JP2014044367A - 光学フィルタ、光源装置、照明装置 - Google Patents

光学フィルタ、光源装置、照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】色温度の変化を抑えながら演色性の向上を図ることができる光学フィルタを提供すること。発光効率の低下および色温度の変化を抑えながら演色性の向上を図ることができる光源装置および照明装置を提供すること。
【解決手段】光学フィルタ1は、光の平均反射率を緑色光〜黄色光の波長域および青色光の波長域の光について選択的に向上させたコーティング層11を備えることとする。光源装置2は、青色励起のLED素子3と、LED素子3から放射された光が透過する黄色蛍光体7と、黄色蛍光体7を透過した光が透過する光学フィルタ1とを有することとする。 照明装置15は、青色励起のLED素子3と、LED素子3から放射された光が透過する黄色蛍光体7と、黄色蛍光体7を透過した光を集光するリフレクタ16と、リフレクタ16から出射した光が透過する光学フィルタ2とを有することとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光学フィルタ、光源装置および照明装置に関するものである。
近年、LEDの発光効率の向上により、一般照明用あるいは装飾用の光源としてLEDを用いた電球形ランプ、点灯ユニット、照明器具が知られており、これらには白色LEDが多く用いられている。白色LEDには、青色励起のLED素子を波長変換用の黄色蛍光体で覆うことで白色光を出射する構成のものがある。このような構成の白色LEDを光源として用いた場合、赤色の波長範囲における発光量が他の波長範囲における発光量に比べ少なく、演色性が低くなることがある。
特許文献1には、白色LEDの出射側に、光学フィルタ手段を配し、波長ピークである550nm〜605nmの一部の波長範囲の透過率を低くすることで演色性を改善したものが提案されている。また、青色励起のLED素子に波長変換用の赤色や緑色などの蛍光体を混ぜ、高い演色の白色LEDを実現したものが、特許文献2に提案されている。
特開2004−193581号公報 特開2006−332269号公報
しかしながら、特許文献1に開示される手段による場合は、550nm〜605nmの波長域の光の透過率を低くする結果、青色光の波長域である450nm〜495nmにも波長ピークが発生し、その結果、青色光の波長が相対的に強くなってしまい、色温度の上昇を招いてしまうという問題がある。また、特許文献2に開示される手段による場合は、蛍光体によって吸収される光が増えるため、発光効率が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、色温度の変化を抑えながら演色性の向上を図ることができる光学フィルタを提供することを目的とする。また、本発明は、発光効率の低下および色温度の変化を抑えながら演色性の向上を図ることができる光源装置および照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は光学フィルタにおいて、光の平均反射率を緑色光〜黄色光の波長域および青色光の波長域の光について選択的に向上させた光学多層膜を備えることとする。
また、本発明の光学フィルタにおいて、光学多層膜は、緑色光〜黄色光の波長域の光の平均反射率Rと、青色波長域の波長域の光の平均反射率Rとが、
1.5≦RG/RB≦3.0・・・(1)
かつ
0.1≦RG+RB≦0.9・・・(2)
の関係を満たすように構成されていることが好ましい。
また、本発明の光学フィルタにおいて、緑色光〜黄色光の波長域は、540nm以上590nmであり、青色波長域は、435nm以上480nmであることが好ましい。
また、本発明の光学フィルタにおいて、光学多層膜の平均反射率Rと平均反射率Rとは、
1.5≦RG/RB≦2.5・・・(3)
かつ
0.3≦RG+RB≦0.7・・・(4)
の関係を満たすように構成されていることが好ましい。
また、本発明の光学フィルタにおいて、光学多層膜は、基板に対して屈折率が1.9以上2.4以下の高屈折率層と、屈折率が1.35以上1.5以下の低屈折率層とが交互に積層されて形成されていることが好ましい。
上記課題を解決するために、光源装置は、青色励起のLED素子と、LED素子から放射された光が透過する黄色蛍光体と、黄色蛍光体を透過した光が透過する上述の光学フィルタとを有することとする。
上記課題を解決するために、照明装置は、青色励起のLED素子と、LED素子から放射された光が透過する黄色蛍光体と、黄色蛍光体を透過した光を集光する集光手段と、集光手段から出射した光が透過する上述の光学フィルタとを有することとする。
上記課題を解決するために、本発明の照明装置において、集光手段は、集光型リフレクタであることが好ましい。
