JP2014048683A - 情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 地図上に配置された情報単位を選択し、グループ化するための情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】本情報選択支援システム100は、情報単位を、該情報単位の属性情報と、該情報単位の位置とともに管理する情報単位管理データベース手段120と、端末装置114上で表示される地図表示画面430において、それぞれ情報単位を表し、所定の外観を有する1以上の情報単位オブジェクト432、434を、該情報単位の位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段312と、地図表示画面430に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上の情報単位を特定する選択受領手段314と、選択された1以上の情報単位をグループ化するグループ化手段316とを含む。
【選択図】 図9

Description

本発明は、情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラムに関し、より詳細には、地図上に配置された情報単位を選択してグループ化するための情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラムに関する。
近年、地図情報を提供するウェブ・サービスが浸透し、地図情報を利用した種々のウェブ・サービスおよびアプリケーションが提供されている。また、移動体通信も普及していることから、多くの車両は、GPS(Global Positioning System)端末を搭載する。また、携帯電話、iPhone(登録商標)、スマートフォン、iPad(登録商標)などとして例示されるモバイル端末も、GPS機能が搭載されたものが提供されている。
上述した背景から、取得された位置情報を上述した地図情報と組み合わせて活用する種々のアプリケーションが提供されている。例えば、物流の計画立案や運行管理に関連して、配車マンが全移動車両の位置を把握しやすいように、複数の移動車両の位置を地図上に表示したり、移動車両に対して荷物を割り当てて、その移動車両の配送ルートを地図上に表示したりすることができる、物流管理システムが知られている(非特許文献1)。
また、特開2003−331394号公報(特許文献1)は、顧客からの配車要求の受け付け処理および営業車の配車処理を一元的に運用する配車管理システムが開示されている。上記システムにおけるサーバは、顧客端末において顧客により入力されて送信された顧客情報を格納し、また、営業車の位置情報を含む営業車情報を営業車端末から随時受信して格納する。そして、サーバが顧客端末からの配車要求を受信すると、顧客および営業車の位置が地図上にアイコンとして表示され、オペレータが顧客に近い営業車のアイコンを選択することにより、適切な営業車が選択されて、配車要求元の顧客の位置情報を含む顧客情報が営業車の営業車端末に通知される。
その他、特開2007−314335号公報(特許文献2)は、不特定多数の中継点に物品を納入するような物流輸送について、輸送経路の最短距離を演算する際の処理負担を軽減し、且つ処理結果を経理情報等に反映させる物流輸送管理装置が開示されている。上記従来技術では、制御プログラムのルート探索機能に基づき、地図情報から取得した道路距離を基に各経由点のうち互いに近接しているものをグループとしてまとめ、各グループの基準点を、緯度経度情報を用いて求め、各基準点でルート探索を実行しグループ間の輸送順番を決定する。そして、輸送順番が次である次グループの経由点を含めてルート探索を行い最短距離となる次グループの経由点を次のグループでの始点とし、グループ毎のルート探索で求めた各グループ内の総距離と各グループ間の距離との和を総走行距離として求め最短距離として最適経路の情報と共に最適ルートに係る情報として管理用DBに格納する。
特開2003−331394号公報 特開2007−314335号公報
"Trans Supporter"、[online]、株式会社聖亘トランスネットワーク、[平成24年8月1日検索]、インターネット<URL:http://www.torasapo.jp/>
上述したように、位置情報を地図情報と組み合わせて活用するシステムや方法が多数提案されている。一方、配車業務を検討すると、現在、配車マンは、距離的ないし時間的な制約、荷物の積載に関する制約、重量に関する制約を同時に満たすことを考慮して配車を計画するという困難なかつ煩雑な作業が求められている。したがって、現場では、配車マンの土地勘や経験によることが大きい。上記特許文献1の技術では、顧客および営業車の位置が地図上にアイコンとして表示されるため、オペレータは、各営業車の顧客との位置関係から、距離的又は時間的な制約にかなう営業者のアイコンを選択することにより、営業車が選択することができる。しかしながら、荷物の性質によっては、積載できる車種が限られていたり、混載できない組み合わせもあり、また複数の集配地を経由することから各移動車両の最大積載量を超えてしまう可能性もあり、時間および距離のみを可視化することだけでは不充分であった。また、上述した配車業務では、所定の性質を満たす複数の荷物などをまとめて配車したいという要望があるが、上記特許文献1の技術では、オペレータが顧客に近い営業車のアイコンを選択することにより営業車を選択できるものの、荷物が多数になった場合に煩雑であり、充分なものではなかった。
上述した非特許文献1の物流管理システムでも、複数の移動車両の現在位置を地図上で把握することができるものの、時間および距離のみを可視化するものであり、移動車両に対し集荷を割り当てる作業は、テーブル上から行わなければならず、充分なものではなかった。また、上記非特許文献1の技術では、一覧表から荷物を指定しなければならず、上記制限を判断しづらく、充分なものではなかった。上述した特許文献2は、その位置が互いに近接している複数の顧客を一つのグループとしてまとめて1台の営業者に配車するものであり、時間および距離のみを考慮するものであり、充分なものではなかった。
すなわち、依然として、距離的ないし時間的な制約に加えて、荷物の性質に関する制約、荷物の数量に関する制約などの荷物の属性に対する制約を考慮した配車を支援する技術が望まれていた。さらに、地図画像上での簡単な操作で、所望の荷物等をまとめてグループ化し、車両に配送作業を割り当てることができる技術が求められていた。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、本発明は、属性情報に対する制約を考慮して情報単位を選択してグループ化することを支援する情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するべく、下記特徴を有した情報選択支援システムを提供する。本情報選択支援システムは、
情報単位を、該情報単位の属性情報と、該情報単位の位置とともに管理する情報単位管理データベース手段と
端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれ情報単位を表し、所定の外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、該情報単位の位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段と、
上記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上の情報単位を特定する選択受領手段と、
上記選択された1以上の情報単位をグループ化するグループ化手段と
を含み、情報単位を選択してグループ化することを支援する。
さらに本発明によれば、端末装置とネットワークを介して通信可能な情報選択支援サーバであって、
タスク管理データベース手段からタスクと、該タスクの属性情報と、該タスクが行われる場所とを取得するタスク取得手段と、
割り当て候補管理データベース手段から、タスクを割り当てる割り当て候補と、該割り当て候補の属性情報と、該割り当て候補の位置とを取得する割り当て候補取得手段と、
端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれタスクまたは割り当て候補を表し、上記属性情報に応じた外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、場所または位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段と、
上記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上のタスクを特定する選択受領手段と、
上記選択された1以上のタスクを、管理される割り当て候補のうちの指定された候補に対し割り当てるタスク割り当て手段と
を含む、情報選択支援サーバが提供される。
また、さらに本発明によれば、上記特徴を有する情報選択支援システムで実行される情報選択支援方法、および情報選択支援サーバを実現するためのプログラムを提供することができる。
上記構成によれば、距離的ないし時間的な制約に加えて、属性情報に対する制約を考慮して情報単位を選択してグループ化することを支援することができる。さらに、地図画像を表示する画面上での簡単な操作で、所望の情報単位をまとめて選択してグループ化することができる。
