JP2014043964A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014043964A
JP2014043964A JP2012185264A JP2012185264A JP2014043964A JP 2014043964 A JP2014043964 A JP 2014043964A JP 2012185264 A JP2012185264 A JP 2012185264A JP 2012185264 A JP2012185264 A JP 2012185264A JP 2014043964 A JP2014043964 A JP 2014043964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
cooking
unit
cooking menu
menu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012185264A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshi Kimura
智志 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP2012185264A priority Critical patent/JP2014043964A/ja
Publication of JP2014043964A publication Critical patent/JP2014043964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

【課題】予め加熱条件の設定された調理メニューを選択できる一方、任意の加熱条件を音声入力で設定する調理メニューも選択可能な加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器1は、音声入力部53と、加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)の加熱条件が予め設定された第一調理メニュー、加熱部の加熱条件を設定できる第二調理メニューを記憶する調理メニュー記憶部56と、音声入力に一致する第一調理メニューまたは第二調理メニューを抽出する調理メニュー抽出部57と、第二調理メニューが抽出された場合には音声入力部53に入力される音声入力に一致する加熱条件を設定する加熱条件設定部58と、第一調理メニューが抽出された場合には予め設定された加熱条件で加熱部を制御し、第二調理メニューが抽出された場合には加熱条件設定部58で設定された加熱条件で加熱部を制御する加熱制御部59と、を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明に係る実施形態は加熱調理器に関する。
操作パネルの手動操作に代えて音声入力によって複数の調理メニューから所望の調理メニューを選択可能な加熱調理器が知られている。選択の対象となるそれぞれの調理メニューは、予め個別に電子レンジ機能やオーブン機能に関する加熱条件(加熱出力、加熱時間)を設定されている。
特開2002−333139号公報
ところで、加熱調理器は、予め個別に加熱条件を設定された調理メニューで使用する以外にも、手動操作で電子レンジ機能やオーブン機能を選択し、加熱条件を任意に設定し、使用者の好みで被加熱物を加熱し、調理することができる。
しかしながら、従来の加熱調理器は、予め個別に加熱条件を設定された調理メニューを音声入力で選択できる一方、任意の加熱条件を音声入力で設定して使用することを考慮していない。
そこで、予め加熱条件の設定された調理メニューを選択できる一方、任意の加熱条件を音声入力で設定する調理メニューも選択可能な加熱調理器を提案する。
前記の課題を解決するため本発明の実施形態に係る加熱調理器は、被加熱物を加熱して調理する加熱部と、指令情報として音声入力を受け付ける音声入力部と、前記加熱部の加熱条件が予め設定された第一調理メニュー、前記加熱部の加熱条件を設定できる第二調理メニューを記憶する調理メニュー記憶部と、前記音声入力部に入力される音声入力に一致する前記第一調理メニューまたは前記第二調理メニューを前記調理メニュー記憶部から抽出する調理メニュー抽出部と、前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記音声入力部に入力される音声入力に一致する加熱条件を設定する加熱条件設定部と、前記調理メニュー抽出部で前記第一調理メニューが抽出された場合には前記第一調理メニューに予め設定された加熱条件で前記加熱部を制御し、前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記加熱条件設定部で設定された加熱条件で前記加熱部を制御する加熱制御部と、を備える。
本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す正面図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を正面側から示す斜視図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す縦断面図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御の他の例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御の他の例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御における調理メニュー、加熱条件の設定の流れを示す概念図。 本発明の実施形態に係る加熱調理器の他の例を示す機能ブロック図。
以下、本発明に係る加熱調理器の実施の形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す正面図である。
図2は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を正面側から示す斜視図である。
図1は扉3を閉じた加熱調理器1を示し、図2は扉3を開いた加熱調理器1を示す。
本実施形態に係る加熱調理器1は、所謂オーブンレンジであり、電子レンジおよびオーブンの双方の機能を併せ持つ。図1および図2に示すように、加熱調理器1は、前面の開口2aを通じて被加熱物Oを出し入れ可能な加熱室2bを仕切る箱状の調理庫2と、調理庫2の開口2aを開閉する扉3と、を備える。
