JP2014047500A - デッキ - Google Patents

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伸二 杉本
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Abstract

【課題】
バルコニーのデッキの組立に際し、デッキの上下方向の高さの調整を容易にするため、その構造の簡易化のみならず、調整作業を容易にしたデッキを提供すること。
【解決手段】
多数のデッキ材2を支える根太材3に、その外方に向けて係止突片5c,5cを設けている。この係止突片5c,5cに根太調整材9を組付ける。根太調整材9は、断面コ字状形状で、両側面13b,13bに内側に向けて上下方向に多数の調整溝14,14を設ける。この調整溝14,14を選んで、前記根太材3の係止突片5c,5cを挿入し、上下方向の高さ調整を行ない、ねじ18で固定を行なう。それから、必要により微調整は調整クサビ11により、根太調整材9をバルコニーの床面23との間に介在して行なう。最後に調整クサビ11を固定する固定手段25を塗布する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、傾斜面に設置するデッキ材の上面を容易に水平調整ができるデッキに関する。
例えばバルコニーは、建物外壁面より持ち出した屋外床であり、その床面に雨水が溜まらないように勾配が付けられている。そこにデッキを水平に設置するため、デッキ下部分で高さの調整が必要となる。一般に、バルコニーに敷設されるデッキやルーフに設置されるルーフデッキは、根太材上にデッキ材を架け渡したものが知られている。デッキ材の上面を水平に設置しなければならず、根太材の底面と構造物(床面)との間に位置修正用の部材を設け、上下方向の位置調整が行なわれていた。
従来は位置修正用の部材として、クサビを用いたり、螺子を用いた支持脚を根太材に取付け、その支持脚を回転させてデッキの上下方向の高さを調整していた。例えば特許文献1に記載されているように。
特開2006−342631号公報
前述のクサビを用いて調整する方法は、根太材と構造物間にクサビを配して、デッキ材の前後左右の水平を出すものであるが、この水平調整は試行錯誤の繰り返しで、手数と時間のかかる作業であった。また、螺子を用いた支持脚を根太材の適所に複数個(6〜9個)を取付け、その6個ないし9個の支持脚を回転させて、前後左右の調整作業もまたで煩雑であったし、また、螺子を用いるため高価となっていた。
バルコニーは、建物外壁面より持ち出した屋外床であり、前後方向の傾斜が持たされているが、傾斜角は小さいために、それに適した調整材が必要であった。それは構造が簡易で、且つ安価で、しかも調整作業が容易であることが好ましい。
そこで、この発明は、前後左右の水平調整が構造が簡易で且つ安価でしかも調整作業が容易であるデッキを提供することを目的としている。
この発明に係るデッキは、多数のデッキ材と、このデッキ材を支え、両側で水平方向に突出する2つの係止突片を備えた根太材と、断面コ字形で、その開口を上方に配し、内部で一対の側面のそれぞれに上下方向に多数の横方向開口の調整溝を持ち、この調整溝のいずれかに前記根太材の一対の係止突片が挿入される根太材上下方向の高さ調整用の根太調整材と、前記根太調整材と根太材を固定する固定手段と、を備えたことを特徴としている(請求項1)。
このため、根太材の係止突片を根太調整材の複数ある調整溝の所定のところに挿入し、所定巾(例えば10mm程)単位で根太材の上下方向の高さを決定すると共に、調整溝の所定巾(例えば10mm程)を越える調整が必要となる際には、根太材の係止突片の複数の調整溝への挿入部位を入れ替えて対応する。それから、前記根太調整材と前記根太材とは、高さ調整後に例えばねじなどの固定手段により固定される。
前記根太調整材の底面と建物の構造体との間に必要により調整クサビを挿入することを特徴としていることから(請求項2)、根太材の上下方向の高さが調整溝の所定巾(例えば10mm)以下の小さい寸法時に、必要により調整クサビを用いて微調整し、デッキの水平設置の調整を行なう。
以上のように、請求項1の発明によれば、建物の構造体の傾斜に対応して、デッキを水平設置が容易となる。根太材の上下方向の高さの調整は、根太材の係止突片の根太調整材の多数の調整溝への挿入位置の選択により行なわれる。そして、根太調整材と根太材はねじなどの固定手段にて、根太材の上下方向の高さが固定される。このように、デッキ組立の際に、デッキの水平調整作業が容易であると共に、作業者を選ばず簡単に作業ができる。しかも、調整構造は簡易であり、バルコニー等のデッキの水平調整に適している。
請求項2の発明によれば、根太材の上下方向の高さの微調整は、必要により調整クサビを根太調整材と建物の構造体との間に挿入することで行なわれ、調整クサビにより確実に行なわれる。
図1は、デッキの斜視図である。 図2は、デッキの短手方向から見た拡大の側面図である。 図3は、根太材の斜視図である。 図4は、根太材の高さ調整手段を示す正面図である。 図5は、根太調整材の斜視図である。 図6は、調整クサビの斜視図である。 図7は、デッキを組立てるために、バルコニーの床面に根太材を配した説明図である。 図8は、同上において、根太材に根太調整材を組付け、根太材上に複数本のデッキ材を載置して前後左右の水平調整作業の説明図である。 図9は、デッキの水平調整が完了時の側面図である。 図10は、同上の正面図である。 図11は、根太材の他の変形例を示す斜視図である。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はデッキ1の斜視図、図2は同上の短手方向から見た拡大側面図で、このデッキ1は13枚のデッキ材2と、それに直交し、支える三本の根太材3と、この根太材3が載置されるバルコニーの床面から支え且つ根太材3の高さを調節する上下方向の高さ調整手段4とを具備している。
