JP2014045049A - 半導体装置の製造方法およびエッチング方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびエッチング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014045049A
JP2014045049A JP2012185977A JP2012185977A JP2014045049A JP 2014045049 A JP2014045049 A JP 2014045049A JP 2012185977 A JP2012185977 A JP 2012185977A JP 2012185977 A JP2012185977 A JP 2012185977A JP 2014045049 A JP2014045049 A JP 2014045049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
etching
semiconductor
recess
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012185977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6028970B2 (ja
Inventor
Masaru Hori
勝 堀
Makoto Sekine
誠 関根
Kenji Ishikawa
健治 石川
Takahiro Ozawa
隆弘 小澤
Hiroyuki Kano
浩之 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya University NUC
NU Eco Engineering Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Nagoya University NUC
NU Eco Engineering Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya University NUC, NU Eco Engineering Co Ltd, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Nagoya University NUC
Priority to JP2012185977A priority Critical patent/JP6028970B2/ja
Publication of JP2014045049A publication Critical patent/JP2014045049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6028970B2 publication Critical patent/JP6028970B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】 III 族窒化物系化合物半導体における表面組成の変化や結晶中の欠陥の発生を抑制することのできる半導体装置の製造方法およびエッチング方法を提供することである。
【解決手段】 基板110の主面の上に、バッファ層120と、GaN層130と、AlGaN層140と、を形成する。次に、ソース電極S1およびドレイン電極D1を形成する。次に、AlGaN層140の一部と、ソース電極S1およびドレイン電極D1を、マスク層M1で覆う。そして、基板110の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、AlGaN層140にCl2 を用いてドライエッチングを行うことにより、AlGaN層140の厚みの一部を除去して凹部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法およびエッチング方法に関する。さらに詳細には、III 族窒化物系化合物半導体を好適にエッチングすることのできる半導体装置の製造方法およびエッチング方法に関するものである。
III 族窒化物系化合物半導体においては、Siに比べて、電子伝導性が高く、絶縁破壊電界強度も高い。したがって、パワーデバイスへの適用が期待されている。従来におけるGaN系のHEMTは、ゲート電極に電圧を印加しない場合であっても、オン状態になるノーマリオン特性を有する。つまり、ゲート電極に電圧を印加していないにもかかわらず、ソース−ドレイン間に電流が流れる。これでは、停電時等の安全性に問題がある。
そのため、ソース−ドレイン間に電流が流れないノーマリオフを実現するための技術が開発されてきている。例えば、特許文献1には、a面やm面などの無極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体で構成された絶縁ゲート型のHFETが記載されている。a面やm面はピエゾ分極による内部電界が0となる面であり、c面の場合のように内部電界によって高いシートキャリア密度が生じてしまうことがないため、ノーマリオフを実現することができる。また、特許文献1のHFETでは、リセス構造を採用することで正の閾値電圧を高めている。また、特許文献1のHFETでは、障壁層にn型不純物をドープすることで、チャネル層に電子を供給し、抵抗を低減している。
このようなリセス構造を形成するために、半導体層にエッチングを実施する。しかし、III 族窒化物系化合物半導体は、化学薬液に不溶である。そのため、ドライエッチングが用いられる。例えば、非特許文献1には、基板温度を170℃以下として、電子サイクロトロン共鳴(ECR)エッチング装置によりGaN、InN、AlNをエッチングする技術が開示されている。エッチングガスとして、Cl2 とH2 とArとの混合ガスが用いられている。
