JP2014043804A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受部が配される軸受孔の排油性を向上し、インペラ側への潤滑油の漏れを低減する。
【解決手段】過給機は、過給機本体と、過給機本体内に回転自在に収容され、一端にタービンインペラが設けられるとともに他端にコンプレッサインペラが設けられたタービン軸と、タービン軸を回転自在に軸支する軸受部と、軸受部に潤滑油を供給する潤滑油供給部と、過給機本体に設けられ、タービン軸の軸方向に貫通する孔であって、軸受部を収容する軸受孔2aと、過給機本体における軸受孔の鉛直下方に形成され、軸受孔に連通するとともに、軸受部を潤滑した潤滑油を、軸受孔から過給機本体の下方に排出するための排油路35を形成する切り欠き部30と、を備え、切り欠き部が形成されているタービン軸の軸方向の位置において、排油路の水平方向の幅Wは、軸受孔の水平方向のタービン軸の軸心が通る位置の幅Wよりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、軸受孔に潤滑油が供給される過給機に関する。
従来、一端にタービンインペラが設けられ他端にコンプレッサインペラが設けられたタービン軸が、ベアリングハウジングに回転自在に保持された過給機が知られている。こうした過給機をエンジンに接続し、エンジンから排出される排気ガスによってタービンインペラを回転させるとともに、このタービンインペラの回転によって、タービン軸を介してコンプレッサインペラを回転させる。こうして、過給機は、コンプレッサインペラの回転に伴い空気を圧縮してエンジンに送出する。
ベアリングハウジングは、タービン軸の軸方向に軸受孔が貫通し、この軸受孔に軸受部が配されている。そして、ベアリングハウジング外から軸受孔に、タービン軸と軸受部を潤滑させる潤滑油が供給される。軸受部を潤滑した後の潤滑油は、軸受孔の両端から軸受孔の外に排出される。例えば、特許文献1には、軸受孔のタービンインペラ側の一端近傍に、切り欠きを設けて軸受部を潤滑した後の潤滑油を軸受孔から排出させる構成が記載されている。
特開2005−214094号公報
例えば、上記のような軸受孔からの排油性が低すぎる場合、軸受孔から噴き出した潤滑油がコンプレッサインペラ側やタービンインペラ側へ漏れ出す要因となるため、排油性を向上した軸受孔構造の開発が望まれている。
本発明の目的は、軸受部が配される軸受孔の排油性を向上し、インペラ側への潤滑油の漏れを低減することが可能な過給機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の過給機は、過給機本体と、前記過給機本体内に回転自在に収容され、一端にタービンインペラが設けられるとともに他端にコンプレッサインペラが設けられたタービン軸と、前記タービン軸を回転自在に軸支する軸受部と、前記軸受部に潤滑油を供給する潤滑油供給部と、前記過給機本体に設けられ、前記タービン軸の軸方向に貫通する孔であって、前記軸受部を収容する軸受孔と、前記過給機本体における前記軸受孔の鉛直下方に形成され、該軸受孔に連通するとともに、前記軸受部を潤滑した潤滑油を、該軸受孔から該過給機本体の鉛直下方に排出するための排油路を形成する切り欠き部と、を備え、前記切り欠き部が形成されている前記タービン軸の軸方向の位置において、前記排油路の水平方向の幅は、前記軸受孔の水平方向の該タービン軸の軸心が通る位置の幅よりも大きいことを特徴とする。
前記切り欠き部が形成されている前記タービン軸の軸方向の位置において、前記軸受孔は、前記タービン軸の軸心よりも鉛直上方側が半環状であって、該タービン軸の軸心よりも鉛直下方側において、水平方向の開口幅が漸増してもよい。
前記過給機本体の前記切り欠き部において、前記排油路を区画形成する壁面のうち、前記タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面は、該回転方向の後方側に位置する壁面よりも、鉛直上方に位置していてもよい。
前記過給機本体の前記切り欠き部において、前記排油路を区画形成する壁面のうち、前記タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面は、該回転方向の後方側に位置する壁面よりも、鉛直方向に対する傾斜角度が大きくてもよい。
本発明によれば、軸受部が配される軸受孔の排油性が向上し、インペラ側への潤滑油の漏れを低減することが可能となる。
