JP2014043662A - フットカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】このフットカバー100は、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、爪先部102、足底部104、側辺部106および踵部108で形成され、足底部104に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、足底部104における足底が当接する面に、各足指をループ状に保持する指部112を設け、開口部から挿入されて指部112により保持された足指が爪先部102で覆われる。
【選択図】図1
Description
そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にスニーカーやパンプスから露出することのないよう履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してスニーカーやパンプスを履けば、外観上、素足にスニーカーやパンプスを履いているように見え、足裏とスニーカーやパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
このようなフットカバーはスニーカーやパンプスから露出しないよう履き口が大きくカットされているため、歩行中の摩擦等によって履き位置がずれたり、脱げたりすすることがある。一方、履き口を小さくしてしまうとパンプスから露出してしまう。このような問題点に鑑みて開発されたフットカバー(靴下)が、以下の先行技術文献に開示されている。
しかしながら、特許文献1の図4に開示された5本指タイプの靴下を着用している場合、履いていた靴を脱ぐときにこの靴下が足から脱げないことは好ましいが、5本指の靴下を着用していることが一目瞭然である。このような靴下を着用する比較的若い人はファッションとして着用しているので、5本指タイプであることを他人に見られることを好ましくないと思うことも多い。
。
すなわち、本発明に係るフットカバーは、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出する。このフットカバーは、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成されている。そして、前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、前記足底部における足底が当接する面に、少なくとも第1足指をループ状に保持する指部を設け、前記開口部から挿入されて前記指部により保持された足指が前記爪先部で覆われることを特徴とする。
図1および図2に本発明の実施の形態に係るフットカバー100を示す。図1はフットカバー100の全体斜視図であって、図2はフットカバー100を着用している途中の斜視図である。図1および図2は着用者の足Fにフットカバーを着用している状態を想定している。すなわち、本発明の実施の形態に係るフットカバーは、パンティストッキング等の伸縮性生地で形成されているために、このように想定して図示しない場合には縮んだ状態となり、形状を理解することが困難なため、上述のように想定している。
フットカバー100は、爪先部102、足底部104、側辺部106および踵部108で形成されている。そして、足底部104に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部が設けられている。この開口部を形成する、爪先部102、側辺部106および踵部108の上縁には、履きやすさおよび着用時に足Fからフットカバー100がずれることを防止するために伸縮性細幅生地(平ゴムを含む)を設けたり、ファッション性を高めるためにレース状の細幅生地を設けることも好ましい。この場合、伸縮性細幅生地は、フットカバー100の生地と同じ共生地であっても、異なる生地であっても構わない。
さらに、図示しないが、足底部104において、足Fが接する側と反対側(スニーカーやパンプスを履いたときにスニーカーやパンプスの内底に接する側)には、シリコン樹脂等の薄いシートで形成され、足底部滑り止めを設けることも好ましい。これにより、スニーカーやパンプスの内底との密着性を高めてスニーカーやパンプス内におけるフットカバ
ー100の位置がずれることを防止できる。なお、このような足底部滑り止めを、足Fが接する側(内側)にも設けることも、足Fが接する側(内側)のみに設けることも考えられる。
図2は、フットカバー100を着用している途中の斜視図である。図2においては、爪先部102は足指先の下側の位置に縮んだ状態である。
このフットカバー100の着用方法は、以下の通りである。まず、着用者は、自身の踵に踵部108を引っかけて(第1のステップ)、次に、自身の第1足指(拇指、母趾)〜第5足指(小指、小趾)を5つのループ状に形成された指部112にそれぞれ挿入して保持し(第2のステップ)、その後、指部112に保持された足指を爪先部102で覆う(第3のステップ)。なお、第1のステップの順序は最初であっても最後であっても途中であっても構わないが、第2のステップの後に第3のステップを行うことにより、露出した状態で着用者が視覚で確認して指部112に足指を挿入することができるために、スムーズに着用できる点で特に好ましい。
図3および図4に示すように、第1指部112A〜第5指部112Eは、足底部104の足F側に縫着されたループ形状を備える。この第1指部112A〜第5指部112Eは、伸縮性細幅生地をループ形状にして足底部104に縫着されている。第1指部112A〜第5指部112Eにおけるループ形状は、足指の大きさには差があるが、同じ形状である。このようにすると、このフットカバー100の着用時において、左右を履き間違いすることがない点で好ましい。
このフットカバ−100の指部112は、ループ状の伸縮性生地により各足指を保持することにより足指の感触が好ましい。特に、足指の間の汗ばみ等があっても指部112により足指どうしが離隔して保持されているので、不快感を抑制することができる。また、この指部112により足指が保持されているので、このフットカバー100の着用時にフットカバー100がずれたり脱げたりすることを防止することができる。そして、このような機能を発現する指部112は、着用時において爪先部102で覆われるために、フッ
トカバー100の着用時に靴を脱いだときでも指先が分かれていることが他人にわかることはない。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
102 爪先部
112 指部
104 足底部
106 側辺部
108 踵部
118 踵部滑り止め
F 足
Claims (1)
- 爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成され、
前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、
前記足底部における足底が当接する面に、少なくとも第1足指をループ状に保持する指部を設け、
前記開口部から挿入されて前記指部により保持された足指が前記爪先部で覆われることを特徴とするフットカバー。
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