JP2021116506A - フットカバー - Google Patents

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【課題】ファッション性に優れるにもかかわらず、脱げにくいフットカバーを提供する。【解決手段】足FTに装着した際に、足底に接する足底部11と、足指を覆う足指部12と、踵を覆う踵部13とを有するフットカバー10において、前記踵部13には、前記踵に接する位置に滑り止め部20が形成され、前記滑り止め部20は、前記足底部11に沿った横方向に並び、かつ前記横方向に交差する縦方向に並んだ複数の小ブロック21aa〜21cdを有し、隣接する前記小ブロック同士の間には隙間24が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、フットカバーに関する。
近年では、多くの年代でスニーカースタイルや、通勤スタイルのカジュアル化が進み、スニーカーやパンプス等の靴を履いたときに、素足のみを見せることがファッションとして定着している。しかしながら素足で靴を履くと、靴と足とが直接的に接するため、発汗により靴の中が蒸れたり、靴と足との間に汗が介在して不快感を招くなどの不具合がある。かかる不具合は靴下を履くことで解消されるが、靴からはみ出た靴下がファッショナブルではないとして敬遠する者もいる。
そこで、ユーザーが着用したときに、爪先と踵を含む足底とを被覆しながら足甲および足首を露出する薄手のフットカバーが提案され、すでに市販されている。このようなフットカバーは、着用時に足を通過させる履き口が大きくカットされているので、このフットカバーを着用して靴を履いたとき、靴内にフットカバーの生地が隠れ、あたかも素足に靴を履いているように見えてファッション性に優れる。さらに、足裏と靴との間にフットカバーが介在することで、発汗により靴の中が蒸れるなどの不具合を防止することができる。
しかしながら、このようなフットカバーは靴から露出しないよう履き口が大きくカットされているため、歩行中の摩擦等によって装着位置がずれたり、脱げたりすることがある。一方、履き口を小さくしてしまうと靴からフットカバーの一部が露出してしまい、ファッション性に劣る。かかる問題に対し、歩行中に脱げにくいよう工夫したフットカバーが、特許文献1に開示されている。
特開2019−218646号公報
特許文献1に示すフットカバーにおいて、履き口の縁における踵当接側にシリコーン滑り止め部を設けることで、歩行中にフットカバーが脱げにくくしている。しかしながら、特許文献1のフットカバーでは、1個のシリコーン滑り止め部を履き口の縁に設けただけであるため、滑り止め部の効果が低く、例えばユーザーが屈んだときや、階段等を上るときなどにフットカバーが踵から脱げるおそれがある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ファッション性に優れるにもかかわらず、脱げにくいフットカバーを提供することを目的とする。
本発明のフットカバーは、足に装着した際に、足底に接する足底部と、足指を覆う足指部と、踵を覆う踵部とを有するフットカバーであって、
前記踵部には、前記踵に接する位置に、滑り止め部が形成され、
前記滑り止め部は、前記足底に沿った横方向に並び、かつ前記横方向に交差する縦方向に並んだ小ブロックを有し、隣接する前記小ブロック同士の間には隙間が形成されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ファッション性に優れるにもかかわらず、脱げにくいフットカバーを提供することができる。
