JPH08299911A - 道順組立て方法及びシステム - Google Patents
道順組立て方法及びシステムInfo
- Publication number
- JPH08299911A JPH08299911A JP11040295A JP11040295A JPH08299911A JP H08299911 A JPH08299911 A JP H08299911A JP 11040295 A JP11040295 A JP 11040295A JP 11040295 A JP11040295 A JP 11040295A JP H08299911 A JPH08299911 A JP H08299911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target area
- information
- target
- ordering
- route
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 188
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 claims abstract description 129
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 59
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 105
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 49
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000010626 work up procedure Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 101000579646 Penaeus vannamei Penaeidin-1 Proteins 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 238000012552 review Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】やさしい操作で経路入力ができ、さらにその情
報に基づき自動的に配達物を並べたり、情報を出力する
道順組立て方法及びシステムを提供する。 【構成】ペン入力コンピュータ10のメモリ12に記憶
した地図画像をディスプレイ14に表示し、入力ペン1
6により訪問や配達などの目的領域(家)を指定し、目
的領域を特定する情報(住所)を入力し、さらに表示さ
れた目的領域に順序を付ける処理を行い、訪問や配達を
行う経路を決定する。ペン入力コンピュータ10には区
分機20が接続され、供給装置22から供給された配達
物の配達先を認識し、ペン入力コンピュータ10からの
順序情報に従って配達物を区分することができる。
報に基づき自動的に配達物を並べたり、情報を出力する
道順組立て方法及びシステムを提供する。 【構成】ペン入力コンピュータ10のメモリ12に記憶
した地図画像をディスプレイ14に表示し、入力ペン1
6により訪問や配達などの目的領域(家)を指定し、目
的領域を特定する情報(住所)を入力し、さらに表示さ
れた目的領域に順序を付ける処理を行い、訪問や配達を
行う経路を決定する。ペン入力コンピュータ10には区
分機20が接続され、供給装置22から供給された配達
物の配達先を認識し、ペン入力コンピュータ10からの
順序情報に従って配達物を区分することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図を見ながら配達や
訪問順序を決定し、決定した順序に従い配達物を並べた
りや顧客情報などを出力するシステムに関するものであ
り、特に、コンピュータのディスプレイに地図画像を表
示し、ポインティングデバイスで経路を入力するシステ
ムに有効である。
訪問順序を決定し、決定した順序に従い配達物を並べた
りや顧客情報などを出力するシステムに関するものであ
り、特に、コンピュータのディスプレイに地図画像を表
示し、ポインティングデバイスで経路を入力するシステ
ムに有効である。
【0002】
【従来の技術】従来の郵便に関する技術として、郵便物
の郵便番号や住所により、予め決められた地区ごとに区
分機と呼ばれる装置で自動的に振り分ける郵便処理シス
テムがあるが、配達員自身は、その区分機で振り分けら
れた自分の担当地区の郵便物を人手により配達順に並べ
替えていたる。また、宅配便等の物流システムにおいて
も同様に人手を介して処理していた。一方、銀行などに
は、渉外員が訪問する顧客を選択しておき、訪問にあた
って選択した顧客の情報を印字する機能を持つ渉外支援
システムと呼ばれるシステムがある。
の郵便番号や住所により、予め決められた地区ごとに区
分機と呼ばれる装置で自動的に振り分ける郵便処理シス
テムがあるが、配達員自身は、その区分機で振り分けら
れた自分の担当地区の郵便物を人手により配達順に並べ
替えていたる。また、宅配便等の物流システムにおいて
も同様に人手を介して処理していた。一方、銀行などに
は、渉外員が訪問する顧客を選択しておき、訪問にあた
って選択した顧客の情報を印字する機能を持つ渉外支援
システムと呼ばれるシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術の
郵便処理システムや物流システムでは、配達物を配達順
に並べ替えるのは人手で行っており、配達員の大きな負
担になっている。また、通常の渉外支援システムは、訪
問順序に関係無く顧客情報を印字しており、渉外員はそ
の印字情報に基づいて顧客の訪問をするが、訪問漏れや
遠回りする可能性があり、渉外員にも負担がかかってい
た。この負担を軽減するために、顧客への訪問順序を予
め指定できるシステムもあるが、その指定方法は、ディ
スプレイに表示されている訪問顧客一覧に対して、その
システムを操作する操作員が訪問順序を示す番号を逐一
入力していくものであり、手間と時間がかかってしまっ
たり、又、直感的に経路が理解できない等の問題点を有
している。
郵便処理システムや物流システムでは、配達物を配達順
に並べ替えるのは人手で行っており、配達員の大きな負
担になっている。また、通常の渉外支援システムは、訪
問順序に関係無く顧客情報を印字しており、渉外員はそ
の印字情報に基づいて顧客の訪問をするが、訪問漏れや
遠回りする可能性があり、渉外員にも負担がかかってい
た。この負担を軽減するために、顧客への訪問順序を予
め指定できるシステムもあるが、その指定方法は、ディ
スプレイに表示されている訪問顧客一覧に対して、その
システムを操作する操作員が訪問順序を示す番号を逐一
入力していくものであり、手間と時間がかかってしまっ
たり、又、直感的に経路が理解できない等の問題点を有
している。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解決し、配
達員や渉外員等の訪問順序を道順組立てし、更に、その
道順組立てされた情報に基付き、自動的に配達物を並べ
替えたり、道順組立ての情報を出力する道順組立て方法
及びシステムを提供することにある。
達員や渉外員等の訪問順序を道順組立てし、更に、その
道順組立てされた情報に基付き、自動的に配達物を並べ
替えたり、道順組立ての情報を出力する道順組立て方法
及びシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の道順組立て方法
は、ディスプレイに地図画像を表示して、目的領域への
訪問や配達などの経路を決定する方法であり、地図画像
から目的領域を検出し、検出した目的領域に該目的領域
を特定する情報を対応付ける目的領域特定処理を行い、
地図画像と目的領域をディスプレイに表示し、表示され
た目的領域に順序を付ける順序付け処理を行い経路を決
定する。
は、ディスプレイに地図画像を表示して、目的領域への
訪問や配達などの経路を決定する方法であり、地図画像
から目的領域を検出し、検出した目的領域に該目的領域
を特定する情報を対応付ける目的領域特定処理を行い、
地図画像と目的領域をディスプレイに表示し、表示され
た目的領域に順序を付ける順序付け処理を行い経路を決
定する。
【0006】また本発明の配達物区分方法は、ディスプ
レイに地図画像を表示して、地図画像から目的領域を検
出し、検出した目的領域に該目的領域を特定する情報を
対応付ける目的領域特定処理を行い、表示された目的領
域に順序を付ける順序付け処理を行い経路を決定して順
序付け情報を作成し、該順序情報を郵便物や小包などの
配達物の区分装置に供給し、この順序情報に従って上記
配達物を区分する。
レイに地図画像を表示して、地図画像から目的領域を検
出し、検出した目的領域に該目的領域を特定する情報を
対応付ける目的領域特定処理を行い、表示された目的領
域に順序を付ける順序付け処理を行い経路を決定して順
序付け情報を作成し、該順序情報を郵便物や小包などの
配達物の区分装置に供給し、この順序情報に従って上記
配達物を区分する。
【0007】
【作用】本発明によると、ディスプレイに地図画像を表
示して、目的領域への訪問や配達などの経路を決定を、
地図画像から目的領域を検出し、検出した目的領域に目
的領域特定処理を行い、表示された目的領域に順序を付
ける順序付け処理を行うので、やさしい操作で道順組立
てを行うことができる。
示して、目的領域への訪問や配達などの経路を決定を、
地図画像から目的領域を検出し、検出した目的領域に目
的領域特定処理を行い、表示された目的領域に順序を付
ける順序付け処理を行うので、やさしい操作で道順組立
てを行うことができる。
【0008】さらに、この順序付けの情報を郵便物など
の配達物の区分装置に供給して区分するので、順序情報
に従って配達物を区分することができる。
の配達物の区分装置に供給して区分するので、順序情報
に従って配達物を区分することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による道順組立てシステムの一
実施例を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発
明の道順組立てシステムの一実施例の概略システム構成
図を示しており、特に郵便物を区分する郵便区分機に応
用した例である。図1において、10は操作者の入力に
より種々の処理をになうペン入力コンピュータ本体(以
下簡単にペン入力装置とも言う)、11は中央処理装
置、12はメモリ、13は各種デバイスの制御部であ
る。14は所望の表示を行うディスプレイ、15はディ
スプレイ14上に重ねて配置されるタブレット、16は
タブレット14を介して操作者が入力する際に使用する
入力ペン(マウス等の入力装置含む)、17は記憶装置
である。20はペン入力コンピュータからの処理結果に
応じて郵便物を区分する郵便区分機であり、22は区分
する郵便物を供給する供給装置、23は郵便物に記載さ
れた郵便番号や宛名を認識する認識装置、24は認識装
置23による認識によって郵便物を区分する区分装置、
25は郵便物を搬送する搬送路、21は郵便区分機の制
御コンピュータである。40はペン入力装置10と郵便
区分機20を接続する通信線であり、それぞれのデータ
の送信・受信を行っている。そしてペン入力装置10に
よって道順組立てされたデータが通信線40を介して郵
便区分機20に送られ、この郵便区分機20はその送ら
れてきたデータを基に郵便物の区分を行う。
実施例を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発
明の道順組立てシステムの一実施例の概略システム構成
図を示しており、特に郵便物を区分する郵便区分機に応
用した例である。図1において、10は操作者の入力に
より種々の処理をになうペン入力コンピュータ本体(以
下簡単にペン入力装置とも言う)、11は中央処理装
置、12はメモリ、13は各種デバイスの制御部であ
る。14は所望の表示を行うディスプレイ、15はディ
スプレイ14上に重ねて配置されるタブレット、16は
タブレット14を介して操作者が入力する際に使用する
入力ペン(マウス等の入力装置含む)、17は記憶装置
である。20はペン入力コンピュータからの処理結果に
応じて郵便物を区分する郵便区分機であり、22は区分