本実施形態による物流管理システムの概略図。 本実施形態による物流管理サーバの機能ブロック図。 本実施形態によるモバイル端末の機能ブロック図。 本実施形態による物流端末の機能ブロック図。 本実施形態による物流管理部における運行ログ管理に関連した機能ブロック図。 本実施形態による物流管理部における新規受発注処理に関連した機能ブロック図。 物流管理DBで管理されるデータのデータ構造を示す図。 集配作業が挿入された運行ルートデータのデータ構造を例示する図。 本実施形態による物流管理部における配車支援処理に関連した機能ブロック図。 本実施形態において提供される配車画面を例示する図。 本実施形態において外観を対応付ける対応テーブルのデータ構造を示す図。 情報単位オブジェクトの外観を例示する図。 本実施形態による配車画面における選択にかかる入力操作を説明する図。 選択にかかる入力操作により、特定の移動車両を指定して、1以上の集配作業が選択された状態にある配車画面を例示する図。 本実施形態による配車支援処理を示すシーケンス図。 制限を考慮して情報単位オブジェクトの外観を変化させる処理を示すシーケンス図。 制限を考慮して情報単位オブジェクトの外観が変化した配車画面を示す図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。なお、以下の説明では、情報単位を地図画像上で表示し、情報単位のグループ化ないし割り当て候補に対するタスクの割り当てを支援するための情報選択支援システムおよび情報選択支援サーバの一例として、情報単位として荷物の集配作業および移動車両を地図画像上で表示し、物流者における運行計画の一部として移動車両に対する集配作業(タスク)の割り当てを支援するための物流管理システム、および該物流管理システムを構成する物流管理サーバを用いて説明する。
図1は、本実施形態による物流管理システム100の概略図である。物流管理システム100は、ネットワーク110を介して接続される発注端末112と、物流端末114と、物流管理サーバ116とを含み構成され、荷主が遠隔的に荷物の集配を依頼し、物流業者が荷主から依頼された荷物の集配作業を各移動車両に遠隔的に指令することを可能としている。
発注端末112は、荷主サイトに設置され、配送するべき荷物を設定して物流管理サーバ116に登録することにより、荷物の集配を依頼する。本実施形態において、用語「荷主」とは、荷物に対する権利を有する人、団体、または企業を意味する。したがって、例えば一般ユーザが、例えば通販会社で商品を購入し、通販会社が物流者に荷物の搬送を依頼する場合、「荷主」には、商品の購入者または通販会社などの仲介業者が含まれる。
物流端末114は、物流者サイトに設置され、物流管理サーバ116に対して、発注端末112からの新規な荷物の集配の依頼の有無を問い合わせ、発注端末112により依頼された荷物を集配するための運行管理および要員管理などを依頼している。本実施形態において、用語「物流者」とは、荷物の運搬を実際に行う、運送業者を意味する。
物流管理サーバ116は、物流者サイトやインターネット上に設置され、それぞれ発注端末112および物流端末114からの発注要求または運行管理要求を受領し、発注要求に基づいた運行計画の作成を支援する。物流管理サーバ116は、さらに、モバイル端末130,140から、それぞれの移動車両132,142の集配状況を、無線ネットワーク150を介した通信により取得し、略リアルタイムで集配状況の更新を行っている。本実施形態において、略リアルタイムの更新とは、定期的または不定期的に、モバイル端末130,140からその位置情報を受け取り、またステータスの変更を受け取ったタイミングで都度更新を行うことを意味する。物流管理サーバ116は、物流管理データベース(以下、DBと参照する。)120を管理しており、受注管理、各移動車両の集配状況の管理、および、運行計画作成支援を行っている。
移動車両132,142は、トラックなどの車両の他、バイク、モータ付自転車などの荷物の集配を行うことができる車両を含み、各移動車両132,142には、モバイル端末130,140が搭載されている。モバイル端末130,140は、GPS(Global Positioning System)などを利用して位置情報を取得することができ、またはGPSに代えて特定の無線通信方式における無線局の位置情報をその位置情報として取得することができる。
本実施形態における発注端末112および物流端末114は、パーソナルコンピュータやワークステーション、またはサーバコンピュータとして構成することができ、中央処理装置(CPU)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などを実装し、Windows(登録商標)、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)などの適切なオペレーティングシステム(OS)の制御の下で、オブジェクト指向プログラミング言語やレガシープログラミング言語などのプログラムを実行し、各種処理を実行するための機能手段を提供する。
本実施形態における物流管理サーバ116も同様に、パーソナルコンピュータやワークステーション、またはサーバコンピュータから構成することができ、Windows(登録商標)200x、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)といったOSの制御下で動作するサーバプログラムを実装する。物流管理サーバ116は、上述した処理を実行するためにWEBサーバおよびFTP(File Transfer Protocol)サーバとして機能し、さらに、リレーショナルデータベース(RDB)やオブジェクト指向データベース(OODB)を搭載し、物流に関連するデータ取得要求を処理し、発注端末112、物流端末114およびモバイル端末130、140に対して情報を提供する。
本実施形態におけるモバイル端末130,140は、これまで知られたいかなる端末、例えばカーナビ装置、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ミニノートコンピュータ、iPhone(登録商標)やAndroid(登録商標)などのスマートフォン、iPad(登録商標)などのタブレット型コンピュータを利用して実装することができる。モバイル端末130,140は、Windows(登録商標)CE、Windows(登録商標)RT、Android(登録商標)、iOS(登録商標)、などの適切なOSの下で、時刻情報や位置情報などを取得し、無線ネットワーク150を介して定期的に取得した情報を物流管理サーバ116に送付することができる。
本実施形態におけるネットワーク110は、インターネットなどのIP(Internet Protocol)ネットワークであり、無線ネットワーク150は、種々の通信方式の通信基盤を利用することができ、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.xなどの規格で規定される無線通信、Bluetooth(登録商標)、FOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access)、ハイスピードFOMA、PHS(Personal Handy-phone System)、LTE(Long Term Evolution)などの次世代高速無線通信方式といった通信方式またはその他の移動体通信方式を利用して構成することができる。
図2は、本実施形態による物流管理サーバ116の機能ブロックを示す図である。物流管理サーバ116は、上述したようにWEBサーバ機能やFTPサーバ機能を実装しており、ネットワーク・インタフェース210を介して、ネットワーク110から各種情報および要求を受領し、処理するよう構成されている。
物流管理サーバ116は、より詳細には、物流管理部220を備える。物流管理部220は、本実施形態では、フロントエンドサーバの機能を有しており、発注端末112からの発注要求を受領して、物流管理DB120に荷物の集配の依頼を登録する。物流管理部220は、また、発注端末から受領した荷物の集配の依頼に対応して、物流端末114からのアクセスに応じて、物流者の集配資源情報を参照して運行計画作成を支援し、作成された運行計画を物流管理DB120に登録し、管理する。物流管理部220は、さらに、移動車両132、142に搭載されるモバイル端末130,140から送付される位置情報や時刻情報などを受領して、物流管理DB120内の特定の移動車両の現在情報を更新する。
物流管理部220は、特定の移動車両の現在情報の問合わせを受領すると、物流管理DB120から該移動車両の現在位置を検索して、検索された現在位置情報を問い合わせ元に渡す。また、物流管理部220は、発注端末112からの荷物の現状問合わせ要求を受領すると、問合わせを受けた発注者の荷物を搬送している運搬車両の最新の荷物配送状況を物流管理DB120で検索し、発注端末112に対して最新の荷物配送状況を提供する。
物流管理サーバ116は、さらに、データアクセス部230を備える。データアクセス部230は、RDBやOODBに対するデータの登録や検索、検索結果の作成などを行う処理部であり、SQLなどのパーザを含んで実装され、作成されたクエリ文を解析し、各データベースに対するデータ追加、検索結果生成、データ削除、データ更新などの処理を可能としている。データは、データアクセス部230およびストレージ・インタフェース232を介してハードディスク装置(図示せず)などにデータベースのデータとして格納される。