図1は、フットカバーの上面図である。 図2は、フットカバーをユーザーの足に装着した使用状態を示す図である。 図3は、踵部の踵対向面(内側面)を平面上に展開した状態で示す図である。 図4(a)は、図3の構成をA−A線で切断して上面視した断面図であり、図4(b)は同じ部位をユーザーが着用した状態を想定して示す断面図であり、図4(c)は、図4(b)の矢印Bで示す部位を拡大して示す図である。 図5は、比較例1である滑り止め部および踵部の内側面を展開して示す図3と同様な図である。 図6は、比較例2である滑り止め部を設けない踵部の内側面を展開して示す図3と同様な図である。 図7は、効果確認試験に用いた試験装置の概略を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態のフットカバーは、いわゆるソックスカバー、インナーソックス、ヌードソックス、カバーソックス等も含むものである。また、本明細書中、「外側」または「内側」というときは、滑り止め部の中心に対して近い側を内側、遠い側を外側とする。
(フットカバーの構成)
図1は、フットカバー10の上面図である。図2は、フットカバー10をユーザーの足FTに装着した使用状態を示す図である。
図1において、フットカバー10は、綿、麻、ウール等の天然素材の編地、またはレーヨン、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の化学繊維の編地を用いて形成されている。フットカバー10は、足FTに装着した際に、足FTの足底に接する足底部11と、足底部11に連結し足FTの足指を覆う足指部12と、足底部11に連結し足FTの踵を覆う踵部13と、足底部11と足指部12と踵部13とを連結する左側面部14及び右側面部15とを有する。なお、フットカバー10は、丸編機のほか織機での生地縫着によっても形成できる。
足指部12と踵部13と左側面部14と右側面部15における足底部11とは反対側の縁を連ねてなる上縁によって、履き口としての長円開口16が形成される。図1に示すフットカバー10は、一般的に浅履きと称されるタイプであり、足指部12の前後長が短く長円開口16の長径が比較的長くなっている。一方、一般的に深履きと称されるタイプの場合、点線で示すように足指部12が足の甲まで延長されて、長円開口16の長径が比較的短くなる。いずれのタイプも本発明を適用可能である。
図2に示すように、フットカバー10は、踵部13の内側面に滑り止め部20を有している。図3は、踵部13の足FTの踵対向面(内側面)を平面上に展開した状態で示す図である。ここで、足底を水平面に載置した状態を想定し、足底に沿った水平方向をX方向(横方向)とし、X方向に交差する鉛直方向をY方向(縦方向)とする。
滑り止め部20は、踵部13の中央に配置した小ブロック群21と、小ブロック群21のX方向両側に配置した縦長ブロック群22と、小ブロック群21のY方向下方に配置した横長ブロック群23とを有している。小ブロック群21と、縦長ブロック群22と、横長ブロック群23は、X方向の中心線に対し対称な形状を有する。
小ブロック群21の構成について詳述する。
ここでは、小ブロック群21が、4行3列に並べられた板状の小ブロックを有している場合について説明する。
各小ブロックは、天然樹脂または合成樹脂(シリコンゴム、ウレタンゴムなど)からなり、踵部13の編地の内側面にそれぞれ接着または溶着される。具体的には、図3におけるY方向の上段左から右に向かって、小ブロック21aa、21ab、21ac、21adが配置され、さらにY方向の中段左から右に向かって、小ブロック21ba、21bb、21bc、21bdが配置され、さらにY方向の下段左から右に向かって、小ブロック21ca、21cb、21cc、21cdのように、三段に配置されている。
小ブロック群21において、X方向中央の2列に配設される一段目の小ブロック21ab、21ac、二段目の小ブロック21bb、21bc、三段目の小ブロック21cb、21ccは、共通した長方形状を有し、長方形の小ブロックのY方向に沿った辺およびX方向に沿った辺は、略同一線上に並んでいる。
一方、X方向各段端に位置する一段目の小ブロック21aa、21ad、二段目の小ブロック21ba、21bd、三段目の小ブロック21ca、21cdは、上辺より下辺が短い台形形状を有し、一段目の小ブロック21aa、21adの面積が最も大きく、三段目の小ブロック21ca、21cdの面積が最も小さく、二段目の小ブロック21ba、21bdの面積は、それらの中間の面積となっている。台形の小ブロックのY方向に沿った辺は、略同一線上に並んでおり、台形の小ブロックのX方向に沿った辺は、長方形の小ブロックのX方向に沿った辺に対し略同一線上に並んでいる。以上のような配置及び形状であるため、小ブロック群21は、Y方向上側(一段目)の寸法よりも下側(二段目、三段目)の寸法が小さく形成されることにより、丸みを有する踵骨のカーブに合わせて、小ブロック群21全体を踵に密着させることができる。