調理庫2は、加熱室2bを仕切る箱状の内箱5と、内箱5を囲う箱状の外箱6と、内箱5および外箱6を支えるトレイ7を備える。を備える。
内箱5は、加熱室2bを仕切る背壁5a、右側壁5b、左側壁5c、底壁5dおよび天壁5eを備える。背壁5a、右側壁5b、左側壁5c、底壁5dおよび天壁5eは、マイクロ波を反射して加熱室2b内に閉じ込める金属製の板材、例えば鋼板である。隣り合う壁は、かしめや溶接などの接合方法によって接合される。
背壁5aは、複数の小さな開口が上下二条に分かれて幅方向へ並ぶ上熱風吐出口8および下熱風吐出口9と、上熱風吐出口8および下熱風吐出口9の中央部に挟まれて複数の小さな開口が円状に並ぶ吸入口11と、を有する。
扉3は、調理庫2の前面下端部に配置されて左右に延びる回転中心線の周りに揺動する。扉3は、この回転中心線の周りに揺動して調理庫2の前面2cに接すると加熱室2bを閉鎖し、調理庫2の前面2cから離れ、回転中心線の周りに揺動して略水平に倒れると開口2aを全開する。
また、扉3は加熱条件を設定可能な操作部15を備える。操作部15は、入力部16と、表示部17と、を備える。
入力部16は、加熱条件設定ダイヤル18と、調理開始指示キー19と、調理取消指示キー21と、電子レンジキー22と、オーブンキー23と、グリルキー25と、音声認識開始キー26と、を備える。
加熱条件設定ダイヤル18は、回転操作に基づいて手動または自動運転などの運転モードの選択、加熱条件の選択、自動調理メニューの選択など各種選択項目を順次に切り替える。また、加熱条件設定ダイヤル18は、押下操作に基づいて、択一的に選択された項目の決定を受け付ける。
調理開始指示キー19は、決定された運転モード、加熱条件、自動調理メニューに対する運転開始の指示を受け付ける。
調理取消指示キー21は、加熱条件設定ダイヤル18や調理開始指示キー19が受け付けた操作内容をリセットするための指示を受け付ける。つまり、調理取消指示キー21は、加熱条件設定ダイヤル18が受け付けた選択や決定を取り消したり、開始した運転を停止させたりするための指示を受け付ける。
電子レンジキー22は、加熱調理器1の運転モードを電子レンジモードに強制設定するための指示を受け付ける。
オーブンキー23は、加熱調理器1の運転モードをオーブンモードに強制設定するための指示を受け付ける。
グリルキー25は、加熱調理器1の運転モードをグリルモードに強制設定するための指示を受け付ける。
音声認識開始キー26は、加熱調理器1を音声入力の待機状態へ遷移させるための指示を受け付ける。
表示部17は、加熱条件設定ダイヤル18の操作に基づく選択項目や決定項目、調理開始指示キー19や調理取消指示キー21の操作に基づく加熱調理器1の運転状態などを表示する。
図3は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す縦断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1のトレイ7と外箱6とは、協働して内箱5を囲み、隙間28を隔てて加熱室2bを支える。
加熱調理器1は、内箱5の背壁5aと外箱6の背壁6aとを隔てる隙間28aに配置されて加熱室2b内に熱風を供給するオーブン調理機構29を備える。
オーブン調理機構29は、加熱室2b内を加熱して被加熱物Oを調理する加熱部の一つである。オーブン調理機構29は、吸入口11の後方に配置されるファン装置31と、上熱風吐出口8および下熱風吐出口9を臨む複数のヒータ32と、ケーシング33と、を備える。なお、オーブン調理機構29はグリル調理機構を兼ねている。
ファン装置31は、ケーシング33の背面に固定されるファンモータ35と、ケーシング33に収容されて吸入口11を臨みファンモータ35の回転軸に固定される遠心ファン36と、を備える。
ヒータ32はファン装置31の周囲を環状に囲み、上熱風吐出口8の後方に配置される上辺部32aと、下熱風吐出口9の後方に配置される下辺部32bと、を備える。
ケーシング33は、板金加工品であり、ファン装置31の遠心ファン36およびヒータ32を収容し、背壁5aの上熱風吐出口8、下熱風吐出口9、吸入口11の後方に熱風の加熱流路を仕切る。
オーブン調理機構29は、ファン装置31を駆動させて加熱室2b内の空気を吸入口11からケーシング33内に吸入し、遠心ファン36の周囲へ吐出される空気をヒータ32で加熱し、熱せられた空気を上熱風吐出口8および下熱風吐出口9から加熱室2b内へ吐出して加熱室2b内の被加熱物Oを加熱する。
また、加熱調理器1は、加熱室2b内にマイクロ波を照射して被加熱物Oを加熱可能な電子レンジ調理機構37を備える。電子レンジ調理機構37も、加熱室2b内を加熱して被加熱物Oを調理する加熱部の一つである。
電子レンジ調理機構37は、隙間28aの下半に位置してマイクロ波を発生可能なマグネトロン38と、内箱5とトレイ7とを隔てる隙間28bに位置してマグネトロン38が発生させるマイクロ波を内箱5の下方へ導く導波管39と、内箱5内でマイクロ波を拡散するアンテナ41と、を備える。
アンテナ41は、内箱5の底壁5dに配置されて下方に窪む凹部42に収容される。伝播透過板43は、マイクロ波を透過するセラミックなどの板であり、アンテナ41を覆うように内箱5の凹部42を塞いで加熱室2b内に平坦な底面を形成する。
電子レンジ調理機構37は、マグネトロン38でマイクロ波を生じ、このマイクロ波を導波管39で内箱5の下方へ導き、アンテナ41で拡散させて加熱室2b内に照射し、加熱室2b内の被加熱物Oを加熱する。
一方、外箱6は内面に広がる断熱材45を備える。断熱材45は、内箱5が放射する熱や、内箱5と外箱6とを隔てる隙間28を対流する気体(高温の空気や水蒸気)から伝わる熱が調理庫2の外面へ直接的に伝わることを抑制する。
トレイ7は加熱調理器1の底面の四隅にあり加熱調理器1全体の重量を支える柱状の脚部46を備える。
さらに、加熱調理器1は、操作部15近傍の扉3内部に配置されて、オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37の運転を調整する制御装置47を備える。
図4は、本発明の実施形態に係る加熱調理器を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1は、表示部17、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25、音声認識開始キー26、オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37、制御装置47の他に、扉開閉センサ49と、報知部51と、を備える。