する郵便物を供給する供給装置、23は郵便物に記載さ
れた郵便番号や宛名を認識する認識装置、24は認識装
置23による認識によって郵便物を区分する区分装置、
25は郵便物を搬送する搬送路、21は郵便区分機の制
御コンピュータである。40はペン入力装置10と郵便
区分機20を接続する通信線であり、それぞれのデータ
の送信・受信を行っている。そしてペン入力装置10に
よって道順組立てされたデータが通信線40を介して郵
便区分機20に送られ、この郵便区分機20はその送ら
れてきたデータを基に郵便物の区分を行う。
【0010】図2は、本発明の道順組立てシステムの他
の実施例の概略システム構成図を示したもので、例え
ば、銀行等で使用する渉外員の顧客訪問をサポートする
渉外支援システムに使用される。本図において前述の図
1で説明した機構と同一の機能を有するものについては
同一の符号を付している。30は上記のペン入力装置1
0に通信線40を介して接続されている渉外支援システ
ムが搭載されている装置であり、31は中央処理装置、
32はメモリ、33は各種デバイスの制御部である。
又、34はディスプレイ、35はキーボード、36はマ
ウス、37は記憶装置、38はプリンタである。ペン入
力装置10で道順組立てされたデータが通信線40を介
して渉外支援装置30に送信されると、渉外支援装置3
0はその送信データに基づきプリンタ38等から印字を
行ったり、ディスプレイ34から表示を行ったりする。
以降、図1における郵便を配達するための道順組立てシ
ステムを基に本発明の実施例について説明する。
の実施例の概略システム構成図を示したもので、例え
ば、銀行等で使用する渉外員の顧客訪問をサポートする
渉外支援システムに使用される。本図において前述の図
1で説明した機構と同一の機能を有するものについては
同一の符号を付している。30は上記のペン入力装置1
0に通信線40を介して接続されている渉外支援システ
ムが搭載されている装置であり、31は中央処理装置、
32はメモリ、33は各種デバイスの制御部である。
又、34はディスプレイ、35はキーボード、36はマ
ウス、37は記憶装置、38はプリンタである。ペン入
力装置10で道順組立てされたデータが通信線40を介
して渉外支援装置30に送信されると、渉外支援装置3
0はその送信データに基づきプリンタ38等から印字を
行ったり、ディスプレイ34から表示を行ったりする。
以降、図1における郵便を配達するための道順組立てシ
ステムを基に本発明の実施例について説明する。
【0011】図3は郵便物の流れを示した郵便業務にお
ける配達までの作業を表した図であり、以下、図3を使
用して簡単に説明する。第1番目の手順は「配達区分」
と呼ばれている処理で、配達する郵便物を配達員の担当
地域毎に分ける作業であり、本図においては、郵便物を
地域A、B、C、Dに分けた例を挙げている。第2番目
の手順は「配達大区分」と呼ばれている処理で、「配達
区分」において配達員の担当地域毎に分けた郵便物を更
に細分化する作業であり、本図においては、第1番目の
手順で分けられた地域Bの郵便物を地域B−1、2、
3、4に分けた例を挙げている。第3番目の手順は「道
順組立て」と呼ばれている処理で、「配達大区分」で細
分化した郵便物を配達する順番に並び変える作業であ
る。一方、従来郵便局に備えられている郵便区分機は、
前述の手順2の配達大区分まで機械化されているが、手
順3の「道順組立て」は手作業で行われている。
ける配達までの作業を表した図であり、以下、図3を使
用して簡単に説明する。第1番目の手順は「配達区分」
と呼ばれている処理で、配達する郵便物を配達員の担当
地域毎に分ける作業であり、本図においては、郵便物を
地域A、B、C、Dに分けた例を挙げている。第2番目
の手順は「配達大区分」と呼ばれている処理で、「配達
区分」において配達員の担当地域毎に分けた郵便物を更
に細分化する作業であり、本図においては、第1番目の
手順で分けられた地域Bの郵便物を地域B−1、2、
3、4に分けた例を挙げている。第3番目の手順は「道
順組立て」と呼ばれている処理で、「配達大区分」で細
分化した郵便物を配達する順番に並び変える作業であ
る。一方、従来郵便局に備えられている郵便区分機は、
前述の手順2の配達大区分まで機械化されているが、手
順3の「道順組立て」は手作業で行われている。
【0012】ここで、この「道順組立て」について図3
を基に説明する。図3の下図は、図3上図で言うところ
の地域Bの配達経路を示しており、a〜pは住所または
住居を示している。図3の地域B−1を例にとると、
「配達大区分」でa、b、c、d、eの順でひとまとま
りになった郵便物を、配達員の配達順序であるb→c→
e→a→dの順に並び変える作業が「道順組立て」であ
る。この従来の「道順組立て」においては、郵便物の配
達経路は配達員の頭の中にあり、天気やその日の状況に
より変えることがある。本発明の狙いとするところは、
配達員の配達経路を決める作業を支援すること又は決定
した配達経路のデータベース化により「道順組立て」ま
でを自動化することにある。
を基に説明する。図3の下図は、図3上図で言うところ
の地域Bの配達経路を示しており、a〜pは住所または
住居を示している。図3の地域B−1を例にとると、
「配達大区分」でa、b、c、d、eの順でひとまとま
りになった郵便物を、配達員の配達順序であるb→c→
e→a→dの順に並び変える作業が「道順組立て」であ
る。この従来の「道順組立て」においては、郵便物の配
達経路は配達員の頭の中にあり、天気やその日の状況に
より変えることがある。本発明の狙いとするところは、
配達員の配達経路を決める作業を支援すること又は決定
した配達経路のデータベース化により「道順組立て」ま
でを自動化することにある。
【0013】次に、図1の道順処理システムを使用した
「道順組立て」に関する処理について、実際にディスプ
レイ14より表示される画像を基に具体的な処理を挙げ
て説明する。最初に、図4から図9を使用して本発明の
特徴の1つである目的領域特定処理について説明する。
この目的領域特定処理とは、後に詳細に説明するが「目
的領域検出処理」と「特定情報入力処理」と「目標位置
入力処理」とがあり、具体的に言うと、図1のディスプ
レイ14より表示される地図画像から配達員の目的領域
(郵便物を配達する家、地域等)を検出したり、検出し
た目的領域に合わせて目的領域を特定する情報を対応付
けたりする等の処理のことをいう。
「道順組立て」に関する処理について、実際にディスプ
レイ14より表示される画像を基に具体的な処理を挙げ
て説明する。最初に、図4から図9を使用して本発明の
特徴の1つである目的領域特定処理について説明する。
この目的領域特定処理とは、後に詳細に説明するが「目
的領域検出処理」と「特定情報入力処理」と「目標位置
入力処理」とがあり、具体的に言うと、図1のディスプ
レイ14より表示される地図画像から配達員の目的領域
(郵便物を配達する家、地域等)を検出したり、検出し
た目的領域に合わせて目的領域を特定する情報を対応付
けたりする等の処理のことをいう。
【0014】図4は、ディスプレイ14に表示される前
述した地図画像の一例であり、説明を判り易くするため
地図を簡略化している。本図面で用いる線は「道路」を
表し、矩形は「住宅」(前述の目的領域に相当)を表し
ており、これ以降の説明ではこの地図画像を利用して説
明する。
述した地図画像の一例であり、説明を判り易くするため
地図を簡略化している。本図面で用いる線は「道路」を
表し、矩形は「住宅」(前述の目的領域に相当)を表し
ており、これ以降の説明ではこの地図画像を利用して説
明する。
【0015】第1に、目的領域特定処理の「目的領域検
出処理」について説明する。図5は、図1の道順処理シ
ステムを使用する操作者が、入力ペン16からディスプ
レイ14に表示された目的領域(住宅等)をタブレット
15を介して検出する方法を表している。例えば、操作
者が図5の一番右の住宅を示す場合、入力ペン16をタ
ブレット15に当接して指定した点が矩形(住宅)の中
にあれば、その矩形を目的領域とするように設定するこ
とにより目的領域が検出できる。更に矩形の大きさにつ
いては、x1、x2やy1、y2で表すような形で座標
で求める。検出した目的領域は、図5で矩形内をハッチ
ングしてして示すように他の領域と区別できるように色
付けする等、表示方法を変えることにより操作者にとっ
ても目的領域の検出が判り易くなる。
出処理」について説明する。図5は、図1の道順処理シ
ステムを使用する操作者が、入力ペン16からディスプ
レイ14に表示された目的領域(住宅等)をタブレット
15を介して検出する方法を表している。例えば、操作
者が図5の一番右の住宅を示す場合、入力ペン16をタ
ブレット15に当接して指定した点が矩形(住宅)の中
にあれば、その矩形を目的領域とするように設定するこ
とにより目的領域が検出できる。更に矩形の大きさにつ
いては、x1、x2やy1、y2で表すような形で座標
で求める。検出した目的領域は、図5で矩形内をハッチ
ングしてして示すように他の領域と区別できるように色
付けする等、表示方法を変えることにより操作者にとっ
ても目的領域の検出が判り易くなる。
【0016】同様に図6についても目的領域特定処理の
「目的領域検出処理」を示しているが、図5で説明した
目的領域を検出する方法とは別の方法を表している。例
えば、操作者が図6の一番右の住宅を示す場合、入力ペ
ン16で指定した2点が矩形の2点であるときに、その
矩形を目的領域と設定すれば所望の目的領域が検出でき
る。また、矩形の大きさを求める方法や、他の領域との
区別方法については図5で説明した方法を採用してい
る。但し、この別の方法であれば新たに住宅が増えた場
合にも簡単に対応できる効果がある。
「目的領域検出処理」を示しているが、図5で説明した
目的領域を検出する方法とは別の方法を表している。例
えば、操作者が図6の一番右の住宅を示す場合、入力ペ
ン16で指定した2点が矩形の2点であるときに、その
矩形を目的領域と設定すれば所望の目的領域が検出でき
る。また、矩形の大きさを求める方法や、他の領域との
区別方法については図5で説明した方法を採用してい
る。但し、この別の方法であれば新たに住宅が増えた場
合にも簡単に対応できる効果がある。
【0017】以上、目的領域を検出する「目的領域検出
処理」について、図5及び図6を基に説明したように、
入力ペン16による外から指定する方法のみではなく、
面積がある範囲内の閉領域というような特定の条件のも
とでプログラムで自動的に検出してもよい。
処理」について、図5及び図6を基に説明したように、
入力ペン16による外から指定する方法のみではなく、
面積がある範囲内の閉領域というような特定の条件のも
とでプログラムで自動的に検出してもよい。
【0018】第2に、目的領域特定処理の「特定情報入
力処理」について説明する。図7及び図8は、検出した
目的領域にその目的領域を特定する情報入力する方法を
表している。まず操作者は、タブレット15を介してデ
ィスプレイ14に表示された地図画像に対して、図7に
示すように特定情報を入力する目的領域(図面ではa)
を入力ペン16で触ると(図5及び図6で詳述)、図8
に示すように触った目的領域の表示方法が変わり、特定
情報入力用の画面が同じくディスプレイ14に表示され
る。そして本例では、「愛知県尾張旭市晴丘町池上…」
という様に、入力ペン16によって、住所を特定情報と
して入力する例を示す。これに限らず、住宅が特定でき
るならば住所の代わりに、特定情報入力用の画面に入力
ペン16によって郵便番号を入力する例でも良い。ま
た、図8に図示しているように、特定情報が入力された
目的領域(a)については、他の目的領域(b)との区
別できるように表示方法を変える方が好ましい。このよ
うに、目的領域に対応した特定情報を入力する「特定情
報入力処理」について図7及び図8により説明してきた
が、既に、地図画像と目的領域と特定情報が他のシステ
ムで作成されているとか、CD−ROM等の媒体によっ
て提供されている場合には、目的領域特定処理は特に必
要なく、その作成されたシステムを利用すれば足りる。
力処理」について説明する。図7及び図8は、検出した
目的領域にその目的領域を特定する情報入力する方法を
表している。まず操作者は、タブレット15を介してデ
ィスプレイ14に表示された地図画像に対して、図7に
示すように特定情報を入力する目的領域(図面ではa)
を入力ペン16で触ると(図5及び図6で詳述)、図8
