JP2014044131A - 目標追跡装置及びその方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】目標追跡装置は、n個(nは1以上)のセンサから観測値を入力し、目標の航跡と相関のある観測値に基づいて航跡を更新することより、航跡を維持する航跡維持部と、航跡維持部から入力される観測値に基づいて、仮航跡と仮航跡が目標の航跡である確からしさを示す尤度比とを算出し、仮航跡の尤度比が判定条件を満たす場合に該仮航跡を航跡として航跡維持部に登録する航跡生成部と、自装置において目標の探索に用いられるハードウェア資源のうち、現在利用しているハードウェア資源に基づいて、航跡生成部における判定条件を制御する資源管理部とを具備する。
【選択図】図1
Description
操作・表示部104は、航跡維持部101から入力される各目標の航跡を表示画面に表示する。
センサ105は、例えば、レーダ装置等のアクティブセンサや、赤外線カメラ又はビデオカメラ等のパッシブセンサであって、取得した受信信号に基づいて観測値を生成し、生成した観測値を航跡維持部101に出力する。
航跡生成部102は、入力した観測値と各仮航跡との相関をとり(ステップS102)、観測値と仮航跡の対応関係を決定する。
航跡生成部102は、誤警報の航跡を目標の航跡と判定する第1種の誤り率と、目標の航跡を誤警報の航跡と判定する第2種の誤り率と、目標の検出確率と、誤警報の検出確率と、仮航跡をスキャンするスキャン回数と、仮航跡のスキャンにおける仮航跡更新回数とに基づいて、ステップS103からステップS108までの処理を行う。
航跡生成部102は、各仮航跡の尤度比を算出する(ステップS103)。
航跡生成部102は、ステップS103において算出した仮航跡の尤度比が下限閾値TL以下であるか否かを判定する(ステップS104)。仮航跡の尤度比が下限閾値TL以下である場合(ステップS104:YES)、航跡生成部102は、当該仮航跡を破棄し(ステップS108)、次の仮航跡に対する処理を行う。
一方、仮航跡の尤度比が下限閾値TL以下でない場合(ステップS104:NO)、航跡生成部102は、仮航跡の尤度比が上限閾値TU以上であるか否かを判定する(ステップS105)。
一方、仮航跡の尤度比が上限閾値TU以上でない場合(ステップS105:NO)、航跡生成部102は、当該仮航跡を仮航跡のままとして、次の仮航跡に対する処理を行う。
航跡生成部102は、観測値が入力されるごとに、上述のように仮航跡に対する処理を行う。
また、目標追跡装置における動作モードとして、捜索モードにて航跡確立を行った後、捜索モードよりも追跡性能が向上するように、信号対雑音比や観測間隔を改善した追跡モードを用いて、目標の追跡を行う目標追跡装置でも、航跡確立する航跡数を直接制御することができない。そのため、目標追跡装置が有する追跡モードという資源に余裕があっても、航跡生成部102において仮航跡が目標の航跡と判定されるまで、目標追跡装置が有する資源を有効に活用することができないという課題がある。
図1は、第1の実施形態における目標追跡装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の目標追跡装置は、航跡維持部1、航跡生成部2、資源管理部3、操作・表示部4、及び、センサ5を具備している。目標追跡装置は、センサ5が取得する観測値に基づいて、目標の航跡を算出し、その結果を表示する。
本実施形態における目標追跡装置では、自装置が有するハードウェア資源であって目標の探索に用いるハードウェア資源の利用状況や、航跡生成部2における観測値の処理の状態を示す内部状態を資源管理部3が把握する。資源管理部3が、把握した情報に基づいて、航跡生成部2における仮航跡に対する判定条件を制御することにより、自装置が有するハードウェア資源の有効利用を図る。
また、航跡生成部2は、各仮航跡に対して尤度比を算出し、算出した尤度比に基づいて、仮航跡を目標の航跡であるか否かの判定をする。また、航跡生成部2は、仮航跡を誤警報の航跡であるか否かの判定し、仮航跡が誤警報の航跡と判定した場合、当該仮航跡を削除する。
