記入出力部へ出力したストレージアクセスコマンドを、前記通信部と前記通信対象機器との間の通信コマンドへ変換する変換部と
    を有し、
    前記通信部は、
    前記変換部により生成された通信コマンドを前記通信対象機器へ送信し、
    前記接続対象機器が前記通信対象機器に書き込むデータまたは前記通信対象機器から読み出すデータを前記通信対象機器との間で送受する
    周辺機器。
  2. 前記変換部は、
    前記接続対象機器がデータを書き込むために出力するライト要求コマンドを、前記通信部から前記通信対象機器へデータを送信する送信コマンドへ変換し、
    前記入出力部は、
    前記ライト要求コマンドの入力に応じてデータ要求信号を前記接続対象機器へ出力し、
    前記データ要求信号の出力後に前記接続対象機器からライトデータが入力され、
    前記周辺機器は、
    前記入出力部に入力されたライトデータを蓄積するバッファメモリを有し、
    前記通信部は、
    前記送信コマンドおよび前記バッファメモリに蓄積されたライトデータを前記通信対象機器へ送信する
    請求項1記載の周辺機器。
  3. 前記変換部は、
    前記接続対象機器がデータを読み出すために出力するリード要求コマンドを、前記通信部が前記通信対象機器からデータを受信する受信要求コマンドへ変換し、
    前記通信部は、
    前記受信要求コマンドを前記通信対象機器へ送信した後、前記通信対象機器からリードデータを受信し、
    前記周辺機器は、
    前記通信部が前記通信対象機器から受信したリードデータを、前記接続対象機器により読み出し可能に蓄積するバッファメモリを有し、
    前記入出力部は、
    前記バッファメモリに前記リードデータが蓄積されると、リードデータの読み出しが可能になったことを示すレディ信号を前記接続対象機器へ出力する
    請求項1または2記載の周辺機器。
  4. 前記周辺機器は、
    当該周辺機器の接続が前記接続対象機器より検出されることにより前記接続対象機器から給電される給電端子を有し、
    前記通信部は、
    前記給電端子から給電される電力により動作して、通信可能な前記通信対象機器を検出する
    請求項1から3のいずれか一項記載の周辺機器。
  5. 前記周辺機器は、
    前記接続対象機器がアクセス可能なデータを記憶する内蔵メモリと、
    切替部と
    を有し、
    前記切替部は、
    前記通信部により通信可能な前記通信対象機器が検出された場合には、前記通信対象機器を前記接続対象機器によりアクセス可能とし、
    前記通信部により通信可能な前記通信対象機器が検出されない場合には、前記内蔵メモリを前記接続対象機器によりアクセス可能とする
    請求項4記載の周辺機器。
  6. 前記通信部は、
    通信可能な前記通信対象機器を検出し、
    前記周辺機器は、
    当該周辺機器が前記接続対象機器に接続されることにより前記接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する検出端子と、
    前記通信部により通信可能な前記通信対象機器が検出されると、前記検出端子を前記接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する状態に制御する端子制御部と
    を有する請求項1から3のいずれか一項記載の周辺機器。
  7. 前記周辺機器は、
    前記通信部に給電するバッテリを有する
    請求項6記載の周辺機器。
  8. 前記周辺機器は、
    前記外部記憶機器から無線給電される無線受電部と、
    当該周辺機器が前記接続対象機器に接続されることにより前記接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する検出端子と、
    前記無線受電部が受電されると、前記検出端子を前記接続対象機器が当該周辺機器の接続を検出する状態に制御する端子制御部と
    を有する請求項1から3のいずれか一項記載の周辺機器。
  9. 前記周辺機器は、
    当該周辺機器の接続が前記接続対象機器より検出されることにより前記接続対象機器から給電される給電端子を有し、
    前記通信部は、
    前記給電端子から給電される電力により動作する
    請求項8記載の周辺機器。
  10. 前記周辺機器は、
    当該周辺機器の接続が前記接続対象機器より検出されることにより前記接続対象機器から給電される給電端子と、
    前記給電端子から給電される電力により動作し、前記外部記憶機器に給電する無線給電部と
    を有し、
    前記通信部は、
    前記無線給電部が給電する前記外部記憶機器と通信する
    請求項1から3のいずれか一項記載の周辺機器。
  11. 前記通信部は、
    無線通信によりデータを送受する通信対象機器と無線通信し、
    前記周辺機器は、
    前記接続対象機器のカードスロットに挿入されるカード型の通信機器である
    請求項1から10のいずれか一項記載の周辺機器。
  12. 接続対象機器と、
    前記接続対象機器に接続される周辺機器と、
    前記接続対象機器とは別体の通信対象機器と
    を有し、
    前記周辺機器は、
    接続対象機器に接続される入出力部と、
    通信対象機器と通信する通信部と、
    前記通信対象機器がストレージである場合に、前記接続対象機器が前記入出力部へ出力したストレージアクセスコマンドを、前記通信部と前記通信対象機器との間の通信コマンドへ変換する変換部と
    を有し、
    前記通信部は、
    前記変換部により生成された通信コマンドを前記通信対象機器へ送信し、
    前記接続対象機器が前記通信対象機器に書き込むデータまたは前記通信対象機器から読み出すデータを前記通信対象機器との間で送受する
    機器接続システム。
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