過給機の概略断面図である。 図1のベアリングハウジング内部の部分拡大図である。 切り欠き部を説明するための説明図である。 比較例における図3(b)に対応する部分の説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、過給機Cの概略断面図である。以下では、図1に示す矢印F方向を過給機Cの前側とし、矢印R方向を過給機Cの後側として説明する。図1に示すように、過給機Cは、過給機本体1を備えて構成される。この過給機本体1は、ベアリングハウジング2と、ベアリングハウジング2の前側に締結ボルト3によって連結されるタービンハウジング4と、ベアリングハウジング2の後側に締結ボルト5によって連結されるコンプレッサハウジング6と、が一体化されて形成されている。
ベアリングハウジング2には、過給機Cの前後方向(タービン軸7の軸方向)に貫通する軸受孔2aが形成されており、この軸受孔2aに収容された軸受部20によって、タービン軸7が回転自在に軸支されている。タービン軸7の前端部(一端)にはタービンインペラ8が一体的に固定されており、このタービンインペラ8がタービンハウジング4内に回転自在に収容されている。また、タービン軸7の後端部(他端)にはコンプレッサインペラ9が一体的に固定されており、このコンプレッサインペラ9がコンプレッサハウジング6内に回転自在に収容されている。
コンプレッサハウジング6には、過給機Cの後側に開口するとともに不図示のエアクリーナに接続される吸気口10が形成されている。また、締結ボルト5によってベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6とが連結された状態では、これら両ハウジング2、6の対向面によって、空気を圧縮して昇圧するディフューザ流路11が形成される。このディフューザ流路11は、タービン軸7(コンプレッサインペラ9)の径方向内側から外側に向けて環状に形成されており、上記の径方向内側において、コンプレッサインペラ9を介して吸気口10に連通している。
また、コンプレッサハウジング6には、ディフューザ流路11よりもタービン軸7(コンプレッサインペラ9)の径方向外側に位置する環状のコンプレッサスクロール流路12が設けられている。コンプレッサスクロール流路12は、不図示のエンジンの吸気口と連通するとともに、ディフューザ流路11にも連通している。したがって、コンプレッサインペラ9が回転すると、吸気口10からコンプレッサハウジング6内に流体が吸気されるとともに、当該吸気された流体は、ディフューザ流路11およびコンプレッサスクロール流路12で昇圧されてエンジンの吸気口に導かれることとなる。
タービンハウジング4には、過給機Cの前側に開口するとともに不図示の排気ガス浄化装置に接続される吐出口13が形成されている。また、タービンハウジング4には、流路14と、この流路14よりもタービン軸7(タービンインペラ8)の径方向外側に位置する環状のタービンスクロール流路15とが設けられている。タービンスクロール流路15は、不図示のエンジンの排気マニホールドから排出される排気ガスが導かれるガス流入口と連通するとともに、上記の流路14にも連通している。したがって、ガス流入口からタービンスクロール流路15に導かれた排気ガスは、流路14およびタービンインペラ8を介して吐出口13に導かれるとともに、その流通過程においてタービンインペラ8を回転させることとなる。そして、上記のタービンインペラ8の回転力は、タービン軸7を介してコンプレッサインペラ9に伝達されることとなり、コンプレッサインペラ9の回転力によって、上記のとおりに、流体が昇圧されてエンジンの吸気口に導かれることとなる。
図2は、図1のベアリングハウジング2内部の部分拡大図である。以下、図2を参照しながら、過給機本体1内に収容された軸受部20によるタービン軸7の支持構造について説明する。
本実施形態において、軸受部20は、ラジアル軸受21と、スラスト軸受22とで構成される。ベアリングハウジング2の軸受孔2aのうち、径が小さい部位にラジアル軸受21が配され、径が大きい部位にスラスト軸受22が配される。
ラジアル軸受21は、タービン軸7との間ですべり運動を生じさせるとともに、タービン軸7との間に油膜圧力を生じさせる所謂セミフローティングメタルで構成される。ラジアル軸受21には、軸方向に貫通する挿通孔21aと、軸方向に垂直な方向に貫通するピン孔21bと、が設けられている。また、ベアリングハウジング2には、軸受孔2aの径方向外側から内側に貫通するとともに、軸受孔2aに収容されたラジアル軸受21のピン孔21bに対向するネジ孔2bが形成されている。このネジ孔2bには、ピン21cが螺合して固定されるが、このピン21cの先端を、ラジアル軸受21のピン孔21bに挿通させることで、ラジアル軸受21の回転方向および軸方向の移動が規制されている。