に示すように触った目的領域の表示方法が変わり、特定
情報入力用の画面が同じくディスプレイ14に表示され
る。そして本例では、「愛知県尾張旭市晴丘町池上…」
という様に、入力ペン16によって、住所を特定情報と
して入力する例を示す。これに限らず、住宅が特定でき
るならば住所の代わりに、特定情報入力用の画面に入力
ペン16によって郵便番号を入力する例でも良い。ま
た、図8に図示しているように、特定情報が入力された
目的領域(a)については、他の目的領域(b)との区
別できるように表示方法を変える方が好ましい。このよ
うに、目的領域に対応した特定情報を入力する「特定情
報入力処理」について図7及び図8により説明してきた
が、既に、地図画像と目的領域と特定情報が他のシステ
ムで作成されているとか、CD−ROM等の媒体によっ
て提供されている場合には、目的領域特定処理は特に必
要なく、その作成されたシステムを利用すれば足りる。
【0019】第3に、目的領域特定処理の「目標位置入
力処理」について説明する。図9は、ディスプレイ14
に表示される検出された目的領域に対して、操作者が入
力ペン16によって目標位置を入力する方法を表す図で
ある。ここで、目標位置とは、前述してきた目的領域
(住宅等)に対して、配達員が郵便物を配達するときの
目標となる位置のことをいい、具体的にいうと玄関や郵
便受けなどの位置のことである。この目的位置の必然性
としては、後述の道順の選択に際し、目的領域だけでは
建物のどちら側に郵便受けがあるのか分からないため、
配達員にとって最適な道順選んだつもりでもムダが多く
なることがあるので、このような問題を未然に防止する
ために利用することにある。この目的位置を指定する方
法は、図9に示すように操作者がディスプレイ14に表
示されている目的領域のうち、どこが目標位置なのかを
入力ペン16で触れる。すると、タッチパネル15がこ
の入力ペン16の触れを検知し、最終的に点51のよう
な目標位置を表す印がディスプレイ14に表示される。
力処理」について説明する。図9は、ディスプレイ14
に表示される検出された目的領域に対して、操作者が入
力ペン16によって目標位置を入力する方法を表す図で
ある。ここで、目標位置とは、前述してきた目的領域
(住宅等)に対して、配達員が郵便物を配達するときの
目標となる位置のことをいい、具体的にいうと玄関や郵
便受けなどの位置のことである。この目的位置の必然性
としては、後述の道順の選択に際し、目的領域だけでは
建物のどちら側に郵便受けがあるのか分からないため、
配達員にとって最適な道順選んだつもりでもムダが多く
なることがあるので、このような問題を未然に防止する
ために利用することにある。この目的位置を指定する方
法は、図9に示すように操作者がディスプレイ14に表
示されている目的領域のうち、どこが目標位置なのかを
入力ペン16で触れる。すると、タッチパネル15がこ
の入力ペン16の触れを検知し、最終的に点51のよう
な目標位置を表す印がディスプレイ14に表示される。
【0020】次に、図10から図13を使用して本発明
の特徴の1つである順序付け処理について説明する。こ
の順序付け処理というのは、後に詳細に説明するが、デ
ィスプレイ14に表示された地図画像に対し、操作員等
がポインティングデバイス(本例では入力ペン16)に
より入力し、その入力された軌跡に沿って目的領域に順
序情報を付ける処理ことをいう。
の特徴の1つである順序付け処理について説明する。こ
の順序付け処理というのは、後に詳細に説明するが、デ
ィスプレイ14に表示された地図画像に対し、操作員等
がポインティングデバイス(本例では入力ペン16)に
より入力し、その入力された軌跡に沿って目的領域に順
序情報を付ける処理ことをいう。
【0021】図10は、ディスプレイ14に目的領域も
含めて表示された地図画像に対し、操作者が入力ペン1
6で配達経路を入力している途中の段階を表している。
最終的に、配達員が郵便物を配達するかどうかの判断
は、ディスプレイ14に表示される目的領域に、入力ペ
ン16の軌跡がある範囲以内に近づいた場合とする。配
達すると判断した目的領域は、他と区別できるように表
示方法を変えて順序を付ける。この段階での順序付け処
理は、目的領域aが1番、目的領域cが2番、目的領域
eが3番である。このように目的領域を中心に説明した
が、目的領域の代わりに目標位置を基に上記のような構
成をとっても良い。図11は、操作者が入力ペン16に
よって最後まで配達経路を入力した段階を表した図であ
り、図10に続いている。前述したように目的領域に入
力ペン16の軌跡がある範囲内に近づいたときに、配達
経路を表すようにすると図11に示すように最終的な順
序付け処理は、a、c、eに続いて目的領域dが4番、
目的領域bが5番となる。
含めて表示された地図画像に対し、操作者が入力ペン1
6で配達経路を入力している途中の段階を表している。
最終的に、配達員が郵便物を配達するかどうかの判断
は、ディスプレイ14に表示される目的領域に、入力ペ
ン16の軌跡がある範囲以内に近づいた場合とする。配
達すると判断した目的領域は、他と区別できるように表
示方法を変えて順序を付ける。この段階での順序付け処
理は、目的領域aが1番、目的領域cが2番、目的領域
eが3番である。このように目的領域を中心に説明した
が、目的領域の代わりに目標位置を基に上記のような構
成をとっても良い。図11は、操作者が入力ペン16に
よって最後まで配達経路を入力した段階を表した図であ
り、図10に続いている。前述したように目的領域に入
力ペン16の軌跡がある範囲内に近づいたときに、配達
経路を表すようにすると図11に示すように最終的な順
序付け処理は、a、c、eに続いて目的領域dが4番、
目的領域bが5番となる。
【0022】以上、配達経路の入力方法として入力ペン
16による一筆書きで説明したが、必ずしもその必要は
なく、従って、地図画像が大きくて1画面に表示できて
いない場合は、配達経路を書いている途中でスクロール
などの処理を行うことができる。図12は、配達するか
どうかの判断を、目的領域に入力ペン16の軌跡がある
範囲以内に近づいた場合とした時の不都合を表したもの
であり、順序付け処理の失敗例を示している。この地図
画像において、例えば、目的領域aと目的領域bの前の
道路が横断禁止の広い道路で、XとYの地点に信号機が
あるとする。この時、目的領域c、e、d、b、aの順
序で配達するために本図に示すように入力ペン16によ
って配達経路を描くと、前述の範囲の設定によっては、
Pの地点でaが選択されてしまい、順序は目的領域a→
c→e→d→bとなってしまい不都合が生じる。図13
は、図12に生じる不都合を解決するための一例であ
り、配達するかどうかの判断を入力ペン16の軌跡が目
的領域に入った場合に、順序付け処理を行う例を表して
いる。本図に示すように、操作者は入力ペン16を地図
画像中の目的領域まで配達経路の軌跡を描くことで、正
確な順序付け処理として、目的領域c→e→d→b→a
にすることができる。但し、図12の不都合を解決する
方法として、範囲の設定を小さく設定すれば正確な順序
付け処理が可能である。
16による一筆書きで説明したが、必ずしもその必要は
なく、従って、地図画像が大きくて1画面に表示できて
いない場合は、配達経路を書いている途中でスクロール
などの処理を行うことができる。図12は、配達するか
どうかの判断を、目的領域に入力ペン16の軌跡がある
範囲以内に近づいた場合とした時の不都合を表したもの
であり、順序付け処理の失敗例を示している。この地図
画像において、例えば、目的領域aと目的領域bの前の
道路が横断禁止の広い道路で、XとYの地点に信号機が
あるとする。この時、目的領域c、e、d、b、aの順
序で配達するために本図に示すように入力ペン16によ
って配達経路を描くと、前述の範囲の設定によっては、
Pの地点でaが選択されてしまい、順序は目的領域a→
c→e→d→bとなってしまい不都合が生じる。図13
は、図12に生じる不都合を解決するための一例であ
り、配達するかどうかの判断を入力ペン16の軌跡が目
的領域に入った場合に、順序付け処理を行う例を表して
いる。本図に示すように、操作者は入力ペン16を地図
画像中の目的領域まで配達経路の軌跡を描くことで、正
確な順序付け処理として、目的領域c→e→d→b→a
にすることができる。但し、図12の不都合を解決する
方法として、範囲の設定を小さく設定すれば正確な順序
付け処理が可能である。
【0023】以降の説明では、配達するかどうかの判断
は、入力ペン16の軌跡が目的領域に入った場合とす
る。
は、入力ペン16の軌跡が目的領域に入った場合とす
る。
【0024】図14は、図10から図13において説明
してきた順序付け処理の結果に基づいて、配達員の氏名
等を入力して登録する様子を示したディスプレイ14の
画面である。例えば図示するように操作員が入力ペン1
6により「○×太」と配達員の氏名入力をするとき、前
述してきた順序付け処理に入る前でも、開始時でも、終
了時でもその入力ができるようにする。そしてこの入力
される配達員の氏名は、操作者識別情報として郵便物を
区分するとき等に、配達経路を特定する情報として利用
することが可能になる。
してきた順序付け処理の結果に基づいて、配達員の氏名
等を入力して登録する様子を示したディスプレイ14の
画面である。例えば図示するように操作員が入力ペン1
6により「○×太」と配達員の氏名入力をするとき、前
述してきた順序付け処理に入る前でも、開始時でも、終
了時でもその入力ができるようにする。そしてこの入力
される配達員の氏名は、操作者識別情報として郵便物を
区分するとき等に、配達経路を特定する情報として利用
することが可能になる。
【0025】次に、図15から図22図を使用して本発
明の特徴の1つである目的領域のグループ化の方法、詳
しくはグループ指定処理とグループ解除処理について説
明する。このグループ化というのは、複数の目的領域の
指定により一つの目的領域として扱えるようにする処理
である。最初にグループ指定処理について図15から図
20を使用して説明し、次にグループ解除処理について
図21から図22を使用して説明する。図15は、目的
領域のグループ化を指定している画面である。図に示す
ように操作者は入力ペン16によってディスプレイ14
に表示される所望の住宅つまり目的領域a、b、c、d
をタブレット15を介して触れることにより1つのグル
ープにしている。このように入力ペン16でグループ化
したい目的領域を触ることでグループ化を行い、グルー
プ指定処理が可能になる。更に、入力ペン16で触った
目的領域は色等で表示方法を変えることにより、操作者
や配達員等にとってどの目的領域がグループ化されてい
るかが判り易くなる。このグループ化というのは、目的
領域の数に制限があるときや、本例のように袋小路にな
っている路地に面した住居を一まとめにする場合に有効
である。また、グループ指定処理は、前述したように目
的領域を入力ペン16によって触る方法のみではなく、
入力ペン16により閉曲線で目的領域を囲んだり、対角
指定で目的領域を囲む方法も考えられる。
明の特徴の1つである目的領域のグループ化の方法、詳
しくはグループ指定処理とグループ解除処理について説
明する。このグループ化というのは、複数の目的領域の
指定により一つの目的領域として扱えるようにする処理
である。最初にグループ指定処理について図15から図
20を使用して説明し、次にグループ解除処理について
図21から図22を使用して説明する。図15は、目的
領域のグループ化を指定している画面である。図に示す
ように操作者は入力ペン16によってディスプレイ14
に表示される所望の住宅つまり目的領域a、b、c、d
をタブレット15を介して触れることにより1つのグル
ープにしている。このように入力ペン16でグループ化
したい目的領域を触ることでグループ化を行い、グルー
プ指定処理が可能になる。更に、入力ペン16で触った
目的領域は色等で表示方法を変えることにより、操作者
や配達員等にとってどの目的領域がグループ化されてい
るかが判り易くなる。このグループ化というのは、目的
領域の数に制限があるときや、本例のように袋小路にな
っている路地に面した住居を一まとめにする場合に有効
である。また、グループ指定処理は、前述したように目
的領域を入力ペン16によって触る方法のみではなく、
入力ペン16により閉曲線で目的領域を囲んだり、対角
指定で目的領域を囲む方法も考えられる。
