JP2011100299A - 処理装置、処理制御システム、およびその制御方法 - Google Patents

処理装置、処理制御システム、およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】システムバスをシリアル通信化した場合に、そのシステムバスに接続されている処理装置間の健全性を確保する技術を提供する。
【解決手段】処理装置100が、シリアル信号用通信線L20および同期信号用通信線L30によって構成されるシステムバスL10を介して他の処理装置200と通信可能に接続される。演算部110が処理装置100内で異常状態を検出した場合、演算部110は異常状態の検出の通知を同期部130に出力する。同期部130は、受信した異常状態の検出の通知を同期信号用通信線L30を介して他の処理装置200へ送信する。また、変換部120は、演算部110からパラレル通信データを一般信号線L150の代わりに重要信号線L160を介して受信し、その受信したパラレル信号をシリアル信号に変換してシリアル信号用通信線L20を介して他の処理装置200へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、設備を監視しつつ制御を行う処理制御システムにおいて、その処理制御システムを構成する処理装置間を接続するシステムバスのシリアル通信化の技術に関する。
近年、パソコン等の民生分野では、従来のパラレルバスに代わって、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)やPCI Express(Peripheral Component Interconnect Express)(登録商標)に代表される高速シリアルバスが使用されるようになってきている。また、産業分野で使用される計算機システムにおいても、処理装置の高速・高性能化やメンテナンス性の向上への要求とともに、原価低減への要求が高まっている。これらの要求を満たすために、従来パラレル通信によって構成されているシステムバスを、シリアル通信化することが検討されている。
例えば、非特許文献1には、高速なシリアルバスを実現するための技術が開示されている。また、非特許文献1や特許文献1には、パラレルバスを使った活線挿抜の方法が開示されている。
国際公開WO97/12312号
PCI-SIG, PCI Express Base Specification
しかしながら、システムバスをシリアル通信化する場合、高速化を実現することはできるが、そのシステムバスに接続されている処理装置間の健全性の確保(装置の信頼性の保持方法や装置の異常への対処方法等)については未検討となっている。例えば、システムバスのシリアル通信化にともなって、クロックの高速化やパラレルシリアル変換等の複雑なロジックを施した専用の集積回路が必要となるため、パラレルバスの場合に比べて、健全性の低下が懸念される。そこで、本発明では、システムバスをシリアル通信化した場合に、そのシステムバスに接続されている処理装置間の健全性を確保する技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、演算処理を実行する演算部を備える処理装置が、同期部と変換部とを備え、シリアル信号用通信線および同期信号用通信線によって構成されるシステムバスを介して他の処理装置と接続され、前記演算部が前記処理装置内で異常状態を検出して前記同期部に前記異常状態の検出の通知を出力し、前記同期部が、前記演算部から受信した前記異常状態の検出の通知を前記他の処理装置へ前記同期信号用通信線を介して送信するとともに、当該異常状態の検出の通知を前記変換部に出力し、前記変換部が、前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信していない場合には、前記演算部から演算処理結果のデータをパラレル通信によって受信し、前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信した場合には、前記パラレル通信に用いる信号線とは別のパラレル通信用の重要信号線を介して緊急データをパラレル通信によって受信し、いずれの場合にも、その受信したパラレル信号をシリアル信号に変換して前記シリアル信号用通信線を介して前記他の処理装置へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、システムバスをシリアル通信化した場合に、そのシステムバスに接続されている処理装置間の健全性を確保する技術を提供することが可能となる。
第1実施形態における処理制御システムの構成の一例を示す図である。 第1実施形態の処理装置が処理演算結果のデータを送受信するための処理の流れを示す図である。 第1実施形態の処理装置の変換部の構成において、(a)は重要信号線をシリアル信号線に直結する構成を示し、(b)は重要信号線を介して受信したデータをシリアル信号に変換する構成を示し、(c)は同期部からの指示に基づいてスイッチを作動させて重要信号線をシリアル信号線に直結する構成を示す図である。 (a)は図3(a)の構成における信号の内容を示し、(b)は図3(b)の構成における信号の内容を示し、(c)および(d)は、図3(c)の構成における信号の内容を示す図である。 マスタ権を決定する方法の一例を示す図である。 第2実施形態において複数の処理装置の同期部をリング状で接続する構成を示す図である。 第2実施形態においてマスタ権を決定する方法の一例を示す図である。 第2実施形態においてマスタ権を決定する別の方法の一例を示す図である。 第2実施形態においてマスタ権を決定する別の方法の一例を示す図である。 第3実施形態において複数の変換部を備える処理装置の一例を示す図である。 第3実施形態の処理装置において常用の変換部を選択する方法の一例を示す図である。 第4実施形態において活線挿抜のための構成の一例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以降、「本実施形態」と称す)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態における処理制御システム1は、演算部110を備える処理装置100と、演算部210を備える処理装置200と、演算部310を備える処理装置300とが、システムバスL10によって接続され、構成される。例えば、処理装置100,200,300の間の関係は、処理装置100が他の処理装置200,300を制御管理統括する主従の関係であったり、処理装置100,200,300が対等の関係であったりしても構わない。各演算部110,210,310は、それぞれ、プロセッサやLSI(Large Scale Integration)等の集積回路で構成され、演算処理を実行するとともに、電源故障、メモリエラー、およびシステムバスL10に対する他の処理装置の挿抜等の異常状態を検出する。また、システムバスL10は、シリアル信号用通信線L20および同期信号用通信線L30によって構成される。シリアル信号用通信線L20は、各処理装置100,200,300の変換部120,220,320同士をPeer to Peerで接続する。同期信号用通信線L30は、各処理装置100,200,300の変換部120,220,320同士を、信号線を分岐して接続する。なお、図1では、処理装置100,200,300を3つ記載しているが、2つまたは4つ以上であってもよい。また、同期信号用通信線L30を1本、各変換部120,220,320間を接続するシリアル信号用通信線L20を2本ずつ記載しているが、この本数に限られない。
