JP2014041910A - 部品実装装置、位置補正方法、基板の製造方法及び情報処理装置 - Google Patents

部品実装装置、位置補正方法、基板の製造方法及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ位置を基準とした任意位置に高精度で部品を実装する部品実装装置、位置補正方法、基板の製造方法及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】カメラ60は基板保持機構により保持された基板上の所定領域を撮影する。保持体303は部品を保持し、前記基板に接近し、前記基板の実装面に部品を装着する。取得部はカメラ60と保持体303との相対位置情報を取得する。駆動機構は前記相対位置情報を用いてカメラ60による位置に基づき設定された位置である設定装着位置で、保持体303に装着動作させ、カメラ60及び保持体303を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させる。センサ70は、所定の位置に配置され、表面を有し、検出対象の表面上の位置を検出する。補正部はセンサ70の表面上における保持体303の装着動作により得られるセンサ70の検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する。
【選択図】図8

Description

本技術は、基板に部品を実装する部品実装装置、実装位置の補正方法、基板の製造方法及び情報処理装置に関する。
部品実装装置は、一般に、ヘッドが電子部品を供給するフィーダにアクセスして電子部品を取り出し、実装のための領域に配置された回路基板等にその電子部品を実装する装置である。
特許文献1に記載の電子部品実装装置は、移動台に取り付けられて部品の採取及び実装を行うヘッドを、複数種類から交換可能としている。この装置では、基台に固定された部品認識用カメラの視野内に入るように設けられた基準マークを、移動台に固定された基板認識用カメラの視野内に入れるようにして、移動台の位置を合わせた状態で各カメラの光軸の位置関係が算出される。
ここで、ヘッドの部品採取部の先端が部品認識用カメラの視野内に入るようにすると、各カメラの光軸と部品採取部の先端の中心線との位置関係を算出することができる。算出された情報に基づいて、これらの位置関係を校正することができるので、ヘッドが基板上の指令された座標位置に部品を正確に実装することができる。
特開2004−179636号公報
基板を認識するカメラの位置と、吸着ノズル等の保持体との位置関係は、設計上、固定されている。しかし、カメラ及び保持体が一体的に指定された位置に移動しても、基板への部品の装着時には様々な要因により、装着時の部品及びカメラの位置関係が変動する可能性がある。したがって、それらの位置関係を固定として設定すると、高い位置精度での部品の装着はできない。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、カメラの位置を基準とした任意の位置に高精度で部品を実装することができる部品実装装置、位置補正方法、基板の製造方法及び情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術に係る部品実装装置は、基板保持機構と、カメラと、保持体と、取得部と、駆動機構と、センサと、補正部とを具備する。
前記基板保持機構は、実装面を有する基板を保持する。
前記カメラは、前記保持された基板上の所定領域を撮影可能である。
前記保持体は、部品を保持可能である。前記保持体は、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能である。
前記取得部は、前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する。
前記駆動機構は、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置で、前記保持体に装着動作を行わせることが可能である。前記駆動機構は、前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能である。
前記センサは、所定の位置に配置され、表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する。
前記補正部は、前記センサの前記表面上における前記保持体の装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する。
この部品実装装置は、カメラで撮影した位置に基づき設定された設定装着位置に、相対位置情報を用いて保持体を移動させ、保持体による装着動作を行うことで、この設定装着位置で部品を装着する。センサの表面上において保持体による装着動作が行われた位置を検出し、その検出値に基づき設定装着位置の情報が補正されることにより、カメラの位置を基準とした任意の位置に高精度で部品を実装することができる。
前記センサは、基準点が配置された表面を有していてもよい。前記カメラにより前記基準点が撮影されることにより前記基準点の位置が前記設定装着位置として設定された場合、前記補正部は、前記保持体が前記基準点で前記装着動作を行うことで、前記センサにより検出される前記保持体の実位置の前記基準点からのずれ量を算出してもよい。そして、前記算出されたずれ量に基づき、前記設定装着位置の情報を補正してもよい。
センサの表面に配置された基準点を設定装着位置として設定することにより、その設定装着位置と、実際に保持体の装着動作が行われる位置とのずれ量が、センサの検出値から算出される。補正部は、この算出されたずれ量に基づいて、基板への部品の装着時におけるカメラと保持体との位置関係を正確に把握し補正することができるので、高い位置精度での部品の装着が可能となる。
前記センサは、接触センサであってもよい。この場合、前記センサは、前記保持体が前記装着動作を行って前記表面に接触したことによる検出値を出力してもよい。保持体が実際に部品を保持して基板に接触する時の接触動作が、センサ上で模擬的に再現されるため、高い位置精度での部品の装着が可能となる。
前記センサは、圧力センサであってもよく、この場合、前記センサは、前記保持体の接触による圧力分布を前記検出値として出力してもよい。保持体がセンサの表面に接触した時の圧力分布に基づいて、保持体の形状や材料を問わず、その装着動作が行われる位置を特定することができる。
前記センサは、前記基板保持機構に隣接して配置されていてもよい。これにより、駆動機構は、実際の部品の装着時における基板の位置に近い位置で、保持体の模擬的な装着動作を行わせることができる。これにより、センサ上での模擬的な装着動作と実際の装着動作との間で、その装着位置の誤差を極力小さくすることができる。