例えば、目標の移動速度が速い場合や、狭い範囲に複数の目標が存在する可能性が高い場合などには、センサ5は追跡モードの処理を行う頻度を高くする。また、センサ5がアクティブセンサである場合、センサ5は航跡に対応する方向又は領域に対して送信する送信パルスの電力を高くしたり、送信パルスのパルス幅を広くしたり、送信デューティ比(送信パルス幅と送信パルス間隔の比率)を高くしたりする。すなわち、追跡モードでは捜索モードより長い時間、高いエネルギーを用いて目標の追跡を行ようにする。
また、センサ5は、追跡モードにおいて、航跡に対応する方向又は領域から受信する受信信号において積分するパルス数を増やしたり、受信信号に対する信号処理に掛ける時間を長くしたりする。また、センサ5が複数のレーダ装置等で構成される場合、目標毎に観測するセンサを割り当てたり、目標の数等に応じて、捜索モードと追跡モードとに割り当てるレーダ装置の数を選択するようにしてもよい。
操作・表示部4は、航跡維持部1から入力される航跡を表示画面に表示する。
相関判定部11には、観測値が入力される。相関判定部11は、入力される観測値と、航跡記憶部10に記憶されている各目標の航跡との相関をとる。具体的には、相関判定部11は、航跡記憶部10に記憶されている航跡情報を順に読み出し、読み出した航跡情報の予測値に基づいて目標の相関ゲートを設定する。相関判定部11は、読み出した航跡情報の予測値に含まれる状態ベクトル、及び共分散行列から相関ゲートを算出して設定する。
相関判定部11は、観測値により示される状態ベクトルが設定した相関ゲート内に含まれるか否かを判定する。相関判定部11は、観測値が相関ゲート内に含まれる場合、相関ゲートに対応する航跡の航跡番号と当該観測値との対応関係をフィルタリング処理部12に通知する。一方、相関判定部11は、観測値が相関ゲート内に含まれない場合、当該観測値と航跡との相関がないと判定する。相関判定部11は、航跡記憶部10に記憶されている全ての航跡と相関がない観測値を航跡生成部2に出力する。
相関判定部21は、観測値により示される状態ベクトルが設定した相関ゲート内に含まれるか否かを判定する。相関判定部21は、観測値が相関ゲート内に含まれる場合、相関ゲートに対応する仮航跡の仮航跡番号と当該観測値との対応関係をフィルタリング処理部23に通知する。相関判定部21は、仮航跡記憶部20に記憶されている全ての仮航跡と相関がない観測値を仮航跡生成部22に出力する。
1.H0を採択、仮航跡が誤警報の航跡である。
2.H1を採択、仮航跡が目標の航跡である。
3.H0及びH1のいずれも採択せず、仮航跡の判定処理を継続する。
尤度比判定部27は、仮航跡情報に含まれる尤度比STが上限閾値TU以上である場合、対立仮説H1を採択してこの仮航跡情報に対応する仮航跡を目標の航跡であると判定し、航跡に確立することを決定する。このとき、尤度比判定部27は、航跡に確立する仮航跡の仮航跡情報を仮航跡記憶部20から読み出し、読み出した仮航跡情報を航跡情報として航跡記憶部10に記憶させる。また、尤度比判定部27は、航跡に確立した仮航跡の仮航跡情報を仮航跡記憶部20から削除する。
尤度比判定部27は、尤度比STが上限閾値TU以上でなく、かつ下限閾値TL以下でもない仮航跡情報に関しては、仮航跡として仮航跡記憶部20に記憶させておき、仮航跡として判定対象にしておく。
同図のフローチャートに例示するように、航跡生成部2において相関判定部21は航跡維持部1から観測値を入力する(ステップS1)。
相関ゲート生成部24は、仮航跡記憶部20に記憶されている仮航跡情報の予測値を観測値の観測時刻に基づいて更新する。相関判定部21は、入力した観測値と仮航跡記憶部20に記憶されている各仮航跡情報との相関をとる。相関判定部21は、各仮航跡情報と観測値との相関に基づいて、観測値と仮航跡の対応関係を決定する(ステップS2)。
尤度比判定部27は、仮航跡記憶部20から仮航跡情報を読み出し(ステップS6)、読み出した仮航跡情報に含まれる尤度比STが下限閾値TL以下であるか否かを判定する(ステップS7)。
一方、尤度比STが下限閾値TL以下でない場合(ステップS7:NO)、尤度比判定部27は、読み出した仮航跡情報に含まれる尤度比STが上限閾値TU以上であるか否かを判定する(ステップS8)。
一方、尤度比STが上限閾値TU以上でない場合(ステップS8:NO)、尤度比判定部27は、当該仮航跡を仮航跡のままとして、処理をステップS6に戻して次の仮航跡に対する処理を行う