処理装置100は、さらに、変換部120および同期部130を備える。同期部130は、演算部110が処理装置100内で異常状態を検出した場合、演算部110から異常状態の検出の通知を受信する。そして、同期部130は、その異常状態の検出の通知を同期信号用通信線L30を介して処理装置200,300に送信する。また、同期部130は、演算部110から受信した異常状態の検出の通知を、変換部120に出力する。
また、同期部130は、同期信号用通信線L30を介して処理装置200,300(他の処理装置)から異常状態の検出の通知を受信した場合、または、同期信号用通信線L30を伝搬してくる信号の波形の異常を検出した場合、異常状態の検出の通知を、演算部110および変換部120に出力する。
変換部120は、演算部110の演算処理結果等のデータをパラレル通信によって一般信号線L150または重要信号線L160を介して受信する。なお、重要信号線L160は、演算部110が処理装置100内で異常状態を検出した場合に用いられる。また、一般信号線L150は、演算部110が異常状態を検出していない場合に用いられる。つまり、変換部120は、同期部130から異常状態の検出の通知を受信した場合には、重要信号線L160を介して演算部110からデータ(緊急データ)を受信し、同期部130から異常状態の検出の通知を受信していない場合には、一般信号線L150を介して演算部110からデータを受信する。そして、変換部120は、受信したパラレル信号をシリアル信号に変換して、そのシリアル信号をシリアル信号用通信線L20を介して処理装置200,300に送信する。
また、変換部120は、同期部130から処理装置200,300の異常状態の検出の通知を受信していない場合、シリアル信号用通信線L20を介して受信したデータをパラレル信号に変換して、一般信号線L150を介して演算部110に出力する。また、変換部120は、同期部130から処理装置200,300の異常状態の検出の通知を受信した場合、シリアル信号用通信線L20を介して受信したデータをパラレル信号に変換して、重要信号線L160を介して演算部110に出力する。
処理装置200,300は、処理装置100と同様の構成を備えている。すなわち、変換部220、同期部230、一般信号線L250、および重要信号線L260は、それぞれ、処理装置100の変換部120、同期部130、一般信号線L150、および重要信号線L160と同様であるので、説明を省略する。また、変換部320、同期部330、一般信号線L350、および重要信号線L360は、それぞれ、処理装置100の変換部120、同期部130、一般信号線L150、および重要信号線L160と同様であるので、説明を省略する。
<動作の流れ>
次に、システムバスL10を介する処理装置100と処理装置200との処理制御動作について、図2を用いて説明する(適宜図1参照)。ここでは、処理装置100と処理装置200との間の動作の流れについて説明をするが、処理装置200を処理装置300に置き換えても同様の動作の流れとなる。また、処理装置100において異常状態が検出された場合について説明するが、処理装置200において異常状態が検出された場合には、処理装置100と処理装置200とを入れ替えればよい。
まず、ステップS201では、処理装置100の演算部110が、電源故障、メモリエラー、およびシステムバスL10に対する他の処理装置の挿抜等の異常状態を検出したか否かを判定する。演算部110が異常状態を検出していない場合(ステップS201でNo)、処理はステップS201へ戻る。また、演算部110が異常状態を検出した場合(ステップS201でYes)、ステップS202では、演算部110は、異常状態の検出の通知を同期部130に出力する。異常状態の検出の通知の伝達方法には、同期部130と演算部110との間の信号線の状態(例えば、極性のHighまたはLow等)を変化(反転等)させる方法を用いる。
ステップS203では、同期部130は、異常状態の検出の通知を同期信号用通信線L30を介して他の処理装置(処理装置200)に送信する。そして、同期部130は、異常状態の検出の通知を変換部120へ出力する。異常状態の検出の通知の伝達方法には、ステップS202と同様に信号線の状態を変化する方法や、予め決めておいた所定の信号波形を用いる方法が使用される。そして、ステップS204では、変換部120が、異常状態の検出の通知を受信したときに、データを処理中であるか否かを判定する。
変換部120がデータを処理中の場合(ステップS204でYes)、ステップS205では、変換部120は、処理を一時的に中断、または必要最低限の処理を完了する。なお、変換部120がデータを処理中でない場合(ステップS204でNo)、ステップS205の処理はスキップされる。
ステップS206では、演算部110および変換部120が送信方法を変更する。具体的には、演算部110および変換部120は、一般信号線L150の代わりに、重要信号線L160を介してデータ(緊急データ)を入出力するように切り替える。なお、変換部120における切り替えは、同期部130からの異常状態の検出の通知に基づいて行われる。また、変換部120における切り替えは、演算部110からの通知に基づいて行われてもよい。そして、ステップS207では、変換部120は、演算部110から重要信号線L160を介して受信した緊急データをシリアル信号用通信線L20を介して他の処理装置(処理装置200)に送信する。
また、処理装置200は、ステップS203によって処理装置100の同期部130から同期信号用通信線L30を介して、異常状態の検出の通知を受信する。そして、ステップS211では、処理装置200の同期部230が、異常状態の検出の通知を受信したか否かを判定する。同期部230が異常状態の検出の通知を受信していない場合(ステップS211でNo)、処理は、ステップS211へ戻る。また、同期部230が異常状態の検出の通知を受信している場合(ステップS211でYes)、ステップS212では、同期部230は、異常状態の検出の通知を演算部210および変換部220に出力する。
ステップS213では、変換部220が、異常状態の検出の通知を受信したときに、データを処理中であるか否かを判定する。変換部220がデータを処理中の場合(ステップS213でYes)、ステップS214では、変換部220は、処理を一時的に中断、または必要最低限の処理を完了する。なお、変換部220がデータを処理中でない場合(ステップS213でNo)、ステップS214の処理はスキップされる。
ステップS215では、演算部210および変換部220が送信方法を変更する。具体的には、演算部210および変換部220は、一般信号線L250の代わりに、重要信号線L260を用いてデータ(緊急データ)を入出力するように切り替える。ステップS216では、変換部220は、シリアル信号用通信線L20を介して緊急データを受信し、その緊急データを重要信号線L160を介して演算部210に出力する。
<変換部の内部構成例>