前記部品実装装置は、前記基板に装着すべき部品を収容し、前記収容した部品を前記保持体に供給する供給機構をさらに具備していてもよい。この場合、前記センサは、前記供給機構と、前記基板保持機構との間に配置されていてもよい。カメラ及び保持体の通過する頻度が高い位置にセンサが配置されることにより、カメラと保持体との位置関係を、より実際の部品の実装処理時に近い状態で補正することができる。
前記部品実装装置は、前記ずれ量の許容値を記憶可能な記憶部をさらに具備してもよい。この場合、前記補正部は、前記ずれ量が前記許容値を超えるか否かを判定し、前記ずれ量が前記許容値を超えた場合、前記ずれ量に基づき前記相対位置情報を補正してもよい。
前記駆動機構は、複数の保持体を支持していてもよい。複数の保持体がある場合、本技術によって保持体ごとに位置補正を行うことで、それぞれの個体差による装着動作のばらつきを抑制することができる。
本技術に係る位置補正方法は、上記した基板保持機構、カメラ、保持体及び駆動機構を備えた部品実装装置が実行する位置補正方法である。
前記位置補正方法は、前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得することを含む。
表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体の前記装着動作が行われる。
前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報が補正される。
本技術に係る基板の製造方法は、上記した基板保持機構、カメラ、保持体及び駆動機構を備えた部品実装装置による製造方法である。
前記製造方法は、前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得することを含む。
表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体の前記装着動作が行われる。
前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報が補正される。
前記設定装着位置の補正処理に基づき、前記相対位置情報が更新される。
前記基板上の所定領域が前記カメラで撮影される。
前記所定領域を撮影した前記カメラの位置情報と、前記更新された相対位置情報とに基づいて、前記保持体の前記装着動作が実行される。
本技術に係る情報処理装置は、上記した基板保持機構、カメラ、保持体及び駆動機構を備えた部品実装装置に用いられる情報処理装置である。
前記情報処理装置は、取得部と、補正部とを具備する。
前記取得部は、前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する。
前記補正部は、補正部表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせる。前記補正部は、前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する。
以上のように、本技術によれば、カメラの位置を基準とした任意の位置に高精度で部品を実装することができる。
図1は、本技術の第1の実施形態に係る部品実装装置を示す模式的な正面図である。 図2は、その部品実装装置を示す平面図である。 図3は、その部品実装装置を示す側面図である。 図4は、部品実装装置の制御システムの構成を示すブロック図である。 図5は、センサを示す平面図である。 図6A及びBは、部品実装装置による上記センサを用いた動作を示す模式図である。 図7は、部品実装装置の第1の実施形態に係る動作の例を示すフローチャートである。 図8A〜Dは、その動作時におけるカメラ及び保持体とセンサとの位置関係を示す模式図である。 図9は、本技術の第2の実施形態に係る部品実装装置を示す平面図である。 図10は、本技術の第3の実施形態に係る部品実装装置を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(部品実装装置の構成)
図1は、本技術の第1の実施形態に係る部品実装装置を示す模式的な正面図である。図2は、その部品実装装置を示す平面図であり、図3はその側面図である。
部品実装装置100は、下部に配置されたベース11と、このベース11に固定されたフレーム12と、フレーム12に接続された実装ユニット30と、テープフィーダ90が搭載されるテープフィーダ搭載部20と、搬送ユニット40(図2参照)とを備える。
図1及び3に示すように、実装ユニット30は、ヘッドユニット310と、回路基板Wの実装面に沿ったX軸、それに直交するY軸に沿ってそのヘッドユニット310を移動させるX軸移動ユニット36及びY軸移動ユニット35を有する。また、実装ユニット30は、ヘッドユニット310を昇降させるヘッド昇降ユニット37を有する。
Y軸移動ユニット35は、Y軸方向に沿って設けられたYフレーム31と、このYフレーム31にスライド可能に接続された移動体32とを有する。Yフレーム31は、フレーム12の上部に取り付けられている。Y軸移動ユニット35は、このYフレーム31にスライド可能に接続された移動体32を移動させることが可能に構成されている。この移動体32に、X軸移動ユニット36が接続されている。
X軸移動ユニット36は、X軸方向に沿って設けられた、上記移動体32に接続されたXフレーム33を有する。X軸移動ユニット36は、このXフレーム33に沿って、ヘッドユニット310及びヘッド保持ユニット34を一体的に移動させることが可能に構成されている。ヘッド保持ユニット34には、ヘッドユニット310を垂直方向(Z軸方向)に沿って昇降させるヘッド昇降ユニット37が設けられ、ヘッド保持ユニット34はこのヘッド昇降ユニット37を介してヘッドユニット310を保持する。ヘッド昇降ユニット37は、ヘッドユニット310の高さ方向(Z方向)の位置を調整する。
Y軸移動ユニット35、X軸移動ユニット36及びヘッド昇降ユニット37をそれぞれ実現する移動機構としては、典型的にはボールネジ駆動機構により構成される。この移動機構は、その他、ベルト駆動機構、ラックアンドピニオン駆動機構、あるいは流体圧シリンダ駆動機構等であってもよい。
生産性向上のために、少なくとも2つのヘッドユニット310が設けられ、これらが独立してX、Y及びZ軸方向に移動するように構成されていてもよい。
図2に示すように、テープフィーダ搭載部20は、部品実装装置100の前部側(図2中下側)及び後部側(図2中上側)の両方に配置されている。図2中、Y軸方向が部品実装装置100の前後方向となる。テープフィーダ搭載部20には、X軸方向に沿ってテープフィーダ90が複数配列されて搭載されるようになっている。例えば40〜70個のテープフィーダ90がこのテープフィーダ搭載部20に搭載可能である。本実施形態では、前部及び後部側でそれぞれ58個、合計116個のテープフィーダ90が搭載可能とされている。
なお、テープフィーダ搭載部20が、部品実装装置100の前部側及び後部側の両方に設けられる構成としたが、これは、前部側及び後部側のいずれかに一方に設けられる構成であってもよい。