隣接する小ブロック同士の間には等幅の隙間(溝)24が格子状に形成されている。
横長ブロック群23の構成について詳述する。
横長ブロック群23は、複数の板状の横長ブロックを有し、小ブロック群21のY方向下端に隣接して配置される。各横長ブロックは、天然樹脂または合成樹脂(シリコンゴム、ウレタンゴムなど)からなり、踵部13の編地の内側面にそれぞれ接着または溶着される。
より具体的には、各横長ブロック23a、23b、23c、23dは横長の台形形状を有し、2行2列で配置されている。横長ブロック23a、23b、23c、23dのY方向に沿った内側辺は、小ブロック群21のX方向中央の2列になる小ブロック21ab、21ac、21bb、21bc、21cb、21ccのY方向に沿った内側辺に対して同一線上に位置すると好ましい。
また、横長ブロック23a、23b、23c、23dのY方向に沿った外側辺は、小ブロック群21のX方向並び端の小ブロック21aa、21ad、21ba、21bd、21ca、21cdのY方向に沿った外側辺に対して略同一線上に位置すると好ましい。
隣接する横長ブロック23a、23b、23c、23d同士の間には隙間(溝)25が十字状に形成され、また横長ブロック群23と小ブロック群21との間には、隙間(溝)26が形成されている。
縦長ブロック群22の構成について詳述する。
縦長ブロック群22は、複数の板状の縦長ブロックを有し、小ブロック群21のX方向両端に隣接して配設される。各縦長ブロックは天然樹脂または合成樹脂(シリコンゴム、ウレタンゴムなど)からなり、踵部13の編地の内側面にそれぞれ接着または溶着される。
より具体的には、上部縦長ブロック22aは、平行四辺形状を有し、小ブロック21aa、22baに跨って隣接し、上部縦長ブロック22cも、平行四辺形状を有し、小ブロック21ad、22bdに跨って隣接し、これらは小ブロック群21の両端に隣接して配置される。
また、上部縦長ブロック22aのY方向下方に位置する下部縦長ブロック22bは、Y方向下方に向かうにつれて幅狭となる略三角形状を有し、小ブロック21ca、および横長ブロック23a、23bに跨って隣接する。上部縦長ブロック22cのY方向下方に位置する下部縦長ブロック22dも、Y方向下方に向かうにつれて幅狭となる略三角形状を有し、小ブロック21cd、および横長ブロック23c、23dに跨って隣接する。
上部縦長ブロック22a、22cのY方向に沿った内側辺は、下部縦長ブロック22b、22dのY方向に沿った内側辺に対してそれぞれ略同一線上に位置すると好ましい。
上下に隣接する縦長ブロック22a、22b同士の間、および縦長ブロック22c、22d同士の間にはそれぞれ等幅の隙間(溝)27が形成され、また縦長ブロック群22と小ブロック群21との間には、隙間(溝)28が形成されている。
以上の小ブロック、縦長ブロック、横長ブロックの高さは、ほぼ均一となっている。さらに着用時に踵に密着する小ブロック、縦長ブロック、横長ブロックの表面周囲(後述する図4(c)にて小円弧断面で示される交差部XP)は面取りされている。比較的小さな面積の小ブロック、縦長ブロック、横長ブロックが、互いに隙間(溝)を開けて隣接しているため、隙間の間隔が変わりうる柔軟性(可撓性)を発揮することで、フットカバー10の着用時に、略球面状の(丸みを有する)踵の表面に対し、すべてのブロックの表面が倣い、踵の表面に密着する。
図4(a)は、図3の構成をA−A線で切断して上面視した断面図であり、図4(b)は同じ部位をユーザーが着用した状態を想定して示す断面図であり、図4(c)は、図4(b)の矢印Bで示す部位を拡大して示す図である。なお、小ブロック21aa〜21ad、縦長ブロック22a、22dは、足FTの踵に接する面と、それに交差する面との交差部(図4(c)に示すXP)が小円弧断面の曲面となって面取りを形成している。