ここで、ステップS206における処理を実行する変換部120の構成、およびその処理の詳細について、図3および図4を用いて説明する。図3には、3つの構成の例を示した。図3(a)では、変換部120aは、一般信号線L150のパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレルシリアル変換部121を備え、パラレルシリアル変換部121の出力が切換部122に入力され、重要信号線L160は直接、切換部122に接続される。そして、切換部122は、同期部130から異常状態の検出の通知を受信したとき、接続先をパラレルシリアル変換部121の出力から重要信号線L160の出力に切り換えて、緊急データをシリアル信号用通信線L20に出力する。すなわち、切換部122は、重要信号線L160とシリアル信号用通信線L20とを直結し、重要信号線L160のパラレル信号を直接、シリアル信号用通信線L20に送出する。
図3(a)の構成における、シリアル信号用通信線L20の信号と同期信号用通信線L30の信号との関係を、図4(a)を用いて説明する。図4(a)に示すように、変換部120aが異常状態の検出の通知を同期部130から受信したとき、同期部130は、同期信号用通信線L30の極性を、HighからLowに変更する。なお、変換部120aが異常状態の検出の通知を同期部130から受信する以前(同期信号用通信線L30の極性がHighの場合)は、変換部120aは、シリアル信号用通信線L20を介して、アドレス/データのビットパターンとクロックとを別々の通信線を用いて伝達している。ここで、アドレスとは、処理装置100,200,300を識別する識別情報であり、データの送り先に相当する。そして、変換部120aが異常状態の検出の通知を同期部130から受信した以降(同期信号用通信線L30の極性がLowの場合)は、重要信号線L160とシリアル信号用通信線L20とが直結されるため、変換部120aは、High/Lowの信号(パラレル信号)を伝達する。ただし、図3(a)の構成では、シリアル信号用通信線L20の本数は、重要信号線L160の本数以上である必要がある。
次に、図3(b)では、変換部120bは、一般信号線L150のパラレル信号および重要信号線L160bのパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレルシリアル変換部121,121bを備え、パラレルシリアル変換部121,121bの出力が切換部122に入力される。そして、切換部122は、同期部130から異常状態の検出の通知を受信したとき、接続先をパラレルシリアル変換部121の出力からパラレルシリアル変換部121bの出力に切り換えて、緊急データをシリアル信号用通信線L20に出力する。
図3(b)の構成における、シリアル信号用通信線L20の信号と同期信号用通信線L30の信号との関係を、図4(b)を用いて説明する。図4(b)に示すように、変換部120bが異常状態の検出の通知を同期部130から受信したとき、同期部130は、同期信号用通信線L30の極性をHighからLowに変更する。そして、変換部120bが異常状態の検出の通知を同期部130から受信する以前(同期信号用通信線L30の極性がHighの場合)は、変換部120bは、シリアル信号用通信線L20を介して、パラレルシリアル変換部121の出力であるアドレス/データのビットパターンとクロックとを別々の通信線を用いて伝達している。そして、変換部120bが異常状態の検出の通知を同期部130から受信した以降(同期信号用通信線L30の極性がLowの場合)、変換部120bは、パラレルシリアル変換部121bの出力である緊急データのビットパターンとクロックとを別々の通信線を用いて伝達する。なお、緊急データは、個々の宛先のアドレスを指定せずに、ブロードキャストアドレスを設定して、ブロードキャスト通信を用いて伝達しても構わない。
次に、図3(c)では、変換部120cは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のスイッチ123a,123bを用いて、パラレルシリアル変換部121の出力を選択するか、重要信号線L160cの出力を選択するかを切り換える。なお、同期部130からの信号が異常状態の検出をしていないことを表すHighの場合には、図3(c)に示すように、スイッチ123aがOnとなり、スイッチ123bがOffとなって、一般信号線L150のデータをパラレルシリアル変換部121によってシリアル信号に変換した出力がシリアル信号用通信線L20に出力される。また、同期部130からの信号が異常状態の検出の通知を表すLowの場合には、スイッチ123aがOFFとなり、スイッチ123bがONとなって、重要信号線L160cの信号がシリアル信号用通信線L20に出力される。図3(c)の構成では、シリアル信号用通信線L20の信号と同期信号用通信線L30の信号との関係は、図4(a)と同様になる。
なお、図4(a),(b)では、クロック同期のシリアル通信の場合について説明したが、調歩同期のシリアル通信の場合について図4(c),(d)を用いて説明する。図4(c),(d)に示すように、変換部120が異常状態の検出の通知を受信する以前では、スタート、アドレス/データ、ストップのビットパターンを用いて、シリアル通信が行われる。そして、同期部130は、異常状態の検出の通知を受信したとき、同期信号用通信線L30の極性をHighからLowに変更する。また、変換部120は、緊急データを、図4(c)に示すようにHigh/Lowの信号を伝達してもよいし、図4(d)に示すように、シリアル信号で伝達してもよい。
なお、変換部120は、異常状態の検出の通知を受信したとき、処理中であった場合には、図4(c)に示すように、直ちに、重要信号線L160の緊急データを送信するように切り換えてもよく、また、図4(d)に示すように、必要最低限の処理を完了してから重要信号線L160の緊急データを送信するように切り換えてもよい。また、シリアル信号用通信線L20の送受信方向は、片方向であっても、全二重の双方向であってもよい。
<異常状態の検出の通知を送信する権利を示すマスタ権の設定方法>
次に、処理装置100,200は、異常状態の検出の通知が競合することを防ぐために、異常状態の検出の通知を他の処理装置100,200に送信する権利(マスタ権)を保持している期間に、異常状態の検出の通知を送信することができるように取り決めておく必要がある。ここでは、マスタ権の設定方法について、図5を用いて説明する。なお、図5には、処理装置100,200を構成する同期部130,230のみについて示す。
処理装置100の同期部130aは、波形比較部131を備えている。波形比較部131は、予め決められている波形Aの信号を、異常状態の検出の通知として、同期信号用通信線L30に出力する出力ポートを備える。また、波形比較部131は、同期信号用通信線L30を介して受信する入力ポートを備える。したがって、波形比較部131は、他の処理装置200の異常状態の検出の通知を受信することができるとともに、出力ポートを介して同期信号用通信線L30に出力した自分の波形Aの信号も受信することができる。なお、処理装置200の同期部230aは、波形比較部231を備える。そして、その波形比較部231は波形比較部131と同様の動作をする。