テープフィーダ90は、Y軸方向に長く形成されている。テープフィーダ90の詳細は図示しないが、リールを備え、コンデンサ、抵抗、LED、ICチップパッケージ等の電子部品を収納したキャリアテープがそのリールに巻き付けられている。また、テープフィーダ90は、このキャリアテープをステップ送りで送り出すための機構を備えており、そのステップ送りごとに電子部品が1つずつ供給される。図2に示すように、テープフィーダ90のカセットの端部の上面には供給窓91が形成され、この供給窓91を介して電子部品が供給される。複数のテープフィーダ90が配列されることによってX軸方向に沿って形成される、複数の供給窓91が配列された領域が、電子部品の供給領域Sとなる。
なお、1つのテープフィーダ90のキャリアテープには、多数の同じ電子部品が収納される。テープフィーダ搭載部20に搭載されるテープフィーダ90のうち、複数のテープフィーダ90にまたがって同じ電子部品が収容される場合もある。
部品実装装置100のY軸方向での中央部に上記搬送ユニット40が設けられている。この搬送ユニット40はX軸方向に沿って回路基板Wを搬送する。回路基板を以下、単に基板という。例えば、図2に示すように、搬送ユニット40上の、X軸方向におけるほぼ中央位置で搬送ユニット40に支持されている基板W上の領域が、ヘッドユニット310によりアクセスされて電子部品の実装が行われる実装領域Mとなる。
ヘッドユニット310は、ヘッド昇降ユニット37に接続されたベース体305(ベースフレーム)と、ベース体305に基軸301を介して支持されたターレット302と、ターレット302の周囲に設けられた複数の吸着ノズル303とを有する。基軸301は、ベース体305に斜め下方向に延びるように設けられ、その基軸301の下端部にターレット302が接続されている。
ベース体305には、基板W上の所定領域を撮影する基板カメラ60、及び、図示しないが、吸着ノズル303により保持された電子部品を撮影する部品カメラ等が取り付けられている。基板カメラ60は、ヘッドユニット310と一体的に、搬送ユニット40の上部に配置され、上部側から基板Wの画像を撮影する。後述するように、基板カメラ60は、基板Wに設けられたアライメントマークを認識し、ヘッドユニット310は、このアライメントマークを基準として、指令された方向へ指令された移動量だけ移動し、基板Wに電子部品を実装する。
基板カメラ60は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等を有する。基板カメラ60は、主に可視光の波長領域を有する光を認識するものであってもよいし、主に赤外線の波長領域を有する光を認識するものであってもよい。
X軸移動ユニット36、Y軸移動ユニット35、ベース体305、基軸301、ターレット302等は、基板カメラ60及び吸着ノズル303を一体的に支持して、X−Y平面に沿って移動させることが可能な駆動機構を構成する。なお、各吸着ノズル303は、部品実装装置100に設けられた図示しないノズルチェンジャーによってターレット302等に着脱可能に設けられ、別の吸着ノズル303と交換可能とされてもよい。
吸着ノズル303は、真空吸着の作用により、キャリアテープから電子部品を取り出して保持する。吸着ノズル303は、ノズル昇降モータ326(図4参照)の駆動によって、電子部品を基板Wに実装するために上下動可能となっている。吸着ノズル303は、例えば12本設けられている。ノズル昇降モータ326は、例えばベース体305に、図示しない取付部材によって取り付けられている。
ヘッドユニット310は、上述のようにX及びY軸方向に移動可能とされている。したがって、吸着ノズル303は、供給領域Sと実装領域Mとの間で移動し、また、実装領域M内で実装を実行するために実装領域M内でX及びY軸方向に移動する。
ターレット302は、その斜め方向の基軸301を回転の中心軸として回転(自転)可能となっている。図4に示すように、基軸301及びターレット302は、ベース体305に設けられたターレットモータ324により駆動される。
複数の吸着ノズル303のうち、その吸着ノズル303の長さ方向がZ軸方向に沿って配置されたものが、基板Wに電子部品を実装するために選択された吸着ノズルである。ターレット302の回転により任意の1つの吸着ノズル303が選択される。選択された吸着ノズル303がテープフィーダ90の供給窓91にアクセスして電子部品を吸着して保持し、実装領域Mまで移動して下降することにより、電子部品が基板Wに実装される。
つまり、吸着ノズル303は、基板Wに接近するように移動する装着動作を行うことで基板Wの実装面に電子部品を装着可能な保持体として機能する。テープフィーダ90は、基板Wに装着すべき電子部品を吸着ノズル303に供給する供給機構として機能する。
ヘッドユニット310は、ターレット302を回転させながら、複数の吸着ノズル303に、1工程で連続して複数の電子部品をそれぞれ保持させる。また、複数の吸着ノズル303に吸着された電子部品は、1工程で連続して1つの基板Wに実装される。
実装のために選択された吸着ノズル303は、ベース体305に設けられたノズル回転モータ325によって回転(自転)するように駆動可能とされている。ノズル回転モータ325は、吸着ノズル303を自転させることによって、X−Y平面内において、吸着ノズル303が保持した電子部品の姿勢を所期の姿勢に補正する。
搬送ユニット40は、典型的にはベルトタイプのコンベヤ41と、一対のガイドレール42a、42bとを備えている。コンベヤ41には、図示しない昇降機構が接続されている。コンベヤ41のベルト部に基板Wが載置され、その状態で、実装領域Mにおいてコンベヤ41が上昇することで、基板Wがそのベルト部とガイドレール42a、42bとの間に挟まれるようにして保持される。この場合、コンベヤ41のベルト部及びガイドレール42a、42bは基板保持機構として機能する。つまり、基板保持機構は、搬送ユニット40の一部の構成を含む。
基板保持機構のガイドレール42a、42bは、部品実装装置100の所定の位置に配置される固定側ガイドレール42aと、その固定側ガイドレール42aとの間の幅を調整するように移動可能な調整側ガイドレール42bとにより構成されていてもよい。搬送ユニット40は、典型的には、実装領域Mに搬送された基板Wに当接することによって基板Wを物理的に停止させることが可能な、機械的なストッパ43を有している(図2参照)。この場合、ストッパ43も基板保持機構の一部として機能する。
部品実装装置100の所定の位置には、センサ70が設けられている。ここでは、図2を参照して、センサ70が1つのみ配置された場合を説明する。例えば、センサ70は、搬送ユニット40に隣接して配置されている。典型的には、センサ70は、テープフィーダ90の供給領域Sと基板保持機構(つまり実装領域M)との間に配置される。搬送ユニット40の搬送方向(X軸方向)におけるセンサ70の位置は、典型的には、実装領域Mの下流側(図2左側)のストッパ43に隣接した位置である。このようにセンサ70を配置すれば、基板Wの大きさによって実装領域Mの大きさを変動させる場合であっても、センサ70が必ず実装領域Mの近傍に位置することになる。
