JP2023074541A - 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム - Google Patents

加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2023074541A
JP2023074541A JP2021187489A JP2021187489A JP2023074541A JP 2023074541 A JP2023074541 A JP 2023074541A JP 2021187489 A JP2021187489 A JP 2021187489A JP 2021187489 A JP2021187489 A JP 2021187489A JP 2023074541 A JP2023074541 A JP 2023074541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
cooking
input
heating means
voice input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021187489A
Other languages
English (en)
Inventor
壮 北古味
Takeshi Kitakomi
匡薫 伊藤
Tadanobu Ito
理佳 ▲高▼橋
Rika Takahashi
康司 倉本
Yasushi Kuramoto
正人 平井
Masato Hirai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2021187489A priority Critical patent/JP2023074541A/ja
Publication of JP2023074541A publication Critical patent/JP2023074541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】使い勝手のよい加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システムを提供すること。【解決手段】加熱調理器は、加熱手段と、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーを有し、タッチ入力が行われる操作部と、操作モードとして、使用者からの指示を操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、制御部は、主電源投入後、第1指令キーへのタッチ入力があった場合、第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、操作モードをタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定する。【選択図】図4

Description

本開示は、加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システムに関し、特に加熱調理器の操作に関するものである。
従来、ボタン等によるタッチ入力に加え、音声入力が可能な機能を備えた音声認識装置がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、話者の音声を入力するための音声入力部と、予め認識されるべき語句を記憶した音声認識リソースと、音声入力状態のときに音声を入力すると、音声認識リソースの語句の中から抽出することにより、音声入力した語句を認識する音声認識部と、複数のデータ入力欄と各データ入力欄にそれぞれ関連づけられたボタンを表示する表示部と、表示部の画面上に重ねて設けられ、その表示部に表示した各ボタンの押下状態を検出するタッチパネルセンサと、タッチパネルセンサが検出した各ボタンの押下状態に応じて音声入力状態にし、音声認識部で認識された結果を押下されたボタンに関連づけられたデータ入力欄へ表示するとともにそのデータ入力欄のデータとして入力する。
特開2001-42890号公報
特許文献1のような従来技術では、操作方法として、タッチ入力あるいは音声入力があるが、それらの設定あるいは切り替えを行うためだけのタッチ入力の操作が必要となるため、使い勝手がよくないという課題があった。
本開示は、以上のような課題を解決するためになされたもので、使い勝手のよい加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システムを提供することを目的としている。
本開示に係る加熱調理器は、加熱手段と、使用者が前記加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーを有し、タッチ入力が行われる操作部と、操作モードとして、使用者からの指示を前記操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、前記制御部は、主電源投入後、前記第1指令キーへのタッチ入力があった場合、前記第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、前記操作モードを前記タッチ入力モードあるいは前記音声入力モードに設定するものである。
また、本開示に係る加熱調理システムは、上記加熱調理器を備えたものである。
本開示に係る加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システムによれば、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、操作モードをタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定する。そのため、操作モードを設定するためだけの操作が不要となるので、使い勝手がよい。
実施の形態1に係る加熱調理システムを示す概略図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の設置例を説明する図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の概略構成図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の上面図である。 実施の形態1に係る左表示部、左火力表示部および左操作部を拡大した図である。 実施の形態1に係る右表示部、右火力表示部および右操作部を拡大した図である。 実施の形態1に係る中央表示部および中央操作部を拡大した図である。 中央表示部に表示される調理メニューの一例である。 中央表示部に表示される連携調理の調理メニューの一例である。 実施の形態1に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 実施の形態1に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。 実施の形態2に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。 実施の形態2の変形例に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。 実施の形態3に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 実施の形態3に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。 実施の形態4に係る加熱調理器の制御ブロック図である。 実施の形態4に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。 実施の形態5に係る加熱調理器の制御ブロック図である。
以下、本開示に係る加熱調理器と加熱調理システムについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」等)を用いるが、これらは説明のためのものにすぎない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
以下の説明では、加熱調理器として、複数種類の加熱手段を備えた複合加熱調理器について説明するが、それに限定されず、1種類の加熱手段を備えたものでもよい。
実施の形態1.
[加熱調理システムの構成]
図1は、実施の形態1に係る加熱調理システムを示す概略図である。