本発明によると、発光効率の低下および色温度の変化を抑えながら演色性の向上を図ることができる光学フィルタ、光源装置および照明装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る光源装置の断面の構成を概略的に示した断面概略図ある。 本発明の実施の形態に係る光学フィルタの構成を示す図である。 光学フィルタの実施例1の構成を示す図である。 光学フィルタの実施例2の構成を示す図である。 光学フィルタの実施例3の構成を示す図である。 光学フィルタの透過率の特性を示す図である。 光学フィルタの演色性指数の特性を示す図である。 光学フィルタの色度の特性を示すX-Y色度図である。 光学フィルタの透過率と演色性指数と色度を示す図である。 本発明の実施の形態に係る照明装置の断面の構成を概略的に示した断面概略図ある。
以下、本発明の実施の形態に係る光学フィルタ1およびこの光学フィルタ1を備える光源装置2の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、光源装置2の断面の構成を概略的に示した断面概略図ある。
(光源装置2)
図1に示すように、本実施の形態に係る光源装置2は、青色光を放射する(青色励起の)LED素子3と、このLED素子3が載置される基板4と、この基板4上に載置され、基板4と対向する側に開口部5を有するようにLED素子3の周囲に配置される側壁部6と、この側壁部6のLED素子3が配置される側となる内側に充填され、LED素子3から放射された青色光が透過される黄色蛍光体7と、光学フィルタ1とを有する。黄色蛍光体7は、透過する青色光の波長変換を行う波長変換用の蛍光体である。なお、LED素子3には図示を省略する点灯回路が接続され、LED素子3は、この点灯回路より発光することができる。
側壁部6のLED素子3が配置される側の面である内周面は、光を反射させることができる反射面8として形成されている。基板4のLED素子3が配置される側の面である表面のうち、側壁部6よりもLED素子3側の部分は、光を反射させることができる反射面9として形成されている。反射面8および反射面9が形成されることで、LED素子3から放射された光が開口部5から出射する量を多くすることができる。なお、反射面8および反射面9は、たとえば、アルミ等の金属を蒸着等して形成することができる。
黄色蛍光体7は、光透過性を有する樹脂に黄色蛍光材が含有されたものである。黄色蛍光体7は、LED素子3から放射された青色光を白色光に波長変換を行い出射する。黄色蛍光材としては、たとえば、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット:Yttrium Aluminum Garnet)系の蛍光材を使用することができる。側壁部6の内側は、黄色蛍光体7が充填されることで封止されている。黄色蛍光体7は、LED素子3から放射される光のうち、370nm〜480nmの範囲の光の一部を500nm〜700nmの光に波長変換し白色光として出射する。
なお、側壁部6の内側に黄色蛍光体7を充填する換わりに、反射面8および反射面9に黄色蛍光体を塗付してもよい。しかしながら、側壁部6の内側に黄色蛍光体7を充填する構成の方が、LED素子3から放射される青色光を黄色蛍光体7により白色光に変換する効率を高いものとすることができる。
光学フィルタ1は、側壁部6の開口部5を封止するように備えられる。つまり、LED素子3から放射された光は、黄色蛍光体7および光学フィルタ1を透過して側壁部6の外側に出射する。なお、光学フィルタ1と黄色蛍光体7とは、空気層を介することなく互いに密着するように配置されることが好ましい。光学フィルタ1と黄色蛍光体7とを密着させることで、黄色蛍光体7から光学フィルタ1に入射する光量の損失を抑えることができる。
(光学フィルタ1)
次に、光学フィルタ1の具体的な構成について説明する。
光学フィルタ1は、ガラスあるいは樹脂材料を用いて透明な板状に形成された基板の表面に光学多層膜が形成された構成となっている。尚、基板が樹脂材料の場合には、下地層を介して光学多層膜を基板上に形成することが好ましい(実施の形態2参照)。
光学フィルタ1には、緑色光〜黄色光の波長域の光についての平均反射率Rと、青色光の波長域の光についての平均反射率Rとが、下記の式(1)の関係、かつ、式(2)の関係を満たすように光学多層膜が形成されている。

1.5≦RG/RB≦3.0 ・・・(1)
0.1≦RG+RB≦0.9 ・・・(2)

ここで、

Figure 2014044367
Figure 2014044367

で表わされる。
また、Δλは、青色光の波長域である435nm〜480nmのバンド幅W1(図6参照)を表わし、Δλは緑色光〜黄色光の波長域である540nm〜590nmのバンド幅W2(図6参照)を表わしている。I(λ)は、光学フィルタ1への入射光量であり、T(λ)は、光量I(λ)で光学フィルタ1に入射した光が光学フィルタ1から出射する光量である。