センサ70の具体的な構成及び機能について説明する前に、部品実装装置100の制御システム全般について簡単に説明する。
図4は、部品実装装置100の制御システムの構成を示すブロック図である。
この制御システムは、制御部80を有する。制御部80は、ハードウェアのみ、または、ハードウェア及びソフトウェアの協働によって実現される。例えば、制御部80は、CPU、RAM及びROM等のハードウェア、及び、必要なソフトウェアを備えており、部品実装装置100を統括して制御する。制御部80は、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のPLD(Programmable Logic Device)、あるいは、その他ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデバイスにより実現されてもよい。
実装ユニット30は、上記X軸移動ユニット36、Y軸移動ユニット35及びヘッド昇降ユニット37の駆動源として、Xモータ322、Yモータ321及びZモータ323を備える。搬送ユニット40は、基板Wの搬送のためにコンベヤ41を駆動する搬送モータ45を備えている。また、搬送ユニット40は、処理対象となる基板WのY軸方向の幅に合わせて、コンベヤ41及びガイドレール42a、42bのY軸方向の幅を調整するために調整側ガイドレール42bを駆動可能な図示しない調整機構を有する。
これら、Xモータ322、Yモータ321、Zモータ323、ターレットモータ324、ノズル回転モータ325、ノズル昇降モータ326、搬送モータ45は、制御部80に電気的に接続されており、制御部80は、これらの各モータの駆動を制御する。また、制御部80は、基板カメラ60で得られた画像情報による信号を受信する。制御部80は、センサ70と電気的に接続されており、センサ70から出力される情報が制御部80に入力される。
(センサの具体的構成)
図5は、センサ70を示す平面図である。センサ70は、例えば10mm×10mmの平板形状である。図3に示すとおり、センサ70は、実装領域Mで基板Wが保持された時の、基板Wの実装面の高さ(Z軸方向における位置)と、実質的に同一の高さに設けられた表面71を有する。図5を参照して、表面71には、この表面71上における位置の基準となる基準点72が配置されている。基準点72は、典型的には、表面71上の任意の位置に設定された1つの点(例えば中央の点)である。基準点72は、表面71に設けられた基準マーク72aで示され、基板カメラ60によって認識可能となっている。本実施形態の場合、基準点72は表面71の中央に配置されており、丸形の基準マーク72aによって示されている。基準マーク72aは、例えば表面71とは異なる色をしたシールであり、その寸法は、例えば処理対象の基板Wのアラインメントマークと実質的に同等の寸法、または基板カメラ60の撮像視野に収まる寸法である。
センサ70は、表面71に接触した検出対象の、表面71上の位置を検出可能とする。センサ70は、典型的には検出対象の接触により検出値を出力する接触センサである。本実施形態の場合、センサ70は圧力検出方式を用いたセンサであり、具体的には、抵抗感圧方式を用いたタッチセンサである。このセンサ70は、表面71に検出対象が押し当てられることによって発生する歪を検出し、歪の大きさをアナログの電気信号に変換することによって、表面71上の接触による圧力分布の情報を出力可能とする。例えば、センサ70は、表面71に沿った感圧面を有し、感圧面で感知した圧力のピーク値に基づいて、その圧力がピークである位置を検出し、その位置を含みX方向及びY方向の各軸に沿った、圧力分布の情報を出力してもよい。その場合、典型的には、圧力分布のピーク値が観測された位置が、検出対象の接触した表面71上の位置(接触位置)Cということになる。
上述したように、基準点72はセンサ70の表面71上における位置の基準となるので、例えば、基準点72が原点(X=0,Y=0)と定義される。したがって、検出対象の接触位置Cの情報として出力される検出値を、例えば、基準点72を原点としたX及びY座標(X=X1,Y=Y1)によって表すことができる。
これらの情報は、制御部80に入力される。すなわち、制御部80は、センサ70の表面71上における検出対象の位置の情報をセンサ70から取得する。センサ70が上記のような圧力センサである場合、センサ70の感圧面で検出された圧力分布に基づき、圧力のピーク値及びそのピークの位置を制御部80が判断し、それによって制御部80が検出対象の接触位置Cを特定してもよい。
(部品実装装置におけるセンサの使用)
上記のような構成及び機能を有するセンサ70を用いた、本実施形態に係る部品実装装置100の動作について説明する。
図6A及びBは、部品実装装置100によるセンサ70を用いた動作を示す模式図である。図6Aは、基準点72を基板カメラ60が撮影している状態を示す。図6Bは、基準点72の位置で吸着ノズル303が模擬的な装着動作を行っている状態を示す。
図6A及びBに示すように、基板カメラ60が基準点72を撮影した位置(図6Aの位置)を基準として、基板カメラ60及び吸着ノズル303を一体的に支持しているベース体305等は、設定された移動量及び移動方向で移動する。この移動量及び移動方向は、XY平面方向における基板カメラ60と吸着ノズル303との相対位置の情報(相対位置情報)に基づく。このような移動量及び移動方向でヘッドユニット310が移動すると、基準点72への装着動作を行うために設定された設定装着位置(図6Bの位置)に、吸着ノズル303が配置される。その位置で吸着ノズル303が装着動作を行うと、吸着ノズル303の先端303aがセンサ70の表面71に接触し、先端303aの表面71上の位置が、センサ70によって検出される。このセンサ70の検出値に基づいて、制御部80は、吸着ノズル303が実際に装着動作を行った実位置の情報を得ることができる。
上記のように、吸着ノズル303が装着動作を行う位置(設定装着位置)は、基板カメラ60により撮影対象が撮影される時の基板カメラ60の位置を基準として、ヘッドユニット310の移動量及び移動方向によって決定される。この場合の基板カメラ60の位置(カメラの位置情報)は、基板カメラ60が撮影対象を直接認識することによって、一義的に決めることができる。しかし、吸着ノズル303は、装着動作の対象の位置を直接認識することができない。したがって、設定装着位置は、典型的には、基板カメラ60の位置情報から、基板カメラ60と吸着ノズル303との相対位置情報を加減することにより、間接的に得られる情報である。
基板カメラ60と吸着ノズル303との位置関係は、設計上、固定されている。したがって、理論上は、基板カメラ60の位置からX及びY方向に一定の距離だけ離れた位置が、吸着ノズル303の位置となるはずである。しかし、実際に装着動作を行う時の、基板カメラ60と吸着ノズル303の先端303aとの相対位置は、必ずしも一定であるとは限られない。例えば、Y軸移動ユニット35及びX軸移動ユニット36等に機械的ながたつきがある場合、ヘッドユニット310が移動した位置によっては、基板カメラ60及び吸着ノズル303の傾き等にずれが生じる可能性がある。また、吸着ノズル303の装着動作時における先端303aの位置が、吸着ノズル303自体の個体差、またはターレット302への取付状態の誤差によって、設計上の位置からずれる可能性もある。