扉開閉センサ49は、所謂マイクロスイッチであり、複数のマイクロスイッチを組み合わせて扉3が閉じられているか否かを確実に検知する。
報知部51は、オーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に知らせるためのブザー音を鳴らす。
電子レンジ調理機構37は、入力電圧の変動にともない変化する物理量(マグネトロン38の陽極電流)を検知してアナログ電気信号を出力する検知部としての陽極電流検出回路52を備える。
制御装置47は、マイクロコンピュータからなり、中央処理部(図示省略)、メモリ(図示省略)、I/O部(図示省略)およびタイマ(図示省略)を備える。制御装置47は、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25に対する操作に基づいて、オーブン調理機構29または電子レンジ調理機構37の運転を制御する。制御装置47は、扉開閉センサ49で扉3が閉じられている場合に、オーブン調理機構29の運転を許可し、電子レンジ調理機構37の運転を許可する。
さらに、制御装置47は、報知部51を作動させてブザー音を鳴らし、オーブン調理機構29の運転終了、電子レンジ調理機構37の運転終了を使用者に報知する。
さらにまた、制御装置47は、加熱条件設定ダイヤル18、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25それぞれの操作に基づく選択項目や決定項目、調理開始指示キー19や調理取消指示キー21の操作に基づく加熱調理器1の運転状態などを表示部17に表示させる。
また、制御装置47は、扉開閉センサ49で扉3が開かれたことを検知すると休止状態から復帰して、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25それぞれの操作を待ち受け、表示部17に各種の情報を表示させる。他方、制御装置47は、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25それぞれの操作待ち受け状態、かつ加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)の待機状態(非運転状態)が予め定める所定の時間(例えば約5分)経過後に休止状態に移行して、加熱条件設定ダイヤル18、調理開始指示キー19、調理取消指示キー21、電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25それぞれの操作を受け付けなくなり、表示部17の表示を終了させ、加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)への電源を遮断する。なお、加熱調理器1が休止状態から復帰することを再電源投入と呼ぶ。
次に、本実施形態に係る加熱調理器1の音声認識による調理に関する構成について説明する。
加熱調理器1は、指令情報として音声入力を受け付ける音声入力部53を備える。
音声入力部53は所謂マイクロフォンであり、指令情報として音声入力、つまり使用者の声を音声信号に変換して制御装置47へ出力する。
制御装置47は、音声認識部55と、調理メニュー記憶部56と、調理メニュー抽出部57と、加熱条件設定部58と、加熱制御部59と、を備える。
音声認識部55は、不特定話者の中語彙(100〜1000単語)の単語音声認識システムを有し、音声入力部53から受け取る音声信号の波形の特徴抽出、特徴の時系列の作成、特徴時系列単語辞書との比較、類似した単語の抽出のステップを経て単語を特定する。音声認識部55は、抽出した単語データを調理メニュー抽出部57と、加熱条件設定部58とへ出力する。
調理メニュー記憶部56は、加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)の加熱条件が予め設定された第一調理メニュー、加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)の加熱条件を設定できる第二調理メニューを記憶する。
調理メニュー記憶部56は、第一調理メニューの名称、第二調理メニューの名称を多数記憶する。
ここで、第一調理メニューとは、所謂自動調理メニューであり、予め設定された加熱条件(加熱出力の上下や加熱時間からなる加熱プロファイル)で加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を制御し、被加熱物Oを加熱、調理するシーケンシャルな調理メニューである。第一調理メニューは複数有り、例えば、ハンバーグを焼くための「ハンバーグ」メニュー、ピザを焼くための「ピザ」メニュー、クッキーを焼くための「クッキー」メニューなどがある。
他方、第二調理メニューとは、使用者自ら加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を選択し、加熱条件(加熱出力、加熱時間)を任意に設定して被加熱物Oを加熱、調理するプログラマブルな調理メニューである。第二調理メニューも複数有り、例えば、電子レンジ調理機構37を「レンジ」メニューで選択し、次いでレンジ出力と加熱時間を順次に設定する「レンジ」メニュー、オーブン調理機構29を「オーブン」メニューで選択し、次いで加熱温度と加熱時間を順次に設定する「オーブン」メニュー、オーブン調理機構29を「グリル」メニューで選択し、次いで加熱時間を設定する「グリル」メニューがある。なお、第二調理メニューにおける任意の加熱条件(加熱出力、加熱時間)は、安全を考慮して上限を制限することが好ましい。
調理メニュー抽出部57は、音声入力部53に入力される音声入力に一致する第一調理メニューまたは第二調理メニューを調理メニュー記憶部56から抽出する。調理メニュー抽出部57は、抽出した第一調理メニューの名称を加熱制御部59へ出力する。また、調理メニュー抽出部57は音声入力部53に入力される音声入力に一致する第一調理メニューを表示部17に表示させる。他方、調理メニュー抽出部57は、抽出した第二調理メニューの名称を加熱条件設定部58へ出力する。
加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57で第二調理メニューが抽出された場合には音声入力部53に入力される音声入力に一致する加熱条件を設定する。加熱条件設定部58は、設定した加熱条件を第二調理メニューの名称とともに加熱制御部59へ出力する。加熱条件設定部58は、音声入力部53に入力される音声入力に一致する第二調理メニューとその加熱条件を表示部17に表示させる。