なお、図2に示した物流管理サーバ116の機能は、サーバプログラムの実行により単一内でのサーバの機能手段として実装することができる。あるいは、他の実施形態では、分離された各機能(例えば、運行、動態および発注の各機能)に専用化したアプライアンスサーバとして実装し、複数のアプライアンスサーバ各々をイーサネット(登録商標)などにより相互接続したサーバネットワークとして構成することもできる。さらに、図2に示す物流管理サーバ116の機能は、クラウド・コンピューティング基盤など、複数のコンピュータ・システムから構成されるコンピューティング基盤上に構成することができる。
図3は、本実施形態によるモバイル端末130,140の機能ブロックを示す。以下、モバイル端末130を代表として参照して説明する。図3に示すように、モバイル端末130は、無線ネットワーク150およびネットワーク110を介して、物流管理サーバ116の物流管理部220との間でデータ送受信を行っている。データ送受信は、例えば、FTPプロトコルやHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルを使用して行うことができる。モバイル端末130は、無線ネットワーク・インタフェース242を備えており、適切な通信方式およびプロトコルの下で、物流管理部220に対して、移動車両の最新の位置情報、時刻情報、ステータス変更などを送付する。
さらにモバイル端末130は、運送業務を実行するためのアプリケーション244と、GPSアプリケーション246と、GPSモジュール248とを含んでいる。アプリケーション244は、定期的にGPSモジュール248を起動して、緯度、経度といった位置情報を取得し、取得した時刻を時刻情報としてパケットにカプセル化する。モバイル端末130が作成したパケットは、無線ネットワーク150およびネットワーク110を経由して物流管理サーバ116のネットワーク・インタフェース210により抽出され、物流管理部220に渡される。物流管理部220は、UID(User IDentifier)などのモバイル端末をネットワーク上で固有に識別する値を取得し、取得したモバイル端末IDを使用してデータアクセス部230に対して物流管理DB120の検索を依頼し、モバイル端末IDが割り当てられた移動車両を識別し、該当する移動車両の現在情報の値を更新する。
さらに、モバイル端末130は、その機能ブロックとして、API(Application Program Interface)250およびOS252を備えていて、OS252や外付け機器(図示せず)からの割り込み要求に対応している。モバイル端末130は、さらに、デバイスドライバ254を備えていて、ハードウェア層(HDW)256に対する制御を可能としている。モバイル端末130は、それ自体が通信機能を備えていても良いし、USBなどのバスを介して無線通信手段が接続されていてもよい。
図4は、本実施形態による物流端末114の機能ブロックを示す。物流端末114は、ネットワーク・インタフェース260と、GUI制御部262と、ブラウザ264とを含んでいる。さらに、物流端末114は、OS266と、デバイスドライバ268と、ハードウェア(HDW)270とを含んでいて、各部の制御および外付け装置の制御などを可能としている。ネットワーク・インタフェース260は、物流端末114が作成した要求を、要求パケットとしてカプセル化し、ネットワーク110へと送出する。要求パケットは、物流管理サーバ116側のネットワーク・インタフェース210により抽出されて、物流管理部220に渡される。
物流端末114は、物流管理サーバ116に対して、運行計画の作成支援を依頼する。物流管理サーバ116は、当該物流端末114からの運行計画作成支援の依頼を受領すると、物流者のアクセス権限を認証し、認証後、物流者が利用可能な移動車両や運転者などの資源を割り当てるためのウェブページを物流端末114に送付し、運行計画作成を支援する。物流端末114から運行計画を受領すると、物流管理サーバ116は、受領した運行計画を物流管理DB120に登録する。そして、物流管理サーバ116は、適切なタイミングで特定のモバイル端末130のための運行ルートデータを作成し、作成した運行ルートデータを該当するモバイル端末130に送付し、移動車両および運転者によるモバイル端末130を利用した集配業務を可能としている。
本実施形態において運行ルートは、集配業務における出発地から1以上の経由地を経て目的地までを結んだ経路をいう。各場所は、緯度および経度によって表現される。各場所に対しては、さらに、荷役、休憩、業務開始、業務終了などの作業が関連付けられる。荷役としては、荷物を積み込む作業、荷物を積み降ろす作業などを挙げることができる。以下、荷物を積み込む場所を積込地と参照し、荷物を積み降ろす場所を積降先と参照する。移動車両および運転者は、自身に割り当てられた運行ルートデータに基づき、結ばれる場所を巡行し、各場所において所定の作業を実施する。また、運行ルートに沿った移動中の任意のタイミングで、移動車両の位置情報および時刻情報が物流管理サーバ116に通知され、また目的地点への到着、作業の開始、作業の終了、目的地点からの出発などの各イベント毎に、運転者は、モバイル端末130を操作してステータス変更を物流管理サーバ116に報告する。これにより、物流管理サーバ116において、運転者および移動車両の運行実績が管理される。詳細は後述するが、運行ルートデータは、図8に示すようなデータ構造を有することができる。
図5は、本実施形態による物流管理部220における運行ログ管理に関連した機能ブロックを示す。物流管理部220は、モバイル端末130の位置情報を、その時刻情報に対応付けて取得し、物流管理DB120に登録することで、集配業務の管理を行う。物流管理部220は、通信インタフェース300と、運行ログ受領部302とを含む。通信インタフェース300は、ネットワーク・インタフェースおよびソケットインタフェースといったソフトウェアおよびハードウェア機能を総合して参照する機能部であり、物流管理部220と、モバイル端末130との間のネットワーク110を介したデータトランザクションを可能とさせている。
運行ログ受領部302は、モバイル端末130からの運行ログを受領する機能を有する。モバイル端末130は、上述したように、定期的に運行ログ送付バッチプログラムを起動させ、位置情報の取得および現在の時刻情報を取得し、取得した位置情報および時刻情報を運行ログ受領部302に宛てて送付している。また、運転者の操作に応答して、位置情報および時刻情報とともにステータス変更を運行ログ受領部302に宛てて送付している。位置情報および時刻情報は、例えば、{実経度,実緯度,日時}を対応付けたデータセットとして構成され、運行ログ受領部302は、所定の記憶領域に格納する。また、ステータス情報も、例えば{実経度,実緯度,日時、番号、変更後のステータス}などの形のデータセットとして構成される。
物流管理部220は、さらに、運行ログ監視部304と、運行ログテーブル管理部306とを含み構成される。運行ログ監視部304は、特定の実施形態では、ポーリングをして、特定の記憶領域にデータが存在するか否かを判断し、新規データの受領を判断する。運行ログテーブル管理部306は、運行ログ監視部304が新たな運行ログデータを受領したと判断した場合、新たな運行ログデータを取得し、データアクセス部230に対し、物流管理DB120のエントリ項目を更新させている。そして、処理後の運行ログ受領部302の内容は、物流管理DB120の更新が完了した時点で削除される。運行ログテーブル管理部306は、受領した運行ログを、データアクセス部230がアクセス可能な適切な形式にデコードおよびコンバートする機能を提供する。
図6は、本実施形態による物流管理部220における受発注に関連した機能ブロックを示す。なお、発注端末112は、図4に示した物流端末114と同様の構成を備えている。本実施形態による物流管理部220は、通信インタフェース300を介して、ソケット通信を使用して発注端末112との間でネットワーク110を介したデータ送受信を実行する。物流管理部220は、新規発注受領部308を含む。新規発注受領部308は発注端末112から送付される新規な発注を、通信インタフェース300を介して受領し、特定の実施形態では、所定の期間新規発注を格納部に蓄積する。そして、新規発注受領部308は、所定の期間経過後にデータアクセス部230を呼び出して物流管理DB120に格納し、運行計画の作成処理に処理を渡している。
物流管理サーバ116は、発注端末112から送付される発注要求パケットを受領して解析し、送信元IPアドレスや、ユーザIDまたはパスワードなどから、固有の荷主識別値(以下、荷主IDとして参照する。)を識別する。荷主IDが識別されると、発注管理部230は、荷主IDを検索キーとしてSQL文にセットし、データアクセス部230に渡す。データアクセス部230は、物流管理DB120にアクセスし、当該荷主IDの新規レコードに追加する。その後、適切なタイミングで、新規受注に対応する運行計画の作成および運行計画に従った動態管理が行われる。なお、運行計画の作成は、2態様で行われ、(1)業務開始時における当日の運行計画の作成および(2)業務中での追加の集配作業の追加による運行計画の変更である。
