JP2014047751A - 内接歯車ポンプ - Google Patents

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【課題】歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを組み合わせた内接歯車ポンプ、特に、インナーロータの内径側に吐出流路を設けるポンプの駆動トルクを低減することを課題としている。
【解決手段】歯数がnのインナーロータ2と歯数が(n+1)のアウターロータ3を組み合わせたポンプロータ4をハウジング5のロータ室6に収納し、インナーロータ2の内径側に吐出流路を設けた内接歯車ポンプにおいて、吐出ポート8の内径側のシール面の径方向の幅を、吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くした。
【選択図】図1

Description

この発明は、歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを組み合わせた内接歯車ポンプ、詳しくは、ポンプロータの摺動抵抗を減少させて駆動トルクを低減した内接歯車ポンプに関する。
歯数がnのインナーロータと歯数が(n+1)のアウターロータを、インナーロータとアウターロータを偏心配置にして組み合わせ、その2者からなるポンプロータをハウジングのロータ室に収納して構成される内接歯車ポンプは、車のエンジンの潤滑用や自動変速機(AT)用のオイルポンプなどとして利用されている。
その内接歯車ポンプは、ハウジングのロータ室の端面に吸入ポートと吐出ポートを有する。その吸入ポートと吐出ポートは、一般的には下記特許文献1が0004段落で述べているように、吸入ポートと吐出ポートの内周縁(ロータ中心側の周縁)をインナー小径(インナーロータの歯底の軌跡)とほぼ重なる円弧で、また、両ポートの外周縁(ロータ外径側の周縁)をアウター大径(アウターロータの歯底の軌跡)とほぼ重なる円弧でそれぞれ形成している。
なお、吸入ポート終端と吐出ポート始端間は、インナーロータとアウターロータの歯間に作り出されるチャンバ(ポンプ室)を吸入ポートと吐出ポートから切り離す閉じ込み部として構成されており、前記チャンバが吸入ポートに面して面積(容積)を拡大しながら移動する間にそのチャンバに液体が吸入され、チャンバが吐出ポートに面して面積を縮小しながら移動する間にチャンバ内の液体が吐出ポートに送り出される。
特開2006−63883号公報
吸入ポートと吐出ポートの内周縁をインナー小径とほぼ重なる円弧で、外周縁をアウター大径とほぼ重なる円弧でそれぞれ形成した従来の一般的な内接歯車ポンプや、吐出ポート側のシール面積(摺動面の面積)を吸入ポート側のシール面積よりも大きくして摺動クリアランス部からの液漏れを抑制した前掲の特許文献1の内接歯車ポンプは、ポンプの油路構成などを考慮した上で多様化を図ろうとすると、ポンプロータの摺動抵抗の低減に関して改善の余地が残されている。
この発明は、歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを組み合わせた内接歯車ポンプ、特に、吐出流路をインナーロータの内径側、例えば、インナーロータを駆動する駆動軸の内部などに設けているポンプを改善の対象にしてそのポンプの駆動トルクを低減することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、歯数差が1枚のインナーロータとアウターロータを組み合わせたポンプロータを有し、そのポンプロータをハウジングのロータ室に収納し、ハウジングのカバー及び(若しくは)ロータ室の端面に吸入ポートと、吐出ポートと、駆動軸の通される軸穴を設けた内接歯車ポンプにおいて、
前記吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅を、前記吸入ポートの内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くした。
ここで言うシール面は、吸入ポートや吐出ポートが設けられるハウジングのカバーの端面、或いはロータ室の端面とポンプロータの端面とが摺動隙間を間に有して対向する部分を指す。
前記ハウジングのカバーの端面やロータ室の端面の所要箇所に端面を部分的に凹ませる溝を形成することで、吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅を、吸入ポートの内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることができる。
また、もうひとつの策として、前者と同一前提条件の内接歯車ポンプを改善の対象にして、吐出ポートの内径側のシール面積を吸入ポートの内径側のシール面積よりも狭くした。