ここで、第二調理メニュー用の加熱条件とは、加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)に対応する加熱出力や加熱時間である。例えば、「レンジ」メニューの場合、加熱条件は加熱出力200W、500W、600W、1000Wのいずれかと、0より大きく30分以下で10秒刻みの加熱時間との組合せである。同様に、「オーブン」メニューの場合、加熱条件は加熱温度と、加熱時間との組合せである。「グリル」メニューの場合、加熱条件は加熱時間だけで決まる。
加熱制御部59は、加熱調理器1の加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を使った加熱調理の全般を制御する。加熱制御部59は、複数の第一調理メニューそれぞれに関連付けられる加熱制御プログラムおよび必要なデータを記憶するメモリを備える。
また、加熱制御部59は、調理メニュー抽出部57で第一調理メニューが抽出された場合には第一調理メニューに予め設定された加熱条件で加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を制御し、調理メニュー抽出部57で第二調理メニューが抽出された場合には加熱条件設定部で設定された加熱条件で加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を制御する。
具体的には、加熱制御部59は、調理メニュー抽出部57が出力する第一調理メニューを取得した場合、取得した第一調理メニューに関連付けられる加熱制御プログラムおよび必要なデータにしたがって加熱部(、オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を制御し、被加熱物Oを加熱、調理する。
他方、加熱制御部59は、加熱条件設定部58が出力する第二調理メニューとその加熱条件を取得した場合、取得した第二調理メニューとその加熱条件にしたがって加熱部(オーブン調理機構29、電子レンジ調理機構37)を制御し、被加熱物Oを加熱、調理する。
ところで、加熱調理器1は、音声認識開始キー26を操作された後に調理メニュー(第一調理メニューまたは第二調理メニュー)の音声入力を待機しているときや、第二調理メニューの音声入力を受け付けた後に加熱条件の音声入力を待機しているとき、何らの動作もしなければ、使用者に故障などの発生を疑わせ、不安感を与えることになる。
そこで、加熱調理器1の報知部51は、音声認識開始キー26が操作された場合に調理メニュー(第一調理メニューまたは第二調理メニュー)の音声入力を促す案内を報知する。また、報知部51は、調理メニュー抽出部57で第二調理メニューが抽出された場合に加熱条件の音声入力を促す案内を報知する。これら音声入力を促す案内は所謂ガイダンスが好ましく、必要とする音声入力を使用者へ直感的に伝えられる文章になっていることが好適である。
次に、本実施形態に係る加熱調理器1の音声認識による調理に関する制御(以下、「音声認識調理制御」と言う。)について詳述する。
図5は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御を示すフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1は、先ず、ステップS1からステップS4を実行して使用者の音声を認識する。
具体的には、使用者による音声認識開始キー26の操作を受け付けると(ステップS1)、音声入力の待機状態に遷移する。
次いで、加熱調理器1の音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS2)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、調理メニュー抽出部57へ出力する(ステップS3)。
次いで、調理メニュー抽出部57は、調理メニュー記憶部56に記憶される調理メニュー(第一調理メニューおよび第二調理メニューの双方)に音声認識部55で音声認識された単語と一致するものが有るか否かを判断する(ステップS4)。調理メニュー抽出部57は、調理メニュー記憶部56に記憶される調理メニュー(第一調理メニューおよび第二調理メニューの双方)に音声認識部55で音声認識された単語と一致するものが有る場合には次のステップへ進み(ステップS4 YES)、その他の場合(つまり、調理メニュー記憶部56に記憶される調理メニュー(第一調理メニューおよび第二調理メニューの双方)に音声認識部55で音声認識された単語と一致するものがない場合)にはステップS2へ戻る(ステップS4 NO)。
なお、調理メニュー記憶部56に記憶される調理メニュー(第一調理メニューおよび第二調理メニューの双方)と音声認識部55で音声認識された単語との一致判定は、必ずしも厳密でなくて良い。
次いで、調理メニュー抽出部57は、音声認識部55で音声認識された単語が第一調理メニューか否かを判断する(ステップS5)。調理メニュー抽出部57は、音声認識部55で音声認識された単語が第一調理メニューの場合には、当該の第一調理メニューの名称を加熱制御部59へ出力し、次のステップへ進む(ステップS5 YES)。他方、調理メニュー抽出部57は、その他の場合(つまり、音声認識部55で音声認識された単語が第二調理メニューの場合)には、当該の第二調理メニューの名称を加熱条件設定部58へ出力し、ステップS7へ進む(ステップS5 NO)。
次いで、加熱制御部59は、調理メニュー抽出部57から受け取った第一調理メニューの名称にしたがって被加熱物Oの加熱、調理を行う(ステップS6)。
他方、加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称にしたがって加熱条件の取得を始める(ステップS7)。
音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS8)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS9)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS9で音声認識された単語が加熱条件の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS10)。加熱条件設定部58は、ステップS9で音声認識された単語が加熱条件の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS9で音声認識された単語を加熱条件として設定する(ステップS10 YES、ステップS11)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS9で音声認識された単語が加熱条件の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS8へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS10 NO)。