【0026】図16はグループ化が終了したときのディ
スプレイ14に表示される画面である。図にはグループ
毎に表示方法を変えて表示している例を示している。前
述したグループ指定処理により、目的領域a、b、c、
dを1つのグループにし、e、f、gをもう1つのグル
ープにしている。操作者は、グループ化した領域を更に
グループ化することも可能であるし、また、グループ化
した領域に対して、図9で説明した「目標位置入力処
理」のように目標位置を入力することもできる。
スプレイ14に表示される画面である。図にはグループ
毎に表示方法を変えて表示している例を示している。前
述したグループ指定処理により、目的領域a、b、c、
dを1つのグループにし、e、f、gをもう1つのグル
ープにしている。操作者は、グループ化した領域を更に
グループ化することも可能であるし、また、グループ化
した領域に対して、図9で説明した「目標位置入力処
理」のように目標位置を入力することもできる。
【0027】次に、グループ指定処理によって目的領域
をグループ化したグループ領域への経路入力方法につい
て述べる。つまりグループ指定処理と順序付け処理とを
関連させた方法である。図17は、操作者によるグルー
プ指定処理によりグループ化されている目的領域a、
b、c、dの内、cに入力ペン16による経路の軌跡が
入った場合を示しており、図18は、同じくグループ化
されている目的領域a、b、c、dの内、dに入力ペン
16による経路の軌跡が入った場合を示している。この
どちらの場合も、1つのグループ領域への順序付け処理
と捕らえることができるので、グループ化されている他
の目的領域、例えば図15についてはabdにも同じ順
序が付けられ、他のグループとの差別化が見やすいよう
に表示方法を変えられる。
をグループ化したグループ領域への経路入力方法につい
て述べる。つまりグループ指定処理と順序付け処理とを
関連させた方法である。図17は、操作者によるグルー
プ指定処理によりグループ化されている目的領域a、
b、c、dの内、cに入力ペン16による経路の軌跡が
入った場合を示しており、図18は、同じくグループ化
されている目的領域a、b、c、dの内、dに入力ペン
16による経路の軌跡が入った場合を示している。この
どちらの場合も、1つのグループ領域への順序付け処理
と捕らえることができるので、グループ化されている他
の目的領域、例えば図15についてはabdにも同じ順
序が付けられ、他のグループとの差別化が見やすいよう
に表示方法を変えられる。
【0028】次に、前述したグループ指定処理とは異な
る方法を説明し、更にその処理後の配達員の経路を決定
する順序付け処理について説明する。図19は、図15
と同じく目的領域a、b、c、dをグループ化し指定し
た場合をディスプレイ14に表示した画面であるが、操
作者によるグループ指定処理としては、目的領域a、
b、c、dを入力ペン16によって囲み、閉領域を作っ
た上で1つのグループ領域にしている。
る方法を説明し、更にその処理後の配達員の経路を決定
する順序付け処理について説明する。図19は、図15
と同じく目的領域a、b、c、dをグループ化し指定し
た場合をディスプレイ14に表示した画面であるが、操
作者によるグループ指定処理としては、目的領域a、
b、c、dを入力ペン16によって囲み、閉領域を作っ
た上で1つのグループ領域にしている。
【0029】図20は、図19で説明したグループ指定
処理によってグループ化されたグループ領域への経路入
力方法を示している。この場合、前述した順序付け処理
と同様に、指定されたグループ内のうち他の目的領域に
も同じ順序が付けられ、更に1つのグループとして表示
方法が変えられる。このように、目的領域を閉領域によ
って囲む方法は、グループ化する目的領域が地図画像の
上で隣接していれば有効な方法である。
処理によってグループ化されたグループ領域への経路入
力方法を示している。この場合、前述した順序付け処理
と同様に、指定されたグループ内のうち他の目的領域に
も同じ順序が付けられ、更に1つのグループとして表示
方法が変えられる。このように、目的領域を閉領域によ
って囲む方法は、グループ化する目的領域が地図画像の
上で隣接していれば有効な方法である。
【0030】次に、前述したグループ指定処理によって
グループ化されたグループ領域を、個々の目的領域に解
除するグループ解除処理について説明する。図21はグ
ループ解除前の状態を示し、図22はグループ解除後の
状態を示す。図15或いは図19で説明したように、操
作者はグループ指定処理によって目的領域をグループ化
するが、後にそのグループ領域を解除したい場合が生じ
る。その際、図21に示すように、グループ化の状態が
分かるようにグループ毎に表示方法を変えられた地図画
像を表示するディスプレイ14に対して、操作者は解除
したいグループ領域のいずれかをタブレット15を介し
て入力ペン16で触る。すると、図22に示すようにグ
ループ領域から個々の目的領域に解除される。そして解
除された目的領域は、グループ化されていない目的領域
と同じ表示方法にすることで、グループ領域と目的領域
の区別がつきやすくなる。本図では図示されていない
が、解除されたグループ領域の中に更にグループ化され
たグループ領域がある場合は、その領域の表示方法は変
える。
グループ化されたグループ領域を、個々の目的領域に解
除するグループ解除処理について説明する。図21はグ
ループ解除前の状態を示し、図22はグループ解除後の
状態を示す。図15或いは図19で説明したように、操
作者はグループ指定処理によって目的領域をグループ化
するが、後にそのグループ領域を解除したい場合が生じ
る。その際、図21に示すように、グループ化の状態が
分かるようにグループ毎に表示方法を変えられた地図画
像を表示するディスプレイ14に対して、操作者は解除
したいグループ領域のいずれかをタブレット15を介し
て入力ペン16で触る。すると、図22に示すようにグ
ループ領域から個々の目的領域に解除される。そして解
除された目的領域は、グループ化されていない目的領域
と同じ表示方法にすることで、グループ領域と目的領域
の区別がつきやすくなる。本図では図示されていない
が、解除されたグループ領域の中に更にグループ化され
たグループ領域がある場合は、その領域の表示方法は変
える。
【0031】以上、ディスプレイ14に表示される地図
画像に対して、操作者が実際に入力ペン16によって入
力する処理について、これまで説明してきた処理に必要
な情報の関連を図23から図25を参照して説明する。
情報として、目的領域特定情報とグループ化情報と順序
付け情報がある。まず、図23と図24と図25の特徴
を述べておく。図23は、グループ化情報を地図に対応
付けている。図24は、グループ化情報を配達員(操作
者識別情報)に対応付けている。図25は、グループ化
情報を配達経路に対応付けている。各図に共通している
情報の説明をしておく。91は地図画像と目的領域特定
情報とグループ化情報を対応付ける地図id、80は地
図画像である。100は目的領域特定情報であり、10
1は目的領域の数、102は目的領域(矩形とする)の
左上の座標、103は目的領域の右下の座標、104は
目的領域の目標位置の座標、105はその目的領域の住
所である。この組が目的領域に対応して目的領域の数だ
け在る。110はグループ化情報であり、111はグル
ープの数、112はグループの識別子、113はそのグ
ループ化した目的領域の目標位置の座標、114はその
グループを構成する目的領域の数、115は目的領域の
識別子(本例では目的領域特定情報のレコード番号)ま
たはグループの識別子である。92は順序付け情報と対
応付けている配達員idである。120は順序付け情報
であり、121は配達経路の数、122は地図id、1
23は目的領域の数、124は目的領域の識別子(左か
ら配達順に格納する)またはグループの識別子、125
は配達経路である。図23は、グループ化情報を地図に
対応付けた情報関連図である。本例では、配達員全員で
グループ化情報を利用することになる。長所としては、
記録容量が少なくて済む。短所としては、グループ化情
報を変更した場合、配達員全員の順序付け情報を変更し
なければならないことと、配達員固有のグループ化がで
きないことである。
画像に対して、操作者が実際に入力ペン16によって入
力する処理について、これまで説明してきた処理に必要
な情報の関連を図23から図25を参照して説明する。
情報として、目的領域特定情報とグループ化情報と順序
付け情報がある。まず、図23と図24と図25の特徴
を述べておく。図23は、グループ化情報を地図に対応
付けている。図24は、グループ化情報を配達員(操作
者識別情報)に対応付けている。図25は、グループ化
情報を配達経路に対応付けている。各図に共通している
情報の説明をしておく。91は地図画像と目的領域特定
情報とグループ化情報を対応付ける地図id、80は地
図画像である。100は目的領域特定情報であり、10
1は目的領域の数、102は目的領域(矩形とする)の
左上の座標、103は目的領域の右下の座標、104は
目的領域の目標位置の座標、105はその目的領域の住
所である。この組が目的領域に対応して目的領域の数だ
け在る。110はグループ化情報であり、111はグル
ープの数、112はグループの識別子、113はそのグ
ループ化した目的領域の目標位置の座標、114はその
グループを構成する目的領域の数、115は目的領域の
識別子(本例では目的領域特定情報のレコード番号)ま
たはグループの識別子である。92は順序付け情報と対
応付けている配達員idである。120は順序付け情報
であり、121は配達経路の数、122は地図id、1
23は目的領域の数、124は目的領域の識別子(左か
ら配達順に格納する)またはグループの識別子、125
は配達経路である。図23は、グループ化情報を地図に
対応付けた情報関連図である。本例では、配達員全員で
グループ化情報を利用することになる。長所としては、
記録容量が少なくて済む。短所としては、グループ化情
報を変更した場合、配達員全員の順序付け情報を変更し
なければならないことと、配達員固有のグループ化がで
きないことである。
【0032】図24は、グループ化情報を配達員(操作
者識別情報)に対応付けた情報関連図である。本例で
は、配達員毎にグループ化情報を持つことができる。但
し、グループ化情報を地図id(119)を介して関連
付ける必要がある。長所としては、グループ化情報を変
更した場合、配達員全員ではなく一人分の順序付け情報
だけを変更すればよいことである。短所としては、図2
3に比べて記録容量が多くなることである。
者識別情報)に対応付けた情報関連図である。本例で
は、配達員毎にグループ化情報を持つことができる。但
し、グループ化情報を地図id(119)を介して関連
付ける必要がある。長所としては、グループ化情報を変
更した場合、配達員全員ではなく一人分の順序付け情報
だけを変更すればよいことである。短所としては、図2
3に比べて記録容量が多くなることである。
【0033】図25は、グループ化情報を配達経路に対
応付けた情報関連図である。本例では配達員の配達経路
毎にグループ化情報を持つことができる。長所として
は、グループ化情報を変更した場合、順序付け情報の1
レコードだけを変更すればよいことである。短所として
は、図23、図24に比べて記録容量が多くなることで
ある。以上3つの情報の関連付けは、一例でありこの通
りである必要はない。また、グループ化を考えなけれ
ば、どれも同じであり、情報の関連はさらにシンプルに
なる。
応付けた情報関連図である。本例では配達員の配達経路
毎にグループ化情報を持つことができる。長所として
は、グループ化情報を変更した場合、順序付け情報の1
レコードだけを変更すればよいことである。短所として
は、図23、図24に比べて記録容量が多くなることで
ある。以上3つの情報の関連付けは、一例でありこの通
りである必要はない。また、グループ化を考えなけれ
ば、どれも同じであり、情報の関連はさらにシンプルに
なる。
【0034】次に、図26から図39を参照して本発明
の各処理を説明する。図26図は道順組立てシステム全
体の処理フローを表すフロー図である。メニュー選択で
終了が選ばれるまで、ステップ202から219を繰り
返す。まずメニュー画面を表示し(ステップ202)、
メニュー選択を受け付ける(203)。メニュー画面の
例を図27(a)に示す。図27(a)に示すように、