吸着ノズル303の装着動作の位置が、想定された位置からずれてしまうような場合、指定された位置への部品の装着ができないおそれがある。そこで、部品実装装置100は、上記のセンサ70を用いた以下の方法で、吸着ノズル303による装着の位置を補正する。
(部品実装装置の位置補正動作)
図7は、部品実装装置100の第1の実施形態に係る動作の例を示すフローチャートである。図8A〜Dは、その動作時における基板カメラ60及び吸着ノズル303とセンサ70との位置関係を示す模式図である。なお、図8中の「基板カメラ60」は、カメラの撮像視野を示している。
制御部80は、基板カメラ60の位置を基準とした吸着ノズル303による装着動作の位置を補正するための位置補正動作を、部品実装装置100の運転開始時または運転中の任意のタイミングで実行することができる。典型的には、ターレット302に吸着ノズル303が取り付けられた時点で、または吸着ノズル303の交換が行われた時点で、自動的に位置補正動作が開始する。例えば、ターレット302に新たに設けられた吸着ノズル303の、部品装着における位置精度を確保するため、部品装着の工程より前に行われる。
図8Aは、位置補正動作の開始時の状態であり、部品実装装置100の上部側から見た基板カメラ60、吸着ノズル303及びセンサ70を模式的に示している。基板カメラ60と吸着ノズル303との相対位置情報は、ヘッドユニット310の設計値に基づいたX及びY方向の距離で、(X0,Y0)と設定されている。
制御部80は、上記の相対位置情報を取得する。例えば制御部は、この部品実装装置の出荷時に相対位置情報を予め記憶してもよいし、所定のタイミング(例えば運転開始の直前)に、図示しないサーバからそれを取得してもよい。この場合、制御部80は、「取得部」として機能する。
制御部80はさらに、この補正で実現しようとする吸着ノズル303による装着動作の位置精度を規定する許容値を記憶している。許容値は、例えば、部品の装着における許容誤差の上限を決める値であってもよい。この場合、制御部80は、「記憶部」として機能する。
制御部80は、「補正部」として部品実装装置100の位置補正動作を行う。図7及び図8A及びBを参照して、制御部80が部品実装装置100の位置補正動作を開始する時、まず、基板カメラ60をセンサ70の位置に移動させる(ステップ1)。具体的には、制御部80がXモータ322及びYモータ321を駆動して、センサ70が配置された所定の位置までヘッドユニット310を移動させる。図8Bは、この動作による、基板カメラ60がセンサ70の位置に移動した時の状態を示している。
この状態で、基板カメラ60が、センサ70の基準点72を撮影する(ステップ2)。このとき、制御部80は、基板カメラ60の位置情報を取得する。
典型的には、図8Bに示すように、基板カメラ60の撮像視野の中心に基準点72を位置させ、この状態で基板カメラ60の位置情報が原点(X=0,Y=0)に設定される。
ここで制御部80は、基準点72が撮影された時の基板カメラ60の位置(撮影位置)が、そのまま上記設定装着位置として設定する。つまり、この設定装着位置は、基準点72で吸着ノズル303の模擬的な装着動作を実行させることを意図して設定される、吸着ノズル303の移動予定の位置である。
制御部80は、ヘッドユニット310をX−Y平面内で移動させることにより、記憶された相対位置情報を用いて吸着ノズル303を、この設定装着位置に移動させる。(ステップ3)。今、上記のように設定装着位置は撮影位置(X=0,Y=0)に設定されるので、制御部80は、相対位置情報に対応する距離分、つまり(x=−X0,y=−Y0)の移動量分、吸着ノズル303を移動させる(図8C参照)。
ステップ3の処理では、例えば、制御部80が、Xモータ322及びYモータ321に、吸着ノズル303を原点に移動させるのに必要な移動量(X0,Y0)を入力し、これらのモータを駆動する。
この位置で、制御部80がノズル昇降モータ326を駆動して、吸着ノズル303を下降させる(ステップ4)。この動作は、センサ70の表面71上における吸着ノズル303の模擬的な装着動作である。ここでは、吸着ノズル303が、設定装着位置として設定された基準点72の位置で装着動作を行う。
図8Cは、設定装着位置で吸着ノズル303の装着動作が行われた状態を示している。吸着ノズル303が下降すると、吸着ノズル303の先端303aがセンサ70の表面71に接触する。
吸着ノズル303の先端303aの接触により、その表面71上の接触位置が、センサ70によって検出される(ステップ5)。上記でも説明したように、制御部80は、このセンサ70の検出値に基づいて、吸着ノズル303が実際に装着動作を行った実位置Pの情報を取得することができる。図5に示して説明したように、センサ70によって、表面71上の検出対象の接触位置Cの、基準点72を原点としたX及びY座標の情報が得られる。したがって、このセンサ70によって制御部80は、検出対象である吸着ノズル303の実位置Pの、基準点72を原点としたX及びY座標(X=X1,Y=Y1)を取得する。
制御部80は、実位置Pの基準点72からのずれ量を算出する。基準点72の座標は(0,0)であるため、この場合、ずれ量(ΔX,ΔY)は(ΔX=|X1|,ΔY=|Y1|)となる。
センサ70による位置検出が完了すると、制御部80は、ノズル昇降モータ326を駆動して、吸着ノズル303を上昇させる(ステップ6)。
制御部80は、実位置Pの基準点72からのずれ量が許容値以下であるか否かを判定する(ステップ7)。
制御部80は、ずれ量(ΔX,ΔY)が許容値を超えると判定した場合(ステップ7でNOの場合)、設定装着位置を補正する(ステップ8)。例えば、図8Dに示すように、吸着ノズル303の装着動作による上記の実位置(X=X1,Y=Y1)を、基準点72の位置(X=0,Y=0)に移すように、設定装着位置を補正する。基準点72に位置する吸着ノズル303から見た基板カメラ60の位置は、補正後の相対位置情報(X0−X1,Y0−Y1)と対応した位置になる。ずれ量が許容値以下となるまで、ステップ3〜8の処理が実行される。
ずれ量が許容値以下である場合(ステップ7のYES)、制御部80は、基板カメラ60と吸着ノズル303との相対位置情報から、上記ずれ量に対応する値(X1,Y1)を減算して、相対位置情報を更新して保存する(ステップ9)
相対位置情報が更新されて保存されると、制御部80は、このヘッドユニット310に設けられた全ての吸着ノズル303についてステップ3〜9の処理を行う(ステップ10及び11)。ステップ10でYESの場合、位置補正動作が終了する。