次いで、加熱制御部59は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称、加熱条件にしたがって被加熱物Oの加熱、調理を行う(ステップS12)。
図6および図7は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御の他の例を示すフローチャートである。
なお、図6および図7のステップS1からステップS6、ステップS12の処理は、図5のステップS1からステップS6、ステップS12の処理と同様であり、説明が繰り返しになるので省略する。
ステップS21からステップS42は、図5のステップS11に相当する。加熱調理器1は、ステップS21からステップS29を処理することで第二調理メニューのうち「レンジ」メニューに対応する加熱条件の音声入力を受け付ける。また、加熱調理器1は、ステップS30からステップS38を処理することで第二調理メニューのうち「オーブン」メニューに対応する加熱条件の音声入力を受け付ける。さらに、加熱調理器1は、ステップS39からステップS42を処理することで第二調理メニューのうち「グリル」メニューに対応する加熱条件の音声入力を受け付ける。
図6および図7に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1の加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「レンジ」メニューか否かを判断する(ステップS21)。加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「レンジ」メニューの場合には、次ステップへ進む(ステップS21 YES)。他方、加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「レンジ」メニュー以外の場合(つまり、「オーブン」メニューまたは「グリル」メニューの場合)には、ステップS30へ進む(ステップS21 NO)。
次いで、音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS22)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS23)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS23で音声認識された単語が加熱条件のうちレンジ出力の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS24)。加熱条件設定部58は、ステップS23で音声認識された単語が加熱条件のうちレンジ出力の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS25で音声認識された単語を加熱条件のうちレンジ出力として設定する(ステップS24 YES、ステップS25)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS23で音声認識された単語が加熱条件のうちレンジ出力の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS22へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS24 NO)。
次いで、音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS26)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS27)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS27で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS28)。加熱条件設定部58は、ステップS27で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS27で音声認識された単語を加熱条件のうち加熱時間として設定する(ステップS28 YES、ステップS29)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS27で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS26へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS28 NO)。
他方、加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「オーブン」メニューか否かを判断する(ステップS30)。加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「オーブン」メニューの場合には、次ステップへ進む(ステップS30 YES)。他方、加熱条件設定部58は、調理メニュー抽出部57から受け取った第二調理メニューの名称が「オーブン」メニュー以外の場合(つまり、「グリル」メニューの場合)には、ステップS39へ進む(ステップS30 NO)。