特開2008−270521号公報
R. J. Shul et al., Appl. Phys. Lett. 66, 1761 (1995).
ところで、V族(15族)にあたる窒素とその塩化物などの反応生成物の揮発温度は低い。例えば、窒素(N2 )の沸点は−196℃である。NCl3 の沸点は、71℃以下であり、しかも不安定である。沸点が2403℃であるGaや、沸点が201℃であるGaCl3 と比べると、揮発温度の低さは顕著である。そして、この傾向はIII 族とV族の化合物半導体において一般的な性質である。
ここで、GaNにCl2 を含むガスをエッチングガスとしてドライエッチングを行う場合について説明する。この場合、Ga−Nの化学結合がイオン衝撃によって切断され、Ga−Cl結合をもつ反応生成物が生成される。しかし、200℃以下では、GaCl3 はほとんど揮発しない。一方、前述のように、窒素(N2 )は揮発する。したがって、GaNから窒素原子を含む生成物が優先的に離脱する。これにより、Gaが多いGa過剰領域が半導体層の表面に形成されて、表面組成が変化するおそれがある。また、半導体層の内部に窒素空孔が拡散してバルクな結晶欠陥を生成するおそれもある。
このような表面組成の変化や結晶欠陥の発生により、半導体の品質が劣化する。このような半導体結晶の品質の劣化が生ずると、製造されるパワーデバイスの性能は安定しない。つまり、歩留りの悪化や、製品の品質のばらつきを招く。
本発明は、前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、III 族窒化物系化合物半導体における表面組成の変化や結晶中の欠陥の発生を抑制することのできる半導体装置の製造方法およびエッチング方法を提供することである。
第1の態様における半導体装置の製造方法は、基板の主面にIII 族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を形成する半導体層形成工程と、半導体層に凹部を形成する凹部形成工程と、を有する。そして、凹部形成工程では、基板の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、Cl2 を含むガスを用いてドライエッチングを行うことにより半導体層の厚みの一部を除去して半導体層に凹部を形成する。
この半導体装置の製造方法では、十分に高い温度でCl2 を用いてドライエッチングを行うことにより、凹部(リセス)を形成する。そのため、形成した凹部の近傍に欠陥が生じたりするおそれがほとんどない。また、凹部の近傍にGa過剰領域や、N過剰領域が形成されてしまうおそれがほとんどない。したがって、品質の高い半導体装置を製造することができる。また、この製造方法については、凹部を有する半導体装置であれば、縦型構造および横型構造のいずれにも用いることができる。
第2の態様における半導体装置の製造方法において、凹部形成工程は、半導体層の上にマスク層を形成するマスク層形成工程と、マスク層を形成した半導体層にエッチングを施すエッチング工程と、マスク層を除去するマスク層除去工程と、を有する。そして、マスク層形成工程では、半導体層の上に下部層を形成した後に下部層の上に上部層を形成し、上部層にパターニングを施し、パターニング済みの上部層をマスクとして下部層にパターンを転写することによりマスク層を形成する。これにより、基板の温度を200℃以上600℃以下の範囲内でも耐熱性のあるマスク層を形成することができる。
第3の態様における半導体装置の製造方法は、凹部形成工程の後に、凹部に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、絶縁膜の上にゲート電極を形成する電極形成工程と、を有する。このように、絶縁ゲート型の半導体装置を製造する場合にも、用いることができる。
第4の態様におけるエッチング方法は、III 族窒化物系化合物半導体をエッチングする方法である。そして、III 族窒化物系化合物半導体の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、Cl2 を含むガスを用いてドライエッチングを行うことによりIII 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去する。このエッチング方法を用いることにより、III 族窒化物系化合物半導体に好適にエッチング処理を施すことができる。エッチング処理を施した箇所の付近に欠陥が生じるおそれがほとんどない。また、表面組成が変化するおそれがほとんどない。
本発明によれば、III 族窒化物系化合物半導体における表面組成の変化や結晶中の欠陥の発生を抑制することのできる半導体装置の製造方法およびエッチング方法が提供されている。
第1の実施形態に係る横型構造のパワーデバイスの構造を示す図である。 実施形態に係るエッチング方法に用いるエッチング装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るパワーデバイスの製造方法を説明するための図(その1)である。 第1の実施形態に係るパワーデバイスの製造方法を説明するための図(その2)である。 第1の実施形態に係るパワーデバイスの製造方法を説明するための図(その3)である。 第1の実施形態に係るパワーデバイスの製造方法を説明するための図(その4)である。 従来のパワーデバイスの製造方法でのエッチングによる半導体層へのダメージを説明するための図である。 フォトルミネッセンス測定における光電子のエネルギーのスペクトルを比較するためのグラフである。 フォトルミネッセンス測定におけるIYL/IBL比の温度依存性を示すグラフである。 実施例(Cl2 ガス)における表面組成比の温度依存性を示すグラフである。 比較例(Arガス)における表面組成比の温度依存性を示すグラフである。 実施例と比較例とで表面組成を比較するためのグラフである。 比較例(Cl2 ガス)における表面組成を示すグラフである。 AFM測定による凹部の表面を示す写真である。 実施例におけるエッチングレートの温度依存性を示すグラフである。 第1の実施形態に係る絶縁ゲート型のパワーデバイスの構造を示す図である。 第2の実施形態に係る縦型構造のパワーデバイスの構造を示す図である。
以下、具体的な実施形態について、パワーデバイスの製造方法とその製造工程におけるエッチング方法を例に挙げて図を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
1.半導体装置(横型構造)