その後、制御部80は、ステップ9で保存された相対位置情報に基づいて、実際に基板Wに部品を実装する。具体的には、制御部80は、基板カメラ60により基板上のアライメントマークを撮影し、その撮影位置を基準位置として、保存された相対位置情報に基づいて、基板Wの実装面上における設定装着位置まで対象の吸着ノズル303を移動させる。つまり、制御部80は、保存された相対位置情報に基づき吸着ノズル303を移動させることにより、吸着ノズル303は、上記ずれ量が補償された設定装着位置において装着動作を行う。
以上のように、本実施形態に係る部品実装装置100は、センサ70の表面71上において吸着ノズル303による装着動作が行われた位置を検出し、その検出値に基づき設定装着位置の情報を補正する。これにより、基板カメラ60の位置を基準とした任意の位置に高精度で部品を実装することができる。
本実施形態では、センサ70の表面71に配置された基準点72を設定装着位置として設定することにより、その設定装着位置と、実際に吸着ノズル303の装着動作が行われる位置とのずれ量が、センサ70の検出値から算出される。制御部80は、この算出されたずれ量に基づいて、基板Wへの部品の装着時における基板カメラ60と吸着ノズル303との位置関係を正確に把握し補正することができるので、高い位置精度での部品の装着が可能となる。
本技術に対する参考例として、吸着ノズルが治具用の部品(ダミー部品)を保持し、治具用の基板(ダミー基板)に装着し、その装着位置をカメラで撮影する方法がある。この場合、基板とカメラの関係が算出され、また、何らかの方法で基板と吸着ノズルの関係が算出されることで、基板と装着位置との関係が算出される。このような方法を採用する場合、ダミー部品及びダミー基板を用意する必要があり、オペレータの手間がかかる。
吸着ノズル303が交換可能とされる場合、交換された吸着ノズル303ごとに位置補正が行われる必要がある。本実施形態に係る部品実装装置100は、吸着ノズル303の交換のたびに位置補正を容易に行うことができる。
センサ70は接触センサであるため、吸着ノズル303が実際に部品を保持して基板Wに接触する時の接触動作が、センサ70上で模擬的に再現されるため、高い位置精度での部品の装着が可能となる。
センサが電磁誘導方式や静電方式を採用する場合、それらの方式に対応する専用のノズルが必要となる。しかし、センサ70として圧力センサが用いられるため、吸着ノズル303の形状や材料を問わず、そのような専用のノズルは不要である。センサ70の方式が圧力検出方式の場合は、実際に部品の実装処理に使用される吸着ノズルを用いることができ、高い精度での補正が可能となる。また、この場合、自動生産の開始時や途中でもセンサ70による検出が可能であるため、生産途中の変位の補正も可能となる。
センサ70は、センサ70に吸着ノズル303が接触した場合の検出を行うため、吸着ノズル303の有無検出を兼ねることができる。したがって、ノズルの有無検査のための別の機構を設ける必要がなくなる。
本実施形態では、センサ70が、基板保持機構に隣接して配置されている。これにより、駆動機構は、実際の部品の装着時における基板Wの位置、すなわち基板保持機構に近い位置で、吸着ノズル303の模擬的な装着動作を行わせることができる。これにより、センサ70上での模擬的な装着動作と実際の装着動作との間で、その装着位置の誤差を極力小さくすることができる。
具体的には、センサ70は、上記したように、テープフィーダ90の供給領域Sと基板保持機構との間に配置される。すなわち、基板カメラ60及び吸着ノズル303が通過する頻度が高い位置にセンサ70が配置されることにより、基板カメラ60と吸着ノズル303との位置関係を、より実際の部品の実装処理時に近い状態で補正することができる。
本実施形態では、複数の吸着ノズル303ごとに位置補正が行われるため、それぞれの個体差による装着動作のばらつきがあっても問題ない。
[第2の実施形態]
図9は、本技術の第2の実施形態に係る部品実装装置を示す平面図である。これ以降の説明では、図1等に示した実施形態に係る部品実装装置100が含む部材や機能等について同様のものは説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
駆動機構のうちX軸移動ユニット36等、X軸方向の移動に関する機構の剛性によっては、ヘッドユニット310のX軸方向の位置によって、基板カメラ60と吸着ノズル303との位置関係がばらつく場合がある。
そこで、本実施形態に係る部品実装装置200では、X軸方向に沿って複数のセンサ70が配列されている。複数のセンサ70は、上記第1の実施形態と同様に、供給領域Sとガイドレール42aとの間に配置されている。センサ70は、例えば4つ設けられているが、少なくとも2つでよい。複数のセンサ70の配列ピッチは等ピッチとされているが、必ずしも等ピッチでなくてもよい。
部品実装装置200の制御部80は、センサ70ごと及び吸着ノズル303ごとに、図7で示した処理をそれぞれ実行する。これにより、制御部80は、センサ70ごと及び吸着ノズル303ごとに、上記の処理で更新された相対位置情報を取得する。つまり、一つの吸着ノズル303につき、センサ70の数分の複数の更新された相対位置情報が記憶される。
その後、実際の実装処理において、制御部80は、更新された複数の相対位置情報のうち、基板Wの実装面内における部品を実装すべき実装対象位置に応じて、その実装対象位置に最も近いセンサ70における補正処理により得られた相対位置情報を選択する。制御部80は、選択した相対位置情報を用いて、その実装対象位置を設定装着位置として、部品の装着を実行する。
本実施形態によれば、ヘッドユニット310のX軸方向の位置に応じて相対位置情報を補正することによって、X軸方向の剛性によるばらつきに対応可能である。つまり、特にX軸移動ユニット36のレールの歪が実装処理に与える影響を低減することができる。また、本実施形態によれば、基板Wのサイズが大きい場合であっても(基板Wのサイズによらず)、高い位置精度での部品の装着が可能である。
更新された複数の相対位置情報を用いて設定装着位置を設定する場合、上記のような、複数の相対位置情報のうち1つの相対位置情報を選択する方式に限られず、以下の方法を用いてもよい。
例えば、制御部80が、更新された複数の相対位置情報に基づき、X軸方向でのノズルの位置と、相対位置情報との関係を示すプロファイルを作成してもよい。このプロファイルでは、各センサ70の間における位置に対応する相対位置情報は、所定のアルゴリズムを用いた補間処理により生成されればよい。所定のアルゴリズムとは、例えば第1のセンサ70での吸着ノズル303の検出により得られた第1の相対位置情報と、その隣の第2のセンサ70での吸着ノズル303の検出により得られた第2の相対位置情報とを結ぶ直線を生成する、といったアルゴリズムである。その直線上に並ぶ複数の点を、それぞれ、センサ70間の各位置に対応する相対位置情報とすればよい。
[第3の実施形態]
図10は、本技術の第3の実施形態に係る部品実装装置を示す平面図である。