以下、図7および図8を参照し、本実施形態において物流管理DB120で管理されるデータについて説明する。図7(A)、(B)および(C)は、物流管理DB120で管理されるデータのデータ構造を示す。図7(A)は、移動車両132,142を管理する移動車両管理テーブルを例示する。移動車両管理テーブルは、各移動車両の車両IDと、車両名と、車種固有の最大積載量、現積載量と、車種固有の性質を表す属性情報と、移動車両が搭載するモバイル端末130,140の端末IDと、移動車両に搭乗している運転者の運転者IDとを含むレコードとからなる。最大積載量は、移動車両が引受可能な荷物の最大数量を表す属性情報であり、現積載量は、現在引受済みの荷物の数量を表す属性情報であり、本実施形態では、ともに重量の単位を有するものとする。現積載量は、上述した動態管理により、各移動車両の運行計画の履行状況を管理することにより略リアルタイムに更新される。最大積載量および現積載量から現在の積載率(=現積載量/最大積載量)、残積載量(=最大積載量−現積載量)、空積率(=残積載量/最大積載量)を計算することができる。
車種固有の性質を表す属性情報は、通常の車両であるか、冷凍車であるか、冷蔵車であるか、チルド車であるかなど、車両が備える設備により対応可能な荷物の種類を表したり、ユニック車(クレーンを備える車両)であるか、ゲート車(昇降機を備える車両)であるか、ウィング車(コンテナ側面が開閉可能な車両)であるか、美術品や精密機械を運搬するための特別なサスペンションを装備した車両であるかなど、車両が備える設備により対応可能な荷物の荷役の方法を表すものである。
図7(B)は、モバイル端末130、140と、最新の現在位置とを対応付ける端末管理テーブルを示す。端末管理テーブルは、端末IDと、実緯度および実経度からなる最新の現在位置と、業務中であるか否かなどのステータスを表す属性情報とを含む。現在位置は、上述した動態管理により、運行ログとして通知される時刻情報および位置情報を取得することにより略リアルタイムに更新され、ステータスも、ステータス通知に基づいて略リアルタイムに更新される。図7(A)および(B)を合わせることにより、特定のモバイル端末を搭載している移動車両の現在位置、ステータスおよび現積載量が管理される。
図7(C)は、発注端末112から発注された未割り当ての荷物の集配作業の依頼を管理するための集配作業依頼管理テーブルを示す。集配作業依頼管理テーブルは、依頼を固有に識別する受付番号と、荷主IDと、集配作業内容とを含むレコードからなる。集配作業内容としては、積込日、積込地、積込住所(住所に代えて緯度および経度でもよい。)、積降日、積降時間、積降先、積降住所(上記と同様。)、品名、荷物の数量および荷物の性質とが含まれる。荷物の数量は、本実施形態では、重量の単位を有する属性情報であり、荷物の性質は、要冷蔵、要冷凍、要チルド、危険物、薬品、ガス類などの荷物の取り扱いを規定したり、クレーン要、昇降機要、側面開閉要、特別なサスペンション要などの荷役の方法を規定したりする属性情報である。なお、集配作業は、積み込み作業および積み降ろし作業の両方が設定され得るが、集配作業の管理方法としては、積み込み作業および積み降ろし作業を組にしてひとつの集配作業として管理する態様としてもよいし、積み込み作業および積み降ろし作業をそれぞれ別の集配作業として、これらの組を関連付けて管理する態様としてもよい。
図8、各移動車両の運行計画および運行実績を管理するデータ構造を例示する図である。なお、運行ルートデータは、例示の実施形態では、計画および実績の両方を含むものとされている。図8に示す運行ルートデータは、特定の端末IDのモバイル端末について、出発地、中継地および目的地に対応する各地点の作業をレコードとして、巡行する順にソートされたテーブルである。図8に示す運行ルートデータは、番号と、作業名と、現場名称と、開始予定時刻と、終了予定時刻と、開始時刻と、終了時刻と、住所(または座標)と、受付番号と、荷物情報とを含む。なお、図8に示す例示において、3番目のレコードまでは、運転者によるモバイル端末130の操作により、ステータス変更が既に報告され、作業の完了が記録されている。
上述した物流管理DB120は、本実施形態における情報単位管理データベース手段であり、上述したようなデータを管理することによって配車業務を支援するための基礎となる情報が集められる。以下、図9〜図17を参照しながら、本実施形態による、荷物の集配作業および移動車両を地図画像上で表示し、移動車両に対し集配作業を割り当てる配車業務を支援する配車支援機能について説明する。図9は、本実施形態による物流管理システム100における配車支援機能に関連する機能ブロックを示す。図9に示す機能ブロックは、物流管理サーバ116の物流管理部220が備える機能部300〜320と、物流端末114が備える機能部350,352とを含む。
物流管理部220は、通信インタフェース300と、配車画面提供部310と、情報表示データ提供部312と、選択受領部314と、集配作業割り当て部316とを含み構成される。なお、説明する実施形態では、物流管理部220が備える機能部310〜320は、Webサーバ機能の一部として実装される。また、説明する実施形態では、物流端末114は、通信インタフェース350と、ブラウザ352とを備え、オペレータからのURLの指定などの入力操作に応答して、物流管理サーバ116に対し、配車支援要求(集配作業の割り当て支援要求)にかかるHTTPリクエストを送信する。
配車画面提供部310は、物流端末114から配車支援要求にかかるHTTPリクエストを受け付け、荷物の集配作業および移動車両を地図画像上で表示し、移動車両に対する集配作業の割り当てを支援するための配車画面のHTML(HyperText Markup Language)データを、通信インタフェース300を介してHTTPレスポンスとして物流端末114に送信する。物流端末114は、物流管理サーバ116からHTTPレスポンスとして提供されるHTMLデータに基づいて、配車画面のウェブページをブラウザ画面上に表示する。物流端末114は、さらに、配車画面に対するオペレータが行った操作に応答して、またはウェブページに規定されるイベントの発生に応じて、適宜、物流管理サーバ116や外部の地図サービスにHTTPリクエストを送信することができる。特定の実施形態では、地図情報については、外部の地図サービスから、XMLHttpRequestやGXmlHttpなどのAPIを使用して、地図画像などの情報提供を非同期に受けることができる。
情報表示データ提供部312は、XMLHttpRequestなどに基づく物流端末114からの非同期HTTPリクエストに応答して、物流管理DB120に問い合わせを行い、情報表示データを生成し、物流端末114に対し情報表示データを送信する。情報表示データは、物流端末114上で表示される配車画面において、それぞれ集配作業および移動車両などの情報単位を表す情報単位オブジェクトを地図画像上に配置して表示させるためのデータである。情報単位オブジェクトは、それぞれ、集配作業の場所または移動車両の位置に応じた地図画像上の位置に配置され、集配作業または移動車両に関連付けられた属性情報に応じた外観を有する。したがって、情報表示データは、情報単位の座標情報、情報単位の属性情報、情報単位の外観を規定する情報などを含んで構成される。
特定の実施形態では、物流端末114は、非同期に、物流管理サーバ116に対して、現在の地図の表示範囲に関する情報単位の情報を求めるHTTPリクエストを送信し、HTTPレスポンスとして受信した情報表示データに基づいて、情報単位オブジェクトを地図画像上に重ねて表示させる。これによって、物流管理サーバ116によって管理される集配作業および移動車両に関する情報が地図上に可視化される。つまり、配車画面は、配車画面提供部310が提供する画面データと、該画面データ内に利用が定義されている地図情報サービスからの地図情報データと、情報表示データ提供部312が提供する情報表示データとから構築される。
図10は、本実施形態による配車画面を例示する図である。図10に示す配車画面400は、配車確定ボタン402と、選択解除ボタン404と、選択した集配作業を指示する移動車両を指定するための車両選択ペイン410と、依頼された集配作業の一覧を表示する集配作業表示ペイン420と、情報単位オブジェクトが地図画像上に重ねて表示される地図表示ペイン430とを含み構成される。車両選択ペイン410は、物流業者が管理する、集配作業を割り当てる候補となる移動車両のアイコン412a,412b,412o,412pを表示し、これから集配作業を割り当てようとしている移動車両の指定を受け付ける。集配作業表示ペイン420は、図7(C)で管理される集配作業依頼管理テーブルに基づき、未割り当ての集配作業を一覧表示するとともに、一覧表を用いた集配作業の割り当てを可能としている。
地図表示ペイン430は、特定の範囲の地図画像を表示するとともに、該範囲内において作業の場所が設定された集配作業、および特定の範囲内に現在位置する移動車両を情報単位として、情報単位オブジェクトを地図画像上に重ねて表示させている。図10に例示する地図表示ペイン430には、それぞれ未割り当ての集配作業を表す複数の荷物マーカ432a〜432eと、それぞれ現在業務中の移動車両を表す車両マーカ434a,434bとが示されている。荷物マーカ432および車両マーカ434は、それぞれ、情報単位オブジェクトであり、吹き出しやマークを表現するアイコン画像や図形オブジェクトなどの1以上の表示オブジェクトから構成される。