本実施形態のフットカバー10を、図2に示すようにユーザーの足FTに装着したときに、足FTの踵の肌面SFが、小ブロック群21と、縦長ブロック群22と、横長ブロック群23からなる滑り止め部20(図4(b)では、代表して小ブロック21aa〜21ad、縦長ブロック23a、23d)の表面に接触する。
このとき、図4(b)において、足FTの踵の肌面SFと、これに対向する小ブロック21aa〜21ad、縦長ブロック22a、22dの表面とが密着することにより張り付きが生じ、滑り止め部20と肌面SFとの相対変位を阻止することができる。特に各ブロックの周囲には隙間があるので、肌面SFの起伏に応じて各ブロックを相互に角度付けすることができ、それにより各ブロックの表面を肌面SFに適切に密着させることができる。
加えて本実施形態によれば、図4(c)に示すように、着用時にフットカバー10の編地が伸ばされて引っ張り応力が生じることにより、足FTの踵に対して踵部13が押圧される。このとき、小ブロック21aa〜21ad、縦長ブロック22a、22dの表面に密着する肌面SFはほとんど変形しないが、隙間24、28に対向する肌面SFは盛り上がるように微小変形して(矢印Cで示す)、小ブロック21aa、21ab間の隙間24に入り込む。このとき、各ブロックの面取りにより肌面SFの食い込み効果も期待できる。
同様な肌面SFの微小変形は、X方向において、小ブロック群21の小ブロック同士の間の隙間24、縦長ブロック群22と小ブロック群21との間の隙間28、また横長ブロック同士の間の隙間25においても生じる。
この微小変形によって肌面SFに多数の凸形状が形成され、これらが各ブロックに引っかかることで抵抗となることに加え、各ブロックの面取りにより肌面SFとの接触面積も増大することから張り付きによる抵抗も増加し、これによりX方向における滑り止め部20と肌面SFとの相対変位を阻止することができる。
同様な作用は、Y方向においても生じる。具体的には、肌面SFが微小変形することで、Y方向における小ブロック群21の小ブロック同士間の隙間24、縦長ブロック群22の縦長ブロック同士の間の隙間27、横長ブロック群23と小ブロック群21との隙間26、横長ブロック群23の横長ブロック同士の間の隙間25の間にも入り込むため、X方向と同様にY方向における滑り止め部20と肌面SFとの相対変位を阻止することができる。以上により、本実施形態によれば、いずれの方向における滑り止め部20と肌面SFとの相対変位も、強力に阻止することができる。本実施形態のフットカバー10をパンプスなどと共に着用することで、ファッション性も確保される。
以下、本発明者が行った効果確認試験について説明する。
(試験1)
試験1において、供試するフットカバーとして、200Nゲージの編地から形成した浅履きタイプの踵部の内側面に、図3に示す滑り止め部20を形成したものを実施例1とした。ここで「ゲージ」とは、ニット製品の編目の粗さ・細かさを表す単位であり、一般的には編機の針数「N」で表される。したがって、200Nゲージとは、200本の針を持つ編機で形成された編地を意味する。
また、同様に200Nゲージの編地から形成した浅履きタイプの踵部の内側面に、図5に示す滑り止め部20’を形成したものを比較例1とした。図5に示す滑り止め部20’は、実施例1のブロックと同じ素材からなる半球状の小突起20aを等ピッチで複数個配列している。さらに同様に200Nゲージの編地から形成した浅履きタイプの踵部の内側面に、図6に示すように滑り止め部を形成しないものを比較例2とした。
図7は、効果確認試験に用いた試験装置の概略を示す図である。かかる試験装置は、フットカバー10を装着する足型FDと、フットカバー10に引っ掛けるワイヤWRと、ワイヤWRを引っ張りながら引っ張り力を計測する引張試験器TEとを有する。ここでは、踵に隣接するフットカバー10の足底部にワイヤWRをひっかけて、足底に直角な方向に100mm/minの速度で引っ張り、フットカバー10が脱げるまでの間に生じた最大引張力をそれぞれ4回測定して、その平均値を求めた。最大引張力が高いほど、フットカバーが脱げにくいことを示す。比較例と実施例について測定した最大引張力(単位N)を、表1に示す。