第1の実施形態について説明する。本実施形態のパワーデバイス100の構造を図1に示す。パワーデバイス100は、ノーマリオフ型のHEMTである。図1に示すように、パワーデバイス100は、横型構造の半導体装置である。パワーデバイス100は、基板110と、バッファ層120と、GaN層130と、AlGaN層140と、ゲート電極G1と、ソース電極S1と、ドレイン電極D1と、を有している。
基板110は、Si基板である。また、その他に、サファイア基板、SiC基板、ZnO基板、スピネル基板、GaN基板を用いてもよい。バッファ層120は、AlNまたはGaNから成る層である。また、バッファ層120は、必ずしも形成しなくともよい。
GaN層130は、キャリア走行層である。AlGaN層140は、キャリア供給層である。キャリア走行層と、キャリア供給層とは、ヘテロ結合である。そして、キャリア供給層のバンドギャップは、キャリア走行層のバンドギャップよりも大きい。これらの条件を満たしていれば、その他のIII 族窒化物系化合物半導体を用いてもよい。
AlGaN層140には、凹部141が形成されている。この凹部141は、後述するエッチング方法により形成されたものである。凹部141には、ゲート電極G1の一部が差し込まれている。このように、パワーデバイス100は、リセス構造を有している。また、この凹部141の箇所に、別の半導体層を設けることとしてもよい。
ソース電極S1およびドレイン電極D1は、AlGaN層140の上に形成されている。ゲート電極G1は、前述のように、AlGaN層140の凹部141の箇所に形成されている。
ソース電極S1は、AlGaN層140とオーミック接触をしている。ソース電極S1は、AlGaN層140の側からTi層と、そのTi層の上にAl層を形成したものである。また、その他のAl合金を用いることができる。また、MoもしくはMo化合物を用いてもよい。そして、TiもしくはTi化合物を用いてもよい。さらに、WもしくはW化合物を用いることもできる。ドレイン電極D1についても同様である。
ゲート電極G1は、AlGaN層140の上に形成されている。そして、その配置されている位置は、AlGaN層140の凹部141と対面する位置である。ゲート電極G1は、AlGaN層140の側からNi層と、そのNi層の上にAu層を形成したものである。また、Pd層、Au層の順に形成することとしてもよい。また、その他の金属および化合物を用いることができる。また、Alを用いることもできる。
2.エッチング装置
次に、エッチング装置について説明する。エッチング装置は、AlGaN層140に凹部141を形成するために用いられるものである。エッチング装置1000の概略構成を図2に示す。エッチング装置1000は、反応室1100と、加熱ステージ1210と、電圧印加部1220と、隔壁1310と、ガス室1330と、ガス供給部1340と、を有している。
反応室1100の内部にはプラズマ発生領域PRがある。プラズマ発生領域PRは、加熱ステージ1210の上部に位置する領域である。プラズマ発生領域PRで発生したプラズマにより、加熱ステージ1210のエッチング対象物にエッチング処理が施される。ここでエッチング対象物とは、もちろん、基板110に形成された半導体層である。
隔壁1310および加熱ステージ1210は、電圧を印加される電極である。これにより、プラズマ発生領域PRに容量結合型プラズマ(CCP)が発生する。隔壁1310は、反応室1100とガス室1330との間を隔てるための仕切りを兼ねている。隔壁1310には、多数の貫通孔1320が設けられている。そのため、反応室1100とガス室1330とは連通している。この貫通孔1320は、ガス室1330からガスを供給するためのものである。なお、隔壁1310は、接地されている。
加熱ステージ1210は、基板110を加熱するための加熱部を兼ねている。また、エッチング対象物を載せるための載置台でもある。電圧印加部1220は、隔壁1310と加熱ステージ1210との間に電圧を印加するためのものである。そのため、電圧印加部1220は、電源およびそれを制御する回路を有している。
ガス室1330は、ガス供給部1340から流入するガスを一時的に溜めておくためのものである。ガス供給部1340は、エッチングに用いられるガスをガス室1330に供給するためのものである。なお、図示していないが、反応室1100には排気口が設けられている。
3.エッチング方法(凹部形成工程)
本実施形態ではエッチング方法に特徴がある。表1に示すように、エッチングガスとしてCl2 を含むガスを用いて、III 族窒化物系化合物半導体から成る半導体層にドライエッチングを施す。
3−1.マスク層形成工程
エッチング処理を施す前に、マスク層を形成する。ここでは、半導体層の上に下部層を形成し、その下部層の上に上部層を形成する。下部層の材質として、カーボン膜が挙げられる。または、窒化膜であってもよい。基板温度を300℃以上600℃以下の範囲内とするため、この温度範囲でも耐熱性のある材質であればよい。上部層の材質として、有機レジストが挙げられる。
そして、有機レジストから成る上部層をパターニングする。次に、パターニング済みの上部層をマスクにして、下部層にそのパターンを転写する。そして、上部層を除去する。これにより、パターニング済みの下部層が得られる。このパターニング済みの下部層が、本実施形態におけるマスク層である。
なお、下部層の材質としてシリコン酸化膜を用いた場合には、微量であってもシリコン酸化膜はエッチングされる。そのため、酸素が放出される。したがって、半導体層が酸化されるおそれがある。ゆえに、カーボン膜等のほうが好ましい。
3−2.エッチング工程
エッチングガスは、He、Ne、Ar、Kr、Xe、Rn等の希ガスを含んでいてもよい。そして、還元性を有するH2 、O2 、N2 、CCl3 、BCl3 、SiCl4 を含んでいてもよい。したがって、Cl2 を含むエッチングガスとして、Cl2 とArとの混合ガス、Cl2 とH2 とArとの混合ガス、Cl2 とBCl3 との混合ガス、Cl2 とN2 との混合ガス等、が挙げられる。もちろん、これらに限らない。
そして、エッチングを実施する際の基板110の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とする。そして、半導体層は十分に薄いので、エッチング処理を施す際には、半導体層の温度も200℃以上600℃以下の範囲内にある。なお、エッチングを実施する時間は、1分〜5分程度である。エッチング処理を施す時間については、形成する凹部141の形状や、エッチング対象となる半導体層、半導体層の面によって、異なる時間を設定すればよい。
[表1]
エッチング条件
エッチングガス Cl2 を含むガス
基板の温度 200℃以上600℃以下
3−3.マスク層除去工程
次に、マスク層を除去する。水素を含むプラズマやプラズマで生成させた水素原子を用いることにより、マスク層を除去することができる。なお、GaNでは、エッチング後に温度を室温にして水素原子を曝露すると、フォトルミネッセンスの光学特性が改善する。
