JP2014038785A - 防水プラグ、及び防水プラグ付コード - Google Patents

防水プラグ、及び防水プラグ付コード Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、プラグ受けに対するプラグピン20の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる防水プラグ2、及び防水プラグ付コード1を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の被覆電線13を被覆チューブ14で被覆した電線コード10における被覆電線13から露出した芯線11を接続するプラグピン20と、プラグピン20を挿入許容するプラグ挿通孔67を有するハウジング60と、被覆チューブ14、及びハウジング20を合成樹脂の射出成型により被覆したプラグボディ90とを備えた防水プラグ2であって、プラグ挿通孔67への合成樹脂の流入を防止する流入防止カバー70、及び接続カバー80を備え、プラグ挿通孔67を、プラグピン20を遊挿許容する大きさで形成し、プラグピン20に、弾性、及び防水性を有するとともに、プラグ挿通孔67の内面と当接するOリング25を備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば電気自動車や屋外用電気機器等に対して電源装置から電力を供給する際に用いるような防水プラグ、及び防水プラグ付コードに関する。
従来、電気機器と電源装置、あるいは電気機器同士の接続する際、栓刃や接地端子などの接続端子を内部に装着したプラグをプラグ受けに接続することで、電気機器と電源装置、あるいは電気機器同士の電気的接続を確立して電気回路を構成している。
このようなプラグは、電子レンジなどの屋内用電気機器だけでなく、電気自動車や屋外用電気機器等と電源装置との接続のように屋外でも使用される。このため、プラグには使用環境に応じた高い耐候性や防水性が要求される。特に、水分がプラグ内部に侵入すると、接続端子と芯線との接続箇所に腐食などが生じ、安定した導電性を確保できないおそれがある。
そこで、水分が付着するおそれのある使用環境下で用いられるプラグに対して防水性を向上する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の防水プラグは、樹脂材で形成された第1ハウジングの孔に対してプラグピンの一端を圧入するとともに、第1ハウジングとプラグピンとの圧入部分に接着材を塗布することで、プラグピンからのプラグ内部への防水性を確保することができるとされている。
しかしながら、特許文献1に記載の防水プラグは、第1ハウジングにプラグピンの一端を圧入している、すなわち第1ハウジングにプラグピンが固定されているため、プラグ受けに防水プラグを接続する際、プラグ受けに対してプラグピンの位置を確実に合わせる必要がある。このため、プラグピンの取付け傾きなどによって、プラグ受けとプラグピンとの位置関係にズレが生じると、プラグピンをプラグ受けに接続し難くなるという問題がある。特にプラグピンが複数本、あるいは長尺状のプラグピンの場合、この問題はより顕著になる。
さらに、プラグ受けとプラグピンとの位置関係にズレが生じた状態では、プラグピンをスムーズにプラグ受けに接続することができず、第1ハウジングやプラグピンの圧入部分に過度な負荷が加わり、第1ハウジングの破損、あるいは接着材の剥離が生じて、安定した防水性を確保できないおそれがある。
特開平10−64617号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる防水プラグ、及び防水プラグ付コードを提供することを目的とする。
この発明は、複数の被覆電線を被覆体で被覆した電線コードにおける前記被覆電線の絶縁被覆体から所定の長さ露出した導電性の芯線を接続する電線接続部を一端に有する長尺状の接続端子と、前記接続端子を挿入許容する複数の挿通孔を有するハウジングと、前記ハウジングから前記被覆体の前記接続端子側に至る範囲を合成樹脂の射出成型により被覆した外皮部材とを備えた防水プラグであって、前記挿通孔への前記合成樹脂の流入を防止する流入防止手段を備え、前記挿通孔を、前記接続端子の長手方向に沿って前記接続端子を遊挿許容する大きさで形成し、前記接続端子に、弾性、及び防水性を有するとともに、前記長手方向と交差する方向で前記挿通孔の内面と当接するシール部材を備えたことを特徴とする。
前記被覆体は、被覆電線を内包する被覆チューブ、あるいは熱収縮チューブなどとすることができる。
上記接続端子は、ピン型、あるいはブレード型などの栓刃、あるいは接地端子とすることができる。
上記合成樹脂は、ポリ塩化ビニルなどで構成することができる。
上記シール部材は、弾性を有するゴム材などで構成することができる。
この発明により、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる。