実施の形態1に係る加熱調理システムは、加熱調理器100と、スマートスピーカ700と、通信機能付きのスマートフォンあるいはタブレット端末器等の情報処理端末器800とを備えている。なお、以下において、スマートスピーカ700および情報処理端末器800を、外部音声入出力手段または外部音声入力手段と呼ぶ場合がある。
加熱調理器100とスマートスピーカ700と情報処理端末器800とは、それぞれインターネット回線等のネットワーク200に接続されている。そのため、加熱調理器100は、ネットワーク200を介してスマートスピーカ700および情報処理端末器800とそれぞれ通信可能である。
加熱調理システムでは、スマートスピーカ700あるいは情報処理端末器800に対して使用者の発話に基づく音声信号を、ネットワーク200を介して、加熱調理器100に送信することができる。そして、音声信号を受信した加熱調理器100は、その内容に応じて動作する。また、加熱調理器100から音声信号を、ネットワーク200を介して、スマートスピーカ700あるいは情報処理端末器800に送信することができる。そして、音声信号を受信したスマートスピーカ700あるいは情報処理端末器800は、その内容に応じて音声を出力する。つまり、加熱調理システムでは、スマートスピーカ700あるいは情報処理端末器800を用いて加熱調理器100に対して音声入力を行うことができるとともに、スマートスピーカ700あるいは情報処理端末器800から音声出力を行うことができる。
なお、実施の形態1では、加熱調理システムは、スマートスピーカ700および情報処理端末器800を備えた構成としたが、それに限定されず、スマートスピーカ700および情報処理端末器800のうち少なくとも一方を備えていれば良い。また、加熱調理システムは、スマートスピーカ700および情報処理端末器800の代わりに、加熱調理器100との間で通信を行うことができ、音声入出力機能を有するものを備えていても良い。
[加熱調理器の構成]
図2は、実施の形態1に係る加熱調理器100の設置例を説明する図である。本実施の形態の加熱調理器100は、上部に調理台を備えたキッチン家具600に組み込まれて使用されるビルトイン型(組込み型)のIHクッキングヒータである。加熱調理器100は、本体1と、本体1の上に設置されたトッププレート2とを有する。トッププレート2は、キッチン家具600の天面を構成するキッチン天板の上に露出している。
トッププレート2は、例えば、耐熱性のガラス板と、ガラス板の周囲に取り付けられた金属の枠体とにより構成される。トッププレート2の上面には、左加熱口20Lと、右加熱口20Rの2つの加熱口が設けられている。左加熱口20Lと右加熱口20Rは、鍋またはフライパンなどの調理容器が載置される領域を示すものである。トッププレート2の奥側には、排気口カバー4が設けられている。排気口カバー4は、通気性を有するパンチングメタルまたは格子状の金属部材で構成されていて通気性があり、通気抵抗が少ない。加熱調理器100からの排気は、排気口カバー4を通過して加熱調理器100の外へ流出する。
加熱調理器100の本体1の前面には、本体1の内部に配置される加熱室5の前面を開閉する加熱扉50が設けられている。加熱扉50には、加熱扉50を開閉するための取っ手51が設けられている。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器100の概略構成図である。図3は、加熱調理器100を側方から見た縦断面模式図である。図3に示すように、左加熱口20Lの下方には、第1加熱手段3が設けられている。同様に、右加熱口20Rの下方にも第1加熱手段3が設けられている。第1加熱手段3は、電磁誘導式加熱手段であり、例えば銅線またはアルミ線などの導線が巻回してなる円形の加熱コイルである。第1加熱手段3は、高周波電流が供給されることで高周波磁界を発生する。これにより、左加熱口20Lおよび右加熱口20R上に配置された調理容器が誘導加熱される。
第1加熱手段3は、トッププレート2上に載置される被加熱物を下方から加熱するものである。第1加熱手段3は、例えば、第1コイルと、第2コイルとに分割された、二重環状のコイルである。なお、第1加熱手段3の構成は、これに限定されるものではない。例えば、第1加熱手段3の形状は楕円でもよい。また、第1加熱手段3の構成は、三重環状以上の環状であってもよく、または、複数のコイルが組み合わされて構成されてもよい。また、分割されるコイルは、電気的に接続されていなくてもよく、複数のインバータによってそれぞれ独立して駆動されてもよい。また、左加熱口20Lと右加熱口20Rとの両方または、いずれか一方の下方に配置される第1加熱手段3を、輻射熱方式加熱手段となる電気ヒーター(例えば、ニクロム線またはハロゲンヒーター、ラジェンドヒーター等)としてもよい。また、加熱口および第1加熱手段3の数は2つに限定されず、1つあるいは3つ以上であってもよい。
本体1の内部であって、第1加熱手段3の下方には、加熱室5が設けられている。加熱室5は、加熱室5内に収容される調理容器内の被加熱物を加熱するための装置である。加熱室5の前面には、調理容器を出し入れするための開口が形成されている。加熱室5の開口は、加熱扉50により開閉自在に覆われている。加熱扉50は、本体1とヒンジおよびアーム(図示せず)により回動自在に支持されている。これにより、加熱扉50は、下端部を支点(回動中心)として前方に開く構成となっている。なお、加熱扉50は、スライドレールによって、調理容器を下方から支持する支持部材と一体的に引き出されてもよい。
加熱扉50には、加熱扉50の開閉を検知するための開閉検知部52が設けられる。開閉検知部52は、例えばマイクロスイッチまたは赤外線センサである。開閉検知部52は、加熱扉50が開けられたことを検知すると、加熱調理器100の制御部7(後述する図10参照)に開放信号を送信する。加熱室5の後方には、加熱室5内に収容される調理容器内の被加熱物を加熱する第2加熱手段6が設けられる。第2加熱手段6は、加熱室5内にマイクロ波を供給するマイクロ波式加熱手段である。すなわち、加熱室5ではレンジ調理が行われる。
また、加熱室5の上部および下部には、加熱室5内に収容される調理容器内の被加熱物を加熱する第3加熱手段8が設けられる。第3加熱手段8は、加熱室5内の被加熱物を上下から加熱するシーズヒータからなる輻射熱方式加熱手段である。第3加熱手段8は、加熱室5の内部または外部の何れに配置されてもよい。
また、加熱室5には、加熱室5内の温度または被加熱物の温度を検出するための温度センサ53が設けられる。温度センサ53は、赤外線センサまたはサーミスタである。温度センサ53による検出結果は、加熱調理器100の制御部7に送信される。温度センサ53によって検出される温度範囲は、例えば-20℃~100℃に設定される。これにより、被加熱物の加熱度合を、例えば1℃刻みで精度良く、リアルタイムで検出することができる。なお、図3には図示していないが、トッププレート2の下方に、トッププレート2上で加熱される調理容器の温度を検出する温度センサを備えてもよい。
また、加熱室5には、加熱室5内の雰囲気温度または加熱室5の壁面温度を検出する温度センサ54が設けられる。温度センサ54は、サーミスタセンサである。温度センサ54の検出結果は、第3加熱手段8の制御に利用される。例えば、制御部7は、温度センサ54により検出された温度が目標温度に到達した場合に、第3加熱手段8による加熱調理を自動で停止する。サーミスタセンサは、温度の変化を電気抵抗の変化で捉えて温度を検出するという特性から、検出できる温度の上限値は、250℃程度である。
図4は、実施の形態1に係る加熱調理器100の上面図である。図4に示すように、加熱調理器100のトッププレート2の上面の手前側には、左操作部40L、中央操作部40Mおよび右操作部40Rが設けられている。また、左操作部40L、中央操作部40Mおよび右操作部40Rの奥側には、左表示部30L、中央表示部30Mおよび右表示部30Rと、左火力表示部31Lおよび右火力表示部31Rとが設けられている。なお、以下において、左操作部40L、中央操作部40M、および右操作部40Rを総称して「操作部」と呼ぶ場合があり、その場合の符号は40を用いる。また、以下において、左表示部30L、中央表示部30M、右表示部30R、左火力表示部31L、および右火力表示部31Rを総称して「表示部」と呼ぶ場合があり、その場合の符号は30を用いる。