4.半導体装置の製造方法
ここで、半導体装置の製造方法について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、リセス構造を形成するためのエッチング方法に特徴がある。
4−1.半導体層形成工程
基板110の主面に、バッファ層120、GaN層130、AlGaN層140の順に、半導体層を形成する。その際に、有機金属化学気相成長法(MOCVD法)を用いる。キャリアガスとして、水素ガスや窒素ガスを用いる。窒素源としてアンモニアを、Ga源としてトリメチルガリウム(TMG)を、Al源としてTMA(トリメチルアルミニウム)を、それぞれ用いる。これにより、図3に示すように、基板110の上に半導体層を形成した積層体が作製される。
4−2.電極形成工程(ソース電極、ドレイン電極)
次に、図4に示すように、AlGaN層140の上にソース電極S1およびドレイン電極D1を形成する。
4−3.凹部形成工程
次に、AlGaN層140に凹部141を形成する。まず、図5に示すように、凹部141を形成する箇所を除いて、マスク層M1を形成する。マスク層M1は、凹部141を形成する箇所を除いたAlGaN層140の表面と、ソース電極S1と、ドレイン電極D1と、を覆っている。
次に、図6に示すように、AlGaN層140にドライエッチングを実施することにより、凹部141を形成する。そのエッチング条件は、前述のとおり、表1に示したとおりである。このエッチングにより、AlGaN層140の厚みの一部を除去して、AlGaN層140に凹部141が形成される。そして、マスク層M1を除去する。
4−4.電極形成工程(ゲート電極)
次に、AlGaN層140の凹部141の箇所にゲート電極G1を形成する。このとき、凹部141の内側の全体を埋めるように、ゲート電極G1を形成する。そして、ゲート電極G1の少なくとも一部は、AlGaN層140の表面に露出している。以上により、図1に示したパワーデバイス100が製造される。なお、適宜、熱処理工程を行うとよい。この熱処理により、電極と半導体層との間の接触抵抗が小さくなる。また、各半導体層を活性化することもできる。
5.従来のパワーデバイスとの比較
図7に従来のパワーデバイスの一例を示す。従来では、図7に示すように、エッチングにより形成された凹部の箇所に損傷が見られる。具体的には、Gaが多いGa過剰領域や、Nが多いN過剰領域が凹部の表面近傍に形成されて、表面組成が変化している。また、結晶中に欠陥が生じて、半導体層の結晶性が劣化している。後述する実験のところで示すように、本実施形態のパワーデバイス100では、従来のパワーデバイスで生じるような損傷は、ほとんどみられない。
6.実験
6−1.試料
次に、本実施形態のエッチング方法について行った実験について説明する。まず、試料について説明する。表2に示すように、試料は、サファイア基板にn型GaN層を形成したものである。そのために、有機金属化学気相成長法(MOCVD法)を用いた。ドーピングに、Siを用いた。n型GaN層の膜厚は、5μmである。
[表2]
試料
基板 サファイア基板
半導体層 n型GaN層
半導体層の膜厚 5μm
6−2.エッチング条件
次に、エッチング条件について説明する。表3に示すように、エッチングに用いたガスは、Cl2 ガスとArガスである。実施例では、Cl2 ガスを用いてエッチングした。この場合、エッチング処理を施すエッチング時間を、2分とした。比較例では、Arガスを用いてエッチングした。この場合、エッチング処理を施すエッチング時間を、10分とした。
[表3]
エッチング条件1
エッチングガスの種類 エッチング時間
実施例 Cl2 2分
比較例 Ar 10分
そして、実施例および比較例の場合のいずれも、表4に示す共通のエッチング条件を用いた。つまり、ガスの流量を50sccmとした。反応室1100の内圧を10Paとした。RFパワーを60Wとした。交流電圧の周波数を13.56MHzとした。
[表4]
エッチング条件2
ガスの流量 50sccm
反応室の内部の圧力 10Pa
RFパワー 60W
交流電圧の周波数 13.56MHz
基板温度 300℃以上600℃以下
6−3.実験条件
この実験において、変化させたパラメータは、基板温度である。表4に示すように、基板温度を300℃以上600℃以下の範囲内で100℃刻みで変化させた。そして、それぞれの場合について、フォトルミネッセンス測定、XPS測定、AFM測定を実施した。
6−4.フォトルミネッセンス測定
フォトルミネッセンス測定(PL測定)により、n型GaN層の凹部に生じる格子欠陥について調べた。その際に、励起光源として波長325nmのHe−Cdレーザーを用いた。実験環境は、室温である。図8にフォトルミネッセンス測定(PL測定)の結果を示す。なお、図8では、基板温度を600℃としてエッチングを施した場合を示している。図8に示すように、実施例では、BL成分(3.4eV周辺)の大きなピークがあるが、YL成分(2.3eV周辺)はほとんどない。比較例では、BL成分(3.4eV周辺)の大きなピークとともに、YL成分(2.3eV周辺)のなだらかなピークが存在する。
図9にフォトルミネッセンス測定におけるYL成分とBL成分との比を示す。ここで、IYLは、YL成分の強度を示す。IBLは、BL成分の強度を示す。そして、IYL/IBLの値が大きいほど、エッチング処理を施した凹部近傍のn型GaN層に欠陥が発生している。
実施例についてみると、Cl2 ガスを用いて基板温度を600℃としてエッチングをした場合には、IYL/IBLの値は、0程度であった。一方、比較例についてみると、Arガスを用いて基板温度を600℃としてエッチングをした場合には、IYL/IBLの値は、0.2程度であった。
つまり、実施例のようにCl2 ガスを用いた場合には、格子欠陥が生じにくい。一方、比較例のようにArガスを用いた場合には、格子欠陥がある程度生じている。そして、これらの傾向は、基板温度を変えても変わらない。
6−5.X線光電子分光による測定
X線光電子分光による測定(XPS測定)により、表面組成比について調べた。図10にCl2 ガスを用いた場合、すなわち、実施例における表面組成比を示す。図10に示すように、この場合には、基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内のいずれの場合もほぼ同様の傾向にある。つまり、Gaの組成比が40%程度である。また、Nの組成比が40%程度である。そして、Oの組成比が20%程度である。このためGaの組成比に対するNの組成比(Nの組成比/Gaの組成比)が、基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内で80%以上である。なお、光電子脱出角度は90°である。