一方、いずれの仮航跡とも対応付けられていない観測値がある場合(ステップS12:NO)、仮航跡生成部22は、いずれの仮航跡とも対応付けられなかった観測値ごとに仮航跡情報を生成し、生成した仮航跡情報を仮航跡記憶部20に書き込み記憶させ(ステップS13)、処理を終了する。
モニタ閾値判定部29は、内部状態の出力処理を開始すると、モニタ閾値算出部28が算出したモニタ閾値TMi(i=1,2,…,I)ごとに、モニタ閾値TMiと仮航跡記憶部20に記憶されている各仮航跡情報の尤度比STとを比較し、モニタ閾値TMi以上の尤度比STを含む仮航跡情報の数をカウントする(ステップS401)。
モニタ閾値判定部29は、モニタ閾値TMiごとに当該モニタ閾値TMi以上の尤度比STを含む仮航跡情報の数(#Ni;i=1,2,…,I)を示す情報を内部状態として資源管理部3に出力する(ステップS402)。
資源管理部3は、航跡生成部2のモニタ閾値判定部29から入力される内部状態(尤度比STの分布)から、(Nmax−Nnow)を超えない最大の仮航跡数(#Ni;i=1,2,…,I)に対応するモニタ閾値TMiを選択する。すなわち、資源管理部3は、利用されていない計算資源に対応する数、又は当該数に近い数の仮航跡を航跡に確立することができるモニタ閾値TMiを選択する。
このように、資源管理部3は、航跡維持部1において処理されている航跡の数から航跡維持部1において利用されていない計算資源を把握する。資源管理部3が、利用されていない航跡維持部1の計算資源を有効に利用できるように、航跡生成部2の尤度比判定部27を制御することにより、目標追跡装置が有する計算資源を有効に利用することができる。更に、航跡維持部1では目標の移動を予測する際に用いられる運動モデル(選択肢)の数が航跡生成部2で用いられる運動モデルの数より多いので、精度よく目標の位置を予測することができ、目標の追跡性能を向上させることができる。
また、目標追跡装置の動作開始から時間が経過していない場合や目標の消失が発生しない場合、航跡生成部2が目標の航跡と判定した数の累積値が、航跡維持部1において処理されている航跡の数と一致するため、上限閾値TUと一致したモニタ閾値からの航跡数を累積することによって、航跡維持部1において利用されていない計算資源を把握するように構成することができる。
第1の実施形態では、航跡維持部1における計算資源の利用状況と航跡生成部2の内部状態とに応じて、仮航跡を目標の航跡にする際の判定条件を制御する構成について説明した。第2の実施形態における目標追跡装置では、更に、仮航跡を目標の航跡にした後に当該航跡に対して割り当てる計算資源を制御することにより、ハードウェア資源の有効利用を図る。
図8は、第2の実施形態における目標追跡装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の目標追跡装置は、航跡維持部1a、航跡生成部2、資源管理部3a、操作・表示部4、及び、センサ5を具備している。本実施形態の目標追跡装置は、第1の実施形態における目標追跡装置と同様に、センサ5が取得する観測値に基づいて、目標の航跡を算出し、その結果を表示する。
また、航跡維持部1aは、航跡生成部2において所定の条件を満たした仮航跡を取得し、航跡として記憶、維持する。また、航跡維持部1aには当該確立航跡に対する計算資源の割り当てを指示する情報である割当資源量が資源管理部3aから入力される。
また、資源管理部3aは、制御データを航跡生成部2に出力するとともに、当該制御データを用いて航跡に確立される仮航跡に対して割り当てられる計算資源を示す割当資源量を航跡維持部1に通知する。資源管理部3aは、航跡生成部2の内部状態(仮航跡の尤度比STの分布)に基づいて、割当資源量を決定する。
割当資源量は、相関ゲート生成部13aにおいて、観測値が次に入力されるタイミング(時刻)における目標の状態ベクトル、及び共分散行列、すなわち予測値を算出する際に用いられる運動モデル(選択肢)の数や、センサ5における資源の割当量を示す情報である。割当資源量は、例えば、目標までの距離が短い場合や、目標の移動速度が速い場合に用いられる運動モデルの数を多くした追跡処理をして、追跡の精度を向上させる。また、センサ5において追跡モードによる追跡の頻度を高くしたり、追跡時間を長くしたりして追跡の精度を向上させる。なお、運動モデルの数が多い多重運動モデルでは航跡維持部1aにおける計算量が増加し、目標の予測値を算出するために要する計算資源(CPUやメモリ)が増加することになる。