また、右操作部40Rに隣接して、主電源キー400が設けられている。主電源キー400は、加熱調理器100の主電源をONまたはOFFする際に操作されるキーである。加熱調理器100の主電源がOFFの状態で主電源キー400が例えば数秒間押されることにより、主電源がONとなる。また、加熱調理器100の主電源がONの状態で、主電源キー400が例えば数秒間押されることにより、主電源がOFFとなる。
図5は、実施の形態1に係る左表示部30L、左火力表示部31Lおよび左操作部40Lを拡大した図である。左表示部30Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理に関する情報を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイで構成される。具体的には、左表示部30Lは、左加熱口20L上に載置された被加熱物に対するタイマー調理の設定時間、左加熱口20Lでの加熱動作を開始してからの経過時間、またはタイマー設定時間が終了するまでの残時間などを表示する。または、左表示部30Lは、左加熱口20Lにおける予熱調理を選択した場合には、自動的に設定された温度(デフォルト温度)、または現在の温度などを表示する。
左火力表示部31Lは、複数のLEDから構成され、左加熱口20Lの火力を複数段階に表示するものである。左火力表示部31Lは、複数のLEDの点灯状態(点灯、消灯、点滅等)を切り替える、あるいは点灯色を切り替えることにより、火力を表現する。これにより、使用者が直感的に分かりやすい火力の報知を行うことができる。
左操作部40Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理に関する操作を入力するものである。図5に示すように、左操作部40Lは、5つの入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lを備える。入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lは、例えば使用者が指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。つまり、入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lは、タッチ入力が行われる。また、入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lに対応して、発光部410が設けられる。発光部410はLEDで構成され、入力キー401L、402L、403L、404Lおよび405Lの操作に応じて発光する。
入力キー401Lは、左加熱口20Lにおけるタイマー調理を選択する際に操作されるキーである。タイマー調理は、使用者が調理時間を設定し、設定された時間の間だけ誘導加熱動作を行う調理方法である。
入力キー402Lは、左加熱口20Lで実施する調理メニューを選択する際に操作されるキーである。入力キー402Lを押すごとに、複数の調理メニューの中から1つを選択することができる。調理メニューは、例えば、湯沸し、煮込みまたは揚げ物等である。調理メニューごとに、第1加熱手段3の駆動時間、火力または駆動パターン等が異なる。
入力キー403Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理を開始または停止するために操作されるキーである。すなわち、入力キー403Lが押されることにより、左加熱口20Lの下方に配置される第1加熱手段3が駆動され、第1加熱手段3が駆動されている状態で入力キー403Lが押されることにより第1加熱手段3の駆動が停止され、加熱が停止される。
入力キー404Lおよび405Lは、左加熱口20Lにおける加熱調理時の火力を指定する際に操作されるキーである。入力キー404Lを押すことで、1段階ずつ火力が下げられ、入力キー405Lを押すことで、1段階ずつ火力が上げられる。
図6は、実施の形態1に係る右表示部30R、右火力表示部31Rおよび右操作部40Rを拡大した図である。右表示部30Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理に関する情報を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイで構成される。右表示部30Rに表示される右加熱口20Rにおける加熱調理に関する情報は、上記の左加熱口20Lにおける加熱調理に関する情報と同じである。
右火力表示部31Rは、複数のLEDから構成され、右加熱口20Rの火力を複数段階に表示するものである。右火力表示部31Rは、左火力表示部31Lと同様に複数のLEDの点灯状態(点灯、消灯、点滅等)を切り替える、あるいは点灯色を切り替えることにより、火力を表現する。
右操作部40Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理に関する操作を入力するものである。図6に示すように、右操作部40Rは、5つの入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rを備える。入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rは、例えば使用者が指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。つまり、入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rは、タッチ入力が行われる。また、入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rに対応して、発光部410が設けられる。発光部410はLEDであり、入力キー401R、402R、403R、404Rおよび405Rの操作に応じて発光する。
入力キー401Rは、右加熱口20Rにおけるタイマー調理を選択する際に操作されるキーである。入力キー402Rは、右加熱口20Rで実施する調理メニューを選択する際に操作されるキーである。入力キー403Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理を開始または停止するために操作されるキーである。入力キー404Rおよび405Rは、右加熱口20Rにおける加熱調理時の火力を指定する際に操作されるキーである。入力キー404Rを押すことで、1段階ずつ火力が下げられ、入力キー405Rを押すことで、1段階ずつ火力が上げられる。
図7は、実施の形態1に係る中央表示部30Mおよび中央操作部40Mを拡大した図である。中央表示部30Mは、加熱調理器100全体の情報および警報を表示するものであり、液晶ディスプレイにより構成される。中央表示部30Mは、第1加熱手段3または第2加熱手段6の選択結果、各加熱手段の動作状態、各加熱手段による加熱調理に対する注意情報、または警告情報を表示する。中央表示部30Mは、ハードウェア上は1枚の液晶ディスプレイであるが、図7に示すように第1表示領域301、第2表示領域302および第3表示領域303の3つの表示領域を有し、表示領域ごとに異なる表示を行うこともできる。
中央操作部40Mは、主に加熱室5における加熱調理に関する操作を入力するものである。図7に示すように、中央操作部40Mは、10個の入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419、および420を備える。入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419、および420は、例えば使用者が指等で軽く触れた時の静電容量の変化を利用して入力できる静電容量方式のタッチセンサである。つまり、入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419、および420は、タッチ入力が行われる。また、入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419、および420に対応して、発光部410が設けられる。発光部410はLEDで構成され、入力キー411、412、413、414、415、416、417、418、419、および420の操作に応じて発光する。
入力キー411は、加熱室5における加熱調理を開始するために操作されるキーであり、入力キー412は、加熱室5における加熱調理を停止または終了するために操作されるキーである。入力キー413は、加熱室5で実施する調理メニュー(レンジグリルメニューともいう)を中央表示部30Mに表示させる際に操作されるキーである。図8は、中央表示部30Mに表示される調理メニューの一例である。図8に示すように、調理メニューは、第1表示領域301に表示されるメニュー項目と、第2表示領域302に表示されるワット数と、第3表示領域303に表示される時間とを含む。