具体的には、シール部材により、挿通孔から防水プラグの内部への水分の侵入を阻止することができる。加えて、外皮部材により電線コード側からの防水プラグの内部への水分の侵入を阻止することができる。このため、防水プラグは、電線接続部や芯線の腐食等をより確実に防止して、安定した導電性を確保することができる。
さらに、流入防止手段により、外皮部材の射出成型の際、合成樹脂が挿通孔に流入することを防止できる。このため、防水プラグは、接続端子が外皮部材によって固定されることを防止できる。
加えて、接続端子を遊挿する大きさで挿通孔を形成しているため、防水プラグは、挿通孔の内部において接続端子をシール部材で弾性支持することができる。このため、防水プラグは、接続端子に作用する負荷によって、接続端子を適度に揺動可能にすることができる。
これにより、防水プラグをプラグ受けに接続する際、防水プラグは、接続端子が適度に揺動することで、プラグ受けと接続端子との位置関係のズレによる接続端子の引っ掛りなどを低減して、プラグ受けへの接続を容易にすることができる。このため、防水プラグは、接続端子の挿入性を向上するとともに、過度な負荷が作用することによる接続端子やハウジングの破損等を防止することができる。
従って、防水プラグは、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる。
この発明の態様として、前記シール部材を、前記接続端子における前記電線接続部よりも他端側に備えることができる。
この発明により、シール部材に対して電線接続部を防水プラグの内部側に位置することができる。これにより、防水プラグは、電線接続部に対する防水処理を不要にすることができる。
さらに、電線接続部に防水処理を施した場合に対して、防水プラグは、防水処理の劣化等によって水分が侵入して、電線接続部の腐食等が生じることを防止できる。
従って、防水プラグは、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、より安定した導電性を確保することができる。
また、この発明の態様として、前記流入防止手段を、前記長手方向で前記ハウジングと当接するとともに、前記被覆体を保持する内部中空形状の第1カバーと、少なくとも前記ハウジングと前記第1カバーとの当接箇所を内包する第2カバーとで構成することができる。
この発明により、接続端子に作用する負荷をより軽減するとともに、電線接続部に対する水分の付着をより確実に防止することができる。
具体的には、ハウジングと第1カバーとにより、電線接続部近傍の被覆電線を収容する収容空間を構成することができる。このため、被覆電線が外皮部材で拘束されず、被覆電線は、収容空間内で適度に湾曲することができる。
これにより、防水プラグは、被覆電線が収容空間内で湾曲することで、接続端子に作用した負荷を吸収することができる。ゆえに、防水プラグは、接続端子やハウジングに対してより過度な負荷が作用することを防止できる。さらに、万一、外皮部材が損傷しても、第1カバーにより、電線接続部に直接的に水分が付着することを防止できる。
また、第2カバーによって、ハウジングと第1カバーとの当接箇所を覆うことができる。このため、ハウジングと第1カバーとの隙間から第1カバーの内部に水分が侵入することを防止することができる。
さらに、第1カバー、及び第2カバーによって、電線接続部への水分の侵入経路がより複雑化、かつ侵入経路の長さを延長することができる。これにより、電線接続部への水分の侵入をより確実に防止することができる。
加えて、流入防止手段を第1カバー、及び第2カバーで構成したことにより、合成樹脂の射出成型の際、挿通孔に合成樹脂が流入することを確実に防止することができる。
従って、防水プラグは、接続端子に作用する負荷をより軽減するとともに、電線接続部に対する水分の付着をより確実に防止することができる。
また、この発明の態様として、前記第1カバーに、前記被覆体を咬持する咬持部を備えることができる。
この発明により、第1カバーと被覆体との隙間を確実に塞ぐことができる。このため、万一、外皮部材が損傷する、あるいは外皮部材と被覆体との間に隙間が生じた場合、被覆体を伝って水分が第1カバーの内部に侵入することを咬持部で確実に阻止することができる。
従って、防水プラグは、被覆体からの第1カバーの内部に水分が侵入することをより確実に防止できる。
また、この発明は、上記防水プラグにおける前記接続端子に、前記電線コードの前記被覆電線を接続した防水プラグ付コードであることを特徴とする。
この発明により、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保した防水プラグ付コードを構成することができる。
また、この発明の態様として、前記外皮部材で被覆される位置における前記被覆体に、前記被覆体の周方向に沿って巻き締めて装着した結束バンドを備えることができる。