例えば、同期部130aは、異常状態の検出の通知の信号を出力したときに、出力した信号の波形と相似の波形を受信した場合には、異常状態の検出の通知の信号を出力する他の処理装置が存在しないことになり、他に競合する処理装置が存在しないことが分かる。すなわち、同期部130aは、マスタ権を取得できたと認識することができる。同期部230aについても同様である。
しかし、同期部130aの波形比較部131と同期部230aの波形比較部231とが、全く同時に、異常状態の検出の通知を出力した場合、競合が発生する。波形比較部131は、波形Aの信号を同期信号用通信線L30に出力し、波形比較部231は、波形Bの信号を同期信号用通信線L30に出力するものとする。そのため、波形比較部131,231は、自身の出力した波形とは異なる波形を受信することになる。そこで、波形比較部131,231は、競合の発生を検知することができる。
全く同時に、異常状態の検出の通知を出力した場合には、図5に示すように、波形比較部131,231は、波形Aと波形Bとが合成された合成波形を受信することになる。そして、波形比較部131は、図5の比較例1に示すように、合成波形を受信しつつ、波形Aと合成波形とを比較し、何番目の符号が異なるかを判定する。そして、波形比較部131は、1番目が異なることを検知し、その時点で、波形Aの送信を停止する(図5の比較例1では破線表示)。そこで、波形比較部131が波形Aの送信を停止した後、波形比較部231が受信する合成波形は、図5の比較例2に示すように、結果的に波形Bに相似の波形となり、同期部230aは、自分がマスタ権を取得したことを認識する。
仮に、波形比較部131の波形Aの送信停止が間に合わなかった場合には、比較例3のようになる。そして、同期部230aは2番目の符号の位置が異なることを検知し、その時点で波形Bの送信を停止する。次に、同期部130a,230aは、それぞれ波形A,Bの送信を停止した後、再び、マスタ権の獲得のために、波形A,Bの再送を実行する。このとき、再び同時に波形A,Bの再送が実行されることを避けるために、前記した、符号の位置が異なることを利用して、再送のタイミングをズラすように予め決めておけばよい。つまり、同期部130aが1番目の符号の位置で異なることを検知し、同期部230aが2番目の符号の位置で異なることを検知することを利用し、例えば、検知した符号の位置が早い方ほど再送のタイミングを早くする。このようにして、競合を解消することが可能である。
なお、競合を解消する別の方法として、同期部130a,230aは、競合の発生を検知した場合、お互いがランダム時間待機した後、再度異常状態の検出の通知の信号を出力し、競合が解消されるまで繰り返すことによって、どちらか一方がマスタ権を取得するようにしてもよい。以上、マスタ権の取得方法については、図5に示すように、処理装置100,200が2つの場合だけでなく、3つ以上であっても同様に実施することが可能である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態における処理制御システム1bの構成について、図6を用いて説明する。図6の処理制御システム1bの構成が、図1の処理制御システム1の構成と異なる点は、処理装置100,200,300の同期部130b,230b,330bに送信部および受信部が備えられ、終端装置400を介して、同期信号用通信線L30がリング状に接続されることである。ただし、終端装置400は、必ずしも必要ではなく、終端装置400が無い場合には、同期部330bの送信部と同期部130bの受信部とが接続されればよい。なお、図6では、処理装置の数を3つとしているが、2つまたは4つ以上であっても構わない。また、図1と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。
<マスタ権の設定方法>
いま、処理装置100の演算部110が、処理装置100内の異常状態を検出して、異常状態の検出の通知を同期部130bに出力したものとする。同期部130bの送信部は、異常状態の検出の通知を同期部230bの受信部に同期信号用通信線L30を介して送信する。そして、異常状態の検出の通知は、順送りで、同期部130b→同期部230b→同期部330b→終端装置400→同期部130bと転送される。この同期部130bから送信された異常状態の検出の通知が自分(同期部130b)に戻ってきたときに、同期部130bは、すべての他の処理装置200,300が、異常状態の検出の通知を受信したことを検知する。すなわち、同期部130bは、マスタ権を取得できたと認識する。なお、異常状態の検出の通知が自分に戻ってこなかったときには、同期部130bは、異常状態の検出の通知を再送してもよい。また、同期部230bまたは同期部330bが、異常状態の検出の通知の出発点の場合には、それぞれが同期部130bと同様の処理を実行する。
第2実施形態の構成におけるマスタ権の設定方法の詳細について、図7〜9を用いて説明する。なお、同期部130b,230b,330bから出力される信号は、順送りで送信されるものとする。
図7は、各制御装置100,200,300が順番にマスタ権を取得する方法を示している。まず、マスタ権を保持している制御装置100が、マスタ権を取得してから所定時間経過後にマスタ権を解放する。マスタ権の解放は、例えば、図7に示すような、予め決めておいた所定の波形を順送りで送信することによって行われる。また、マスタ権の解放を示す所定の波形を受信したとき、マスタ権を取得したものとする。なお、マスタ権を保持する所定時間は、すべての処理装置100,200,300で同一であってもよく、また、異なっていても構わない。また、マスタ権を取得した時点で、異常状態の検出の通知を送信する必要がない場合には、直ちに、マスタ権を解放しても構わない。
次に、図8は、異常状態の検出の通知を送信する必要が生じた処理装置200が、マスタ権を要求するマスタ権要求信号を出力し、その出力したマスタ権要求信号が順送りで転送されて一巡して自分に戻って来たとき、マスタ権を取得したものとする。そして、マスタ権を取得した処理装置200は、例えば、同期信号用通信線L30の極性をHighからLowに変化させる。他の処理装置100,300は、その極性の状態を順送りで転送する。なお、同期信号用通信線L30の極性がLowの間、処理装置200が、マスタ権を保持しているものとする。そして、処理装置200は、マスタ権を解放する場合には、同期信号用通信線L30の極性をLowからHighに変化させる。他の処理装置100,300は、その極性の状態を順送りで転送し、マスタ権が解放されたことを認識する。
なお、制御装置200は、マスタ権要求信号を出力してから一巡して自分に戻って来るのを待っている間に、他の制御装置100,300のマスタ権要求信号を受信しても、転送しない。そして、複数の制御装置がマスタ権要求信号を出力している場合には、マスタ権要求信号の再送タイミングをズラすこと、または、後記する競合の回避方法を用いることによって、競合を回避することができる。また、図8では、処理装置200がマスタ権要求信号を出力することとしたが、他の処理装置100,300がマスタ権要求信号を出力しても同様の処理が行われる。