なお、レンジグリルメニューには、複合調理を実施する調理メニューも含まれる。ここで、複合調理とは、1つの被加熱物に対する加熱場所が同じであり、かつ独立して加熱動作条件(以下、制御条件という)が設定可能な2種類の加熱源(第2加熱手段6と第3加熱手段8)を使用して行う調理のことである。なお、制御条件の一部分は使用者が設定しなくても良く、自動的に設定されるものでも良い。また、制御条件とは、加熱強度または燃焼火力を示す火力値、発熱量、火力レベル、消費電力、マイクロ波出力値、加熱目標温度、加熱時間の、少なくともいずれか1つを指すが、これに限定されない。被加熱物の仕上がりに影響を与える条件であれば、他の物理的な条件でも良い。
また、複合調理は、複数の加熱源を、時間差を置いて使用する場合が該当する。例えば1つの調理を完成させる過程で、加熱室5内でマイクロ波式加熱手段によるマイクロ波加熱を終えて予備加熱したあと、被加熱物を同じ場所で、輻射熱方式加熱手段によるヒーター加熱で加熱して完成させる調理の場合は、ここでいう複合調理の一種である。
入力キー414および415は、中央表示部30Mの第1表示領域301に隣接して配置され、中央表示部30Mの第1表示領域301に表示された画面を切り替えるためのキーである。図8の例で説明すると、入力キー414が操作されることにより、第1表示領域301に表示される「レンジ手動」が前方に移動して、後方側に表示されている「肉解凍」が中央に表示される。また、入力キー415が操作されることにより、第1表示領域301に表示される「レンジ手動」が後方に移動し、前方側に表示されている「自動調理」が中央に表示される。使用者は、入力キー414および415を操作することで、加熱室5で実施する調理メニューを選択することができる。そして、入力キー411が操作されることで、中央に表示されている調理メニューが実施される。「レンジ手動」は、使用者が任意の時間だけ加熱動作を行わせる調理メニューである。「レンジ手動」では、温度センサ53の検出結果は利用されない。加熱室5のその他の調理メニューとしては、「レンジ自動」がある。「レンジ自動」は、温度センサ53の検出結果によって、自動的に加熱動作を終了する制御方法を使用した調理メニューである。
入力キー416および417は、中央表示部30Mの第2表示領域302に隣接して配置され、中央表示部30Mの第2表示領域302に表示された画面を切り替えるためのキーである。図8の例で説明すると、入力キー416が操作されることにより、第2表示領域302に表示されるワット数が一段階減少され、入力キー417が操作されることにより、第2表示領域302に表示されるワット数が一段階増加される。使用者は、入力キー416および417を操作することで、加熱室5で実施するレンジ調理のワット数を選択することができる。
入力キー418および419は、中央表示部30Mの第3表示領域303に隣接して配置され、中央表示部30Mの第3表示領域303に表示された画面を切り替えるためのキーである。図8の例で説明すると、入力キー418が操作されることにより、第3表示領域303に表示される時間が一段階減少され、入力キー419が操作されることにより、第3表示領域303に表示される時間が一段階増加される。使用者は、入力キー418および419を操作することで、加熱室5で実施するレンジ調理の時間を選択することができる。
入力キー420は、連携調理を実施する調理メニューを中央表示部30Mに表示させる際に操作されるキーである。図9は、中央表示部30Mに表示される連携調理の調理メニューの一例である。図9に示すように、調理メニューは、メニュー項目と、調理内容に関するメッセージとを含む。ここで、連携調理とは、1つの被調理物に対する加熱場所が異なり、かつ独立して制御条件が設定可能な2種類の加熱源(第1加熱手段3と、第2加熱手段6または第3加熱手段8)を使用して行う調理のことである。なお、制御条件の一部分は使用者が設定しなくても良く、自動的に設定されるものでも良い。また、制御条件とは、加熱強度または燃焼火力を示す火力値、発熱量、火力レベル、消費電力、マイクロ波出力値、加熱目標温度、加熱時間の、少なくともいずれか1つを指すが、これに限定されない。被加熱物の仕上がりに影響を与える条件であれば、他の物理的な条件でも良い。
また、連携調理は、複数の加熱源を、時間差を置いて使用する場合が該当する。例えば1つの調理を完成させる過程で、加熱室5内でマイクロ波式加熱手段によるマイクロ波加熱を終えて予備加熱したあと、被加熱物を別の場所に移し、移動後の場所で、IHコイル9C、9L、9Rで加熱して完成させる調理の場合は、ここでいう連携調理の一種である。
図10は、実施の形態1に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。図10に示すように、加熱調理器100は、加熱調理器100の全体を制御する制御部7を備える。制御部7は、加熱調理器100を構成する各部の動作を制御する制御回路などの電子部品が実装された電子回路基板である。制御部7は、左操作部40Lおよび右操作部40Rの操作、ならびにトッププレート2上の調理容器の温度に基づき、第1加熱手段3を駆動制御する。また、制御部7は、中央操作部40Mの操作および温度センサ53の検出結果に基づき、第2加熱手段6を駆動制御する。また、制御部7は、中央操作部40Mの操作および温度センサ54の検出結果に基づき、第3加熱手段8を駆動制御する。
また、制御部7は左操作部40Lおよび右操作部40Rの操作に基づき、左表示部30L、右表示部30R、左火力表示部31Lおよび右火力表示部31Rの表示を制御する。さらに、制御部7は、開閉検知部52からの開放信号、ならびに左操作部40L、右操作部40Rおよび中央操作部40Mの操作に基づき、中央表示部30Mの表示を制御する。制御部7は、加熱調理器100の制御に用いられる各種プログラムおよびパラメータ、ならびに各表示部30に表示される画面のデータを記憶する記憶部70を有する。なお、記憶部70には、後述する各種閾値等が記憶されている。
また、制御部7は、操作モードとして、使用者が操作部40に触れて操作を入力するタッチ入力モードと、使用者が外部音声入出力手段に対する音声で操作を入力する音声入力モードとを有している。タッチ入力モードでは、各種情報の入力は、入力キーの操作で受け付け、各種情報の出力は、表示部30に表示される。また、音声入力モードでは、各種情報の入力は、外部音声入出力手段に対して発する音声で受け付け、各種情報の出力は、外部音声入出力手段から音声が出力される。なお、主電源投入後の初期状態では、操作部40を用いたタッチ入力が有効な状態であれば、操作モードとしてタッチ操作モードが設定されているようにしてもよいし、未設定でもよい。
通信部58は、外部と無線または有線で通信を行うものであり、図1に示したように外部音声入出力手段と通信を行う機能を有している。外部音声入出力手段に対して音声で操作が入力されると、通信部58がその音声信号を受信する。また、通信部58は、外部音声入出力手段に対して音声信号を送信する。電源回路57は、制御部7に対して一定電圧の電力を供給するものである。主電源スイッチ20は、この電源回路57に挿入された主電源をONまたはOFFするスイッチである。
操作処理部71は、操作部40から入力された信号を解析し、解析結果に基づいて、表示部30に表示させる、あるいは加熱手段を制御する等、各種制御を行う。操作処理部71は、操作部40から入力された信号に基づいて、操作部40が継続して押されている時間であるタッチ時間を求める。モード判定部72は、操作処理部71の解析結果に基づいて、使用者がタッチ入力モードおよび音声入力モードのうちどちらの操作モードを選択しているのか判定を行う。音声処理部73は、外部音声入出力手段から通信部58を介して入力された音声信号を解析し、解析結果に基づいて、通信部58を介して外部音声入出力手段に対して音声信号を送信し、外部音声入出力手段を用いて音声を出力する、あるいは加熱手段を制御する等、各種制御を行う。
上記の実施の形態1の制御部7の各機能は、処理回路によって実現される。各機能を実現する処理回路は、専用のハードウェアであってもよく、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御部7が有する機能それぞれを個別の処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