住所特定やグループ化等の中から選択する。次に配達員
idを入力する画面を表示し(204)、配達員idの
入力を受け付ける(205)。ステップ203で選択さ
れたメニューにより処理を振り分ける(206)。メニ
ュー選択(203)でメニューの1(住所特定)が選択
されれば、目的領域特定処理を行うので、サブメニュー
画面表示(207)では図27(b)に例を示す住所特
定のサブメニュー画面が表示される。そしてそのサブメ
ニュー画面でメニューを選択する。メニュー選択を受け
付ける(208)と、選択されたサブメニューに対応し
た処理に入る。目的領域特定処理は、目的領域検出処理
(210)と特定情報入力処理(211)と目標位置入
力処理(212)に分かれる。メニュー選択(203)
の選択がメニューの2であれば、グループ化処理を行
う。グループ化処理は、サブメニュー画面表示(21
3)に進み、メニュー選択(214)に応じてグループ
指定処理(216)とグループ解除処理(217)に分
かれる。メニュー選択(203)の選択がメニューの3
であれば、順序付け処理を行う(218)。メニュー選
択(203)の選択がメニューの4であれば、配達経路
確認処理を行う(219)。メニュー画面で終了が選択
されれば終了する(201)。以降、各処理について詳
しく説明する。
の各処理を説明する。図26図は道順組立てシステム全
体の処理フローを表すフロー図である。メニュー選択で
終了が選ばれるまで、ステップ202から219を繰り
返す。まずメニュー画面を表示し(ステップ202)、
メニュー選択を受け付ける(203)。メニュー画面の
例を図27(a)に示す。図27(a)に示すように、
住所特定やグループ化等の中から選択する。次に配達員
idを入力する画面を表示し(204)、配達員idの
入力を受け付ける(205)。ステップ203で選択さ
れたメニューにより処理を振り分ける(206)。メニ
ュー選択(203)でメニューの1(住所特定)が選択
されれば、目的領域特定処理を行うので、サブメニュー
画面表示(207)では図27(b)に例を示す住所特
定のサブメニュー画面が表示される。そしてそのサブメ
ニュー画面でメニューを選択する。メニュー選択を受け
付ける(208)と、選択されたサブメニューに対応し
た処理に入る。目的領域特定処理は、目的領域検出処理
(210)と特定情報入力処理(211)と目標位置入
力処理(212)に分かれる。メニュー選択(203)
の選択がメニューの2であれば、グループ化処理を行
う。グループ化処理は、サブメニュー画面表示(21
3)に進み、メニュー選択(214)に応じてグループ
指定処理(216)とグループ解除処理(217)に分
かれる。メニュー選択(203)の選択がメニューの3
であれば、順序付け処理を行う(218)。メニュー選
択(203)の選択がメニューの4であれば、配達経路
確認処理を行う(219)。メニュー画面で終了が選択
されれば終了する(201)。以降、各処理について詳
しく説明する。
【0035】図28は、目的領域検出処理のフローであ
る。目的領域検出処理は図5、図6で説明したように、
地図画像のどこに住宅などの目的領域があるかを検出す
る処理である。まず、地図id入力画面を表示し(22
1)、地図idの入力を受け付ける(222)。入力さ
れた地図idを基に図23に示す地図画像80を検索し
(223)、検索した地図画像80を表示する(22
4)。地図idに対応する目的領域特定情報100があ
るかどうか判断し(225)、あれば目的領域特定情報
100を検索し(226)、目的領域を表示する(22
7)。次に、目的領域の指示がなくなるまで229から
231をくり返す(228)。そして目的領域の指示を
受け付け(229)、指示された範囲の表示を変更し
(230)、指示された内容により、目的領域特定情報
100の座標の項目を作成する(231)。目的領域指
示入力が終了であれば、作成した目的領域特定情報10
0を格納する(232)。
る。目的領域検出処理は図5、図6で説明したように、
地図画像のどこに住宅などの目的領域があるかを検出す
る処理である。まず、地図id入力画面を表示し(22
1)、地図idの入力を受け付ける(222)。入力さ
れた地図idを基に図23に示す地図画像80を検索し
(223)、検索した地図画像80を表示する(22
4)。地図idに対応する目的領域特定情報100があ
るかどうか判断し(225)、あれば目的領域特定情報
100を検索し(226)、目的領域を表示する(22
7)。次に、目的領域の指示がなくなるまで229から
231をくり返す(228)。そして目的領域の指示を
受け付け(229)、指示された範囲の表示を変更し
(230)、指示された内容により、目的領域特定情報
100の座標の項目を作成する(231)。目的領域指
示入力が終了であれば、作成した目的領域特定情報10
0を格納する(232)。
【0036】図29は、特定情報入力処理のフローであ
る。特定情報入力処理は図7、図8で説明した目的領域
検出処理で検出した目的領域に住所などの特定情報を入
力する処理である。まず、地図idの入力画面を表示し
(241)、地図idの入力を受け付ける(242)。
入力された地図idを基に図23に示す地図画像80を
検索し(243)、検索した地図画像80を表示する
(244)。地図idに対応する目的領域特定情報10
0を検索し(245)、目的領域を表示する(24
6)。次に、目的領域の指定がなくなるまで248から
253をくり返す(247)。目的領域の指定を受け付
ける(248)と、指定された目的領域の表示を変更し
(249)、図8の特定情報(住所)入力画面を表示し
(250)、特定情報(住所)の入力を受け付け(25
1)、248で指定された目的領域に対応する目的領域
特定情報100の住所の項目105を作成し(25
2)、入力が完了した目的領域の表示を変更する(25
3)。特定情報の入力が終了であれば、作成した目的領
域特定情報100を格納する(254)。本処理は、本
例のように独立させる必要はなく、目的領域検出処理の
中に入っていてもよい。例えば、250から251のス
テップを図28のステップ230の後に設けて、目的領
域を検出した後、すぐに住所を入力するようにしてもよ
い。
る。特定情報入力処理は図7、図8で説明した目的領域
検出処理で検出した目的領域に住所などの特定情報を入
力する処理である。まず、地図idの入力画面を表示し
(241)、地図idの入力を受け付ける(242)。
入力された地図idを基に図23に示す地図画像80を
検索し(243)、検索した地図画像80を表示する
(244)。地図idに対応する目的領域特定情報10
0を検索し(245)、目的領域を表示する(24
6)。次に、目的領域の指定がなくなるまで248から
253をくり返す(247)。目的領域の指定を受け付
ける(248)と、指定された目的領域の表示を変更し
(249)、図8の特定情報(住所)入力画面を表示し
(250)、特定情報(住所)の入力を受け付け(25
1)、248で指定された目的領域に対応する目的領域
特定情報100の住所の項目105を作成し(25
2)、入力が完了した目的領域の表示を変更する(25
3)。特定情報の入力が終了であれば、作成した目的領
域特定情報100を格納する(254)。本処理は、本
例のように独立させる必要はなく、目的領域検出処理の
中に入っていてもよい。例えば、250から251のス
テップを図28のステップ230の後に設けて、目的領
域を検出した後、すぐに住所を入力するようにしてもよ
い。
【0037】図30は、目標位置入力処理のフローであ
る。目標位置入力処理は図9で説明したように、目的領
域検出処理で検出した目的領域のどの位置に郵便受けや
玄関などの目標となる物があるかを入力する処理であ
る。まず、地図idの入力画面を表示し(261)、地
図idの入力を受け付ける(262)。入力された地図
idを基に図23に示す地図画像80を検索し(26
3)、検索した地図画像80を表示する(264)。地
図idに対応する目的領域特定情報100を検索し(2
65)、グループ化情報110があれば検索し(26
6、267)、目的領域を表示する(268)。次に、
目的領域の指定がなくなるまで270から274をくり
返す(269)。目標位置の指定を受け付け(27
0)、指定された位置に目標位置と分かる印を表示し
(271)、指定された位置がグループ化された領域な
らば、指定された目的領域に対応するグループ化情報の
目標位置の座標の項目を作成する(272、273)。
指定された位置がグループ化された領域でないなら、指
定された目的領域に対応する目的領域特定情報の目標位
置の座標の項目を作成する(274)。目標位置入力が
終了であれば、作成した目的領域特定情報100とグル
ープ化情報110を格納する(275)。本処理も、本
例のように独立させる必要はなく、目的領域検出処理の
中に入っていてもよい。例えば、270、271、27
4のステップを図28のステップ230の後に設けて、
目的領域を検出した後、すぐに目標位置を入力するよう
にしてもよい。
る。目標位置入力処理は図9で説明したように、目的領
域検出処理で検出した目的領域のどの位置に郵便受けや
玄関などの目標となる物があるかを入力する処理であ
る。まず、地図idの入力画面を表示し(261)、地
図idの入力を受け付ける(262)。入力された地図
idを基に図23に示す地図画像80を検索し(26
3)、検索した地図画像80を表示する(264)。地
図idに対応する目的領域特定情報100を検索し(2
65)、グループ化情報110があれば検索し(26
6、267)、目的領域を表示する(268)。次に、
目的領域の指定がなくなるまで270から274をくり
返す(269)。目標位置の指定を受け付け(27
0)、指定された位置に目標位置と分かる印を表示し
(271)、指定された位置がグループ化された領域な
らば、指定された目的領域に対応するグループ化情報の
目標位置の座標の項目を作成する(272、273)。
指定された位置がグループ化された領域でないなら、指
定された目的領域に対応する目的領域特定情報の目標位
置の座標の項目を作成する(274)。目標位置入力が
終了であれば、作成した目的領域特定情報100とグル
ープ化情報110を格納する(275)。本処理も、本
例のように独立させる必要はなく、目的領域検出処理の
中に入っていてもよい。例えば、270、271、27
4のステップを図28のステップ230の後に設けて、
目的領域を検出した後、すぐに目標位置を入力するよう
にしてもよい。
【0038】図31は、グループ指定処理のフローであ
る。グループ指定処理は、図15、図16で説明したよ
うに、複数の目的領域をグループ化し一つの目的領域と
して扱えるようにする処理である。まず、地図idの入
力画面を表示し(281)、地図idの入力を受け付け
る(282)。入力された地図idを基に地図画像80
を検索し(283)、検索した地図画像80を表示する
(284)。地図idに対応する目的領域特定情報10
0を検索し(285)、グループ化情報110があれば
グループ化情報を検索し(286、287)、目的領域
を表示する(288)。次に、目的領域の指定がなくな
るまで290から293をくり返す(289)。複数の
目的領域の指定を受け付け(290、291)、指定さ
れた目的領域の表示を変更し(292)、グループ化情
報110を作成する(293)。グループ指定が終了で
あれば、作成したグループ化情報110を格納する(2
94)。
る。グループ指定処理は、図15、図16で説明したよ
うに、複数の目的領域をグループ化し一つの目的領域と
して扱えるようにする処理である。まず、地図idの入
力画面を表示し(281)、地図idの入力を受け付け
る(282)。入力された地図idを基に地図画像80
を検索し(283)、検索した地図画像80を表示する
(284)。地図idに対応する目的領域特定情報10
0を検索し(285)、グループ化情報110があれば
グループ化情報を検索し(286、287)、目的領域
を表示する(288)。次に、目的領域の指定がなくな
るまで290から293をくり返す(289)。複数の
目的領域の指定を受け付け(290、291)、指定さ
れた目的領域の表示を変更し(292)、グループ化情
報110を作成する(293)。グループ指定が終了で
あれば、作成したグループ化情報110を格納する(2
94)。
【0039】図32は、グループ解除処理のフローであ
る。グループ解除処理は、図21、図22で説明したよ