吐出ポートの内周縁に沿った領域と前記軸穴の吐出側(インナーロータ中心とアウターロータ中心が置かれる直線の偏心軸を境にして吐出ポートのある側)の外周縁に沿った領域のいずれか一方、又は、吐出ポートと軸穴との間に挟まれた吐出側内径領域の全体を、前記カバーやロータ室の端面に溝を設けて凹ませる方法で、吐出ポートの内径側のシール面積を吸入ポートの内径側のシール面積よりも狭くすることができる。
これらの内接歯車ポンプは、インナーロータの内径側に吐出流路を設けることができる。また、吸入ポートの内周縁の直径Dipが前記インナーロータの歯底直径Diに対してDi−0.3mm≦Dip≦Di+0.3mmの関係であるものが好ましい。
吐出ポートとハウジングのカバーなどに設けられる吐出口との間に、吐出ポートから吐出された流体と吐出ポートの内径側のシール面から漏れた流体を集めて吐出口に流す、液溜め室を設けると好ましい。
吐出流路を例えば、前記駆動軸に設けるポンプでは、吐出ポートから駆動軸側の吐出流路につなぐ横穴(吐出連通路)が必要であるが、この発明の形態では、吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅や面積を減少させる目的でハウジングのカバーの端面やロータ室の端面に設ける溝を吐出連通路として共用することができる。
吐出ポートの内径側のシール面積を吸入ポートの内径側のシール面積よりも狭くすることと併せて、吸入ポートの外径側のシール面の径方向の幅(ポートの外周縁とロータ室の外周縁との間に形成されるシール部の径方向の幅)を吐出ポートの外径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることも、駆動トルクの更なる低減に寄与できて好ましい。
この内接歯車ポンプは、吐出ポートとハウジングのカバーなどに設けられる吐出口との間に、吐出ポートから吐出された流体と吐出ポートの内径側のシール面から漏れた流体を集めて吐出口に流す液溜め室を設けると好ましい。
この発明の内接歯車ポンプは、吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポートの内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くした分、ロータと摺り合うハウジング側摺動面の面積が従来ポンプよりも小さくなる。吐出ポートの内径側のシール面積を吸入ポートの内径側のシール面積よりも狭くしたポンプも同様であり、そのために、ロータの摺動抵抗が小さくなり、従来ポンプに比べて駆動トルクが低減される。
この発明の内接歯車ポンプの一例を、ハウジングのカバーを外した状態にして示す端面図 図1のポンプのカバー端面の正面図 図1のIII−III線に沿った拡大断面図 吐出ポートの内径側に吐出流路を設ける形態の一例の要部を示す断面図 吐出ポートの内径側のシール面積を狭くする手法の他の例を示す図 吐出ポートの内径側のシール面積と吸入ポートの外径側のシール面積を併せて狭くした例を示す図
以下、この発明の内接歯車ポンプの実施の形態を添付図面の図1〜図6に基づいて説明する。
図1〜図3に示す内接歯車ポンプ1は、歯数がn(nは2以上の整数)のインナーロータ2と、歯数が(n+1)のアウターロータ3を偏心配置にして組み合わせてポンプロータ4を構成し、そのポンプロータ4をハウジング5のロータ室6に収納して構成されている。図中CLは偏心軸、Oはインナーロータ中心、Oはアウターロータ中心、eは、インナーロータ2とのアウターロータ3の偏心量を表す。
図1及び図3に示すように、ロータ室6の端面には、吸入ポート7と、吐出ポート8と、インナーロータ中心Oと同心の軸穴9と、この発明を特徴づける溝、即ち、吐出ポート8の内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くする溝10が設けられている。
図2に示すように、ハウジング5のカバー13にも、吸入ポート7と、吐出ポート8と、吐出ポート8の内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くする溝10が設けられている。
吸入ポート7の終端から吐出ポート8の始端まではチャンバ閉じ込み部11となっている。軸穴9は、駆動軸の直径に基づいて直径の決定される穴であり、その穴に駆動軸20(図3参照)が通される。図2、図3の14はカバー13に設けた液溜め室、15は、カバー13の中心(インナーロータ2と同軸上)に設けられた吐出口である。吐出口15は、駆動軸20に形成されてもよいし、軸穴9を兼ねていてもよい。