次いで、音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS31)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS32)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS32で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱温度の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS33)。加熱条件設定部58は、ステップS32で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱温度の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS32で音声認識された単語を加熱条件のうち加熱温度として設定する(ステップS33 YES、ステップS34)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS32で音声認識された単語が加熱条件のうちレンジ出力の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS31へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS33 NO)。
次いで、音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS35)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS36)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS36で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS37)。加熱条件設定部58は、ステップS36で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS36で音声認識された単語を加熱条件のうち加熱時間として設定する(ステップS37 YES、ステップS38)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS36で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS35へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS37 NO)。
他方、音声入力部53は、使用者による音声入力を受け付けると、この音声入力を音声信号に変換し、音声認識部55へ出力する(ステップS39)。なお、音声入力部53が音声入力を開始する以前、または開始後数秒間(例えば、5秒から10秒間)、音声入力がなかった場合、使用者に調理メニューの発声を促すガイダンスを報知部51から発しても良い。
次いで、音声認識部55は、音声入力部53から受け取った音声信号を音声認識して単語を特定し、加熱条件設定部58へ出力する(ステップS40)。
次いで、加熱条件設定部58は、ステップS40で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱時間の適切な設定範囲に有るか否かを判断する(ステップS41)。加熱条件設定部58は、ステップS40で音声認識された単語が加熱条件のうち加熱温度の適切な設定範囲に有る場合には、次のステップへ進み、ステップS40で音声認識された単語を加熱条件のうち加熱温度として設定する(ステップS41 YES、ステップS42)。他方、加熱条件設定部58は、その他の場合(つまり、ステップS40で音声認識された単語が加熱条件のうちレンジ出力の適切な設定範囲にない場合)には、ステップS39へ戻り、加熱条件の再入力を促す(ステップS41 NO)。
図8は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の音声認識調理制御における調理メニュー、加熱条件の設定の流れを示す概念図である。
図8に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1の音声認識調理制御は、ステップS1からステップS5により、第一調理メニューが音声入力されたのか、第二調理メニューが音声入力されたのか、を判断する。
次いで、加熱調理器1の音声認識調理制御は、ステップS6で複数の第一調理メニュー(例えば、「ハンバーグ」、「ピザ」、「バターロール」、「クッキー」、「スポンジケーキ」、「焼きいも」)から音声認識した調理メニューに一致する第一調理メニューを特定して、当該第一調理メニューでの調理を行う。
他方、加熱調理器1の音声認識調理制御は、ステップS7からステップS12で複数の第二調理メニュー(例えば、「レンジ」、「オーブン」、「グリル」)から音声認識した調理メニューに一致する第二調理メニューを特定して、さらに加熱条件の設定(ステップS8からステップS11、より詳しくはステップS21からステップS42)を経て、当該第二調理メニューおよび加熱条件での調理を行う。
次に、実施形態に係る加熱調理器1の他の例として加熱調理器1Aを説明する。なお、加熱調理器1Aにおいて加熱調理器1と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図9は、本発明の実施形態に係る加熱調理器の他の例を示す機能ブロック図である。
図9に示すように、本実施形態に係る加熱調理器1Aは、第二調理メニューに一致するメニュー音声入力、メニュー音声入力に続く無音入力(例えば2秒以上、5秒以下)、無音入力に続き加熱条件に一致する条件音声入力を一括して音声入力部53から受け付けてメニュー音声入力(つまり、第二調理メニューの音声入力)を調理メニュー抽出部57へ分配し、条件音声入力(つまり、加熱条件の音声入力)を加熱条件設定部58へ分配する分配部61を備える。
分配部61は、音声入力部53から一括入力される音声信号を無音入力部分で分割し、音声認識部55を介してメニュー音声入力を調理メニュー抽出部57へ分配する一方、音声認識部55を介して条件音声入力を加熱条件設定部58へ分配する。なお、分配部61は、音声入力部53から入力される音声信号に無音入力がなければ、一つの音声信号として音声認識部55へ入力する。また、第二調理メニューが「レンジ」メニューの場合には加熱条件がレンジ出力と加熱時間、第二調理メニューが「オーブン」メニューの場合には加熱条件が加熱温度と加熱時間のように、分割できる必要が有るため、それぞれの条件の間に無音入力(例えば2秒以上、5秒以下)を挟んでおくことが好ましい。
本実施形態に係る加熱調理器1は、予め個別に加熱条件を設定された複数の第一調理メニュー(所謂、自動調理メニューであり、シーケンシャルな調理メニュー。)を音声入力で選択できる一方で、任意の加熱条件を音声入力で設定する第二調理メニュー(プログラマブルな調理メニュー。)により使用者の好みで被加熱物を加熱し、調理することができる。特に、加熱調理器1は、第二調理メニューにおける加熱条件の設定を音声入力化することで、従来の加熱調理器における電子レンジキー22、オーブンキー23、グリルキー25の操作や、加熱条件設定ダイヤル18の操作を段階的に行う必要がなく、利便性が高い。