一方、処理回路がプロセッサの場合、制御部7の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリである記憶部70に格納される。プロセッサは、記憶部70に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。
これらのプログラムは、上記した制御部7の制御手順をコンピュータに実行させるものである。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリが該当する。
なお、上記した各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
このように、制御部7の各機能を実現する処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上記した各部の機能を実現することができる。
主電源投入後、使用者が加熱調理器100で調理を行う際には、左加熱口20Lにおけるタイマー調理を選択する際に操作される入力キー401L、右加熱口20Rにおけるタイマー調理を選択する際に操作される入力キー401R、左加熱口20Lで実施する調理メニューを選択する際に操作される入力キー402L、右加熱口20Rで実施する調理メニューを選択する際に操作される入力キー402R、左加熱口20Lにおける加熱調理を開始または停止するために操作される入力キー403L、右加熱口20Rにおける加熱調理を開始または停止するために操作される入力キー403R、加熱室5で実施する調理メニューを中央表示部30Mに表示させる際に操作される入力キー413、および、連携調理を実施する調理メニューを中央表示部30Mに表示させる際に操作される入力キー420のうち、いずれかを最初に操作する必要がある。
なお、上記の入力キー401L、401R、402L、402R、403L、403R、413、および、420の総称を、第1指令キーとする。また、入力キー420を第1入力キー、入力キー413を第2入力キー、入力キー401L、401Rを第3入力キー、入力キー402L、402Rを第4入力キー、入力キー403L、403Rを第5入力キーとも称する。
加熱調理器100において、調理内容によっては、第1指令キーを操作後、さらに複数回の入力キーの操作が必要となる場合がある。そこで、実施の形態1では、第1指令キー操作時の第1指令キーのタッチ時間とあらかじめ設定された閾値とに基づいて、操作モードをタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定する。
入力キー401Lまたは入力キー401Rが押された際に、操作モードがタッチ入力モードに設定された場合、入力キー404L、405Lまたは入力キー404R、405Rを押すことで、左表示部30Lまたは右表示部30Rに表示されたタイマー時間を増減させ、タイマーを設定する。一方、操作モードが音声入力モードに設定された場合、外部音声入出力手段から、例えば「タイマーを何分に設定しますか?」と音声が出力される。そして、それに対して「△分」と外部音声入出力手段に対して音声を発するのみで、タイマー設定が可能となる。
また、入力キー402Lまたは入力キー402Rが押された際に、操作モードがタッチ入力モードに設定された場合、入力キー404L、405Lまたは入力キー404R、405Rを押すことで、左表示部30Lまたは右表示部30Rに表示された調理メニューを選択し、調理メニューを設定する。一方、操作モードが音声入力モードに設定された場合、外部音声入出力手段から、例えば「左加熱口で何を調理しますか?」または「右加熱口で何を調理しますか?」と音声が出力される。そして、それに対して、調理メニュー名、例えば「煮込み」と外部音声入出力手段に対して音声を発するのみで、調理メニュー設定が可能となる。
また、入力キー403L、403Rが押された際に、操作モードがタッチ入力モードに設定された場合、入力キー404L、405Lまたは入力キー404R、405Rを押すことで、左火力表示部31Lまたは右火力表示部31Rに表示された火力を増減させ、火力を設定する。一方、操作モードが音声入力モードに設定された場合、外部音声入出力手段から、例えば「左加熱口の火力をどうしますか?」または「右加熱口の火力をどうしますか?」と音声が出力される。そして、それに対して、例えば「火力○」と外部音声入出力手段に対して音声を発するのみで、火力設定が可能となる。
また、入力キー413が押された際に、操作モードがタッチ入力モードに設定された場合、入力キー414、415を押して、第1表示領域301に表示される調理メニューを選択し、入力キー416、417を操作して第2表示領域302に表示されるワット数を選択し、入力キー418、419を操作して、第3表示領域303に表示される時間を選択し、その設定を決定するために入力キー411を押すことで、調理メニューを設定する。一方、操作モードが音声入力モードに設定された場合、外部音声入出力手段から、例えば「加熱室で何を調理しますか?」と音声が出力される。そして、それに対して、「調理メニュー名、ワット数、調理時間」、例えば「肉解凍、△△△W、□□□分」と外部音声入出力手段に対して音声を発するのみで、調理メニュー設定が可能となる。
また、入力キー420が押された際に、操作モードがタッチ入力モードに設定された場合、入力キー414、415を押して、第1表示領域301に表示される調理メニューを選択し、その設定を決定するために入力キー411を押すことで、調理メニューを設定する。一方、操作モードが音声入力モードに設定された場合、外部音声入出力手段から、例えば「連携調理で何を調理しますか?」と音声が出力される。そして、それに対して、調理メニュー名、例えば「ハンバーグ」と外部音声入出力手段に対して音声を発するのみで、調理メニュー設定が可能となる。
以上のように、音声入力モードでは、タッチ入力モードに比べて大幅に入力キーの操作回数を減らすことができ、調理内容を簡単に設定することができる。
図11は、実施の形態1に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。以下、実施の形態1に係る加熱調理システムの制御フローについて、図11を用いて説明する。
(ステップS101)
加熱調理器100の主電源がONされると(YES)、処理はステップS102に進む。ここでは、使用者により主電源キー400が操作されることにより、加熱調理器100の主電源がONされる。
(ステップS102)
制御部7は、第1指令キーの操作があったかどうか判定する。制御部7が、第1指令キーの操作があったと判定した場合(YES)、処理はステップS103に進む。一方、制御部7が、第1指令キーの操作がないと判定した場合(NO)、処理はステップS102を繰り返す。
(ステップS103)
制御部7は、第1指令キーのタッチ時間Ttcを求め、タッチ時間Ttcがあらかじめ設定された閾値Tth1未満であるかどうか判定する。ここで、閾値Tth1は、例えば2秒である。制御部7が、タッチ時間Ttcが閾値Tth1未満であると判定した場合(YES)、処理はステップS104に進む。一方、制御部7が、タッチ時間Ttcが閾値Tth1以上であると判定した場合(NO)、処理はステップS105に進む。
(ステップS104)
制御部7は、操作モードをタッチ入力モードに設定する。タッチ入力モードでは、火力、タイマー等の各種設定が操作部40を用いたタッチ入力により行われる。また、各種情報の出力は、表示部30に表示される。また、制御部7は、操作モードをタッチ入力モードに設定した場合、外部音声入出力手段を用いた音声入力を無効にする。
(ステップS105)
制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定する。音声入力モードでは、火力、タイマー等の各種設定が外部音声入出力手段を用いた音声入力により行われる。また、各種情報の出力は、外部音声入出力手段から音声が出力される。また、制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定した場合、操作部40を用いたタッチ入力を無効にする。ただし、操作モードが音声入力モードに設定された後も、操作部40を用いたタッチ入力を有効にしても良い。
なお、実施の形態1では、第1指令キーのタッチ時間Ttcが閾値Tth1未満かどうかで操作モードの判定を行っているが、それに限定されず、例えば、第1指令キーのタッチがシングルタップされたかダブルタップされたかによって判定してもよい。