この発明により、外皮部材と被覆体との境界において、被覆体から接続端子への水分の侵入経路をより複雑にすることができる。さらに、結束バンドによって電線コードを外皮部材に係止することができる。
このため、防水プラグから電線コードを引抜く方向に電線コードが引っ張られた際、電線コードが引抜き方向への移動を阻止することができる。これにより、電線コードの被覆体と外皮部材との間に隙間が生じることを防止できる。
従って、防水プラグ付コードは、より確実な防水性を確保することができる。
この発明により、プラグ受けに対する接続端子の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保できる防水プラグ、及び防水プラグ付コードを提供することができる。
防水プラグ付コードにおける上方からの外観を示す外観斜視図。 防水プラグ付コードにおける側方からの外観を示す側面図。 図1中のA−A矢視断面図。 図2中のB−B矢視断面図。 被覆電線を接続したプラグピンにおける上方からの外観を示す外観斜視図。 端子カバー、及びハウジングを説明する説明図。 ハウジングにおける背面からの外観を示す背面図。 接続カバー、及び流入防止カバーの上方からの外観を示す外観斜視図。 プラグボディを射出成型する前の状態を示す外観斜視図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
なお、図1は防水プラグ付コード1における上方からの外観斜視図を示し、図2は防水プラグ付コード1における側方からの側面図を示し、図3は図1中のA−A矢視断面図を示し、図4は図2中のB−B矢視断面図を示している。
さらに、図5は被覆電線13を接続したプラグピン20における上方からの外観斜視図を示し、図6は端子カバー50、及びハウジング60を説明する説明図を示し、図7はハウジング60における背面からの背面図を示し、図8は流入防止カバー70、及び接続カバー80の上方からの外観斜視図を示し、図9はプラグボディ90を射出成型する前の状態の外観斜視図を示している。
また、図6において図6(a)は前方からの外観斜視図を示し、図6(b)は後方からの外観斜視図を示している。
また、図1から図6、図8、及び図9において、図中の左側を前方側、あるいは正面側とし、図中の右側を後方側、あるいは背面側とする。さらに、図1から図9において、図中の上側を上方側とし、下側を下方側とする。
防水プラグ付コード1は、図1に示すように、電線コード10、及び正面視略円形状の防水プラグ2で構成している。
電線コード10は、図3及び図4に示すように、導電性を有する複数の素線(図示省略)からなる芯線11を、絶縁性の絶縁被覆体12で被覆した被覆電線13を複数本束ねて、被覆チューブ14で被覆して構成している。
なお、本実施例では、後述する2本のプラグピン20、接地端子30、及びサーミスタ40に接続する3本の被覆電線13を被覆チューブ14で束ねて被覆している。さらに、被覆チューブ14の前方端部における近傍を結束バンド15で巻き締めている。
防水プラグ2は、図2から図4に示すように、2本のプラグピン20、1本の接地端子30、サーミスタ40、端子カバー50、ハウジング60、流入防止カバー70、接続カバー80、及びプラグボディ90で構成している。
プラグピン20は、図4及び図5に示すように、図示しないプラグ受けに接続される端子部21と、絶縁被覆体12から所定の長さ露出させた芯線11を溶接固定する溶接部22と、芯線11を加締め圧着する加締め部23とを前方からこの順番で一体にして構成している。
端子部21は、前後方向に延びる略中実円柱状に形成している。さらに、端子部21の後方端部近傍には、径方向内側に向けて凹設した環状溝部24を形成している。
この環状溝部24には、弾性、及び防水性を有するOリング25を装着している。なお、Oリング25は、プラグピン20をハウジング60に装着した状態において、後述するハウジング60におけるプラグ挿通孔67の内面とでプラグピン20を弾性支持する内外径を有する大きさに形成している。
溶接部22は、正面視において、端子部21より大径の略円形状の筒状体における側面を端子部21の外径と略同一の幅で切り落とした正面視略オーバル形状の筒状体に形成している。さらに、プラグピン20に芯線11を溶接固定するために、溶接部22には、上下方向、及び前後方向に所定の大きさで開口した溶接開口部26を形成している。
加締め部23は、端子部21より小径で、芯線11を挿通許容する略円筒状に形成している。
接地端子30は、図3に示すように、プラグピン20と同様に端子部31、溶接部32、及び加締め部33を一体にして構成している。さらに、端子部31の後方端部近傍には、プラグピン20と同様の環状溝部34を形成するとともに、環状溝部34にOリング35を装着している。
なお、接地端子30は、プラグピン20の端子部21、及び溶接部22の外径に対して接地端子30の端子部31、及び溶接部32の外径を大きく、かつ端子部31の長さを長く形成している。