また、本実施形態に係る加熱調理器1は、調理メニュー抽出部57で第二調理メニューが抽出された場合に加熱条件の音声入力を促す案内を報知する報知部51を備えるため、使用者に故障などの発生を疑わせたり、不安感を与えたりすることなく、円滑な音声入力を促すことができる。
さらに、本実施形態に係る加熱調理器1Aは、一括して音声入力される第二調理メニューと加熱条件とを分割して、第二調理メニューを調理メニュー抽出部57へ分配し、加熱条件を加熱条件設定部58へ分配する分配部61を備えるため、音声入力の利便性をさらに高めることができる。
したがって、本実施形態に係る加熱調理器1によれば、予め加熱条件の設定された第一調理メニューを選択できる一方、任意の加熱条件を音声入力で設定する第二調理メニューも選択できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 加熱調理器
2 調理庫
2a 開口
2b 加熱室
2c 前面
3 扉
5 内箱
5a 背壁
5b 右側壁
5c 左側壁
5d 底壁
5e 天壁
6 外箱
6a 背壁
7 トレイ
8 上熱風吐出口
9 下熱風吐出口
11 吸入口
15 操作部
16 入力部
17 表示部
18 加熱条件設定ダイヤル
19 調理開始指示キー
21 調理取消指示キー
22 電子レンジキー
23 オーブンキー
25 グリルキー
26 音声認識開始キー
28、28a、28b 隙間
29 オーブン調理機構
31 ファン装置
32 ヒータ
32a 上辺部
32b 下辺部
33 ケーシング
35 ファンモータ
36 遠心ファン
37 電子レンジ調理機構
38 マグネトロン
39 導波管
41 アンテナ
42 凹部
43 伝播透過板
45 断熱材
46 脚部
47 制御装置
49 扉開閉センサ
51 報知部
52 陽極電流検出回路
53 音声入力部
55 音声認識部
56 調理メニュー記憶部
57 調理メニュー抽出部
58 加熱条件設定部
59 加熱制御部
61 分配部

Claims (3)

  1. 被加熱物を加熱して調理する加熱部と、
    指令情報として音声入力を受け付ける音声入力部と、
    前記加熱部の加熱条件が予め設定された第一調理メニュー、前記加熱部の加熱条件を設定できる第二調理メニューを記憶する調理メニュー記憶部と、
    前記音声入力部に入力される音声入力に一致する前記第一調理メニューまたは前記第二調理メニューを前記調理メニュー記憶部から抽出する調理メニュー抽出部と、
    前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記音声入力部に入力される音声入力に一致する加熱条件を設定する加熱条件設定部と、
    前記調理メニュー抽出部で前記第一調理メニューが抽出された場合には前記第一調理メニューに予め設定された加熱条件で前記加熱部を制御し、前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合には前記加熱条件設定部で設定された加熱条件で前記加熱部を制御する加熱制御部と、を備える加熱調理器。
  2. 前記調理メニュー抽出部で前記第二調理メニューが抽出された場合に加熱条件の音声入力を促す案内を報知する報知部を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第二調理メニューに一致するメニュー音声入力、前記メニュー音声入力に続く無音入力、前記無音入力に続き前記加熱条件に一致する条件音声入力を一括して前記音声入力部から受け付けて前記メニュー音声入力を前記調理メニュー抽出部へ分配し、前記条件音声入力を前記加熱条件設定部へ分配する分配部を備える請求項1に記載の加熱調理器。
JP2012185264A 2012-08-24 2012-08-24 加熱調理器 Pending JP2014043964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185264A JP2014043964A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185264A JP2014043964A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014043964A true JP2014043964A (ja) 2014-03-13

Family

ID=50395362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185264A Pending JP2014043964A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014043964A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091230A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 日本信号株式会社 利用者誘導システム
JP2019512660A (ja) * 2016-02-23 2019-05-16 美的集団股▲フン▼有限公司Midea Group Co., Ltd. 電子レンジ音声制御方法及び電子レンジ
JP6516938B1 (ja) * 2018-06-15 2019-05-22 三菱電機株式会社 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および、機器制御プログラム
JP2019158155A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社パロマ 加熱調理システム
KR102059684B1 (ko) 2018-10-05 2019-12-31 (주)한영 오븐 및 그것의 작동 방법
KR102078006B1 (ko) * 2018-11-29 2020-02-17 (주)한영 오븐과 그것을 이용한 조리방법