また、実施の形態1では、第1指令キーのタッチ時間Ttcが、閾値Tth1未満である場合に操作モードをタッチ入力モードに設定し、閾値Tth1以上である場合に操作モードを音声入力モードに設定しているが、それに限定されず、反対でも良い。
また、閾値Tth1は、使用者が変更できるようにしても良い。例えば、使用者が操作部40に対して特定の操作を行うことで、閾値Tth1が変更される。
また、操作モードがタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定されたら、そのモードを主電源がOFFされるまで継続するようにしても良いし、調理終了後にリセットするようにしても良い。
以上、実施の形態1に係る加熱調理器100は、加熱手段と、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーを有し、タッチ入力が行われる操作部40と、操作モードとして、使用者からの指示を操作部40によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部7と、を備え、制御部7は、主電源投入後、第1指令キーへのタッチ入力があった場合、第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、操作モードをタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定する。
また、実施の形態1に係る加熱調理システムは、上記加熱調理器100を備えたものである。
実施の形態1に係る加熱調理器100およびそれを備えた加熱調理システムによれば、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、操作モードをタッチ入力モードあるいは音声入力モードに設定する。そのため、操作モードを設定するためだけの操作が不要となるので、使い勝手がよい。また、操作モードの判定に、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーへのタッチ時間を用いているため、制御条件の設定途中で操作モードが切り替わったりせず、適切なタイミングで操作モードの設定を行うことができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図12は、実施の形態2に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。以下、実施の形態2に係る加熱調理システムの制御フローについて、図12を用いて説明する。
(ステップS201)
加熱調理器100の主電源がONされると(YES)、処理はステップS202に進む。ここでは、使用者により主電源キー400が操作されることにより、加熱調理器100の主電源がONされる。
(ステップS202)
制御部7は、音声入力があったかどうか判定する。制御部7が、音声入力があったと判定した場合(YES)、処理はステップS203に進む。一方、制御部7が、音声入力がないと判定した場合(NO)、処理はステップS202を繰り返す。
(ステップS203)
制御部7は、入力された音声が特定のワード(例えば、「音声入力モード」)であるかどうか判定する。制御部7が、入力された音声が特定のワードであると判定した場合(YES)、処理はステップS204に進む。一方、制御部7が、入力された音声が特定のワードではないと判定した場合(NO)、処理はステップS202に戻る。
(ステップS204)
制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定する。音声入力モードでは、火力、タイマー等の各種設定が外部音声入出力手段を用いた音声入力により行われる。また、各種情報の出力は、外部音声入出力手段から音声が出力される。また、制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定した場合、操作部40を用いたタッチ入力を無効にする。ただし、操作モードが音声入力モードに設定された後も、操作部40を用いたタッチ入力を有効にしても良い。
なお、特定のワードは、使用者が変更できるようにしても良い。例えば、使用者が操作部40に対して特定の操作を行った後で、外部音声入出力手段に対して音声を発することで、特定のワードが変更される。
また、特定のワードが音声入力されたら、外部音声入出力手段から、例えば「操作モードを音声入力モードに設定しても良いですか?」等の音声を発して、使用者に操作モードを設定するかどうかの確認を行うようにしても良い。なお、この場合は、例えば「はい」が音声入力されたら、操作モードが音声入力モードに設定される。
図13は、実施の形態2の変形例に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。なお、実施の形態2の変形例として、図13に示すように、主電源投入後、加熱手段を選択してから、特定のワードが音声入力されたら、操作モードを音声入力モードに設定するようにしてもよい。ここで、加熱手段を選択は、例えば、入力キー403L等の左操作部40Lに含まれるいずれかのキーを長押しする、または特殊操作する、もしくは、左操作部40Lに加熱手段を選択するための専用の選択キーを設け、その選択キーを操作することにより、行われる。なお、加熱手段の選択を音声入力で行ってよい。以下、実施の形態2に係る加熱調理システムの変形例の制御フローについて、図13を用いて説明する。
(ステップS201)
加熱調理器100の主電源がONされると(YES)、処理はステップS201aに進む。ここでは、使用者により主電源キー400が操作されることにより、加熱調理器100の主電源がONされる。
(ステップS201a)
制御部7は、操作部40により第1加熱手段3、第2加熱手段6、あるいは第3加熱手段8のいずれかが選択されたかどうか判定する。制御部7が、第1加熱手段3、第2加熱手段6、あるいは第3加熱手段8のいずれかが選択されたと判定した場合(YES)、処理はステップS202に進む。一方、制御部7が、第1加熱手段3、第2加熱手段6、あるいは第3加熱手段8のいずれも選択されていないと判定した場合(NO)、処理はステップS201aを繰り返す。
ステップS202~S204の処理に関しては、上記の図12を用いて説明した内容と同じであるため、説明を省略する。
以上、実施の形態2に係る加熱調理器100は、加熱手段と、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部40と、操作モードとして、使用者からの指示を操作部40によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部7と、を備え、制御部7は、主電源投入後、特定のワードが音声入力されたら、操作モードを音声入力モードに設定する。
また、実施の形態2に係る加熱調理システムは、上記加熱調理器100を備えたものである。
実施の形態2に係る加熱調理器100およびそれを備えた加熱調理システムによれば、主電源投入後、特定のワードが音声入力されたら、操作モードを音声入力モードに設定する。そのため、操作モードを設定するためだけの操作が不要となるので、使い勝手がよい。また、主電源投入後、特定のワードが音声入力されたら、操作モードを音声入力モードに設定するようにすることで、操作部40の操作を簡素化して操作モードを音声入力モードに設定することができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図14は、実施の形態3に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。図14に示すように、実施の形態3に係る加熱調理器100は、地震を検知する地震検知部49を備えている。地震検知部49は、たとえば、振動性の外乱を検知する重量センサ(図示せず)と、重量センサによって検知された外乱の時間変化を解析する解析部(図示せず)とを有する。
地震が発生すると、加熱調理器100には振動性の外乱が加わる。重量センサは、地震によって加熱調理器100に加えられる振動性の外乱を検知する。解析部は、重量センサによって検知される振動性の外乱の時間変化を解析する。重量センサによって検知される振動性の外乱の時間変化を解析することによって、地震による震動を、他の震動と区別して検知することが可能になる。
なお、地震検知部49は、加熱調理器100が備えておらず、加熱調理器100と外部の地震検知部49とがインターネット回線等のネットワーク200で接続されている構成でも良い。この場合、地震検知部49による地震の検知情報は、ネットワーク200を介して通信部58が受信する。
