JP2014038726A - 被覆線条体の外径異常検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被覆線条体の外径異常を、特別なソフトウエアを用いなくても、誤検出することなく精度よく検出することできる被覆線条体の外径異常検出方法を提供する。
【解決手段】樹脂材の押出成形により被覆層が形成された被覆線条体の外径異常を検出する方法であって、走行する被覆線条体11の被覆層の外径を外径測定器12により測定することにより異常発生を検出した後、該異常発生の個所を下流側の所定位置に設置した撮像装置14で撮像し、撮像された異常発生個所の画像を画像表示装置18に表示して、被覆線条体11の外径異常の判定を行う。外径異常の判定の結果、外径異常ではないと判定された場合は、外径異常の検出記録を削除する。なお、上記の外径異常は、主としてコブ状の突起が対象となる。
【選択図】図1
【解決手段】樹脂材の押出成形により被覆層が形成された被覆線条体の外径異常を検出する方法であって、走行する被覆線条体11の被覆層の外径を外径測定器12により測定することにより異常発生を検出した後、該異常発生の個所を下流側の所定位置に設置した撮像装置14で撮像し、撮像された異常発生個所の画像を画像表示装置18に表示して、被覆線条体11の外径異常の判定を行う。外径異常の判定の結果、外径異常ではないと判定された場合は、外径異常の検出記録を削除する。なお、上記の外径異常は、主としてコブ状の突起が対象となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、導線を絶縁樹脂で被覆した絶縁電線や電気ケーブル等の被覆線条体の外径異常検出方法に関する。
絶縁電線や電気ケーブル(以下、被覆線条体という)の被覆層(又は外被)は、一般に、被覆樹脂材を押出成形機により押出成形して形成されている。被覆樹脂材を押出成形機で線条体の外周に被覆する場合に、樹脂材に異物が混入していたり、成形口等に付着固化した樹脂材が混入したりするなどにより、被覆線条体の表面にコブ状に突出した外径異常が生じることがある。
被覆線条体にコブ状の突起があると、被覆線条体の外観を損なうと共に、通信信号の伝送に悪影響を及ぼしたりすることがあるので、事前にコブ発生個所を検出し、必要に応じて除去しておく必要がある。
この被覆線条体のコブ検出には、例えば、特許文献1,2に開示されるように、走行する被覆線条体の外径の変化を検出している。また、単に外径変化量に閾値を設定して検出すると誤検出が生じやすいということから、検出結果を演算処理して判定することについても開示されている。
この被覆線条体のコブ検出には、例えば、特許文献1,2に開示されるように、走行する被覆線条体の外径の変化を検出している。また、単に外径変化量に閾値を設定して検出すると誤検出が生じやすいということから、検出結果を演算処理して判定することについても開示されている。
被覆線条体の外径は、正常な部分でも多少の変動はあり、少々の変動は外観的にも問題にならないような場合がある。このような場合に外径異常と検出するのは誤検出であり生産性を低下させることにもなる。引用文献1,2のようにアルゴリズムを用いてコブ検出を行うとしても、誤検出をゼロとすることは難しい。
本発明は、上述した実状に鑑みてなされたもので、被覆線条体の外径異常を、特別なソフトウエアを用いなくても、誤検出することなく精度よく検出することできる被覆線条体の外径異常検出方法の提供を目的とする。
本発明は、上述した実状に鑑みてなされたもので、被覆線条体の外径異常を、特別なソフトウエアを用いなくても、誤検出することなく精度よく検出することできる被覆線条体の外径異常検出方法の提供を目的とする。
本発明による外径異常検出方法は、樹脂材の押出成形により被覆層が形成された被覆線条体の外径異常を検出する方法であって、走行する被覆線条体の被覆層の外径を外径測定器により測定することにより異常発生を検出した後、該異常発生の個所を下流側の所定位置に設置した撮像装置で撮像し、撮像された異常発生個所の画像を画像表示装置に表示して、被覆線条体の外径異常の判定を行うことを特徴とする。
上記の外径異常の判定の結果、外径異常ではないと判定された場合は、外径異常の検出記録を削除する。なお、上記の外径異常は、主としてコブ状の突起が対象となる。
上記の外径異常の判定の結果、外径異常ではないと判定された場合は、外径異常の検出記録を削除する。なお、上記の外径異常は、主としてコブ状の突起が対象となる。
本発明によれば、取りあえず外径異常とされた個所の部分が、撮像されて画像として残されているので、後にこの撮像画像を画像表示装置に映し出して、除去すべき外径異常であるか否かを確認することができ、精度のよい外径異常の判定を行うことができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図において、11は被覆線条体、12は外径測定器、13はエンコーダ、14は撮像装置、15は照明装置、16が制御装置、17はメモリ装置、18は画像表示装置、19は巻取装置を示す。