相関ゲート生成部13aは、第1の実施形態の相関ゲート生成部13と同様に、フィルタリング処理部12から入力される各目標の状態ベクトル、及び共分散行列の平滑値に基づいて、観測値が次に入力されるタイミング(時刻)における目標の状態ベクトル、及び共分散行列を算出する。相関ゲート生成部13aは、目標ごとに、算出した目標の状態ベクトル、及び共分散行列と時刻とを含む予測値で、航跡記憶部10に記憶されている航跡情報の予測値を更新する。相関ゲート生成部13aは、各目標の航跡情報が含む割当資源量に応じた数の運動モデルを用いて、当該目標の予測値を算出する。すなわち、相関ゲート生成部13aは、割当資源量に応じて使用する計算資源の量、及び予測精度を変化させることになる。
例えば、資源管理部3aは、選択したモニタ閾値TMiが予め定められた基準閾値以上の場合に割当資源量をRmaxにして、目標の航跡である可能性が高い仮航跡に対する追跡精度を高くする。一方、資源管理部3aは、選択したモニタ閾値TMiが前述の基準閾値未満の場合に割当資源量を(Rmax/2)にして、目標の航跡でない可能性がある仮航跡に対する追跡精度を低くする。
また、選択したモニタ閾値TMiが前述の基準閾値未満の場合に割当資源量を増やして追跡精度を高くし、誤警報の航跡であるか否かを短い期間にて判別できるようにしてもよい。
資源管理部3aは、航跡維持部1aにおいて利用されていない計算資源を把握し、利用されていない航跡維持部1aの計算資源を有効に利用できるように、航跡生成部2の尤度比判定部27を制御する。これにより、目標追跡装置が有する計算資源を有効に利用することができる。更に、資源管理部3aは、航跡に確立させる仮航跡の信頼度(尤度比ST)に応じて、航跡維持部1aにおいて新たな航跡に割り当てるハードウェア資源を決定する。これにより、目標の航跡でない可能性がある新たな航跡に対して計算資源が過剰に割り当てられることを抑えることができ、計算資源を有効に利用することができる。
例えば、上記の実施形態では、目標追跡装置を1つの装置として構成した例を示したが複数の装置を通信回線等で接続して構成してもよい。また、上記の実施形態では、SPRT法に基づいて尤度比STを算出する構成例を示したが、M/N法などに基づいて尤度比STを算出するようにしてもよい。
2 航跡生成部
3、3a 資源管理部
4 操作・表示部
5 センサ
10、10a 航跡記憶部
11 相関判定部
12 フィルタリング処理部
13、13a 相関ゲート生成部
20 仮航跡記憶部
21 相関判定部
22 仮航跡生成部
23 フィルタリング処理部
24 相関ゲート生成部
25 スキャン回数更新部
26 尤度比算出部
27 尤度比判定部
28 モニタ閾値算出部
29 モニタ閾値判定部
101 航跡維持部
102 航跡生成部
103 資源管理部
104 操作・表示部
105 センサ
Claims (15)
- n個(nは1以上)のセンサから観測値を入力し、目標の航跡と相関のある観測値に基づいて前記航跡を更新することより、前記航跡を維持する航跡維持部と、
前記航跡維持部から入力される前記観測値に基づいて、仮航跡と前記仮航跡が目標の航跡である確からしさを示す尤度比とを算出し、前記仮航跡の尤度比が判定条件を満たす場合に該仮航跡を航跡として前記航跡維持部に登録する航跡生成部と、
自装置において目標の探索に用いられるハードウェア資源のうち、現在利用しているハードウェア資源に基づいて、前記航跡生成部における前記判定条件を制御する資源管理部と
を具備することを特徴とする目標追跡装置。 - 前記資源管理部は、
前記航跡生成部における前記仮航跡の状態に応じて前記判定条件を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の目標追跡装置。 - 前記資源管理部は、
目標の航跡にする仮航跡の状態に応じて、該仮航跡を目標の航跡にした後に該航跡に対して割り当てる前記ハードウェア資源を決定する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の目標追跡装置。 - 前記ハードウェア資源は、