次に、図9を用いて、図7,8とは別の競合の回避方法について説明する。図9に示す方法では、各処理装置100,200,300には、マスタ権を取得できる優先度が予め設定されている。例えば、優先度が、処理装置100、処理装置200、および処理装置300の順に、1位、2位、および3位と設定されているものとする。まず、異常状態の検出の通知を送信する必要が生じた処理装置100が、マスタ権を要求するマスタ権要求信号を順送りで次の処理装置200に出力する。処理装置200も異常状態を検出してマスタ権を要求する必要が生じたために、自分より優先度の順位の高い処理装置100のマスタ権要求信号の転送を拒否し、自身のマスタ権要求信号を順送りで次の処理装置300に出力する。
次に、処理装置300は、マスタ権を要求する必要がない状態にあるので、処理装置200のマスタ権要求信号を受信したとき、その受信した処理装置200のマスタ権要求信号を順送りで次の処理装置100に転送する。そして、処理装置100は、自身より優先度の順位の低い処理装置200のマスタ権要求信号を受信したので、自分がマスタ権を取得したと認識できる。また、処理装置200は、既に、自身より優先度の順位の高い処理装置100のマスタ権要求信号を受信しているので、自分がマスタ権を取得できないと認識できる。
なお、図9に示した方法によれば、各処理装置100,200,300は、すべての処理装置のマスタ権要求信号の波形を、優先度と関連付けて記憶しておく必要がある。そこで、記憶容量を低減するために、優先度1位の処理装置100は、High→Low→Highの1パルスを用い、優先度2位の処理装置200は、2パルスを用いる、というように、優先度の順位に対応づけてパルス数を異ならせれば、マスタ権要求信号の波形を記憶しなくてもよくなる。
(第3実施形態)
第3実施形態の処理制御システム1cの構成について、図10を用いて説明する。なお、図10では、処理装置100cと処理装置200cとが接続されている場合を例とするが、処理装置100cと2つ以上の処理装置200cとが接続されている場合でも構わない。この処理制御システム1cの構成が第1実施形態の処理制御システム1の構成と異なる点は、処理装置100cに変換部120が複数備えられていること、演算部110cに診断部111が備えられていること、変換部120を選択する選択部170が備えられていること、である。また、図10には、処理装置100cには、変換部120が2つしか記載されていないが、3つ以上であっても構わない。なお、処理装置200cは、処理装置100cと同様の構成を備えている。また、処理制御システム1cの構成において、処理制御システム1の構成と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。
診断部111は、複数の変換部120から収集した診断結果に基づいて、どの変換部120を選択して用いるかを示す選択情報を選択部170に出力する。選択部170は、選択情報に基づいて、変換部120を選択する。また、選択部170は、パリティやCRC(Cyclic Redundancy Check)等のデータエラーチェック機能を備え、所定期間について、そのパリティエラーやCRCエラー等のエラー数および/またはエラー率を集計する。そして、選択部170は、そのエラー数および/またはエラー率を診断結果として、診断部111に送信する。診断部111は、予め決めておいた、診断を行うためのいき値と診断結果とを比較して、診断結果がいき値を超える場合に、その変換部120が正常でないと判定し、選択しないようにする。また、正常でないと判定された変換部120を常用している場合には、その常用の変換部120を正常と判定されている他の変換部120に変更する。
具体的な処理の流れを、処理装置100cを例として、図11を用いて説明する。なお、処理装置200cの場合にも、同様の処理の流れとなる。ステップS1101では、診断部111が選択部170に、診断対象の変換部120の選択を指示する。選択する変換部120は、いずれか一つでも、複数であっても構わない。ステップS1102では、診断部111が、一般信号線L150および重要信号線L160を介して、診断用のテストデータを選択した変換部120に出力する。なお、異常状態が検出された場合には、重要信号線L160が用いられるため、少なくとも重要信号線L160については、必ず、診断される必要がある。そして、診断用のテストデータを受信した変換部120の出力を受信した選択部170は、診断結果を診断部111に返信する。
ステップS1103では、診断部111は、診断結果と予め設定されたいき値とを比較することによって、選択した変換部120が正常か否かを判定する。変換部120が正常と判定した場合(ステップS1103でYes)、処理はステップS1101に戻る。なお、診断を実施するタイミングは、周期的に実施されてもよく、また、一般信号線L150が使用されていない場合に随時実施されてもよい。また、変換部120が正常でないと判定した場合(ステップS1103でNo)、ステップS1104では、診断部111は、その変換部120が常用の変換部120であるか否かを判定する。
常用の変換部120であると判定された場合(ステップS1104でYes)、ステップS1105では、診断部111は、正常と判定した変換部120のリストを格納する選択リスト(図示しない)を参照して、選択リストから1つの変換部120を選択して、それを常用の変換部120とする変更を行う。また、常用の変換部120でないと判定された場合(ステップS1104でNo)、ステップS1105の処理はスキップされる。そして、ステップS1106では、診断部111は、選択リストから、正常でないと判定した変換部120を削除する。そして、ステップS1106終了後、処理は、ステップS1101へ戻る。なお、修理等によって正常になった変換部120の選択リストへの登録は、処理制御システム1の管理者によって行われる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態において、システムバスL10に処理装置100d,200dの活線挿抜を可能にする構成について、図12を用いて説明する。第4実施形態の処理制御システム1dの構成が第1実施形態の処理制御システム1の構成と異なる点は、処理装置100d,200dに給電部180,280が備えられること、コネクタ500a,500b,501a,501bおよびバックボード510が用いられること、給電部180,280に電力を供給する電源600が備えられること、である。また、処理制御システム1dの構成において、処理制御システム1の構成と同じものには同じ符号を付し、説明を省略する。なお、図12では、処理装置100d,200dが2つの場合について記載しているが、3つ以上であっても構わない。
給電部180,280は、電源600から電源供給を受けて、処理装置100d,200dの各部に電力を供給する。電源600は、バッテリ等の直流電源または商用電源等の交流電源である。コネクタ500aは、長短のピンプラグを備え、それぞれのピンプラグには処理装置100dの内部回路の信号線が接続される。コネクタ501aは、コネクタ500aのピンプラグに対応するジャックを備え、そのジャックがバックボード510の基板上の配線と接続されている。コネクタ500bは、コネクタ500aと同様に長短のピンプラグを備え、それぞれのピンプラグには処理装置200dの内部回路の信号線が接続される。コネクタ501bは、コネクタ501aと同様にコネクタ500bのピンプラグに対応するジャックを備え、そのジャックがバックボード510の基板上の配線と接続されている。また、バックボード510は、その基板上にシステムバスL10が配線され、コネクタ501aとコネクタ501bとの間を接続する。また、バックボード510は、その基板上に電源600から給電部180,280に電力を供給するための電源線が配線されている。