吐出ポート8と液溜め室14との間には、吐出連通路12が設けられ、吐出ポート8から吐出される流体(オイル)の一部がインナーロータ2の内径側に流れ、液溜め室14を通り、吐出口15から吐出される。吐出ポート8から内径側のシール面を通って漏れる流体(オイル)もあり、その漏れた流体も液溜め室14を通って吐出口15から吐出される。
本発明の歯車ポンプは、吐出される流体が液溜め室14に集められ、インナーロータ2の内径側に流れるので、吐出ポート8の内径側のシール面の径方向幅が吸入ポート7のシール面の径方向幅よりも狭くても吐出量低下の虞がない。液溜め室14は吐出ポート8から漏れた流体を回収して流す役割も担っており、これにより、吐出効率の低下が抑制される。流体の吐出は、液溜め室14に形成された吐出口15や駆動軸20に形成された孔(図示せず)、又は、軸穴9を通して行ってもよいし、その一部を他の吐出口16から吐出させてもよい。
液溜め室14の内壁18の一部は、インナーロータ2の内径17よりも外周側に形成されるように設定されている。このように設定すると、吐出ポート8から漏れた流体を効率よく回収することができる。
図示のポンプの吸入ポート7と吐出ポート8は、各々の内周縁7ip、8ipがインナーロータの歯底直径Diとほぼ重なる円弧で、また、各々の外周縁7op、8opがアウターロータの歯底直径Doとほぼ重なる円弧でそれぞれ形成されている。
吸入ポート7の内周縁7ipの直径Dipはインナーロータ2の歯底直径Diに対し、Di−0.3mm≦Dip≦Di+0.3mmに設定されている。Dip>Di+0.3mmであると吸入ポート7の内周縁7ipの直径Dipがインナーロータ2の歯底直径Diより大きくなるので吸入ポート7の内周縁7ipの角部において流体の流れにはく離がおきて吸入効率が低下する虞がある。Di−0.3mm>Dipの場合は、吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅が狭くなる。本発明の歯車ポンプは、吐出される流体がインナーロータ2の内径側に流れているので、インナーロータ2の内径部に吐出圧力がかかっている。そのため吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅が狭くなると、インナーロータ2の内径部から吸入ポート7にむけて流体が漏れ出す虞がある。
ロータ室6とカバー13の端面に形成された溝10は、ここでは、吐出ポート8と軸穴9に挟まれた吐出側内径領域の周方向の幅全体を凹ませているが、周方向幅の一部を凹ませてもよい。また、径方向には吐出側内径領域の一部を凹ませて液溜め室14の内壁18
に沿った領域は凹みの無い形状にしている。その溝10は、駆動トルク低減の観点からは、深さが1mmにも満たない、ロータとの摺動が回避されるだけの浅い溝でよい。また、製造面を考慮して吐出ポートと同様の深さの溝にしてもよい。
シール面を最大限に減らす観点から、その溝10を液溜め室14及び軸穴9とつなげて吐出連通路12として兼用することができる。
吐出ポート8の内径側に設けた吐出連通路12の一例を図4に示す。図のように、駆動軸部と吐出ポートをつなぐことによりシール幅減少のための溝を吐出連通路12としても利用することができる。
図5に、吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポートの内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くする手法の他の例を示す。このように、吐出ポート8の内周縁に沿った領域21と、軸穴9の吐出側の外周縁に沿った領域22の少なくとも片方を、カバー13、もしくは、ハウジング5、又は、その両者の端面に溝10を設けて凹ませる方法でも吐出ポートの内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポートの内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることができる。
なお、図6に示すように、吐出ポート8の内径側に溝10を設置して吐出ポート8の内径側のシール面積を吸入ポート7の内径側のシール面積よりも狭くする構造でも駆動トルクを低減させることができる。図6は、溝10をハウジング5に設けているが、その溝10はカバーに設けてもよく、ハウジングとカバーの両者に設けることもできる。
図6のように、溝10を設置して吐出ポート8の内径側のシール面積を吸入ポート7の内径側のシール面積よりも狭くすることや、吐出ポート8の内径側のシール面の径方向の幅を吸入ポート7の内径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることと併せて、吸入ポート7の外径側のシール面の径方向の幅を、吐出ポート8の外径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることも、駆動トルクの低減に効果を奏する。