端子カバー50は、図3及び図6に示すように、略円筒状の本体筒部51と、本体筒部51の外径より大径で所定の厚みを有するフランジ部52と、ハウジング60を装着可能な内径を有する略円筒状の装着部53とを前後方向にこの順番で一体にして形成している。
さらに、装着部53には、周方向に沿って所定の間隔を隔てた位置に、径方向内側に向けて突設した爪部を有する係止爪部54を4つ形成している。加えて、装着部53には、係止爪部54と径方向内側で内向して、前後方向に延びる略平板状のガイド板部55を4つ形成している。なお、係止爪部54が後述するハウジング60の被係止部62に係止するとともに、ガイド板部55が後述するハウジング60のガイド溝部61に嵌合する。
ハウジング60は、図3、図6、及び図7に示すように、装着部53の内径と略同一の外径を有する略円柱状に形成している。このハウジング60の外周面には、端子カバー50のガイド板部55が嵌合する4つのガイド溝部61を、周方向に沿って所定の間隔を隔てた位置において、径方向内側に向けて凹設するとともに、端子カバー50の係止爪部54が係止する4つの被係止部62を、ガイド溝部61の後方において径方向外側に向けて突設している。
さらに、ハウジング60の背面には、被覆電線13に接続したサーミスタ40を装着するサーミスタ装着部63、後述する流入防止カバー70の被嵌合部77に嵌合する2つの嵌合爪部64と、及び後述する流入防止カバー70の装着を誘導する2つのガイド壁部65を後方に向けて形成している。
サーミスタ装着部63は、略円筒状の筒部と、筒部から上方に延設した略平板状の板部とを一体にして、ハウジング60の背面における略中央に形成している。
嵌合爪部64は、径方向で対向するようにハウジング60の外周縁から後方に向けて立設するとともに、後端に径方向内側へ突出した爪部を有する形状に形成している。
ガイド壁部65は、前後方向、及び上下方向と交差する方向に厚みを有する略平板状であって、2つの嵌合爪部64の間において、サーミスタ装着部63を挟んで径方向で対面するとともに、ハウジング60の中心より下方の位置に形成している。
そして、ハウジング60には、被覆電線13に接続したサーミスタ40を挿入許容するサーミスタ装着孔66と、2本のプラグピン20を遊挿する2つのプラグ挿通孔67と、1本の接地端子30を遊挿する接地端子挿通孔68とを前後方向に形成している。
サーミスタ装着孔66は、図3に示すように、サーミスタ装着部63の内部空間を前方に向けて延設した非貫通の孔形状に形成している。
プラグ挿通孔67は、図4、図6、及び図7に示すように、背面視においてガイド壁部65の上方に位置するとともに、ハウジング60を前後方向に貫通するように形成している。
より詳しくは、プラグ挿通孔67は、図4及び図7に示すように、ハウジング60の後方側に形成するとともに、プラグピン20の溶接部22を挿通する第1挿通部67aと、第1挿通部67aより前方に形成するとともに、端子部21を挿通する第2挿通部67bとを一体にして形成している。
第1挿通部67aは、プラグピン20の溶接部22の外形形状と略同一の背面視略オーバル形状の内面形状であって、径方向において溶接部22との間に約1mmの隙間を有する大きさに形成している。
第2挿通部67bは、プラグピン20の端子部21の外形形状と略同一の内面形状であって、径方向において端子部21との間に約1mmの隙間を有する内径で形成している。
そして、プラグ挿通孔67は、第1挿通部67aにおける曲面範囲の内径と、第2挿通部67bの内径との差で形成した段差により、プラグピン20の前方への移動を規制する規制部67cを構成している。
接地端子挿通孔68は、図3、図6、及び図7に示すように、背面視においてサーミスタ装着部63の下方に位置するとともに、ハウジング60を前後方向に貫通するように形成している。
より詳しくは、接地端子挿通孔68は、図3及び図7に示すように、ハウジング60の後方側に形成するとともに、接地端子30の溶接部32を挿通する第1挿通部68aと、第1挿通部68aより前方に形成するとともに、端子部31を挿通する第2挿通部68bとを一体にして形成している。
第1挿通部68aは、接地端子30の溶接部32の外形形状と略同一の背面視略オーバル形状の内面形状であって、径方向において溶接部32との間に約1mmの隙間を有する大きさに形成している。
第2挿通部68bは、接地端子30の端子部31の外形形状と略同一の内面形状であって、径方向において端子部31との間に約1mmの隙間を有する内径で形成している。
そして、接地端子挿通孔68は、第1挿通部68aにおける曲面範囲の内径と、第2挿通部68bの内径との差で形成した段差により、接地端子30の前方への移動を規制する規制部68cを構成している。
流入防止カバー70は、図3及び図4に示すように、電線コード10の被覆チューブ14を内包する略円筒状の咬持部71と、咬持部71から前方に向けて延設するとともに、被覆電線13を収容する空間を有するカバー本体部72とを一体にして形成している。