光学フィルタ1を上述のように構成することで、緑色光〜黄色光(540nm〜590nmの波長域の光)の透過率を低くすることができる。そのため、光学フィルタ1に入射した白色光を演色性の高い白色光として出射させることができる。
一方、白色光から緑色光〜黄色光の光量が低減させられると、青色光(435nm〜480nmの波長域の光)の光量の割合が多くなり色温度が上昇する。しかしながら、光学フィルタ1は、青色光の透過率も低く構成されている。したがって、光学フィルタ1は、この光学フィルタ1に入射した白色光を、色温度の上昇を抑えながら演色性を向上させた白色光として出射させることができる。
また、光学フィルタ1を備える光源装置2は、発光効率の低下および色温度の変化を抑えながら演色性が向上された白色光を出射することができる。光源装置2においては、LED素子3から放射された青色光が黄色蛍光体7にて白色光に波長変換される。上述のように光学フィルタ1は、緑色光〜黄色光および青色光について透過率が低くなるように構成されている。したがって、光源装置2は、黄色蛍光体7から出射する白色光を光学フィルタ1に入射させる構成とすることで、色温度の上昇を抑えられながら演色性を向上させた白色光として光学フィルタ1から出射させることができる。
なお、RG/RBの値が、1.5より小さくなると、青色光の反射量が多くなってしまい色温度が下がってしまうか、もしくは、緑色光〜黄色光の反射量が少なくなってしまい演色性が向上しなくなってしまう。逆に、3.0より大きくなると、緑色光〜黄色光の反射量は多くなり演色性は向上するものの、青色光の反射量が少なくってしまい色温度が上がってしまう。また、RG+RBの値が、0.1より小さくなると青色光と緑色光〜黄色光の反射量が少なくなってしまい、演色性向上フィルタとしての機能が十分に果たせない。逆に、0.9より大きくなると、青色光と緑色光〜黄色光の反射量が大きくなってしまい、透過率が悪くなってしまう。
より好ましくは、光学フィルタ1の平均反射率Rおよび平均反射率Rについて、下記の式(5)の関係、かつ、式(6)の関係を満たすように光学多層膜を形成することで、色温度の変化を抑えつつ、より透過率および演色性を向上させた光学フィルタ1を構成することができる。

1.5<RG/RB<2.5・・・(5)
0.3<RG+RB<0.7・・・(6)
光学フィルタ1は、たとえば、図2に示すように、ガラスやプラスチックといった透明な材料を基板10とし、この基板10にコーティング層11を形成する。コーティング層11は複数の光学膜12(1),12(2),12(3),・・・,12(N−1),12(N)が積層される多層膜(光学多層膜)であり、任意の1の層の上下に隣接する層のいずれもが、該任意の1の層の屈折率よりも高いかまたは低く構成されている。すなわち、屈折率の高低が交互となるように光学膜が積層されている。
具体的には、屈折率1.9以上2.4以下の高屈折率層と、屈折率1.35以上1.5以下の低屈折率層が交互に積層されている。このように高屈折率層の光学膜と低屈折率層とを交互に複数積層してコーティング層11を形成することで、式(1)および式(2)の関係を満たしながら、緑色光〜黄色光および青色光について選択的に平均反射率を上げることができる。なお、コーティング層11は、真空蒸着法にて形成することができる他、スパッタリング法、イオンアシスト法、イオンプレーティング法等の方法を使用する事が可能である。
(光学フィルタ1の実施例1)
光学フィルタ1は、たとえば、図3の表に示す構成とすることができる。つまり、ガラスの基板4に対して、高屈折率層としてのNb(五酸化ニオブ)層と、低屈折率層としてのSiO(二酸化ケイ素)層とが交互に全16層にて積層されるコーティング層11が成膜される。
コーティング層11は、基板4側からNb(五酸化ニオブ)層と、SiO(二酸化ケイ素)層の順で交互に成膜されている。光学膜厚の設計波長λは760nmであり、各層の光学膜厚は表(図3)に示す通りである。表(図3)に示す構成の光学フィルタ1においては、R、RはそれぞれR=0.162、R=0.355であり、RG/RB=2.19、RG+RB=0.51となっている。つまり、上記構成の光学フィルタ1は、青色光(435nm〜480nmの波長域の光)および緑色光〜黄色光(540nm〜590nmの波長域の光)についてその一部を反射することができ、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させることができる。
図6〜図8を参照しながら、黄色蛍光体7から出射し光学フィルタ1を透過した白色光と、黄色蛍光体7から出射し光学フィルタ1を透過しない白色光とについて、波長分布の違い(図6参照)と、演色評価指数の違い(図7参照)と、色度の違い(図8参照)について説明する。