Figure 2021116506
(考察)
表1の試験結果によれば、洗濯前において、実施例1は比較例1よりも最大引張力が30%高くなり、また比較例2よりも27%高くなった。このため、洗濯前のフットカバーにおいて、比較例1,2よりも実施例1の方が脱げにくいことが確認された。
さらに洗濯後において、実施例1は比較例1よりも最大引張力が33%高くなり、また比較例2よりも40%高くなった。このため、洗濯後のフットカバーにおいても、洗濯前と同様に比較例1,2よりも実施例1の方が脱げにくいことが確認された。
(試験2)
次に、上記の実施例1に加え、200Nゲージの編地から形成した深履きタイプであるフットカバーの踵部の内側面に、図3に示す滑り止め部20を形成したものを実施例2とし、144Nゲージの編地から形成した深履きタイプであるフットカバーの踵部の内側面に、図3に示す滑り止め部20を形成したものを実施例3として、図7の試験装置にて同様に最大引張力を求めた。各実施例について測定した最大引張力(単位N)を、表2に示す。
Figure 2021116506
(考察)
洗濯前後を問わず、実施例1の最大引張力に対して、実施例2の最大引張力は増大している。これは、浅履きタイプのフットカバーよりも、深履きタイプのフットカバーの方が長円開口16(図1)の長径が短いため、この開口形状差により脱げにくくなることを示している。
また、洗濯前後を問わず、実施例2の最大引張力に対して、実施例3の最大引張力は増大している。
試験2の結果によれば、試験1に供試したような200Nゲージの編地を用いた浅履きタイプのフットカバーが最も脱げやすい傾向があることがわかる。したがって、200Nゲージの編地を用いた浅履きタイプのフットカバーに、図3に示す滑り止め20を設けることで、脱げ防止の最大限の効果が発揮される。
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、小ブロックは4行3列に限られず、任意の行・列で配列することができる。あるいは、小ブロックを千鳥状に配置してもよい。
10 フットカバー
11 足底部
12 足指部
13 踵部
14 左側面部
15 右側面部
20 滑り止め部
21 小ブロック群
22 縦長ブロック群
23 横長ブロック群
24〜28 隙間

Claims (5)

  1. 足に装着した際に、足底に接する足底部と、足指を覆う足指部と、踵を覆う踵部とを有するフットカバーであって、
    前記踵部には、前記踵に接する位置に滑り止め部が形成され、
    前記滑り止め部は、前記足底に沿った横方向に並び、かつ前記横方向に交差する縦方向に並んだ複数の小ブロックを有し、隣接する前記小ブロック同士の間には隙間が形成されている、ことを特徴とするフットカバー。
  2. 前記滑り止め部は、前記小ブロックの前記横方向両端に隣接して、前記縦方向に並んだ2つ以上の前記小ブロックに跨るようにして配置された縦長ブロックを有し、前記縦長ブロックと、これに隣接する前記小ブロックとの間には隙間が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフットカバー。
  3. 前記滑り止め部は、前記小ブロックの前記縦方向端に隣接して、前記横方向に並んだ2つ以上の前記小ブロックに跨るようにして配置された横長ブロックを有し、前記横長ブロックと、これに隣接する前記小ブロックとの間には隙間が形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のフットカバー。
  4. 前記小ブロックは四角形板状である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフットカバー。
  5. 前記縦方向を行、前記横方向を列としたときに、前記小ブロックは、4行3列で配置されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のフットカバー。
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