咬持部71の内周面には、図3に示すように、前後方向における断面形状が径方向内側に向けて略山型状に突設するとともに、周方向に沿って形成された咬持突部73を、前後方向に所定の間隔を隔てた位置に2つ備えている。
カバー本体部72は、後方端に咬持部71の内部開口と連続する開口を有して、前方端がハウジング60と前後方向で当接する略釣鐘状の外形形状に形成している。そして、咬持部71の内部開口と連続する開口の前方には、被覆電線13を収容する収容空間Sを形成している。
さらに、収容空間Sの前方には、図3に示すように、サーミスタ装着部63、接地端子30の加締め部33、及び被覆電線13を収容する中央収容部74と、図4に示すように、ガイド壁部65、プラグピン20の加締め部23、及び被覆電線13を収容する2つのプラグ収容部75とを形成している。
加えて、カバー本体部72の外周面には、図3に示すように、カバー本体部72の外周面における上面、及び下面からそれぞれ上方、及び下方に向けて突設したカバー嵌合部76と、図4に示すように、カバー本体部72の側面から径方向内側に向けて凹設した被嵌合部77を形成している。なお、カバー嵌合部76が後述する接続カバー80のカバー被嵌合部84に嵌合し、被嵌合部77にハウジング60の嵌合爪部64が嵌合する。
より詳しくは、流入防止カバー70は、図8に示すように、正面視略半円状の第1カバー部70aと第2カバー部70bとを上下方向に組み付けて構成している。
なお、第1カバー部70aにおける中央収容部74を第1中央収容部74aとし、プラグ収容部75を第1プラグ収容部75aとし、第2カバー部70bにおける中央収容部74を第2中央収容部74bとし、プラグ収容部75を第2プラグ収容部75bとする。
第1中央収容部74aは、正面視略半円状に凹設した半円溝部と、半円溝部の底部から正面視略U字状に凹設したU字溝部とを組み合わせた溝形状に形成している。この第1中央収容部74aには、サーミスタ装着部63、接地端子30の加締め部33、及び被覆電線13の下方側が収容される。
第1プラグ収容部75aは、第1中央収容部74aを挟んで径方向に所定の間隔を隔てた位置において、正面視略U字状に凹設した溝形状に形成している。この第1プラグ収容部75aには、ガイド壁部65が収容される。
一方、第2中央収容部74bは、正面視略半円状に凹設した半円溝部と、半円溝部の底部から正面視略U字状に凹設したU字溝部とを組み合わせた溝形状に形成している。この第2中央収容部74bには、サーミスタ装着部63、接地端子30の加締め部33、及び被覆電線13の上方側が収容される。
第2プラグ収容部75bは、第2中央収容部74bを挟んで径方向に所定の間隔を隔てた位置において、正面視略U字状で凹設した溝形状に形成している。この第2プラグ収容部75bには、プラグピン20の加締め部23、及び被覆電線13が収容される。
カバー嵌合部76は、後述するカバー被嵌合部84の曲面に沿った外形形状を有する略平板状に形成されるとともに、第1カバー部70aの下方、及び第2カバー部70bの上方に向けてそれぞれ1つ形成している。
被嵌合部77は、第1カバー部70a、及び第2カバー部70bの側面をそれぞれ径方向内側に向けて凹設し、第1カバー部70aと第2カバー部70bとを組み付けることで構成している。
また、第1カバー部70aにおける第2カバー部70bとの合わせ面には、被嵌合部77より後方における本体筒部51の断面形状に沿って突設した線条突部78を形成している。
一方、第2カバー部70bにおける第1カバー部70aとの合わせ面には、線条突部78と上下方向で凹凸嵌合するように凹設した線条溝部79を形成している。
接続カバー80は、図3及び図4に示すように、端子カバー50におけるフランジ部52の背面から流入防止カバー70における本体筒部51の略中央近傍を覆う前後長さを有する略円筒状に形成している。
より詳しくは、接続カバー80は、図7に示すように、正面視略半円状の分割カバー81を上下方向に組み付けて略円筒状に形成している。
分割カバー81は、装着部53の外径半径と略同一の内径半径を有するカバー前部82と、流入防止カバー70の外径半径と略同一の内径半径を有するカバー後部83とを一体にして形成している。
カバー後部83の内周面には、流入防止カバー70のカバー嵌合部76が嵌合するカバー被嵌合部84を径方向外側に向けて凹設している。
さらに、カバー後部83における他方の分割カバー81との合わせ面には、組み付け方向に立設した1つカバー係止爪部85と、他方の分割カバー81のカバー係止爪部85が係止する係止開口部86とを形成している。
プラグボディ90は、図2に示すように、端子カバー50におけるフランジ部52の背面から結束バンド15よりも後方に至る範囲を、絶縁性を有するポリ塩化ビニルなどの合成樹脂で被覆している。
次に、上述した電線コード10、プラグピン20、接地端子30、サーミスタ40、端子カバー50、ハウジング60、流入防止カバー70、及び接続カバー80を組み付けるとともに、射出成型にてプラグボディ90を形成することで防水プラグ付コード1を構成する方法について説明する。