荷物マーカ432と、車両マーカ434とは、互いにユーザが識別可能な外観(appearance)を有するとともに、集配作業の属性情報はたは移動車両の属性情報に応じて外観も変化するように構成されている。また、集配作業に対しては、荷物を積み込む積込地および荷物を積み降ろす積降先からなる複数の場所が設定され得る。そこで、図10において、積込地が白地のマーカ(例えば432b〜432e)で示され、積降先が灰色地のマーカ(例えば432a)で示されているように、集配作業については、集配作業の種類(積み込み、積み降ろし、中継積み込み、中継積み卸しなど)に応じて異ならせてもよい。また、積み込みにかかる集配作業、積み降しにかかる集配作業、および移動車両からなる各種類の情報単位オブジェクト毎に表示および非表示を切り替えられるよう構成されてもよい。
さらに、荷物マーカ432および車両マーカ434は、それぞれが表す集配作業および移動車両に関連付けられる数量または性質を表す属性情報に基づいて、数量または性質を視覚的に表現する外観を有することができる。図11は、本実施形態において、数量または性質を視覚的に表現する外観を実現するために、情報表示データ提供部312が管理している対応テーブルを例示する。図11(A)は、移動車両の車種(最大積載量および搭載設備の組み合わせに対応する。)を、ユーザが認識しやすいように視覚的に異なるマーカ画像に対応付ける対応テーブルを例示する。図11(A)に示す対応テーブルによれば、例えば「2t車(ノーマル)」および「4t車(ノーマル)」に対して、両者で最大積載量が異なることを識別可能とする各画像の保存位置を対応付けたり、「2t車(ノーマル)」および「2t車(冷凍車)」に対して、両者で対応可能な荷物の性質が異なることを識別可能とする各画像の保存位置を対応付けたりすることができる。ひいては、地図画像上に重ね合わせる車両マーカを、その車両固有の数量や性質を表す属性情報に応じた外観とすることができる。
図11(B)は、車両マーカ434が表す移動車両の現在の積載率と、該積載率を視覚的に表現するアイコン画像とを対応付ける対応テーブルを例示する。図11(B)に示す対応テーブルは、積載率の範囲毎に異なるアイコン画像を対応付けるものである。図11(B)に示す対応テーブルによれば、現在の積載状態を識別可能とする各画像の保存位置を対応付けることができ、ひいては、地図画像上に重ね合わせる車両マーカを、その時々刻々と変化する数量を表す属性情報に応じた外観とすることができる。
図11(C)は、荷物マーカ432が表す集配作業における荷物の量および性質を、ユーザが認識しやすいように視覚的に異なるマーカ画像に対応付ける対応テーブルを例示する。図11(C)に示す対応テーブルは、荷物の種類および荷物の重量の範囲の組み合わせに対して、マーカ画像を対応付けており、特定の種類の特定の重量を有する集配作業に対して特定のマーカ画像を対応付ける。図11(C)に示す対応テーブルによれば、集配作業にかかる荷物の数量および荷物の種類を共に識別可能とする各画像の保存位置を対応付けることができ、ひいては、地図画像上に重ね合わせる荷物マーカを、その数量および性質を表す属性情報に応じた外観とすることができる。
図12は、図11に示したような対応テーブルに基づいて、物流端末114において地図画像上に重ねられるマーカの外観を例示するものである。図12(A)〜(D)は、車両マーカの外観を例示する。図12(A)は、積載率0%のチルド車(2t)を表現する車両マーカ450Aの外観を表す。図12(A)に示す車両マーカ450Aは、2000kgの最大積載量を表現するトラックのイラスト456と、チルド車であることを表現するマーク452とからなるアイコン画像に対し、積載率0%を表現するアイコン画像454を合成した外観を有する。図12(B)は、同様に、積載率100%の4t車(ノーマル)を表現する車両マーカ450Bの外観を表す。同様に、図12(C)は、積載率20%以下の2t車(冷蔵車)を表現する車両マーカ450Cの外観を表し、図12(D)は、積載率60%以下の4t車(冷凍車)を表現する車両マーカ450Dの外観を表す。
図12(E)〜(G)は、積み込むべき荷物を表す荷物マーカの外観を例示し、図12(H)〜(J)は、積み降ろすべき荷物を表す荷物マーカの外観を例示する。図12(E)は、200kg以下の普通の荷物を表現する荷物マーカ460Eの外観を表す。図12(E)に示す荷物マーカ460Eは、積込地であることを表す白の背景色462Eを有し、200kg以下の荷物であることを表現する荷物のイラスト464Eと、普通の荷物であることを表現するマーク466Eとからなるアイコン画像を有する。同様に、図12(F)は、600kg以下の要チルドである荷物を表現する荷物マーカ460Fの外観を表し、図12(G)は、1000kg以下の要冷蔵である荷物を表現する荷物マーカ460Gの外観を表す。図12(H)は、400kg以下の危険物である荷物を表現する荷物マーカ460Hの外観を表す。図12(H)に示す荷物マーカ460Hは、積降先であることを表す灰色の背景色462Hを有し、400kg以下の荷物であることを表現する荷物のイラスト464Hと、危険物の荷物であることを表現するマーク466Hとからなるアイコン画像を有する。同様に、図12(I)は、100kg以下の薬品である荷物を表現する荷物マーカ460Iの外観を表し、図12(J)は、50kg以下の要冷凍である荷物を表現する荷物マーカ460Jの外観を表す。
なお、地図画像上に重ねられる情報単位オブジェクト432,434は、上記例示した外観に限定されるものではなく、情報単位の種類(積み込み作業、積み降ろし作業および移動車両の別)、その位置、およびその属性情報に応じて種々の態様で外観を変化させることができる。外観は、情報単位オブジェクトを構成する1以上の表示オブジェクトの書式(形状(丸、四角、三角など)、塗りつぶす色、囲み枠の色、囲み枠の線種、囲み枠の太さ、含まれる文字の色、文字のサイズ、含まれるアイコン画像、表示パターン(点滅など))などによって表現することができる。例えば、より簡便には、積込地を緑などの所定の色のマーカとし、積降地を赤などの所定の色のマーカとすることができる。
図10に示したような地図表示ペイン430において、マウス等の入力デバイスを用いたオペレータの操作が行われると、オペレータが行った操作に対応するイベント発生に応答して、物流管理サーバ116に選択操作情報を含むHTTPリクエストが送信される。再び図9を参照すると、選択受領部314は、物流端末114からの地図表示ペイン430に対する入力操作に基づくHTTPリクエストを受け取り、地図表示ペイン430上で選択された1以上の情報単位を特定する。
車両選択ペイン410で指定した、あるいは地図表示ペイン430上で指定した移動車両に対して集配作業を割り当てる処理を行う際は、選択受領部314は、1以上の集配作業を特定する。入力操作としては、好適には、図13に示すように、複数の荷物マーカ432a〜432eが表示された地図表示ペイン430上で、マウスを用いてドラッグしたり、2点をクリックしたりすることによって、始点から終点で規定される矩形領域470を画定し、所望の集配作業にかかる荷物マーカ432b〜432dを矩形領域470内に収めて、表示された登録ボタン472をクリックする入力操作を挙げることができる。
他の好適な実施形態では、地図上の複数点間を連続してクリックすることにより多角形領域を画定し、あるいは、地図画像上でマウスを連続して移動させてマウスの軌跡で描く図形領域を画定し、所望の集配作業にかかる荷物マーカ432b〜432dが選択領域内に収めて登録ボタン472をクリックする入力操作を採用してもよい。さらに、上述した選択領域の設定は、該選択領域を表している図形オブジェクトの辺、頂点を移動させたり、中心をドラッグすることによって、該図形オブジェクトを移動、拡大縮小、変形することによって変更することもできる。さらに他の実施形態では、コントロールキーなどと組み合わせて、所望の荷物マーカ432を連続してクリックすることにより、所望の集配作業を個別的に選択する入力操作としてもよい。
なお、上記入力操作に応答して物流管理サーバ116に伝達される選択操作情報は、上述した地図画像上の選択領域を規定する複数点の座標情報として、物流管理サーバ116に伝達される態様とすることができる。上記態様では、物流管理サーバ116側では、伝達された座標情報を用いて、選択領域内に作業の場所が位置している集配作業を物流管理DB120から抽出し、選択された1以上の集配作業を特定することができる。あるいは他の実施形態では、物流端末114のブラウザ352側で、選択領域に含まれる集配作業を識別する識別情報を抽出し、物流管理サーバ116に伝達する態様としてもよい。この場合は、物流管理サーバ116側では、伝達された識別情報を用いて選択された1以上の集配作業が特定される。なお、集配作業には、積み込み作業および積み降ろし作業の組で登録され得るが、選択領域に一方の場所が含まれる積み込み作業および積み降ろし作業の組をまとめて特定してもよいし、積み込み作業および積み降ろし作業のうちの選択領域に場所が含まれる集配作業のみを特定してもよい。
図14は、上記選択にかかる入力操作により、特定の移動車両を指定して、1以上の集配作業が選択された状態にある配車画面を例示する図である。図14に示すように、好適な実施形態では、特定の移動車両414を指定して選択された1以上の集配作業に対応する荷物マーカ432に対し、指定された移動車両414に対応して異なる色の枠438b〜438dを設定したり、異なるカラーラベルを付すなどの修飾を施すことができる。これによって、配車を確定する前に、複数の移動車両に対してそれぞれ1以上の集配作業を割り当て、集配作業をグループ化し、複数の移動車両に対して一括で集配作業を割り当てることが可能となる。また、地図表示ペイン430における選択状態に対応して、集配作業表示ペイン420においても、対応する集配作業のレコード422がハイライトされる。あるいは、集配作業表示ペイン420において、選択された集配作業のレコード422のみを絞り込んで表示する態様としてもよい。