本発明による被覆線条体の外径異常検出方法は、所定の速度で走行する被覆線条体11の被覆外径を外径測定器12により測定するもので、被覆線条体11とは、導線を絶縁樹脂で被覆した絶縁電線や電気ケーブル等のように、被覆樹脂材の押出成形により被覆された線条体を対象とする。なお、被覆線条体11の外径異常検出は、押出成形機で被覆が施された直後にオンラインで行うか、または、一旦ボビン等に巻取られた後の巻き替え工程等のオフラインで行うか、のいずれであってもよい。
被覆線条体11の被覆外径が外径測定器12により測定され、この測定結果は制御装置16に入力される。外径測定値が所定値と比較して、所定値以上の外径変動があれば、取りあえず外径異常発生として、その発生個所の位置を記憶しメモリ装置17に書き込んでおく。なお、この外径異常の発生個所は、エンコーダ13により計測されている位置情報により取得することができる。
外径測定器12の下流で所定距離Lのところに撮像装置14と撮像のための照明装置15が設置されていて、上流で検出された外径異常の発生状態を撮像するように設定される。撮像のタイミングは、外径測定器12と撮像装置14との離間距離Lと線速から制御部16で計算された外径異常の発生個所が撮像位置に到達する時刻である。制御装置16からトリガー信号が発せられ、それに同期させて照明装置15のフラッシュを起動し、撮像箇所が照明され、撮像装置14が異常と検出された箇所の画像を撮像する。
撮像装置14で撮像された外径異常個所の画像は、画像表示装置18に表示させて視覚により確認し判定することができる。また、撮像された外径異常個所の画像は、画像処理により自動的に確認し判定するようにしてもよい。なお、この外径異常個所の画像表示装置18への表示は、被覆線条体11の走行中に随時行うことができるが、一旦、撮像画像をメモリ装置17に記憶させておき、被覆線条体11を巻取装置19に巻取った後に行うようにしてもよい。
画像表示装置18に表示された画像から、外径異常がコブ等の異常に該当すると判定された場合は、制御装置16によりメモリ装置17に書き込まれた外径異常個所(位置)のデータをそのままにする。外径異常がコブに該当するものではなく、また、他の異常(例えば、被覆の変形、偏心等)にも該当しないと判定された場合は、メモリ装置17に書き込まれた外径異常個所の記録を削除しておく。なお、判定作業は、この被覆線条体11の走行中に適宜行うことができるが、一旦巻取装置19に巻取った後にまとめて行うようにしてもよい。
外径異常を測定する外径測定器12には、走行する被覆線条体11に非接触で行う光電センサを用いるのが適している。光電センサは、レーザ光等の光ビームを測定対象物に当てて、受光側でその受光量の大小の変化を検出して測定する透過型と、測定対象物に当てた光ビームを反射させてその反射光を受光する反射型のものがある。本発明で用いる外径測定器としては、何れのものであってもよく、また、両者を組み合わせて用いるようにしてもよい。
何れの外径測定器を用いるとしても、被覆線条体11の側面の少なくとも直交する2方向から測定することが好ましい。これにより、断面円形状の被覆線条体の円周全面の概略の状態を検出して外径異常の有無を検出することができる。
なお、直交する2方向からの外径測定は、走行方向の同じ位置で同時に行ってもよいが、位置を異ならせて行ってもよい。
なお、直交する2方向からの外径測定は、走行方向の同じ位置で同時に行ってもよいが、位置を異ならせて行ってもよい。
また、撮像装置14も外径測定の場合と同様に、被覆線条体11の側面の少なくとも直交する2方向からの撮像が好ましい。これにより、断面円形状の被覆線条体11の円周面の概略の状態を撮像することができる。
なお、直交する2方向からの撮像は、走行方向の同じ位置で行ってもよいが、位置を異ならせて行ってもよい。しかし、それぞれの撮像は、それぞれの外径測定器で検出された異状発生箇所と同じ位置で、且つ、同じ検出方向と同じ方向から撮像することが必要である。
なお、直交する2方向からの撮像は、走行方向の同じ位置で行ってもよいが、位置を異ならせて行ってもよい。しかし、それぞれの撮像は、それぞれの外径測定器で検出された異状発生箇所と同じ位置で、且つ、同じ検出方向と同じ方向から撮像することが必要である。
11…被覆線条体、12…外径測定器、13…エンコーダ、14…撮像装置、15…照明装置、16…制御装置、17…メモリ装置、18…画像表示装置、19…巻取装置。
Claims (3)
- 樹脂材の押出成形により被覆層が形成された被覆線条体の外径異常を検出する方法であって、
走行する前記被覆線条体の前記被覆層の外径を外径測定器により測定することにより異常発生を検出した後、前記異常発生の個所を下流側の所定位置に設置した撮像装置で撮像し、撮像された前記異常発生個所の画像を画像表示装置に表示して、被覆線条体の外径異常の判定を行うことを特徴とする被覆線条体の外径異常検出方法。 - 前記外径異常の判定の結果、外径異常ではないと判定された場合は、外径異常の検出記録を削除することを特徴とする請求項1に記載の被覆線条体の外径異常検出方法。
- 前記外径異常は、コブ状の突起であることを特徴とする請求項1または2に記載の被覆線条体の外径異常検出方法。
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