図15は、実施の形態3に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。次に、実施の形態3に係る加熱調理システムの制御フローについて、図15を用いて説明する。
(ステップS301)
加熱調理器100の主電源がONされると(YES)、処理はステップS302に進む。ここでは、使用者により主電源キー400が操作されることにより、加熱調理器100の主電源がONされる。
(ステップS302)
制御部7は、地震検知部49により、地震を検知したかどうか判定する。制御部7が、地震を検知したと判定した場合(YES)、処理はステップS303に進む。一方、制御部7が、地震を検知していないと判定した場合(NO)、処理はステップS302を繰り返す。
(ステップS303)
制御部7は、検知した地震の震度Svbを求め、検知した地震の震度Svbがあらかじめ設定された閾値Sth以上であるかどうか判定する。ここで、閾値Sthは、例えば震度「3」である。制御部7が、検知した地震の震度Svbが閾値Sth以上であると判定した場合(YES)、処理はステップS304に進む。一方、制御部7が、検知した地震の震度Svbが閾値Sth未満であると判定した場合(NO)、処理はステップS302に戻る。
(ステップS304)
制御部7は、検知した地震の震度Svbが震度「5」以上であるかどうか判定する。制御部7が、検知した地震の震度Svbが震度「5」以上であると判定した場合(YES)、処理はステップS306に進む。一方、制御部7が、検知した地震の震度Svbが震度「5」未満であると判定した場合(NO)、処理はステップS305に進む。
(ステップS305)
制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定する。音声入力モードでは、火力、タイマー等の各種設定が外部音声入出力手段を用いた音声入力により行われる。また、各種情報の出力は、外部音声入出力手段から音声が出力される。また、制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定した場合、操作部40を用いたタッチ入力を無効にする。ただし、操作モードが音声入力モードに設定された後も、操作部40を用いたタッチ入力を有効にしても良い。
(ステップS306)
制御部7は、検知した地震の震度Svbが震度「5」以上であると判定した場合、加熱調理器100が動作中であるか否かにかかわらず、加熱調理器100の主電源をOFFし、加熱調理器100の動作を停止する。なお、加熱調理器100の主電源はOFFせずに、加熱調理器100の全ての動作を停止させるようにしてもよい。
なお、閾値Sthは、使用者が変更できるようにしても良い。例えば、使用者が操作部40に対して特定の操作を行うことで、閾値Sthが変更される。
以上、実施の形態3に係る加熱調理器100は、加熱手段と、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部40と、操作モードとして、使用者からの指示を操作部40によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部7と、を備え、制御部7は、主電源投入後、あらかじめ設定された震度以上の地震を検知したら操作モードを音声入力モードに設定する。
また、実施の形態3に係る加熱調理システムは、上記加熱調理器100を備えたものである。
実施の形態3に係る加熱調理器100およびそれを備えた加熱調理システムによれば、主電源投入後、あらかじめ設定された震度以上の地震を検知したら、操作モードを音声入力モードに設定する。そのため、操作モードを設定するためだけの操作が不要となるので、使い勝手がよい。また、主電源投入後、あらかじめ設定された震度以上の地震を検知したら、操作モードを音声入力モードに設定するようにすることで、操作部40の操作を行わずとも音声入力によって調理の停止などを行うことができるため、安全性を向上させることができる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図16は、実施の形態4に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。図16に示すように、実施の形態4に係る加熱調理器100は、人を検知する人検知部59を備えている。人検知部59は、たとえば、赤外線、超音波などを用いた人感センサ、あるいはカメラである。人検知部59により、加熱調理器100の近くに人がいるかどうかを検知する。
なお、人検知部59は、加熱調理器100が備えておらず、加熱調理器100と外部の人検知部59とがインターネット回線等のネットワーク200で接続されている構成でも良い。この場合、人検知部59による人の検知情報は、ネットワーク200を介して通信部58が受信する。
図17は、実施の形態4に係る加熱調理システムの制御フローを示す図である。以下、実施の形態4に係る加熱調理システムの制御フローについて、図17を用いて説明する。
(ステップS401)
加熱調理器100の主電源がONされると(YES)、処理はステップS402に進む。ここでは、使用者により主電源キー400が操作されることにより、加熱調理器100の主電源がONされる。
(ステップS402)
制御部7は、人検知部59により、加熱調理器100の近くに人を検知したかどうか判定する。制御部7が、加熱調理器100の近くに人を検知したと判定した場合(YES)、処理はステップS403に進む。一方、制御部7が、加熱調理器100の近くに人を検知していないと判定した場合(NO)、処理はステップS402を繰り返す。
(ステップS403)
制御部7は、継続して人を検知している時間である人検知時間Thmを求め、人検知時間Thmがあらかじめ設定された閾値Tth2以上であるかどうか判定する。ここで、閾値Tth2は、例えば3秒である。制御部7が、人検知時間Thmが閾値Tth2以上であると判定した場合(YES)、処理はステップS404に進む。一方、制御部7が、人検知時間Thmが閾値Tth2未満であると判定した場合(NO)、処理はステップS402に戻る。
(ステップS404)
制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定する。音声入力モードでは、火力、タイマー等の各種設定が外部音声入出力手段を用いた音声入力により行われる。また、各種情報の出力は、外部音声入出力手段から音声が出力される。また、制御部7は、操作モードを音声入力モードに設定した場合、操作部40を用いたタッチ入力を無効にする。ただし、操作モードが音声入力モードに設定された後も、操作部40を用いたタッチ入力を有効にしても良い。
なお、実施の形態4では、人検知時間Thmがあらかじめ設定された閾値Tth2以上である場合に、自動で操作モードを音声入力モードに設定するようにしたが、それに限定されず、たとえば、外部音声入出力手段から、例えば「操作モードを音声入力モードに設定しますか?」と音声が出力されるようにして、操作モードを音声入力モードに設定するかどうか使用者に確認するようにしても良い。
また、閾値Tth2は、使用者が変更できるようにしても良い。例えば、使用者が操作部40に対して特定の操作を行うことで、閾値Tth2が変更される。
以上、実施の形態4に係る加熱調理器100は、加熱手段と、使用者が加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部40と、操作モードとして、使用者からの指示を操作部40によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部7と、を備え、制御部7は、主電源投入後、あらかじめ設定された時間以上人を検知したら、操作モードを音声入力モードに設定する。
また、実施の形態4に係る加熱調理システムは、上記加熱調理器100を備えたものである。
実施の形態4に係る加熱調理器100およびそれを備えた加熱調理システムによれば、主電源投入後、あらかじめ設定された時間以上人を検知したら、操作モードを音声入力モードに設定する。そのため、操作モードを設定するためだけの操作が不要となるので、使い勝手がよい。また、主電源投入後、あらかじめ設定された時間以上人を検知したら、操作モードを音声入力モードに設定するようにすることで、操作部40の操作を一切行わずとも操作モードを音声入力モードに設定することができる。
実施の形態5.