上述までの地図表示ペイン430における集配作業の選択処理は、配車画面の画面データ中に、所定の入力操作に応じて、選択にかかる1以上の集配作業を特定するための情報を物流管理サーバ116に送付し、物流管理サーバ116から受信したデータに応じて表示を変更する命令を記載することによって実現することができる。
図10に示す配車画面400において、特定の移動車両を指定して集配作業がグループ化された状態で、配車確定ボタン402がクリックされると、物流管理サーバ116は、物流端末114からの該入力操作に基づく配車確定指示が含まれるHTTPリクエストを受け取る。再び図9を参照すると、集配作業割り当て部316は、該リクエストに応答して、移動車両を指定して選択された1以上の集配作業をグループ化し、グループ化された各集配作業を指定した各移動車両に対し割り当てて、物流管理DB120に対して登録を行う。これにより、図8に示すような指定した移動車両の運行ルートデータに対し、選択された1以上の集配作業にかかる新たなレコードが追加されることになる。また、集配作業を選択した状態であっても、選択解除ボタン404がクリックされると、選択状態が解除される。
以下、図15を参照して、本実施形態による配車支援処理について詳細を説明する。図15は、本実施形態による配車支援処理を示すシーケンス図である。図15に示す処理は、ステップS101で、物流端末114のブラウザ352が、URLを指定して配車画面取得要求を物流管理サーバ116に対して送信することによって開始される。ステップS101における物流端末114からの配車画面取得要求に応答して、配車画面提供部310は、配車画面を規定するHTMLデータを応答する。
ステップS102では、ブラウザ352は、上記受信した応答に含まれるHTMLデータに従って、車両選択ペイン410と、集配作業表示ペイン420と、地図表示ペイン430とからなる配車画面400の基本部分を表示させる。ステップS103では、ブラウザ352は、HTMLデータに従って、地図情報サービスのAPIを利用して地図画像を取得し、地図表示ペイン430内に地図画像を表示させる。ステップS104では、ブラウザ352は、HTMLデータに従って、本物流管理サーバ116に対し、現在表示している地図の範囲を示す情報(中心緯度、中心経度および縮尺など)を渡して、該地図の範囲内に位置する情報単位の要求を発行する。
ステップS104における物流端末114からの情報単位要求に応答して、ステップS105では、情報表示データ提供部312は、物流管理DB120から、図7(C)に示す集配作業依頼管理テーブルの未割り当ての集配作業のすべてのレコードの中から、該地図の範囲内に積込住所または積降先住所が設定された集配作業のレコードを取得し、さらに、図7(A)および(B)に示すテーブルの業務中の移動車両のレコードから、該地図の範囲内に現在位置している移動車両(モバイル端末)のレコードを取得する。ステップS106では、情報表示データ提供部312は、図11に例示したような対応テーブルを参照して、集配作業および移動車両の各情報単位に対して外観を表す情報(URL情報など)を設定して情報表示データを生成し、物流端末114に応答する。情報表示データを受信した物流端末114では、ステップS107で、ブラウザ352は、それぞれ集配作業および移動車両を表す情報単位オブジェクト(荷物マーカおよび車両マーカ)を、設定された外観で地図画像上へ重ね合わせて表示させる。ステップS104〜ステップS107の処理は、例えば地図の表示範囲が移動する毎に、物流端末114のオペレータからの更新指示を受けるごとに、あるいは定期的に繰り返され、その都度最新の情報が表示される。
ステップS108で、オペレータからの車両選択ペイン410または地図表示ペイン430を介した車両指定を受け付け、ステップS109で、さらに、選択領域の指定などによる選択操作を受け付けると、ブラウザ352は、ステップS110で、物流管理サーバ116に対して、地図表示ペイン430に対する入力操作に基づく選択操作情報を送信する。ここでは、矩形領域を画定する2点の座標情報が選択操作情報として物流管理サーバ116に伝達されるものとして説明する。選択操作情報を受信した物流管理サーバ116では、ステップS111では、選択受領部314は、物流管理DB120に問い合わせを行って、図7(C)に示す集配作業依頼管理テーブルの未割り当ての集配作業のすべてのレコードの中から、2点の座標情報で画定される矩形領域内に積込住所または積降先住所が設定された集配作業のレコードを取得する。ステップS112では、選択受領部314は、取得した集配作業のレコードから、上記選択操作により選択された1以上の集配作業を特定し、選択状態を保持し、選択を受領した旨をブラウザ352に応答する。ステップS113では、ブラウザ352は、物流管理サーバ116からの受領応答を受け取り、選択された荷物マーカの枠の太さや色を変更するなどの修飾を施して画面上に選択状態を反映させる。
ステップS114で、オペレータからの配車確定ボタン402のクリックなどによる配車確定の指示を受け付けると、ステップS115で、ブラウザ352は、配車確定要求を物流管理サーバ116に送信する。配車確定要求を受信した物流管理サーバ116では、ステップS115で、集配作業割り当て部316は、指定された移動車両に対し、選択された1以上の集配作業を割り当てるよう、物流管理DB120の指定の移動車両の運行ルートデータに対し追加の集配作業にかかるレコードを登録し、ブラウザ352にその旨を応答する。ステップS117では、ブラウザ352は、集配作業の割り当てが確定した状態を表示画面上で表示し、本処理を終了させる。なお、確定された運行ルートデータは、その後、対応する移動車両に伝達され、移動車両の運転者により了承の操作が行われた後、運行ルートが実際に反映され、これによって、以後、新しい運行ルートによる集配作業が行われることになる。
以下、本実施形態における配車支援画面における付加的な機能について、さらに図9、図16および図17を参照しながら説明する。以下に説明する付加的な機能では、選択された1以上の集配作業との関係に応じて、地図画像上に表示される車両マーカまたは荷物マーカ各々の外観を変化させることができる。図9に示す物流管理部220は、かかる外観の変化を生み出すために、さらに、制限判定部318と、所要時間計算部320とを含み構成することができる。
制限判定部318は、(1)選択された集配作業を各移動車両に割り当てた場合に、各移動車両の積載量が最大積載量を超えることになるか、(2)選択された集配作業の荷物を各移動車両が取り扱うことができるか、(3)選択された集配作業にかかる荷物と、各集配作業にかかる荷物とが混載される組み合わせが適切であるかを判定するための手段である。
制限判定部318は、より具体的には、選択された集配作業の位置、該集配作業の荷物の数量、および該集配作業の荷物の性質のうちの少なくとも1つと、移動車両の位置、該移動車両が引き受け可能な荷物の残りの数量を表す残積載量、該移動車両が引き受け可能な荷物の性質および他の集配作業の荷物の性質のうちの少なくとも1つとを比較して、所定の基準を満たす移動車両または集配作業を抽出する。そして、基準を満たす移動車両を表す車両マーカまたは集配作業を表す荷物マーカの外観を、前記基準を満たさない車両マーカまたは荷物マーカから識別可能に異ならせることができる。
上記所定の基準は、例えば、抽出する移動車両が、選択された1以上の集配作業の合計数量以上の引き受け可能な残積載量を有するか否かという基準とすることができる。この基準を用いることにより、選択された1以上の集配作業を積載量の観点から引受可能な移動車両が抽出され、引受可能な移動車両を引受不可能な移動車両と異なる外観を設定することにより、引受不可能な移動車両と差別して表示することができる。さらに、上記基準と組み合わせて、または上記基準に代えて、抽出する移動車両が、選択された1以上の集配作業の荷物の性質と一致する引き受け可能な設備を有しているか否かのという基準とすることができる。この基準を用いることにより、選択された1以上の集配作業を、搭載する設備の観点から引受可能な移動車両を抽出し、引受不可能な移動車両と差別化して表示することができる。
さらに、上記所定の基準は、抽出する移動車両が、選択された集配作業の場所に基づく距離、時間およびコストの少なくとも1つの評価の程度に関する基準とすることができる。この基準を用いることにより、選択された1以上の集配作業を、距離、時間およびコストの少なくとも1つの観点から、最も評価が高い移動車両や、評価が高い上位Nの移動車両を抽出し、他の不適切な移動車両と差別化して表示することができる。さらに、上記所定の基準は、抽出する集配作業が、選択された1以上の集配作業の荷物の性質と混載可能な荷物にかかるものであるか否かのという基準とすることができる。この基準を用いることにより、選択された集配作業と混載可能な荷物にかかる他の集配作業を抽出し、混載不可能な集配作業から差別化して表示することができる。