具体的には、絶縁被覆体12から所定の長さ露出させた芯線11を、プラグピン20の溶接部22の溶接開口部26まで挿入したのち、プラグピン20の溶接部22と芯線11とを溶着するとともに、加締め部23を加締めて芯線11を圧着して、プラグピン20と被覆電線13とを接続する。なお、接地端子30についても同様の方法で被覆電線13を接続する。
そして、端子カバー50の装着部53にハウジング60を前後方向に挿入して、端子カバー50の係止爪部54を、ハウジング60の被係止部62に係止することで、端子カバー50にハウジング60を組み付ける。その後、被覆電線13と接続したプラグピン20、接地端子30、及びサーミスタ40をそれぞれプラグ挿通孔67、接地端子挿通孔68、及びサーミスタ装着孔66に挿入する。
この際、プラグピン20の溶接部22、及び接地端子30の溶接部32が、プラグ挿通孔67の第1挿通部67a、及び接地端子挿通孔68の第1挿通部68aに挿入できるようプラグピン20、及び接地端子30を適宜回転させて挿入する。
被覆電線13が接続されたプラグピン20、接地端子30、及びサーミスタ40を挿入したハウジング60の嵌合爪部64が、流入防止カバー70の被嵌合部77に嵌合するとともに、第1カバー部70aの線条突部78と第2カバー部70bの線条溝部79とを凹凸嵌合するように、第1カバー部70aと第2カバー部70bとを上下方向に組み付ける。
この際、中央収容部74にサーミスタ装着部63、接地端子30の加締め部33、及び被覆電線13を収容し、2つのプラグ収容部75にそれぞれガイド壁部65、プラグピン20の加締め部23、及び被覆電線13を収容し、収容空間Sに被覆電線13を収容するとともに、咬持部71で被覆チューブ14を咬持するように第1カバー部70aと第2カバー部70bとを組み付ける。
引き続き、流入防止カバー70に対して、分割カバー81を上下方向から挟み込むようにして組み付けて接続カバー80を構成する。この際、流入防止カバー70のカバー嵌合部76をカバー被嵌合部84に嵌合させるとともに、カバー係止爪部85を係止開口部86に係止させて組み付ける。
このようにして組み付けると、図9に示すように、電線コード10から露出した各被覆電線13、溶接部22、32、加締め部23、33、及びハウジング60の後方側が、流入防止カバー70、及び接続カバー80で覆われた状態となる。このような状態において、端子カバー50におけるフランジ部52の背面から結束バンド15よりも後方に至る範囲を、射出成型によって被覆して合成樹脂製のプラグボディ90を形成し、防水プラグ付コード1を構成する。
以上のような構成の防水プラグ2、及び防水プラグ付コード1は、プラグ受けに対するプラグピン20、及び接地端子30の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる。
具体的には、Oリング25、35により、プラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68から防水プラグ2の内部への水分の侵入を阻止することができる。加えて、プラグボディ90により電線コード10側から防水プラグ2の内部への水分の侵入を阻止することができる。このため、防水プラグ2は、溶接部22、32、及び加締め部23、33や芯線11の腐食等をより確実に防止して、安定した導電性を確保することができる。
さらに、流入防止カバー70、及び接続カバー80により、プラグボディ90の射出成型の際、合成樹脂がプラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68に流入することを防止できる。このため、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30がプラグボディ90によって固定されることを防止できる。
加えて、プラグピン20、及び接地端子30を遊挿する大きさでプラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68を形成しているため、防水プラグ2は、プラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68の内部においてプラグピン20、及び接地端子30をOリング25、35で弾性支持することができる。このため、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30に作用する負荷によって、プラグピン20、及び接地端子30を適度に揺動可能にすることができる。
これにより、防水プラグ2をプラグ受けに接続する際、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30が適度に揺動することで、プラグ受けとの位置関係のズレによるプラグピン20、及び接地端子30の引っ掛りなどを低減して、プラグ受けへの接続を容易にすることができる。