以下、実施の形態5について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図18は、実施の形態5に係る加熱調理器100の制御ブロック図である。図18に示すように、実施の形態5に係る加熱調理器100は、マイクなどの音声入力部55と、スピーカなどの音声出力部56とを備えている。そして、操作部40で操作する内容を、音声入力部55を用いて音声で受け付けるとともに、表示部30に表示する内容を、音声出力部56を用いて音声で出力する。
以上のように、加熱調理器100が音声入力部55と音声出力部56とを備えることで、外部音声入出力手段から加熱調理器100に対して音声入力、および、加熱調理器100から外部音声入出力手段に対して音声出力を行うことができ、加熱調理器100をインターネット回線等のネットワーク200へ接続する必要がなくなる。つまり、加熱調理器100単体で以上の各実施の形態を実現することができる。この実施の形態5は、実施の形態1~4の全てと組み合わせることが可能である。
以上が本開示の実施の形態の説明であるが、本開示は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本開示は、以上の各実施の形態に示す構成のうち、組合せ可能な構成のあらゆる組合せを含むものである。例えば、実施の形態1と実施の形態2とを組み合わせてもよい。また、加熱調理器100は、ビルトイン型に限定されるものではなく、据置型または可搬型であってもよい。
1 本体、2 トッププレート、3 第1加熱手段、4 排気口カバー、5 加熱室、6 第2加熱手段、7 制御部、8 第3加熱手段、9C,9L,9R IHコイル、20 主電源スイッチ、20L 左加熱口、20R 右加熱口、30 表示部、30L 左表示部、30M 中央表示部、30R 右表示部、31L 左火力表示部、31R 右火力表示部、40 操作部、40L 左操作部、40M 中央操作部、40R 右操作部、49 地震検知部、50 加熱扉、51 取っ手、52 開閉検知部、53 温度センサ、54 温度センサ、55 音声入力部、56 音声出力部、57 電源回路、58 通信部、59 人検知部、70 記憶部、71 操作処理部、72 モード判定部、73 音声処理部、100 加熱調理器、200 ネットワーク、301 第1表示領域、302 第2表示領域、303 第3表示領域、400 主電源キー、401L,401R,402L,402R,403L,403R,404L,404R,405L,405R 入力キー、410 発光部、411,412,413,414,415,416,417,418,419,420 入力キー、600 キッチン家具、700 スマートスピーカ、800 情報処理端末器。

Claims (14)

  1. 加熱手段と、
    使用者が前記加熱手段を用いて調理を行う際に最初に操作される第1指令キーを有し、タッチ入力が行われる操作部と、
    操作モードとして、使用者からの指示を前記操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    主電源投入後、前記第1指令キーへのタッチ入力があった場合、
    前記第1指令キーへのタッチ時間のあらかじめ設定された閾値に基づいて、前記操作モードを前記タッチ入力モードあるいは前記音声入力モードに設定する
    加熱調理器。
  2. 前記制御部は、
    前記第1指令キーへのタッチ時間が前記閾値未満である場合、前記操作モードを前記タッチ入力モードに設定し、
    前記第1指令キーへのタッチ時間が前記閾値以上である場合、前記操作モードを前記音声入力モードに設定する
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 本体と、
    前記本体の上に設置されたトッププレートと、
    前記本体の内部に配置された加熱室と、を備え、
    前記加熱手段は、
    前記トッププレート上に載置される被加熱物を加熱する第1加熱手段と、
    前記加熱室に収納された被加熱物にマイクロ波を供給する第2加熱手段と、
    前記加熱室に収納された被加熱物を加熱する第3加熱手段と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1加熱手段と前記第2加熱手段または前記第3加熱手段とを用いて調理を行う連携調理、および、前記第2加熱手段と前記第3加熱手段とを用いて調理を行う複合調理の機能を有し、
    前記第1指令キーは、
    前記連携調理を選択する第1入力キーと、前記複合調理を選択する第2入力キーとを有する
    請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1指令キーは、
    前記第1加熱手段のタイマー調理を選択する第3入力キーと、
    前記第1加熱手段で実施する調理メニューを選択する第4入力キーと、
    前記第1加熱手段で加熱調理を開始または停止する第5入力キーと、を有する
    請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 加熱手段と、
    使用者が前記加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部と、
    操作モードとして、使用者からの指示を前記操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    主電源投入後、あらかじめ設定された震度以上の地震を検知したら前記操作モードを前記音声入力モードに設定する
    加熱調理器。
  6. 地震を検知する地震検知部を備えた
    請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 加熱手段と、
    使用者が前記加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部と、
    操作モードとして、使用者からの指示を前記操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    主電源投入後、特定のワードが音声入力されたら、前記操作モードを前記音声入力モードに設定する
    加熱調理器。
  8. 前記加熱手段を複数備え、
    前記制御部は、
    主電源投入後、複数の前記加熱手段の中から1つの前記加熱手段が選択された後、特定のワードが音声入力されたら、選択された前記加熱手段の前記操作モードを前記音声入力モードに設定する
    請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 加熱手段と、
    使用者が前記加熱手段を用いて調理を行う際に操作される操作部と、
    操作モードとして、使用者からの指示を前記操作部によるタッチ入力で受け付けるタッチ入力モード、および、使用者からの指示を音声入力で受け付ける音声入力モードを有する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    主電源投入後、あらかじめ設定された時間以上人を検知したら、前記操作モードを前記音声入力モードに設定する
    加熱調理器。
  10. 人を検知する人検知部を備えた
    請求項9に記載の加熱調理器。
  11. 音声入力を受け付ける音声入力部を備えた
    請求項1~10のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  12. ネットワークに接続され、音声入力を受け付ける外部音声入力手段と、
    前記ネットワークに接続され、前記外部音声入力手段から音声入力の情報を受信する通信部を有する請求項1~10のいずれか一項に記載の加熱調理器と、を備えた
    加熱調理システム。
  13. ネットワークに接続され、地震を検知する地震検知部と、
    前記ネットワークに接続され、前記地震検知部から地震の検知情報を受信する通信部を有する請求項5に記載の加熱調理器と、を備えた
    加熱調理システム。
  14. ネットワークに接続され、人を検知する人検知部と、
    前記ネットワークに接続され、前記人検知部から人の検知情報を受信する通信部を有する請求項9に記載の加熱調理器と、を備えた
    加熱調理システム。
JP2021187489A 2021-11-18 2021-11-18 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム Pending JP2023074541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021187489A JP2023074541A (ja) 2021-11-18 2021-11-18 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021187489A JP2023074541A (ja) 2021-11-18 2021-11-18 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023074541A true JP2023074541A (ja) 2023-05-30

Family

ID=86541482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021187489A Pending JP2023074541A (ja) 2021-11-18 2021-11-18 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023074541A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11668472B2 (en) Cook top, range hood and control methods thereof
KR20160012849A (ko) 지능형 전기레인지
US20160253080A1 (en) Operation device and operation method
JP6180328B2 (ja) 加熱調理器
JP2014043964A (ja) 加熱調理器
CN109031988A (zh) 智能设备的控制方法和装置
JP2016025031A (ja) 誘導加熱調理器
JP2021103082A (ja) 加熱調理器
JP2023074541A (ja) 加熱調理器およびそれを備えた加熱調理システム
JP2012038458A (ja) 加熱調理器
JP2017042215A (ja) 加熱調理器
JP2019158155A (ja) 加熱調理システム
JP7183125B2 (ja) 加熱調理器
JP5558239B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2898476B2 (ja) 加熱調理器
JP2009222382A (ja) 加熱調理器
JP6096160B2 (ja) 加熱調理器
JP2018162956A (ja) 加熱調理器
JP2023147608A (ja) 加熱調理器及び加熱調理システム
JP2023076146A (ja) 加熱調理器及び加熱調理システム
JP2023076145A (ja) 加熱調理器及び加熱調理システム
JP7314875B2 (ja) 電気装置、加熱調理器
KR101874977B1 (ko) 전기 밥솥
KR20090102013A (ko) 조리기기 및 그 제어방법
JP5769562B2 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231129