コネクタ500a,500bでは、給電部180,280の電源線と接続するピンプラグには最も長いピンプラグが用いられる。したがって、コネクタ500aとコネクタ501aとを接続した場合,最初に電源600と給電部180とが接続される。逆に、コネクタ501aからコネクタ500aを抜き取る場合、最後に給電部180が電源600から脱離される。また、変換部120と接続するピン対は中ぐらいの長さのもの、同期部130を接続するピン対には最も短いものを用いる。なお、コネクタ500bおよびコネクタ501bの組についても、コネクタ500aおよびコネクタ501aの組と同様のピン対が備えられる。
次に、処理装置100dの動作中に、処理装置200dをシステムバスL10に対して活線挿抜する場合の処理について説明する。まず、処理装置200dのコネクタ500bがコネクタ501bに挿入された場合、最初に、処理装置200dの内部回路に給電が開始される。そこで、演算部210、変換部220、および同期部230が初期化される。このとき、変換部220や同期部230が、他の処理装置100dに対して、異常な信号を送信しないように、同期部230への入力はデフォルトで同期信号用通信線L30の極性をLowとするように設定しておく。
そして、同期部230のピンプラグがバックボード510のジャックに接続されると、同期部230は、処理装置100dが送信している同期部130の信号を、同期信号線通信線L30を介して受信する。次に、処理装置200dは、自身がシステムバスL10に接続されたことを、処理装置100dに通知する。例えば、処理装置200dは、同期部230を動作して、第1実施形態や第2実施形態で説明したように、マスタ権を所得した後、変換部220を動作して、自身がシステムバスL10に接続されたことを処理装置100dに通知する。
そして、処理装置100dは、処理装置200dが挿入されたことを検出した場合、処理装置200dに対して、リセット命令や初期化命令等を発行する必要がある。そのため、例えば、処理装置100dは、処理装置200dのアドレスを指定して、変換部120によってシリアル信号用通信線L20を介して命令を送信する。他の例として、ブロードキャストを用いて、すべての処理装置に対してリセット命令や初期化命令等を発行してもよい。なお、処理装置200d自身は、リセット命令を受信した場合、既に初期化済であれば、その命令を無視してもよい。
次に、処理装置100dの動作中に、処理装置200dを取り外す場合の処理について説明する。まず、処理装置200dが予め取り外されることが想定されている場合には、作業者が処理装置200dのスイッチ等を操作して、変換部220の処理を終了して外部とつながるピン状態が安定状態になるように設定して(電位または電流を所定の値にして急激な電流が流れないようにして)から、最後に給電部280と電源600とを切り離す。このことにより、安全に処理装置200dを取り外すことができる。
次に、処理装置200dが予期せずに取り外される場合の処理例について、処理装置200dがマスタ権を取得していない場合と、マスタ権を取得していた場合とに分けて説明する。
まず、処理装置200dがマスタ権を取得していない場合には、同期部230は、自身のピン対が脱離されることによって、同期部230に入力される信号が消滅することで、変換部220のピン対が脱離される前に、異常状態を検出できる。そして、異常状態を検出した同期部230は、その異常状態を演算部210に通知し、演算部210が異常状態の検出の通知を同期部230を介して変換部220に通知する。変換部220は、直ちに処理を停止し、外部とつながるピン状態が安定状態になるようにする。その後、変換部220のピン対が脱離されて、給電部280のピン対が脱離される。そのため、処理装置200dは、安全に取り外すことができる。
次に、処理装置200dが取り外されたときに、処理装置200dがマスタ権を取得していた場合について説明する。この場合、同期信号用通信線L30には、予期しない信号波形の乱れや状態変化が発生するので、他の処理装置100dは、マスタ側で異常が発生したことを知ることができる。例えば、同期信号用通信線L30の極性がHighであったものが、Lowに変化する。そこで、他の処理装置100dは、第1実施形態や第2実施形態で説明したように、変換部120の処理方法を変更して、マスタ権のある処理装置200dからの緊急データの受信を待つ状態となる。しかし、処理装置200dの変換部220は、取り外されてしまっているため、他の処理装置100dは、シリアル信号用通信線L20を介して緊急データを受信することができない。そこで、他の処理装置100dは、所定時間が経過した後、処理装置200dが取り外されたと判定する。
以上、第1実施形態では、異常状態を検出した処理装置100は、直ちに、同期信号用通信線L30を介して異常状態の検出の通知を他の処理装置200,300に送信するとともに、重要信号線L160を用いて、障害情報等の緊急データをシリアル信号用通信線L20を介して他の処理装置200,300に送信することができるので、そのシステムバスL10に接続されている処理装置100,200,300間の健全性を確保することが可能である。また、第2実施形態では、異常状態の検出の通知を送信する権利であるマスタ権の競合を回避することができるので、処理装置100b,200b,300b間の健全性を確保することが可能である。第3実施形態では、変換部120を多重化して、正常な変換部120を選択することによって、処理装置100c,200c間の健全性を確保することが可能である。第4実施形態では、処理装置100d,200dの内部回路の接続順序を異ならせることによって、システムバスL10への活線挿抜を安全に行うことができるので、処理装置100d,200d間の健全性を確保することが可能である。
なお、第1実施形態では、演算部110が異常状態の検出の通知を同期部130を介して変換部120に通知するように説明したが、一般信号線L150または重要信号線L160を介して通知しても構わない。また、重要信号線L160を、演算部110と同期部130との間にも接続して、異常状態の検出の通知を同期部130に伝達しても構わない。ただし、重要信号線L160が複数本の信号線で構成されている場合には、それらの信号線の論理和をとる等の信号変換を行って、異常状態の検出の通知としてもよい。
また、第3実施形態では、診断部111を演算部110cに備えるものとして説明したが、選択部170に備えてもよい。この場合、診断部111は、データエラーチェック機能を備える演算部110に向けて、診断用のテストデータを送信し、演算部110cからその診断結果を受信し、変換部120の正常または異常を判定する。また、診断部111を変換部120に備えてもよい。この場合、診断部111は、データエラーチェック機能を備える演算部110cおよび選択部170に向けて、診断用のテストデータを送信し、その診断結果を受信して、信号線の正常または異常を判定するとともに、自身の変換機能についてテストデータを用いて正常または異常を判定する。