図11にArガスを用いた場合、すなわち、比較例における表面組成比を示す。図11に示すように、この場合には、基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内のいずれの場合もほぼ同様の傾向にある。つまり、Gaの組成比が40%程度である。また、Nの組成比が20%程度である。そして、Oの組成比が40%程度である。このためGaの組成比に対するNの組成比(Nの組成比/Gaの組成比)が、基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内で50%程度である。なお、光電子脱出角度は90°である。
比較例(Arガス)では、GaN結晶からNが優先的に離脱している。つまり、凹部141における表面組成比は、凹部141の形成箇所以外のAlGaN層140の組成比に比べて、大きくずれている。一方、実施例(Cl2 ガス)では、このような表面組成比の大きなずれは生じていない。
図12に実施例と比較例とでの表面組成を比較したグラフを示す。図12における一番下の線は、エッチング処理を施していない場合におけるXPS測定のスペクトルを示す線である。図12における真ん中の線は、Arガスを用いて基板温度を600℃としてエッチング処理を施したときのスペクトルを示す線である。図12における一番上の線は、Cl2 ガスを用いて基板温度を600℃としてエッチング処理を施したときのスペクトルを示す線である。なお、光電子脱出角度は15°である。
図12に示すように、実施例(Cl2 ガス)の場合のスペクトルでは、ピークは一つのみである。そして、そのピークのエネルギーは、GaNの結合エネルギーとほとんど差がない。実施例(Cl2 ガス)の場合のスペクトルは、エッチング処理を施していない場合のスペクトルとほとんど同じである。つまり、実施例(Cl2 ガス)では、表面組成の変化はほとんどない。
一方、比較例(Arガス)の場合のスペクトルは、ダブルピークとなっている。そして、そのいずれのピークもGaNの結合エネルギーからはずれている。つまり、比較例(Arガス)では、表面の組成は、GaNからGax y とGa−Ga結合とに変化している。このように半導体層へのダメージがあるため、製造後のパワーデバイスの品質も高くない。
図13に比較例における基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内の場合を示す。基板温度が300℃以上600℃以下の範囲内で、傾向の違いはそれほどない。いずれの場合も、凹部の表面では、Gax y が生じるとともに、GaN結晶がほとんど残っていない。なお、温度が高いほど、Ga−Ga結合が生じている。なお、光電子脱出角度は15°である。
6−6.原子間力顕微鏡による測定
図14に原子間力顕微鏡(AFM)を用いた測定による凹部141の表面写真を示す。基板温度が300℃のときには、実施例(Cl2 ガス)および比較例(Arガス)のいずれの場合においても、凹部141の表面に荒れはほとんど生じなかった。一方、基板温度が600℃のときには、実施例(Cl2 ガス)では、ピットが発生し、比較例(Arガス)では、表面荒れが発生した。
6−7.エッチングレート
実施例(Cl2 ガス)におけるエッチングレートを図15に示す。図15に示すように、基板温度が300℃のときには、エッチングレートは293nm/minである。基板温度が600℃のときには、エッチングレートは534nm/minである。このように、エッチング処理時における基板温度が高いほどエッチングレートは速い。
7.変形例
7−1.製造工程
本実施形態では、ソース電極S1およびドレイン電極D1を形成後に、マスク層を形成して、エッチングの実施によりAlGaN層140に凹部141を設けることとした。しかし、AlGaN層140に凹部141を形成した後に、ソース電極S1、ドレイン電極D1、ゲート電極G1を形成することとしてもよい。
7−2.絶縁ゲート型パワーデバイス
本実施形態では、ゲート電極G1がAlGaN層140に接触しているパワーデバイス100について説明した。しかし、図16に示すように、絶縁ゲート型のパワーデバイス200についても同様に適用することができる。その場合には、本実施形態のエッチング処理を施してAlGaN層140に凹部241を形成する。そして、凹部241の底面および内側面に絶縁膜250を形成する(絶縁膜形成工程)。また、AlGaN層140の露出面をも絶縁膜で覆うこととしてもよい。そして、ゲート電極G2を、絶縁膜250の上に形成する(電極形成工程)。その形成する位置は、絶縁膜250を挟んで凹部241と対面する位置である。
7−3.組み合わせ
また、上記の変形例を互いに組み合わせて用いてもよい。
8.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施形態のエッチング方法は、III 族窒化物系化合物半導体の表面に、III 族窒化物系化合物半導体の温度を300℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、III 族窒化物系化合物半導体にCl2 を用いてドライエッチングを行う方法である。これにより、そのIII 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去するエッチング方法が実現されている。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法では、基板110の温度を300℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、III 族窒化物系化合物半導体にCl2 を用いてドライエッチングを行うことにより、そのIII 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去して凹部を形成する。これにより、III 族窒化物系化合物半導体における表面組成の変化や結晶中の欠陥の発生を抑制することのできる半導体装置の製造方法が実現されている。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎない。したがって当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。本実施形態では、エピタキシャル成長の方法として、有機金属化学気相成長法(MOCVD)を用いることとした。しかし、ハイドライド気相エピタキシー法(HVPE)などの気相成長法や、分子線エピタキシー法(MBE)、パルスドスパッタデポジション法(PSD)、そして、液相エピタキシー法などを用いてもよい。