うに、グループ指定処理でグループ化した目的領域を解
除する処理である。まず、地図idの入力画面を表示し
(301)、地図idの入力を受け付ける(302)。
入力された地図idを基に地図画像80を検索し(30
3)、検索した地図画像80を表示する(304)。地
図idに対応する目的領域特定情報100を検索し(3
05)、グループ化情報110を検索し(306)、目
的領域を表示する(307)。次に、目的領域の指定が
なくなるまで309から311をくり返す(308)。
グループ化された目的領域の指定を受け付け(30
9)、指定された目的領域の表示を変更し(310)、
対応するグループ化情報110を削除する(311)。
グループ解除指定が終了であれば、変更したグループ化
情報110を格納する(312)。
る。グループ解除処理は、図21、図22で説明したよ
うに、グループ指定処理でグループ化した目的領域を解
除する処理である。まず、地図idの入力画面を表示し
(301)、地図idの入力を受け付ける(302)。
入力された地図idを基に地図画像80を検索し(30
3)、検索した地図画像80を表示する(304)。地
図idに対応する目的領域特定情報100を検索し(3
05)、グループ化情報110を検索し(306)、目
的領域を表示する(307)。次に、目的領域の指定が
なくなるまで309から311をくり返す(308)。
グループ化された目的領域の指定を受け付け(30
9)、指定された目的領域の表示を変更し(310)、
対応するグループ化情報110を削除する(311)。
グループ解除指定が終了であれば、変更したグループ化
情報110を格納する(312)。
【0040】図33は、順序付け処理のフローである。
順序付け処理は、図10〜図14で説明したように、ポ
インティングデバイスにより配達経路を入力し、経路に
従い目的領域に順序を付ける処理である。まず、地図i
dの入力画面を表示し(321)、地図idの入力を受
け付ける(322)。入力された地図idを基に地図画
像80を検索し(323)、検索した地図画像80を表
示する(324)。地図idに対応する目的領域特定情
報100を検索し(325)、グループ化情報110を
検索し(326)、目的領域を表示する(327)。次
に、配達経路の入力が終了するまで329から333を
くり返す(328)。配達経路の入力を受け付け(32
9)、入力された軌跡を表示し(330)、グループ化
情報110、目的領域特定情報100をサーチし(33
1)該当する目的領域の表示を変更し(332)、順序
付け情報120を作成する(333)。経路入力が終了
であれば、作成した順序付け情報120を格納する(3
34)。
順序付け処理は、図10〜図14で説明したように、ポ
インティングデバイスにより配達経路を入力し、経路に
従い目的領域に順序を付ける処理である。まず、地図i
dの入力画面を表示し(321)、地図idの入力を受
け付ける(322)。入力された地図idを基に地図画
像80を検索し(323)、検索した地図画像80を表
示する(324)。地図idに対応する目的領域特定情
報100を検索し(325)、グループ化情報110を
検索し(326)、目的領域を表示する(327)。次
に、配達経路の入力が終了するまで329から333を
くり返す(328)。配達経路の入力を受け付け(32
9)、入力された軌跡を表示し(330)、グループ化
情報110、目的領域特定情報100をサーチし(33
1)該当する目的領域の表示を変更し(332)、順序
付け情報120を作成する(333)。経路入力が終了
であれば、作成した順序付け情報120を格納する(3
34)。
【0041】次に図34から図36を参照して、本発明
の特徴である配達物の区分方法について説明する。図3
4は区分装置と各情報の関連を表した図である。61は
地図画像と配達経路の軌跡である。61のaからeは目
的領域である。100は前述した目的領域特定情報、1
20は順序付け情報である。目的領域特定情報100の
1行目のレコード番号1は住所aの目的領域であり、x
11、y11がaの矩形の左上の座標、x12、y12
左下の座標、x13、y13が玄関等の目標位置の座
標、aが住所である。レコード番号2は住所bの目的領
域である。24は区分装置であり、図のような区分箱を
持っている。順序付け情報120の目的領域識別子(太
線内)は、目的領域特定情報100のレコード番号に対
応しており、目的領域識別子(太線内)の並び順は、配
達順序であり、区分装置24の区分箱に対応している。
本例では、配達順序は、c、e、d、b、aであり、郵
便物は区分箱の左上からc、e、d、b、aの順に区分
されることを表している。zはその他である。
の特徴である配達物の区分方法について説明する。図3
4は区分装置と各情報の関連を表した図である。61は
地図画像と配達経路の軌跡である。61のaからeは目
的領域である。100は前述した目的領域特定情報、1
20は順序付け情報である。目的領域特定情報100の
1行目のレコード番号1は住所aの目的領域であり、x
11、y11がaの矩形の左上の座標、x12、y12
左下の座標、x13、y13が玄関等の目標位置の座
標、aが住所である。レコード番号2は住所bの目的領
域である。24は区分装置であり、図のような区分箱を
持っている。順序付け情報120の目的領域識別子(太
線内)は、目的領域特定情報100のレコード番号に対
応しており、目的領域識別子(太線内)の並び順は、配
達順序であり、区分装置24の区分箱に対応している。
本例では、配達順序は、c、e、d、b、aであり、郵
便物は区分箱の左上からc、e、d、b、aの順に区分
されることを表している。zはその他である。
【0042】図35は、実際の郵便物の区分を表した図
である。本図の左上にある郵便物は、配達区分または配
達大区分まで行ったものである。これを供給装置22に
掛けると区分箱の拡大図のように区分される。120は
順序付け情報であり、130は本発明の特徴の一つであ
る該当情報である。該当情報130は、順序付け情報1
20のレコード(配達経路)に対応付けており、並び順
は目的領域識別子(太線内)の並び順と同じ関係にあ
る。情報の意味は、目的領域に配達すべき郵便物の有無
である。本例では「1」が「有」、「0」が「無」であ
る。左から3番目(dの区分箱)には配達すべき郵便物
がないことを表している。該当情報は制御装置21で作
成する。利用目的は、後述する。
である。本図の左上にある郵便物は、配達区分または配
達大区分まで行ったものである。これを供給装置22に
掛けると区分箱の拡大図のように区分される。120は
順序付け情報であり、130は本発明の特徴の一つであ
る該当情報である。該当情報130は、順序付け情報1
20のレコード(配達経路)に対応付けており、並び順
は目的領域識別子(太線内)の並び順と同じ関係にあ
る。情報の意味は、目的領域に配達すべき郵便物の有無
である。本例では「1」が「有」、「0」が「無」であ
る。左から3番目(dの区分箱)には配達すべき郵便物
がないことを表している。該当情報は制御装置21で作
成する。利用目的は、後述する。
【0043】図36は、郵便区分機の制御装置の処理の
フローである。説明は、本発明に関連する郵便物の区分
に関することに限定する。まず、配達員idと配達経路
idを入力する(341、342)。入力したidを基
に、目的領域特定情報100、グループ化情報110、
順序付け情報120をロードする(343、344、3
45)。次に、郵便物がなくなるまで347から350
をくり返す(346)。即ち、認識装置23からの認識
結果を待ち(347)、認識結果を基に情報をサーチし
郵便物の区分箱への行き先を決定し(348)、区分装
置へ行き先を指示し(349)、該当情報130を作成
する(350)。郵便物がなくなれば、作成した該当情
報130をセーブする(351)。
フローである。説明は、本発明に関連する郵便物の区分
に関することに限定する。まず、配達員idと配達経路
idを入力する(341、342)。入力したidを基
に、目的領域特定情報100、グループ化情報110、
順序付け情報120をロードする(343、344、3
45)。次に、郵便物がなくなるまで347から350
をくり返す(346)。即ち、認識装置23からの認識
結果を待ち(347)、認識結果を基に情報をサーチし
郵便物の区分箱への行き先を決定し(348)、区分装
置へ行き先を指示し(349)、該当情報130を作成
する(350)。郵便物がなくなれば、作成した該当情
報130をセーブする(351)。
【0044】図37は、配達経路の確認方法を表す図で
ある。aからeは目的領域であり、太線は順序付け処理
で入力された配達経路の軌跡である。白抜きの目的領域
dは配達すべき郵便物がないことを表している。図35
で述べた該当情報130により、このように表示方法を
変える。これにより、配達員は、配達経路を見直した
り、配達経路のショートカットが可能なことを事前に知
ることができる。
ある。aからeは目的領域であり、太線は順序付け処理
で入力された配達経路の軌跡である。白抜きの目的領域
dは配達すべき郵便物がないことを表している。図35
で述べた該当情報130により、このように表示方法を
変える。これにより、配達員は、配達経路を見直した
り、配達経路のショートカットが可能なことを事前に知
ることができる。
【0045】図38は、別の配達経路の確認方法を表す
図である。点線は、順序付け処理で入力された配達経路
の軌跡であり、太線は、コンピュータで求めた最短配達
経路である。この機能は、利用したい人だけが利用する
用にしてよい。
図である。点線は、順序付け処理で入力された配達経路
の軌跡であり、太線は、コンピュータで求めた最短配達
経路である。この機能は、利用したい人だけが利用する
用にしてよい。
【0046】図39は、上述した経路確認処理のフロー
である。配達経路id入力画面を表示し、配達経路id
を入力する(361、362)。入力した配達経路id
を基に順序付け情報120、該当情報130、地図画像
80を検索し(363、364、365)、地図画像1
30を表示する(366)。目的領域特定情報100、
グループ化情報110を検索し(367、368)、目
的領域、配達経路の軌跡を表示する(369、37
0)。最短経路軌跡を算出し(371)、表示する(3
72)。
である。配達経路id入力画面を表示し、配達経路id
を入力する(361、362)。入力した配達経路id
を基に順序付け情報120、該当情報130、地図画像
80を検索し(363、364、365)、地図画像1
30を表示する(366)。目的領域特定情報100、
グループ化情報110を検索し(367、368)、目
的領域、配達経路の軌跡を表示する(369、37
0)。最短経路軌跡を算出し(371)、表示する(3
72)。
【0047】図40は、郵便物の区分方法を表す図であ
る。図35よりも多くの郵便物を一度に区分する。図の
上にある郵便物は配達大区分まで行われたものをまとめ
たものである。郵便区分機に複数の経路を指定できるよ
うにすることで、本例のように一度に大量の郵便物を配
達順に区分することができる。郵便物は、配達大区分ま
で行われている必要はない。配達区分まで行われたもの
でも、結果は同じである。また、区分箱を充分に多くす
れば、配達区分前の郵便物でも可能である。
る。図35よりも多くの郵便物を一度に区分する。図の
上にある郵便物は配達大区分まで行われたものをまとめ
たものである。郵便区分機に複数の経路を指定できるよ
うにすることで、本例のように一度に大量の郵便物を配
達順に区分することができる。郵便物は、配達大区分ま
で行われている必要はない。配達区分まで行われたもの
でも、結果は同じである。また、区分箱を充分に多くす
れば、配達区分前の郵便物でも可能である。
【0048】図41は、手段と情報の関連を表す図であ
る。符号は上述の符号と一致させている。80は地図画
像、100は目的領域特定情報、110はグループ化情
報、120は順序付け情報、130は該当情報である。
401は目的領域検出手段、402は目的領域特定手
段、403はグループ化手段、404は順序付け手段、
405は経路確認手段、406は区分制御手段である。
矢印の意味は、目的領域特定情報100が、目的領域検
出手段401と目的領域特定手段402で作成され、ま
た401から406の各手段で参照されることを表して
いる。各情報は、ペン入力コンピュータ10にあって