また、第4実施形態では、同期部230がマスタ権を取得する場合について説明したが、変換部220を用いる方法もある。例えば、処理装置200dがシステムバスL10に接続される場合、同期部230は、システムバスL10に接続されたとき、処理装置100dが送信している同期部130の信号を、同期信号線通信線L30を介して受信する。そして、同期部230は、シリアル信号用通信線L20を介する通信の準備ができたことを変換部220に通知する。変換部220は、処理装置100dとシリアル信号用通信線L20を介してマスタ権を要求する旨のデータを送信して、マスタ権を取得し、処理装置200d自身がシステムバスL10に接続されたこと処理装置100dに通知する。なお、マスタ権の取得にあたっては、例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)バス(登録商標)やSMBus(System Management Bus)(登録商標)等の公知のシリアル通信技術を用いることができる。また、変換部220が、マスタ権を取得する手段を持たない場合、処理装置100dからのポーリング監視等によって、処理装置200dが接続されたことを検出してもよい。
1 処理制御システム
100,200,300 処理装置
110,210,310 演算部
111,211 診断部
120,220,320 変換部
121,121b パラレルシリアル変換部
122 切換部
130,230,330 同期部
131,231 波形比較部
170,270 選択部
500a,500b,501a,501b コネクタ
510 バックボード
600 電源
L10 システムバス
L20 シリアル信号用通信線
L30 同期信号用通信線
L150,L250 一般信号線
L160,L260 重要信号線

Claims (16)

  1. 演算処理を実行する演算部を備えた処理装置であって、
    前記処理装置は、
    シリアル信号用通信線および同期信号用通信線によって構成されるシステムバスを介して他の処理装置と通信可能に接続され、
    前記演算部が前記処理装置内で異常状態を検出した場合、前記演算部から受信した前記異常状態の検出の通知を前記他の処理装置へ前記同期信号用通信線を介して送信するとともに、当該異常状態の検出の通知を変換部に出力する同期部と、
    前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信していない場合には、前記演算部から演算処理結果のデータをパラレル通信によって受信し、前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信した場合には、前記パラレル通信に用いる信号線とは別のパラレル通信用の重要信号線を介して前記演算部から緊急データをパラレル通信によって受信し、いずれの場合にも、その受信したパラレル信号をシリアル信号に変換して前記シリアル信号用通信線を介して前記他の処理装置へ送信する変換部と、
    を備えることを特徴とする処理装置。
  2. 前記同期部は、さらに、前記他の処理装置から前記同期信号用通信線を介して受信した異常状態の検出の通知を前記変換部および前記演算部に出力し、
    前記変換部は、さらに、前記他の処理装置から前記シリアル信号用通信線を介して受信したシリアル信号をパラレル信号に変換し、前記異常状態の検出の通知を受信していない場合には、その変換したパラレル信号をパラレル通信によって前記演算部に出力し、前記異常状態の検出の通知を受信した場合には、その変換したパラレル信号を前記重要信号線を介して前記演算部に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記変換部は、さらに、前記異常状態の検出の通知を受信したとき、前記シリアル信号用通信線と前記重要信号線とを直結し、前記他の処理装置との間でパラレル通信を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記変換部は、前記異常状態の検出の通知を受信したとき、前記重要信号線を介して受信したデータを、前記シリアル信号用通信線を介してブロードキャストによって送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理装置。
  5. 前記同期部は、
    前記同期信号用通信線に出力した異常状態の検出の通知の信号波形を自ら受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した自局の出力信号波形と前記同期信号用通信線から受信した前記他の処理装置の異常状態の検出の通知の信号波形とを合成した合成波形を生成し、その合成波形と前記自局の出力信号波形とを比較する波形比較部とを備え、
    前記波形比較部によって、前記合成波形と前記自局の出力信号波形とが相似であると判定された場合、前記同期部は、データを送信する権利を取得できたと判断し、前記シリアル信号用通信線を介してデータを前記他の処理装置に送信し、
    前記波形比較部によって、前記合成波形と前記自局の出力信号波形とが相似でないと判定された場合、前記同期部は、前記自局の出力信号波形が前記同期信号用通信線から受信した信号波形と異なると判定された信号波形の位置に応じて、前記異常状態の検出の通知を送信するタイミングを異ならせて、前記合成波形と前記自局の出力信号波形とが相似であると判定されるまで、前記異常状態の検出の通知を送信することを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  6. 前記同期部は、前記異常状態の検出の通知を前記同期信号用通信線に送信する送信部と前記異常状態の検出の通知を前記同期信号用通信線から受信する受信部とを備え、
    前記送信部と前記他の処理装置の同期部の受信部とを前記同期信号用通信線を介して接続し、前記受信部と前記他の処理装置の同期部の送信部とを前記同期信号用通信線を介して接続して、前記同期信号用通信線をリング状に構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の処理装置。
  7. 前記処理装置の同期部および前記他の処理装置の同期部は、前記同期信号用通信線を介して、前記異常状態の検出の通知を順送りで送信し、
    前記処理装置の同期部は、自局の出力した異常状態の検出の通知を前記他の処理装置から受信した場合、その受信した自局の異常状態の検出の通知をさらに順送りで送信することを止め、前記シリアル信号用通信線を介してデータを送信する権利を示すマスタ権を取得できたと判断する
    ことを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  8. 前記同期部は、前記シリアル信号用通信線を介してデータを送信する権利を示すマスタ権を取得している場合、前記同期信号用通信線を介して、前記マスタ権の放棄を示すマスタ権放棄信号を順送りで送信し、
    そのマスタ権放棄信号を受信した同期部が、前記マスタ権を取得できたと判断する
    ことを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  9. 前記同期部は、