また、JETやMOSなどの、その他の半導体装置に適用することもできる。
(第2の実施形態)
1.半導体装置(縦型構造)
第2の実施形態について説明する。本実施形態のパワーデバイス300の構造を図17に示す。パワーデバイス300は、npn型トランジスタである。図17に示すように、パワーデバイス300は、縦型構造の半導体装置である。パワーデバイス300は、図17に示すように、基板310と、n型GaN層320と、p型GaN層330と、n型GaN層340と、絶縁膜350と、ゲート電極G3と、ソース電極S3と、ドレイン電極D3と、を有している。
基板310は、例えば、導電性のGaN基板である。また、その他に、Si基板やSiC基板等の導電性基板を用いることができる。n型GaN層340のキャリア濃度は、n型GaN層320のキャリア濃度よりも高い。
図17に示すように、パワーデバイス300には、凹部341が形成されている。凹部341は、n型GaN層340およびp型GaN層330およびn型GaN層320にわたって形成されている。この凹部341は、第1の実施形態で説明したエッチング方法により形成されたものである。
絶縁膜350は、ゲート絶縁膜と保護膜とを兼ねているものである。そのため、凹部341のすべてを覆っている。ゲート電極G3と各半導体層とを絶縁するためである。絶縁膜350の材質はSiO2 である。また、SiNX 、Al2 3 、HfO2 、ZrO2 、AlNなどを用いてもよい。
2.半導体装置の製造方法
パワーデバイス300を製造する場合も、基板310の上に各半導体層を形成する(半導体層形成工程)。そして、凹部341を形成する(エッチング工程)。また、凹部341の箇所に絶縁膜350を形成する(絶縁膜形成工程)。そして、ドレイン電極D3を形成するとともに、ソース電極S3およびゲート電極G3を形成する(電極形成工程)。
なお、凹部341は、n型GaN層340の厚みの全部と、p型GaN層330の厚みの全部と、n型GaN層320の厚みの一部とを除去することにより、凹部341を形成する。しかし、この場合であっても、半導体層の厚みの一部を除去して凹部341を形成していることに変わりない。
3.変形例
第2の実施形態においても、第1の実施形態で説明した全ての変形例を適用することができる。なお、絶縁膜のない縦型構造の半導体装置にも適用することができる。
4.まとめ
以上詳細に説明したように、本実施形態のエッチング方法は、III 族窒化物系化合物半導体の表面に、III 族窒化物系化合物半導体の温度を300℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、III 族窒化物系化合物半導体にCl2 を用いてドライエッチングを行う方法である。これにより、そのIII 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去するエッチング方法が実現されている。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法では、基板310の温度を300℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、III 族窒化物系化合物半導体にCl2 を用いてドライエッチングを行うことにより、そのIII 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去して凹部を形成する。これにより、III 族窒化物系化合物半導体における表面組成の変化や結晶中の欠陥の発生を抑制することのできる半導体装置の製造方法が実現されている。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎない。したがって当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。本実施形態では、エピタキシャル成長の方法として、有機金属化学気相成長法(MOCVD)を用いることとした。しかし、ハイドライド気相エピタキシー法(HVPE)などの気相成長法や、分子線エピタキシー法(MBE)、パルスドスパッタデポジション法(PSD)、そして、液相エピタキシー法などを用いてもよい。
100…パワーデバイス
110…基板
120…バッファ層
130…GaN層
140…AlGaN層
150…絶縁膜
G1…ゲート電極
S1…ソース電極
D1…ドレイン電極
200…パワーデバイス
G2…ゲート電極
300…パワーデバイス
310…基板
320…n型層
330…p型層
340…n型層
350…絶縁膜
G3…ゲート電極
S3…ソース電極
D3…ドレイン電極

Claims (4)

  1. 基板の主面にIII 族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を形成する半導体層形成工程と、
    前記半導体層に凹部を形成する凹部形成工程と、
    を有する半導体装置の製造方法において、
    前記凹部形成工程では、
    前記基板の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、
    Cl2 を含むガスを用いてドライエッチングを行うことにより前記半導体層の厚みの一部を除去して前記半導体層に凹部を形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記凹部形成工程は、
    前記半導体層の上にマスク層を形成するマスク層形成工程と、
    前記マスク層を形成した前記半導体層にエッチングを施すエッチング工程と、
    前記マスク層を除去するマスク層除去工程と、
    を有し、
    前記マスク層形成工程では、
    前記半導体層の上に下部層を形成した後に前記下部層の上に上部層を形成し、
    前記上部層にパターニングを施し、
    パターニング済みの前記上部層をマスクとして前記下部層にパターンを転写することにより前記マスク層を形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記凹部形成工程の後に、
    前記凹部に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    前記絶縁膜の上にゲート電極を形成する電極形成工程と、
    を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. III 族窒化物系化合物半導体をエッチングするエッチング方法において、
    前記III 族窒化物系化合物半導体の温度を200℃以上600℃以下の範囲内とした状態で、