も、郵便区分機20にあっても、ほかのコンピュータに
あってもよい。
る。符号は上述の符号と一致させている。80は地図画
像、100は目的領域特定情報、110はグループ化情
報、120は順序付け情報、130は該当情報である。
401は目的領域検出手段、402は目的領域特定手
段、403はグループ化手段、404は順序付け手段、
405は経路確認手段、406は区分制御手段である。
矢印の意味は、目的領域特定情報100が、目的領域検
出手段401と目的領域特定手段402で作成され、ま
た401から406の各手段で参照されることを表して
いる。各情報は、ペン入力コンピュータ10にあって
も、郵便区分機20にあっても、ほかのコンピュータに
あってもよい。
【0049】図42は、本発明を利用した場合の配達ま
での作業の流れを表した図である。太線で囲んである作
業は、本発明を利用している作業である。これまで説明
してきた内容は、(a)の方である。目的領域特定処理
501を行い、順序付け処理502を行う。ここまでは
前作業であり、配達する度に行う必要はなく、1度行っ
ていればよい。行うことがあるとすれば、新しい家がで
きたときとか、配達する経路を変えたい場合である。5
03以降が配達する度に行う作業である。まず、配達区
分503を行い、次に道順組立て504を行い、最後に
配達経路確認処理505を行って、配達506に出かけ
る。(a)は、最も人手をかけない流れであるが、事前
に配達経路を決めているため、配達すべき郵便物の有無
により最適な配達順になるかどうか分からない。(b)
は配達の度に経路を指定することになるが、毎回配達員
にとって最適な配達順にすることができる。目的領域特
定処理511は、(a)と同じく前処理である。まず配
達区分512を行う。そして、配達すべき郵便物の有無
の情報を基に配達経路を指定する順序付け処理513を
行う。最後に道順組立て514を行い、配達515に出
かける。(b)を図43を用いてもう少し詳しく説明す
る。
での作業の流れを表した図である。太線で囲んである作
業は、本発明を利用している作業である。これまで説明
してきた内容は、(a)の方である。目的領域特定処理
501を行い、順序付け処理502を行う。ここまでは
前作業であり、配達する度に行う必要はなく、1度行っ
ていればよい。行うことがあるとすれば、新しい家がで
きたときとか、配達する経路を変えたい場合である。5
03以降が配達する度に行う作業である。まず、配達区
分503を行い、次に道順組立て504を行い、最後に
配達経路確認処理505を行って、配達506に出かけ
る。(a)は、最も人手をかけない流れであるが、事前
に配達経路を決めているため、配達すべき郵便物の有無
により最適な配達順になるかどうか分からない。(b)
は配達の度に経路を指定することになるが、毎回配達員
にとって最適な配達順にすることができる。目的領域特
定処理511は、(a)と同じく前処理である。まず配
達区分512を行う。そして、配達すべき郵便物の有無
の情報を基に配達経路を指定する順序付け処理513を
行う。最後に道順組立て514を行い、配達515に出
かける。(b)を図43を用いてもう少し詳しく説明す
る。
【0050】図43は、処理と情報の関連を表す図であ
る。100は目的領域特定情報、300は該当情報、1
20は順序付け情報である。これまで説明してきた情報
の持ち方と異なる点が2つある。1つめは、該当情報を
順序付け情報と対応させるのではなく目的領域特定情報
と対応付けていること。2つめは、順序付け情報の目的
領域の識別子(太線内)の数が地域内の目的領域の数で
はなく配達すべき郵便物のある目的領域の数であるこ
と。目的領域特定処理で目的領域特定情報100を作成
し、配達区分により該当情報300を作成する。目的領
域特定情報100と該当情報300を基に順序付け処理
を行う。順序付け処理で配達経路を入力し、順序付け情
報120を作成する。順序付け情報120を基に道順組
立てを行う。
る。100は目的領域特定情報、300は該当情報、1
20は順序付け情報である。これまで説明してきた情報
の持ち方と異なる点が2つある。1つめは、該当情報を
順序付け情報と対応させるのではなく目的領域特定情報
と対応付けていること。2つめは、順序付け情報の目的
領域の識別子(太線内)の数が地域内の目的領域の数で
はなく配達すべき郵便物のある目的領域の数であるこ
と。目的領域特定処理で目的領域特定情報100を作成
し、配達区分により該当情報300を作成する。目的領
域特定情報100と該当情報300を基に順序付け処理
を行う。順序付け処理で配達経路を入力し、順序付け情
報120を作成する。順序付け情報120を基に道順組
立てを行う。
【0051】図44は、渉外支援システムにおける情報
出力の例である。渉外支援システムは、戦略的な顧客の
選択や、訪問する顧客の取引状況、契約状況、満期情報
などの顧客情報を出力するシステムで、渉外員は出力さ
れた紙を持って渉外活動を行う。この渉外支援システム
に本発明を適用すれば、簡単に訪問ルートを入力でき、
ルートに従って顧客情報を印刷できる。上図のように訪
問ルートを入力すると、順序付け情報を基に下図のよう
に顧客情報を訪問順に印刷することができる。また、地
図画像と訪問ルートを合わせて印刷しておけば、直感的
に訪問ルートが分かり便利である。
出力の例である。渉外支援システムは、戦略的な顧客の
選択や、訪問する顧客の取引状況、契約状況、満期情報
などの顧客情報を出力するシステムで、渉外員は出力さ
れた紙を持って渉外活動を行う。この渉外支援システム
に本発明を適用すれば、簡単に訪問ルートを入力でき、
ルートに従って顧客情報を印刷できる。上図のように訪
問ルートを入力すると、順序付け情報を基に下図のよう
に顧客情報を訪問順に印刷することができる。また、地
図画像と訪問ルートを合わせて印刷しておけば、直感的
に訪問ルートが分かり便利である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、やさしい操作で経路入
力ができ、さらにその情報に基づき自動的に配達物を並
べたり、情報を出力する道順組立て方法及びシステムが
実現できる。従来の手作業と比べれば、大幅な時間短
縮、負荷軽減が図れる。
力ができ、さらにその情報に基づき自動的に配達物を並
べたり、情報を出力する道順組立て方法及びシステムが
実現できる。従来の手作業と比べれば、大幅な時間短
縮、負荷軽減が図れる。
【図1】システムの全体構成図である。
【図2】システムの全体構成図である。
【図3】郵便業務の配達までの作業を表す図である。
【図4】地図画像の例である。
【図5】目的領域検出方法を表す図である。
【図6】目的領域検出方法を表す図である。
【図7】特定情報入力方法を表す図である。
【図8】特定情報入力方法を表す図である。
【図9】目標位置入力方法を表す図である。
【図10】経路入力方法を表す図である。
【図11】経路入力方法を表す図である。
【図12】経路入力方法を表す図である。
【図13】経路入力方法を表す図である。
【図14】経路入力方法を表す図である。
【図15】目的領域のグループ指定方法を表す図であ
る。
る。
【図16】目的領域のグループ指定方法を表す図であ
る。
る。
【図17】グループ化した目的領域への経路入力方法を
表す図である。
表す図である。
【図18】グループ化した目的領域への経路入力方法を
表す図である。
表す図である。
【図19】目的領域のグループ指定方法を表す図であ
る。
る。
【図20】グループ化した目的領域への経路入力方法を
表す図である。
表す図である。
【図21】グループの解除方法を表す図である。
【図22】グループの解除方法を表す図である。
【図23】各種情報の関連図である。
【図24】各種情報の関連図である。
【図25】各種情報の関連図である。
【図26】全体の処理フロー図である。
【図27】メニュー画面の例である。
【図28】目的領域検出処理のフロー図である。
【図29】特定情報入力処理のフロー図である。
【図30】目標位置入力処理のフロー図である。
【図31】グループ指定処理のフロー図である。
【図32】グループ解除処理のフロー図である。
【図33】順序付け処理のフロー図である。
【図34】区分装置と情報の関連を表す図である。
【図35】郵便物の区分方法を表す図である。
【図36】郵便区分機の制御装置のフロー図である。
【図37】経路確認方法を表す図である。
【図38】経路確認方法を表す図である。
【図39】経路確認処理のフロー図である。
【図40】郵便物の区分方法を表す図である。
【図41】手段と情報の関連を表す図である。
【図42】配達までの作業の流れを表す図である。
【図43】処理と情報の関連を表す図である。
【図44】情報出力の例である。
10…ペン入力コンピュータ、14…ディスプレイ、1
5…タブレット、16…入力ペン、20…郵便区分機、
24…区分装置、40…通信線、80…地図画像、10
0…目的領域特定情報、110…グループ化情報、12
0…順序付け情報、130…該当情報、210…目的領
域検出処理、211…特定情報入力処理、212…目標
位置入力処理、216…グループ指定処理、217…グ
ループ解除処理、218…順序付け処理、219…配達
経路確認処理、401…目的領域検出手段、402…目
的領域特定手段、403…グループ化手段、404…順
序付け手段、405…経路確認手段、406…区分制御
手段。
5…タブレット、16…入力ペン、20…郵便区分機、
24…区分装置、40…通信線、80…地図画像、10
0…目的領域特定情報、110…グループ化情報、12
0…順序付け情報、130…該当情報、210…目的領
域検出処理、211…特定情報入力処理、212…目標
位置入力処理、216…グループ指定処理、217…グ
ループ解除処理、218…順序付け処理、219…配達
経路確認処理、401…目的領域検出手段、402…目
的領域特定手段、403…グループ化手段、404…順
序付け手段、405…経路確認手段、406…区分制御
手段。
Claims (18)
- 【請求項1】ディスプレイに地図画像を表示して、目的
領域への訪問や配達などの経路を決定する方法であっ
て、地図画像から目的領域を検出し、検出した目的領域
に該目的領域を特定する情報を対応付ける目的領域特定
処理を行い、地図画像と目的領域をディスプレイに表示
し、表示された目的領域に順序を付ける順序付け処理を
行い経路を決定することを特徴とする道順組立て方法。 - 【請求項2】上記目的領域特定処理において、検出した
目的領域の位置や大きさなどの属性情報と地図画像を対
応付けて格納することを特徴とする請求項1記載の道順
組立て方法。 - 【請求項3】上記目的領域特定処理において、検出した
目的領域に対して玄関や郵便受けなどの目標位置を入力
し、入力された目標位置と目的領域の情報を対応付けて
格納し、上記順序付け処理において、地図画像をディス
プレイに表示する際に、目標位置を地図画像上に明示す
ることを特徴とする請求項1記載の道順組立て方法。 - 【請求項4】複数の目的領域をグループ化する指示を受
け付け、受け付けた複数の目的領域を一つの目的領域と
して扱うためのグループ化情報を作成するグループ化処
理を行い、上記順序付け処理において、地図画像をディ
スプレイに表示する際に、グループ化した目的領域を他
と異なる表示方法にすることを特徴とする請求項1記載
の道順組立て方法。 - 【請求項5】上記順序付け処理において、操作者を識別
する操作者識別情報の入力を受け付け、少なくとも入力
された操作者識別情報と入力された軌跡と目的領域に対
して順序付けした情報を対応付けて格納することを特徴
とする請求項1記載の道順組立て方法。 - 【請求項6】上記順序付け処理において、地図画像と目
的領域をディスプレイに表示する際に、目的領域を他と
異なる表示方法にすることを特徴とする請求項1記載の
道順組立て方法。 - 【請求項7】上記順序付け処理において、入力された軌
跡に従い順序付けする際に、順序付けが終了した目的領
域を他の目的領域と異なる表示方法にすることを特徴と
する請求項1記載の道順組立て方法。 - 【請求項8】目的領域特定処理と順序付け処理に加え、
地図画像と目的領域と順序付け処理において入力された
軌跡を表示する道順確認処理を行うことを特徴とする請
求項1ないし7のいずれかの項記載の道順組立て方法。 - 【請求項9】ディスプレイに地図画像を表示して、地図
画像から目的領域を検出し、検出した目的領域に該目的
領域を特定する情報を対応付ける目的領域特定処理を行