    前記処理装置ごとにユニークで、前記マスタ権を要求するマスタ権要求信号を、前記同期信号用通信線を介して送信する機能と、
    前記マスタ権の取得を要求していない場合には、受信したマスタ権要求信号を順送りで次の処理装置に転送する機能と、
    前記マスタ権の取得を要求している場合には、前記マスタ権要求信号に対応して予め決められている優先度に基づいて、前記他の処理装置から受信したマスタ権要求信号を転送するかまたは転送を拒否するかを選択し、転送を拒否したときには、自局のマスタ権要求信号を前記次の処理装置に送信する機能と、
    受信したマスタ権要求信号の優先度と自局のマスタ権要求信号の優先度とに応じて、送信権を取得したと判断する機能
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  10. 前記処理装置は、前記変換部を2以上備え、前記変換部の動作の診断を行って、正常に動作する前記変換部を選択して用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  11. 前記処理装置は、
    前記変換部の動作診断を行う診断情報を前記変換部に出力し、前記変換部で処理された診断情報の処理結果を受信して、その処理結果に基づいて、当該変換部の動作が正常か否かを判定する診断部を備え、
    前記診断部によって動作が正常と判定されている変換部を選択して用いる
    ことを特徴とする請求項10に記載の処理装置。
  12. 前記処理装置は、該処理装置に電力を供給する給電部をさらに備え、
    前記処理装置と前記他の処理装置とは、外部電源を接続可能で、前記給電部に電力を供給する電力線、前記シリアル信号用通信線、および前記同期信号用通信線が配線され、挿入時最初に接触し抜去時最後に隔離する長ピン対と、挿入時前記長ピンより後に接触し抜去時前記長ピンより先に隔離する短ピン対とを含むコネクタによって接続され、
    前記給電部は前記長ピン対を介して接続され、前記変換部および前記同期部は前記短ピン対を介して接続され、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタに、前記処理装置を接続する場合、前記処理装置は、前記長ピン対を介して前記給電部に給電されたときに、前記短ピンの電位または電流を安定した状態にする初期化を実行し、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタから、前記処理装置を脱離する場合、前記処理装置は、前記同期部および前記変換部の動作を停止して前記短ピンの電位または電流を安定した状態にする
    ことを特徴とする請求項1、請求項6、または請求項10に記載の処理装置。
  13. 請求項12に記載の処理装置、他の処理装置、およびコネクタによって構成される処理制御システムであって、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタに前記処理装置が接続されたとき、前記処理装置の同期部が、前記シリアル信号用通信線を介してデータを送信する権利を示すマスタ権の取得を要求するマスタ権要求信号を前記他の処理装置に送信することによって、前記処理装置が接続されたことを前記他の処理装置に伝達し、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタから前記処理装置が脱離されたとき、前記他の処理装置は、前記同期信号用通信線の信号の異常の発生を検出することによって、前記処理装置が脱離されたことを認識する
    ことを特徴とする処理制御システム。
  14. 演算処理を実行する演算部を備えた処理装置において用いられる制御方法であって、
    前記処理装置は、
    シリアル信号用通信線および同期信号用通信線によって構成されるシステムバスを介して他の処理装置と通信可能に接続され、
    前記演算部が前記処理装置内で異常状態を検出した場合、前記演算部から受信した前記異常状態の検出の通知を前記他の処理装置へ前記同期信号用通信線を介して送信するとともに、当該異常状態の検出の通知を変換部に出力する同期部と、
    前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信していない場合には、前記演算部から演算処理結果のデータをパラレル通信によって受信し、前記同期部から前記異常状態の検出の通知を受信した場合には、前記パラレル通信に用いる信号線とは別のパラレル通信用の重要信号線を介して前記演算部から演算処理結果のデータをパラレル通信によって受信し、いずれの場合にも、その受信したパラレル信号をシリアル信号に変換して前記シリアル信号用通信線を介して前記他の処理装置へ送信する変換部と、
    を備え、
    前記演算部が前記処理装置内で異常状態を検出したとき、
    前記演算部は、異常状態の検出の通知を前記同期部に出力するとともに、前記重要信号線を介してデータを前記変換部に出力し、
    前記同期部は、前記演算部から受信した異常状態の検出の通知を前記同期信号用通信線を介して前記他の処理装置に送信するとともに、前記変換部に出力し、
    前記変換部は、前記異常状態の検出の通知を受信し、前記演算部から前記重要信号線を介してデータを受信して、その受信したデータを、前記シリアル信号用通信線を介して前記他の処理装置に送信する
    ことを特徴とする制御方法。
  15. 前記同期部は、前記異常状態の検出の通知を前記同期信号用通信線に送信する送信部と前記異常状態の検出の通知を前記同期信号用通信線から受信する受信部とを備え、
    前記送信部と前記他の処理装置の同期部の受信部とを前記同期信号用通信線を介して接続し、前記受信部と前記他の処理装置の同期部の送信部とを前記同期信号用通信線を介して接続して、前記同期信号用通信線をリング状に構成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記処理装置は、該処理装置に電力を供給する給電部をさらに備え、
    前記処理装置と前記他の処理装置とは、外部電源を接続可能で、前記給電部に電力を供給する電力線、前記シリアル信号用通信線、および前記同期信号用通信線が配線され、挿入時最初に接触し抜去時最後に隔離する長ピン対と、挿入時前記長ピンより後に接触し抜去時前記長ピンより先に隔離する短ピン対とを含むコネクタによって接続され、
    前記給電部は前記長ピン対を介して接続され、前記変換部および前記同期部は前記短ピン対を介して接続され、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタに、前記処理装置を接続する場合、前記処理装置は、前記長ピン対を介して前記給電部に給電されたときに、前記短ピンの電位または電流を安定した状態にする初期化を実行し、
    前記他の処理装置が接続されている前記コネクタから、前記処理装置を脱離する場合、前記処理装置は、前記同期部および前記変換部の動作を停止して前記短ピンの電位または電流を安定した状態にする
    ことを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
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