そして、ラジアル軸受21は、コンプレッサインペラ9側(図2中、右側)と、タービンインペラ8側(図2中、左側)における、内周面21d、21eがそれぞれタービン軸7とのすべり面となり、外周面21f、21gと軸受孔2aの間を流れる潤滑油によって、振動が抑制される。
スラスト軸受22は、タービン軸7のコンプレッサインペラ9側に固定されたスラストカラー23の軸方向の両側に1つずつ配され、タービン軸7の軸方向の荷重を受ける。
潤滑油供給部24は、ベアリングハウジング2(過給機本体1)の外部から軸受部20まで連通する孔を含んで構成され、ベアリングハウジング2の外部から軸受部20に潤滑油を供給する。
ラジアル軸受21のうち、タービンインペラ8側の内周面21e、外周面21gを潤滑した潤滑油は、ベアリングハウジング2に設けられた切り欠き部30などから排出される。
図3は、切り欠き部30を説明するための説明図である。図3(a)は、図2のうち、切り欠き部30近傍の部分抽出図を示し、図3(b)は、図3(a)のIII(b)‐III(b)線矢視図を示す。ただし、図3においては、理解を容易とするためタービン軸7を除外してベアリングハウジング2のみを示す。
図3(a)に示すように、軸受孔2aには、ラジアル軸受21よりも径が大きく、ラジアル軸受21が配される中径部31が設けられると共に、中径部31のタービンインペラ8側に隣接して、中径部31よりも径の小さい小径部32が設けられている。
また、軸受孔2aには、小径部32のタービンインペラ8側に隣接して、大径部33が設けられ、当該大径部33のタービンインペラ8側に隣接して、大径部33よりも径の小さい縮径部34が設けられている。ラジアル軸受21を潤滑した潤滑油は、中径部31、小径部32、大径部33、縮径部34の順にタービンインペラ8側に流れる。
大径部33においては、鉛直下方(図3(a)中、下側)に開口33aが形成されており、小径部32から大径部33に至った潤滑油は、重力に従って開口33aから鉛直下方へ排出される。また、タービン軸7の回転による遠心力で、潤滑油の一部はタービン軸7の径方向外方に飛散する。図3(b)に破線で示す大径部33の内周面33bに飛散した潤滑油は、内周面33bを伝って開口33aから鉛直下方へ排出される。
また、縮径部34は、縮径部34を形成する壁のうち、大径部33側の側面34aによって、潤滑油の流れの一部を、タービンインペラ8側への流れから鉛直下方への流れに変える。
切り欠き部30は、図3(b)に示すように、上記の縮径部34の鉛直下方に形成された切り欠きであって、軸受孔2aに連通している。そして、切り欠き部30は、ラジアル軸受21を潤滑した潤滑油を、軸受孔2aからベアリングハウジング2の鉛直下方に排出するための排油路35を形成する。
図4は、比較例における図3(b)に対応する部分の説明図である。図4に示すように、比較例においては、排油路Eの水平方向の幅wは、当該排油路Eの鉛直上方に位置する軸受孔Hの水平方向の幅wと等しい。この場合、運転状況によっては、潤滑油の排油路Eにおける圧力損失が大きくなって、排油性が悪化することがあった。
本実施形態の排油路35の水平方向の幅Wは、図3(b)に示すように、排油路35(切り欠き部30)が形成されているタービン軸7の軸方向の位置において、縮径部34(軸受孔2a)の水平方向のタービン軸7の軸心が通る位置の幅Wよりも大きい。そのため、排油路35を区画形成する壁面36による圧力損失を抑え、軸受孔2aの排油性を向上することが可能となる。
また、排油路35(切り欠き部30)が形成されているタービン軸7の軸方向の位置において、縮径部34(軸受孔2a)は、タービン軸7の軸心よりも鉛直上方側の部位34bが半環状であって、タービン軸7の軸心よりも鉛直下方側の部位34cにおいて、水平方向の開口幅Wが漸増する。ここでは、半環状として、中心角が180度の円弧の場合を例に挙げて図3(b)に示すが、部位34bの中心角は厳密に180度でなくともよい。そのため、タービン軸7の回転による遠心力によって飛散する潤滑油を、効率的に排出することが可能となる。
また、タービン軸7の回転による遠心力によって飛散した潤滑油は、タービン軸7の回転方向にも速度成分を持って流れる。図3(b)、図4において、タービン軸7の回転方向を矢印Aで示す。