JP2020180722A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 中部電力株式会社 加熱装置及び加熱方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160736A (ja) * 1982-03-17 1983-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP2001154691A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Alpine Electronics Inc 音声認識装置
JP2003108183A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Toshiba Corp 音声制御装置及び加熱調理器
JP2003195891A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Denso Corp 電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160736A (ja) * 1982-03-17 1983-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP2001154691A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Alpine Electronics Inc 音声認識装置
JP2003108183A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Toshiba Corp 音声制御装置及び加熱調理器
JP2003195891A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Denso Corp 電子機器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091230A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 日本信号株式会社 利用者誘導システム
JP2019512660A (ja) * 2016-02-23 2019-05-16 美的集団股▲フン▼有限公司Midea Group Co., Ltd. 電子レンジ音声制御方法及び電子レンジ
US11102851B2 (en) 2016-02-23 2021-08-24 Midea Group Co., Ltd. Method for voice control on microwave oven, and microwave oven
JP2019158155A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社パロマ 加熱調理システム
JP6516938B1 (ja) * 2018-06-15 2019-05-22 三菱電機株式会社 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および、機器制御プログラム
WO2019239582A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 三菱電機株式会社 機器制御装置、機器制御システム、機器制御方法、および、機器制御プログラム
US11443745B2 (en) 2018-06-15 2022-09-13 Mitsubishi Electric Corporation Apparatus control device, apparatus control system, apparatus control method, and apparatus control program
KR102059684B1 (ko) 2018-10-05 2019-12-31 (주)한영 오븐 및 그것의 작동 방법
KR102078006B1 (ko) * 2018-11-29 2020-02-17 (주)한영 오븐과 그것을 이용한 조리방법
JP2020180722A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 中部電力株式会社 加熱装置及び加熱方法
JP7265923B2 (ja) 2019-04-24 2023-04-27 中部電力株式会社 加熱装置及び加熱方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014043964A (ja) 加熱調理器
JP5657066B1 (ja) 加熱調理器
JP2003108183A (ja) 音声制御装置及び加熱調理器
JP2012042179A (ja) 加熱調理器
EP3465013B1 (en) Cooking appliance with an improved usability and safety
JP2017106692A (ja) 加熱調理器、及び加熱調理器用のレシピデータのデータ構造
JP5897088B2 (ja) 加熱調理器
EP3141819B1 (en) Method for controlling cooker
JP2019158155A (ja) 加熱調理システム
CN108196812A (zh) 一种烹饪设备菜单控制方法、装置及烹饪设备
JP5869159B2 (ja) 電気機器
KR102311289B1 (ko) 차일드락 기능을 구비하는 가열 기기
JP7038400B2 (ja) コンロ
JP2016136085A (ja) システム
JP2017190899A (ja) コンロ
JP2016186367A (ja) 加熱調理器
JP6055936B2 (ja) 電気機器
JP2014085056A (ja) 加熱調理器
JP2002333144A (ja) 加熱調理器
KR20040021258A (ko) 토스터 겸용 전자레인지 및 그 제어방법
JP2023074541A (ja) 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム
JP5769562B2 (ja) 加熱調理器
US20230245652A1 (en) System and Method for Obtaining User Feedback Related to Cooking Processes Performed by a Cooking Appliance
WO2017056516A1 (ja) 加熱調理器
JP2023147608A (ja) 加熱調理器及び加熱調理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161108