JP2018141261A - フットカバー - Google Patents

フットカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2018141261A
JP2018141261A JP2018120802A JP2018120802A JP2018141261A JP 2018141261 A JP2018141261 A JP 2018141261A JP 2018120802 A JP2018120802 A JP 2018120802A JP 2018120802 A JP2018120802 A JP 2018120802A JP 2018141261 A JP2018141261 A JP 2018141261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sole
toe
elastic member
foot cover
foot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018120802A
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 奥田
Yoichi Okuda
洋一 奥田
美紀 原田
Yoshinori Harada
美紀 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP2018120802A priority Critical patent/JP2018141261A/ja
Publication of JP2018141261A publication Critical patent/JP2018141261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

【課題】素足で履くフットカバーにおいて、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができる。【解決手段】このフットカバー100は、爪先を覆う爪先部102、足裏を覆う足底部104、側辺部106および踵係止部108で形成され、足底部104は、その一部分の位置であって足指(第1足指〜第5足指)の付け根の位置および土踏まずの位置に対応して設けられた3次元立体形状の爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cと、それらの爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cを被覆してそれらの位置を固定する足裏当接側生地104Aとが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、着用すると、スニーカー(カジュアルな運動用の靴)やパンプス(履き口である甲部分が大きく開いている主として婦人用の靴)等の靴の内側に隠れて見えなくなるフットカバーまたは一般的な靴下形状のフットカバーに関し、特に、足裏の部分的な位置に衝撃吸収用のクッション等が配置されたフットカバー(靴下を含む)に関する。
素足にパンプス等の靴を履くことが、ファッションとして定着している。この場合、パンプスと足裏とが直接接していると、足に発生した汗により靴の中が蒸れてしまい不快感がある。
そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にパンプスから露出することのないよう履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してパンプスを履けば、外観上、素足にパンプスを履いているように見え、足裏とパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
なお、このような足装着具を、本明細書ではフットカバーと記載するが、ソックスカバー、インナーソックス、ヌードソックス、カバーソックス、靴下等と記載される場合もある。
このような足装着具において、足底にクッション材(痛み緩和体)を設けた靴下類がある。このような靴下類が、以下の先行技術文献に開示されている。
特開平3−279401号公報 特開平3−279402号公報 特開2005−273045号公報 特開2007−135986号公報
しかしながら、これらの特許文献1〜4に開示された靴下においては、平板状のクッション材を、足裏の全面または足裏の一部分に、衝撃吸収材または痛み緩和材として採用したものに過ぎない。このようにクッション材が平板状の場合、特に足裏の全面にこのようなクッション材を設けたものに過ぎない場合には、クッション材の高低の変化が乏しく、衝撃吸収等の効果を十分に発現することができない。
本発明は、従来技術の上述の問題点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができるフットカバーを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るフットカバーは以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明に係るフットカバーは、足裏を覆う足底部と爪先とを覆う爪先部とを少なくとも備え、前記足底部には、前記足底部の一部分の位置であって足指の付け根の位置および土踏まずの位置の少なくともいずれかの位置に対応して設けられた3次元立体形
状の弾性部材と、前記弾性部材を被覆してその位置を固定する生地とが設けられていることを特徴とする。
本発明のフットカバーによれば、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができるフットカバーを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るフットカバーの全体斜視図である。 図1のフットカバーの足底部の上面図(足裏当接側)である。 図1のフットカバーの足底部の裏面図(床面当接側)である。 図1のフットカバーの着用時における側方視の断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るフットカバーを、図面に基づき詳しく説明する。なお、フットカバーの構造には様々なものがあり、本発明は特定の構造に限定されるものではなく、後述する特徴を備えたものであれば、どのようなフットカバーの構造であっても、フットカバーを構成する生地の種類、生地の型紙およびその縫製がどのようなものであっても構わない。また、フットカバーは、通常の靴下形状であっても構わない。そのため、以下に示すフットカバーの構造自体は単なる例示でしかない。なお、フットカバーを形成する生地は伸縮性生地である。
また、以下に示すフットカバーは左右共用ではなく、右足用である。左足用は、右足用とは左右対称の形状を備える。なお、フットカバーは左右共用とすることが可能な場合には(クッション材の形状および位置が左右同じ)、左右共用にすると、左右を履き間違いすることがない点で好ましい。
図1に本発明の実施の形態に係るフットカバー100を示す。図1は、フットカバー100の全体斜視図であって、この図1では着用者の足Fにフットカバー100を着用している状態を想定している。すなわち、本発明の実施の形態に係るフットカバー100は、パンティストッキングまたは靴下等の伸縮性生地で形成されているために、このように想定して図示しない場合には縮んだ状態となり、形状を理解することが困難なため、上述のように想定している。
フットカバー100は、着用者の足Fの爪先と足裏の一部分とを被覆する(足裏を覆う足底部と爪先とを覆う爪先部とを少なくとも備える)とともに足甲および足首を露出するフットカバーである。このフットカバー100は、着用時にパンプスから露出することのないよう履き口である開口部が大きくカットされた薄手の伸縮性生地(パンティストッキング等の生地)で形成されている。なお、本発明に係るフットカバーは、後述する足底部の一部に3次元クッション材を備えたものであればよく、たとえば、踵を含む足底全体を被覆する足底部を備えた、通常の靴下形状のものであっても構わない。