所要時間計算部320は、各移動車両に対し、選択された集配作業の場所と、該移動車両の位置とに基づいて所要時間を計算することができる。また、所要時間に代えて、あるいは所要時間と組み合わせて、移動距離およびコストを評価してもよい。なお、距離、時間およびコストのいずれを評価対象とするかは、例えば、設定情報として与えればよい。ここで計算された所要時間などは、車両マーカの外観を変化させる、移動車両の追加の属性情報として一時的に追加することができる。
特定の移動車両についての距離、時間およびコストは、特定の移動車両の現在位置から新たに追加する集配作業の場所までの区間のみを対象として評価することができる。他の実施形態では、上記特定の移動車両に割り当てられた運行ルート中に新たな集配作業のレコードが挿入される結果、従前の運行ルートからの増加分として評価することができる。例えば、第1中継地から第2中継地へのルートの間に新たな集配作業が挿入される場合、第1中継地から新たな集配作業の場所を経由して第2中継地へ向かうルートと、第1中継地から第2中継地へ直接向かう従前のルートとの差分として、距離、時間またはコストを評価することができる。
また2地点間の距離は、2地点を道路に沿って結ぶ最適経路にわたる移動距離として定量することができ、当該システムの内部または外部に設けられ、道路地図情報などを蓄積する道路地図情報DB122を参照して計算することができる。上記2地点間にかかる時間は、各道路区間の上限速度、道路の幅員情報、陸橋等々の高さ情報などを含む交通規制情報、道路混雑情報または混雑予測情報などを踏まえて定量することができ、これも、交通規制情報、道路混雑状況情報または道路混雑予測情報を蓄積する道路地図情報DB122を参照して計算することができる。上記2地点間にかかるコストは、運賃タリフなどを用いて、荷物の積載量、移動距離、有料道路の利用の有無等を踏まえて定量することができ、これも道路地図情報DB122を参照して計算することができる。3以上の地点を結ぶルートの距離、時間およびコストは、それぞれ、これらの総和として計算できる。
図16は、本実施形態による配車支援画面における制限を考慮して情報単位オブジェクトの外観を変化させる処理を示すシーケンス図である。なお、図16に示す処理は、上記(1)選択された集配作業を各移動車両に割り当てた場合に、各移動車両の積載量が最大積載量を超えることになるかを判定し、さらに、上記(2)選択された集配作業の荷物を各移動車両が取り扱うことができるかを判定し、両方の基準に照らし集配作業を引受可能と判断された移動車両を他の移動車両と差別化して表示する処理である。また、図16は、図15に示したステップS101〜S107の処理が一通り行われた以降の処理ステップを示し、ステップS201の荷物選択の操作は、図15に示したステップS109〜ステップS113までの処理に対応してもよいが、ここでの選択操作は、図15に示した態様に限られず、集配作業表示ペイン420および地図表示ペイン430のいずれを用いて如何なる態様で選択されたものであってもよい。この段階では、特定の移動車両は、指定されていないものとする。
図16に示す処理は、ステップS201で、荷物選択の操作を受け付けると、ステップS202では、ブラウザ352は、物流管理サーバ116に対し、情報単位の要求を発行する。ステップS202における物流端末114からの情報単位要求に応答して、ステップS203では、情報表示データ提供部312は、集配作業依頼管理テーブルから、選択された集配作業のレコードを取得し、さらに、業務中の移動車両のレコードすべてのレコードを取得する。ステップS204では、情報表示データ提供部312は、制限判定部318に対し、集配作業および移動車両の情報を渡して制限判定を依頼する。
ステップS205では、制限判定部318は、制限判定の依頼を受けて、上述した所定の基準に照らし、選択された集配作業を各移動車両に割り当てた場合に、各移動車両の積載量が最大積載量を超えることになるかを判定し、さらに、選択された集配作業の荷物を各移動車両が取り扱うことができるかを判定する。これにより、選択された集配作業の荷物を、重量および性質の観点から引受可能な移動車両が抽出され、情報表示データ提供部312に抽出結果が返却される。
ステップS206では、情報表示データ提供部312は、さらに、所要時間計算部320に対し、選択された集配作業および抽出された移動車両の情報を渡して、所要時間の計算を依頼する。ステップS207では、所要時間計算部320は、抽出された移動車両各々に対して所要時間を計算し、情報表示データ提供部312に計算結果を返却する。
ステップS208では、情報表示データ提供部312は、対応テーブルを参照して、集配作業および移動車両の各情報単位に対して外観を規定する情報(URL情報など)を設定して情報表示データを生成し、物流端末114に応答する。ここでは、抽出された移動車両と、抽出されなかった移動車両とは、異なる外観が設定される。抽出された移動車両に対しては、さらに、所要時間を表示する表示オブジェクトが追加される。情報表示データを受信した物流端末114では、ステップS209で、ブラウザ352は、それぞれ集配作業および移動車両を表す情報単位オブジェクト(荷物マーカおよび車両マーカ)を、設定された外観で地図画像上へ重ね合わせて表示させる。
図17は、制限を考慮して情報単位オブジェクトの外観が変化した配車画面を示す図である。図17に示す配車画面では、選択された集配作業480が強調表示され、他の集配作業482a〜482dがグレイアウトされている。さらに、地図範囲内に位置する移動車両のうち、上記基準を満たす移動車両に対応する車両マーカ484a,484bが通常通り表示されている一方で、記基準を満たさない移動車両に対応する車両マーカ490がグレイアウトされている。このグレイアウトされた車両マーカ490に対応する移動車両は、残積載量が充分ではなく、かつ、選択された集配作業の要冷蔵の荷物を引き受ける設備を備えておらず、基準を満たさないと判定されている。基準を満たす車両マーカ484a,484bに対しては、さらに、所要時間を表現する表示オブジェクト486a、486bが付加されており、さらに、最も好ましい移動車両に対応する車両マーカ484aに対しては、推奨マーク488がさらに追加されている。
上述した選択された1以上の集配作業との関係に応じて、地図画像上に表示される車両マーカまたは荷物マーカ各々の外観を変化させる付加的な支援機能により、選択した集配作業について適切な移動車両が容易に判別できるようになる。ひいては、配車業務のさらなる効率化が図られる。
以上説明したように、本実施形態によれば、属性情報に対する制約を考慮して情報単位を選択してグループ化することを支援する情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラムを提供することができる。
上記構成により、距離的ないし時間的な制約に加えて、属性情報に対する制約を考慮して情報単位の外観を表示することができ、この外観を手がかりにオペレータは、情報単位を容易に選択してグループ化できるようになる。さらに、地図画像を表示する画面上での簡単な操作で、所望の情報単位をまとめて選択してグループ化することができるようになる。
また、上述までの実施形態では、情報選択支援システムおよび情報選択支援サーバの一例として、情報単位として荷物の集配作業および移動車両を地図画像上で表示し、物流者における運行計画の一部として移動車両に対する集配作業(タスク)の割り当てを支援するための物流管理システム、および該物流管理システムを構成する物流管理サーバを用いて説明してきた。しかしながら、情報選択支援システムおよび情報選択支援サーバの実施形態は、上述した物流管理システムに限定されるものではなく、施設送迎車、タクシー、バス、リサイクル業のトラックなどの他の運行管理システム、属性情報に対する制約を考慮して情報単位を選択してグループ化することが求められる如何なるシステムに対しても適用することができる。例えば、タクシーの配車業務では、迎車業務および送車業務を表す情報表示オブジェクトが、顧客の人数などの属性情報に応じた外観で地図上に表示され、所定のタクシー車両に送迎業務を割り当てることができる。
なお、上記機能部は、C、C++、C#、Java(登録商標)などのレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語などで記述されたコンピュータ実行可能なプログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SDカード、MOなど装置可読な記録媒体に格納して、あるいは電気通信回線を通じて頒布することができる。