図6に示すように、黄色蛍光体7から、たとえば実線Aで示す波長分布の白色光(光学フィルタ1を透過する前の光)が出射するとき、光学フィルタ1は、この白色光(実線A)を破線Bで示す波長分布の白色光に波長変換することができる。つまり、黄色蛍光体7から出射する実線Aで示す白色光は、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域にピーク波長を有する白色光であり、光学フィルタ1は、実線Aで示す波長分布の白色光が透過させられたときに、この白色光を破線Bに示すように、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域のピークを抑えた波長分布の白色光に変換することができる。
また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の演色評価指数は図7の実線Aに示されるものであり、光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図7に示す破線Bの演色評価指数の白色光に変換することができる。また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の色度は図8に示す色度Aであり、光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図8に示す色度Bの色度の白色光に変換することができる。
光学フィルタ1は、図9の表に示すように、黄色蛍光体7から出射した白色光に対する光学フィルタ1の透過率は、0.85である。また、光学フィルタ1を透過した白色光と、光学フィルタ1を透過しない(黄色蛍光体7から出射した白色光)とを比較すると、平均演色評価数Raが11.1向上し、色温度Tは、147.02低下している。つまり、Raが10以上上昇しているにも拘わらず色温度の変化は小さい。
(光学フィルタ1の実施例2)
また、光学フィルタ1は、たとえば、図4の表に示す構成とすることができる。つまり、PMMA樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂:Poly Methyl Methacrylate)の基板4に対して、下地層としてAl(酸化アルミニウム)層を成膜し、この下地層に重ねて高屈折率層としての混合層と、低屈折率層としてのSiO(二酸化ケイ素)層とが交互に全14層にて積層されるコーティング層11が成膜される。
コーティング層11は、基板4側から混合層と、SiO(二酸化ケイ素)層の順で交互に成膜されている。混合層は、TiO(酸化チタン)とZrO2(酸化ジルコニウム)との混合物である。光学膜厚の設計波長λは760nmであり、各層の光学膜厚は表(図4)に示す通りである。表(図4)に示す構成の光学フィルタ1においては、R、RはそれぞれR=0.196、R=0.414であり、RG/RB=2.11、RG+RB=0.61となっている。つまり、本実施の形態2における光学フィルタ1は、青色光(435nm〜480nmの波長域の光)および緑色光〜黄色光(540nm〜590nmの波長域の光)についてその一部を反射することができ、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させることができる。
図6〜図8を参照しながら、黄色蛍光体7から出射し上述の実施例2で説明した光学フィルタ1を透過した白色光と、黄色蛍光体7から出射し該光学フィルタ1を透過しない白色光とについて、波長分布の違い(図6参照)と、演色評価指数の違い(図7参照)と、色度の違い(図8参照)について説明する。
図6に示すように、黄色蛍光体7から、たとえば実線Aで示す波長分布の白色光(光学フィルタ1を透過する前の光)が出射するとき、該光学フィルタ1は、この白色光(実線A)を一点鎖線Cで示す波長分布の白色光に波長変換することができる。つまり、黄色蛍光体7から出射する実線Aで示す白色光は、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域にピーク波長を有する白色光であり、該光学フィルタ1は、実線Aで示す波長分布の白色光が透過させられたときに、この白色光を一点鎖線Cに示すように、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域のピークを抑えた波長分布の白色光に変換することができる。
また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の演色評価指数は図7の実線Aであり、該光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図7に示す一点鎖線Cの演色評価指数の白色光に変換することができる。また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の色度は図8に示す色度Aであり、該光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図8に示す色度Cの色度の白色光に変換することができる。