フットカバー100は、爪先部102、足底部104、側辺部106および踵係止部108で形成されている。そして、足底部104に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部が設けられている。この足底部104は、足裏の全面を覆う大きさを備えず、足裏の略1/2〜3/4程度を覆う大きさを備える。そして、この足底部104の踵側端部近傍において、側辺部106は踵係止部108に連接されている。なお、爪先部102、側辺部106および踵係止部108は、一体的に編成され、足底部104に爪先部102および側辺部106が縫合されている。
踵係止部108は、開口部を形成するとともに、着用時に踵に引っかけられてこのフッ
トカバー100が着用者の足Fから脱げないようにしている。
フットカバー100において、爪先部102、側辺部106および踵係止部108が同じ伸縮性生地で形成されており、足底部104はこれらとは異なる伸縮性生地で形成されている。
なお、フットカバー100において、足底部104と、爪先部102、側辺部106および踵係止部108とは同じ生地とは限らず、異なる生地であってもよく、爪先部102、側辺部106および踵係止部108が一体的に編成されておらず、異なる生地で構成されていても構わない。さらに、このフットカバー100において、爪先部102、側辺部106および踵係止部108は同じレース状またはメッシュ状の伸縮性生地であって、足底部104はレース状でもなくメッシュ状でもない伸縮性生地であっても、伸縮性生地でなくてもよい。
このフットカバー100の特徴について、図2〜図4を参照して、以下に詳しく説明する。図2は、フットカバー100の足底部104の上面図(足裏当接側)であって、図3は、フットカバー100の足底部104の裏面図(床面当接側)であって、図4は、フットカバー100の着用時における側方視の断面図である。
このフットカバー100においては、足底部104の一部分の位置であって足指(第1足指〜第5足指)の付け根の位置に対応して設けられた3次元立体形状の爪先側弾性部材104Bおよび土踏まずの位置に対応して設けられた3次元立体形状の踵側弾性部材104Cと、それらの爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cを被覆してそれらの位置を固定する足裏当接側生地104Aとが設けられている。これらの爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cは、着用者が痛みを感じる位置に設けられている。
より詳しくは、足裏当接側生地104Aおよび床面当接側生地104Dにより、これらの爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cが挟まれるように縫製されて、これらの足裏当接側生地104Aおよび床面当接側生地104Dにより、これらの爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cが被覆されて位置が固定されている。
なお、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cの少なくともいずれかを備えればよく、これら以外の弾性部材を、たとえば着用者が痛みを感じる位置に備えるものであっても構わない。また、弾性部材の固定方法は、上述したような2つの生地により挟み込まれて縫製されるものに限定されるものではなく、たとえば接着層を設けて固定しても構わない。
図2(A)に示す足底部104の上面図(足裏当接側)のB−B線における断面図を図2(B)に、C−C線における断面図を図2(C)に、D−D線における断面図を図2(D)に、それぞれ示す。これらの図に示すように、爪先側弾性部材104Bは、爪先側が踵側よりも高く、かつ、身体中心側が身体外側よりも高いシリコン樹脂、エラストマー、スポンジ等のクッション材であって、踵側弾性部材104Cは、爪先側が踵側よりも高く、かつ、身体中心側が身体外側よりも高いシリコン樹脂、エラストマー、スポンジ等のクッション材である。
なお、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cは、図2(B)〜図2(C)に点線で示すように、前後方向の高さに差がなく、かつ、左右方向の高さに差がないものであっても構わない。
いずれにしても、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cは、3次元形状を備えている。なお、弾性部材の形状は3次元形状であればよく、上述した形状に限定されるものではない。
また、足裏当接側生地104Aと床面当接側生地104Dとにより縫合されて位置が決
められる、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cは一つの部材で形成されていることが好ましい。このように一つの部材で形成された弾性部材を生地で表裏から挟み込んで縫合して、足底部104が形成しているので、爪先側弾性部材104Bと踵側弾性部材104Cとの位置関係がずれない点で好ましい。
なお、足底部104の床面当接側生地104Dには、シリコン樹脂等の薄いシートで形成された足底部滑り止め104Eが設けられている。足底部滑り止め104Eにより、パンプスの内底との密着性を高めてパンプス内におけるフットカバー100の位置がずれることを防止できる。なお、このような足底部滑り止めを、足Fが接する側(内側)にも設けることも、足Fが接する側(内側)のみに設けることも考えられる。
さらに、図示しないが、踵係止部108において足F側(内側)には、シリコン樹脂等の薄いシートで形成された踵部滑り止めを設けることも好ましい。これにより、足Fの踵との密着性を高めてフットカバー100が足Fからずれることを防止できる。
以上のような構造を備えたフットカバー100を着用者が足Fに着用したときの効果について説明する。
図4に示すように、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cが、着用者の体重で側面視で変形して足裏に当接し、その一部は足裏の形状にしたがって変形し、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができる。
特に、弾性部材は、足指(第1足指〜第5足指)の付け根部分に設けられた爪先側弾性部材104Bおよび土踏まず部分に設けられた踵側弾性部材104Cの2つの3次元立体形状を備えた弾性部材であって、足裏の全体に設けられているものではなく、足指の付け根部分および土踏まず部分を限定してクッション効果を与えることができる。すなわち、足裏の全体に平板状のクッション材を設けた場合に比較して、十分な効果を発現することができる。また、足裏の一部に平板状のクッション材が設けた場合に比較して、3次元立体形状の弾性部材であるので、十分な効果を発現することができる。
このように、爪先側弾性部材104Bおよび踵側弾性部材104Cは、他の部分に弾性部材が存在しないで、パンプス等の靴を履いたときに、着用者が痛みを感じやすい箇所に位置しており、かつ、これらの弾性部材は3次元立体的構造を有しているので、履き心地等をより向上させることができる。
また、フットカバー100を着用してパンプス等を履いて歩く等の動作時には、足Fがパンプス等の中ですべることを、爪先側弾性部材104Bにより足底部滑り止め104Eとともに抑制できるので、靴擦れをより抑制することができる。
以上のようにして、本実施の形態に係るフットカバーによると、3次元形状のクッション材を、クッション効果が必要な位置のみに配置して、その他の部分には弾性部材を配置しないで生地のみの状態または生地もない状態とした。その結果、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。たとえば、足裏当接側生地104Aを吸水性生地により形成すると、汗蒸れを防止することができる点で好ましい。
本発明は、素足で履くフットカバーに好適であり、クッション材による衝撃吸収等の効果を十分に発現することができる点で特に好ましい。
100 フットカバー
102 爪先部
104 足底部
106 側辺部
108 踵係止部
F 足