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…物流管理システム、110…ネットワーク、112…発注端末、114…物流端末、116…物流管理サーバ、120…物流管理DB、122…地図情報データ、130…モバイル端末、132…移動車両、140…モバイル端末、142…移動車両、150…無線ネットワーク、210…ネットワーク・インタフェース、220…物流管理部、230…データアクセス部、232…ストレージ・インタフェース、242…無線ネットワーク・インタフェース、244…アプリケーション、246…GPSアプリケーション、248…GPSモジュール、250…API、252…OS、254…デバイスドライバ、256…ハードウェア層、260…ネットワーク・インタフェース、262…GUI制御部、264…ブラウザ、266…OS、268…デバイスドライバ、270…ハードウェア、300…通信インタフェース、302…運行ログ受領部、304…運行ログ監視部、306…運行ログテーブル管理部、308…新規発注受領部、310…配車画面提供部、312…情報表示データ提供部、314…選択受領部、316…集配作業割り当て部、318…制限判定部、320…所要時間計算部、350…通信インタフェース、352…ブラウザ、400…配車画面、402…配車確定ボタン、404…選択解除ボタン、410…車両選択ペイン、412…車両アイコン、420…集配作業表示ペイン、430…地図表示ペイン、432…荷物マーカ、434…車両マーカ、440…カーソル、450…車両マーカ、452…マーク、454…アイコン画像、456…イラスト、460…荷物マーカ、470…選択領域、472…登録ボタン、474…キャンセル・ボタン、480…選択の集配作業、482…被選択の集配作業、484…引受可能な移動車両、486…表示オブジェクト、488…推奨マーク、490…引受不可能な移動車両

Claims (12)

  1. 情報単位を選択しグループ化することを支援する情報選択支援システムであって、
    情報単位を、該情報単位の属性情報と、該情報単位の位置とともに管理する情報単位管理データベース手段と、
    端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれ情報単位を表し、所定の外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、該情報単位の位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段と、
    前記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上の情報単位を特定する選択受領手段と、
    前記選択された1以上の情報単位をグループ化するグループ化手段と
    を含む、情報選択支援システム。
  2. 前記情報単位のグループ化は、タスクの割り当てであり、
    前記情報単位管理データベース手段は、
    前記情報単位のひとつとして、タスクを、該タスクの属性情報と、該タスクが行われる場所とともに管理するタスク管理データベース手段と、
    前記情報単位のひとつとして、タスクを割り当てる割り当て候補を、該割り当て候補の属性情報と、該割り当て候補の位置とともに管理する割り当て候補管理データベース手段と
    を含み、前記情報単位オブジェクト各々の外観は、該情報単位オブジェクトが表す情報単位の属性情報に応じたものであり、
    前記選択受領手段は、前記選択された1以上の情報単位として、選択された1以上のタスクを特定し、
    前記グループ化手段は、前記選択された1以上のタスクを、管理された割り当て候補のうちの指定された候補に対し割り当てるタスク割り当て手段である、請求項1に記載の情報選択支援システム。
  3. 情報単位の属性情報に加えてさらに、情報単位の種類およびタスクの場所または割り当て候補の位置の少なくとも1つに応じて、該情報単位を表す情報単位オブジェクトの外観を異ならせる手段をさらに含む、請求項2に記載の情報選択支援システム。
  4. 情報単位に関する数量または性質を表す属性情報に応じて、前記地図表示画面上に表示する該情報単位を表す情報単位オブジェクトを、数量または性質を視覚的に表現する外観とする手段をさらに含む、請求項2または3に記載の情報選択支援システム。
  5. 選択された1以上の情報単位との関係に応じて、他の情報単位を表す情報単位オブジェクト各々の外観を変化させる手段をさらに含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報選択支援システム。
  6. 選択されたタスクの場所、該タスクの数量を表す属性情報、および該タスクの性質を表す属性情報のうちの少なくとも1つと、割り当て候補の位置、該割り当て候補が引き受け可能なタスクの数量を表す属性情報、該割り当て候補が引き受け可能なタスクの性質を表す属性情報、および他のタスクの性質を表す属性情報のうちの少なくとも1つとを比較して、基準を満たす割り当て候補を抽出する抽出手段と、
    前記基準を満たす割り当て候補を表す情報単位オブジェクトの外観を、前記基準を満たさない割り当て候補を表す情報単位オブジェクトから識別可能に異ならせる手段と
    をさらに含む、請求項2〜5いずれか1項に記載の情報選択支援システム。
  7. 前記基準は、抽出する割り当て候補が、選択された1以上のタスクの合計数量以上の引き受け可能な数量を有するか否かという基準、抽出する割り当て候補が、選択された1以上のタスクの性質と一致する引き受け可能なタスクの性質を有する程度に関する基準、抽出するタスクが、選択された1以上のタスクの荷物と混載可能な荷物にかかるものであるか否かのという基準、または抽出する割り当て候補が、選択されたタスクの場所に基づく距離、時間およびコストの少なくとも1つの評価の程度に関する基準である、請求項2〜6いずれか1項に記載の情報選択支援システム。
  8. 割り当て候補に対し、選択されたタスクの場所と、該割り当て候補の位置とに基づいて計算された移動距離、所要時間およびコストの少なくとも1つを属性情報として追加する手段をさらに含む、請求項2〜7いずれか1項に記載の情報選択支援システム。
  9. 前記入力操作は、選択する情報単位を収める前記地図画像上の選択領域を画定する操作、選択する情報単位に対応する情報単位オブジェクトに対する操作、または前記選択領域を画定する選択領域表示オブジェクトに対する操作である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報選択支援システム。
  10. 端末装置とネットワークを介して通信可能な情報選択支援サーバであって、
    タスク管理データベース手段からタスクと、該タスクの属性情報と、該タスクが行われる場所とを取得するタスク取得手段と、
    割り当て候補管理データベース手段から、タスクを割り当てる割り当て候補と、該割り当て候補の属性情報と、該割り当て候補の位置とを取得する割り当て候補取得手段と、
    端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれタスクまたは割り当て候補を表し、前記属性情報に応じた外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、前記場所または前記位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段と、
    前記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上のタスクを特定する選択受領手段と、
    前記選択された1以上のタスクを、管理される割り当て候補のうちの指定された候補に対し割り当てるタスク割り当て手段と
    を含む、情報選択支援サーバ。
  11. タスクの割り当てを支援するための情報選択支援方法であって、
    サーバが、タスク管理データベース手段からタスクと、該タスクの属性情報と、該タスクが行われる場所とを取得するステップと、
    サーバが、割り当て候補管理データベース手段から、タスクを割り当てる割り当て候補と、該割り当て候補の属性情報と、該割り当て候補の位置とを取得するステップと、
    サーバが、端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれタスクまたは割り当て候補を表し、前記属性情報に応じた外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、前記場所または前記位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成するステップと、
    サーバが、前記情報表示データを端末装置に送信するステップと、
    サーバが、前記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を前記端末装置から受領し、選択された1以上のタスクを特定するステップと、
    サーバが、前記選択された1以上のタスクを、管理される割り当て候補のうちの指定された候補に対し割り当てるステップと
    を含む、情報選択支援方法。
  12. コンピュータを、
    タスク管理データベース手段からタスクと、該タスクの属性情報と、該タスクが行われる場所とを取得するタスク取得手段、
    割り当て候補管理データベース手段から、タスクを割り当てる割り当て候補と、該割り当て候補の属性情報と、該割り当て候補の位置とを取得する割り当て候補取得手段、
    端末装置上で表示される地図表示画面において、それぞれタスクまたは割り当て候補を表し、前記属性情報に応じた外観を有する1以上の情報単位オブジェクトを、前記場所または前記位置に応じて地図画像上に配置して表示させるための情報表示データを生成する生成手段、
    前記地図表示画面に対する入力操作に基づく選択操作情報を受領し、選択された1以上のタスクを特定する選択受領手段、および
    前記選択された1以上のタスクを、管理される割り当て候補のうちの指定された候補に対し割り当てるタスク割り当て手段
    として機能させるためのプログラム。
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