前記センサにおける目標に対する探索の頻度、探索の間隔、又は探索に要する時間を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の目標追跡装置。 - 前記ハードウェア資源は、
前記航跡維持部において目標を追跡する際に用いる計算資源を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の目標追跡装置。 - n個(nは1以上)のセンサから観測値を入力し、目標の航跡と相関のある観測値に基づいて前記航跡を更新することより、前記航跡を維持する航跡維持ステップと、
前記航跡維持ステップで入力される前記観測値に基づいて、仮航跡と前記仮航跡が目標の航跡である確からしさを示す尤度比とを算出し、前記仮航跡の尤度比が判定条件を満たす場合に該仮航跡を航跡として登録する航跡生成ステップと、
自装置において目標の探索に用いられるハードウェア資源のうち、現在利用しているハードウェア資源に基づいて、前記航跡生成ステップにおける前記判定条件を制御する資源管理ステップと
を有することを特徴とする目標追跡方法。 - 前記資源管理ステップでは、
前記航跡生成ステップにおける前記仮航跡の状態に応じて前記判定条件を制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の目標追跡方法。 - 前記資源管理ステップでは、
目標の航跡にする仮航跡の状態に応じて、該仮航跡を目標の航跡にした後に該航跡に対して割り当てる前記ハードウェア資源を決定する
ことを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれかに記載の目標追跡方法。 - 前記ハードウェア資源は、
前記センサにおける目標に対する探索の頻度、探索の間隔、又は探索に要する時間を含む
ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の目標追跡方法。 - 前記ハードウェア資源は、
前記航跡維持ステップにおいて目標を追跡する際に用いる計算資源を含む
ことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の目標追跡方法。 - 目標追跡装置が有するコンピュータに、
n個(nは1以上)のセンサから観測値を入力し、目標の航跡と相関のある観測値に基づいて前記航跡を更新することより、前記航跡を維持する航跡維持ステップと、
前記航跡維持ステップで入力される前記観測値に基づいて、仮航跡と前記仮航跡が目標の航跡である確からしさを示す尤度比とを算出し、前記仮航跡の尤度比が判定条件を満たす場合に該仮航跡を航跡として登録する航跡生成ステップと、
自装置において目標の探索に用いられるハードウェア資源のうち、現在利用しているハードウェア資源に基づいて、前記航跡生成ステップにおける前記判定条件を制御する資源管理ステップと
を実行させるためのプログラム。 - 前記資源管理ステップでは、
前記航跡生成ステップにおける前記仮航跡の状態に応じて前記判定条件を制御する
ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。 - 前記資源管理ステップでは、
目標の航跡にする仮航跡の状態に応じて、該仮航跡を目標の航跡にした後に該航跡に対して割り当てる前記ハードウェア資源を決定する
ことを特徴とする請求項11又は請求項12のいずれかに記載のプログラム。 - 前記ハードウェア資源は、
前記センサにおける目標に対する探索の頻度、探索の間隔、又は探索に要する時間を含む
ことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記ハードウェア資源は、
前記航跡維持ステップにおいて目標を追跡する際に用いる計算資源を含む
ことを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか一項に記載のプログラム。
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