Claims (1)

  1. 足裏を覆う足底部と爪先とを覆う爪先部とを少なくとも備え、
    前記足底部には、
    前記足底部の一部分の位置であって足指の付け根の位置および土踏まずの位置の少なくともいずれかの位置に対応して設けられた3次元立体形状の弾性部材と、
    前記弾性部材を被覆してその位置を固定する生地とが設けられていることを特徴とするフットカバー。
JP2018120802A 2018-06-26 2018-06-26 フットカバー Pending JP2018141261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018120802A JP2018141261A (ja) 2018-06-26 2018-06-26 フットカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018120802A JP2018141261A (ja) 2018-06-26 2018-06-26 フットカバー

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012201742A Division JP6385030B2 (ja) 2012-09-13 2012-09-13 フットカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018141261A true JP2018141261A (ja) 2018-09-13

Family

ID=63527658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018120802A Pending JP2018141261A (ja) 2018-06-26 2018-06-26 フットカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018141261A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6210905B2 (ja) フットカバー
JP6077791B2 (ja) フットカバー
JP6081732B2 (ja) フットカバー
JP6335072B2 (ja) フットカバー
JP3195071U (ja) 靴べら機能付き靴
JP2014047433A (ja) フットカバー
JP6472167B2 (ja) フットカバー
JP6385030B2 (ja) フットカバー
JP6077859B2 (ja) フットカバー
KR20170003879U (ko) 균형패드가 구비된 양말
JP2017014669A (ja) フットカバー
JP2018154959A (ja) フットカバー
JP2018141261A (ja) フットカバー
JP6068876B2 (ja) フットカバー
KR20010070601A (ko) 구두용 누드 양말
JP2014047436A (ja) フットカバー
JP6918316B2 (ja) フットカバー
JP6959607B2 (ja) フットカバー
JP6940091B2 (ja) フットカバー
JP7516698B2 (ja) フットカバー
JP3230148U (ja) インソール及び運動靴
KR200495829Y1 (ko) 기능성 신발
KR20100115162A (ko) 간이신발을 구비한 양말
KR200422863Y1 (ko) 풋패드
JP6382394B2 (ja) フットカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180703

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191105