図のように、吸入ポート7の外周縁7opに沿ってロータ室6の端面に溝10を設ける方法や、ロータ室6の最外周の縁に沿って吸入ポート7の外周縁7opに対応した領域に溝を設ける方法で吸入ポート7の外径側のシール面の径方向の幅を吐出ポート8の外径側のシール面の径方向の幅よりも狭くすることが可能である。
なお、吸入ポート7や吐出ポート8は、ロータ室6の端面のみ、或いはカバー13の端面のみに設けることがあり、そのポンプについては、ロータ室6とカバー13のいずれか一方の端面に溝10を設けることになる。
1 内接歯車ポンプ
2 インナーロータ
3 アウターロータ
4 ポンプロータ
5 ハウジング
6 ロータ室
7 吸入ポート
7ip 吸入ポートの内周縁
7op 吸入ポートの外周縁
8 吐出ポート
8ip 吐出ポートの内周縁
8op 吐出ポートの外周縁
9 軸穴
10 溝
11 閉じ込み部
12 吐出連通路
13 カバー
14 液溜め室
15 吐出口
16 その他の吐出口
17 インナーロータ内径
18 液溜め室の内壁
20 駆動軸
21 吐出ポートの内周縁に沿った領域
22 軸穴の吐出側の外周縁に沿った領域
CL 偏心軸
インナーロータ中心
アウターロータ中心
Di インナーロータの歯底直径
Do アウターロータの歯底直径
Dip 吸入ポートの内周縁の直径

Claims (9)

  1. 歯数差が1枚のインナーロータ(2)とアウターロータ(3)を組み合わせたポンプロータ(4)を有し、そのポンプロータをハウジング(5)のロータ室(6)に収納し、前記ハウジングのカバー(13)の端面、又は、前記ロータ室(6)の端面に、吸入ポート(7)と、吐出ポート(8)と、駆動軸の通される軸穴(9)を設けた内接歯車ポンプにおいて、
    前記吐出ポートの内周縁(8ip)と前記軸穴(9)との間に配置される吐出ポート内径側のシール面の径方向の幅を、前記吸入ポートの内周縁(7ip)と前記軸穴(9)との間に配置される吸入ポート側シール面の径方向の幅よりも狭くしたことを特徴とする内接歯車ポンプ。
  2. 前記インナーロータの内径(17)側に吐出流路を設けた請求項1に記載の内接歯車ポンプ。
  3. 前記吸入ポート(7)の内周縁(7ip)の直径(Dip)が前記インナーロータ(2)の歯底直径(Di)に対してDi−0.3mm≦Dip≦Di+0.3mmの関係であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内接歯車ポンプ。
  4. 前記吐出ポート(8)と吐出口(15)との間に、吐出ポートから吐出された流体と吐出ポートの内径側のシール面から漏れた流体を集めて吐出口(15)に流す、液溜め室(14)を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の内接歯車ポンプ。
  5. 歯数差が1枚のインナーロータ(2)とアウターロータ(3)を組み合わせたポンプロータ(4)を有し、そのポンプロータをハウジング(5)のロータ室(6)に収納し、前記ハウジングのカバー(13)の端面、又は、前記ロータ室(6)の端面に、吸入ポート(7)と、吐出ポート(8)と、駆動軸の通される軸穴(9)を設けた内接歯車ポンプにおいて、
    前記吐出ポートの内周縁(8ip)に沿った領域(21)と前記軸穴(9)の吐出側の外周縁に沿った領域(22)のいずれか一方、又は、吐出ポート(8)と軸穴(9)との間に挟まれた吐出側内径領域の全体を、前記カバー(13)の端面又は前記ロータ室(6)の端面、もしくは、カバー(13)とロータ室(6)の両者の端面に溝(10)を設けて凹ませて吐出ポートの内径側のシール面積を吸入ポートの内径側のシール面積よりも狭くした内接歯車ポンプ。
  6. 前記インナーロータの内径(17)側に吐出流路を設けた請求項5に記載の内接歯車ポンプ。
  7. 前記吸入ポート(7)の内周縁(7ip)の直径(Dip)が前記インナーロータ(2)の歯底直径(Di)に対してDi−0.3mm≦Dip≦Di+0.3mmの関係であることを特徴とする請求項5又は6に記載の内接歯車ポンプ。
  8. 前記吐出ポート(8)と吐出口(15)との間に、吐出ポートから吐出された流体と吐出ポートの内径側のシール面から漏れた流体を集めて吐出口(15)に流す、液溜め室(14)を設けた請求項5〜7のいずれかに記載の内接歯車ポンプ。
  9. 吐出ポート(8)の内径側のシール面積を吸入ポート(7)の内径側のシール面積よりも狭くすることと併せて、吸入ポート(7)の外径側のシール面の径方向の幅を、吐出ポート(8)の外径側のシール面の径方向の幅よりも狭くした請求項1〜8のいずれかに記載の内接歯車ポンプ。
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