    Cl2 を含むガスを用いてドライエッチングを行うことにより前記III 族窒化物系化合物半導体の厚みの一部を除去すること
    を特徴とするエッチング方法。
JP2012185977A 2012-08-26 2012-08-26 半導体装置の製造方法およびエッチング方法 Active JP6028970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185977A JP6028970B2 (ja) 2012-08-26 2012-08-26 半導体装置の製造方法およびエッチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185977A JP6028970B2 (ja) 2012-08-26 2012-08-26 半導体装置の製造方法およびエッチング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014045049A true JP2014045049A (ja) 2014-03-13
JP6028970B2 JP6028970B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=50396127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185977A Active JP6028970B2 (ja) 2012-08-26 2012-08-26 半導体装置の製造方法およびエッチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6028970B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104347700A (zh) * 2014-08-20 2015-02-11 佛山芯光半导体有限公司 一种GaN基凹栅增强型HEMT器件
WO2017154924A1 (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 日産化学工業株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
CN107248531A (zh) * 2017-07-07 2017-10-13 西安电子科技大学 基于实时监控开栅结构参数的阈值电压可控型GaN基增强型器件的制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001244568A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd Iii族窒化物半導体素子の製造方法
JP2007073940A (ja) * 2005-08-09 2007-03-22 Sharp Corp Iii族窒化物半導体の加工方法、iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、iii族窒化物半導体発光素子、iii族窒化物半導体レーザ素子の製造方法およびiii族窒化物半導体レーザ素子
JP2008251893A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sharp Corp Iii族窒化物半導体の加工方法、iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、iii族窒化物半導体発光素子、iii族窒化物半導体レーザ素子の製造方法およびiii族窒化物半導体レーザ素子
JP2010258442A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 電界効果トランジスタ、電界効果トランジスタの製造方法、および溝の形成方法
JP2011192834A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Advanced Power Device Research Association 半導体装置および半導体装置の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001244568A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd Iii族窒化物半導体素子の製造方法
JP2007073940A (ja) * 2005-08-09 2007-03-22 Sharp Corp Iii族窒化物半導体の加工方法、iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、iii族窒化物半導体発光素子、iii族窒化物半導体レーザ素子の製造方法およびiii族窒化物半導体レーザ素子
JP2008251893A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sharp Corp Iii族窒化物半導体の加工方法、iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、iii族窒化物半導体発光素子、iii族窒化物半導体レーザ素子の製造方法およびiii族窒化物半導体レーザ素子
JP2010258442A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 電界効果トランジスタ、電界効果トランジスタの製造方法、および溝の形成方法
JP2011192834A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Advanced Power Device Research Association 半導体装置および半導体装置の製造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016035617; BASAK, Durga et al.: '"Reactive Ion Etching of GaN and AlxGa1-xN Using Cl2/CH4/Ar Plasma"' Japanese Journal of Applied Physics Vol.38 Part 1 No.4B, 199904, pp.2646-2651, IOP Publishing *

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104347700A (zh) * 2014-08-20 2015-02-11 佛山芯光半导体有限公司 一种GaN基凹栅增强型HEMT器件