い、表示された目的領域に順序を付ける順序付け処理を
行い経路を決定して順序付け情報を作成し、該順序情報
を郵便物や小包などの配達物の区分装置に供給し、上記
順序情報に従って上記配達物を区分することを特徴とす
る配達物区分方法。 - 【請求項10】上記区分装置での区分の結果、目的領域
に該当する配達物情報があったかどうかの該当情報を、
上記順序付け情報と対応付けて格納することを特徴とす
る請求項9記載の配達物区分方法。 - 【請求項11】上記該当情報に基づいて、対応する目的
領域を他と異なる表示を行うことを特徴とする請求項1
0記載の配達物区分方法。 - 【請求項12】上記該当情報に基づいて、目的領域を回
る最短経路を求め、該経路を上記地図画像上に表示する
ことを特徴とする請求項10もしくは11記載の配達物
区分方法。 - 【請求項13】地図情報と、地図情報と対応付けた目的
領域情報、目的領域情報の順序を示す順序付け情報を記
憶する記憶手段と、 上記記憶手段の地図情報と目的領域情報とにより、目的
領域と地図画像を重ねて表示するディスプレイ手段と、 上記ディスプレイ手段に表示された目的領域の順序を指
定入力する入力手段と、 該入力手段により入力された
順序に応じて、上記記憶手段へ上記順序付け情報を記憶
する制御手段と、 を有することを特徴とする道順組立システム。 - 【請求項14】ディスプレイに地図画像を表示し、訪問
や配達などの経路を入力するシステムであって、 操作者識別情報を入力する操作者識別情報入力手段と、 目的領域を検出する目的領域検出手段と、 目的領域を特定する情報を入力する機能と、検出した目
的領域の属性情報と該目的領域の特定情報からなる目的
領域特定情報を地図画像と対応付けて格納する機能を有
する目的領域特定手段と、 地図画像と目的領域を表示する機能と、ポインティング
デバイスによる経路を入力する機能と、入力された軌跡
に沿って目的領域に順序を付けた順序付け情報を操作者
識別情報と対応付けて格納する機能を有する順序付け手
段を設けたことを特徴とする道順組立てシステム。 - 【請求項15】上記目的領域特定手段は、目的領域に対
する目標位置を入力する機能と、入力した目標位置と目
的領域特定情報を対応付けて格納する機能を含み、上記
順序付け手段は、目標位置を地図画像上に明示する機能
を有することを特徴とする請求項14記載の道順組立て
システム。 - 【請求項16】さらに、複数の目的領域を指定する機能
と、指定された複数の目的領域を一つの目的領域として
扱うためのグループ化情報を作成、格納する機能を有す
るグループ化手段を有し、上記順序付け手段は、グルー
プ化した目的領域を他の目的領域と異なる表示方法にす
る機能を有することを特徴とする請求項14記載の道順
組立てシステム。 - 【請求項17】地図情報と、地図情報と対応付けた目的
領域情報、目的領域情報の順序を示す順序付け情報を記
憶する記憶手段と、上記記憶手段の地図情報と目的領域
情報とにより、目的領域と地図画像を重ねて表示するデ
ィスプレイ手段と、上記ディスプレイ手段に表示された
目的領域の順序を指定入力する入力手段と、該入力手段
により入力された順序に応じて、上記記憶手段へ上記順
序付け情報を記憶する制御手段とを有する道順組立装置
と、 上記道順組立装置に接続され、配達物の配達先を読み取
って区分する区分装置とを有し、 上記道順組立装置からの上記順序付け情報の順に上記配
達物を区分することを特徴とする配達物区分システム。 - 【請求項18】上記区分装置は、目的領域に該当する配
達物情報があったかどうかの該当情報と順序付け情報ま
たは目的領域特定情報を対応付けて格納する機能を含む
ことを特徴とする請求項17記載の配達物区分システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040295A JPH08299911A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 道順組立て方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040295A JPH08299911A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 道順組立て方法及びシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08299911A true JPH08299911A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14534898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11040295A Pending JPH08299911A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 道順組立て方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08299911A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2365970A (en) * | 2000-08-01 | 2002-02-27 | Bosch Gmbh Robert | Navigation device and process for the information input into the navigation de vice |
JP2010054948A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toshiba Corp | 電子地図データ処理システム |
JP2010204016A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Zenrin Datacom Co Ltd | 道筋探索装置、道筋探索方法およびコンピュータプログラム |
JP2013539011A (ja) * | 2010-06-08 | 2013-10-17 | ドイチェ ポスト アーゲー | 収集および/または配達旅程の最適化のためのシステム |
JP2013238604A (ja) * | 1999-12-23 | 2013-11-28 | Koninklijke Philips Nv | 位置アラーム |
JP2014048683A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Seikou Trans Network Co Ltd | 情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラム |
JPWO2015092860A1 (ja) * | 2013-12-16 | 2017-03-16 | 楽天株式会社 | 訪問管理システム、プログラム、及び訪問管理方法 |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP11040295A patent/JPH08299911A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013238604A (ja) * | 1999-12-23 | 2013-11-28 | Koninklijke Philips Nv | 位置アラーム |
JP2015187614A (ja) * | 1999-12-23 | 2015-10-29 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 位置アラーム |
JP2015212712A (ja) * | 1999-12-23 | 2015-11-26 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 位置アラーム |
GB2365970A (en) * | 2000-08-01 | 2002-02-27 | Bosch Gmbh Robert | Navigation device and process for the information input into the navigation de vice |
GB2365970B (en) * | 2000-08-01 | 2003-10-08 | Bosch Gmbh Robert | Navigation device and process for the information input into said device |
JP2010054948A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Toshiba Corp | 電子地図データ処理システム |
JP2010204016A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Zenrin Datacom Co Ltd | 道筋探索装置、道筋探索方法およびコンピュータプログラム |
JP2013539011A (ja) * | 2010-06-08 | 2013-10-17 | ドイチェ ポスト アーゲー | 収集および/または配達旅程の最適化のためのシステム |
JP2014048683A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Seikou Trans Network Co Ltd | 情報選択支援システム、情報選択支援サーバ、情報選択支援方法およびプログラム |
JPWO2015092860A1 (ja) * | 2013-12-16 | 2017-03-16 | 楽天株式会社 | 訪問管理システム、プログラム、及び訪問管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6246925B1 (en) | Computerized manual mail distribution method and apparatus | |
US6437272B2 (en) | Article delivery system | |
JPH08299911A (ja) | 道順組立て方法及びシステム | |
WO2020246255A1 (ja) | 情報管理装置および情報管理プログラム | |
JP2010269272A (ja) | 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法 | |
JP3328516B2 (ja) | 配送物の転居処理方法 | |
JP3256622B2 (ja) | ビデオコーディング装置 | |
JP3715459B2 (ja) | 郵便物処理装置及び郵便物処理方法 | |
JPH06176085A (ja) | 図面・部品表作成管理装置 | |
JP2001009382A (ja) | 宛先修正装置 | |
JPH0567231A (ja) | 郵便物の宛名読取区分機 | |
JP2965609B2 (ja) | 郵便物の宛名読取区分機 | |
JPH02136963A (ja) | 納品検品装置 | |
JPH1147695A (ja) | 配送物区分方法及びその実施システム並びにその実施プログラムを記録した媒体 | |
JPH11259796A (ja) | 地域特性による配送ルート決定システム及び配送ルート決定プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH11282916A (ja) | 電子伝票装置および配送支援システム | |
JP2003136022A (ja) | 配達物処理装置と配達物処理方法 | |
JP3183881B2 (ja) | 郵便物処理装置 | |
JP2002254037A (ja) | 郵便物の誤配防止方法および装置 | |
JPH09282347A (ja) | シーケンス回路cadシステム | |
JPH05293446A (ja) | 郵便物処理装置 | |
JPH1011521A (ja) | 配送伝票仕分け発行システム | |
JP2014061523A (ja) | 紙葉類処理装置および紙葉類処理方法 | |
JPH08206608A (ja) | 区分処理システム | |
JPH08173915A (ja) | 道順組立機 |