デッキ材2は、例えば硬質低発泡ウレタン樹脂で温かみのある天然素材の質感を持つものが用いられ、形状は縦に長い板状の部材である。しかし、この素材には限定されず天然素材を用いることもできる。
根太材3は図3に示され、アルミニウムの金属製で、断面中空の筐体形状で、下端で外方(水平方向)へ突出する係止突片5c,5cを備えている。この根太材3の長さ寸法は、デッキ1の長手方向寸法とほぼ同等である。
また、根太材3は図11に示すように、アルミ板やステンレス板を採用することも可能で、そのような場合には、開口6を持ったコ字状形状で、天板5aと、2つの側板5b,5bと下方に向けた開口6と、前記2つの側板5b,5bが下端で外方(水平方向)へ曲げられて形成の係止突片5c,5cとを備えている。
高さ調整手段4は、前記根太材3の係止突片5c,5cと、図4,図5に示される根太調整材9と、図6に示される調整クサビ11とより構成されている。根太調整材9は、アルミニウム等の金属製で断面コ字状形状で、その開口12を上方に向け、連結側を底面13aとし、両側面13b,13bに上下方向に多数の調整溝14を持っている。
この調整溝14は側面13b,13bから内側に直角(水平方向)に6つの突板16が突出し、その突板16により、6つの調整溝14,14が上下方向に構成され、その調整溝14,14の横方向開口は、それぞれ対向している。この調整溝14,14と突板16との巾は10mm程で、10mm単位で6つで60mm上下方向の高さが修正できることになる。なお、根太調整材9には、その側面13bに穴17を開口している。
この根太調整材9と前記根太材3との組付けは、根太材3の側方に沿わせて目視し、何段目の調整溝14,14に挿入するかを決定する。それから、根太材3係止突片5c,5cを根太調整材9の調整溝14,14内に挿入させる。この両者の高さ調整寸法は10mm単位である。高さ調整が完了したらねじ18を穴17から挿入し、根太材3に螺じ込むことで一体化される。なお、根太調整材9と根太材3との固定はねじに限らず、接着剤の使用又は根太調整材9をカシメにより行なうこともできる。
調整クサビ11は図6に示された形状で、樹脂にて製造され、平坦面20aと、傾斜面20bとより成り、例えば平坦面の高さを6mm程に、傾斜面は0から6mmまでの高さが持たされている。それから、平坦面20aの反傾斜面側に突起20cを持っている。この調整クサビ11は、前記根太調整材9の調整のみで、デッキ1前後左右の水平調整ができれば微調整作業を行なう必要は無く、当然ながら使用されない。しかし、デッキ1の水平調整が必要な場合には、図4に示されるように、根太調整材9の底面13aとバルコニーの床面23との間に介在される。そして、前記根太調整材9と調整クサビ11との間及び調整クサビ11と床面23との間に接着剤等の固定手段25が塗布され固定される。
上述の構成において、デッキ1を組立てるには、図7に示すように、バルコニーの床面23に、その床面23の前後方向が1m20cm程の場合には、50cm程の間隙をあけて横方向に仮置する。根太材3の長さは、床面23の左右方向の長さと程同等である。
それから図8に示すように、根太材3に根太調整材9を組付ける。組付方向は、前述したごとく、根太材3の係止突片5c,5cを所望する根太調整材9の調整溝14,14内に挿入する。一本の根太材3には、3個の根太調整材9が組付けられる。そして、水平調整が当然ながら水平機を見ながら行なわれる。それから、図8に示すように、根太材3の上面に、それに直交するようにデッキ材2を複数本を載せる。これにより、デッキ材2が前後のみならず左右方向が水平となるように調整を行なう。
この水平調整は、必要により、微調整が必要で、10mm以下の調整は、根太調整材9では行なえない。そこで調整クサビ11を用いて、図9,図10のように、根太調整材9の底面13aとバルコニーの床面23との間に挿入介在させる。これにより、10mm以下の調整が行なわれ、根太材3の水平調整が行なわれる。
水平調整が完了したら、ドリルねじと称されるねじ18を根太調整材9の穴17からねじ込むと、ねじ18が根太材3にねじ込まれ結合され、両者は一体化される。それから、根太調整材9の底面13aと調整クサビ11及び調整クサビ11とバルコニーの床面23との間に接着剤等の固定手段25が塗布され、固定される。
最後に根太材3上に、全てのデッキ材2を乗せ、ドリルねじと称されるねじ27により根太材3上にデッキ材2が固定され、デッキ1が組立てられる。当然ながら、デッキ1はバルコニーの床面23に水平に設置される。
1 デッキ
2 デッキ材
3 根太材
4 高さ調整手段
5c 係止突片
9 根太調整材
11 調整クサビ
13b 側面
14 調整溝
16 突板
17 穴
18 ねじ
20a 平坦面
20b 傾斜面
23 バルコニーの床面
25 固定手段
27 ねじ

Claims (2)

  1. 多数のデッキ材と、
    このデッキ材を支え、両側で水平方向に突出する2つの係止突片を備えた根太材と、
    断面コ字形で、その開口を上方に配し、内部で一対の側面のそれぞれに上下方向に多数の横方向開口の調整溝を持ち、この調整溝のいずれかに前記根太材の一対の係止突片が挿入される根太材上下方向の高さ調整用の根太調整材と、
    前記根太調整材と根太材を固定する固定手段と、
    を備えたことを特徴とするデッキ。
  2. 前記根太調整材の底面と建物の構造体との間に必要により調整クサビを挿入することを特徴とする請求項1記載のデッキ。
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