このため、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30の挿入性を向上するとともに、過度な負荷が作用することによるプラグピン20、及び接地端子30やハウジング60の破損等を防止することができる。
従って、防水プラグ2は、プラグ受けに対するプラグピン20、及び接地端子30の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保することができる。
また、Oリング25、35を、プラグピン20、及び接地端子30における端子部21、31に備えたことにより、Oリング25、35に対して溶接部22、32、及び加締め部23、33を防水プラグ2の内部側に位置することができる。これにより、防水プラグ2は、溶接部22、32、及び加締め部23、33に対する防水処理を不要にすることができる。
さらに、溶接部22、32、及び加締め部23、33に防水処理を施した場合に対して、防水プラグ2は、防水処理の劣化等によって水分が侵入して、溶接部22、32、及び加締め部23、33の腐食等が生じることを防止できる。
従って、防水プラグ2は、プラグ受けに対するプラグピン20、及び接地端子30の挿入性を向上するとともに、より安定した導電性を確保することができる。
また、流入防止カバー70と、接続カバー80とを備えたことにより、プラグピン20、及び接地端子30に作用する負荷をより軽減するとともに、溶接部22、32、及び加締め部23、33に対する水分の付着をより確実に防止することができる。
具体的には、ハウジング60と流入防止カバー70とにより、溶接部22、32、及び加締め部23、33近傍の被覆電線13を収容する収容空間Sを構成することができる。このため、被覆電線13がプラグボディ90で拘束されず、被覆電線13は、収容空間Sで適度に湾曲することができる。
これにより、防水プラグ2は、被覆電線13が収容空間Sで湾曲することで、プラグピン20、及び接地端子30に作用した負荷を吸収することができる。ゆえに、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30やハウジング60に対してより過度な負荷が作用することを防止できる。さらに、万一、プラグボディ90が損傷しても、流入防止カバー70により、溶接部22、32、及び加締め部23、33に直接的に水分が付着することを防止できる。
また、接続カバー80によって、ハウジング60と流入防止カバー70との当接箇所を覆うことができる。このため、ハウジング60と流入防止カバー70との隙間から流入防止カバー70の内部に水分が侵入することを防止することができる。
さらに、流入防止カバー70、及び接続カバー80によって、溶接部22、32、及び加締め部23、33への水分の侵入経路がより複雑化、かつ侵入経路の長さを延長することができる。これにより、溶接部22、32、及び加締め部23、33への水分の侵入をより確実に防止するとともに、合成樹脂の射出成型の際、プラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68に合成樹脂が流入することを確実に防止することができる。
加えて、第1カバー部70aに線条突部78を備え、第2カバー部70bに線条溝部79を備えたことにより、接続カバー80で覆われない流入防止カバー70の隙間から、水分、及び合成樹脂が内部に流入することを防止できる。
従って、防水プラグ2は、プラグピン20、及び接地端子30に作用する負荷をより軽減するとともに、溶接部22、32、及び加締め部23、33に対する水分の付着をより確実に防止することができる。
また、流入防止カバー70に咬持部71を備えたことにより、流入防止カバー70と被覆チューブ14との隙間を確実に塞ぐことができる。このため、万一、プラグボディ90が損傷する、あるいはプラグボディ90と被覆チューブ14との間に隙間が生じた場合、被覆チューブ14を伝って水分が流入防止カバー70の内部に侵入することを咬持部71で確実に阻止することができる。
従って、防水プラグ2は、被覆チューブ14からの流入防止カバー70の内部に水分が侵入することをより確実に防止できる。
また、防水プラグ2におけるプラグピン20、及び接地端子30に、電線コード10の被覆電線13を接続することで、プラグ受けに対するプラグピン20、及び接地端子30の挿入性を向上するとともに、確実な防水性を確保した防水プラグ付コード1を構成することができる。
また、プラグボディ90で被覆される位置における被覆チューブ14に結束バンド15を備えたことにより、プラグボディ90と被覆チューブ14との境界において、被覆チューブ14からプラグピン20、及び接地端子30への水分の侵入経路をより複雑にすることができる。さらに、結束バンド15によって電線コード10をプラグボディ90に係止することができる。