図4に示す比較例においては、排油路Eを区画形成する壁面は、タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面Ea、回転方向の後方側に位置する壁面Ebのいずれも、鉛直方向の高さが等しい。この場合、タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面Eaに、潤滑油が衝突し、潤滑油の流れに澱みが生じることが予想される。
そこで、図3(b)に示すように、排油路35を区画形成する壁面36のうち、タービン軸7の回転方向の前方側に位置する壁面36aを、回転方向の後方側に位置する壁面36bよりも、鉛直上方に位置させる。
そのため、壁面36aの鉛直方向の位置を上げることで、タービン軸7の軸心の鉛直線に対し、壁面36a側の流路の断面積が拡大し、潤滑油の壁面36aへの衝突による圧力損失を抑制して、軸受孔2aの排油性を向上することが可能となる。
また、壁面36のうち、タービン軸7の回転方向の前方側に位置する壁面36aは、回転方向の後方側に位置する壁面36bよりも、鉛直方向に対する傾斜角度が大きい。換言すれば、壁面36aの方が壁面36bよりも、面の向きが水平方向に近く形成されている。
このように、壁面36aの向きを水平方向に近づけることで、潤滑油の流れ方向に壁面36aの向きが沿い、潤滑油の壁面36aへの衝突が抑えられ、軸受孔2aの排油性を向上することが可能となる。
上述した実施形態では、軸受部20が、ラジアル軸受21とスラスト軸受22の両方で構成される場合について説明したが、軸受部20は、セミフローティングメタル(ラジアル軸受21)のみで構成され、セミフローティングメタルの軸方向の端面がスラスト軸受として機能してもよい。
また、上述した実施形態では、ラジアル軸受21がセミフローティングメタルで構成される場合について説明したが、ラジアル軸受21は、フルフローティングメタルや転がり軸受で構成されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、軸受孔に潤滑油が供給される過給機に利用することができる。
C …過給機
1 …過給機本体
2a …軸受孔
7 …タービン軸
20 …軸受部
30 …切り欠き部
33a …開口
35 …排油路
36 …壁面
36a …壁面
36b …壁面

Claims (4)

  1. 過給機本体と、
    前記過給機本体内に回転自在に収容され、一端にタービンインペラが設けられるとともに他端にコンプレッサインペラが設けられたタービン軸と、
    前記タービン軸を回転自在に軸支する軸受部と、
    前記軸受部に潤滑油を供給する潤滑油供給部と、
    前記過給機本体に設けられ、前記タービン軸の軸方向に貫通する孔であって、前記軸受部を収容する軸受孔と、
    前記過給機本体における前記軸受孔の鉛直下方に形成され、該軸受孔に連通するとともに、前記軸受部を潤滑した潤滑油を、該軸受孔から該過給機本体の鉛直下方に排出するための排油路を形成する切り欠き部と、
    を備え、
    前記切り欠き部が形成されている前記タービン軸の軸方向の位置において、前記排油路の水平方向の幅は、前記軸受孔の水平方向の該タービン軸の軸心が通る位置の幅よりも大きいことを特徴とする過給機。
  2. 前記切り欠き部が形成されている前記タービン軸の軸方向の位置において、前記軸受孔は、前記タービン軸の軸心よりも鉛直上方側が半環状であって、該タービン軸の軸心よりも鉛直下方側において、水平方向の開口幅が漸増することを特徴とする請求項1記載の過給機。
  3. 前記過給機本体の前記切り欠き部において、前記排油路を区画形成する壁面のうち、前記タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面は、該回転方向の後方側に位置する壁面よりも、鉛直上方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の過給機。
  4. 前記過給機本体の前記切り欠き部において、前記排油路を区画形成する壁面のうち、前記タービン軸の回転方向の前方側に位置する壁面は、該回転方向の後方側に位置する壁面よりも、鉛直方向に対する傾斜角度が大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の過給機。
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