上記第2の実施形態においては、センサ70がX軸方向に沿って配列されていたが、本実施形態に係る部品実装装置300では、複数のセンサ70がX軸方向及びY軸方向の両方に並ぶように配列されている。例えば、X軸方向に沿って少なくとも2つのセンサ70が配列され、かつ、Y軸方向に沿って少なくとも2つのセンサ70が配列されていればよい。図10に示すように、典型的には、4つのセンサ70が、基板Wの四隅に隣接して、それぞれ設けられる。
センサ70の配列方向をX軸方向及びY軸方向の両方としたことにより、本実施形態によると、第2の実施形態と同様の処理を行うことによって、駆動機構のうちX軸移動ユニット36及びY軸移動ユニット35の両方の剛性のばらつきに対応可能とすることができる。
[その他の実施形態]
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
上記センサ70として、圧力検出方式のセンサが用いられたが、他の接触検出方式、例えば静電方式、電磁誘導方式、あるいは光検出方式等のセンサが用いられてもよい。
部品を保持する保持体として、気体の圧力差で部品を保持する吸着ノズルを例に挙げたが、この他、保持体は、機械的あるいは静電気等により部品を保持するものであってもよい。
上記実施形態では、センサ70が1つの場合は、図2に示したようにセンサ70が配置され、センサ70が複数の場合、図9及び10に示したようにセンサ70が配置された。しかし、1つ以上のセンサ70の配置は、これらのような配置に限られない。1つ以上のセンサ70が、2本のガイドレール42a及び42bの間に配置されていてもよい。あるいは、2つ以上のセンサ70が、2本のガイドレール42a及び42bの間と、それらの外側の両方に、それぞれ配置されていてもよい。
以上説明した各形態の特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせること
も可能である。
本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する取得部と、
前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置で、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能であり、前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能な駆動機構と、
所定の位置に配置され、表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出するセンサと、
前記センサの前記表面上における前記保持体の装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する補正部と
を具備する部品実装装置。
(2)(1)に記載の部品実装装置であって、
前記センサは、基準点が配置された表面を有し、
前記カメラにより前記基準点が撮影されることにより前記基準点の位置が前記設定装着位置として設定された場合、前記補正部は、前記保持体が前記基準点で前記装着動作を行うことで、前記センサにより検出される前記保持体の実位置の前記基準点からのずれ量を算出し、前記算出されたずれ量に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する
部品実装装置。
(3)(1)または(2)に記載の部品実装装置であって、
前記センサは、接触センサであり、前記保持体が前記装着動作を行って前記表面に接触したことによる検出値を出力する
部品実装装置。
(4)(3)に記載の部品実装装置であって、
前記センサは、圧力検出方式のセンサであり、前記保持体の接触による圧力分布を前記検出値として出力する
部品実装装置。
(5)(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の部品実装装置であって、
前記センサは、前記基板保持機構に隣接して配置されている
部品実装装置。
(6)(5)に記載の部品実装装置であって、
前記基板に装着すべき部品を収容し、前記収容した部品を前記保持体に供給する供給機構をさらに具備し、
前記センサは、前記供給機構と、前記基板保持機構との間に配置されている
部品実装装置。
(7)(2)から(6)のうちいずれか1項に記載の部品実装装置であって、
前記ずれ量の許容値を記憶可能な記憶部をさらに具備し、
前記補正部は、前記ずれ量が前記許容値を超えるか否かを判定し、前記ずれ量が前記許容値を超えた場合、前記ずれ量に基づき前記設定装着位置の情報を補正する
部品実装装置。
(8)(1)から(7)のうちいずれか1項に記載の部品実装装置であって、
前記駆動機構は、複数の保持体を支持している
部品実装装置。
(9)実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
を備えた部品実装装置が実行する位置補正方法であって、
前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得し、
表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、
前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する
位置補正方法。
(10)実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
を備えた部品実装装置による基板の製造方法であって、
前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得し、
表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、
前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正し、
前記設定装着位置の補正処理に基づき、前記相対位置情報を更新し、
前記基板上の所定領域を前記カメラで撮影し、
前記所定領域を撮影した前記カメラの位置情報と、前記更新された相対位置情報とに基づいて、前記保持体に前記装着動作を実行させる
基板の製造方法。
(11)実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
を備えた部品実装装置に用いられる情報処理装置であって、
前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する取得部と、
表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する補正部と
を具備する情報処理装置。
W…回路基板
35…Y軸移動ユニット
36…X軸移動ユニット
40…搬送ユニット
60…基板カメラ
70…センサ
71…表面
72…基準点
80…制御部
90…テープフィーダ
100、200、300…部品実装装置
301…基軸
302…ターレット
303…吸着ノズル
305…ベース体

Claims (11)

  1. 実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