該光学フィルタ1は、図9の表に示すように、黄色蛍光体7から出射した光に対する光学フィルタ1の透過率は、0.82である。また、該光学フィルタ1を透過した白色光と、該光学フィルタ1を透過しない(黄色蛍光体7から出射した白色光)とを比較すると、平均演色評価数Raが9.73向上し、色温度Tは、246.88低下している。つまり、Raが10近く上昇しているにも拘わらず色温度の変化は小さい。
(光学フィルタ1の実施例3)
光学フィルタ1は、たとえば、図5の表に示す構成とすることができる。つまり、ガラスの基板4に対して、低屈折率層としてのSiO(二酸化ケイ素)層と、高屈折率層としてのZrO(酸化ジルコニウム)層とが交互に全49層にて積層されるコーティング層11が成膜されている。
コーティング層11は、基板4側からSiO層と、ZrO層の順で交互に成膜されている。光学膜厚の設計波長λは510nmであり、各層の光学膜厚は表(図5)に示す通りである。表(図5)に示す構成の光学フィルタ1においては、R、RはそれぞれR=0.192、R=0.365であり、RG/RB=1.90、RG+RB=0.55となっている。つまり、本実施の形態3における光学フィルタ1は、青色光(435nm〜480nmの波長域の光)および緑色光〜黄色光(540nm〜590nmの波長域の光)についてその一部を反射することができ、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させることができる。
図6〜図8を参照しながら、上述の実施例3に係る光学フィルタ1を透過した白色光と、黄色蛍光体7から出射し該光学フィルタ1を透過しない白色光とについて、波長分布の違い(図6参照)と、演色評価指数の違い(図7参照)と、色度の違い(図8参照)について説明する。
図6に示すように、黄色蛍光体7から、たとえば実線Aで示す波長分布の白色光(光学フィルタ1を透過する前の光)が出射するとき、該光学フィルタ1は、この白色光(実線A)を二点鎖線Dで示す波長分布の白色光に波長変換することができる。つまり、黄色蛍光体7から出射する実線Aで示す白色光は、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域にピーク波長を有する白色光であり、該光学フィルタ1は、実線Aで示す波長分布の白色光が透過させられたときに、この白色光を二点鎖線Dに示すように、450nm付近の帯域と550nm付近の帯域のピークを抑えた波長分布の白色光に変換することができる。
また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の演色評価指数は図7の実線Aであり、該光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図7に示す二点鎖線Dの演色評価指数の白色光に変換することができる。また、図6の実線Aで示す波長分布の白色光の色度は図8に示す色度Aであり、該光学フィルタ1は、黄色蛍光体7から出射した白色光を図8に示す色度Dの色度の白色光に変換することができる。
該光学フィルタ1は、図9の表に示すように、黄色蛍光体7から出射した光に対する光学フィルタ1の透過率は、0.85である。また、光学フィルタ1を透過した光と、光学フィルタ1を透過しない(黄色蛍光体7から出射した光)とを比較すると、平均演色評価数Raが11.15向上し、色温度Tは、187.42低下している。つまり、Raが10以上上昇しているにも拘わらず色温度の変化は小さい。
なお、上述の図9の表の「平均演色評価数(Ra)」とは、光源の演色性を評価した数値である。「演色性」とは、照明光に照らされた物体の色の見え方を決定する光源の性質である。平均演色評価数Raが高いほど、演色性が良いことを表わしている。国際基準ISO8995−1989によれば、平均演色評価数Raが90以上の光源は、グループ1Aに分類され、平均演色評価数Raが80以上90未満の光源は、グループ1Bに分類される。
上述した実施の形態に示す光学フィルタ1は、青色光および緑色光〜黄色光についてその一部を反射し、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させる特性を有する。光源装置2においては、光学フィルタ1で反射してLED素子3側へ戻された光のうち、青色光は黄色蛍光体7により500nm〜700nmの光に波長変換される。この波長変換された光は、反射面8および反射面9で反射して再度、光学フィルタ1に向かう。これに対し、緑色光〜黄色光は黄色蛍光体7で波長変換されることなく、反射面8および反射面9で反射して再度、光学フィルタ1に入射することもあるが、光学フィルタ1の透過は制限される。