このため、防水プラグ2から電線コード10を引抜く方向に電線コード10が引っ張られた際、電線コード10が引抜き方向への移動を阻止することができる。これにより、電線コード10の被覆チューブ14とプラグボディ90との間に隙間が生じることを防止できる。
従って、防水プラグ付コード1は、より確実な防水性を確保することができる。
なお、上述の実施例において、略円柱状の端子部21、31を有するプラグピン20、及び接地端子30を用いて説明したが、これに限定せず、略平板状のブレード型の端子部であってもよい。
また、プラグ挿通孔67、及び接地端子挿通孔68をプラグピン20、及び接地端子30を遊挿する構成としたが、これに限定せず、プラグ挿通孔67、あるいは接地端子挿通孔68のいずれか一方において遊挿する構成としてもよい。
例えば、プラグピン20の端子部21より端子部31が長い接地端子30を接地端子挿通孔68に遊挿しない構成としてもよい。この場合、プラグピン20に対して長さが長い接地端子30が、防水プラグ2をプラグ受けに接続する際のガイドピンとしての役割を果たすことができる。
また、端子部21、31にOリング25、35を装着したが、これに限定せず、例えば、溶接部22、32と加締め部23、33との間にOリング25、35を備えてもよい。この際、溶接部22、32に対して防水処理を施して水分の付着による腐食を防止する。
また、流入防止カバー70、及び接続カバー80をそれぞれ分割した形状としたが、これに限定せず、合成樹脂の流入と、水分の侵入を防止できる形状であれば、適宜の形状としてもよい。
また、被覆電線13と接続したサーミスタ40を備えた防水プラグ付コード1としたが、これに限定せず、サーミスタ40を備えていない防水プラグ付コードであってもよい。
また、プラグ受けに対して防水プラグ2を固定するためのロック部材を、防水プラグ2に備えてもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の被覆体は、実施形態の被覆チューブ14に対応し、
以下同様に、
電線接続部は、溶接部22,32、及び加締め部23,33に対応し、
接続端子は、プラグピン20、及び接地端子30に対応し、
挿通孔は、プラグ挿通孔67、接地端子挿通孔68に対応し、
外皮部材は、プラグボディ90に対応し、
流入防止手段は、流入防止カバー70、及び接続カバー80に対応し、
長手方向は、前後方向に対応し、
シール部材は、Oリング25,35に対応し、
第1カバーは、流入防止カバー70に対応し、
第2カバーは、接続カバー80に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…防水プラグ付コード
2…防水プラグ
10…電線コード
11…芯線
12…絶縁被覆体
13…被覆電線
14…被覆チューブ
15…結束バンド
20…プラグピン
22,32…溶接部
23,33…加締め部
25,35…Oリング
30…接地端子
60…ハウジング
67…プラグ挿通孔
68…接地端子挿通孔
70…流入防止カバー
71…咬持部
80…接続カバー
90…プラグボディ

Claims (6)

  1. 複数の被覆電線を被覆体で被覆した電線コードにおける前記被覆電線の絶縁被覆体から所定の長さ露出した導電性の芯線を接続する電線接続部を一端に有する長尺状の接続端子と、
    前記接続端子を挿入許容する複数の挿通孔を有するハウジングと、
    前記ハウジングから前記被覆体の前記接続端子側に至る範囲を合成樹脂の射出成型により被覆した外皮部材とを備えた防水プラグであって、
    前記挿通孔への前記合成樹脂の流入を防止する流入防止手段を備え、
    前記挿通孔を、
    前記接続端子の長手方向に沿って前記接続端子を遊挿許容する大きさで形成し、前記接続端子に、
    弾性、及び防水性を有するとともに、前記長手方向と交差する方向で前記挿通孔の内面と当接するシール部材を備えた
    防水プラグ。
  2. 前記シール部材を、
    前記接続端子における前記電線接続部よりも他端側に備えた
    請求項1に記載の防水プラグ
  3. 前記流入防止手段を、
    前記長手方向で前記ハウジングと当接するとともに、前記被覆体を保持する内部中空形状の第1カバーと、
    少なくとも前記ハウジングと前記第1カバーとの当接箇所を内包する第2カバーとで構成した
    請求項1または請求項2に記載の防水プラグ。
  4. 前記第1カバーに、前記被覆体を咬持する咬持部を備えた
    請求項3に記載の防水プラグ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つの前記防水プラグにおける前記接続端子に、前記電線コードの前記被覆電線を接続した
    防水プラグ付コード。
  6. 前記外皮部材で被覆される位置における前記被覆体に、
    前記被覆体の周方向に沿って巻き締めて装着した結束バンドを備えた
    請求項5に記載の防水プラグ付コード。
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