    前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
    部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
    前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する取得部と、
    前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置で、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能であり、前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能な駆動機構と、
    所定の位置に配置され、表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出するセンサと、
    前記センサの前記表面上における前記保持体の装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する補正部と
    を具備する部品実装装置。
  2. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記センサは、基準点が配置された表面を有し、
    前記カメラにより前記基準点が撮影されることにより前記基準点の位置が前記設定装着位置として設定された場合、前記補正部は、前記保持体が前記基準点で前記装着動作を行うことで、前記センサにより検出される前記保持体の実位置の前記基準点からのずれ量を算出し、前記算出されたずれ量に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する
    部品実装装置。
  3. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記センサは、接触センサであり、前記保持体が前記装着動作を行って前記表面に接触したことによる検出値を出力する
    部品実装装置。
  4. 請求項3に記載の部品実装装置であって、
    前記センサは、圧力検出方式のセンサであり、前記保持体の接触による圧力分布を前記検出値として出力する
    部品実装装置。
  5. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記センサは、前記基板保持機構に隣接して配置されている
    部品実装装置。
  6. 請求項5に記載の部品実装装置であって、
    前記基板に装着すべき部品を収容し、前記収容した部品を前記保持体に供給する供給機構をさらに具備し、
    前記センサは、前記供給機構と、前記基板保持機構との間に配置されている
    部品実装装置。
  7. 請求項2に記載の部品実装装置であって、
    前記ずれ量の許容値を記憶可能な記憶部をさらに具備し、
    前記補正部は、前記ずれ量が前記許容値を超えるか否かを判定し、前記ずれ量が前記許容値を超えた場合、前記ずれ量に基づき前記設定装着位置の情報を補正する
    部品実装装置。
  8. 請求項1に記載の部品実装装置であって、
    前記駆動機構は、複数の保持体を支持している
    部品実装装置。
  9. 実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
    前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
    部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
    前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
    を備えた部品実装装置が実行する位置補正方法であって、
    前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得し、
    表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、
    前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する
    位置補正方法。
  10. 実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
    前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
    部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
    前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
    を備えた部品実装装置による基板の製造方法であって、
    前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得し、
    表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、
    前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正し、
    前記設定装着位置の補正処理に基づき、前記相対位置情報を更新し、
    前記基板上の所定領域を前記カメラで撮影し、
    前記所定領域を撮影した前記カメラの位置情報と、前記更新された相対位置情報とに基づいて、前記保持体に前記装着動作を実行させる
    基板の製造方法。
  11. 実装面を有する基板を保持する基板保持機構と、
    前記保持された基板上の所定領域を撮影可能なカメラと、
    部品を保持可能であり、前記基板に接近するように移動する装着動作を行うことで、前記基板の前記実装面に前記部品を装着可能な保持体と、
    前記カメラ及び前記保持体を一体的に支持し、これらを前記基板の実装面の方向に沿って移動させることが可能であり、前記保持体に前記装着動作を行わせることが可能な駆動機構と
    を備えた部品実装装置に用いられる情報処理装置であって、
    前記カメラと前記保持体との相対位置の情報である相対位置情報を取得する取得部と、
    表面を有し、検出対象の前記表面上の位置を検出する、所定の位置に配置されたセンサの前記表面上の位置を、前記相対位置情報を用いて前記カメラによる撮影位置に基づき設定された位置である設定装着位置として、前記設定装着位置で前記保持体に前記装着動作を行わせ、前記装着動作により得られる前記センサの検出値に基づき、前記設定装着位置の情報を補正する補正部と
    を具備する情報処理装置。
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