反射面8および反射面9の両面を反射面とすることで、青色光の利用効率が高められ、光源装置2の発光効率を向上させることができる。なお、反射面8および反射面9の全面を反射面とする必要はなく、反射面8または反射面9のいずれか一方を反射面とする構成であっても発光効率を向上させることができる。また、側壁部6の内周面の一部を反射面8として形成したり、あるいは基板4の側壁部6よりも内側の面の一部を反射面9とする構成であっても発光効率を向上させることができる。また、反射面8および反射面9に黄色の蛍光体を塗布することによっても、435nm〜480nmの光の利用効率を高めることができる。
また、上述した実施の形態においては、435nm〜480nmの波長域の光を青色光とし、また、540nm〜590nmの波長域の光を緑色光〜黄色光として説明したが、これらの波長域の前後を含めて青色光および緑色光〜黄色光の波長域の光としてもよい。しかしながら、435nm〜480nmの波長域の青色光および540nm〜590nmの波長域の緑色光〜黄色光に対して、上述の式(1)(2)または式(5)(6)の関係を満たすように光学フィルタ1を構成することで、色温度の変化を抑えながら演色性をより向上させることができる。
(照明装置15)
図10を参照しながら、光学フィルタ1を用いた照明装置15の実施の形態について説明する。図10は、照明装置15の断面の構成を概略的に示した断面概略図ある。上述した実施の形態で説明した部材と同様の部材については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
照明装置15は、LED素子3と、このLED素子3が載置される基板4と、側壁部6と、黄色蛍光体7と、集光手段としてのリフレクタ16と、このリフレクタ16等が取り付けられる取付体17と、光学フィルタ1とを有する。
リフレクタ16は、入射面18と、反射面19と、出射面20とを有する中実の部材であり、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂あるいはガラスなどの透明な材料(レンズ素材)にて形成されている。リフレクタ16は、LED素子3から放射された光を入射面18にてリフレクタ16内に取り込み、取り込んだ光の一部を反射面19にて出射面20に向けて集光状態で反射し、他の一部の光は直接出射面20に入射させることができるように構成されている。なお、入射面18は、リフレクタ16の頂部に形成される凹部の内側面である。また、反射面19は、光軸X上に曲率中心を有すると共に変曲点を有しない曲線が光軸Xを中心に回転させられた回転体の面形状を呈し、リフレクタ16の外側面を構成する。そして、反射面19は、入射面18からリフレクタ16内に入射した光を、出射面20に向けて全反射することができる面形状に構成されている。
光学フィルタ1は、リフレクタ16の出射面20に貼着されている。出射面20から出射する白色光は、光学フィルタ1を介して被照明側に出射する。取付体17は、箱体を呈している。取付体17には、LED素子3、側壁部6および黄色蛍光体7が載置された基板4と、リフレクタ16とが取り付けられている。
LED素子3から放射された青色光は、黄色蛍光体7により白色光に波長変換され出射する。黄色蛍光体7から出射した白色光は、入射面18からリフレクタ16内に入射し、リフレクタ16の出射面20から光学フィルタ1側に出射する。リフレクタ16の出射面20から出射し光学フィルタ1に入射した白色光は、光学フィルタ1を透過して被照明側に出射する。光学フィルタ1は、光学フィルタ1に入射した白色光のうち、青色光および緑色光〜黄色光についてその一部を反射させ、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させることができ被照明側に出射させる。
したがって、黄色蛍光体7から出射する白色光は、光学フィルタ1から緑色光〜黄色光および青色光が低減させられて出射する。黄色蛍光体7から出射する白色光から緑色光〜黄色光の光量を低減させることで演色性を向上させることができる。一方、黄色蛍光体7を透過した白色光について緑色光〜黄色光の光量を低減させた結果、青色光の光量の割合が多くなり、色温度が上昇してしまう。しかしながら、光学フィルタ1においては、緑色光〜黄色光の反射率の向上に併せて青色光についても反射率を高いものとしている。これにより、黄色蛍光体7を透過した白色光について緑色光〜黄色光を低減させることで、演色性を向上させながらも色温度の上昇を抑えることができる。
光学フィルタ1には、リフレクタ16により集光された白色光が入射する。一般に、光学フィルタの分光特性は、膜内部の干渉によるものである。したがって、入射角が変化すると、干渉する位相の差に変化が生じ、分光特性も変化する。つまり、光学フィルタ1の分光特性は、入射光の入射角に対して角度依存性を有する。しかしながら、照明装置15においては、リフレクタ16で集光され、照射角の広がりが抑えられた白色光が光学フィルタ1に入射する。このため、光学フィルタ1に入射する白色光を、光学フィルタ1の設計値の分光特性に近づけて分光することができる。