KR102357740B1 (ko) * 2016-03-08 2022-02-03 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 Iii족 질화물계 화합물층을 갖는 반도체기판의 제조방법
CN109075060A (zh) * 2016-03-08 2018-12-21 日产化学株式会社 具有iii族氮化物系化合物层的半导体基板的制造方法
JPWO2017154924A1 (ja) * 2016-03-08 2019-01-10 日産化学株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
KR20190006944A (ko) 2016-03-08 2019-01-21 닛산 가가쿠 가부시키가이샤 Iii족 질화물계 화합물층을 갖는 반도체기판의 제조방법
WO2017154924A1 (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 日産化学工業株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
US11339242B2 (en) * 2016-03-08 2022-05-24 Nissan Chemical Corporation Method for manufacturing semiconductor substrate having group-III nitride compound layer
JP2022095804A (ja) * 2016-03-08 2022-06-28 日産化学株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
JP7101353B2 (ja) 2016-03-08 2022-07-15 日産化学株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
TWI776803B (zh) * 2016-03-08 2022-09-11 日商日產化學工業股份有限公司 具有第3族氮化物系化合物層之半導體基板之製造方法
JP7373173B2 (ja) 2016-03-08 2023-11-02 日産化学株式会社 Iii族窒化物系化合物層を有する半導体基板の製造方法
CN109075060B (zh) * 2016-03-08 2024-03-29 日产化学株式会社 具有iii族氮化物系化合物层的半导体基板的制造方法
CN107248531A (zh) * 2017-07-07 2017-10-13 西安电子科技大学 基于实时监控开栅结构参数的阈值电压可控型GaN基增强型器件的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6028970B2 (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5634681B2 (ja) 半導体素子
JP5311765B2 (ja) 半導体エピタキシャル結晶基板およびその製造方法
JP3733420B2 (ja) 窒化物半導体材料を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタ
JP5495257B2 (ja) Iii族窒化物系電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP2007165431A (ja) 電界効果型トランジスタおよびその製造方法
JP2010238838A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2010166040A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009164235A (ja) 窒化物半導体素子およびその製造方法
JP2011044647A (ja) Iii族窒化物系電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP5506036B2 (ja) 半導体トランジスタ
US20100301393A1 (en) Field effect transistor and manufacturing method therefor
JP2010098141A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4517077B2 (ja) 窒化物半導体材料を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタ
JP2016207748A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP6028970B2 (ja) 半導体装置の製造方法およびエッチング方法
JP6687831B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JP5379391B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体からなる半導体素子及びその製造方法
JP6519920B2 (ja) 半導体基板の製造方法、及び半導体装置の製造方法
WO2012137309A1 (ja) 窒化物電子デバイスを作製する方法
JP2014136658A (ja) Iii族窒化物半導体エピタキシャルウェハおよびその製造方法
JP5560866B2 (ja) 窒化物電子デバイス、窒化物電子デバイスを作製する方法
WO2019009111A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5744784B2 (ja) 窒化物半導体エピタキシャルウェハの製造方法
JP2011108724A (ja) ヘテロ接合電界効果型トランジスタ用基板、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法およびヘテロ接合電界効果型トランジスタ
JP6019558B2 (ja) 窒化物電子デバイス、窒化物電子デバイスを作製する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150824

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6028970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250