上述したように、光学フィルタ1は、青色光および緑色光〜黄色光の一部を反射し、それ以外の波長域の光についてはそのほとんどを透過させる特性を有する。反射された青色光のうち一部の光は、側壁部6の内側に戻される。側壁部6の内側に戻された青色光は黄色蛍光体7により白色光に波長変換されると共に、反射面8および反射面9で反射されリフレクタ16に入射される。反射された緑色光〜黄色光も側壁部6の内側に戻されるものもあるが、黄色蛍光体7で波長変換されることなく、反射面8および反射面9で反射してリフレクタ16に入射する。リフレクタ16に入射された緑色光〜黄色光は、光学フィルタ1の透過を制限される。
反射面8および反射面9を有することで、光学フィルタ1で反射された青色光の利用効率を高めることができる。つまり、照明装置15の照射効率を向上させることができる。なお、反射面8および反射面9の全面を反射面とする必要はなく、反射面8または反射面9のいずれか一方を反射面とする構成であっても発光効率を向上させることができる。また、側壁部6の内周面の一部を反射面8として形成したり、あるいは基板4の側壁部6よりも内側の面の一部を反射面9とする構成であっても発光効率を向上させることができる。また、基板4の表面の側壁部6の外側の部分や取付体17の基板4が取り付けられる底面のうち、入射面18の内側(入射面18と対向する部分)に黄色蛍光体を塗付することにより、435nm〜480nmの光の利用効率を高めることができる。
上述した照明装置15においては集光手段として集光型のリフレクタ16を用いているが、LED素子3から放射し黄色蛍光体7を透過した光を集光レンズにより集光させた状態で光学フィルタ1に入射させる構成としてもよい。しかしながら、リフレクタ16を用いることで、光学フィルタで反射した光を再び被照明側に反射させ戻すことができるため、LED素子から放射された光の有効利用を図ることができる。また、光学フィルタ1を備える換わりに、リフレクタ16の光出射面あるいは集光レンズの出射側の面に、直接コーティング層11を形成することとしてもよい。
1 … 光学フィルタ
2 … 光源装置
3 … LED素子
7 … 黄色蛍光体
11 … コーティング層(光学多層膜)
15 … 照明装置
16 … リフレクタ(集光手段、集光型リフレクタ)

Claims (8)

  1. 光学フィルタにおいて、
    光の平均反射率を緑色光〜黄色光の波長域および青色光の波長域の光について選択的に向上させた光学多層膜を備えることを特徴とする光学フィルタ。
  2. 請求項1に記載の光学フィルタにおいて、
    前記光学多層膜は、
    前記緑色光〜黄色光の波長域の光の平均反射率Rと、青色波長域の波長域の光の平均反射率Rとが、
    1.5≦RG/RB≦3.0・・・(1)
    かつ
    0.1≦RG+RB≦0.9・・・(2)
    の関係を満たすように構成されていることを特徴とする光学フィルタ。
  3. 請求項1または2に記載の光学フィルタにおいて、
    前記緑色光〜黄色光の波長域は、540nm以上590nmであり、
    前記青色波長域は、435nm以上480nmである、
    ことを特徴する光学フィルタ。
  4. 請求項2または3に記載の光学フィルタにおいて、
    前記光学多層膜の平均反射率Rと平均反射率Rとは、
    1.5≦RG/RB≦2.5・・・(5)
    かつ
    0.3≦RG+RB≦0.7・・・(6)
    の関係を満たすように構成されていることを特徴とする光学フィルタ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光学フィルタにおいて、
    前記光学多層膜は、基板に対して屈折率が1.9以上2.4以下の高屈折率層と、屈折率が1.35以上1.5以下の低屈折率層とが交互に積層されて形成されている、
    ことを特徴とする光学フィルタ。
  6. 青色励起のLED素子と、
    前記LED素子から放射された光が透過する黄色蛍光体と、
    前記黄色蛍光体を透過した前記光が透過する請求項1から5のいずれか1項に記載の光学フィルタと、
    を有することを特徴とする光源装置。
  7. 青色励起のLED素子と、
    前記LED素子から放射された光が透過する黄色蛍光体と、
    前記黄色蛍光体を透過した前記光を集光する集光手段と、
    前記集光手段から出射した前記光が透過する請求項1から5のいずれか1項に記載の光学フィルタと、
    を有することを特徴とする照明装置。
  8. 請求項7に記載の照明装置において、
    前記集光手段は、集光型リフレクタである、
    ことを特徴とする照明装置。
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